JP7353515B1 - アンテナ制御装置、アンテナ制御方法及びアンテナ装置 - Google Patents
アンテナ制御装置、アンテナ制御方法及びアンテナ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7353515B1 JP7353515B1 JP2022569002A JP2022569002A JP7353515B1 JP 7353515 B1 JP7353515 B1 JP 7353515B1 JP 2022569002 A JP2022569002 A JP 2022569002A JP 2022569002 A JP2022569002 A JP 2022569002A JP 7353515 B1 JP7353515 B1 JP 7353515B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- excitation
- amplitude
- phase error
- antenna
- learning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 22
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims abstract description 368
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 60
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 60
- 238000009826 distribution Methods 0.000 claims description 38
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 25
- 238000013528 artificial neural network Methods 0.000 description 12
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 8
- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 6
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 3
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 3
- 238000013135 deep learning Methods 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000002068 genetic effect Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 238000012706 support-vector machine Methods 0.000 description 1
- 238000012549 training Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q3/00—Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system
- H01Q3/26—Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the relative phase or relative amplitude of energisation between two or more active radiating elements; varying the distribution of energy across a radiating aperture
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/02—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
- H04B7/04—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
- H04B7/06—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/02—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
- H04B7/04—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
- H04B7/08—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Abstract
Description
当該アンテナ装置は、自己の位置と通信対象機器の位置との相対位置に応じて、第1のアレーアンテナに含まれている複数のアンテナ素子のそれぞれに送信される信号に乗算される重み係数(以下「励振係数」という)を決定する係数決定手段を備えている。また、当該係数決定手段は、当該相対位置に応じて、第2のアレーアンテナに含まれている複数のアンテナ素子のそれぞれに受信された信号に乗算される励振係数を決定する。
特許文献1に開示されているアンテナ装置では、係数決定手段により決定されたそれぞれのアンテナ素子の励振係数が、適正な励振係数からずれてしまうことがあるという課題があった。
図1は、実施の形態1に係るアンテナ制御装置10を含むアンテナ装置を示す構成図である。
図2は、実施の形態1に係るアンテナ制御装置10のハードウェアを示すハードウェア構成図である。
図1において、第1のアレーアンテナであるアレーアンテナ1は、複数の送信用アンテナ素子として、K個のアンテナ素子1-1~1-Kを有している。Kは、2以上の整数である。
第2のアレーアンテナであるアレーアンテナ2は、複数の受信用アンテナ素子として、G個のアンテナ素子2-1~2-Gを有している。Gは、2以上の整数である。K=Gであってもよいし、K≠Gであってもよい。
図1に示すアンテナ装置は、送信用のアレーアンテナ1と受信用のアレーアンテナ2とを備えている。しかし、これは一例に過ぎず、アンテナ装置は、送信用のアレーアンテナ1、又は、受信用のアレーアンテナ2のいずれか一方だけを備えるものであってもよい。このとき、アレーアンテナ1、又は、アレーアンテナ2が、送信用と受信用とを兼ねる送受兼用のアンテナであってもよい。
送信ビーム形成部4は、送信信号生成部3により生成された送信信号TxをK個の送信信号Tx1~TxKに分配する。
送信ビーム形成部4は、分配後のそれぞれの送信信号Txk(k=1,・・・,K)に励振係数EC1,kを乗算し、励振係数乗算後のそれぞれの送信信号Txk’を送信部5に出力する。
図1に示すアンテナ装置では、送信ビーム形成部4が、送信信号生成部3により生成された送信信号TxをK個の送信信号Tx1~TxKに分配し、分配後のそれぞれの送信信号Txkに励振係数EC1,kを乗算している。しかし、これは一例に過ぎず、送信信号生成部3が、K個の送信信号Tx1~TxKを生成し、送信ビーム形成部4が、送信信号生成部3により生成されたそれぞれの送信信号Txkに励振係数EC1,kを乗算するようにしてもよい。
送信部5は、それぞれの送信信号Txk’の周波数をIF(Intermediate Frequency)帯の周波数からRF(Radio Frequency)帯の周波数に変換する。
送信部5は、周波数変換後のそれぞれの送信信号Txk’を増幅し、増幅後のそれぞれの送信信号Txk”をアンテナ素子1-k(k=1,・・・,K)に出力する。
受信部6は、周波数変換後のそれぞれの受信信号を増幅し、増幅後のそれぞれの受信信号Rxg’を受信ビーム形成部7に出力する。
受信ビーム形成部7は、それぞれの受信信号Rxg’に励振係数EC2,gを乗算する。
受信ビーム形成部7は、励振係数乗算後のG個の受信信号Rx1~RxGを合成し、G個の受信信号Rx1~RxGの合成信号Sを図示せぬ受信装置に出力する。
学習装置11は、学習データ取得部12及び学習処理部13を備えている。
学習装置11は、アレーアンテナ1用の学習モデルGM1を生成し、学習モデルGM1を学習モデル記憶部14に記憶させる。
また、学習装置11は、アレーアンテナ2用の学習モデルGM2を生成し、学習モデルGM2を学習モデル記憶部14に記憶させる。
図1に示すアンテナ装置では、学習装置11が、アレーアンテナ1用の学習モデルGM1とアレーアンテナ2用の学習モデルGM2とを生成している。しかし、これは一例に過ぎず、学習装置11が、アレーアンテナ1とアレーアンテナ2との共用の学習モデルGMを生成するようにしてもよい。
学習データ取得部12は、アレーアンテナ1の振幅パターンP1と、アレーアンテナ1の振幅パターンP1に対応している励振振幅位相誤差E1,k(k=1,・・・,K)とを含む学習データD1を取得する。励振振幅位相誤差E1,kは、アンテナ素子1-kの励振振幅誤差とアンテナ素子1-kの励振位相誤差とを含んでいる。
また、学習データ取得部12は、アレーアンテナ2の振幅パターンP2と、アレーアンテナ2の振幅パターンP2に対応している励振振幅位相誤差E2,g(g=1,・・・,G)とを含む学習データD2を取得する。励振振幅位相誤差E2,gは、アンテナ素子2-gの励振振幅誤差とアンテナ素子2-gの励振位相誤差とを含んでいる。
学習処理部13は、学習データ取得部12により取得された学習データD1を学習モデルGM1に与えて、アレーアンテナ1の振幅パターンP1に対応する励振振幅位相誤差E1,kを学習モデルGM1に学習させる。
また、学習処理部13は、学習データ取得部12により取得された学習データD2を学習モデルGM2に与えて、アレーアンテナ2の振幅パターンP2に対応する励振振幅位相誤差E2,gを学習モデルGM2に学習させる。
学習データD1は、例えば、互いに異なる複数のエリアでアレーアンテナ1が使用される場合に、それぞれのエリアで使用されたときのアレーアンテナ1の振幅パターンP1と、当該振幅パターンP1に対応する励振振幅位相誤差E1,kとを含むものである。また、学習データD1は、例えば、アレーアンテナ1の使用環境が変化する場合に、互いに異なる複数の使用環境のそれぞれで使用されたときのアレーアンテナ1の振幅パターンP1と、当該振幅パターンP1に対応する励振振幅位相誤差E1,kとを含むものである。
学習データD2は、例えば、互いに異なる複数のエリアでアレーアンテナ2が使用される場合に、それぞれのエリアで使用されたときのアレーアンテナ2の振幅パターンP2と、当該振幅パターンP2に対応する励振振幅位相誤差E2,gとを含むものである。また、学習データD2は、例えば、アレーアンテナ2の使用環境が変化する場合に、互いに異なる複数の使用環境のそれぞれで使用されたときのアレーアンテナ2の振幅パターンP2と、当該振幅パターンP2に対応する励振振幅位相誤差E2,gとを含むものである。
学習処理部13は、学習済みの学習モデルGM1及び学習済みの学習モデルGM2のそれぞれを学習モデル記憶部14に記憶させる。
学習モデル記憶部14は、学習済みの学習モデルGM1及び学習済みの学習モデルGM2のそれぞれを記憶する。
誤差推定部15は、アレーアンテナ1の振幅パターンP1及びアレーアンテナ2の振幅パターンP2のそれぞれを取得する。
誤差推定部15は、アレーアンテナ1の振幅パターンP1に基づいて、励振振幅位相誤差E1,k(k=1,・・・,K)を推定する。
具体的には、誤差推定部15は、アレーアンテナ1の振幅パターンP1を学習済みの学習モデルGM1に与えて、学習モデルGM1から、励振振幅位相誤差E1,kを取得する。
また、誤差推定部15は、アレーアンテナ2の振幅パターンP2に基づいて、励振振幅位相誤差E2,g(g=1,・・・,G)を推定する。
具体的には、誤差推定部15は、アレーアンテナ2の振幅パターンP2を学習済みの学習モデルGM2に与えて、学習モデルGM2から、励振振幅位相誤差E2,gを取得する。
誤差推定部15は、励振振幅位相誤差E1,k及び励振振幅位相誤差E2,gのそれぞれを励振係数制御部16に出力する。
励振係数制御部16は、誤差推定部15から、励振振幅位相誤差E1,k(k=1,・・・,K)及び励振振幅位相誤差E2,(g=1,・・・,G)gのそれぞれを取得する。
励振係数制御部16は、励振振幅位相誤差E1,kに基づいて、アンテナ素子1-k(k=1,・・・,K)の励振係数EC1,kを制御する。即ち、励振係数制御部16は、励振振幅位相誤差E1,kに基づいて、送信ビーム形成部4によって送信信号に乗算される励振係数EC1,kを制御する。
また、励振係数制御部16は、励振振幅位相誤差E2,gに基づいて、アンテナ素子2-g(g=1,・・・,G)の励振係数EC2,gを制御する。即ち、励振係数制御部16は、励振振幅位相誤差E2,gに基づいて、受信ビーム形成部7によって受信信号に乗算される励振係数EC2,gを制御する。
ここで、学習モデル記憶回路23は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の不揮発性又は揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、あるいは、DVD(Digital Versatile Disc)が該当する。
また、学習データ取得回路21、学習処理回路22、誤差推定回路24及び励振係数制御回路25のそれぞれは、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又は、これらを組み合わせたものが該当する。
ソフトウェア又はファームウェアは、プログラムとして、コンピュータのメモリに格納される。コンピュータは、プログラムを実行するハードウェアを意味し、例えば、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、あるいは、DSP(Digital Signal Processor)が該当する。
アンテナ制御装置10が、ソフトウェア又はファームウェア等によって実現される場合、学習モデル記憶部14がコンピュータのメモリ31上に構成される。学習データ取得部12、学習処理部13、誤差推定部15及び励振係数制御部16におけるそれぞれの処理手順をコンピュータに実行させるためのプログラムがメモリ31に格納される。そして、コンピュータのプロセッサ32がメモリ31に格納されているプログラムを実行する。
図4は、アンテナ制御装置10の処理手順であるアンテナ制御方法を示すフローチャートである。
図5は、学習モデルを実現するニューラルネットワークを示す説明図である。
図5に示すニューラルネットワークは、入力層、中間層及び出力層を有している。
図5に示すニューラルネットワークでは、入力層がX1,X2,X3であり、中間層がY1,Y2であり、出力層がZ1,Z2,Z3である。
図5に示すニューラルネットワークでは、中間層が1層である。しかし、これは一例に過ぎず、中間層が2層以上あってもよい。
学習装置11の学習処理部13が用いる学習アルゴリズムとしては、教師あり学習、半教師あり学習、教師なし学習、深層学習(Deep Learning)、又は、強化学習等の公知のアルゴリズムがある。深層学習は、特徴量そのものの抽出を学習する学習アルゴリズムである。強化学習は、例えば、遺伝的プログラミング、機能論理プログラミング、又は、サポートベクターマシンに従う学習アルゴリズムである。
ここでは、学習処理部13が、学習アルゴリズムとして、教師あり学習を用いる例を説明する。
図6Bは、励振振幅位相誤差E1,k(k=1,・・・,K)、又は、励振振幅位相誤差E2,g(g=1,・・・,G)の一例を示す説明図である。
図6Aにおいて、横軸は、アレーアンテナ1,2の角度[deg.]、縦軸は、正規化された振幅[dB]である。
図6Aの例では、アレーアンテナ1についての複数の振幅パターンP1、又は、アレーアンテナ2についての複数の振幅パターンP2が示されている。
図6Bにおいて、横軸は、アンテナ素子1-k(k=1,・・・,K)の素子番号、又は、アンテナ素子2-g(g=1,・・・,G)の素子番号である。
縦軸は、励振振幅位相誤差E1,kに含まれている励振振幅誤差及び励振位相誤差のそれぞれ、又は、励振振幅位相誤差E2,gに含まれている励振振幅誤差及び励振位相誤差のそれぞれが示されている。
また、アンテナ素子1-k(または2-g)で生じる励振位相誤差は、基準の振幅パターンPstdに対応するアンテナ素子1-k(または2-g)の励振位相と、振幅パターンP1(またはP2)に対応するアンテナ素子1-k(または2-g)の励振位相との誤差である。
図6Aの例では、主ビームの角度が0[deg.]である複数の振幅パターンP1を示している。しかし、これは一例に過ぎず、主ビームの角度が0[deg.]以外の角度である複数の振幅パターンP1が学習データD1に含まれていてもよい。
学習データ取得部12により取得される学習データD1は、主ビームの角度が0[deg.]である振幅パターンP1を含むものに限るものではなく、主ビームの角度が0[deg.]以外の角度である振幅パターンP1を含むものであってもよい。
学習データ取得部12は、1つ以上の学習データD1を学習処理部13に出力する。
励振振幅位相誤差E1,kは、アレーアンテナ1の振幅パターンP1に対応している。つまり、励振振幅位相誤差E1,kは、アレーアンテナ1の振幅パターンP1に対する励振振幅位相誤差の正解値である。
学習処理部13は、それぞれの学習データD1を学習モデルGM1の入力層に与えて、それぞれの学習データD1に含まれている振幅パターンP1に対応する励振振幅位相誤差E1,kを学習モデルGM1に学習させる。
即ち、学習処理部13は、アレーアンテナ1の振幅パターンP1が学習モデルGM1の入力層に与えられると、学習モデルGM1の出力層から、アレーアンテナ1の振幅パターンP1に対応している励振振幅位相誤差E1,k(k=1,・・・,K)が出力されるように、ニューラルネットワークの重みw11‐w16,w21‐w26を調整する。
学習データ取得部12により取得される学習データD2は、主ビームの角度が0[deg.]である振幅パターンP1を含むものに限るものではなく、主ビームの角度が0[deg.]以外の角度である振幅パターンP2を含むものであってもよい。
学習データ取得部12は、1つ以上の学習データD2を学習処理部13に出力する。
励振振幅位相誤差E2,gは、アレーアンテナ2の振幅パターンP2に対応している。つまり、アンテナ素子2-gの励振振幅位相誤差E2,gは、アレーアンテナ2の振幅パターンP2に対する励振振幅位相誤差の正解値である。
学習処理部13は、それぞれの学習データD2を学習モデルGM2の入力層に与えて、それぞれの学習データD2に含まれている振幅パターンP2に対応する励振振幅位相誤差E2,gを学習モデルGM2に学習させる。
即ち、学習処理部13は、アレーアンテナ2の振幅パターンP2が学習モデルGM2の入力層に与えられると、学習モデルGM2の出力層から、アレーアンテナ2の振幅パターンP2に対応している励振振幅位相誤差E2,g(g=1,・・・,G)が出力されるように、ニューラルネットワークの重みw11‐w16,w21‐w26を調整する。
学習処理部13は、学習済みの学習モデルGM1及び学習済みの学習モデルGM2のそれぞれを学習モデル記憶部14に記憶させる。
アレーアンテナ1の振幅パターンP1及びアレーアンテナ2の振幅パターンP2のそれぞれは、例えば、図示せぬ測定装置によって測定された振幅パターンである。
誤差推定部15は、アレーアンテナ1の振幅パターンP1を、学習モデル記憶部14に記憶されている学習済みの学習モデルGM1の入力層に与える。学習モデルGM1は、アレーアンテナ1の振幅パターンP1が入力層に与えると、出力層から、励振振幅位相誤差E1,k(k=1,・・・,K)を出力する。
誤差推定部15は、学習モデルGM1の出力層から、励振振幅位相誤差E1,kを取得する(図4のステップST2)。
誤差推定部15は、学習モデルGM2の出力層から出力された励振振幅位相誤差E2,gを取得する(図4のステップST2)。
誤差推定部15は、励振振幅位相誤差E1,k及び励振振幅位相誤差E2,gのそれぞれを励振係数制御部16に出力する。
励振係数制御部16は、励振振幅位相誤差E1,kに基づいて、送信ビーム形成部4によって送信信号Txkに乗算される励振係数EC1,kを制御する(図4のステップST3)。
即ち、励振係数制御部16は、励振振幅位相誤差E1,k(k=1,・・・,K)が零になる励振係数EC1,kを算出する。励振振幅位相誤差E1,kが零になる励振係数EC1,kを算出する処理自体は、公知の技術であるため詳細な説明を省略する。励振振幅位相誤差E1,kが零になる励振係数EC1,kとは、励振振幅位相誤差E1,kが完全に零になるものに限るものではなく、実用上問題のない範囲内で、励振振幅位相誤差E1,kが概ね零になるものを含む概念である。
励振係数制御部16は、励振係数EC1,k(k=1,・・・,K)を送信ビーム形成部4に出力する。
即ち、励振係数制御部16は、励振振幅位相誤差E2,g(g=1,・・・,G)が零になる励振係数EC2,gを算出する。励振振幅位相誤差E2,gが零になる励振係数EC2,gを算出する処理自体は、公知の技術であるため詳細な説明を省略する。励振振幅位相誤差E2,gが零になる励振係数EC2,gとは、励振振幅位相誤差E2,gが完全に零になるものに限るものではなく、実用上問題のない範囲内で、励振振幅位相誤差E2,gが概ね零になるものを含む概念である。
励振係数制御部16は、励振係数EC2,g(g=1,・・・,G)を受信ビーム形成部7に出力する。
送信ビーム形成部4は、送信信号生成部3から送信信号Txを取得し、励振係数制御部16から励振係数EC1,k(k=1,・・・,K)を取得する。
送信ビーム形成部4は、送信信号TxをK個の送信信号Tx1~TxKに分配する。
送信ビーム形成部4は、分配後のそれぞれの送信信号Txk(k=1,・・・,K)に励振係数EC1,kを乗算し、励振係数乗算後のそれぞれの送信信号Txk’を送信部5に出力する。
送信部5は、それぞれの送信信号Txk’の周波数をIF帯の周波数からRF帯の周波数に変換する。
送信部5は、周波数変換後のそれぞれの送信信号Txk’を増幅し、増幅後のそれぞれの送信信号Txk”をアンテナ素子1-k(k=1,・・・,K)に出力する。
アレーアンテナ1のアンテナ素子1-kは、送信信号Txk”を電波として空間に放射する。
受信部6は、アンテナ素子2-g(g=1,・・・,G)から、受信信号Rxg”を取得する。
受信部6は、受信信号Rxg”の周波数をRF帯の周波数からIF帯の周波数に変換する。
受信部6は、周波数変換後のそれぞれの受信信号を増幅し、増幅後のそれぞれの受信信号Rxg’を受信ビーム形成部7に出力する。
受信ビーム形成部7は、それぞれの受信信号Rxg’に励振係数EC2,gを乗算する。
受信ビーム形成部7は、励振係数乗算後のG個の受信信号Rx1~RxGを合成し、G個の受信信号Rx1~RxGの合成信号Sを図示せぬ受信装置に出力する。
図7において、横軸は、アレーアンテナ1,2の角度[deg.]、縦軸は、正規化された振幅[dB]である。
図7は、16本のアンテナ素子1-1~1-16が直線上に配列されているアレーアンテナ1の振幅パターンP1のシミュレーション結果、又は、16本のアンテナ素子2-1~2-16が直線上に配列されているアレーアンテナ2の振幅パターンP2のシミュレーション結果を示している。
点線は、励振振幅位相誤差E1,kが考慮されている正解の振幅パターンP1、又は、励振振幅位相誤差E2,gが考慮されている正解の振幅パターンP2である。
破線は、誤差のない振幅パターンP1のノミナル、又は、誤差のない振幅パターンP2のノミナルである。実線が示す振幅パターンP1又は振幅パターンP2と、破線が示す振幅パターンP1又は振幅パターンP2とは、よく対応していることが分かる。
それぞれのアンテナ素子1-k(または2-g)の励振係数のずれが抑えられることで、例えば、アンテナ装置の経年劣化、又は、アンテナ装置の使用環境の変化が生じても、アレーアンテナ1(または2)の指向方向が所望の指向方向からずれることが抑えられる。
学習データD1に含まれている励振振幅位相誤差E1,kの分布及び学習データD2に含まれている励振振幅位相誤差E2,gの分布のそれぞれは、正規分布であるものであってもよい。例えば、学習データ取得部12は、学習データに含まれている励振振幅位相誤差として、それぞれのアンテナ素子の励振振幅誤差の分布が正規分布である励振振幅誤差と、それぞれのアンテナ素子の励振位相誤差の分布が正規分布である励振位相誤差と、をアンテナ素子毎に異なる値として取得する。また、励振振幅位相誤差E1,k及び励振振幅位相誤差E2,gのそれぞれは、測定データを基にモデル化された関数から取得されたものであってもよい。
学習装置11が、アレーアンテナ1とアレーアンテナ2との共用の学習モデルGMを生成する場合、学習モデルGMの入力層に与えられる学習データは、アレーアンテナ1が使用されたときのアレーアンテナ1の振幅パターンと、当該振幅パターンに対応する励振振幅位相誤差とを含むものである。また、学習モデルGMの入力層に与えられる学習データは、アレーアンテナ2が使用されたときのアレーアンテナ2の振幅パターンと、当該振幅パターンに対応する励振振幅位相誤差とを含むものである。
このとき、アレーアンテナ1が使用されるエリアとアレーアンテナ2が使用されるエリアとは、同一エリアであってもよいし、異なるエリアであってもよい。
また、学習モデルGMの入力層に与えられる学習データは、アレーアンテナ1,2以外のアレーアンテナが使用されたときの当該アレーアンテナの振幅パターンと、当該振幅パターンに対応する励振振幅位相誤差とを含むものであってもよい。
実施の形態2では、学習データ取得部12が、学習データD1,D2に含まれているアレーアンテナ1,2の振幅パターンP1,P2として、アレーアンテナ1,2の角度に対応する振幅に、励振振幅誤差に含まれる熱雑音の影響に伴う振幅誤差ΔP1,ΔP2を含んでいる振幅パターンを取得するアンテナ制御装置10について説明する。
実施の形態2に係るアンテナ装置の構成は、実施の形態1に係るアンテナ装置の構成と同様であり、実施の形態2に係るアンテナ装置を示す構成図は、図1である。
測定装置によって測定された振幅パターンの信号電力が低い場合、当該振幅パターンは、例えば、アレーアンテナ2に接続されている受信機の熱雑音の影響を受けることがある。
実施の形態2に係るアンテナ制御装置10では、熱雑音の影響を低減するために、学習データ取得部12が、以下の示すような学習データD1,D2を取得し、学習データD1を学習モデルGM1の入力層に与えて、学習データD2を学習モデルGM2の入力層に与えるようにする。
図8において、横軸は、アレーアンテナ1,2の角度[deg.]、縦軸は、正規化された振幅[dB]である。
破線は、熱雑音がない理想的な条件におけるアレーアンテナ1の振幅パターンP1、又は、熱雑音がない理想的な条件におけるアレーアンテナ2の振幅パターンP2を示している。
実線は、雑音モデルから得られる、それぞれの角度において振幅誤差ΔP1を含む振幅パターンP1’、又は、雑音モデルから得られる、それぞれの角度において振幅誤差ΔP2を含む振幅パターンP2’を示している。雑音モデルは、アレーアンテナ1の角度に対応する、熱雑音の影響に伴う振幅誤差ΔP1を出力するモデル、又は、アレーアンテナ2の角度に対応する、熱雑音の影響に伴う振幅誤差ΔP2を出力するモデルである。雑音モデル自体は、公知のモデルであるため、詳細な説明を省略する。熱雑音の分布は、どのような分布であってもよいが、例えば、正規分布が考えられる。
学習処理部13は、学習データD1を学習モデルGM1の入力層に与えて、アレーアンテナ1の振幅パターンP1に対応する励振振幅位相誤差E1,kを学習モデルGM1に学習させる。
学習処理部13は、学習データD2を学習モデルGM2の入力層に与えて、アレーアンテナ2の振幅パターンP2に対応する励振振幅位相誤差E2,gを学習モデルGM2に学習させる。
学習処理部13は、学習済みの学習モデルGM1及び学習済みの学習モデルGM2のそれぞれを学習モデル記憶部14に記憶させる。
実施の形態3では、学習処理部13が、主ビームに対応する角度範囲の振幅パターンと、主ビームに対応する角度範囲の振幅パターンに対応している励振振幅位相誤差とを学習モデルに与えるアンテナ制御装置10について説明する。
実施の形態3に係るアンテナ装置の構成は、実施の形態1に係るアンテナ装置の構成と同様であり、実施の形態3に係るアンテナ装置を示す構成図は、図1である。
また、学習処理部13は、学習データ取得部12により取得された学習データD2に含まれている振幅パターンP2のうち、主ビームに対応する角度範囲の振幅パターンと、主ビームに対応する角度範囲の振幅パターンに対応している励振振幅位相誤差E2,gとを学習モデルGM2の入力層に与える。そして、学習処理部13は、入力層に与えた振幅パターンに対応する励振振幅位相誤差を学習モデルGM2に学習させる。
図9において、横軸は、アレーアンテナ1,2の角度[deg.]、縦軸は、正規化された振幅[dB]である。
図9の例では、主ビームに対応する角度範囲の振幅パターンは、約-8~約+8[deg.]の範囲の角度の振幅パターンである。
学習済みの学習モデルGM1及び学習済みの学習モデルGM2におけるそれぞれの入力層に与えられる振幅パターンが、主ビームに対応する角度範囲の振幅パターンに制限されることで、熱雑音の影響に伴うアレーアンテナ1(または2)の通信性能の劣化を更に抑えることができる。
アレーアンテナ1の振幅パターンP1及びアレーアンテナ2の振幅パターンP2のそれぞれは、2つのカット面におけるそれぞれの振幅パターンが組み合わされている2次元パターンであることがある。
図10は、2つのカット面におけるそれぞれの振幅パターンが組み合わされている2次元パターンを示す説明図である。
図10において、横軸は、アジマス方向の角度[deg.]、縦軸は、エレベーション方向の角度[deg.]である。
図11Aは、2つのカット面のうち、水平カット面の振幅パターンを示す説明図である。水平カット面の振幅パターンは、1次元パターンである。
図11Bは、2つのカット面のうち、垂直カット面の振幅パターンを示す説明図である。垂直カット面の振幅パターンは、1次元パターンである。
図11Aの例では、2つのカット面のうち、水平カット面の振幅パターンを示し、図11Bの例では、2つのカット面のうち、垂直カット面の振幅パターンを示している。しかし、これは一例に過ぎず、例えば、2つのカット面のうち、一方のカット面が水平カット面から傾いている斜めのカット面であり、他方のカット面が垂直カット面から傾いている斜めのカット面であってもよい。
学習データ取得部12は、学習データD1として、アレーアンテナ1の振幅パターンP1のうち、一方のカット面の1次元の振幅パターンと、他方のカット面の1次元の振幅パターンと、一方のカット面の1次元の振幅パターンに対応している励振振幅位相誤差と、他方のカット面の1次元の振幅パターンに対応している励振振幅位相誤差とを含む学習データD1を取得する。
また、学習データ取得部12は、学習データD2として、アレーアンテナ2の振幅パターンP2のうち、一方のカット面の1次元の振幅パターンと、他方のカット面の1次元の振幅パターンと、一方のカット面の1次元の振幅パターンに対応している励振振幅位相誤差と、他方のカット面の1次元の振幅パターンに対応している励振振幅位相誤差とを含む学習データD2を取得する。
また、学習データ取得部12が、学習データD2として、アレーアンテナ2の振幅パターンP2のうち、水平カット面における1次元の振幅パターンと、垂直カット面における1次元の振幅パターンと、水平カット面の振幅パターンに対応しているアンテナ素子2-gの励振振幅位相誤差と、垂直カット面の振幅パターンに対応しているアンテナ素子2-gの励振振幅位相誤差とを含む学習データD2を取得する。
学習処理部13は、それぞれの学習データD1を学習モデルGM1の入力層に与えて、水平カット面における1次元の振幅パターンに対応する励振振幅位相誤差を学習モデルGM1に学習させる。また、学習処理部13は、垂直カット面における1次元の振幅パターンに対応する励振振幅位相誤差を学習モデルGM1に学習させる。
即ち、学習処理部13は、水平カット面における1次元の振幅パターンが学習モデルGM1の入力層に与えられると、学習モデルGM1の出力層から、水平カット面における1次元の振幅パターンに対応する励振振幅位相誤差が出力されるように、ニューラルネットワークの重みw11‐w16,w21‐w26を調整する。また、学習処理部13は、垂直カット面における1次元の振幅パターンが学習モデルGM1の入力層に与えられると、学習モデルGM1の出力層から、垂直カット面における1次元の振幅パターンに対応する励振振幅位相誤差が出力されるように、ニューラルネットワークの重みw11‐w16,w21‐w26を調整する。
学習処理部13は、それぞれの学習データD2を学習モデルGM2の入力層に与えて、水平カット面における1次元の振幅パターンに対応する励振振幅位相誤差を学習モデルGM2に学習させる。また、学習処理部13は、垂直カット面における1次元の振幅パターンに対応する励振振幅位相誤差を学習モデルGM2に学習させる。
即ち、学習処理部13は、水平カット面における1次元の振幅パターンが学習モデルGM2の入力層に与えられると、学習モデルGM2の出力層から、水平カット面における1次元の振幅パターンに対応する励振振幅位相誤差が出力されるように、ニューラルネットワークの重みw11‐w16,w21‐w26を調整する。また、学習処理部13は、垂直カット面における1次元の振幅パターンが学習モデルGM2の入力層に与えられると、学習モデルGM2の出力層から、垂直カット面における1次元の振幅パターンに対応する励振振幅位相誤差が出力されるように、ニューラルネットワークの重みw11‐w16,w21‐w26を調整する。
また、誤差推定部15は、アレーアンテナ2の振幅パターンP2として、例えば、水平カット面における1次元の振幅パターンと垂直カット面における1次元の振幅パターンとを取得する。
また、誤差推定部15は、アレーアンテナ1の振幅パターンP1として、例えば、垂直カット面における1次元の振幅パターンを学習済みの学習モデルGM1の入力層に与え、学習モデルGM1の出力層から、垂直カット面における1次元の振幅パターンに対応する励振振幅位相誤差を取得する。
誤差推定部15は、水平カット面における1次元の振幅パターンに対応する励振振幅位相誤差及び垂直カット面における1次元の振幅パターンに対応する励振振幅位相誤差のそれぞれを励振係数制御部16に出力する。
また、誤差推定部15は、アレーアンテナ2の振幅パターンP2として、例えば、垂直カット面における1次元の振幅パターンを学習済みの学習モデルGM2の入力層に与え、学習モデルGM2の出力層から、垂直カット面における1次元の振幅パターンに対応する励振振幅位相誤差を取得する。
誤差推定部15は、水平カット面における1次元の振幅パターンに対応する励振振幅位相誤差及び垂直カット面における1次元の振幅パターンに対応する励振振幅位相誤差のそれぞれを励振係数制御部16に出力する。
励振係数制御部16は、水平カット面に係る励振振幅位相誤差が零になる励振係数EC1,H,k(k=1,・・・,K)を算出する。励振振幅位相誤差が零になる励振係数EC1,H,kとは、励振振幅位相誤差が完全に零になるものに限るものではなく、実用上問題のない範囲内で、励振振幅位相誤差が概ね零になるものを含む概念である。
励振係数制御部16は、垂直カット面に係る励振振幅位相誤差が零になる励振係数EC1,V,k(k=1,・・・,K)を算出する。励振振幅位相誤差が零になる励振係数EC1,V,kとは、励振振幅位相誤差が完全に零になるものに限るものではなく、実用上問題のない範囲内で、励振振幅位相誤差が概ね零になるものを含む概念である。
励振係数制御部16は、励振係数EC1,H,kが示す励振分布と励振係数EC1,V,kが示す励振分布との積をとることで、励振係数EC1,kを算出する。励振係数EC1,H,kが示す励振分布と励振係数EC1,V,kが示す励振分布との積をとる処理自体は、公知の技術であるため詳細な説明を省略する。
励振係数制御部16は、励振係数EC1,kを送信ビーム形成部4に出力する。
励振係数制御部16は、水平カット面に係る励振振幅位相誤差が零になる励振係数EC2,H,g(g=1,・・・,G)を算出する。励振振幅位相誤差が零になる励振係数EC2,H,kとは、励振振幅位相誤差が完全に零になるものに限るものではなく、実用上問題のない範囲内で、励振振幅位相誤差が概ね零になるものを含む概念である。
励振係数制御部16は、垂直カット面に係る励振振幅位相誤差が零になる励振係数EC2,V,g(g=1,・・・,G)を算出する。励振振幅位相誤差が零になる励振係数EC2,V,kとは、励振振幅位相誤差が完全に零になるものに限るものではなく、実用上問題のない範囲内で、励振振幅位相誤差が概ね零になるものを含む概念である。
励振係数制御部16は、励振係数EC2,H,gが示す励振分布と励振係数EC2,V,gが示す励振分布との積をとることで、励振係数EC2,gを算出する。
励振係数制御部16は、励振係数EC2,gを受信ビーム形成部7に出力する。
Claims (9)
- 複数のアンテナ素子を有するアレーアンテナの振幅パターンを取得し、前記振幅パターンに基づいて、それぞれのアンテナ素子の励振振幅誤差とそれぞれのアンテナ素子の励振位相誤差とを含む励振振幅位相誤差を推定する誤差推定部と、
前記誤差推定部により推定された励振振幅位相誤差に基づいて、それぞれのアンテナ素子の励振係数を制御する励振係数制御部と、
学習モデルを生成する学習装置と、を備え、
前記誤差推定部は、前記振幅パターンを前記学習モデルに与えて、前記学習モデルから、前記励振振幅位相誤差を取得し、
前記学習装置は、前記アレーアンテナの前記振幅パターンと前記振幅パターンに対応している励振振幅位相誤差とを含む学習データを取得する学習データ取得部と、前記学習データ取得部により取得された学習データを前記学習モデルに与えて、前記振幅パターンに対応する励振振幅位相誤差を前記学習モデルに学習させる学習処理部と、を備え、
前記学習データ取得部は、前記学習データに含まれている前記励振振幅位相誤差として、それぞれのアンテナ素子の励振振幅誤差の分布が正規分布である励振振幅誤差と、それぞれのアンテナ素子の励振位相誤差の分布が正規分布である励振位相誤差と、をアンテナ素子毎に異なる値として取得し、
前記学習処理部は、前記学習データ取得部により取得された学習データに含まれている振幅パターンのうち、主ビームに対応する角度範囲の振幅パターンと、前記主ビームに対応する角度範囲の振幅パターンに対応している励振振幅位相誤差とを前記学習モデルに与えることを特徴とするアンテナ制御装置。 - 複数のアンテナ素子を有するアレーアンテナの振幅パターンを取得し、前記振幅パターンに基づいて、それぞれのアンテナ素子の励振振幅誤差とそれぞれのアンテナ素子の励振位相誤差とを含む励振振幅位相誤差を推定する誤差推定部と、
前記誤差推定部により推定された励振振幅位相誤差に基づいて、それぞれのアンテナ素子の励振係数を制御する励振係数制御部と、
学習モデルを生成する学習装置と、を備え、
前記誤差推定部は、前記振幅パターンを前記学習モデルに与えて、前記学習モデルから、前記励振振幅位相誤差を取得し、
前記学習装置は、前記アレーアンテナの前記振幅パターンと前記振幅パターンに対応している励振振幅位相誤差とを含む学習データを取得する学習データ取得部と、前記学習データ取得部により取得された学習データを前記学習モデルに与えて、前記振幅パターンに対応する励振振幅位相誤差を前記学習モデルに学習させる学習処理部と、を備え、
前記学習データ取得部は、前記学習データに含まれている前記励振振幅位相誤差として、それぞれのアンテナ素子の励振振幅誤差の分布が正規分布である励振振幅誤差と、それぞれのアンテナ素子の励振位相誤差の分布が正規分布である励振位相誤差と、をアンテナ素子毎に異なる値として取得し、
前記アレーアンテナの振幅パターンは、2つのカット面におけるそれぞれの振幅パターンが組み合わされている2次元パターンであり、
前記学習データ取得部は、前記学習データとして、それぞれのカット面の振幅パターンと、それぞれのカット面の振幅パターンに対応している励振振幅位相誤差とを含む学習データを取得することを特徴とするアンテナ制御装置。 - それぞれのカット面の振幅パターンは、1次元パターンであり、
前記学習データ取得部は、
前記学習データとして、それぞれのカット面における1次元の振幅パターンと、それぞれのカット面における1次元の振幅パターンに対応している励振振幅位相誤差とを含む学習データを取得することを特徴とする請求項2記載のアンテナ制御装置。 - 前記学習データ取得部は、
前記学習データに含まれている前記アレーアンテナの前記振幅パターンとして、前記アレーアンテナの角度に対応する振幅に、前記励振振幅誤差に含まれる熱雑音の影響に伴う振幅誤差を含んでいる振幅パターンを取得することを特徴とする請求項1記載のアンテナ制御装置。 - 誤差推定部と、励振係数制御部と、学習装置と、を備えた装置が行うアンテナ制御方法であって、
前記誤差推定部が、複数のアンテナ素子を有するアレーアンテナの振幅パターンを取得し、前記振幅パターンに基づいて、それぞれのアンテナ素子の励振振幅誤差とそれぞれのアンテナ素子の励振位相誤差とを含む励振振幅位相誤差を推定するステップと、
前記励振係数制御部が、前記誤差推定部により推定された励振振幅位相誤差に基づいて、それぞれのアンテナ素子の励振係数を制御するステップと、
前記学習装置が、学習モデルを生成するステップと、を備え、
前記誤差推定部は、前記振幅パターンを前記学習モデルに与えて、前記学習モデルから、前記励振振幅位相誤差を取得し、
前記学習装置は、前記アレーアンテナの前記振幅パターンと前記振幅パターンに対応する励振振幅位相誤差とを含む学習データを取得する学習データ取得部と、前記学習データ取得部により取得された学習データを前記学習モデルに与えて、前記振幅パターンに対応する励振振幅位相誤差を前記学習モデルに学習させる学習処理部と、を備え、
前記学習データ取得部は、前記学習データに含まれている前記励振振幅位相誤差として、それぞれのアンテナ素子の励振振幅誤差の分布が正規分布である励振振幅誤差と、それぞれのアンテナ素子の励振位相誤差の分布が正規分布である励振位相誤差と、をアンテナ素子毎に異なる値として取得し、
前記学習処理部は、前記学習データ取得部により取得された学習データに含まれている振幅パターンのうち、主ビームに対応する角度範囲の振幅パターンと、前記主ビームに対応する角度範囲の振幅パターンに対応している励振振幅位相誤差とを前記学習モデルに与えることを特徴とするアンテナ制御方法。 - 誤差推定部と、励振係数制御部と、学習装置と、を備えた装置が行うアンテナ制御方法であって、
前記誤差推定部が、複数のアンテナ素子を有するアレーアンテナの振幅パターンを取得し、前記振幅パターンに基づいて、それぞれのアンテナ素子の励振振幅誤差とそれぞれのアンテナ素子の励振位相誤差とを含む励振振幅位相誤差を推定するステップと、
前記励振係数制御部が、前記誤差推定部により推定された励振振幅位相誤差に基づいて、それぞれのアンテナ素子の励振係数を制御するステップと、
前記学習装置が、学習モデルを生成するステップと、を備え、
前記誤差推定部は、前記振幅パターンを前記学習モデルに与えて、前記学習モデルから、前記励振振幅位相誤差を取得し、
前記学習装置は、前記アレーアンテナの前記振幅パターンと前記振幅パターンに対応する励振振幅位相誤差とを含む学習データを取得する学習データ取得部と、前記学習データ取得部により取得された学習データを前記学習モデルに与えて、前記振幅パターンに対応する励振振幅位相誤差を前記学習モデルに学習させる学習処理部と、を備え、
前記学習データ取得部は、前記学習データに含まれている前記励振振幅位相誤差として、それぞれのアンテナ素子の励振振幅誤差の分布が正規分布である励振振幅誤差と、それぞれのアンテナ素子の励振位相誤差の分布が正規分布である励振位相誤差と、をアンテナ素子毎に異なる値として取得し、
前記アレーアンテナの振幅パターンは、2つのカット面におけるそれぞれの振幅パターンが組み合わされている2次元パターンであり、
前記学習データ取得部は、前記学習データとして、それぞれのカット面の振幅パターンと、それぞれのカット面の振幅パターンに対応している励振振幅位相誤差とを含む学習データを取得することを特徴とするアンテナ制御方法。 - 複数のアンテナ素子を有する前記アレーアンテナと、
請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のアンテナ制御装置と、
複数の送信信号のそれぞれに励振係数を乗算し、励振係数乗算後のそれぞれの送信信号をそれぞれのアンテナ素子に出力する送信ビーム形成部とを備え、
前記励振係数制御部は、前記誤差推定部により推定された励振振幅位相誤差に基づいて、前記送信ビーム形成部によって、それぞれの送信信号に乗算される励振係数を制御することを特徴とするアンテナ装置。 - 複数のアンテナ素子を有するアレーアンテナと、
請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のアンテナ制御装置と、
それぞれのアンテナ素子により受信された信号である受信信号に励振係数を乗算し、励振係数乗算後の複数の受信信号を合成する受信ビーム形成部とを備え、
前記励振係数制御部は、前記誤差推定部により推定された励振振幅位相誤差に基づいて、前記受信ビーム形成部によって、それぞれの受信信号に乗算される励振係数を制御することを特徴とするアンテナ装置。 - 複数の送信用アンテナ素子を有する第1のアレーアンテナと、
複数の受信用アンテナ素子を有する第2のアレーアンテナと、
請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のアンテナ制御装置と、
複数の送信信号のそれぞれに励振係数を乗算し、励振係数乗算後のそれぞれの送信信号をそれぞれの送信用アンテナ素子に出力する送信ビーム形成部と、
それぞれの受信用アンテナ素子により受信された信号である受信信号に励振係数を乗算し、励振係数乗算後の複数の受信信号を合成する受信ビーム形成部とを備え、
前記励振係数制御部は、前記誤差推定部により推定された励振振幅位相誤差に基づいて、前記送信ビーム形成部によって、それぞれの送信信号に乗算される励振係数を制御し、かつ、前記受信ビーム形成部によって、それぞれの受信信号に乗算される励振係数を制御することを特徴とするアンテナ装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2022/019215 WO2023209925A1 (ja) | 2022-04-28 | 2022-04-28 | アンテナ制御装置、アンテナ制御方法及びアンテナ装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP7353515B1 true JP7353515B1 (ja) | 2023-09-29 |
JPWO2023209925A1 JPWO2023209925A1 (ja) | 2023-11-02 |
JPWO2023209925A5 JPWO2023209925A5 (ja) | 2024-04-05 |
Family
ID=88143982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022569002A Active JP7353515B1 (ja) | 2022-04-28 | 2022-04-28 | アンテナ制御装置、アンテナ制御方法及びアンテナ装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7353515B1 (ja) |
WO (1) | WO2023209925A1 (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6363229A (ja) * | 1986-09-04 | 1988-03-19 | Toshiba Corp | 同期位相検波回路 |
JP2003198508A (ja) * | 2001-12-26 | 2003-07-11 | Sanyo Electric Co Ltd | アダプティブアレイ無線装置 |
JP2005130323A (ja) * | 2003-10-27 | 2005-05-19 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 無線通信装置 |
JP2016119646A (ja) * | 2014-12-19 | 2016-06-30 | 国立大学法人 名古屋工業大学 | 波形選択フィルタを用いた通話システム、通信端末 |
JP6363229B2 (ja) | 2014-02-05 | 2018-07-25 | ベラソン インコーポレイテッドVerathon Inc. | 超音波データ収集 |
US20180337738A1 (en) * | 2017-05-22 | 2018-11-22 | Keysight Technologies, Inc. | System and method for performing over-the-air tests for massive multi-input/multi-output wireless system |
US11115136B1 (en) * | 2020-07-10 | 2021-09-07 | Lg Electronics Inc. | Method for calibrating an array antenna in a wireless communication system and apparatus thereof |
-
2022
- 2022-04-28 WO PCT/JP2022/019215 patent/WO2023209925A1/ja active Application Filing
- 2022-04-28 JP JP2022569002A patent/JP7353515B1/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6363229A (ja) * | 1986-09-04 | 1988-03-19 | Toshiba Corp | 同期位相検波回路 |
JP2003198508A (ja) * | 2001-12-26 | 2003-07-11 | Sanyo Electric Co Ltd | アダプティブアレイ無線装置 |
JP2005130323A (ja) * | 2003-10-27 | 2005-05-19 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 無線通信装置 |
JP6363229B2 (ja) | 2014-02-05 | 2018-07-25 | ベラソン インコーポレイテッドVerathon Inc. | 超音波データ収集 |
JP2016119646A (ja) * | 2014-12-19 | 2016-06-30 | 国立大学法人 名古屋工業大学 | 波形選択フィルタを用いた通話システム、通信端末 |
US20180337738A1 (en) * | 2017-05-22 | 2018-11-22 | Keysight Technologies, Inc. | System and method for performing over-the-air tests for massive multi-input/multi-output wireless system |
US11115136B1 (en) * | 2020-07-10 | 2021-09-07 | Lg Electronics Inc. | Method for calibrating an array antenna in a wireless communication system and apparatus thereof |
Non-Patent Citations (6)
Title |
---|
KIHIRA, Kazunari et al.,Time-Modulated Array Using Phase Shifter for Amplitude-Phase Error Compensation,2019 IEEE International Symposium on Phased Array System & Technology (PAST),2020年03月05日 |
KIHIRA, KAZUNARI ET AL.: "Time-Modulated Array Using Phase Shifter for Amplitude-Phase Error Compensation", 2019 IEEE INTERNATIONAL SYMPOSIUM ON PHASED ARRAY SYSTEM & TECHNOLOGY (PAST), JPN6022032386, 5 March 2020 (2020-03-05), ISSN: 0005083269 * |
SAVITHA, Ramasamy et al.,Projection-Based Fast Learning Fully Complex-Valued Relaxation Neural Network,IEEE Transactions on Neural Networks and Learning Systems,2013年01月17日,VOL.24, No.4,pp.529-541 |
SAVITHA, RAMASAMY ET AL.: "Projection-Based Fast Learning Fully Complex-Valued Relaxation Neural Network", IEEE TRANSACTIONS ON NEURAL NETWORKS AND LEARNING SYSTEMS, vol. 24, no. 4, JPN6022032387, 17 January 2013 (2013-01-17), pages 529 - 541, XP011494125, ISSN: 0005083267, DOI: 10.1109/TNNLS.2012.2235460 * |
神谷 幸宏、川島 幸之助, 情報・符号理論, vol. 第1版, JPN6023000949, 22 March 2012 (2012-03-22), ISSN: 0005083268 * |
神谷 幸宏、川島 幸之助,情報・符号理論,第1版,株式会社オーム社,2012年03月22日 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPWO2023209925A1 (ja) | 2023-11-02 |
WO2023209925A1 (ja) | 2023-11-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10103431B2 (en) | Phased array antenna calibration | |
US9912074B2 (en) | Congruent non-uniform antenna arrays | |
JP6693681B2 (ja) | レーダ装置 | |
US8354960B2 (en) | Method for low sidelobe operation of a phased array antenna having failed antenna elements | |
Darzi et al. | Null steering of adaptive beamforming using linear constraint minimum variance assisted by particle swarm optimization, dynamic mutated artificial immune system, and gravitational search algorithm | |
CN108196239B (zh) | 一种频率分集mimo雷达的无模糊参数估计方法 | |
TW201926924A (zh) | 波束成型校準系統及方法 | |
TWI837355B (zh) | 使用相位陣列天線的快速空間搜尋之方法及系統 | |
JP3638108B2 (ja) | アンテナ測定装置およびアンテナ測定方法 | |
JP7353515B1 (ja) | アンテナ制御装置、アンテナ制御方法及びアンテナ装置 | |
JP5448158B2 (ja) | アンテナ測定方法、アンテナ校正方法 | |
CN113820653A (zh) | 基于动态和差波束的米波雷达低仰角目标doa估计方法 | |
JP6573745B2 (ja) | アダプティブアレーアンテナ装置 | |
JP3996098B2 (ja) | 電波伝搬シミュレータ及びその電波強度演算方法 | |
JP5452326B2 (ja) | 移相値算出装置、移相器制御装置及びプログラム | |
JP6628596B2 (ja) | アレーアンテナ装置及び無線装置 | |
JP2020139876A (ja) | レーダ装置および補正値算出方法 | |
KR20220098933A (ko) | 적응 빔포밍 방법 및 이를 이용한 능동 소나 장치 | |
JP2022096802A (ja) | レーダ装置 | |
WO2006126247A1 (ja) | アレイアンテナの指向性制御装置及び指向性制御方法 | |
Xiong et al. | Robust elliptic localization using worst-case formulation and convex approximation | |
JP4682190B2 (ja) | アレーアンテナ装置、指向性制御方法、指向性制御プログラムおよび指向性制御プログラムを記録した記録媒体 | |
JP4901643B2 (ja) | アダプティブアレーアンテナ装置およびプログラム | |
Thakur et al. | A dual beam adaptive beamforming algorithm with sidelobe suppression | |
Paik et al. | Improvement of DOD/DOA estimation for bistatic MIMO radar |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221114 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221114 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20221114 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230117 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230310 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230613 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230731 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230822 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230919 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7353515 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |