JP7353917B2 - 画像処理装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

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Description

画像処理装置、その制御方法及びプログラムに関する。
PCから受信した印刷ジョブに含まれる印刷設定を機械学習によって学習し、学習結果(モデル)を用いて、新たに受信した印刷ジョブに推奨する印刷設定を推定する画像処理装置が記載されている(特許文献1参照)。
特開2018-69684号公報
特許文献1の画像処理装置のように、受信したジョブに含まれる機密情報を含む情報を機械学習で学習すると、以下のような課題がある。例えば、受信したジョブに含まれる画像データに含まれる機密情報を機械学習で学習し、モデルを生成することによって、そのモデルの一部として記憶された機密情報が流出し、画像処理装置のユーザに不利益を与える可能性がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、入力したデータに基づいて機械学習を実行する画像処理装置において、入力したデータに含まれる機密情報が流出する可能性を低減することを目的とする。
本発明の画像処理装置は画像データを入力する入力手段と、前記入力手段が入力した画像データに含まれる情報を用いて機械学習処理を実行する学習手段と、前記学習手段が学習することにより生成された学習モデルを用いて、前記画像データに含まれる情報に基づいて推定結果を出力する推定手段と、機密情報としてユーザによって指定された情報を登録する登録手段と、前記入力手段が入力した画像データに前記登録された情報が含まれているかどうかを判定する判定手段を有し、前記学習手段は、前記判定手段が前記登録された情報が含まれていると判定した前記画像データを前記機械学習処理に使用しないこと特徴とする。
入力したデータに基づいて機械学習を実行する画像処理装置において、入力したデータに含まれる機密情報が流出する可能性を低減することができる。
画像処理システムの一例を示す図 画像処理装置のハードウェア構成の一例を示す図 機械学習サーバーのハードウェア構成の一例を示す図 画像処理システムのソフトウェア構成の一例を示す図 機械学習処理の一例を示す図 画像処理システムの動作の一例を示す図 AI機能の処理の一例を示すフローチャート 画像処理システムの処理の一例を示すフローチャート 画像処理装置の操作部の一例を示す図 AI処理設定画面の一例を示す図 機密情報管理画面の一例を示す図 操作画面の一例を示す図 操作画面の一例を示す図。 画像処理装置のソフトウェア構成の一例を示す図 AI機能の処理の一例を示すフローチャート
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳しく説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<実施例1>
以下、本発明を実施するための実施例について図面を用いて説明する。
<システム構成図>
図1は、画像処理システムの一例を示す図である。プリンタ、複合機、FAX装置等の画像処理装置101、機械学習サーバー102、データサーバー105、画像処理装置101に対するプリントデータの送信等を行う汎用コンピュータ103で構成されている。これらの機器は、有線LAN等のネットワーク104によって接続されている。画像処理装置101は、AI機能を搭載している。機械学習サーバー102が、画像処理装置101がAI機能を実現するための学習済みモデルを生成する役割を備えている。データサーバーは、機械学習サーバー102において機械学習を行うために使用される学習データを外部機器から収集して機械学習サーバーへ提供する役割を持っている。画像処理装置101は随時、生成された学習済みモデルを機械学習サーバー102から受信して特定のAI機能を実現可能になっている。また、機械学習サーバー102は、特定のAI機能を実現するための学習済みモデルの学習に必要な学習データをデータサーバー105や画像処理装置101、汎用コンピュータ103等の外部機器から受信を行う。そして、その一部または全部を用いて学習処理を行うことが可能になっている。
本発明のシステムにおける特徴としては、このようにAI機能を搭載した画像処理装置101が処理するデータに、機密情報が含まれている場合にそのAI機能の処理プロセスの一部または、全部を停止させることが可能になっている。画像処理装置101が処理するデータとは、原稿の画像を読み取ることで生成された画像データや汎用コンピュータから送信されるプリントデータなど画像処理装置101が入出力するデータである。
<画像処理装置-全体構成>
図2は、画像処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
画像処理装置101は、使用するユーザが各種の操作を行うための操作部140と、操作部140を介した指示に従って原稿の画像を読み取るスキャナ部10と、画像データに基づいて画像を用紙に印刷するプリンタ部20とを有する。スキャナ部10は、スキャナ部10を制御するCPUや原稿の読取を行うための照明ランプや走査ミラー(不図示)などを有する。プリンタ部20は、プリンタ部の制御を行うCPUや画像形成や定着を行うための図示しない感光体ドラムや定着器を有する。また、画像処理装置101は、スキャナ部10や、プリンタ部20、LAN104や、公衆回線(WAN)3001、無線LAN106と接続されている画像処理装置の動作を統括的に制御するコントローラ1200とを備える。
<画像処理装置-コントローラ構成>
図2は画像処理装置101のハードウェア構成の一例を示す図である。コントローラ1200は、LAN104を介してLAN104に接続される汎用コンピュータ103から受信した印刷ジョブに含まれるPDLコードをビットマップイメージに展開するラスタイメージプロセッサ(RIP)1250を有する。また、コントローラ1200は、スキャナ部20から入力された画像データに対し補正、加工、編集を行うスキャナ画像処理部1280を有する。また、コントローラ1200は、プリンタ部20で出力(印刷)される画像データに対して補正、解像度変換等を行うプリンタ画像処理部1290と、画像データの回転を行う画像回転部1230とを有する。
また、コントローラ1200は、多値画像データはJPEG、2値画像データはJBIG、MMR、又はMHの圧縮伸張処理を行う画像圧縮部1240を有する。また、コントローラ1200は、スキャナ部10及びプリンタ部20とコントローラ1200を接続して画像データの同期系/非同期系の変換を行うデバイスI/F1220を有する。更に、これらを互いに接続して画像データを高速で転送する画像バス2008を備えている。
また、コントローラ1200は画像処理装置101を制御する制御部としてのCPU1201を有する。またコントローラ1200は、CPU1201が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもあるRAM1202を有する。また、コントローラ1200は、操作部140とのインターフェースである操作部I/F1206を介して、操作部140に表示する画像データを操作部140に出力する。
また操作部I/F1206は操作部140から画像処理装置101を使用するユーザが入力した情報をCPU1201に伝える。また、コントローラ1200は、LAN104に接続され、汎用コンピュータ103やLAN104上の図示しないその他のコンピュータ端末との通信(送受信)を行うネットワーク部1210を有する。また、公衆回線3001に接続され、不図示の外部のファクシミリ装置とのデータの通信(送受信)を行うモデム部1211を有する。また、無線LAN106により外部の端末と接続する為の無線通信IF1270を備える。また、コントローラ1200は、CPU1201が実行するブートプログラムが格納されているROM1203と、システムソフトウェア、画像データ、ソフトウェアカウンタ値などを格納するハードディスクドライブ(HDD)1204を備える。また、スキャナ部10及びプリンタ部20とそれぞれ通信を行う内部通信I/F1208と、これらを互いに接続するシステムバス1207を備える。
コントローラ1200は、システムバス1207及び画像バス1212を接続しデータ構造を変換するバスブリッジであるImageBusI/F1205を備える。
CPU1201は印刷やコピージョブ実行時の、ユーザ名や印刷部数、カラー印刷等、出力属性情報等をジョブ実行時の履歴をジョブログ情報としてHDD1204あるいはRAM1202に記録している。
GPU1291はデータをより多く並列処理することで効率的な演算を行うことができるので、ディープラーニングのような機械学習のための学習モデルを用いて複数回に渡り学習を行う場合にはGPU1291で処理を行うことが有効である。本実施例では、学習部406による処理にはCPU1201に加えてGPU1291を用いる例を説明する。具体的には、学習モデルを含む学習プログラムを実行する場合に、CPU1201とGPU1291が協働して演算を行うことで学習を行う。なお、機械学習部406の処理はCPU1201またはGPU1291のみにより演算が行われても良い。また、推定処理部407も機械学習部406と同様にGPU1291を用いても良い。
<機械学習サーバー>
図3は、機械学習サーバーのハードウェア構成の一例を示す図である。
それぞれシステムバス1307で相互に接続されているCPU1301、RAM1302、ROM1303、HDD1304、ネットワーク部1310、IO部1305、操作部1306を有するように構成される。
CPU1301は、OS(Operating System)やアプリケーションソフトなどのプログラムをHDD1304から読み出して実行することで種々の機能を提供する。RAM1302はCPU1301がプログラムを実行する際のシステムワークメモリである。ROM1303はBIOS(Basic Input Output System)やOSを起動するためのプログラム、設定ファイルを記憶している。HDD1304はハードディスクドライブであって、システムソフトウェアなどが記憶されている。ネットワーク部1310はLAN104に接続され、画像処理装置101などの外部機器と通信(送受信)を行う。IO部1305はマルチタッチセンサ等を備えた液晶ディスプレイ入出力デバイスとから構成する操作部1306との情報を入出力するインターフェースである。液晶ディスプレイにはプログラムが指示する画面情報に基づき所定の解像度や色数等で所定の情報が描画される。例えば、GUI(Graphical User Interface)画面を形成し、操作に必要な各種ウィンドウやデータ等が表示される。
GPU1308はデータをより多く並列処理することで効率的な演算を行うことができるので、ディープラーニングのような学習モデルを用いて学習を行う場合にはGPU1308で処理を行うことが有効である。そこで本実施例では、学習部406による処理にはCPU1301に加えてGPU1308を用いる。具体的には、学習モデルを含む学習プログラムを実行する場合に、CPU1301とGPU1308が協働して演算を行うことで学習を行う。なお、学習部406の処理はCPU1301またはGPU1308のみにより演算が行われても良い。また、推定部407も学習部406と同様にGPU1308を用いても良い。
ネットワーク通信やGPUの処理による負荷、画像処理装置101の省電力モード等に応じてGPU計算資源を有効活用がされるようになっている。
<本発明のシステムにおけるソフトウェア構成>
図4は、画像処理システムのソフトウェア構成の一例を示す図である。図に示したソフトウェア構成を実現するためのプログラムは、その構成要素ごとにストレージに格納されており、例えば、ROM1203もしくはHDD1204からRAM1202に読み出されることで、CPU1201により実行されるものである。機械学習サーバー102や、データサーバー105も同様である。
図示のソフトウェア構成は、本発明のシステムにおいて画像処理装置101が入出力を行うデータに機密情報が含まれるか否かを判定して学習処理、推定(推論)処理を行う機能を実現可能にするためのものである。図4において構成要素の機能的役割を示す。図5以降でフローチャートにより処理について説明を行う。
画像処理装置101のソフトウェアは、データ記憶部401、UI表示部402、JOB制御部403、画像読み取り部404、OCR処理部407、機密情報検知部405、推定処理部406から構成される。機械学習サーバー102のソフトウェアは、学習データ生成部412、機械学習部413、データ記憶部414から構成される。データサーバー105においては、データ収集・提供部410とデータ記憶部411とから構成される。
データ記憶部401は、図2に示したハードウェア構成におけるRAM1202やHDD1204に対して、画像データや学習データ、学習モデル等の画像処理装置101が入出力を行うデータの記録を行う機能的役割を有する。
JOB制御部403は、ユーザの指示に基づきコピーやファックス、プリント等の画像処理装置101の基本機能の実行や基本機能の実行に伴い他のソフト構成要素間の指示やデータの送受信を中心的に行う機能的役割を有する。
UI表示部402は、図2に示す操作部I/F1206を介して操作部140に備える画面に対してユーザからの操作設定を受け付ける操作受付画面の提供を行う。また、本発明のシステムにおける推定処理部406による推定結果等のユーザへのメッセージを通知するための通知画面を表示する機能的役割を有している。
画像読み取り部404は、JOB制御部403の指示に基づきコピーやスキャン機能を実行する制御を行う場合に図2に示したスキャナ部10にスキャンを実行させる役割を有している。また、読み取った画像データをOCR処理部407で処理させる機能的役割を有している。
OCR処理部407は、図2に示したCPU1201により実行されるものであり、画像読み取り部404で生成された画像データに対して、OCR処理を実行する。OCR処理とは画像データから文字情報を抽出する既知の技術である。具体的には、レイアウト解析したものに対して文字列及び文字の切り出す処理プロセスと正規化、特徴抽出、パターンマッチング等の文字認識処理を施す処理プロセスにより所定のフォーマットに変換された文字列の文字情報(文字コード)を出力する処理を行う。また、OCR処理部407は、JOB制御部403の指示に基づき文字列に変換された情報を機密情報検知部405に送信する。このOCR処理は、本発明が適応されるシステムにおいては、あらかじめユーザが機密情報として識別を行いたい画像データ上の領域が決まっている場合等、OCR処理対象の領域を任意にユーザが指定できる構成になっている。
機密情報検知部405は、OCR処理部407で取得された文字情報が示し文字列に機密情報が含まれるか否かを判断し、その結果をJOB制御部403に渡す機能的役割を有する。
機密情報として判断する情報は、あらかじめユーザ等の利用形態に合致するようあらかじめ決めて設定したものなどをデータ記憶部401に記憶しておく。具体的は、ユーザによりキーボード等で入力された文字列をHDD1204に記憶する。例えば、「Confidential」や「機密」、「極秘」、「秘」、「社外秘」等の文字列の入力を、操作部140を介して受け付け、その文書が機密情報を含むことを示す情報をHDD1204に記憶してもよい。また、機密情報のうちの一つである個人情報が含まれているか否かを判定するために、「住所」、「氏名」、「電話番号」、「メールアドレス」、「口座番号」、「ID」、「パスワード」等の文字列を記憶し、機密情報が含まれているかの判定に使用してもよい。
また、機密情報検知部405は、本発明のシステムにおいては画像処理装置101が取り扱うデータのうち文字でなくてもその画像の特徴を照合するなどして機密か否かを判断する機能がソフトウェア的に実現されていてもよい。なお、機密情報を検知する際に、文字ではなく画像が含まれているか否かを判定する場合、判定に使用する画像は画像処理装置101がスキャンして生成した画像データをHDD1204が記憶することで登録してもいい。また、外部からネットワークを介して受信した画像データをHDD1204が記憶することで登録してもいい。
推定処理部406は、図2に示したCPU1201やGPU1291により実行されるものであり、画像処理装置101が入出力を行うデータに対してAI機能を実現するための推定処理や分類処理等を行う機能的役割がある。この推定処理407は、JOB制御部403の指示に基づき処理が行われて、その推定処理部403の結果出力は、JOB制御部403に送信される。
データサーバー105は、データ収集・提供部410とデータ記憶部411とから構成される。
データ収集・提供部410は、機械学習サーバー102の機械学習部413が学習するための学習データの収集と提供を行う機能的役割を有している。また、データの収集は画像処理装置101の他の画像処理装置や他のデータサーバーから収集してもよい。目的の機械学習をさせるために必要なデータの収集が可能になっている。データ記憶部411は、収集した学習データの記録管理を行う機能的役割を有している。
機械学習サーバー102のソフトウェアは、学習データ生成部412、機械学習部413、データ記憶部414から構成される。
学習データ生成部412は、データサーバー105から受信を行ったデータを目的の学習効果を得るためにノイズになる不要なデータを除去するなど効果的学習結果が得られる形に加工して学習データの最適化を行う機能的役割を有する。図3に示すCPU1301により実行される。
データ記憶部414は、データサーバー105から受信したデータや生成された学習データ、機械学習部413における学習済みモデルを図3に示すRAM1302やHDD1304へ一時記録を行う。
機械学習部413は、学習データ生成部412によって生成された学習データを入力として、図2に示したGPU1308やCPU1301により機械学習を行う。機械学習の具体的な処理は後述する。
<学習モデルの概念図>
図5は、機械学習処理の一例を示す図である。機械学習のうちのニューラルネットワークを用いた学習モデルを例に図示している。また、本発明のシステムの特徴を説明するための一例としてこのニューラルネットワークによりビールの売り上げを予測するための学習モデルの生成にかかわる、学習データXをX1~X7として示している。
機械学習の具体的なアルゴリズムとしては、最近傍法、ナイーブベイズ法、決定木、サポートベクターマシンなどが挙げられる。また、ニューラルネットワークを利用して、学習するための特徴量、結合重み付け係数を自ら生成する深層学習(ディープラーニング)も挙げられる。適宜、上記アルゴリズムのうち利用できるものを用いて本実施形態に適用することができる。
機械学習部414は、誤差検出部と、更新部と、を備えてもよい。誤差検出部は、入力層に入力される入力データXに応じてニューラルネットワークの出力層から出力される出力データYと、教師データTとの誤差を得る。そして、損失関数を用いて、ニューラルネットワークからの出力データと教師データとの誤差を表す損失(L)を計算するようにしてもよい。
更新部は、誤差検出部で得られた損失(L)に基づいて、その損失が小さくなるように、ニューラルネットワークのノード間の結合重み付け係数等を更新する。この更新部は、例えば、誤差逆伝播法を用いて、結合重み付け係数等を更新する。誤差逆伝播法は、上記の誤差が小さくなるように、各ニューラルネットワークのノード間の結合重み付け係数等を調整する手法である。
学習モデル(W)は「正解値が既知の入力データ」と「正解値」をセットにした学習データを多数用意し、この正解値に対応する入力データを入力した場合の出力が正解値に極力近づくように学習モデル(W)内の重み付け係数を調整する。そうすることで精度の高い学習モデル(W)を得ることができる。
これを学習工程と呼び、学習工程を経て調整された学習モデルを学習済モデルと呼ぶ。
用意する教師データ(「正解値が既知の入力データ」と「正解値」のセット)は以下のようなものとする。
<本発明のシステムの動作>
図6は、画像処理システムの動作の一例を示す図である。5ページ分の原稿901のうちの1ページ目902は、「Confidential」の文字列が含まれている。また、2ページ目のTable2には、売り上げ実績データ903が含まれている。また、4ページ目Table3には、「氏名」「年齢」「住所」からなる個人情報904が含まれている。
本発明のシステムは、図4に示したソフトウェア構成に基づき画像処理装置101が読み取る原稿の一部に含まれているデータをスキャナ部10で読み取り、OCR処理を実行ことにより電子データに変換。データサーバー105へ収集、機械学習サーバー102において学習データの生成と学習が行えるようになっている。
本発明のシステムにおいては、「Confidential」というワードを機密情報検知部405において機密情報であると検知を行う。
この場合、JOB制御部403が機密情報検知の通知を受け取ったときに5ページ全体の原稿901のデータ、もしくは部分的に1ページの原稿902に対してデータサーバー105におけるデータ収集を行わないように制御することが可能になっている。また、機械学習サーバー102における学習データの生成や機械学習を行わないように制御することも可能になっている。
なお、図7(A)に示すフローチャートのS1004において機密情報が含まれていると判断される場合(ステップS1004-Yes)に機械学習を行わない領域(907や908)をマスキングして、学習処理や推定処理を行われるようにしてもよい。
また、このような制御による機械学習の結果や内容をUI表示部402により操作部画面を介してユーザに通知が行えるようになっており、ユーザがその処理過程を把握できるようになっている。
前述の機密情報として検出するワードの情報は、UI表示部402によりユーザの志向にあった任意のワードの設定が受付可能になっている。
このように図6に示す動作が行われることで、機密情報であることを検知した場合、処理プロセスの一部または、全部を停止させることができるので機械学習処理プロセスを介した機密情報の漏洩リスクを抑制することができるといった効果を得られる。
<本発明のシステムの動作フロー>
図7はAI機能の処理の一例を示すフローチャートである。図7(A)は、AI機能を実行した時の処理の一例を示すフローチャートである。CPU1201がROM1203に記憶されたプログラムをRAM1202に読み出し、実行することでの図7(A)のフローチャートの処理が実行される。また、図7(A)のフローは後述する図9(A)のタッチパネル11に表示されているホーム画面の「スキャンしてAI予測」ボタンが選択されることによって、開始される。
まず、CPU1201は図9~11で示す画面で設定されたAI機能設定の内容を取得する(ステップS1000)。AI処理を構成する学習と推定処理の個別実行設定や学習目的別モデルの選択、機密情報設定等の情報を取得する。
図9は画像処理装置の操作部の一例を示す図である。液晶操作パネル11は、液晶とタッチパネルを組み合わせたものであり、操作画面を表示するとともに、表示キーがユーザにより押されるとその情報をコントローラ1200に送る。スタートキー12は、原稿画像の読み取り印刷の動作を開始するときや、その他機能の開始指示に用いられる。スタートキーには、緑色と赤色の2色のLEDが組み込まれ、緑色点灯時には開始可能を示し、赤色点灯時には開始不可であることを示す。ストップキー13は稼動中の動作を止める働きをする。ハードキー群14には、テンキー、クリアキー、リセットキー、設定キーが設けられる。また節電キー15は画像処理装置を操作部140からスリープモードに移行、または復帰させる際に用いられる。画像処理装置は通常モードで節電キー15がユーザによって押下されるとスリープモードへ移行し、スリープモードで節電キー15がユーザによって押下されると通常モードへ移行する。設定キー16は、AI機能設定等の設定を行う際に用いられる。また、操作部140は、ユーザが液晶操作パネル11を用いて入力したユーザ名や印刷枚数、出力属性情報といったジョブ情報作成に必要な情報を操作部I/F1206に送信する。
ホーム画面18は画像処理装置101の提供するコピー、ファックス、スキャンしてAI予測、スキャンして保存、保存ファイルの利用、スキャンしてAI学習等の各機能を選択可能になっている。AI機能のステータスを表示するアイコン16を表示させてユーザにAI機能の稼働状態が識別可能になっている。このアイコン16はAI機能が実行中の時だけ表示され、AI機能が実行されていない時は、表示されない。なお、AI機能が実行されていない時は、表示しないのではなく、グレーアウトして表示するなど表示方法を変えてもいい。また、このAI機能アイコン16が選択されるによって、図9(B)に示すAI機能設定の選択画面2000が表示される。
図9(B)はAI機能設定の選択画面の一例を示す図である。AI機能選択ボタン2001が選択されると、図10(A)のAI機能設定画面が表示される。AI処理詳細設定ボタン2002が選択されると図10(B)のAI処理設定画面2200が表示される。AIモデル学習結果確認ボタン2003が選択されることによって、図12(B)のAIモデル学習結果画面2600が表示される。機密情報管理ボタン2004が選択されることによって、図11(A)の機密情報管理画面2300が表示される。
図10はAI処理設定画面の一例を示す図である。図10の画面は操作部140のタッチパネル11に表示される。図10(A)はAI機能設定画面2100の一例を示す図である。AI機能設定画面2100には、学習済みAIモデルの一覧として、「売上予測AI」と「個人識別AI」が表示されている。本実施例では売上予測AIを一例として説明する。売上予測AI2101が選択されることによって、AI機能で使用されるモデルが売上予測AIとして設定される。設定ボタン2102が選択されることによって、図10(B)のAI処理設定の詳細画面2200が表示され、対応するモデルの詳細な設定を行うことができる。
図10(B)はAI処理設定の詳細画面の一例を示す図である。AI処理設定画面2200は、AI処理の詳細設定が行えるようになっている。例えばAI機能のON/OFF設定選択2201がチェックボックスのチェックにより受付可能になっている。また、学習と推定をそれぞれ独立にON/OFF可能なようにそれぞれ学習欄2202と推定欄2203が選択項目として備えられている。さらに、画像処理装置101が提供するコピーやファックス等の基本機能のJOB動作時のバックグラウンドでAI処理を実行させるか否かを選択可能なバックグラウンドでAI処理するか否かを設定するチェックボックス2104が表示されている。また、学習処理、推定処理のそれぞれに機密情報に対してAI処理を禁止するか否かを設定するためのチェックボックス2205、2206が表示されている。このチェックボックス2205、2206は片方だけチェックすることもできるし、両方チェックすることもできる。
図11は機密情報管理画面の一例を示す図である。図11の画面は操作部140のタッチパネル11に表示される。図11(A)は機密情報管理画面の一例を示す図である。機密情報管理画面2300には、キーワード設定ボタン2301、登録ボタン2302、入力欄2303、画像設定ボタン2304、入力欄2305、登録ボタン2306が表示されている。
キーワード設定ボタン2301が選択されることによって、図11(B)の登録済みキーワード画面2400が表示される。入力欄2303が選択されることによって、不図示のソフトウェアキーボードが表示され、ユーザによる文字列の入力を受け付ける。登録ボタン2302が選択されることによって、入力欄2303に入力された文字列をキーワードとして登録し、HDD1204に記憶される。図11(A)では入力欄2303に「クレジットカード番号」と入力されている。
キーワード設定ボタン2301が選択されることによって、不図示の登録済み画像画面が表示される。登録済み画像画面は登録済みキーワード画面2400と同様の画面であり、登録されている画像を一覧表示する画面である。入力欄2305が選択されることによって、不図示のソフトウェアキーボードが表示され、ユーザによる文字列(ファイルパス)の入力を受け付ける。登録ボタン2306が選択されることによって、入力欄2303に入力されたパスに記憶されている画像を登録し、HDD1204に記憶する。
図11(B)は登録済みキーワード画面の一例を示す図である。図11(A)で登録されたキーワードは登録済みキーワード画面2400のリスト2401のように表示され、各キーワードの横のチェックボックスがチェックされることにより、そのキーワードが機密情報をして使用される。詳細は、図7のフローチャートで説明する。
ここで、図7(A)のフローに説明を戻す。S1001においてCPU1201は、スキャナ10を制御して、原稿の画像を読み取り、画像データを生成する。
S1002において、CPU1201はS1001で生成された画像データにOCR処理を実行し、文字列を抽出し、抽出した文字に対応する文字コードを記憶する。
S1003において、CPU1201はOCR処理後の文字列データに対して図11(B)の登録済みキーワード画面2400でキーワードとして選択されている文字列が含まれているか否かの判定をパターンマッチング処理で行う。登録済みキーワード画面2400でキーワードとして選択されている文字列と一致する文字列がないと判定された場合、つまり機密情報が含まれていないと判定された場合S1005に進む。登録済みキーワード画面2400でキーワードとして選択されている文字列と一致する文字列があると判定された場合、つまり機密情報が含まれていると判定された場合は、S1009に進む。
なお、ここで記憶されているキーワードとして画像データが登録されている場合、CPU1201は登録された画像データが示す画像が、生成された画像データに含まれるか否かを判定する。含まれている場合、機密情報が含まれると判定される。
S1005において、CPU1201は機械学習処理を実行するか否かを判定する。つまり、図10(B)のAI処理設定画面2200のチェックボックス2205がチェックされ、学習機能がONに設定されているか否かを判定する。ONに設定されていると判定された場合、S1006に進む。そうでない場合、S1007に進む。
S1006において、CPU1201は機械学習サーバー102に生成された画像データを送信する。画像データを受信した機械学習サーバー102は、画像データに基づいて学習処理を行う。この時の処理は図8のフローで詳細に説明する。なお、本実施例では機械学習サーバーが生成された画像データに基づいて学習処理を実行する例を説明するが、画像処理装置101が生成した画像データに基づいて学習処理を実行してもよい。
S1007において、CPU1201は推定処理を実行するか否かを判定する。つまり、図10(B)のAI処理設定画面2200のチェックボックス2206がチェックされ、推定機能がONに設定されているか否かを判定する。ONに設定されていると判定された場合、S1008に進む。そうでない場合、S1009に進む。
S1008において、CPU1201はGPU1291を制御して推定処理を実行する。推定処理の詳細については、図7(B)のフローで説明する。
S1009において、CPU1201はAI処理OFF設定を確認する。具体的には、図10(B)に示す機密管理情報に対するチェックボックス2205の選択状態の確認を行う。
S1010において、CPU1201は図10(B)のチェックボックス2205にチェックされているか否かを確認することで、学習処理を実行するか否かを判定する。実行すると判定された場合、S1011に進む。そうでない場合、S1012に進む。
S1011において、CPU1201は機械学習サーバー102に生成された画像データを送信する。画像データを受信した機械学習サーバー102は、画像データに基づいて学習処理を行う。この時の処理は図8のフローで詳細に説明する。なお、本実施例では機械学習サーバーが生成された画像データに基づいて学習処理を実行する例を説明するが、画像処理装置101が生成した画像データに基づいて学習処理を実行してもよい。
S1012において、CPU1201は図10(B)のチェックボックス2206にチェックされているか否かを確認することで、推定処理を実行するか否かを判定する。実行すると判定された場合、S1013に進む。そうでない場合、S1014に進む。
S1013において、CPU1201はGPU1291を制御して推定処理を実行する。推定処理の詳細については、図7(B)のフローで説明する。
S1014において、CPU1201はS1002で取得されたOCRデータを削除する。これにより、機密情報の流出を防ぐことができる。
S1015において、CPU1201はスキャンした原稿が最終ページか否かを判定する。最終ページであると判定された場合、S1017にすすむ。そうでない場合、S1016に進む。
S1016において、CPU1201は次の原稿を読み取る準備を行い、S1001に処理を戻す。
S1017において、CPU1201はHDD1204に生成した画像データを記憶する。なお、本実施例ではスキャンして生成した画像データを画像処理装置内のHDD1204に記憶する例を説明したが、これに限るものではない。例えば、スキャンして生成した画像データを、ネットワークを介して外部にメールやファイル送信等で送信してもよいし、画像データに基づいて画像を印刷するコピー処理を実行してもよい。
図7(B)は推定処理の一例を示す図である。GPU1291がROM1203に記憶されたプログラムをRAM1202に読み出し、実行することでの図7(B)のフローチャートの処理が実行される。
機械学習サーバー102から学習済みモデルを受信している場合(ステップS1301-YES)、学習モデルの記録を行うとともに推定処理に使用する学習済みモデルを更新する(ステップS1302)。次に、学習済みモデルにデータの入力を行う(ステップS1303)。売り上げを推定する(図4-407,ステップS1304)。推定結果は、操作部画面に表示を行う(図4-401,ステップS1305)。
ここまで、機密情報が含まれている場合のAI処理は、学習か推定のいずれか一方、または両方の処理がOFFされるようになっている。そのため、後に説明する図12(A)に示すようにUI画面を介して機密情報の検知結果としてAI処理されたページ数等ユーザへ明示的な通知等を行うことが可能になっている。
図7(A)では、機密情報が含まれていると判定した場合にも、図10(B)の設定(チェックボックス2205)を確認し、学習機能がONに設定されていることによって、学習処理を実行する例を説明した。また、機密情報が含まれていると判定した場合にも、図10(B)の設定(チェックボックス2206)を確認し、推定機能がONに設定されていることによって、推定処理を実行する例を説明した。しかし、これに限らず機密情報が含まれていると判定された場合は、図10(B)の設定(チェックボックス2205)に関わらず、学習処理を実行しないように制御してもよい。また、機密情報が含まれていると判定された場合は、図10(B)の設定(チェックボックス2206)に関わらず、推定処理を実行しないように制御してもよい。
図8は画像処理システムの処理の一例を示すフローチャートである。図8(A)は、データサーバー105の動作の特徴を示したフローチャートである。データサーバー105は、データ通信要求の受信を待機しており(ステップS1101-No)、受信した場合(ステップS1101-Yes),その要求の種類が画像処理装置101からのデータ保存を示す送信要求である場合(ステップS1102-左)。画像処理装置101からデータを受信して(図4-410,ステップS1103),記憶する(図412,ステップS1104)。データ通信要求が機械学習サーバーからの要求である場合(ステップS1102-下)、記憶されているデータのうち、学習サーバーに未提供のデータを機械学習サーバー105に送信する(ステップS1105)。
図7で示した通り、画像処理装置101側で機密情報が含まれるデータについては、データサーバー105には送信されないため、記憶も行われないようになっているので、記憶媒体としての機密漏洩のリスクが抑制されている。
図8(B)は、機械学習サーバー102の動作の特徴を示したフローチャートである。機械学習サーバー102は、データサーバー105に対して機械学習用のデータの送信要求を送信する(ステップS1201)。次に要求に対して送信されたデータを受信した場合(ステップS1202-Yes)、売り上げ予測学習データを生成する(図4-412、ステップS1203)。生成されたデータは、次に学習モデルに入力行い(ステップS1204)、学習を行う(図4-413、ステップS1205)。受信した学習データ全てを入力し終えるまで繰り返し学習を行う(ステップS1206-No)。すべてのデータ入力し終えた場合(ステップS1206-Yes)、学習済みモデルを画像処理装置101に送信する(ステップS1207)。
このように、機械学習サーバー102は、データサーバー105から提供されるデータに基づき学習されるようになっている。したがって、機密情報が含まれていないデータに基づき学習されるため、学習済みモデルとしては、その機密となる要素は学習されておらず。学習済みモデルを介した機密漏洩のリスクが抑制されている。
ここまで、本発明のシステムを構成する画像処理装置101、データサーバー105、機械学習サーバー102の動作の特徴を説明した。原稿の画像に含まれるデータに機密情報が存在する場合には、そのデータ送信、記録、学習モデル生成、推定処理いずれのプロセスにおいてもその機密漏洩のリスクを抑制することができるようになっている。
<機器画面例>
図12は操作画面の一例を示す図である。図12(A)は、操作画面の一例を示す図であり、コピー動作においてバックグラウンドで実行しているAI処理内容を通知するAI処理内容通知画面2500の一例である。図示の例では、50ページの原稿を1部コピー実行した際、印刷終了時点のAI処理結果を表示している。50ページの原稿画像におけるAI学習の対象と識別したページ数表示欄2501には、48ページ。AI学習除外ページ数表示欄2502には、2ページと表示されている。このように、コピージョブにおける総ページ数に対するAI処理を行う対象にしたページ数と非対象にしたページ数をユーザが把握できるよう通知を行う表示が可能になっている。また、現在バックグラウンドで学習処理が継続中か否かを示すステータスアイコン2503が配置されており、コピージョブのバックグラウンドで独立して実行されているAI処理状態を識別することが可能なように画面が構成されている。
図12(B)は操作画面の一例を示す図であり、学習結果の表示を行う学習結果表示画面2600の一例を示す。学習結果表示画面2600は、ユーザがAI処理における学習データの量と学習精度を把握する目的を達成するために提供する情報を表示する画面である。図示のようにAI学習量表示欄2601に、480個。AI学習予測精度欄2602には、図5で示した学習モデルによる学習結果の評価指標として100分率などの数値を表示させて学習量や予測精度が把握可能なように通知可能になっている。
また、数値の他、グラフ形式で通知可能であってもよく、データ量と学習精度の遷移状態を把握できるよう構成されていてもよい。
図13は操作画面の一例を示す図であり、図7(B)のステップS1305でAI機能における推定結果の表示を行う推定結果表示画面2700の一例を示す。推定処理結果表示欄2601と推定処理情報表示欄2602が配置されており、推定処理結果の補足情報として予測精度等が表示可能になっている。
<実施例2>
実施例1では機械学習処理をデータ収集サーバー105と機械学習サーバー102を用いて実行する例を説明したが、本実施例ではデータ収集サーバー105と機械学習サーバー102の機能を画像処理装置が有する例を説明する。
図14は画像処理装置のソフトウェア構成の一例を示す図である。図14は図4の差分を主として説明する。図4の構成では、データ収集・提供部410、データ記憶部412はデータ収集サーバー105が有していたが、図14ではデータ収集・提供部1710、データ記憶部1711を画像処理装置101が有している。また、学習データ生成部412、機械学習部413、データ記憶部414は機械学習サーバー102が有していたが、図14では学習データ生成部1712、機械学習部1713、データ記憶部1714は画像処理装置101が有している。
<本発明のシステムの動作フロー>
図15はAI機能の処理の一例を示すフローチャートである。図15(A)は、AI機能を実行した時の処理の一例を示すフローチャートである。CPU1201がROM1203に記憶されたプログラムをRAM1202に読み出し、実行することでの図15(A)のフローチャートの処理が実行される。また、図15(A)のフローは図9(A)のタッチパネル11に表示されているホーム画面の「スキャンしてAI予測」ボタンが選択されることによって、開始される。また、図15(A)は図7(A)のフローに対する差分を中心に説明する。
図15(A)では、第二の実施例では、データ収集と学習を画像処理装置101内で実現可能となっているため、基本的には、機外のサーバーとの間でのデータの送受信プロセスが内部で行われる点であり、その他の処理プロセスは共通である。具体的には、図7(A)で示したデータサーバーへのデータ送信ステップS1006に対して、図15に示すフローでは、機内で学習処理を行う構成であり学習処理(ステップS1406)を行う。図15(B)の推定処理は図7(B)の推定処理と同様であるため、説明を省略する。また、図15(C)の学習処理については、図8(B)に示すデータ送信要求ステップS1201やデータ受信確認ステップS1202を介さない点と学習済みモデルを画像処理装置に送信するステップS1207を介さない点が異なる。また、データ収集・提供部としての役割については、画像処理装置101内で一連の学習と推定処理を実現可能な構成においては、なくても本発明のシステムは適応可能である。
<その他の実施の形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 画像処理装置
102 機械学習サーバー
105 データサーバー
1201 CPU
1291 GPU

Claims (17)

  1. 画像データを入力する入力手段と、
    前記入力手段が入力した画像データに含まれる情報を用いて機械学習処理を実行する学習手段と、
    前記学習手段が学習することにより生成された学習モデルを用いて、前記画像データに含まれる情報に基づいて推定結果を出力する推定手段と、
    機密情報としてユーザによって指定された情報を登録する登録手段と、
    前記入力手段が入力した画像データに前記登録された情報が含まれているかどうかを判定する判定手段を有し、
    前記学習手段は、前記判定手段が前記登録された情報が含まれていると判定した前記画像データを前記機械学習処理に使用しないこと特徴とする画像処理装置。
  2. 前記判定手段が、前記入力手段が入力した画像データに前記登録された情報が含まれていると判定したことによって、前記推定手段は前記推定結果を出力しないことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記判定手段が、前記入力手段が入力した画像データに前記登録された情報が含まれていると判定した場合に、前記学習手段が前記画像データを前記機械学習処理に使用するか否かを設定する第1の設定手段と、
    前記判定手段が、前記入力手段が入力した画像データに前記登録された情報が含まれていると判定した場合に、前記推定手段が前記推定結果を出力するか否かを設定する第2の設定手段とをさらに有することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記ユーザによる文字列の入力を受け付ける受付手段をさらに有し、
    前記登録手段は、前記入力された文字列を前記機密情報として登録することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記画像データに含まれる文字列を認識する文字認識処理を実行する文字認識手段をさらに有し、
    前記判定手段は、前記文字認識処理で取得された文字列を用いて前記画像データに前記登録された情報が含まれているかどうかを判定することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記文字認識処理で取得された文字列を記憶する記憶手段をさらに有し、
    前記判定手段が前記画像データに前記登録された情報が含まれていると判定した場合、前記記憶手段は前記画像データに前記文字認識処理を実行することによって取得された文字列を記憶していない状態にすることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 表示手段をさらに有し、
    前記推定手段が出力した推定結果を前記表示手段が表示することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記表示手段は、前記推定手段が推定結果を出力する推定処理を実行している時、もしくは、前記学習手段が前記機械学習処理を実行している時にAI機能を実行中であることを示す情報を表示することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  9. 画像データを入力する入力工程と、
    前記入力工程で入力した画像データに含まれる情報を用いて機械学習処理を実行する学習工程と、
    前記学習工程で学習することにより生成された学習モデルを用いて、前記画像データに含まれる情報に基づいて推定結果を出力する推定工程と、
    機密情報としてユーザによって指定された情報を登録する登録工程と、
    前記入力工程が入力した画像データに前記登録された情報が含まれているかどうかを判定する判定工程を有し、
    前記学習工程は、前記判定工程が前記登録された情報が含まれていると判定した記画像データを前記機械学習処理に使用しないこと特徴とする画像処理方法。
  10. 前記判定工程が、前記入力工程で入力した画像データに前記登録された情報が含まれていると判定したことによって、前記推定工程は前記推定結果を出力しないことを特徴とする請求項に記載の画像処理方法。
  11. 前記判定工程が、前記入力工程で入力した画像データに前記登録された情報が含まれていると判定した場合に、前記学習工程で前記画像データを前記機械学習処理に使用するか否かを設定する第1の設定工程と、
    前記判定工程が、前記入力工程で入力した画像データに前記登録された情報が含まれていると判定した場合に、前記推定工程で前記推定結果を出力するか否かを設定する第2の設定工程とをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  12. 前記ユーザによる文字列の入力を受け付ける受付工程をさらに有し、
    前記登録工程は、前記入力された文字列を前記機密情報として登録する
    ことを特徴とする請求項乃至1の何れか1項に記載の画像処理方法。
  13. 前記画像データに含まれる文字列を認識する文字認識処理を実行する文字認識工程をさらに有し、
    前記判定工程は、前記文字認識処理で取得された文字列を用いて前記画像データに前記登録された情報が含まれているかどうかを判定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  14. 前記文字認識処理で取得された文字列を記憶する記憶工程をさらに有し、
    前記判定工程が前記画像データに前記登録された情報が含まれていると判定した場合、前記記憶工程は前記画像データに前記文字認識処理を実行することによって取得された文字列を記憶していない状態にすることを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  15. 表示工程をさらに有し、
    前記推定工程が出力した推定結果を前記表示工程で表示することを特徴とする請求項乃至1の何れか1項に記載の画像処理方法。
  16. 前記表示工程は、前記推定工程で推定結果を出力する推定処理を実行している時、もしくは、前記学習工程で前記機械学習処理を実行している時にAI機能を実行中であることを示す情報を表示することを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  17. 請求項1乃至の何れか1項に記載の各手段をコンピュータが実行するためのプログラム。
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