JP7353110B2 - 車外モニタ装置 - Google Patents

車外モニタ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7353110B2
JP7353110B2 JP2019169884A JP2019169884A JP7353110B2 JP 7353110 B2 JP7353110 B2 JP 7353110B2 JP 2019169884 A JP2019169884 A JP 2019169884A JP 2019169884 A JP2019169884 A JP 2019169884A JP 7353110 B2 JP7353110 B2 JP 7353110B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
display
center
captured
virtual line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019169884A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021046096A (ja
Inventor
勇 長澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Subaru Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Subaru Corp filed Critical Subaru Corp
Priority to JP2019169884A priority Critical patent/JP7353110B2/ja
Publication of JP2021046096A publication Critical patent/JP2021046096A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7353110B2 publication Critical patent/JP7353110B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Description

本発明は、車外モニタ装置に関する。
自動車などの車両では、従来から後方確認のために、車室に設けられるルームミラー、車体の側面に設けられるドアミラー、などが用いられている。
近年、車両では、これらのルームミラーなどのリアミラーの替わりに、カメラが用いられるようになってきている。カメラで撮像した車両の後方の画像は、車室に設けられるモニタに表示される(特許文献1)。
このように従来のミラーをモニタ化することにより、ミラーでは死角となっていた方向や範囲についても画像により確認できたり、移動体が視認し易くなるように画像の明るさを調整したり、後方の移動体のヘッドライトの光を弱めるように防眩処理をしたり、することができる。
特開2017-198853号公報
しかしながら、特許文献1では、1つのカメラにより撮像された車両の後方の画像の一部を切り出してモニタに表示する。この場合、表示デバイスに表示可能な後方の範囲は、1つのカメラにより撮像可能な範囲に制限されてしまう。
このため、特許文献1とは異なり、複数のカメラにより、車両の後方を撮像し、それぞれのカメラで撮像される画像を複数のモニタに表示することが考えられる。この場合、表示可能な後方の範囲は、1つのカメラにより制限されなくなる。
しかしながら、別々に撮像された複数の画像を複数の表示デバイスに表示するだけでは、表示されている複数の画像の相互の関連性がそもそも不明確である。仮に複数の画像が並べて表示されていても、複数の画像の相互の関連性を理解し難い。その結果、乗員は、表示されている後方の他の移動体について、自車までの距離や方向を理解し難い。複数の画像に分けて表示されている複数の他の移動体についての前後位置を把握し難い。後方の他の移動体が1つの画像に表示されている場合でも、表示が平面的であるために、他の移動体についての自車までの距離や方向が理解し難いところに加えて、後方の画像が複数に分けて表示されることにより、より一層に、自車から他の移動体までの距離や方向が理解し難くなる。
このように車外モニタ装置は、改善することが求められている。
本発明に係る車外モニタ装置は、車両の後方の撮像範囲を車幅方向において複数に分けて撮像する複数の撮像デバイスと、複数の前記撮像デバイスそれぞれで撮像される画像をそれぞれ表示する複数の表示デバイスと、複数の前記撮像デバイスにより撮像される後方の複数の撮像画像を取得して複数の前記表示デバイスのそれぞれへ表示画像を出力する生成部と、を有し、前記生成部は、取得する複数の撮像画像に対して、複数の表示デバイスに表示された状態において少なくとも隣り合う複数の画像をまたぐ画像成分を追加した表示画像を生成して出力し、複数の前記表示デバイスは、前記画像成分を含む画像を表示する。
好適には、複数の前記撮像デバイスは、車両の後方の撮像範囲を中央、右側、および左側を分けて撮像して中央撮像画像、右撮像画像、および左撮像画像を撮像し、前記生成部は、前記中央撮像画像、前記右撮像画像、および前記左撮像画像に対して、複数の表示デバイスに表示された状態において少なくとも隣り合う複数の画像をまたぐ画像成分を追加した表示画像を生成して出力し、複数の前記表示デバイスは、前記画像成分を含む画像を表示する、とよい。
好適には、前記生成部は、取得する前記中央撮像画像と前記右撮像画像および前記左撮像画像に対して、前記車両の左右の所定位置から路面に沿って後方へ向かって延在する左右の仮想線を合成し、左右の前記仮想線を含む前記中央撮像画像については、前記車両の後方の基準距離の位置において左右の前記仮想線の間となる画像幅の部分画像を切り出して、中央を撮像する前記撮像デバイスにより撮像される画像を表示する前記表示デバイスへ中央表示画像として出力し、右の前記仮想線を含む前記右撮像画像については、前記基準距離の位置において右の前記仮想線より右側となる画像幅の部分画像を切り出して、右側を撮像する前記撮像デバイスにより撮像される画像を表示する前記表示デバイスへ右表示画像として出力し、左の前記仮想線を含む前記左撮像画像については、前記基準距離の位置において左の前記仮想線より左側となる画像幅の部分画像を切り出して、左側を撮像する前記撮像デバイスにより撮像される画像を表示する前記表示デバイスへ左表示画像として出力する、とよい。
好適には、前記生成部は、前記中央表示画像を表示する前記表示デバイスにおける右の仮想線と、前記右表示画像を表示する前記表示デバイスにおける右の仮想線と、前記中央表示画像を表示する前記表示デバイスにおける左の仮想線と、前記左表示画像を表示する前記表示デバイスにおける左の仮想線とのそれぞれが、複数の前記表示デバイスの表示において表示画像間での関連性が得られるように、複数の前記表示デバイスのそれぞれへ出力する部分画像の切出範囲を調整する、とよい。
好適には、前記生成部は、前記中央表示画像において左右の前記仮想線が前記切出範囲の両側と交差するように、中央表示画像を得るための前記切出範囲の上下位置を調整し、前記右表示画像において右の前記仮想線が前記切出範囲と交わる上下位置が、前記中央表示画像において右の前記仮想線が前記切出範囲と交わる上下位置と同じになるように、前記右表示画像を得るための前記切出範囲の上下位置を調整し、前記左表示画像において左の前記仮想線が前記切出範囲と交わる上下位置が、前記中央表示画像において左の前記仮想線が前記切出範囲と交わる上下位置と同じになるように、前記左表示画像を得るための前記切出範囲の上下位置を調整する、とよい。
好適には、複数の前記表示デバイスは、後方の中央を表示する中央表示デバイス、右側を表示する右表示デバイス、および左側を表示する左表示デバイス、を含み、前記右表示デバイスおよび前記左表示デバイスは、前記中央表示デバイスと並べて前記車両に設けられる、とよい。
好適には、複数の前記撮像デバイスの撮像範囲は、重なっている、とよい。

本発明では、車両の後方の撮像範囲を車幅方向において複数に分けて撮像する撮像画像に対して、複数の表示デバイスに表示された状態において少なくとも隣り合う複数の画像をまたぐように画像成分を追加する。これにより、乗員は、車両の後方の撮像範囲を複数に分けて表示する複数の画像について、それぞれの画像に追加された画像成分を基準として、相互の位置関係を容易に理解することが可能になる。その結果、乗員は、各画像に表示される他の移動体について、それらの画像が1つの画像として表示されている場合と同じように自車からの相対的な距離や方向を判断することができる。異なる画像に表示されている複数の他の移動体についての前後位置について、正確に判断することが容易になる。
これに対して、仮にたとえば左右の基準線などの画像成分が複数の画像にまたがって追加されていない場合、乗員は、それぞれの画像に表示されている他の移動体のサイズを参考に、自車からの相対的な距離や方向を判断することなる。異なる画像に表示されている複数の他の移動体についての前後位置について、あやまって判断する可能性が高くなる。
図1は、本発明の実施形態に係る車外モニタ装置を有する自動車の一例の走行状況の説明図である。 図2は、図1の自動車に設けられる車外モニタ装置の説明図である。 図3は、図2の表示デバイスについての車室での配置の説明図である。 図4は、図3のモニタECUによる、複数の撮像画像からそれぞれの表示画像を得る車外モニタ処理のフローチャートである。 図5は、図4の車外モニタ処理における各種の画像の一例の説明図である。 図6は、図4の車外モニタ処理における各種の画像の他の例の説明図である。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る車外モニタ装置10を有する自動車1の一例の走行状況の説明図である。
図1には、右へカーブする三車線の車道の中央の車線を走行する自動車1が示されている。自動車1の後方には、同一車線を走行する他の自動車9と、車道のカーブの内側となる右側の車線を走行する他の自動車9と、左側の車線を走行する他の自動車9と、がいる。
図1の自動車1は、車体2を有する。車体2の中央部分には、ドライバなどの乗員が乗る車室3が形成される。
また、図1の自動車1は、車室3の乗員が自車の後方を目視により確認するための映像を提供する車外モニタ装置10を有する。
車外モニタ装置10は、自動車1の後方の撮像範囲を、車幅方向において複数に分けて撮像する複数の撮像デバイスとして、センタリアカメラ11、右リアカメラ12、左リアカメラ13を有する。
センタリアカメラ11は、車体2のたとえば車室3の後部中央に設けられる。センタリアカメラ11は、基本的に車体2の左右方向の中央であるY0位置にあればよく、この他にもたとえば車体2の後側面の中央に設けられても、車室3前部のルームミラーの位置に設けられてもよい。センタリアカメラ11は、車体2の真後方向へ向けて設置される。これにより、センタリアカメラ11は、車体2の真後方向を中央として、車体2の斜後方向を含む後方の範囲を撮像することができる。
右リアカメラ12および左リアカメラ13は、車体2の左右側面におけるドアミラーの位置に、ドアミラーの替わりに設けられる。右リアカメラ12および左リアカメラ13は、自動車1の斜後方向へ向けて設置される。これにより、右リアカメラ12は、車体2の右側面から略右横方向までの車体2の右後方向の範囲を撮像することができる。左リアカメラ13は、車体2の左側面から略左横方向までの車体2の左後方向の範囲を撮像することができる。右リアカメラ12の撮像範囲および左リアカメラ13の撮像範囲は、センタリアカメラ11の撮像範囲と重なる。
なお、車外モニタ装置10は、右リアカメラ12、左リアカメラ13、およびセンタリアカメラ11といった複数の撮像デバイスの替わりに、あるいはこれら複数の撮像デバイスとともに、360度カメラを有してよい。360度カメラは、全周的に画像を撮像する。360度カメラは、たとえば車体2のルーフに配置されても、車体2の後部に配置されてもよい。これにより、360度カメラは、車体2の後方を右側から左側にかけて全体的に撮像できる。
このように従来のミラーをモニタ化することにより、ミラーでは死角となっていた方向や範囲についても画像により確認できたり、移動体が視認し易くなるように画像の明るさを調整したり、後方の移動体のヘッドライトの光を弱めるように防眩処理をしたり、することができる。たとえば図1に示すように、右リアカメラ12の撮像範囲と、センタリアカメラ11の撮像範囲とが重なることにより、車体2の真後ろから右側にかけての後方の撮像範囲において、撮像されない死角を無くすことが可能になる。同様に、左リアカメラ13の撮像範囲と、センタリアカメラ11の撮像範囲とが重なることにより、車体2の真後ろから左側にかけての後方の撮像範囲において、撮像されない死角を無くすことが可能になる。
このように車外モニタ装置10は、改善することが求められている。
図2は、図1の自動車1に設けられる車外モニタ装置10の説明図である。
図2の車外モニタ装置10は、センタリアカメラ11、右リアカメラ12、左リアカメラ13、センタモニタ14、右モニタ15、左モニタ16、メモリ17、および、これらが接続されるモニタECU18、を有する。センタモニタ14、右モニタ15、左モニタ16は、複数の表示デバイスである。
センタモニタ14は、センタリアカメラ11により撮像された画像またはその部分画像を表示する。
右モニタ15は、右リアカメラ12により撮像された画像またはその部分画像を表示する。
左モニタ16は、左リアカメラ13により撮像された画像またはその部分画像を表示する。
複数の表示デバイスは、複数の撮像デバイスそれぞれで撮像される画像をそれぞれ表示する。
図3は、図2の複数の表示デバイスについての車室3での配置の説明図である。
図3には、自動車1の車室3の前方内部が示されている。車室3の前方内部には、フロントガラス4の下側にダッシュボード5が設けられる。
センタモニタ14、右モニタ15、左モニタ16は、それぞれ1つの液晶パネルである。液晶パネルは、表示画像を表示するための平面的な表示面を有する。
センタモニタ14、右モニタ15、および左モニタ16は、ダッシュボード5に埋め込んで固定的に設けられる。右モニタ15は、センタモニタ14の右側に隣接して設けられる。左モニタ16は、センタモニタ14の左側に隣接して設けられる。センタモニタ14、右モニタ15、および左モニタ16は、単一平面的な表示面を形成するようにダッシュボード5に並べて自動車1に設けられ、自動車1の後方の撮像範囲を中央、右側、および左側の画像に分けて表示する。図3において、センタモニタ14の表示面と、右モニタ15の表示面と、左モニタ16の表示面とは、同じ画像高さを有する。
車室3の乗員は、自動車1の前方をフロントガラス4越しに確認しながら、その下側に配置される複数の表示デバイスの表示画像により自動車1の後方を視認することができる。
なお、複数の表示デバイスは、たとえば乗員のサイズなどに応じてその全体的な位置および向きを上下左右に微調整可能に、ダッシュボード5に設けられてよい。
図2のメモリ17は、モニタECU18が制御に用いるデータおよびプログラムを記録する。
モニタECU18は、メモリ17に記録されているプログラムを読み込んで実行する。これにより、モニタECU18は、車外モニタ装置10の制御部として機能する。
モニタECU18は、右リアカメラ12により撮像される画像と、左リアカメラ13により撮像される画像と、センタリアカメラ11により撮像される画像とを取得し、それぞれを個別に加工して後方の右表示画像、左表示画像、および中央表示画像を生成する。
モニタECU18は、生成した右表示画像、左表示画像、および中央表示画像をそれぞれ、右モニタ15、左モニタ16、センタモニタ14へ出力する。これにより、右モニタ15は、右リアカメラ12により撮像された画像を加工した右表示画像を表示する。左モニタ16は、左リアカメラ13により撮像された画像を加工した左表示画像を表示する。センタモニタ14は、センタリアカメラ11により撮像された画像を加工した中央表示画像を表示する。右表示画像、左表示画像、および中央表示画像は、ダッシュボード5に並べて表示される。
図4は、図3のモニタECU18による、複数の撮像画像からそれぞれの表示画像を得る車外モニタ処理のフローチャートである。
モニタECU18は、図4の車外モニタ処理を繰り返し実行する。これにより、センタモニタ14、右モニタ15、左モニタ16には、センタリアカメラ11により撮像された画像、右リアカメラ12により撮像された画像、左リアカメラ13により撮像された画像が、リアルタイム的に常時更新されて表示される。
ステップST1において、モニタECU18は、中央、右側および左側の複数の撮像画像を取得する。モニタECU18は、自動車1の後方の撮像範囲を中央、右側、および左側を分けて撮像する、センタリアカメラ11の後方中央の中央撮像画像と、右リアカメラ12の後方右側の右撮像画像と、左リアカメラ13の後方左側の左撮像画像と、を取得する。
ステップST2において、モニタECU18は、各撮像画像に対して、左右の仮想線を合成する。モニタECU18は、中央撮像画像に対して、左右の仮想線を合成する。モニタECU18は、右撮像画像に対して、中央撮像画像との間でまたぐ画像成分として、右の仮想線を合成する。モニタECU18は、左撮像画像に対して、中央撮像画像との間でまたぐ画像成分として、左の仮想線を合成する。これにより、互いに隣り合うように表示されることになる中央撮像画像と右撮像画像とには、それらの画像をまたぐように、右の仮想線が追加される。互いに隣り合うように表示されることになる中央撮像画像と左撮像画像とには、それらの画像をまたぐように、左の仮想線が追加される。
ここで、左右の仮想線は、たとえば図1に示すように、自車の左右両側の直線的な車線に相当するものでよい。図1において、自車の左右両側の直線的な車線は、自動車1の左右の所定位置から路面に沿って後方へ向かって延在している。仮想線は、それぞれの撮像デバイスについての平面路面に対する仰角に基づいて、それらの物理的な配置に基づいて特定される画像位置に延在するように、撮像画像に追加されればよい。また、左右の仮想線は、路面には通常描画されていないようなたとえば青色の高輝度の画像成分でよい。
ステップST3において、モニタECU18は、左右の仮想線を含む中央撮像画像から左右の仮想線の間を切出す。モニタECU18は、たとえば中央撮像画像において、自動車1の後方の所定の基準距離の位置に相当する高さ位置において、左右の仮想線の間となる画像幅の部分画像を、中央撮像画像から切り出すとよい。これにより、モニタECU18は、中央撮像画像と同じ画像高さで、中央撮像画像より横幅の部分画像を生成する。
ステップST4において、モニタECU18は、左右の仮想線が切出範囲の左縁および右縁と交差するように、中央表示画像を切出す。ステップST3により生成される部分画像では、左右の仮想線は、その切出範囲の両側と交差する。モニタECU18は、たとえば左右の交差位置がセンタリアモニタの表示面において所定の高さ位置となるように、ステップST3により生成される部分画像から、その上下の画像部分を削除して、センタリアモニタの表示面と同じ縦横比の部分画像を切り出す。これにより、モニタECU18は、中央撮像画像に基づいて、センタリアモニタの表示面と同じ縦横比の部分画像を生成する。モニタECU18は、左右の仮想線を含む中央表示画像として、センタリアモニタの表示面に表示可能な部分画像を生成する。モニタECU18は、中央表示画像を得るための切出範囲の上下位置を調整して、中央表示画像として、その切出範囲の両側と左右の仮想線とが交差する部分画像を生成する。
ステップST5において、モニタECU18は、中央表示画像において左右それぞれの仮想線と切出範囲とが交差する画像での上下位置を取得する。
ステップST6において、モニタECU18は、右の仮想線を含む右撮像画像から仮想線の右側を切出す。モニタECU18は、たとえば右撮像画像において、上述した自動車1の後方の基準距離の位置に相当する高さ位置において、右の仮想線より右側となる画像幅の部分画像を切り出す。
ステップST7において、モニタECU18は、切出範囲の縁の上下位置を合わせて、右表示画像を切出す。ステップST6により生成される部分画像では、右の仮想線は、その切出範囲の左側と交差する。モニタECU18は、たとえば左の交差位置が右リアモニタの表示面において、ステップST5で得た高さ位置となるように、ステップST6により生成される部分画像から、その上下および右の画像部分を削除して、右リアモニタの表示面と同じ縦横比の部分画像を切り出す。これにより、モニタECU18は、右撮像画像に基づいて、右リアモニタの表示面と同じ縦横比の部分画像を生成する。モニタECU18は、右の仮想線を含む右表示画像として、右リアモニタの表示面に表示可能な部分画像を生成する。モニタECU18は、右表示画像を得るための切出範囲の上下位置を調整して、右表示画像として、その切出範囲の左側と右の仮想線とが交差する部分画像を生成する。右表示画像において右の仮想線が切出範囲と交わる上下位置は、中央表示画像において右の仮想線が切出範囲と交わる上下位置と同じになる。
ステップST8において、モニタECU18は、左の仮想線を含む左撮像画像から仮想線の左側を切出す。モニタECU18は、たとえば左撮像画像において、上述した自動車1の後方の基準距離の位置に相当する高さ位置において、左の仮想線より左側となる画像幅の部分画像を切り出す。
ステップST9において、モニタECU18は、切出範囲の縁の上下位置を合わせて、左表示画像を切出す。ステップST8により生成される部分画像では、左の仮想線は、その切出範囲の右側と交差する。モニタECU18は、たとえば右の交差位置が左リアモニタの表示面において、ステップST5で得た高さ位置となるように、ステップST8により生成される部分画像から、その上下および左の画像部分を削除して、左リアモニタの表示面と同じ縦横比の部分画像を切り出す。これにより、モニタECU18は、左撮像画像に基づいて、左リアモニタの表示面と同じ縦横比の部分画像を生成する。モニタECU18は、左の仮想線を含む左表示画像として、左リアモニタの表示面に表示可能な部分画像を生成する。モニタECU18は、左表示画像を得るための切出範囲の上下位置を調整して、左表示画像として、その切出範囲の右側と左の仮想線とが交差する部分画像を生成する。左表示画像において左の仮想線が切出範囲と交わる上下位置は、中央表示画像において左の仮想線が切出範囲と交わる上下位置と同じになる。
ステップST10において、モニタECU18は、最終的に切出した複数の表示画像を出力する。モニタECU18は、ステップST4で生成した中央表示画像を、センタリアモニタへ出力し、ステップST7で生成した右表示画像を、右リアモニタへ出力し、ステップST9で生成した左表示画像を、左タリアモニタへ出力する。
これにより、センタリアモニタは、左右の仮想線を含む中央表示画像を表示する。右リアモニタは、センタリアモニタの右側において、右の仮想線を含む右表示画像を表示する。左リアモニタは、センタリアモニタの左側において、左の仮想線を含む左表示画像を表示する。
そして、中央表示画像を表示するセンタリアモニタにおける右の仮想線と、右表示画像を表示する右リアモニタにおける右の仮想線とは、それら画像をまたいで直線状に延在するように表示される。中央表示画像を表示するセンタリアモニタにおける左の仮想線と、左表示画像を表示する左リアモニタにおける左の仮想線とは、それら画像をまたいで直線状に延在するように表示される。左右の仮想線により、表示画像間での連続的な関連性が得られる。
図5は、図4の車外モニタ処理における各種の画像の一例の説明図である。
図5(A)には、自動車1の後方の撮像範囲30と、センタリアカメラ11の中央撮像画像31の範囲と、右リアカメラ12の右撮像画像32の範囲と、左リアカメラ13の左撮像画像33の範囲と、が示されている。中央撮像画像31の範囲は、自動車1の車体2の左右方向中央のY0位置を中心として所定左右幅の範囲となっている。右撮像画像32は、中央撮像画像31と重なる。左撮像画像33は、中央撮像画像31と重なる。
図5(B)には、図5(A)に加えて、右の仮想線41、左の仮想線42、自動車1の後方の基準距離43を示す破線、が図示されている。右の仮想線41は、自動車1の右側において路面に沿って後方へ向かって延在する。左の仮想線42は、自動車1の左側において路面に沿って後方へ向かって延在する。基準距離43を示す破線は、画像に合成するように追加されるものではないが、説明のために左右方向に沿って延在するように示されている。
この場合、モニタECU18は、中央撮像画像31について、右の仮想線41と左の仮想線42との間の画像幅44の部分画像を切り出す。右の仮想線41が基準距離43を示す破線と交差する位置より左側であって、かつ、左の仮想線41が基準距離43を示す破線と交差する位置より右側である範囲44の部分画像を切り出す。
モニタECU18は、右撮像画像32について、右の仮想線41が基準距離43を示す破線と交差する位置より右側の範囲45の部分画像を切り出す。
モニタECU18は、左撮像画像33について、左の仮想線42が基準距離43を示す破線と交差する位置より左側の範囲46の部分画像を切り出す。
図5(C)には、自動車1の後方の撮像範囲30と、図5(B)に基づいて中央撮像画像31から切り出された中央の部分画像47と、右撮像画像32から切り出された右側の部分画像48と、左撮像画像33から切り出された左側の部分画像48と、が示されている。中央の部分画像47は、右側の部分画像48および左側の部分画像48と重ならないように隣接する。
この場合、モニタECU18は、中央の部分画像47について、その上下の画像部分を削除して、センタリアカメラ11の表示面の高さに合わせた部分画像を切り出す。
モニタECU18は、右側の部分画像48について、その上下の画像部分を削除して、右リアカメラ12の表示面の高さに合わせた部分画像を切り出す。
モニタECU18は、左側の部分画像49について、その上下の画像部分を削除して、左リアカメラ13の表示面の高さに合わせた部分画像を切り出す。
図5(D)には、モニタECU18により生成される中央表示画像51、右表示画像52、および左表示画像53が、自動車1の後方の撮像範囲30にかさねて示されている。中央表示画像51は、右表示画像52および左表示画像53と重ならないように隣接した画像となる。そして、右の仮想線41については、中央表示画像51において交差位置から後方へ延在する部分と、右表示画像52において交差位置から前方へ延在する部分とが、一直線状に合成される。左の仮想線42については、中央表示画像51において交差位置から後方へ延在する部分と、左表示画像53において交差位置から前方へ延在する部分とが、一直線状に合成される。
モニタECU18は、後方を複数に分けて表示する表示画像51~53に、それらの間をまたぐように左右の仮想線41,42を合成して表示させることができる。
なお、図5の説明は、センタリアカメラ11、右リアカメラ12、および左リアカメラ13が自動車1において同じ部位からそれぞれの割当方向を撮像していることを想定した説明である。
しかしながら、実際の自動車1では、上述するように、センタリアカメラ11はたとえば車体2のたとえば車室3の後部中央に設けられ、右リアカメラ12および左リアカメラ13はたとえば車体2の左右側面におけるドアミラーの位置に設けられる。センタリアカメラ11、右リアカメラ12、および左リアカメラ13は、自動車1において互いに離間した異なる部位に設けられる可能性が高い。この場合でも、モニタECU18は、上述した処理により中央表示画像51、右表示画像52、および左表示画像53を生成することができる。また、各カメラの撮像範囲をそれぞれの設置位置に応じて最適化することにより、自動車1の後方について撮像できない範囲を減らすことができる。
図6は、図4の車外モニタ処理における各種の画像の他の例の説明図である。
図6(A)には、センタリアカメラ11の中央撮像画像31が図示されている。中央撮像画像31には、自動車1の真後の同一車線を走行する他の自動車9と、左側の車線を走行する他の自動車9と、右側の車線を走行する他の自動車9と、が映っている。
図6(B)には、車体2の右側面におけるドアミラーの位置に設けられる右リアカメラ12の右撮像画像32が図示されている。右撮像画像32には、右側の車線を走行する他の自動車9が映っている。図中に破線で示す同一車線を走行する他の自動車9は映っていない。
図6(C)には、車体2の左側面におけるドアミラーの位置に設けられる左リアカメラ13の左撮像画像33が図示されている。左撮像画像33には、左側の車線を走行する他の自動車9が映っている。図中に破線で示す同一車線を走行する他の自動車9は映っていない。
この場合、モニタECU18は、図6(A)の中央撮像画像31に対して、右の仮想線41と左の仮想線42とを合成し、これらと基準距離43を示す破線とが交差する位置の間の部分画像を切り出す。切り出された中央の部分画像47は、図6(D)の中央に示すように、中央表示画像51としてセンタモニタ14に表示されてよい。
モニタECU18は、図6(B)の右撮像画像32に対して、右の仮想線41を合成し、これと基準距離43を示す破線とが交差する位置より右側の部分画像を切り出す。切り出された右側の部分画像48は、図6(D)の右側に示すように、右表示画像52として右モニタ15に表示されてよい。
モニタECU18は、図6(C)の左撮像画像33に対して、左の仮想線42を合成し、これと基準距離43を示す破線とが交差する位置より左側の部分画像を切り出す。切り出された左側の部分画像49は、図6(D)の右側に示すように、左表示画像53として左モニタ16に表示されてよい。
センタモニタ14、右モニタ15、左モニタ16には、図6(D)に示す配置で、それぞれの画像が表示される。ここでは、センタモニタ14に表示される中央表示画像51の右の仮想線41は、右モニタ15に表示される右撮像画像32の右の仮想線41と折れ曲がるようにしてつながっている。センタモニタ14に表示される中央表示画像51の左の仮想線42は、左モニタ16に表示される左撮像画像33の左の仮想線42と折れ曲がるようにしてつながっている。右の仮想線41と左の仮想線42とは、画像をまたいで一直線状に表示されていない。なお、右の仮想線41と左の仮想線42とは、それぞれの画像の縁において上下にずれてもよい。
このような画像の組み合わせであったとしても、それぞれの画像に追加されている右の仮想線41と左の仮想線42とにより、乗員は、画像間の相互の撮像範囲について好適に理解できる。たとえば、中央表示画像51には、左右の車線を走行する他の自動車9が映っているが、これが右撮像画像32および左撮像画像33に映る他の自動車9と同じものであることを、左右の仮想線41,42を基準として容易に理解することができる。
以上のように、本実施形態では、自動車1の後方の撮像範囲は、たとえば中央、右側、および左側に分けて撮像する複数の撮像デバイスにより車幅方向で分けて撮像される。そして、複数の表示デバイスに分けて表示される画像には、複数の表示デバイスに表示された状態において少なくとも隣り合う複数の画像をまたぐ画像成分が追加される。乗員は、複数の表示デバイスに分けて表示される複数の後方の画像について、仮にそれらが離れて表示されているとしても、少なくとも隣り合う複数の画像をまたぐように追加された画像成分により、画像間の相互の関連性を明確に視認することができる。乗員は、後方の撮像範囲の画像が複数に分けて表示されているにもかかわらず、その撮像範囲を1つの画像として表示されている場合と同程度に、後方の他の移動体について自車までの距離や方向を理解し得るようになる。
本実施形態では、取得する中央撮像画像31と右撮像画像32および左撮像画像33に対して、自動車1の左右の所定位置から路面に沿って後方へ向かって延在する左右の仮想線41,42を合成する。これにより、乗員は、後方の撮像範囲を複数に分けて表示する複数の画像について、それぞれの画像中の仮想線を基準として相互の位置関係を容易に理解することが可能になる。
具体的には、本実施形態では、左右の仮想線41,42を含む中央撮像画像31については、自動車1の後方の所定の基準距離の位置において左右の仮想線41,42の間となる画像幅の部分画像を切り出して、中央を撮像するセンタリアカメラ11により撮像される画像を表示するセンタモニタ14へ中央表示画像51として出力し、右の仮想線41を含む右撮像画像32については、基準距離43の位置において右の仮想線41より右側となる画像幅の部分画像を切り出して、右側を撮像する右リアカメラ12により撮像される画像を表示する右モニタ15へ右表示画像52として出力し、左の仮想線42を含む左撮像画像33については、基準距離43の位置において左の仮想線42より左側となる画像幅の部分画像を切り出して、左側を撮像する左リアカメラ13により撮像される画像を表示する左モニタ16へ左表示画像53として出力する。これにより、後方を複数に分けて表示する複数の画像51~53には、複数の画像51~53をまたぐように延びる左右一対の仮想線41,42が含まれるようになる。中央表示画像51には、基準距離43の位置から後側へ延在するように左右の仮想線41,42が含まれる。右表示画像52には、基準距離43の位置から前側へ延在するように右の仮想線41が含まれる。左表示画像53には、基準距離43の位置から前側へ延在するように左の仮想線42が含まれる。その結果、乗員は、自動車1の後方の撮像範囲を複数に分けて表示する複数の画像51~53について、追加された仮想線41,42の連続性の認識を基準として判断することにより、撮像されている後方の他の移動体から自車までの相対的な距離や方向を、高い確からしさで判断し得る。異なる画像に表示されている複数の他の移動体についての前後位置についても、それらの表示サイズにかからず、仮想線41,42に対する相対位置に基づいて正確に判断することが可能になる。
これに対して、仮にたとえば、左右の仮想線41,42などの画像成分が複数の画像51~53にまたがるように追加して合成されていない場合、乗員は、それぞれの画像に表示されている他の移動体の視認サイズを参考に、遠近を判断することなる。異なる画像に表示されている複数の他の移動体についての前後位置について、あやまって判断する可能性が高くなる。
特に、本実施形態では、中央表示画像51において左右の仮想線41,42がその切出範囲の両側と交差するように、中央表示画像51を得るための切出範囲の上下位置が調整される。また、右表示画像52において右の仮想線41がその切出範囲と交わる上下位置が、中央表示画像51において右の仮想線41が切出範囲と交わる上下位置と同じになるように、右表示画像52を得るための切出範囲の上下位置を調整する。左表示画像53において左の仮想線42がその切出範囲と交わる上下位置が、中央表示画像51において左の仮想線42がその切出範囲と交わる上下位置と同じになるように、左表示画像53を得るための切出範囲の上下位置を調整する。これにより、中央表示画像51を表示するセンタモニタ14における右の仮想線41と、右表示画像52を表示する右モニタ15における右の仮想線41とは、複数の表示デバイスの表示をまたいで1つの直線状に表示され得る。同様に、中央表示画像51を表示するセンタモニタ14における左の仮想線42と、左表示画像53を表示する左モニタ16における左の仮想線42とのそれぞれは、複数の表示デバイスの表示をまたいで1つの直線状に表示され得る。これにより、隣り合う表示画像51~53の間において、連続的な関連性が得られる。後方の撮像範囲を複数に分けて表示する複数の画像51~53は、それらが1つの画像として表示される場合と同様になる。乗員は、たとえばいずれかの画像に撮像されている後方の他の移動体から自車までの相対的な距離や方向を、左右の仮想線41,42を基準として、高い確からしさで判断することが可能になる。乗員は、後方の撮像範囲が1つの画像として表示されている場合と同様に高い確からしさで、後方の他の移動体についての自車までの相対的な距離や方向を、表示されている位置にかかわらずに正確に把握することが可能になる。
このように、本実施形態では、後方の撮像範囲について撮像される複数の画像について、あえて各撮像画像の一部を表示しないようにすることで、人間の補完能力を好適に利用できるように複数の画像の間の関連性や一体性を持たせることができる。しかも、左右の仮想線41,42が追加されることにより、表示する画像には、遠近感や躍動感を持たせることができ、分けて表示される複数の画像の間での表示範囲のずれなどに起因する違和感を減らすことができる。ミラーにより実体の虚像を視認していた場合と同様の視認性を、後方にいる他の移動体について確保できる。
以上の実施形態は、本発明の好適な実施形態の例であるが、本発明は、これに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形または変更が可能である。
1…自動車(車両)、2…車体、10…車外モニタ装置、11…センタリアカメラ(撮像デバイス)、12…右リアカメラ(撮像デバイス)、13…左リアカメラ(撮像デバイス)、14…センタモニタ(表示デバイス)、15…右モニタ(表示デバイス)、16…左モニタ(表示デバイス)、18…モニタECU(生成部)、30…後方の撮像範囲、31…中央撮像画像、32…右撮像画像、33…左撮像画像、41…右の仮想線、42…左の仮想線、43…基準距離、51…中央表示画像、52…右表示画像、53…左表示画像

Claims (7)

  1. 車両の後方の撮像範囲を車幅方向において複数に分けて撮像する複数の撮像デバイスと、
    複数の前記撮像デバイスそれぞれで撮像される画像をそれぞれ表示する複数の表示デバイスと、
    複数の前記撮像デバイスにより撮像される後方の複数の撮像画像を取得して複数の前記表示デバイスのそれぞれへ表示画像を出力する生成部と、
    を有し、
    前記生成部は、
    取得する複数の撮像画像に対して、複数の表示デバイスに表示された状態において少なくとも隣り合う複数の画像をまたぐ画像成分を追加した表示画像を生成して出力し、
    複数の前記表示デバイスは、前記画像成分を含む画像を表示する、
    車外モニタ装置。
  2. 複数の前記撮像デバイスは、車両の後方の撮像範囲を中央、右側、および左側を分けて撮像して中央撮像画像、右撮像画像、および左撮像画像を撮像し、
    前記生成部は、
    前記中央撮像画像、前記右撮像画像、および前記左撮像画像に対して、複数の表示デバイスに表示された状態において少なくとも隣り合う複数の画像をまたぐ画像成分を追加した表示画像を生成して出力し、
    複数の前記表示デバイスは、前記画像成分を含む画像を表示する、
    請求項1記載の、車外モニタ装置。
  3. 前記生成部は、
    取得する前記中央撮像画像と前記右撮像画像および前記左撮像画像に対して、前記車両の左右の所定位置から路面に沿って後方へ向かって延在する左右の仮想線を合成し、
    左右の前記仮想線を含む前記中央撮像画像については、前記車両の後方の基準距離の位置において左右の前記仮想線の間となる画像幅の部分画像を切り出して、中央を撮像する前記撮像デバイスにより撮像される画像を表示する前記表示デバイスへ中央表示画像として出力し、
    右の前記仮想線を含む前記右撮像画像については、前記基準距離の位置において右の前記仮想線より右側となる画像幅の部分画像を切り出して、右側を撮像する前記撮像デバイスにより撮像される画像を表示する前記表示デバイスへ右表示画像として出力し、
    左の前記仮想線を含む前記左撮像画像については、前記基準距離の位置において左の前記仮想線より左側となる画像幅の部分画像を切り出して、左側を撮像する前記撮像デバイスにより撮像される画像を表示する前記表示デバイスへ左表示画像として出力する、
    請求項2記載の、車外モニタ装置。
  4. 前記生成部は、
    前記中央表示画像を表示する前記表示デバイスにおける右の仮想線と、前記右表示画像を表示する前記表示デバイスにおける右の仮想線と、
    前記中央表示画像を表示する前記表示デバイスにおける左の仮想線と、前記左表示画像を表示する前記表示デバイスにおける左の仮想線とのそれぞれが、
    複数の前記表示デバイスの表示において表示画像間での関連性が得られるように、複数の前記表示デバイスのそれぞれへ出力する部分画像の切出範囲を調整する、
    請求項3記載の、車外モニタ装置。
  5. 前記生成部は、
    前記中央表示画像において左右の前記仮想線が前記切出範囲の両側と交差するように、中央表示画像を得るための前記切出範囲の上下位置を調整し、
    前記右表示画像において右の前記仮想線が前記切出範囲と交わる上下位置が、前記中央表示画像において右の前記仮想線が前記切出範囲と交わる上下位置と同じになるように、前記右表示画像を得るための前記切出範囲の上下位置を調整し、
    前記左表示画像において左の前記仮想線が前記切出範囲と交わる上下位置が、前記中央表示画像において左の前記仮想線が前記切出範囲と交わる上下位置と同じになるように、前記左表示画像を得るための前記切出範囲の上下位置を調整する、
    請求項4記載の、車外モニタ装置。
  6. 複数の前記表示デバイスは、後方の中央を表示する中央表示デバイス、右側を表示する右表示デバイス、および左側を表示する左表示デバイス、を含み、
    前記右表示デバイスおよび前記左表示デバイスは、前記中央表示デバイスと並べて前記車両に設けられる、
    請求項1から5のいずれか一項記載の、車外モニタ装置。
  7. 複数の前記撮像デバイスの撮像範囲は、重なっている、
    請求項1から6のいずれか一項記載の、車外モニタ装置。
JP2019169884A 2019-09-18 2019-09-18 車外モニタ装置 Active JP7353110B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019169884A JP7353110B2 (ja) 2019-09-18 2019-09-18 車外モニタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019169884A JP7353110B2 (ja) 2019-09-18 2019-09-18 車外モニタ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021046096A JP2021046096A (ja) 2021-03-25
JP7353110B2 true JP7353110B2 (ja) 2023-09-29

Family

ID=74877546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019169884A Active JP7353110B2 (ja) 2019-09-18 2019-09-18 車外モニタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7353110B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003199093A (ja) 2001-12-28 2003-07-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 運転支援装置及び画像出力装置並びにカメラ付きロッド
JP2006171849A (ja) 2004-12-13 2006-06-29 Nissan Motor Co Ltd 画像処理装置
JP2007142735A (ja) 2005-11-17 2007-06-07 Aisin Seiki Co Ltd 周辺監視システム
JP2007158427A (ja) 2005-11-30 2007-06-21 Alpine Electronics Inc 車両周辺画像表示装置
JP2016121945A (ja) 2014-12-25 2016-07-07 株式会社Jvcケンウッド 表示装置および表示方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003199093A (ja) 2001-12-28 2003-07-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 運転支援装置及び画像出力装置並びにカメラ付きロッド
JP2006171849A (ja) 2004-12-13 2006-06-29 Nissan Motor Co Ltd 画像処理装置
JP2007142735A (ja) 2005-11-17 2007-06-07 Aisin Seiki Co Ltd 周辺監視システム
JP2007158427A (ja) 2005-11-30 2007-06-21 Alpine Electronics Inc 車両周辺画像表示装置
JP2016121945A (ja) 2014-12-25 2016-07-07 株式会社Jvcケンウッド 表示装置および表示方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021046096A (ja) 2021-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10029621B2 (en) Rear view camera system using rear view mirror location
KR100936557B1 (ko) 차량용 주변 감시 장치 및 영상 표시 방법
JP3511892B2 (ja) 車両用周囲モニタ装置
US7365653B2 (en) Driving support system
JP3652678B2 (ja) 車両周囲監視装置およびその調整方法
EP1227683A1 (en) Monitor camera, method of adjusting camera, and vehicle monitor system
WO2011001794A1 (ja) 画像生成装置及び画像表示システム
US20190100145A1 (en) Three-dimensional image driving assistance device
JPH10257482A (ja) 車両周辺状況表示装置
JP2008042235A (ja) 車両用表示装置
CN101585347A (zh) 汽车后视系统及具有该后视系统的汽车
JP6707007B2 (ja) 車両用視認装置及び車両用視認画像表示方法
US11601621B2 (en) Vehicular display system
JP7280006B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
JP2017111739A (ja) 運転支援装置、運転支援方法
JP6964276B2 (ja) 表示制御装置、車両周辺表示システムおよびコンピュータプログラム
JP7353110B2 (ja) 車外モニタ装置
JP6639437B2 (ja) 情報提示装置
WO2019039347A1 (ja) 車両用視認装置
JP7349859B2 (ja) 車外モニタ装置
JP4706896B2 (ja) 広角画像の補正方法及び車両の周辺監視システム
US20200231099A1 (en) Image processing apparatus
JP6332331B2 (ja) 電子ミラー装置
JP2018074503A (ja) 車両用視認装置及び車両用視認画像表示方法
JP6989213B2 (ja) 車両周辺監視装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220721

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20221223

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230407

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230418

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230614

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230822

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230919

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7353110

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150