JP7351327B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来、EC(電子商取引)サイトにおいて、商品である物品を購入する際に、ユーザによる物品のデザインのカスタマイズを可能とする技術が知られている。また、ユーザによるデザインの着想を補助するために、属性や好みが共通する他のユーザが創出したデザインを参考デザインとして表示させる技術が提案されている(例えば、特許文献1、2)。
特許第6034448号公報 特許第6709308号公報
しかしながら、属性や好みが共通する他のユーザとの間で、必ずしもデザインの傾向まで共通するとは限らない。このため、上記従来の技術では、デザインを行っているユーザにとって着想の補助となりにくい参考デザインが表示される場合が多いという課題がある。
この発明の目的は、より適切な参考デザインを表示することができる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る情報処理装置は、
処理部を備え、
前記処理部は、
ユーザの指示に基づいて生成された、複数の部品を有する物品のユーザデザインに係るデザインデータを取得し、
予め生成された前記物品の複数の参考デザインから少なくとも1つの参考デザインを、前記デザインデータに基づいて抽出する抽出処理を実行し、
前記抽出処理により抽出された前記少なくとも1つの参考デザインに係る情報を表示部に表示させ、
前記抽出処理では、
前記複数の参考デザインのうち一部又は全部の参考デザインの各々と、前記ユーザデザインとの類似度を前記複数の部品の各々ごとに表す部品類似値を、前記複数の部品の各々について導出し、
前記複数の部品の各々について導出された前記部品類似値から成る複数の部品類似値に基づいて、第1指標値を導出し、
前記複数の参考デザインから、前記導出された第1指標値に基づいて前記少なくとも1つの参考デザインを抽出する。
また、上記課題を解決するため、本発明に係る情報処理方法は、
情報処理装置のコンピュータにより実行される情報処理方法であって、
ユーザの指示に基づいて生成された、複数の部品を有する物品のユーザデザインに係るデザインデータを取得し、
予め生成された前記物品の複数の参考デザインから少なくとも1つの参考デザインを、前記デザインデータに基づいて抽出する抽出処理を実行し、
前記抽出処理により抽出された前記少なくとも1つの参考デザインに係る情報を表示部に表示させ、
前記抽出処理では、
前記複数の参考デザインのうち一部又は全部の参考デザインの各々と、前記ユーザデザインとの類似度を前記複数の部品の各々ごとに表す部品類似値を、前記複数の部品の各々について導出し、
前記複数の部品の各々について導出された前記部品類似値から成る複数の部品類似値に基づいて、第1指標値を導出し、
前記複数の参考デザインから、前記導出された第1指標値に基づいて前記少なくとも1つの参考デザインを抽出する。
また、上記課題を解決するため、本発明に係るプログラムは、
情報処理装置のコンピュータに、
ユーザの指示に基づいて生成された、複数の部品を有する物品のユーザデザインに係るデザインデータを取得する機能と、
予め生成された前記物品の複数の参考デザインから少なくとも1つの参考デザインを、前記デザインデータに基づいて抽出する抽出処理を実行する機能と、
前記抽出処理により抽出された前記少なくとも1つの参考デザインに係る情報を表示部に表示させる機能と、
を実現させ、
前記抽出処理では、
前記複数の参考デザインのうち一部又は全部の参考デザインの各々と、前記ユーザデザインとの類似度を前記複数の部品の各々ごとに表す部品類似値を、前記複数の部品の各々について導出し、
前記複数の部品の各々について導出された前記部品類似値から成る複数の部品類似値に基づいて、第1指標値を導出し、
前記複数の参考デザインから、前記導出された第1指標値に基づいて前記少なくとも1つの参考デザインを抽出する。
本発明によれば、より適切な参考デザインを表示することができる。
情報処理システムを示す図である。 サーバの機能構成を示すブロック図である。 ユーザデータの内容例を示す図である。 端末装置の機能構成を示すブロック図である。 デザイン画面の例を示す図である。 ユーザデザインデータの内容例を示す図である。 部品類似値データの内容例を示す図である。 重み付けデータの内容例を示す図である。 重み付けデータの他の内容例を示す図である。 第1の抽出方法における参考デザインの抽出手順を説明する図である。 第2指標値データの内容例を示す図である。 第2の抽出方法における参考デザインの抽出手順を説明する図である。 第3の抽出方法における参考デザインの抽出手順を説明する図である。 デザイン処理の制御手順を示すフローチャートである。 参考デザイン抽出処理の制御手順を示すフローチャートである。 第1の抽出方法を用いる場合の抽出参考デザイン決定処理の制御手順を示すフローチャートである。 第2の抽出方法を用いる場合の抽出参考デザイン決定処理の制御手順を示すフローチャートである。 第3の抽出方法を用いる場合の抽出参考デザイン決定処理の制御手順を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る実施の形態を図面に基づいて説明する。
<情報処理システムの構成>
図1は、本実施形態の情報処理システム1を示す図である。
情報処理システム1は、サーバ10(情報処理装置)及び複数の端末装置20を備える。サーバ10と、複数の端末装置20とは、通信ネットワークNを介して接続されており、相互にデータの送受信を行うことが可能である。通信ネットワークNは、例えばインターネットであるが、これに限られず、LAN(Local Area Network)等、他のネットワークであってもよい。サーバ10と通信ネットワークNとの間、及び端末装置20と通信ネットワークNとの間の通信経路には、無線による通信経路が含まれていてもよい。
複数の端末装置20は、それぞれ異なるユーザにより使用される機器である。端末装置20は、可搬型の機器、及び据置型の機器のいずれであってもよく、例えば、スマートフォン、タブレット端末、又はPC(Personal Computer)などである。
サーバ10は、端末装置20からの要求に応じて各種の処理を実行し、処理結果を端末装置20に送信して、処理結果に係る画面を端末装置20の表示部25(図4参照)に表示させる。情報処理システム1は、サーバ10及び端末装置20によるこれらの一連の動作により、端末装置20のユーザに対して電子商取引サービスを提供する。端末装置20のユーザは、端末装置20を操作することで、この電子商取引サービスにログインし、商品の物品を購入することができる。また、この電子商取引サービスでは、ユーザは、購入する物品のデザインを自身でカスタマイズすることができる。物品のデザインのカスタマイズについては、後に詳述する。
<サーバの構成>
図2は、サーバ10の機能構成を示すブロック図である。
サーバ10は、CPU11(Central Processing Unit)と、RAM12(Random Access Memory)と、記憶部13と、操作部14と、表示部15と、通信部16と、バス17などを備える。サーバ10の各部は、バス17を介して接続されている。
CPU11は、記憶部13に記憶されているプログラム131を読み出して実行し、各種演算処理を行うことで、サーバ10の各部の動作を制御するプロセッサである。本実施形態では、CPU11が「処理部」に相当する。なお、処理部は、複数のプロセッサ(例えば複数のCPU)を有していてもよく、本実施形態のCPU11が実行する複数の処理を、当該複数のプロセッサが実行してもよい。この場合には、複数のプロセッサが「処理部」に相当する。この場合において、複数のプロセッサが共通の処理に関与してもよいし、あるいは、複数のプロセッサが独立に異なる処理を並列に実行してもよい。
RAM12は、CPU11に作業用のメモリ空間を提供し、一時データを記憶する。
記憶部13は、コンピュータとしてのCPU11により読み取り可能な非一時的な記録媒体であり、プログラム131及び各種データを記憶する。記憶部13は、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性メモリを含む。プログラム131は、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードの形態で記憶部13に格納されている。記憶部13に記憶されるデータとしては、ユーザデザインデータ132、部品類似値データ133、重み付けデータ134、第2指標値データ135、及びユーザデータ136などがある。ユーザデザインデータ132は、ユーザによりカスタマイズされた物品のデザインに係る複数のデザインデータを含む。部品類似値データ133、重み付けデータ134、及び第2指標値データ135は、ユーザに参考デザインを提示する際に参照されるデータであり、詳細は後述する。
図3は、ユーザデータ136の内容例を示す図である。
ユーザデータ136には、電子商取引サービスを利用する複数のユーザU(ユーザU1、U2、U3…)の各々について、属性及び特性に係るデータ項目の情報が登録されている。このうち、ユーザUの属性は、「年齢」、「性別」、及び「居住地」を含む。ただし、ユーザの属性は、これらのうち一部を含んでいなくてもよく、また、これら以外の項目を含んでいてもよい。また、ユーザUの特性は、「趣味」、「嗜好」、「行動傾向」及び「過去に選択した参考デザイン」を含む。ただし、ユーザの特性は、これらのうち一部を含んでいなくてもよく、また、これら以外の項目を含んでいてもよい。
図3に示す例では、ユーザUの嗜好として、「好きな色」、「購入履歴」、及び「お気に入り登録」の項目が含まれている。ただし、ユーザUの嗜好に含まれる項目はこれらに限られない。
「好きな色」は、例えば、ユーザUの入力操作によって指定された色が登録される。あるいは、過去の購入履歴の傾向等に基づいて、ユーザUが好む色を推定し、推定された色を登録してもよい。
「購入履歴」は、電子商取引サービスにおいてユーザUが過去に購入した商品を表す。
「お気に入り登録」は、電子商取引サービスにおいてユーザUがお気に入りの商品として登録している商品を表す。
「購入履歴」及び「お気に入り登録」には、具体的な商品が登録されてもよいし、当該商品の一般名称が登録されてもよい。
また、図3に示す例では、ユーザUの行動傾向として、「平均歩数」及び「時計装着時間」の項目が含まれている。ただし、ユーザUの行動傾向に含まれる項目はこれらに限られない。
「平均歩数」は、ユーザUが保有しているスマートフォンや、ユーザUが装着している電子腕時計などにより計数された、1日当たりの平均歩数を表す。例えば、端末装置20がスマートフォンである場合に、当該端末装置20により計数されてサーバ10に送信された歩数データが用いられてもよい。また、端末装置20がスマートフォンであり、当該スマートフォンに通信接続された電子腕時計をユーザUが装着している場合に、当該電子腕時計により計数された歩数データを、スマートフォンを経由してサーバ10に送信したものが用いられてもよい。歩数を計測する機器(端末装置20又は電子腕時計等)には、例えば、加速度センサ、角速度センサ、及び地磁気センサといった、機器の運動状態を検出するモーションセンサが設けられており、モーションセンサによる検出結果に基づいて歩数が計測される。
「時計装着時間」は、上記の電子腕時計の1日当たりの平均装着時間を表す。「時計装着時間」は、例えば、電子腕時計が有する検出機構により自動的に検出され、検出結果が、端末装置20としてのスマートフォンを経由してサーバ10に送信される。
図2に戻り、操作部14は、マウスなどのポインティングデバイス及びキーボードなどを有し、サーバ10の操作者による位置入力及びキー入力などを受け付けてその操作情報をCPU11に出力する。
表示部15は、液晶ディスプレイなどの表示装置を備え、CPU11からの表示制御信号に従って表示装置において各種表示を行う。
通信部16は、予め定められた通信規格に従った通信動作を行う。通信部16は、この通信動作により、通信ネットワークNを介して端末装置20との間でデータの送受信を行う。
<端末装置の構成>
図4は、端末装置20の機能構成を示すブロック図である。
端末装置20は、CPU21と、RAM22と、記憶部23と、操作部24と、表示部25と、通信部26と、環境情報取得部27と、バス28などを備える。端末装置20の各部は、バス28を介して接続されている。
CPU21は、記憶部23に記憶されているプログラム231を読み出して実行し、各種演算処理を行うことで、端末装置20の各部の動作を制御するプロセッサである。なお、端末装置20は、複数のプロセッサ(例えば複数のCPU)を有していてもよく、本実施形態のCPU21が実行する複数の処理を、当該複数のプロセッサが実行してもよい。この場合において、複数のプロセッサが共通の処理に関与してもよいし、あるいは、複数のプロセッサが独立に異なる処理を並列に実行してもよい。
RAM22は、CPU21に作業用のメモリ空間を提供し、一時データを記憶する。
記憶部23は、コンピュータとしてのCPU21により読み取り可能な非一時的な記録媒体であり、プログラム231及び各種データを記憶する。記憶部23は、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性メモリを含む。プログラム231は、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードの形態で記憶部23に格納されている。プログラム231には、例えば、ウェブブラウザが含まれる。端末装置20においてウェブブラウザが実行されると、当該ウェブブラウザ上で、情報処理システム1が提供する電子商取引サービスのウェブサイトにアクセスすることができる。当該ウェブサイトにアクセスしたウェブブラウザ上では、ユーザの入力操作に応じてサーバ10が実行した電子商取引サービスに係る各種処理の処理結果が表示される。例えば、端末装置20のユーザUは、ウェブブラウザ上で、商品の物品を購入したり、後述する物品のデザインのカスタマイズを行ったりすることができる。なお、汎用のウェブブラウザに代えて、電子商取引サービスに係る各種処理を実行するための専用のアプリケーションプログラムが用いられてもよい。
操作部24は、マウス等のポインティングデバイス、キーボード、及びタッチパネルといった入力装置のうち少なくとも1つ有し、入力装置に対するユーザからの入力操作を受け付けてその操作情報をCPU21に出力する。
表示部25は、液晶ディスプレイなどの表示装置を備え、CPU21からの表示制御信号に従って表示装置において各種表示を行う。
通信部26は、予め定められた通信規格に従った通信動作を行う。通信部26は、この通信動作により、通信ネットワークNを介してサーバ10との間でデータの送受信を行う。
環境情報取得部27は、端末装置20の周囲の環境(端末装置20のユーザの周囲の環境)に係る情報を取得してCPU21に出力する。環境情報取得部27は、例えば、端末装置20の現在位置、気温、又はその他の気象状態(湿度、気圧等)などに係る情報を取得するための少なくとも1つのデバイスを含む。例えば、環境情報取得部27は、現在位置の情報を取得するためのデバイスとして、全地球測位衛星システム(GNSS:Global Navigation Satellite System)の測位衛星からの送信電波を受信して現在位置及び日時を算出するモジュール(衛星電波受信処理部)を有していてもよい。使用される全地球測位衛星システムは、特には限られないが、例えばGPS(Global Positioning System)、GLONASS、又は準天頂衛星「みちびき」等を用いた準天頂衛星システムなどであってもよい。また、環境情報取得部27は、例えば、気温の情報を取得するためのデバイスとして気温計を有していてもよい。
<情報処理システムの動作>
次に、情報処理システム1の動作について、物品のデザインのカスタマイズに関する動作を中心に説明する。本実施形態では、商品である物品としての腕時計のデザインをユーザUがカスタマイズして購入する例を用いて説明する。
ユーザUは、自身が使用する端末装置20においてウェブブラウザを立ち上げ、電子商取引サービスのウェブサイトにアクセスして所定の認証情報を入力することで、電子商取引サービスにログインすることができる。ログインに係る処理の具体的な手順は、特には限られないが、例えば、端末装置20において入力されたユーザUのユーザID及びパスワードをサーバ10が受信し、受信したパスワードが、認証用データとしてユーザIDに対応付けられて予め登録されているパスワードと一致している場合に、サーバ10がログインセッションを開始させる手順であってもよい。
ユーザUは、腕時計のデザインをカスタマイズして購入したい場合には、ウェブブラウザ上で、腕時計のデザインに係るデザインデータを生成するために用いるデザイン画面を、端末装置20の表示部25に表示させる。詳しくは、ウェブブラウザ上で電子商取引サービスのウェブサイトにアクセスしている状態で、ユーザUが、上記デザイン画面を呼び出すための操作を行うと、端末装置20からサーバ10に、デザイン画面の表示要求が送信される。サーバ10は、当該表示要求を受信すると、デザイン画面を構成する画面構成データを生成して端末装置20に送信する。端末装置20は、受信した画面構成データに従って表示部25にデザイン画面を表示させる。
図5は、デザイン画面30の例を示す図である。
デザイン画面30は、ユーザデザイン表示領域31と、参考デザイン表示領域32と、部品デザイン領域33~35と、デザイン確定ボタン36とを含む。参考デザイン表示領域32に設けられた反映ボタン321、及び部品デザイン領域33~35に設けられたドロップダウンリスト331、332、341、342、351~353は、ユーザ操作の対象となる操作対象要素である。デザイン画面30において操作対象要素に対するユーザ操作(例えば、タッチパネルに対するタッチ操作、又はマウスカーソルを合わせた状態でマウスをクリックする操作等)がなされると、ユーザ操作に応じた処理要求が端末装置20からサーバ10に送信される。サーバ10は、処理要求に応じた処理を実行し、処理結果を記憶部13に記憶させ、処理結果が反映されたデザイン画面30の画像構成データを端末装置20に送信し、表示部25におけるデザイン画面30の表示内容を更新させる。
ユーザデザイン表示領域31には、ユーザUがカスタマイズしたデザイン(ユーザデザイン)が、腕時計40の画像として表示される。詳しくは、ユーザデザイン表示領域31には、部品デザイン領域33~35におけるユーザ操作に応じて部品のデザインがカスタマイズされた、その時点におけるユーザデザインが表示される。本実施形態では、腕時計40のデザインのカスタマイズは、まず腕時計40の機種を選択し、次に当該機種の基本デザインの一部(部品のデザイン)を変更していく方法で行われる。したがって、ユーザデザインは、機種の情報を含む。
参考デザイン表示領域32には、ユーザUによるデザインの着想の補助のために、その時点におけるユーザデザインと関連する所定数の参考デザインが、腕時計50の画像として表示される。参考デザインは、別の観点では、ユーザUによるデザインの模範となる模範デザインである。図5の例では、参考デザイン表示領域32に3つの参考デザインが表示されているが、表示される参考デザインの数は3つに限られず、2つ以下又は4つ以上であってもよい。参考デザインは、予めクリエイターやデザイナーにより作成されてサーバ10の記憶部13に記憶されている。あるいは、他のユーザUにより作成されたユーザデザインが、参考デザインとして用いられてもよい。参考デザインも、ユーザデザインと同様に、腕時計40のある機種の基本デザインを変更したものに相当し、機種の情報を含む。言い換えると、ユーザデザイン及び参考デザインは、腕時計40の複数の機種のうちいずれかの機種に係るデザインである。参考デザイン表示領域32に表示される参考デザインは、ユーザデザイン表示領域31におけるユーザデザインが変更されるたびに、変更後のユーザデザインに応じて切り替えられてもよい。あるいは、ユーザUによる参考デザインの表示指示をトリガーとして、その時点におけるユーザデザインに応じた参照デザインが表示されてもよい。
3つの参考デザインの近傍には、それぞれ反映ボタン321が表示されている。反映ボタン321を選択する操作がなされると、選択された反映ボタン321に対応する参考デザインの内容が、ユーザデザイン表示領域31におけるユーザデザインに反映される。すなわち、ユーザデザインの内容が、参考デザインの内容に差し替えられる。差し替えが行われた後、部品デザイン領域33~35を用いてさらに部品のデザインをカスタマイズすることもできる。反映ボタン321により参考デザインが選択されると、ユーザデータ136の「過去に選択した参考デザイン」のデータ項目に、選択した参考デザインの参考デザインIDが登録される。なお、参考デザインの全体をユーザデザインに反映させる態様に代えて、参考デザインの一部を(例えば部品ごとに)ユーザデザインに反映させることが可能であってもよい。また、反映ボタン321に代えて、参考デザインの腕時計50の画像を選択する操作により、反映ボタン321を操作したときの上記動作が行われてもよい。この場合には、反映ボタン321を省略してもよい。
部品デザイン領域33~35は、腕時計40の部品のデザインの設定内容が表示される領域であり、また、部品のデザインを変更するための入力操作が受け付けられる領域である。本実施形態の腕時計40は、デザインを変更可能な3つの部品を有する。当該3つの部品は、ウォッチフェイス41、ベゼル42及びバンド43である。部品デザイン領域33~35は、それぞれウォッチフェイス41、ベゼル42及びバンド43に対応する。ただし、これは例示であり、腕時計40を構成する任意の部品のデザインが変更可能であってもよく、2つ以下又は4つ以上の部品のデザインが変更可能であってもよい。これらの場合には、デザインを変更可能な部品ごとに部品デザイン領域が設けられればよい。
ウォッチフェイス41は、腕時計40のうち時刻等の情報を表示する部分であり、デジタル方式の腕時計40の場合にはデジタル表示部を含み、アナログ方式の腕時計40の場合には指針及び文字盤を含む。ベゼル42は、ウォッチフェイス41を囲む枠状の部材である。バンド43は、腕に装着する際に腕に巻き回される帯状の部材である。部品デザイン領域33は、ウォッチフェイス41のデザインを設定するための領域であり、部品デザイン領域34は、ベゼル42のデザインを設定するための領域であり、部品デザイン領域35は、バンド43のデザインを設定するための領域である。
本実施形態では、デザインを変更可能な上記の各部品は、複数のデザイン要素を含む。また、部品デザイン領域33~35に設けられたドロップダウンリスト331、332、341、342、351~353の各々は、対応する部品の1つのデザイン要素に対応する。ドロップダウンリストを選択することで、デザイン要素の設定内容(デザインの内容)を表す複数の候補を表示させることができ、いずれかの候補を選択すると、当該デザイン要素の設定内容が、選択した候補の内容に変更される。
ウォッチフェイス41は、デザイン要素として「表示タイプ」及び「背景色」を含む。「表示タイプ」は、表示方式(アナログ方式又はデジタル方式)と、各表示方式における基本デザインの種類との組み合わせを指定するデザイン要素である。「背景色」は、デジタル表示部の背景領域、又は文字盤の色を指定するデザイン要素である。部品デザイン領域33のドロップダウンリスト331、332は、それぞれ「表示タイプ」及び「背景色」に対応する。ドロップダウンリスト331、332における設定内容の組み合わせにより、ウォッチフェイス41のデザインが定まる。
ベゼル42は、デザイン要素として「形状」及び「ベゼル色」を含む。「形状」は、ベゼル42の形状及び装飾等のデザインの組み合わせを指定するデザイン要素である。「ベゼル色」は、ベゼル42の色を指定するデザイン要素である。部品デザイン領域34のドロップダウンリスト341、342は、それぞれ「形状」及び「ベゼル色」に対応する。ドロップダウンリスト341、342における設定内容の組み合わせにより、ベゼル42のデザインが定まる。
バンド43は、デザイン要素として「形状」、「材質」及び「バンド色」を含む。「形状」は、バンド43の形状及び装飾等のデザインの組み合わせを指定するデザイン要素である。「材質」は、バンド43の材質を指定するデザイン要素である。「バンド色」は、バンドの色を指定するデザイン要素である。部品デザイン領域35のドロップダウンリスト351~353は、それぞれ「形状」、「材質」及び「バンド色」に対応する。ドロップダウンリスト351~353における設定内容の組み合わせにより、バンド43のデザインが定まる。
デザインのカスタマイズが開始される時点では、ドロップダウンリスト331、332、341、342、351~353の設定内容には、ユーザUが選択した機種の基本デザイン(初期設定のデザイン)のデザイン要素が反映されている。いずれかのドロップダウンリストに対する操作により、基本デザインのデザイン要素とは異なるデザイン要素が選択されて決定されると、部品のデザインが変更され、部品のデザインの変更に応じて腕時計40のデザインが変更される。腕時計40のデザインの変更は、ユーザデザイン表示領域31におけるユーザデザインに反映される。
なお、必ずしも全ての部品が複数のデザイン要素を有していなくてもよく、少なくとも一部の部品のデザインが、単一のデザイン要素により定められていてもよい。
デザイン確定ボタン36を選択する操作がなされると、選択した時点における腕時計40のユーザデザインが確定し、確定されたユーザデザインに係るデザインデータDD(図6参照)がユーザデザインデータ132に記憶される。また、ユーザデザインデータ132には、デザイン確定ボタン36が操作される前の途中経過のユーザデザインに係るデザインデータDDも記憶される。例えば、部品デザイン領域33~35において部品のデザインが変更されるたびに、途中経過のユーザデザインに係るデザインデータDDがユーザデザインデータ132に記憶される。
図6は、ユーザデザインデータ132の内容例を示す図である。
図6のユーザデザインデータ132の各データ行は、1つのユーザデザイン(完成デザイン、又は途中経過のデザイン)に係るデザインデータDDに対応する。各デザインデータDDは、「ユーザデザインID」、「ユーザ」及び「機種」のデータ項目と、「ウォッチフェイス」、「ベゼル」及び「バンド」の各々に係る部品データとを含む。「ウォッチフェイス」、「ベゼル」及び「バンド」の各々に係る部品データは、「部品デザインID」及び「選択順」のデータ項目を含む。
「ユーザデザインID」のデータ項目は、そのデザインデータDDのユーザデザインに付与された固有の符号である。「ユーザデザインID」により、1つのユーザデザインを特定することができる。
「ユーザ」のデータ項目は、そのデザインデータDDのユーザデザインに対応するユーザUを表す。
「機種」のデータ項目は、そのデザインデータDDのユーザデザインに対応する機種を表す。
「部品デザインID」のデータ項目は、その部品のデザインの内容を表す符号である。例えば、「ウォッチフェイス」の「部品デザインID」には、ドロップダウンリスト331、332における設定内容の組み合わせごとに定められている符号が登録されている。この「部品デザインID」から、ドロップダウンリスト331、332における設定内容の組み合わせ、すなわちウォッチフェイス41のデザインの内容を特定することができる。「ベゼル」及び「バンド」の「部品デザイン」の符号についても同様である。
「選択順」のデータ項目は、デザイン画面30におけるユーザデザインのカスタマイズの開始後に、ウォッチフェイス41、ベゼル42及びバンド43の各々がデザインの決定のために選択された順序(部品デザイン領域のドロップダウンリストを選択する操作がなされた順序)を表す。例えば、図6の「ユーザデザインID」が「D001」のユーザデザインについては、「ウォッチフェイス」の「選択順」が「1」、「ベゼル」の「選択順」が「3」、「バンド」の「選択順」が「2」、となっているため、ユーザデザインのカスタマイズにおいて、ウォッチフェイス41、バンド43、ベゼル42の順に部品が選択されたことを表している。この「選択順」は、後述する重み付けデータ134の生成に用いられる。なお、ある部品のドロップダウンリストを選択して設定内容の一覧が表示された後に、設定内容の変更が行われずに当該ドロップダウンリストの選択が終了する場合がある。この場合に、部品の「選択」とみなして「選択順」に反映させてもよいし、部品の「選択」がなかったものとみなして「選択順」に反映させないこととしてもよい。後者のように部品の「選択」がなかったものとみなす場合には、部品のデザインの変更を伴う選択が行われた順序が「選択順」に記録されることとなる。
次に、参考デザイン表示領域32に表示させる参考デザインを抽出(決定)する方法について説明する。参考デザインを決定する方法としては、以下の第1の抽出方法~第3の抽出方法がある。
(第1の抽出方法)
第1の抽出方法は、以下の(1-1)~(1-3)のステップを含む。
(1-1)全ての参考デザインの中から、抽出対象の参考デザインを絞り込み、抽出対象の参考デザインからなる抽出対象群を特定する。
(1-2)抽出対象群の各参考デザインについて、ユーザデザインとの類似度を表す第1指標値を導出する。
(1-3)導出された第1指標値が大きい順に、所定数(本実施形態では、3つ)の参考デザインを抽出する。
以下、各ステップの内容について説明する。
ステップ(1-1)では、全ての参考デザインのうち、その時点におけるユーザデザインと機種が同一である参考デザインからなる群を、抽出対象群として特定する。このように予め抽出対象群を絞り込むことで、参考デザインの数が多い場合に、CPU11による参考デザインの抽出処理の負荷を軽減することができる。なお、参考デザインの数が十分に少ない場合や、CPU11による処理負荷に余裕がある場合などにおいて、ステップ(1-1)を省略し、全ての参考デザインを抽出対象としてもよい。
抽出対象群の特定方法は上記に限られない。例えば、全ての参考デザインのうち、ユーザデザインとの間で、ある部品のデザインが同一である参考デザインからなる群を、抽出対象群として特定してもよい。あるいは、全ての参考デザインのうち、ユーザデザインとの間で、ある部品の部品類似値が基準値以上である参考デザインからなる群を、抽出対象群として特定してもよい。部品類似値については、後述する。上記のある部品は、ユーザデザインの機種ごとに予め定められていてもよいし、ユーザUによる、腕時計40の複数の部品のうちいずれか1つの部品を指定する指示に基づいて特定されてもよい。
次に、ステップ(1-2)では、抽出対象群の各参考デザインについて第1指標値を導出する。第1指標値は、ユーザデザインと参考デザインとの類似度を複数の部品の各々ごとに表す部品類似値を、腕時計40の複数の部品の各々について導出した上で、複数の部品の各々について導出された部品類似値から成る複数の部品類似値に基づいて導出される。例えば、第1指標値は、複数の部品類似値を、当該複数の部品類似値の各々について、部品ごとに定められた重み付けに基づいて互いに加算することによって、導出される。各部品の部品類似値は、部品類似値データ133から導出(特定)される。
図7は、部品類似値データ133の内容例を示す図である。
部品類似値データ133の1つのデータ行は、1つの部品の1つの部品デザインID(すなわち、1つの部品の1つのデザイン)に対応する。部品類似値データ133は、全ての部品の全ての部品デザインIDに対応するデータ行を有する。一方、部品類似値データ133の1つのデータ列は、1つの参考デザインに対応する。部品類似値データ133では、各参考デザインに固有の参考デザインID(RF001、RF002、…)により参考デザインが特定されている。部品類似値データ133は、全ての参考デザインIDに対応するデータ列を有する。データ行とデータ列の交点には、そのデータ行に対応する部品のデザインと、データ列に対応する参考デザインの部品のデザインとの類似度を表す部品類似値が登録されている。よって、部品類似値データ133を参照することで、ユーザデザインの各部品の任意のデザインと、各参考デザインにおける対応する部品のデザインとの類似度を特定することができる。図7では、部品類似値は、0以上100以下の整数で表されている。部品類似値が100である場合には、そのデータ行に対応する部品のデザインと、データ列に対応する参考デザインの部品のデザインとが同一であることを表す。なお、部品類似値の範囲は0以上100以下に限られず、デザインの類似度が反映されるものであれば任意の範囲とすることができる。
第1指標値を導出する際に、各部品の部品類似値に乗じられる重み付けは、重み付けデータ134から特定される。
図8は、重み付けデータ134の内容例を示す図である。
図8に示す重み付けデータ134では、腕時計40の各部品に対応する重み付けの値が、腕時計40の機種ごとに予め定められて登録されている。例えば、機種「M01」については、ウォッチフェイス41の重み付けが「1.0」、ベゼル42の重み付けが「0.7」、バンド43の重み付けが「0.5」と定められている。機種ごとの重み付けは、例えば、その機種において目を引きやすい部品や、特徴的な部品ほど大きくなるように定められる。なお、図8では、同じ種類の部品について、異なる機種の間で重み付けの値が互いに異なっているが、これは例示であり、重み付けの値が機種に応じて予め定められた結果、異なる機種の間で、同じ種類の部品の重み付けの値が同一となっていてもよい。
図8の重み付けデータ134の重み付けを用いて第1指標値を導出する例を示す。例えば、図6に示す「D001」のユーザデザインについて、図7に示す「RF001」の参考デザインの第1指標値を導出する場合には、当該ユーザデザインの機種が「M01」であるため、ウォッチフェイス41、ベゼル42及びバンド43の重み付けはそれぞれ「1.0」、「0.7」及び「0.5」と特定される。また、図6から、「D001」のユーザデザインにけるウォッチフェイス41、ベゼル42及びバンド43の部品デザインIDは、それぞれ「WF002」、「BZ003」及び「BD001」と特定される。よって、「RF001」の参考デザインについての各部品の部品類似値は、図7において「WF002」、「BZ003」及び「BD001」のデータ行を参照することで、それぞれ「51」、「80」及び「40」と導出(特定)される。第1指標値は、これらの部品類似値を、上記で特定した重み付けで足し合わせることで、51×1.0+80×0.7+40×0.5=127と導出される。
図9は、重み付けデータ134の他の内容例を示す図である。
図9に示す重み付けデータ134では、腕時計40の各部品に対応する重み付けの値が、図6に示すデザインデータDDにおける各部品の「選択順」に応じて定められている。具体的には、「選択順」が「1」である部品の重み付けが「1.0」、「選択順」が「2」である部品の重み付けが「0.7」、「選択順」が「3」である部品の重み付けが「0.4」とされている。言い換えると、各部品に対応する重み付けは、ユーザデザインの生成のために行われたユーザUの指示の履歴において、複数の部品のうち、ユーザUによりユーザデザインの決定のために選択された部品の順番が先であるほど、部品に対応する重み付けがより大きくなるように定められている。ユーザUは、デザイン上で重視する部品ほど優先して(すなわち、早い段階で)デザインを選択して決定する傾向がある。このため、先にデザインが選択された部品ほど重み付けを大きくすることで、ユーザUがデザイン上で重視する部品の部品類似値を、より大きく第1指標値に反映させることができる。なお、各部品に対応する重み付けを、ユーザデザインの生成のために行われたユーザUの指示の履歴に係る他の要素、例えば部品を選択した回数、又は部品のデザインを変更した回数などに応じて定めてもよい。
図9の重み付けデータ134の重み付けを用いて第1指標値を導出する例を示す。例えば、図6に示す「D001」のユーザデザインについて、図7に示す「RF001」の参考デザインの第1指標値を導出する場合には、図9における「D001」のデータ列から、ウォッチフェイス41、ベゼル42及びバンド43の重み付けはそれぞれ「1.0」、「0.4」及び「0.7」と特定される。また、上述のとおり、図6及び図7から、「RF001」の参考デザインにおけるウォッチフェイス41、ベゼル42及びバンド43の部品類似値は、それぞれ「51」、「80」及び「40」と特定される。第1指標値は、これらの部品類似値を、上記で特定した重み付けで足し合わせることで、51×1.0+80×0.4+40×0.7=111と導出される。
なお、図8及び図9における重み付けの値は例示であり、例えば、複数の部品のうち少なくとも一部の部品に対応する重み付けの値を1より大きい値としてもよい。
また、各部品の部品類似値を第1指標値に均等に反映させたい場合には、重み付けを省略してもよい(言い換えると、各部品の重み付けを同一に、例えば全て「1.0」としてもよい)。
次に、ステップ(1-3)において、所定数(本実施形態では、3つ)の参考デザインを抽出(決定)する。
図10は、第1の抽出方法における参考デザインの抽出手順を説明する図である。
抽出対象群の各参考デザイン(参考デザインID)について、上述の方法により第1指標値が導出されると、図10の上段に示すように、例えば第1指標値について降順となるように抽出対象群の参考デザインが整列される。図10における「No.」は、第1指標値について降順に整列させたときの各参考デザインの配列順を表す。そして、第1指標値が大きい順に、所定数(ここでは、3つ)のデザインが抽出される。図10の例では、図10の下段に示すように、参考デザインIDが「RF231」、「RF192」及び「RF594」である3つの参考デザインが、参考デザイン表示領域32に表示させる参考デザインとして決定される。
(第2の抽出方法)
次に、参考デザインの第2の抽出方法について説明する。
第2の抽出方法は、以下の(2-1)~(2-4)のステップを含む。
(2-1)全ての参考デザインの中から、抽出対象の参考デザインを絞り込み、抽出対象の参考デザインからなる抽出対象群を特定する。
(2-2)抽出対象群の各参考デザインについて、ユーザデザインとの類似度を表す第1指標値を導出する。
(2-3)導出された第1指標値が大きい順に、ある数の参考デザインを抽出し、抽出されたある数の参考デザインの各々に対応付けられて定められている第2指標値を導出(取得)する。
(2-4)上記のある数の参考デザインから、導出された第2指標値が大きい順に、所定数(本実施形態では、3つ)の参考デザインを抽出する。
ステップ(2-1)、(2-2)は、第1の抽出方法におけるステップ(1-1)、(1-2)とそれぞれ同一であるため説明は省略する。
ステップ(2-3)において導出される第2指標値は、第2指標値データ135から取得される。
図11は、第2指標値データ135の内容例を示す図である。
第2指標値データ135では、全ての参考デザイン(参考デザインID)の各々について、ユーザの属性、特性、及び周囲の環境に係る複数の項目(図11における小項目)ごとに第2指標値が設定されて登録されている。第2指標値は、ある小項目が当て嵌まる場合に推奨される参考デザインほど、当該ある小項目に対応する第2指標値が大きくなるように設定されている。ここで、小項目が当て嵌まるとは、当該小項目の内容が、ユーザデザインを作成したユーザUの属性、特性又は周囲の環境に合致することをいう。例えば、「サーフィン」の小項目に対応する第2指標値は、サーフィンを趣味とするユーザUに好まれやすい参考デザインほど値が大きくなるように設定される。
各小項目は、1つの中項目に属し、各中項目は、1つの大項目(ユーザの属性、特性、又は周囲の環境)に属する。ユーザの属性及び特性に係る中項目、及び小項目の一部は、図3に示すユーザデータ136におけるデータ項目に対応する。なお、第2指標値データ135には、必ずしも、ユーザの属性、特性、及び周囲の環境の全てに係る項目が含まれていなくてもよい。
大項目「ユーザの属性」に属する中項目は、例えば「年齢」、「性別」及び「居住地」などである。このうち「年齢」の中項目には、「10代」及び「20代」などの小項目が属し、「性別」の中項目には、「男性」及び「女性」などの小項目が属する。
大項目「ユーザの特性」に属する中項目は、例えば「趣味」、「嗜好」、「行動傾向」及び「過去に選択した参考デザイン」などである。このうち「趣味」の中項目には、「サーフィン」及び「登山」などの小項目が属する。また、「嗜好」の中項目には、「好きな色」、「購入履歴」及び「お気に入り登録」などの小項目が属する。また、「行動傾向」の中項目には、「平均歩数」などの小項目が属する。「過去に選択した参考デザイン」の中項目には、参考デザインの参考デザインIDを表す小項目が属する。「過去に選択した参考デザイン」の各小項目(参考デザインID)に対応する第2指標値は、小項目の参考デザインとの類似度が高い参考デザインほど高くなるように(すなわち、強く推奨されるように)設定される。
大項目「ユーザの周囲の環境」に属する中項目は、「気温」、「気象状態」、「季節」及び「現在位置」などである。このうち「気温」の中項目には、「30℃以上」、「20℃~30℃」などの小項目が属する。また、「気象状態」の中項目には、「晴」、「雨」といった天気を表す小項目や、「風速」、「気圧」及び「湿度」といった気象に係るパラメータを表す小項目が属する。また、「現在地点」の中項目には、都市名に係る小項目や、都道府県、地方、国、及び緯度範囲といった小項目が属する。
上記の中項目及び小項目は例示であり、これらに限られない。例えば、「行動傾向」の中項目は、着用している腕時計40やその機能の使用状況(使用頻度)に係る小項目を含んでいてもよい。具体的には、腕時計40の着用頻度(毎日使っているか否か等)、方位、ステップ数、地域、カロリーなどを取得する機能を腕時計40が備えている場合に、その取得結果に係る小項目を含んでいてもよい。また、ユーザUが使用している端末装置20(例えばスマートフォン)の機種や、その機能の使用状況(使用頻度)に係る小項目を含んでいてもよい。また、「購入履歴」及び「お気に入り登録」の小項目は、情報処理システム1が提供する電子商取引サービス以外のサービスにおける購入履歴やお気に入り登録の内容であってもよい。
また、中項目に属する小項目がない場合には、中項目に第2指標値が対応付けられていてもよい。
以下、ステップ(2-3)、(2-4)について、図12を参照して説明する。
図12は、第2の抽出方法における参考デザインの抽出手順を説明する図である。
ステップ(2-3)では、図12の上段に示すように、第1指標値について例えば降順となるように抽出対象群の参考デザインが整列される。そして、第1指標値が大きい順に、ある数の(図12では、10個の)参考デザインが抽出され、抽出されたある数の参考デザインの各々に対応付けられて定められている第2指標値が導出(取得)される。
次のステップ(2-4)では、上記のある数の参考デザインから、導出された第2指標値が大きい順に、所定数(本実施形態では、3つ)の参考デザインが抽出される。
このように、ステップ(2-3)において第1指標値に基づく1段階目の抽出が行われ、次のステップ(2-4)において第2指標値に基づく2段階目の抽出が行われる。
詳しくは、ステップ(2-3)では、まず、ユーザデータ136が参照されて、図11の小項目のうち、ユーザデザインを作成したユーザUの属性又は特性に当て嵌まるいずれかの小項目が選択される。あるいは、図11の小項目のうち、端末装置20の環境情報取得部27により取得されたユーザUの周囲の環境に当て嵌まるいずれかの小項目が選択される。当て嵌まる複数の小項目の中から、ユーザUが1つの小項目を選択できるようになっていてもよい。そして、選択された小項目に対応する第2指標値が、上記のある数の参考デザインの各々について取得される。図12では、「気温:30℃以上」の小項目が選択され、No.1~10の各参考デザインについて、当該小項目に対応する第2指標値が取得されている。
そして、ステップ(2-4)では、図12の下段に示すように、抽出した10個の参考デザインのうち取得した第2指標値が大きい順に、所定数(ここでは、3つ)の参考デザインが、参考デザイン表示領域32に表示させる参考デザインとして抽出(決定)される。図12の例では、No.1~10の参考デザインのうち、第2指標値が最も大きい「RF008」、2番目に大きい「RF048」、及び3番目に大きい「RF192」の各参考デザインが抽出される。
このような第2の抽出方法によれば、ユーザデザインに類似する参考デザインの中から、ユーザUの属性、特性又は周囲の環境に応じて推奨される参考デザインを抽出してユーザUに提示することができる。
(第3の抽出方法)
次に、参考デザインの第3の抽出方法について説明する。
第3の抽出方法は、以下の(3-1)~(3-5)のステップを含む。
(3-1)全ての参考デザインの中から、抽出対象の参考デザインを絞り込み、抽出対象の参考デザインからなる抽出対象群を特定する。
(3-2)抽出対象群の各参考デザインについて、ユーザデザインとの類似度を表す第1指標値を導出する。
(3-3)抽出対象群の各参考デザインについて、各参考デザインに対応付けられて定められている第2指標値を導出(取得)する。
(3-4)各参考デザインの第1指標値を、第2指標値に基づいて補正する。
(3-5)補正後の第1指標値が大きい順に、所定数(本実施形態では、3つ)の参考デザインを抽出する。
ステップ(3-1)、(3-2)は、第2の抽出方法におけるステップ(2-1)、(2-2)とそれぞれ同一であるため説明は省略する。
ステップ(3-3)における第2指標値の導出(取得)方法は、第2の抽出方法のステップ(2-3)の一部と同一である。すなわち、まず、ユーザデータ136が参照されて、図11の小項目のうち、ユーザデザインを作成したユーザUの属性又は特性に当て嵌まるいずれかの小項目が選択される。あるいは、図11の小項目のうち、端末装置20の環境情報取得部27により取得されたユーザUの周囲の環境に当て嵌まるいずれかの小項目が選択される。当て嵌まる複数の小項目の中から、ユーザUが1つの小項目を選択できるようになっていてもよい。そして、選択された小項目に対応する第2指標値が、抽出対象群の各参考デザインについて取得される。
以下、ステップ(3-4)、(3-5)について、図13を参照して説明する。
図13は、第3の抽出方法における参考デザインの抽出手順を説明する図である。
ステップ(3-3)において、抽出対象群の各参考デザインについて第2指標値が取得されると、ステップ(3-4)において、各参考デザインの第1指標値が、第2指標値に基づいて補正される。図13の上段に示す例では、第1指標値に第2指標値が加算されて、補正後の第1指標値が導出される。補正の方法は、第2指標値が大きいほど増加量又は増加率が大きくなる方法であればよく、単純な加算に限られない。例えば、第2指標値を、当該第2指標値の大きさと相関を有する値に変換した上で第1補正値に加算してもよい。あるいは、第1指標値に対し、第2指標値、又は第2指標値と相関を有する値を掛け合わせてもよい。
次のステップ(3-5)では、図13の下段に示すように、補正後の第1指標値が大きい順に、所定数(ここでは、3つ)の参考デザインが、参考デザイン表示領域32に表示させる参考デザインとして抽出(決定)される。図13の例では、補正後の第1指標値が最も大きい「RF005」、2番目に大きい「RF192」、及び3番目に大きい「RF231」の各参考デザインが抽出される。
このような第3の抽出方法によれば、ユーザデザインに類似する参考デザインの中から、ユーザUの属性、特性又は周囲の環境に応じて推奨される参考デザインを抽出してユーザUに提示することができる。また、抽出対象群に含まれる各参考デザインの第1指標値が補正されるため、第1指標値が小さいものの、ユーザUの属性、特性又は周囲の環境に応じて強く推奨される参考デザインがある場合に、当該参考デザインを抽出して提示することができる。
なお、図11における複数の小項目に対応する複数の第2指標値を取得し、各参考デザインの第1指標値を、これらの複数の第2指標値に基づいて補正してもよい。これによれば、ユーザ属性、特性、及び周囲の環境のうち複数の小項目(例えば年齢と趣味など)のいずれにも当て嵌まる場合に特に推奨される参考デザインを抽出することができる。よって、ユーザUにとって、より適切な、デザインの着想の補助になりやすい参考デザインを抽出することができる。
なお、第1の抽出方法と、第2の抽出方法又は第3の抽出方法とを組み合わせてもよい。すなわち、第2の抽出方法及び第3の抽出方法により抽出された参考デザインに加えて、第1指標値が大きい順に所定数の参考デザインをさらに抽出してもよい。
また、ユーザデザインと近すぎる参考デザインは抽出対象から除外してもよい。これは、ユーザデザインにあまりに似ている参考デザインは、逆にデザインの着想の補助として使いにくい場合があるためである。例えば、図8の重み付けデータ134の重み付けを用いると、ユーザデザインと参考デザインとが全く同一である場合(全ての部品類似値が100である場合)に、第1指標値は最大値「220」となる。そこで、例えば第1指標値が最大値に対して所定割合以上(例えば、95%以上など)である参考デザインは、抽出対象から除外するように定めてもよい。あるいは、抽出対象とする第1指標値の上限を定めてもよい。
<デザイン処理の制御手順>
次に、上述した情報処理システム1の動作を実現するためにサーバ10のCPU11が実行するデザイン処理について説明する。
図14は、デザイン処理の制御手順を示すフローチャートである。
デザイン処理は、購入する物品(腕時計40)のデザインをカスタマイズするために、デザイン画面30の表示要求が端末装置20から送信され、当該表示要求をサーバ10が受信した場合に開始される。
デザイン処理が開始されると、CPU11は、デザイン画面30を端末装置20の表示部25に表示させ、ユーザUによるデザインの変更のための入力操作を受け付ける(ステップS101)。
CPU11は、参考デザイン表示領域32に参考デザインを表示させるタイミングであるか否かを判別する(ステップS102)。ここでは、CPU11は、例えば、前回参考デザインを表示(更新)した後に、いずれかの部品のデザインが変更された場合に、参考デザインを表示させるタイミングであると判別する。参考デザインを表示させるタイミングはこれに限られず、例えばユーザUから参考デザインの表示指示がなされた場合などとしてもよい。
参考デザインを表示させるタイミングであると判別された場合には(ステップS102で“YES”)、CPU11は、後述する参考デザイン抽出処理(抽出処理)を実行し(ステップS103)、表示させる参考デザインを抽出する。また、CPU11は、抽出した参考デザインをデザイン画面30の参考デザイン表示領域32に表示させる(ステップS104)。
CPU11は、参考デザインをユーザデザインに導入する指示がなされたか否かを判別する(ステップS105)。ここでは、CPU11は、参考デザイン表示領域32における反映ボタン321を選択する操作がなされた場合に、参考デザインをユーザデザインに導入する指示がなされたと判別する。
参考デザインをユーザデザインに導入する指示がなされたと判別された場合には(ステップS106で“YES”)、CPU11は、ユーザデザインを、指示された参考デザインに差し替え、ユーザデザイン表示領域31及び部品デザイン領域33~35の内容を、参考デザインの内容に更新する(ステップS106)。
ステップS106が終了した場合、又は、ステップS105において参考デザインをユーザデザインに導入する指示がなされていないと判別された場合には(ステップS105で“NO”)、CPU11は、ユーザデザインが、購入する腕時計40のデザインとして決定されたか否かを判別する(ステップS107)。例えば、CPU11は、ユーザUにより、デザイン画面30における図示略の購入決定ボタンを選択する操作がなされた場合に、その時点のユーザデザインが、購入する腕時計40のデザインとして決定されたと判別する。CPU11は、ユーザデザインが、購入する腕時計40のデザインとして決定されていないと判別された場合には(ステップS107で“NO”)、処理をステップS102に戻し、ユーザデザインが、購入する腕時計40のデザインとして決定されたと判別された場合には(ステップS107で“YES”)、デザイン処理を終了させる。
図15は、参考デザイン抽出処理の制御手順を示すフローチャートである。
参考デザイン抽出処理が呼び出されると、CPU11は、その時点のユーザデザインに基づいて、参考デザインの抽出対象群を特定する(ステップS201)。例えば、CPU11は、全ての参考デザインのうち、その時点におけるユーザデザインと機種が同一である参考デザインを抽出して、抽出対象群とする。あるいは、CPU11は、全ての参考デザインのうち、ユーザデザインとの間で、ある部品のデザインが同一であるか、又はある部品の部品類似値が基準値以上である参考デザインを抽出して、抽出対象群とする。
CPU11は、抽出対象群に属する1つの参考デザインを選択し(ステップS202)、選択した参考デザインの各部品の部品類似値を導出(特定)する(ステップS203)。すなわち、CPU11は、図6のユーザデザインデータ132を参照してユーザデザインの各部品の部品デザインIDを特定し、図7の部品類似値データ133を参照して、選択した参考デザインについて各部品に対応する部品類似値を特定する。
CPU11は、各部品の重み付けを特定する(ステップS204)。例えば、ユーザデザインの機種ごとに重み付けを特定する設定となっている場合には、CPU11は、図6のユーザデザインデータ132を参照してユーザデザインの機種を特定し、図8の重み付けデータ134において当該機種に対応付けられている各部品の重み付けを特定する。また、ユーザUによる各部品の選択順に応じて重み付けを特定する設定となっている場合には、CPU11は、選択順に基づいて生成された図9の重み付けデータ134において、その時点のユーザデザインに対応付けられている各部品の重み付けを特定する。
CPU11は、各部品の部品類似値を、ステップS204で特定した重み付けで互いに加算することによって、第1指標値を導出する(ステップS205)。
CPU11は、抽出対象群に含まれる全ての参考デザインについて第1指標値を導出済であるか否かを判別する(ステップS206)。抽出対象群のいずれかの参考デザインについて第1指標値を導出していないと判別された場合には(ステップS206で“NO”)、CPU11は、抽出対象群に属する次の参考デザインを選択し(ステップS207)、処理をステップS203に戻す。
抽出対象群の全ての参考デザインについて第1指標値を導出済であると判別された場合には(ステップS206で“YES”)、CPU11は、後述する抽出参考デザイン決定処理を実行し(ステップS208)、参考デザイン表示領域32に表示させる所定数の参考デザインを抽出する。ステップS208が終了すると、CPU11は、処理をデザイン処理に戻す。
図16は、第1の抽出方法を用いる場合の抽出参考デザイン決定処理の制御手順を示すフローチャートである。
抽出参考デザイン決定処理が呼び出されると、CPU11は、抽出対象群の参考デザインのうち、第1指標値が大きい順に所定数の(本実施形態では、3つの)参考デザインを選択し、抽出する参考デザインとして決定する(ステップS301)。ステップS301が終了すると、CPU11は、処理を参考デザイン抽出処理に戻す。
図17は、第2の抽出方法を用いる場合の抽出参考デザイン決定処理の制御手順を示すフローチャートである。
抽出参考デザイン決定処理が呼び出されると、CPU11は、使用する第2指標値の項目(図11の第2指標値データ135における小項目)を決定する(ステップS401)。詳しくは、CPU11は、ユーザデータ136を参照し、ユーザデザインを作成しているユーザUの属性又は特性に当て嵌まるいずれかの項目を選択する。あるいは、CPU11は、端末装置20の環境情報取得部27により取得されたユーザUの周囲の環境に当て嵌まるいずれかの項目を選択する。
CPU11は、抽出対象群の参考デザインのうち、第1指標値が大きい順に、ある数の(図12の例では10個の)参考デザインを抽出する。また、抽出されたある数の参考デザインの各々について、図11の第2指標値データ135を参照し、ステップS401で決定した項目の第2指標値を導出(取得)する(ステップS402)。
CPU11は、取得した第2指標値が大きい順に所定数の(本実施形態では、3つの)参考デザインを選択し、抽出する参考デザインとして決定する(ステップS403)。ステップS403が終了すると、CPU11は、処理を参考デザイン抽出処理に戻す。
図18は、第3の抽出方法を用いる場合の抽出参考デザイン決定処理の制御手順を示すフローチャートである。
抽出参考デザイン決定処理が呼び出されると、CPU11は、使用する第2指標値の項目を決定する(ステップS501)。ステップS501の処理は、図17のステップS401の処理と同一である。
CPU11は、図11の第2指標値データ135を参照し、抽出対象群の各参考デザインについて、ステップS501で決定した項目の第2指標値を導出(取得)する(ステップS502)。
CPU11は、各参考デザインについて、第2指標値に基づいて第1指標値を補正する(ステップS503)。例えば、第1指標値に第2指標値を加算して補正後の第1指標値とする。
CPU11は、補正後の第1指標値が大きい順に所定数の(本実施形態では、3つの)参考デザインを選択し、抽出する参考デザインとして決定する(ステップS504)。ステップS504が終了すると、CPU11は、処理を参考デザイン抽出処理に戻す。
<効果>
以上のように、本実施形態に係る情報処理装置としてのサーバ10は、処理部としてのCPU11を備え、CPU11は、ユーザUの指示に基づいて生成された、複数の部品を有する物品としての腕時計のユーザデザインに係るデザインデータDDを取得し、予め生成された物品の複数の参考デザインから少なくとも1つの参考デザインを、デザインデータDDに基づいて抽出する抽出処理を実行し、抽出処理により抽出された少なくとも1つの参考デザインに係る情報を表示部25に表示させ、抽出処理では、複数の参考デザインのうち一部又は全部の参考デザインの各々と、ユーザデザインとの類似度を複数の部品の各々ごとに表す部品類似値を、複数の部品の各々について導出し、複数の部品の各々について導出された部品類似値から成る複数の部品類似値に基づいて、第1指標値を導出し、複数の参考デザインから、導出された第1指標値に基づいて少なくとも1つの参考デザインを抽出する。これにより、複数の参考デザインのうち、ユーザデザインとの間で各部品のデザインの類似度が高い参考デザインを抽出して表示することができる。よって、デザインのカスタマイズを行っているユーザにとってデザインの着想の補助となりやすい、より適切な参考デザインを表示することができる。また、ユーザUは、ユーザデザインを参考デザインに差し替えたり、参考デザインの一部をユーザデザインに取り入れたりする簡易な方法で、好みのデザインにカスタマイズすることができる。
また、第1指標値は、複数の部品類似値を、複数の部品類似値の各々について、部品ごとに定められた重み付けに基づいて互いに加算することによって、導出される。これにより、目を引きやすい部品や、ユーザUがデザイン上で重視する部品といった重要部品の部品類似値を、より大きく第1指標値に反映させることができる。よって、重要部品以外の部品が類似していなくても、重要部品が類似している参考デザインが抽出されやすくなるため、物品全体で見たときにより適切であるとユーザUが感じやすい参考デザインを抽出して表示することができる。
また、ユーザデザイン及び複数の参考デザインは、腕時計の複数の機種のうちいずれかの機種に係るデザインであり、上記の重み付けは、ユーザデザインに対応する機種に応じて予め定められた値である。これにより、機種ごとに重み付けを適切に定めておくことで、例えば、機種の基本デザインにおいて目を引きやすい部品や、特徴的な部品といった重要部品の部品類似値を、より大きく第1指標値に反映させることができる。
また、上記の重み付けは、デザインデータDDの生成のために行われたユーザUの指示の履歴に応じて定められた値である。これにより、ユーザUがデザイン上で重視する重要部品の部品類似値を、より大きく第1指標値に反映させることができる。よって、ユーザUにとってデザインの着想の補助となりやすい、より適切な参考デザインを表示することができる。
また、デザインデータDDは、複数の部品のうち少なくとも一部の部品のデザインを部品ごとに決定するためのユーザUの指示に基づいて生成され、上記の重み付けは、上記履歴において、複数の部品のうち、ユーザUによりデザインの決定のために選択された部品の順番が先であるほど、部品に対応する重み付けがより大きくなるように、定められる。ユーザUは、デザイン上で重視する部品ほど優先して(すなわち、早い段階で)デザインを決定する傾向がある。このため、先に選択された部品ほど重み付けを大きくすることで、ユーザUがデザイン上で重視する部品の部品類似値を、より大きく第1指標値に反映させることができる。
また、参考デザインの第1の抽出方法では、CPU11は、抽出処理において、複数の参考デザインから、導出された第1指標値が大きい順に少なくとも1つの参考デザインを抽出する。これにより、ユーザデザインとの類似度の高い参考デザインを簡易に抽出して表示することができる。
また、参考デザインの第2の抽出方法では、CPU11は、抽出処理において、導出された第1指標値が大きい順に、ある数の参考デザインを抽出し、抽出されたある数の参考デザインの各々に対応付けられて定められている第2指標値を導出し、複数の参考デザインから、導出された第2指標値が大きい順に少なくとも1つの参考デザインを抽出する。これにより、第1指標値に基づいてユーザデザインに類似する参考デザインを抽出した上で、第2指標値に基づいて、ユーザデザインとの類似度とは異なる観点で、ユーザUにとって適切な参考デザインをさらに絞り込むことができる。
また、参考デザインの第3の抽出方法では、CPU11は、抽出処理において、一部又は全部の参考デザインの各々について、参考デザインに対応付けられて定められている第2指標値を導出し、一部又は全部の参考デザインの各々の第1指標値を、導出された第2指標値に基づいて補正し、複数の参考デザインから、補正後の第1指標値に基づいて少なくとも1つの参考デザインを抽出する。これにより、ユーザデザインに類似する参考デザインの中から、ユーザデザインとの類似度とは異なる観点で、ユーザUにとって適切な参考デザインをさらに絞り込むことができる。
また、第2指標値は、ユーザUの属性、特性、及び周囲の環境のうち少なくとも1つに係る複数の項目ごとに定められており、複数の項目のうちの、ある項目が当て嵌まる場合に推奨される参考デザインほど、当該ある項目に対応する第2指標値が大きくなるように設定されており、CPU11は、複数の項目のうち、抽出処理の実行時におけるユーザUの属性、特性、又は周囲の環境に当て嵌まる項目に対応する第2指標値を取得する。これにより、ユーザデザインに類似する参考デザインの中から、ユーザUの属性、特性又は周囲の環境に応じて推奨される参考デザインを抽出して表示することができる。
また、上記の属性は、年齢、性別、及び居住地のうち少なくとも1つを含む。これにより、ユーザUの属性の観点で推奨される参考デザインを抽出して表示することができる。例えば、ユーザUと同じ年代、性別、又は居住地の他のユーザに人気のある参考デザインなどを抽出して表示することができる。
また、上記の特性は、趣味、嗜好、行動傾向、及び過去に選択した参考デザインのうち少なくとも1つを含む。これにより、ユーザUの特性の観点で推奨される参考デザインを抽出して表示することができる。例えば、ユーザUと趣味、嗜好又は行動傾向が共通している他のユーザに人気のある参考デザインや、ユーザUが過去に選択した参考デザインと類似した参考デザインなどを抽出して表示することができる。より具体的には、腕時計40のある機能を似た頻度で使う他のユーザに人気の参考デザインを抽出する、といったことも可能となる。
また、上記の周囲の環境は、気温、気象状態、季節、及び現在位置のうち少なくとも1つを含む。これにより、ユーザUの周囲の環境の観点で推奨される参考デザインを抽出して表示することができる。例えば、ユーザUの周囲の環境と同様の気温や気象状態でよく買われる腕時計に類似する参考デザインや、ユーザUの現在位置でよく買われる腕時計に類似する参考デザインなどを抽出して表示することができる。
また、ユーザデザイン及び複数の参考デザインは、物品の複数の機種のうちいずれかの機種に係るデザインであり、CPU11は、抽出処理において、複数の参考デザインのうち、ユーザデザインと機種が同一である参考デザインを特定し、特定した参考デザインについて第1指標値を導出する。このように予め抽出対象群を絞り込むことで、参考デザインの数が多い場合に、CPU11による参考デザインの抽出処理の負荷を軽減することができる。また、機種が同一である参考デザインを抽出対象群とする方法によれば、ユーザデザインにある程度類似する参考デザインを簡易に絞り込むことができる。
また、CPU11は、抽出処理において、複数の参考デザインのうち、ユーザデザインとの間で複数の部品に含まれるある部品のデザインが同一であるか、又はユーザデザインとの間である部品の部品類似値が基準値以上である参考デザインを特定し、特定した参考デザインとユーザデザインとの類似度を複数の部品の各々ごとに表す部品類似値を、複数の部品の各々について導出する。これによっても、ユーザデザインにある程度類似する参考デザインを簡易に絞り込むことができる。
また、デザイン対象の物品は、腕時計であってもよい。これにより、ユーザUにとって適切な腕時計の参考デザインを抽出して表示することができる。
また、本実施形態に係る情報処理方法は、情報処理装置としてのサーバ10のコンピュータとしてのCPU11により実行され、ユーザUの指示に基づいて生成された、複数の部品を有する物品のユーザデザインに係るデザインデータDDを取得し、予め生成された腕時計の複数の参考デザインから少なくとも1つの参考デザインを、デザインデータDDに基づいて抽出する抽出処理を実行し、抽出処理により抽出された少なくとも1つの参考デザインに係る情報を表示部25に表示させ、抽出処理では、複数の参考デザインのうち一部又は全部の参考デザインの各々と、ユーザデザインとの類似度を複数の部品の各々ごとに表す部品類似値を、複数の部品の各々について導出し、複数の部品の各々について導出された部品類似値から成る複数の部品類似値に基づいて、第1指標値を導出し、複数の参考デザインから、導出された第1指標値に基づいて少なくとも1つの参考デザインを抽出する。これにより、複数の参考デザインのうち、ユーザデザインとの間で各部品のデザインの類似度が高い参考デザインを抽出して表示することができる。よって、デザインのカスタマイズを行っているユーザにとってデザインの着想の補助となりやすい、より適切な参考デザインを表示することができる。
また、本実施形態に係るプログラム131は、情報処理装置としてのサーバ10のコンピュータとしてのCPU11に、ユーザUの指示に基づいて生成された、複数の部品を有する物品のユーザデザインに係るデザインデータDDを取得する機能と、予め生成された腕時計の複数の参考デザインから少なくとも1つの参考デザインを、デザインデータDDに基づいて抽出する抽出処理を実行する機能と、抽出処理により抽出された少なくとも1つの参考デザインに係る情報を表示部25に表示させる機能と、を実現させ、抽出処理では、複数の参考デザインのうち一部又は全部の参考デザインの各々と、ユーザデザインとの類似度を複数の部品の各々ごとに表す部品類似値を、複数の部品の各々について導出し、複数の部品の各々について導出された部品類似値から成る複数の部品類似値に基づいて、第1指標値を導出し、複数の参考デザインから、導出された第1指標値に基づいて少なくとも1つの参考デザインを抽出する。これにより、複数の参考デザインのうち、ユーザデザインとの間で各部品のデザインの類似度が高い参考デザインを抽出して表示することができる。よって、デザインのカスタマイズを行っているユーザにとってデザインの着想の補助となりやすい、より適切な参考デザインを表示することができる。
<その他>
なお、上記実施形態における記述は、本発明に係る情報処理装置、情報処理方法及びプログラムの一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、参考デザイン表示領域32において、抽出した参考デザインの腕時計50の画像を表示する例を用いて説明したが、これに代えて、又はこれに加えて、抽出した参考デザインに係る他の情報、例えば、参考デザインID、部品デザインID、部品の外観、及び作成者などを表示してもよい。
また、情報処理システム1が電子商取引サービスを提供する場合を例に挙げて説明したが、これに限られず、情報処理システム1は、電子商取引の取引対象以外の物品のデザインデータを生成するものであってもよい。例えば、情報処理システム1は、単にユーザUにより物品をデザインするために用いられるものであってもよい。
また、上記実施形態において、情報処理装置としてのサーバ10が行っていた処理を、端末装置20が実行してもよい。この場合には、端末装置20が情報処理装置に相当し、端末装置20のCPU21が処理部に相当する。
また、上記実施形態では、デザイン対象の物品として腕時計を例示したが、これに限られない。デザイン対象の物品は、電子楽器、電子玩具、及び電化製品といった電子機器であってもよいし、電子機器以外の物品、例えば衣服、靴、装飾品、その他の任意の物であってもよい。
また、デザインデータDDは、物品が有する複数の部品の全てに係る部品のデータを含んでいなくてもよい。例えば、デザインデータDDに、複数の部品のうち一部の部品に係るデータのみが含まれている場合に、上記一部の部品以外の部品のデザインについては、予め定められている(デフォルトの)デザインが指定されたものとみなしてもよい。
また、部品類似値、第1指標値及び第2指標値は、必ずしも数値でなくてもよく、程度の大きさを表すものとして予め定められた符号や記号(例えば、A、B、C、…)などであってもよい。
また、上記実施形態では、部品類似値データ133を参照して部品類似値を導出する例を用いて説明したが、部品類似値の導出方法はこれに限られない。例えば、ユーザデザインの部品の画像と、参照デザインの部品の画像と、に基づいて、周知の画像解析処理により部品類似値を導出してもよい。この画像解析処理は、類似画像検索に用いられる処理、例えば部品の画像から導出される特徴量同士を比較して類似度を判定する処理を含んでいてもよい。
また、以上の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体として記憶部13、23を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、HDD、SSD、フラッシュメモリ、CD-ROM等の情報記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される。
また、上記実施形態におけるサーバ10及び端末装置20の構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
処理部を備え、
前記処理部は、
ユーザの指示に基づいて生成された、複数の部品を有する物品のユーザデザインに係るデザインデータを取得し、
予め生成された前記物品の複数の参考デザインから少なくとも1つの参考デザインを、前記デザインデータに基づいて抽出する抽出処理を実行し、
前記抽出処理により抽出された前記少なくとも1つの参考デザインに係る情報を表示部に表示させ、
前記抽出処理では、
前記複数の参考デザインのうち一部又は全部の参考デザインの各々と、前記ユーザデザインとの類似度を前記複数の部品の各々ごとに表す部品類似値を、前記複数の部品の各々について導出し、
前記複数の部品の各々について導出された前記部品類似値から成る複数の部品類似値に基づいて、第1指標値を導出し、
前記複数の参考デザインから、前記導出された第1指標値に基づいて前記少なくとも1つの参考デザインを抽出する、
情報処理装置。
<請求項2>
前記第1指標値は、前記複数の部品類似値を、前記複数の部品類似値の各々について、部品ごとに定められた重み付けに基づいて互いに加算することによって、導出される、請求項1に記載の情報処理装置。
<請求項3>
前記ユーザデザイン及び前記複数の参考デザインは、前記物品の複数の機種のうちいずれかの機種に係るデザインであり、
前記重み付けは、前記ユーザデザインに対応する前記機種に応じて予め定められた値である、
請求項2に記載の情報処理装置。
<請求項4>
前記重み付けは、前記デザインデータの生成のために行われた前記ユーザの指示の履歴に応じて定められた値である、請求項2に記載の情報処理装置。
<請求項5>
前記デザインデータは、前記複数の部品のうち少なくとも一部の部品のデザインを部品ごとに決定するための前記ユーザの指示に基づいて生成され、
前記重み付けは、前記履歴において、前記複数の部品のうち、前記ユーザによりデザインの決定のために選択された部品の順番が先であるほど、前記部品に対応する前記重み付けがより大きくなるように、定められる、
請求項4に記載の情報処理装置。
<請求項6>
前記処理部は、前記抽出処理において、前記複数の参考デザインから、導出された前記第1指標値が大きい順に前記少なくとも1つの参考デザインを抽出する、請求項1~5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項7>
前記処理部は、前記抽出処理において、
導出された前記第1指標値が大きい順に、ある数の前記参考デザインを抽出し、抽出された前記ある数の参考デザインの各々に対応付けられて定められている第2指標値を導出し、
前記ある数の参考デザインから、前記導出された前記第2指標値が大きい順に前記少なくとも1つの参考デザインを抽出する、
請求項1~5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項8>
前記処理部は、前記抽出処理において、
前記一部又は全部の参考デザインの各々について、前記参考デザインに対応付けられて定められている第2指標値を導出し、
前記一部又は全部の参考デザインの各々の前記第1指標値を、導出された前記第2指標値に基づいて補正し、
前記複数の参考デザインから、前記補正後の第1指標値に基づいて前記少なくとも1つの参考デザインを抽出する、
請求項1~5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項9>
前記第2指標値は、前記ユーザの属性、特性、及び周囲の環境のうち少なくとも1つに係る複数の項目ごとに定められており、前記複数の項目のうちの、ある項目が当て嵌まる場合に推奨される参考デザインほど、当該ある項目に対応する前記第2指標値が大きくなるように設定されており、
前記処理部は、前記複数の項目のうち、前記抽出処理の実行時における前記ユーザの属性、特性、又は周囲の環境に当て嵌まる前記項目に対応する前記第2指標値を取得する、
請求項7又は8に記載の情報処理装置。
<請求項10>
前記属性は、年齢、性別、及び居住地のうち少なくとも1つを含む、請求項9に記載の情報処理装置。
<請求項11>
前記特性は、趣味、嗜好、行動傾向、及び過去に選択した前記参考デザインのうち少なくとも1つを含む、請求項9又は10に記載の情報処理装置。
<請求項12>
前記周囲の環境は、気温、気象状態、季節、及び現在位置のうち少なくとも1つを含む、請求項9~11のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項13>
前記ユーザデザイン及び前記複数の参考デザインは、前記物品の複数の機種のうちいずれかの機種に係るデザインであり、
前記処理部は、前記抽出処理において、
前記複数の参考デザインのうち、前記ユーザデザインと前記機種が同一である参考デザインを特定し、
前記特定した参考デザインについて前記第1指標値を導出する、
請求項1~12のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項14>
前記処理部は、前記抽出処理において、
前記複数の参考デザインのうち、前記ユーザデザインとの間で前記複数の部品に含まれるある部品のデザインが同一であるか、又は前記ユーザデザインとの間で前記ある部品の前記部品類似値が基準値以上である参考デザインを特定し、
前記特定した参考デザインと前記ユーザデザインとの類似度を前記複数の部品の各々ごとに表す前記部品類似値を、前記複数の部品の各々について導出する、
請求項1~12のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項15>
前記物品は腕時計である、請求項1~14のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項16>
情報処理装置のコンピュータにより実行される情報処理方法であって、
ユーザの指示に基づいて生成された、複数の部品を有する物品のユーザデザインに係るデザインデータを取得し、
予め生成された前記物品の複数の参考デザインから少なくとも1つの参考デザインを、前記デザインデータに基づいて抽出する抽出処理を実行し、
前記抽出処理により抽出された前記少なくとも1つの参考デザインに係る情報を表示部に表示させ、
前記抽出処理では、
前記複数の参考デザインのうち一部又は全部の参考デザインの各々と、前記ユーザデザインとの類似度を前記複数の部品の各々ごとに表す部品類似値を、前記複数の部品の各々について導出し、
前記複数の部品の各々について導出された前記部品類似値から成る複数の部品類似値に基づいて、第1指標値を導出し、
前記複数の参考デザインから、前記導出された第1指標値に基づいて前記少なくとも1つの参考デザインを抽出する、
情報処理方法。
<請求項17>
情報処理装置のコンピュータに、
ユーザの指示に基づいて生成された、複数の部品を有する物品のユーザデザインに係るデザインデータを取得する機能と、
予め生成された前記物品の複数の参考デザインから少なくとも1つの参考デザインを、前記デザインデータに基づいて抽出する抽出処理を実行する機能と、
前記抽出処理により抽出された前記少なくとも1つの参考デザインに係る情報を表示部に表示させる機能と、
を実現させ、
前記抽出処理では、
前記複数の参考デザインのうち一部又は全部の参考デザインの各々と、前記ユーザデザインとの類似度を前記複数の部品の各々ごとに表す部品類似値を、前記複数の部品の各々について導出し、
前記複数の部品の各々について導出された前記部品類似値から成る複数の部品類似値に基づいて、第1指標値を導出し、
前記複数の参考デザインから、前記導出された第1指標値に基づいて前記少なくとも1つの参考デザインを抽出する、
プログラム。
1 情報処理システム
10 サーバ(情報処理装置)
11 CPU(処理部)
12 RAM
13 記憶部
131 プログラム
132 ユーザデザインデータ
133 部品類似値データ
134 重み付けデータ
135 第2指標値データ
136 ユーザデータ
14 操作部
15 表示部
16 通信部
17 バス
20 端末装置
21 CPU
22 RAM
23 記憶部
231 プログラム
24 操作部
25 表示部
26 通信部
27 環境情報取得部
28 バス
30 デザイン画面
31 ユーザデザイン表示領域
32 参考デザイン表示領域
321 反映ボタン
33~35 部品デザイン領域
331、332、341、342、351~353 ドロップダウンリスト
36 デザイン確定ボタン
40、50 腕時計
41 ウォッチフェイス
42 ベゼル
43 バンド
DD デザインデータ
N 通信ネットワーク
U ユーザ

Claims (17)

  1. 処理部を備え、
    前記処理部は、
    ユーザの指示に基づいて生成された、複数の部品を有する物品のユーザデザインに係るデザインデータを取得し、
    予め生成された前記物品の複数の参考デザインから少なくとも1つの参考デザインを、前記デザインデータに基づいて抽出する抽出処理を実行し、
    前記抽出処理により抽出された前記少なくとも1つの参考デザインに係る情報を表示部に表示させ、
    前記抽出処理では、
    前記複数の参考デザインのうち一部又は全部の参考デザインの各々と、前記ユーザデザインとの類似度を前記複数の部品の各々ごとに表す部品類似値を、前記複数の部品の各々について導出し、
    前記複数の部品の各々について導出された前記部品類似値から成る複数の部品類似値に基づいて、第1指標値を導出し、
    前記複数の参考デザインから、前記導出された第1指標値に基づいて前記少なくとも1つの参考デザインを抽出する、
    情報処理装置。
  2. 前記第1指標値は、前記複数の部品類似値を、前記複数の部品類似値の各々について、部品ごとに定められた重み付けに基づいて互いに加算することによって、導出される、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記ユーザデザイン及び前記複数の参考デザインは、前記物品の複数の機種のうちいずれかの機種に係るデザインであり、
    前記重み付けは、前記ユーザデザインに対応する前記機種に応じて予め定められた値である、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記重み付けは、前記デザインデータの生成のために行われた前記ユーザの指示の履歴に応じて定められた値である、請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記デザインデータは、前記複数の部品のうち少なくとも一部の部品のデザインを部品ごとに決定するための前記ユーザの指示に基づいて生成され、
    前記重み付けは、前記履歴において、前記複数の部品のうち、前記ユーザによりデザインの決定のために選択された部品の順番が先であるほど、前記部品に対応する前記重み付けがより大きくなるように、定められる、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記処理部は、前記抽出処理において、前記複数の参考デザインから、導出された前記第1指標値が大きい順に前記少なくとも1つの参考デザインを抽出する、請求項1~5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記処理部は、前記抽出処理において、
    導出された前記第1指標値が大きい順に、ある数の前記参考デザインを抽出し、抽出された前記ある数の参考デザインの各々に対応付けられて定められている第2指標値を導出し、
    前記ある数の参考デザインから、前記導出された前記第2指標値が大きい順に前記少なくとも1つの参考デザインを抽出する、
    請求項1~5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記処理部は、前記抽出処理において、
    前記一部又は全部の参考デザインの各々について、前記参考デザインに対応付けられて定められている第2指標値を導出し、
    前記一部又は全部の参考デザインの各々の前記第1指標値を、導出された前記第2指標値に基づいて補正し、
    前記複数の参考デザインから、前記補正後の第1指標値に基づいて前記少なくとも1つの参考デザインを抽出する、
    請求項1~5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記第2指標値は、前記ユーザの属性、特性、及び周囲の環境のうち少なくとも1つに係る複数の項目ごとに定められており、前記複数の項目のうちの、ある項目が当て嵌まる場合に推奨される参考デザインほど、当該ある項目に対応する前記第2指標値が大きくなるように設定されており、
    前記処理部は、前記複数の項目のうち、前記抽出処理の実行時における前記ユーザの属性、特性、又は周囲の環境に当て嵌まる前記項目に対応する前記第2指標値を取得する、
    請求項7又は8に記載の情報処理装置。
  10. 前記属性は、年齢、性別、及び居住地のうち少なくとも1つを含む、請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記特性は、趣味、嗜好、行動傾向、及び過去に選択した前記参考デザインのうち少なくとも1つを含む、請求項9又は10に記載の情報処理装置。
  12. 前記周囲の環境は、気温、気象状態、季節、及び現在位置のうち少なくとも1つを含む、請求項9~11のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  13. 前記ユーザデザイン及び前記複数の参考デザインは、前記物品の複数の機種のうちいずれかの機種に係るデザインであり、
    前記処理部は、前記抽出処理において、
    前記複数の参考デザインのうち、前記ユーザデザインと前記機種が同一である参考デザインを特定し、
    前記特定した参考デザインについて前記第1指標値を導出する、
    請求項1~12のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  14. 前記処理部は、前記抽出処理において、
    前記複数の参考デザインのうち、前記ユーザデザインとの間で前記複数の部品に含まれるある部品のデザインが同一であるか、又は前記ユーザデザインとの間で前記ある部品の前記部品類似値が基準値以上である参考デザインを特定し、
    前記特定した参考デザインと前記ユーザデザインとの類似度を前記複数の部品の各々ごとに表す前記部品類似値を、前記複数の部品の各々について導出する、
    請求項1~12のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  15. 前記物品は腕時計である、請求項1~14のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  16. 情報処理装置のコンピュータにより実行される情報処理方法であって、
    ユーザの指示に基づいて生成された、複数の部品を有する物品のユーザデザインに係るデザインデータを取得し、
    予め生成された前記物品の複数の参考デザインから少なくとも1つの参考デザインを、前記デザインデータに基づいて抽出する抽出処理を実行し、
    前記抽出処理により抽出された前記少なくとも1つの参考デザインに係る情報を表示部に表示させ、
    前記抽出処理では、
    前記複数の参考デザインのうち一部又は全部の参考デザインの各々と、前記ユーザデザインとの類似度を前記複数の部品の各々ごとに表す部品類似値を、前記複数の部品の各々について導出し、
    前記複数の部品の各々について導出された前記部品類似値から成る複数の部品類似値に基づいて、第1指標値を導出し、
    前記複数の参考デザインから、前記導出された第1指標値に基づいて前記少なくとも1つの参考デザインを抽出する、
    情報処理方法。
  17. 情報処理装置のコンピュータに、
    ユーザの指示に基づいて生成された、複数の部品を有する物品のユーザデザインに係るデザインデータを取得する機能と、
    予め生成された前記物品の複数の参考デザインから少なくとも1つの参考デザインを、前記デザインデータに基づいて抽出する抽出処理を実行する機能と、
    前記抽出処理により抽出された前記少なくとも1つの参考デザインに係る情報を表示部に表示させる機能と、
    を実現させ、
    前記抽出処理では、
    前記複数の参考デザインのうち一部又は全部の参考デザインの各々と、前記ユーザデザインとの類似度を前記複数の部品の各々ごとに表す部品類似値を、前記複数の部品の各々について導出し、
    前記複数の部品の各々について導出された前記部品類似値から成る複数の部品類似値に基づいて、第1指標値を導出し、
    前記複数の参考デザインから、前記導出された第1指標値に基づいて前記少なくとも1つの参考デザインを抽出する、
    プログラム。
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