JP7353893B2 - 立形多段ポンプ - Google Patents
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Description
また、上記立形多段ポンプにおいては、前記環状壁の内端縁の中心が、前記吸込口の中心に対して偏心していてもよい。
また、上記立形多段ポンプにおいては、前記内筒部材の下端開口から前記吸込口まで鉛直方向に延びる円筒ガイドを有してもよい。
また、上記立形多段ポンプにおいては、前記円筒ガイドの内側に設けられた整流格子を有してもよい。
また、上記立形多段ポンプにおいては、前記円筒ガイドの中心が、前記吸込口の中心に対して偏心していてもよい。
また、上記立形多段ポンプにおいては、前記下部ケーシングの前記連通空間において、前記回転軸の中心軸に向かって径方向に延びる第1旋回防止板と、前記内筒部材の内側において、前記回転軸の中心軸に向かって径方向に延びる第2旋回防止板と、を有してもよい。
図1は、第1実施形態に係る立形多段ポンプ1の全体構成を示す断面図である。
図1に示すように、立形多段ポンプ1は、モータ部10と、カップリング部20と、ポンプ部30と、を有する。ポンプ部30は、鉛直方向に延びる回転軸2を有する。以下の説明では、回転軸2の中心軸Oが延びる方向(鉛直方向)を軸方向といい、中心軸Oに直交する方向を径方向といい、中心軸O回りに周回する方向を周方向という。
立形多段ポンプ1は、図2に示すように、多段ポンプ室30Aの下端に配置された1段目の羽根車4Aの第1吸込口8Aが、多段ポンプ室30Aが備える2段目以降の羽根車4Bの第2吸込口8Bよりも大きく形成されている。つまり、第1吸込口8Aのマウス径D1は、第2吸込口8Bのマウス径D2よりも大きい。
図3に示す立形多段ポンプ1では、多段ポンプ室30Aの下端に配置された1段目の羽根車4Aの第1吸込口8Aが、多段ポンプ室30Aが備える2段目以降の羽根車4Bの第2吸込口8Bよりも大きく形成されていない。つまり、第1吸込口8Aのマウス径D1は、第2吸込口8Bのマウス径D2(標準品吸込口径)と等しくてもよい。この構成であっても、上述した内筒部材40を有していれば、連通空間S1を鉛直方向に拡張させて流体の流れを整流し、ポンプの吸込性能の低下を抑制することができる。
図4に示す立形多段ポンプ1では、環状壁50の内端縁51の中心O1が、羽根車4の吸込口8の中心(中心軸O)に対して偏心している。環状壁50の内端縁51の、中心軸Oに対する水平方向の偏心量G1は、一例として、0.1mm~40mmであるとよい。なお、環状壁50の内端縁51を軸方向から見た平面視の形状は、円形に限らず、楕円形であってもよい。
図5に示す立形多段ポンプ1では、多段ポンプ室30A(中間ケーシング31a)と下部ケーシング31cとの間に内筒部材40が介在していない。つまり、下部ケーシング31cに中間ケーシング31aが直接積み重ねられていてもよい。この構成であっても、多段ポンプ室30Aの下端に配置された1段目の羽根車4Aの第1吸込口8Aが、多段ポンプ室30Aが備える2段目以降の羽根車4Bの第2吸込口8Bよりも大きく形成されていれば、旋回渦を減少させ、ポンプの吸込性能の低下を抑制することができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図6に示すように、第2実施形態の立形多段ポンプ1は、連通空間S1において、回転軸2の中心軸Oに向かって径方向に延びる旋回防止板60を有する点で、上記実施形態と異なる。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図7に示すように、第3実施形態の立形多段ポンプ1は、連通空間S1の底面において、回転軸2を中心とする円錐状に隆起した隆起部61を有する点で、上記実施形態と異なる。
次に、本発明の第4実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図8に示すように、第4実施形態の立形多段ポンプ1は、連通空間S1において、吸込ノズル36の延長線L1上に配置され、水平方向から鉛直方向上方に向かって湾曲したガイド部62を有する点で、上記実施形態と異なる。
図10に示す立形多段ポンプ1では、上述したガイド部62が下部ケーシング31cの第1フレーム31c1に対する接合ではなく、第1フレーム31c1の底部をプレス成形することで、一体で形成されている。この構成によれば、第1フレーム31c1とガイド部62とが一部品で済むため、部品点数を削減し、組立性を向上させることができる。
次に、本発明の第5実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図11に示すように、第5実施形態の立形多段ポンプ1は、吸込ノズル36が拡径されている点で、上記実施形態と異なる。
次に、本発明の第6実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図12に示すように、第6実施形態の立形多段ポンプ1は、上述した内筒部材40の下端開口41から吸込口8まで鉛直方向に延びる円筒ガイド70を有する点で、上記実施形態と異なる。
図13及び図14に示す立形多段ポンプ1は、円筒ガイド70の内側に設けられた整流格子80を有している。
図15に示す立形多段ポンプ1では、円筒ガイド70の中心O1が、羽根車4の吸込口8の中心(中心軸O)に対して偏心している。円筒ガイド70の中心O1の、中心軸Oに対する水平方向の偏心量G2は、一例として、0.1mm~40mmであるとよい。
次に、本発明の第7実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図16に示すように、第7実施形態の立形多段ポンプ1は、下部ケーシング31cの連通空間S1において、回転軸2の中心軸Oに向かって径方向に延びる第1旋回防止板60(上述した旋回防止板60)と、内筒部材40の内側において、回転軸2の中心軸Oに向かって径方向に延びる第2旋回防止板90と、を有する点で、上記実施形態と異なる。
2 回転軸
4 羽根車
8 吸込口
8A 第1吸込口
8B 第2吸込口
30A 多段ポンプ室
31c 下部ケーシング
36 吸込ノズル
40 内筒部材
41 下端開口
50 環状壁
51 内端縁
60 旋回防止板(第1旋回防止板)
61 隆起部
62 ガイド部
70 円筒ガイド
80 整流格子
90 第2旋回防止板
D4 入口径
D5 出口径
L1 延長線
S1 連通空間
Claims (6)
- 鉛直方向に延びる回転軸と、
前記回転軸に固定された複数の羽根車と、
前記複数の羽根車を収容すると共に、下端に1段目の羽根車の吸込口を備える多段ポンプ室と、
水平方向に延びる吸込ノズルを備え、前記吸込ノズルと前記吸込口とを連通させる連通空間を形成する下部ケーシングと、
前記多段ポンプ室と前記下部ケーシングとの間に介在し、前記連通空間を鉛直方向に拡張させる内筒部材と、
前記内筒部材の周壁よりも前記内筒部材の内側に向かって突出した環状壁と、を有し、
前記吸込口を備える前記多段ポンプ室の下端、前記内筒部材の周壁、及び、前記環状壁によって囲まれた空間を有する、ことを特徴とする立形多段ポンプ。 - 前記環状壁の内端縁の中心が、前記吸込口の中心に対して偏心している、ことを特徴とする請求項1に記載の立形多段ポンプ。
- 前記内筒部材の下端開口から前記吸込口まで鉛直方向に延びる円筒ガイドを有する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の立形多段ポンプ。
- 前記円筒ガイドの内側に設けられた整流格子を有する、ことを特徴とする請求項3に記載の立形多段ポンプ。
- 前記円筒ガイドの中心が、前記吸込口の中心に対して偏心している、ことを特徴とする請求項3または4に記載の立形多段ポンプ。
- 前記下部ケーシングの前記連通空間において、前記回転軸の中心軸に向かって径方向に延びる第1旋回防止板と、
前記内筒部材の内側において、前記回転軸の中心軸に向かって径方向に延びる第2旋回防止板と、を有する、ことを特徴とする請求項3~5のいずれか一項に記載の立形多段ポンプ。
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CN110230600A (zh) | 2019-07-17 | 2019-09-13 | 上海创科泵业制造有限公司 | 多级屏蔽泵 |
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- 2019-09-26 JP JP2019175846A patent/JP7353893B2/ja active Active
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