JP7351132B2 - 面発光レーザ、面発光レーザ装置、光源装置及び検出装置 - Google Patents

面発光レーザ、面発光レーザ装置、光源装置及び検出装置 Download PDF

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本発明は、面発光レーザ、面発光レーザ装置、光源装置及び検出装置に関する。
垂直共振器型の面発光レーザ(vertical cavity surface emitting laser:VCSEL)は、基板に対して垂直な方向にレーザ光を発振する半導体レーザである。面発光レーザは、基板に対して平行な方向に光を照射する端面発光型の半導体レーザと比較して、低閾値電流発振、単一縦モード発振、2次元アレイ化が可能であるなどの優れた特性を有している。
面発光レーザには、基板の活性層が設けられた側にレーザ光を出射する表面出射型の面発光レーザと、基板の活性層が設けられた側とは反対側にレーザ光を出射する裏面出射型の面発光レーザとがある。裏面出射型の面発光レーザは、半導体基板上に活性層を含む積層体が形成され、基板側から光を出射する(特許文献1)。
これまでのところ、裏面出射型の面発光レーザにおいて出射側と反対側の共振器ミラー面から光を出射させるという技術思想は存在しなかった。
本発明は、出射側と反対側の共振器ミラー面から光を出射することができる裏面反射型の面発光レーザ、面発光レーザ装置、光源装置及び検出装置を提供することを目的とする。
開示の技術の一態様によれば、面発光レーザは、基板と、前記基板上に形成され、第1の波長の第1の光を出力する第1の面発光レーザ素子と、前記基板上に形成され、前記第1の波長の第2の光を出力する第2の面発光レーザ素子と、を有し、前記第1の面発光レーザ素子は、前記基板側から順に、第1の下部反射鏡、第1の活性層、第1の上部反射鏡を備え、前記第2の面発光レーザ素子は、前記基板側から順に、第2の下部反射鏡、第2の活性層、第2の上部反射鏡を備え、前記第1の波長における前記第1の下部反射鏡の反射率は、前記第1の波長における前記第1の上部反射鏡の反射率よりも小さく、前記第1の波長における前記第2の上部反射鏡の反射率は、前記第1の波長における前記第1の上部反射鏡の反射率よりも小さく、前記第1の光は少なくとも前記基板側から出力され、前記第2の光は少なくとも前記第2の上部反射鏡側から出力される。
開示の技術によれば、裏面反射型の面発光レーザにおいて、出射側と反対側の共振器ミラー面から光を出射する面発光レーザを提供することができる。
実施形態に係る面発光レーザのレイアウトを示す図である。 実施形態に係る面発光レーザの内部構造を示す断面図(その1)である。 実施形態に係る面発光レーザの内部構造を示す断面図(その2)である。 実施形態に係る面発光レーザの内部構造を示す断面図(その3)である。 実施形態に係る面発光レーザの使用例を示す模式図である。 実施形態に係る面発光レーザの製造方法を示す断面図(その1)である。 実施形態に係る面発光レーザの製造方法を示す断面図(その2)である。 実施形態に係る面発光レーザの製造方法を示す断面図(その3)である。 実施形態に係る面発光レーザの製造方法を示す断面図(その4)である。 実施形態に係る面発光レーザの製造方法を示す断面図(その5)である。 実施形態に係る面発光レーザの製造方法を示す断面図(その6)である。 実施形態に係る面発光レーザの製造方法を示す断面図(その7)である。 実施形態に係る面発光レーザの製造方法を示す断面図(その8)である。 実施形態に係る面発光レーザの製造方法を示す断面図(その9)である。 実施形態に係る面発光レーザの製造方法を示す断面図(その10)である。 実施形態に係る面発光レーザの製造方法を示す断面図(その11)である。 実施形態に係る面発光レーザの製造方法を示す断面図(その12)である。 実施形態に係る面発光レーザの製造方法を示す断面図(その13)である。 実施形態に係る面発光レーザの製造方法を示す断面図(その14)である。 実施形態に係る面発光レーザの製造方法を示す断面図(その15)である。 誘電体多層膜反射鏡の平面形状の例を示す図である。 検出装置の一例としての測距装置の概要を示す図である。
以下、本開示の実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省くことがある。以下の説明では、レーザ発振方向(レーザ光の出射方向)をZ軸方向とし、右手系でZ軸方向に垂直な面内における互いに直交する2つの方向をX軸方向及びY軸方向とする。また、プラスのZ軸方向を下方とする。本開示において、平面視とは、Z軸方向、すなわち基板に垂直な方向から視ることをいう。但し、面発光レーザ素子等は天地逆の状態で用いることができ、任意の角度で配置することもできる。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態について説明する。第1の実施形態は、裏面出射型の面発光レーザ素子を備えた面発光レーザに関する。
[面発光レーザの基本構造]
図1は、実施形態に係る面発光レーザのレイアウトを示す図である。図2~図4は、実施形態に係る面発光レーザの内部構造を示す断面図である。図2は、図1中のI-I線に沿った断面図に相当する。図3は、図1中のII-II線に沿った断面図に相当する。図4は、図1中のIII-III線に沿った断面図に相当する。
図1に示すように、実施形態に係る面発光レーザ100は、例えば9個の面発光レーザ素子151を有する。9個の面発光レーザ素子151はX軸方向及びY軸方向に3個ずつ配列し、レーザ素子アレイ153を構成する。面発光レーザ素子151は、例えば1個の面発光レーザ素子152を有する。例えば、面発光レーザ素子152は、レーザ素子アレイ153の外側に配置されている。図2に示すように、面発光レーザ素子151は基板101の裏面101A側にレーザ光LAを出射する。図3に示すように、面発光レーザ素子152は基板101の裏面101A側にレーザ光LAを出射し、基板101の表面101B側(-Z側)に自然放出光又はレーザ光の光LBを出力する。レーザ素子アレイ153に含まれる面発光レーザ素子151の数、面発光レーザ素子152の数は限定されない。面発光レーザ素子151は第1の面発光レーザ素子の一例である。面発光レーザ素子152は第2の面発光レーザ素子の一例である。
面発光レーザ素子152の近傍にp側電極112を実装基板の電極に接続するためのp側コンタクト領域155が設けられている。また、レーザ素子アレイ153の周囲の複数箇所、例えば4箇所にn側電極113を実装基板の電極に接続するためのn側コンタクト領域156が設けられている。n側コンタクト領域156の数は限定されない。
面発光レーザ100は発振波長が940nm帯の面発光レーザである。面発光レーザ100は、図2~図4に示すように、基板101と、下部半導体多層膜反射鏡102と、下部スペーサ層103と、活性層104と、上部スペーサ層105と、上部半導体多層膜反射鏡106と、絶縁膜111と、p側電極112と、n側電極113と、誘電体多層膜反射鏡114と、反射防止膜115とを有する。
基板101は、一例として、表面の鏡面研磨面(主面)の法線方向が、結晶方位[100]方向に対して、結晶方位[111]A方向に向かって15度(θ=15度)傾斜したn-GaAs単結晶半導体基板である。すなわち、基板101は、いわゆる傾斜基板である。なお、基板は上記のものに限定されない。
下部半導体多層膜反射鏡102は、基板101の-Z側(上側)にバッファ層(図示せず)を介して積層され、n-Al0.9Ga0.1Asからなる低屈折率層とn-Al0.1Ga0.9Asからなる高屈折率層とのペアを26ペア程度有している。各屈折率層の間には、電気抵抗を低減するため、一方の組成から他方の組成へ向かって組成を徐々に変化させた厚さが20nmの組成傾斜層(図示せず)が設けられている。各屈折率層はいずれも、隣接する組成傾斜層の1/2を含んで、発振波長をλとするλ/4の光学的厚さとなるように設定されている。なお、光学的厚さがλ/4のとき、その層の実際の厚さDは、D=λ/4n(但し、nはその層の媒質の屈折率)である。例えば、下部半導体多層膜反射鏡102の反射率は99.6%程度である。
下部スペーサ層103は、下部半導体多層膜反射鏡102の-Z側(上側)に積層され、ノンドープのAl0.15Ga0.85Asからなる層である。下部スペーサ層103の材料はノンドープのAl0.15Ga0.85Asに限定されず、例えばノンドープのAlGaInPでもよい。
活性層104は、下部スペーサ層103の-Z側(上側)に積層され、複数の量子井戸層と複数の障壁層とを有する多重量子井戸構造の活性層である。量子井戸層はInGaAsからなり、各障壁層はAlGaAsからなる。
上部スペーサ層105は、活性層104の-Z側(上側)に積層され、ノンドープのAl0.15Ga0.85Asからなる層である。上部スペーサ層105の材料は、下部スペーサ層103と同様にノンドープのAl0.15Ga0.85Asに限定されず、例えばノンドープのAlGaInPでもよい。
下部スペーサ層103と活性層104と上部スペーサ層105とからなる部分は、共振器構造体ともよばれており、その厚さが1波長分の光学的厚さとなるように設定されている。なお、活性層104は高い誘導放出確率が得られるように、電界の定在波分布における腹に対応する位置である共振器構造体の中央に設けられている。好ましくは、発振波長である940nmにおいて単一縦モード発振が得られるように、下部スペーサ層103、活性層104及び上部スペーサ層105の各層の厚さが設定されている。また、好ましくは、面発光レーザ素子151の発振閾値電流が室温で最も小さくなるように、共振波長と活性層104の発光波長(組成)との相対関係(ディチューニング)が調整されている。
上部半導体多層膜反射鏡106は、上部スペーサ層105の-Z側(上側)に積層され、p-Al0.9Ga0.1Asからなる低屈折率層とp-Al0.1Ga0.9Asからなる高屈折率層とのペアを30ペア程度有している。各屈折率層の間には、電気抵抗を低減するため、一方の組成から他方の組成へ向かって組成を徐々に変化させた組成傾斜層(図示せず)が設けられている。各屈折率層はいずれも、隣接する組成傾斜層の1/2を含んで、光学長がλ/4(λ:発振波長)になるように設定されている。上部半導体多層膜反射鏡106の上面にはオーミック導通をとるためのGaAsコンタクト層(図示せず)が設けられている。上部半導体多層膜反射鏡106の反射率は下部半導体多層膜反射鏡102の反射率と同程度であり、例えば99.6%程度である。
上部半導体多層膜反射鏡106における低屈折率層の1つには、p-Al0.98Ga0.02Asからなる被選択酸化層108が厚さ約30nmで挿入されている。この被選択酸化層108の挿入位置は、例えば、電界の定在波分布において、活性層104から2番目となる節に対応する位置である。被選択酸化層108は、非酸化の領域108bとその周囲の酸化領域108aとを備える。
反射防止膜115は、基板101の+Z側(下側)の面(裏面101A)に形成されている。反射防止膜115は、発振波長である940nmに対する無反射コーティング膜である。
[面発光レーザ素子151の構造]
面発光レーザ素子151において、図2に示すように、上部半導体多層膜反射鏡106がメサ構造体を有する。非酸化の領域108bは、平面視でメサ構造体の中央に位置する。誘電体多層膜反射鏡114は、平面視で非酸化の領域108bと重なるようにして、上部半導体多層膜反射鏡106の-Z側(上側)に積層されている。平面視で、誘電体多層膜反射鏡114は上部半導体多層膜反射鏡106よりも小さい。誘電体多層膜反射鏡114は、酸化チタン(TiOx)膜と窒化シリコン(SiN)膜とのペアを少なくとも1ペア有している。誘電体多層膜反射鏡114の反射率は下部半導体多層膜反射鏡102の反射率及び上部半導体多層膜反射鏡106の反射率より高い。平面視で誘電体多層膜反射鏡114と上部半導体多層膜反射鏡106とが重なり合った部分、すなわちメサ構造体の中央部の反射率は、例えば99.9%程度である。つまり、平面視で誘電体多層膜反射鏡114と上部半導体多層膜反射鏡106とが重なり合った部分の、上部半導体多層膜反射鏡106および誘電体多層膜反射鏡114を合わせた反射率は下部半導体多層膜反射鏡102の反射率及び上部半導体多層膜反射鏡106の反射率より高い。面発光レーザ素子151に含まれる下部半導体多層膜反射鏡102は第1の下部反射鏡の一例である。面発光レーザ素子151に含まれる活性層104は第1の活性層の一例である。面発光レーザ素子151に含まれる上部半導体多層膜反射鏡106は第1の部分反射鏡の一例である。誘電体多層膜反射鏡114は第2の部分反射鏡の一例である。面発光レーザ素子151に含まれる上部半導体多層膜反射鏡106及び誘電体多層膜反射鏡114が第1の上部反射鏡の一例を構成する。
面発光レーザ素子151において、絶縁膜111は上部半導体多層膜反射鏡106及び上部スペーサ層105を覆う。絶縁膜111は、例えば窒化シリコン(SiN)膜である。絶縁膜111に面発光レーザ素子151内の上部半導体多層膜反射鏡106の上面の一部を露出する開口部111Aが形成されている。平面視で、非酸化の領域108bは開口部111Aの内側に位置し、誘電体多層膜反射鏡114は開口部111Aの内側で上部半導体多層膜反射鏡106の上面に接している。絶縁膜111上にp側電極112が形成されている。p側電極112は開口部111Aと誘電体多層膜反射鏡114との間で上部半導体多層膜反射鏡106の上面に接している。p側電極112は、例えば-Z側(上側)に順に積層されたチタン(Ti)膜と、白金(Pt)膜と、金(Au)膜とを有する。フリップチップ実装により、面発光レーザ素子151のp側電極112はドライバIC又はサブマウント等のp側電極に接続される。
[面発光レーザ素子152及びp側コンタクト領域155の構造]
面発光レーザ素子152において、図3に示すように、上部半導体多層膜反射鏡106がメサ構造体を有する。非酸化の領域108bは、平面視でメサ構造体の中央に位置する。面発光レーザ素子151とは異なり、誘電体多層膜反射鏡114は設けられていない。面発光レーザ素子152に含まれる下部半導体多層膜反射鏡102は第2の下部反射鏡の一例である。面発光レーザ素子152に含まれる活性層104は第2の活性層の一例である。面発光レーザ素子152に含まれる上部半導体多層膜反射鏡106は第2の上部反射鏡の一例である。
面発光レーザ素子152において、絶縁膜111は上部半導体多層膜反射鏡106及び上部スペーサ層105を覆う。絶縁膜111に面発光レーザ素子152内の上部半導体多層膜反射鏡106の上面の一部を露出する開口部111Bが形成されている。平面視で、非酸化の領域108bは開口部111Bの内側に位置する。絶縁膜111上にp側電極112が形成されている。p側電極112は開口部111Bの内側で上部半導体多層膜反射鏡106の上面に接している。p側電極112に、開口部111Bの内側で上部半導体多層膜反射鏡106の上面の一部を露出する開口部112Bが形成されている。面発光レーザ素子152では、上部半導体多層膜反射鏡106の上面の一部が開口部112Bを通じて外部に露出している。
面発光レーザ素子152の上部半導体多層膜反射鏡106に接するp側電極112はp側コンタクト領域155まで延在し、p側コンタクト領域155内で上部半導体多層膜反射鏡106の-Z側(上側)に位置する部分を有する。フリップチップ実装により、面発光レーザ素子152のp側電極112はp側コンタクト領域155内でドライバIC又はサブマウント等のp側電極に接続される。
[n側コンタクト領域156の構造]
n側コンタクト領域156において、図4に示すように、上部半導体多層膜反射鏡106に溝121が形成されている。また、溝121の内側で、上部スペーサ層105と、活性層104と、下部スペーサ層103と、下部半導体多層膜反射鏡102と、基板101の表層部とに溝122が形成されている。
n側コンタクト領域156において、絶縁膜111は上部半導体多層膜反射鏡106、上部スペーサ層105、活性層104、下部スペーサ層103、下部半導体多層膜反射鏡102及び基板101を覆う。絶縁膜111に溝122の底部で基板101の表面101Bの一部を露出する開口部111Cが形成されている。絶縁膜111上にn側電極113が形成されている。n側電極113は開口部111Cの内側で基板101の表面101Bに接している。n側電極113はn側コンタクト領域156内で上部半導体多層膜反射鏡106の-Z側(上側)に位置する部分を有する。n側電極113は、例えば-Z側(上側)に順に積層された金ゲルマニウム合金(AuGe)膜と、ニッケル(Ni)膜と、金(Au)膜とを有する。フリップチップ実装により、n側電極113はn側コンタクト領域156内でドライバIC又はサブマウント等のn側電極に接続される。
[面発光レーザ100の実装]
面発光レーザ100は、例えばサブマウントに実装されて使用される。図5は、面発光レーザ100の使用例を示す模式図である。サブマウントと、サブマウントに実装された面発光レーザ100とは面発光レーザ装置に含まれる。
この使用例では、図5に示すように、面発光レーザ100は、フリップチップ実装によりドライバIC300上に実装されている。面発光レーザ素子151のp側電極112は、導電材301を介してドライバIC300に設けられたp側電極に電気的に接続されている。面発光レーザ素子152のp側電極112は、p側コンタクト領域155にて導電材302を介してドライバIC300に設けられたp側電極に電気的に接続されている。面発光レーザ素子152のn側電極113は、導電材を介してドライバIC300に設けられたn側電極に電気的に接続されている。面発光レーザ100はドライバIC300により駆動される。ドライバICには、面発光レーザ素子152と対向するようにしてフォトダイオード等の光検出素子310がモノリシックに形成されている。光検出素子310は、面発光レーザ素子152が基板101の表面101B側から出力した光LBの光量を検知する。ドライバIC300は、光LBの光量に基づいて、温度環境の変化等に起因する面発光レーザ素子151の出力変化が生じた場合に、出力変化を補正するための情報を得ることができる。光検出素子310は受光素子の一例であり、ドライバIC300は面発光レーザの制御装置の一例である。
面発光レーザ100が実装される対象はドライバIC300に限定されない。例えば、面発光レーザ100がサブマウント上に実装されてもよい。
[面発光レーザ100の作用効果]
面発光レーザ素子151においては、基本横モードは面発光レーザ素子151の中心部にモード分布を有しており、これに直交する高次横モードは面発光レーザ素子151の周辺部に主なモード分布を有している。また、誘電体多層膜反射鏡114の反射率は99.6%程度であり、誘電体多層膜反射鏡114と下部半導体多層膜反射鏡102とが重なり合った、平面視でメサ構造体の中央部の反射率は、例えば99.9%程度である。つまり、誘電体多層膜反射鏡114が設けられている中央部の反射率は、その周辺の周辺部の反射率よりも高い。このため、面発光レーザ素子151の中心部にモード分布を有する基本横モード素子の反射損失は、周辺部に主なモード分布を有する高次横モードの反射損失よりも小さくなる。この結果、高次横モードの発振が抑制され、基本横モードが選択的に発振し、基板101の裏面101A側からレーザ光LAが出力される。また、高次横モードの発振は電流-光出力特性におけるキンクや発散角を広げる原因となるが、面発光レーザ素子151では高次横モードの発振が抑制されているため、電流-光出力特性の線形性に優れ、また発散角も非常に狭く抑制される。例えば、3mW出力時に個々の面発光レーザ素子151から放射されるレーザ光は半値全幅で5°以内の非常に狭い発散角を実現することができる。従って、高い注入レベルまで基本横モード発振が維持され、レーザ光LAに単峰性の狭いビーム放射角を実現することができる。
また、面発光レーザ素子152においては、誘電体多層膜反射鏡114が設けられておらず、上部半導体多層膜反射鏡106の反射率が下部半導体多層膜反射鏡102の反射率と同等である。つまり、すべてのモードに対する反射率が、面発光レーザ素子151の中央部の反射率よりも低い。このため、光LBの取り出し効率が高くなり、検知に十分な光量の光LBを基板101の表面101B側から出力することができる。
一般にレーザの出力は環境温度の変化や経時劣化等により変化する。特に環境温度による出力変化は大きく、60℃程度の温度上昇により出力は20%~30%程度低下する。このため、安定に光出力を得るために、環境温度又はレーザ出力をモニタして、駆動電流量を増減することで光出力の変化を補償することが好ましい。端面レーザではレーザ共振の方向がサブマウントに対して平行であるため、出力端とは反対側の劈開面からの光を受光し光量をモニタして、フィードバックが行われている。一方、従来の裏面出射型の面発光レーザでは、出射側と反対側の共振器ミラー面は高反射であり、かつサブマウント等に実装されるため、光量をモニタすることが困難である。
本実施形態では、面発光レーザ素子152にて、レーザ光LAの出射側とは反対側に光LBが出力されるため、光検出素子310により光量を容易に検知することができる。面発光レーザ素子152は面発光レーザ素子151の近傍に配置され、面発光レーザ素子152の温度は面発光レーザ素子151の温度と同程度であるため、面発光レーザ素子152の光量変化をモニタすることにより、面発光レーザ素子151の温度変化によるレーザ出力の変動を駆動電流の調整により補正して、一定光量での動作を行うことができる。
本実施形態では、面発光レーザ素子151および面発光レーザ素子152のいずれも、p側電極112は上部半導体多層膜反射鏡106の最上部に接続するよう形成され、n側電極113は基板に接続するよう形成されている。これにより、面発光レーザ素子151のp側電極112とn側電極113の間の電気抵抗と面発光レーザ素子152のp側電極112とn側電極113の間の電気抵抗とを略同一とすることができ、発光素子とモニタ素子との同時駆動を容易とすることができる。
なお、必ずしも、面発光レーザ素子151の中心部の反射率が面発光レーザ素子151の周辺部の反射率よりも高い必要はない。例えば、面発光レーザ素子151の中心部の反射率と面発光レーザ素子151の周辺部の反射率とが同程度であっても、面発光レーザ素子152の光量変化のモニタを通じて一定光量の動作を行うことができる。従って、例えば誘電体多層膜反射鏡114が中央部および周辺部の両方に配置されていてもよい。
[面発光レーザ100の製造方法]
次に、面発光レーザ100の製造方法について説明する。なお、上記のように、基板101上に複数の半導体層が積層されたものを、以下では、便宜上「積層体」ともいう。図6~図20は、実施形態に係る面発光レーザ100の製造方法を示す断面図である。図7~図11には、面発光レーザ素子151に相当する部分を示す。図12~図15には、面発光レーザ素子152及びp側コンタクト領域155に相当する部分を示す。図16~図20には、n側コンタクト領域156に相当する部分を示す。
まず、図6に示すように、上記積層体を有機金属気相成長(metal organic chemical vapor deposition:MOCVD)法又は分子線エピタキシャル成長(molecular beam epitaxy:MBE)法による結晶成長によって形成する。
ここでは、MOCVD法の場合には、III族の原料には、トリメチルアルミニウム(TMA)、トリメチルガリウム(TMG)、トリメチルインジウム(TMI)を用い、V族の原料にはフォスフィン(PH)、アルシン(AsH)を用いている。p型ドーパントの原料には四臭化窒素(CBr)、ジメチルジンク(DMZn)を用い、n型ドーパントの原料にはセレン化水素(HSe)を用いている。
次いで、図7及び図12に示すように、被選択酸化層108を含む上部半導体多層膜反射鏡106をエッチングすることにより、面発光レーザ素子151に相当する領域及び面発光レーザ素子152に相当する領域において、上部半導体多層膜反射鏡106にメサ構造体を形成する。エッチングとしては、例えば、誘導結合プラズマ(inductively coupled plasma:ICP)ドライエッチング、電子サイクロトロン共鳴(electron cyclotron resonance:ECR)ドライエッチング等を行うことができる。この時、図16に示すように、n側コンタクト領域156に相当する領域において、上部半導体多層膜反射鏡106に溝121を形成する。
その後、図8、図13及び図17に示すように、積層体を水蒸気中で熱処理する。これにより、被選択酸化層108中のAl(アルミニウム)がメサ構造体の外周部から選択的に酸化され、メサ構造体の中央部にAlの酸化領域108aによって囲まれた非酸化の領域108bが残留する。すなわち、発光部の駆動電流の経路をメサ構造体の中央部だけに制限する、いわゆる酸化狭窄構造体が形成される。上記酸化されていない領域108bが電流通過領域である。
続いて、図18に示すように、上部スペーサ層105と、活性層104と、下部スペーサ層103と、下部半導体多層膜反射鏡102と、基板101の表層部とをエッチングすることにより、n側コンタクト領域156に相当する領域において、上部スペーサ層105と、活性層104と、下部スペーサ層103と、下部半導体多層膜反射鏡102と、基板101の表層部とに溝122を形成する。溝122を形成するためのエッチングを、被選択酸化層108の選択酸化の後に行うことで、選択酸化前の被選択酸化層108にダメージが生じることを防ぐことができる。なお、面発光レーザ素子151に相当する領域及び面発光レーザ素子152に相当する領域においては、上部スペーサ層105と、活性層104と、下部スペーサ層103と、下部半導体多層膜反射鏡102と、基板101の表層部とをそのまま維持する(図8、図13)。
次いで、図9、図14及び図19に示すように、基板101の表面101B側の全面に絶縁膜111を形成する。絶縁膜111は、例えば気相化学堆積(chemical vapor deposition:CVD)法により形成することができる。その後、絶縁膜111に、開口部111A、111B及び111Cを形成する。開口部111A、111B及び111Cは、例えばバッファードフッ酸(BHF)を用いたウェットエッチングにより形成することができる。
続いて、図10に示すように、面発光レーザ素子151に相当する領域において、開口部111Aとの間に隙間をあけつつ、平面視で非酸化の領域108bと重なるようにして上部半導体多層膜反射鏡106上に誘電体多層膜反射鏡114を形成する。
次いで、図11及び図15に示すように、面発光レーザ素子151に相当する領域、面発光レーザ素子152に相当する領域及びp側コンタクト領域155に相当する領域において、p側電極112を形成する。また、図20に示すように、n側コンタクト領域156に相当する領域において、n側電極113を形成する。p側電極112及びn側電極113は、例えばリフトオフ法により形成することができる。p側電極112、n側電極113のどちらを先に形成してもよい。p側電極112の形成、n側電極113の形成では、成膜後に、還元雰囲気又は不活性雰囲気中で加熱処理を行い、半導体材料と電極材料との共晶化によりオーミック導通をとる。
その後、基板101の裏面101Aの研磨及び鏡面化処理を行い、裏面101Aに反射防止膜115を形成する(図2~図4参照)。
このようにして、面発光レーザ100を製造することができる。
誘電体多層膜反射鏡114の平面形状は特に限定されない。図21は、誘電体多層膜反射鏡114の平面形状の例を示す図である。
例えば、図21(a)に示すように、誘電体多層膜反射鏡114の平面形状が円形であってもよい。図21(b)に示すように、誘電体多層膜反射鏡114の平面形状が正方形であってもよい。
誘電体多層膜反射鏡114の平面形状が異方性形状であってもよい。本開示において、異方性形状とは、90度回転させたときに元の形に重ならない形状のことをいう。つまり、互いに直交する2つの方向において誘電体多層膜反射鏡114の平面形状が異なっていればよく、互いに直交する2つの方向において誘電体多層膜反射鏡114の幅が異なることが好ましい。例えば、図21(c)に示すように、誘電体多層膜反射鏡114の平面形状が、円形の部分と、円形の部分から+Y側に延出する部分と、円形の部分から-Y側に延出する部分とを有してもよい。図21(d)に示すように、誘電体多層膜反射鏡114の平面形状が、正方形の部分と、正方形の部分から+Y側に延出する部分と、正方形の部分から-Y側に延出する部分とを有してもよい。図21(e)に示すように、誘電体多層膜反射鏡114の平面形状がY軸方向を長軸方向とする楕円形であってもよい。図21(f)に示すように、誘電体多層膜反射鏡114の平面形状がY軸方向を長手方向とする長方形であってもよい。
誘電体多層膜反射鏡114の平面形状が異方性形状の場合、面発光レーザ素子151の光学損失に異方性が導入され、特定の偏光成分を持つモードの損失が大きくなり、発振が抑制される。この結果、偏光方向が揃ったレーザ出力を得ることが可能になる。
更に、偏向制御を行う場合は、基板101は傾斜基板であることが好ましい。この場合、誘電体多層膜反射鏡114における異方性を有する方向のいずれかが傾斜基板の傾斜方向に平行であることが好ましい。
なお、本実施形態では、第2の部分反射鏡として誘電体多層膜反射鏡114が用いられているが、第2の部分反射鏡として半導体多層膜反射鏡が用いられてもよい。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態に係る面発光レーザ100を備えた光源装置および検出装置に関する。図22は、検出装置の一例としての測距装置10の概要を示したものである。
測距装置10は、光源装置の一例としての光源装置11を含む。測距装置10は、光源装置11から検出対象物12に対してパルス光を投光(照射)し、検出対象物12からの反射光を受光素子13で受光して、反射光の受光までに要した時間に基づいて検出対象物12との距離を測定する、TOF(time of flight)方式の距離検出装置である。
図22に示すように、光源装置11は、光源14と光学系15を有している。光源14は、第1の実施形態に係る面発光レーザ100を備え、光源駆動回路16により電流が送られて発光が制御される。光源駆動回路16は、光源14を発光させたときに信号制御回路17に信号を送信する。光学系15は、光源14から出射した光の発散角や方向を調整する光学素子(例えばレンズやDOE、プリズム等)を有し、検出対象物12に光を照射する。
光源装置11から投光されて検出対象物12で反射された反射光は、集光作用を持つ受光光学系18を通して受光素子13に導光される。受光素子13は光電変換素子を含み、受光素子13で受光した光が光電変換され、電気信号として信号制御回路17に送られる。信号制御回路17は、投光(光源駆動回路16からの発光信号入力)と受光(受光素子13からの受光信号入力)の時間差に基づいて、検出対象物12までの距離を計算する。従って、測距装置10では、受光光学系18および受光素子13が、光源装置11から発せられて検出対象物12で反射された光が入射する検出系として機能する。また、信号制御回路17が、受光素子13からの信号に基づき、検出対象物12の有無や、検出対象物12との相対速度等に関する情報を取得するよう構成してもよい。受光素子13は第2の受光素子の一例である。
本実施形態では、横モードが単一で高出力な光を出射する面発光レーザ100を用いているため、より高精度な検出や測定を行うことが可能となる。
以上、好ましい実施の形態等について詳説したが、上述した実施の形態等に制限されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した実施の形態等に種々の変形及び置換を加えることができる。
10 測距装置
11 光源装置
13 受光素子
15 光学系
18 受光光学系
100 面発光レーザ
102 下部半導体多層膜反射鏡
104 活性層
106 上部半導体多層膜反射鏡
108 被選択酸化層
108a 酸化領域
108b 非酸化の領域
114 誘電体多層膜反射鏡
151、152 面発光レーザ素子
153 レーザ素子アレイ
特開2014-007293号公報

Claims (11)

  1. 基板と、
    前記基板上に形成され、第1の波長の第1の光を出力する第1の面発光レーザ素子と、
    前記基板上に形成され、前記第1の波長の第2の光を出力する第2の面発光レーザ素子と、
    を有し、
    前記第1の面発光レーザ素子は、前記基板側から順に、第1の下部反射鏡、第1の活性層、第1の上部反射鏡を備え、
    前記第2の面発光レーザ素子は、前記基板側から順に、第2の下部反射鏡、第2の活性層、第2の上部反射鏡を備え、
    前記第1の波長における前記第1の下部反射鏡の反射率は、前記第1の波長における前記第1の上部反射鏡の反射率よりも小さく、
    前記第1の波長における前記第2の上部反射鏡の反射率は、前記第1の波長における前記第1の上部反射鏡の反射率よりも小さく、
    前記第1の光は少なくとも前記基板側から出力され、前記第2の光は少なくとも前記第2の上部反射鏡側から出力される、面発光レーザ。
  2. 前記第1の上部反射鏡は、
    第1の部分反射鏡と、
    前記第1の部分反射鏡の前記基板とは反対側に設けられ、前記第1の波長における反射率が前記第1の部分反射鏡よりも高い第2の部分反射鏡と、
    を有する、請求項1に記載の面発光レーザ。
  3. 前記第2の部分反射鏡は、前記基板に垂直な方向からの平面視で、前記第1の上部反射鏡の中央部に設けられ、前記中央部における前記第1の波長における反射率を前記第1の上部反射鏡の前記第2の部分反射鏡が設けられない周辺部の前記第1の波長における反射率よりも高くする、請求項2に記載の面発光レーザ。
  4. 前記基板に垂直な方向からの平面視で、前記第2の部分反射鏡は前記第1の部分反射鏡よりも小さい、請求項2又は3に記載の面発光レーザ。
  5. 前記第2の部分反射鏡は、前記基板に平行かつ互いに直交する2つの方向に関して異方性形状を有している、請求項2乃至4のいずれか1項に記載の面発光レーザ。
  6. 前記第1の部分反射鏡の材料及び厚さは前記第2の上部反射鏡の材料及び厚さと同一である、請求項2乃至5のいずれか1項に記載の面発光レーザ。
  7. 前記第1の部分反射鏡は半導体の多層膜反射鏡を有し、前記第2の部分反射鏡は誘電体の多層膜反射鏡を有する、請求項2乃至6のいずれか1項に記載の面発光レーザ。
  8. 前記第2の面発光レーザ素子は、前記第2の上部反射鏡に電流を注入可能な電極をさらに備え、前記電極は前記第2の光を出力するための開口部を備える、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の面発光レーザ。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の面発光レーザと、
    前記第2の面発光レーザ素子が出力する前記第2の光を受光する受光素子と、
    を有し、
    前記受光素子の出力が前記面発光レーザの制御装置に入力される、面発光レーザ装置。
  10. 請求項9に記載の面発光レーザ装置と、
    前記面発光レーザ装置を駆動する駆動装置と、
    を備え、
    前記面発光レーザから外部へ光を射出する、光源装置。
  11. 請求項10に記載の光源装置と、
    前記面発光レーザから外部へ出射され、対象物で反射された光を検出可能な第2の受光素子と、
    を備える、検出装置。
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