JP2000040840A - 面型発光素子装置、その駆動方法およびこれを用いた光送受信装置、光インターコネクション装置および光記録装置 - Google Patents

面型発光素子装置、その駆動方法およびこれを用いた光送受信装置、光インターコネクション装置および光記録装置

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JP2000040840A
JP2000040840A JP22228698A JP22228698A JP2000040840A JP 2000040840 A JP2000040840 A JP 2000040840A JP 22228698 A JP22228698 A JP 22228698A JP 22228698 A JP22228698 A JP 22228698A JP 2000040840 A JP2000040840 A JP 2000040840A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】面型発光素子と光検出器を簡単な形態で一体化
して、発光素子の出力パワーを低下させずしかも生産性
を上げて低コスト化を図る構成を持つ面型発光素子装置
である。 【解決手段】面型発光素子装置は発光素子と光検出器を
有する。発光素子は、第1の基板21面から垂直に光を
出射する面型発光素子である。発光素子へ電流を注入す
るための電極の一部は、発光素子の機能部8以外の部分
に引き出して第1の基板21に設けられた電極パッド6
と、第1の基板21とは異なる第2の基板22に形成さ
れた配線パターン上の電極パッド13とを電気的導通が
得られる様に接合して成る。第2の基板22側から発光
素子の機能部8に電流注入可能であり、光検出器は第2
の基板22に形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作製が容易で歩留
まりが高く、2次元アレイ型などの構成にするのに適し
た面型半導体発光/受光デバイスなどの面型発光素子装
置、およびそれを用いた光送受信装置、光インターコネ
クション装置、光記録装置等に関する。
【0002】
【従来の技術】大容量並列光情報処理、高速光接続、高
速記録技術などへの応用のため、2次元アレイ型の面型
固体発光素子の開発が望まれている。これらの応用のた
めには、低コスト、低消費電力、高生産性、高信頼性な
どが発光素子に対して必要条件となる。発光素子の材料
としては様々なものが研究開発されているが、信頼性を
確保するためには半導体単結晶は非常に適しており、特
に化合物半導体を用いた面型発光素子の開発が盛んに行
われている。
【0003】また、発光素子のなかでも両端面に反射ミ
ラーを備えたレーザダイオード(LD)では、自然発光
に比べて非常に発光効率が高く、2次元アレイ化した場
合にも消費電力を小さくすることができる。この様な観
点から面型の半導体レーザ(Vertical Cavity Surface
Emitting Laser:VCSEL)の開発が近年活発に行なわれて
いる。
【0004】現在、VCSELも波長400nm程度の
青色から通信波長帯である1.55μmまで開発されつ
つあり、サファイア基板上のAlGaN/InGaN
系、GaAs基板上のInGaAsP/InAlP系、
InGaAs/AlGaAs系、InP基板上のInG
aAs/InGaAsP系などの材料系で研究されてい
る。VCSELの基本的な構造を図10に示す。これ
は、基板から垂直にレーザ光を出射し、数μm厚程度の
エピタキシャル成長層103の両面に99%以上の高反
射膜102、104を備える構造となっている。反射膜
としては、屈折率の異なるλ/4厚の膜を多層にしたも
のが主に用いられ、材料としては、誘電体ガラス、ある
いはエピ成長した半導体(例えばAlAs/GaAs多
層膜:ELECTRONICS LETTERS, 31, p.560 (1995)参照)
などが一般的である。尚、図10において、101はレ
ーザ用基板、105は絶縁膜、106は電極、107は
レーザ機能部、108は窓部の開けられたレーザ基板側
電極、109は埋め込み層である。
【0005】ところで、実際にレーザを駆動する場合、
環境温度、素子の履歴などの影響で、一定駆動電流で動
作させるだけではレーザの出力パワーが一定しないた
め、自動光出力制御回路(APC:Automatic Power Contro
l)が一般に用いられる。その原理構成図を図11に示
す。レーザ光は一般にレーザダイオード200の2つの
共振器ミラー面の両側から出力される。そこで、一方の
光出力を光検出器(ホトダイオード)201によってモ
ニターし、差動アンプ203で基準電圧202と比較し
てレーザ200の駆動電流に負帰還制御を施すことで、
レーザ出力を一定に保つものである。尚、204はLD
電流制御回路、205、206、207は抵抗、208
は光ファイバである。
【0006】この場合、端面発光レーザ309であれ
ば、図12の様に同一マウント上にレーザ309と光検
出器(ホトダイオード)310を実装して、レーザ出力
の一方をモニターする構造が一般的である。尚、31
1、312はリード線、313はキャップ、314は窓
板、315はステムである。ところが、VCSELの場
合、実装方法については特開平8−186326号公報
などに記載がある様に、基板全面をボンディングしてし
まうため共振器ミラーの片方の光出力しか取り出せない
様な構造になっている。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】そこで、VCSE
LにおいてAPCを行なうためには、一方から出た出力
をプリズムで2つに分けて、モニター光を光学的に作り
出すことが必要であった。そのため、光学系が複雑にな
り部品点数が増加し、コスト上昇につながってしまう。
また、光出力の一部を取り出すために実際の出力パワー
が低下するので、必要な出力パワーを得るのにレーザの
駆動電流量が増加し、消費電力の上昇を招いてしまう。
【0008】本発明の目的は、面型発光素子と光をモニ
ターするための光検出器を簡単な形態で一体化して、発
光素子の出力パワーを低下させることなくしかも生産性
を上げて低コスト化を図ることを可能にした構成を持つ
面型発光素子装置、その駆動方法およびこれを用いた光
送受信装置、光インターコネクション装置および光記録
装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の面型発光素子装置は、少なくとも1つの発光素子と
少なくとも1つの光検出器を有し、発光素子は、それが
形成された第1の基板面から少なくとも垂直に光を出射
する面型発光素子であって、それへ電流を注入するため
の電極の一部は、該発光素子の機能部以外の部分に引き
出して第1の基板に設けられた電極パッドと、該発光素
子が形成された第1の基板とは異なる第2の基板に形成
された配線パターン上の電極パッドとを電気的導通が得
られる様に接合して成り、該第2の基板側から該発光素
子の機能部に電流注入可能であり、更に該光検出器は該
第2の基板に形成してあることを特徴とする。この構成
により、面型発光素子の機能部から離れた位置に設けら
れた電極パッドまで引き出す配線を該面型発光素子基板
上に設けて、該電極パッドを他の配線基板の電極パッド
と電気的導通が得られる様に接合し、しかも、典型的に
は、配線基板上には面型発光素子に対応する位置に光検
出器を備えるので、面型発光素子の光出力をモニターす
るための光検出器を簡単な形態で一体化して、該発光素
子の光出力を減衰させることなくモニターでき、部品点
数も減らす事ができるために低コスト化につながる。
【0010】上記基本構成に基づいて、以下の様なより
具体的な形態が可能である。前記光検出器は前記面型発
光素子の光出力を検出する光検出器であり、少なくとも
前記面型発光素子からの光の一部を受光できる様に面型
発光素子に対向して第2の基板に形成してあったり、前
記第2の基板上の光検出器は、前記面型発光素子の光出
力のみでなく、外部からの光入力をも受光できる様に配
置されていたり、前記光検出器は、外部からの光入力を
受光できる様に、第2の基板において面型発光素子との
電気的導通を行なう面とは反対側の面に形成されていた
り、或は面型発光素子との電気的導通を行なう面とは反
対側の基板の一部を除去して窓領域を設けた所に形成さ
れていたりする。光検出器で外部の光も受光できる様に
する場合、高機能化を図る事ができる。
【0011】前記第2の基板に形成した前記配線パター
ン上の電極パッドは、光検出器が形成された領域の外側
に設けられていたり、前記光検出器の電極の一部は、光
検出器が形成された領域の外側に設けられた電極パッド
に引き出されていたりする。これらにより、面型発光素
子を該素子以外の別基板を用いて実装する場合の歩留ま
り、生産性を上げることができる。
【0012】前記光検出器はpinホトダイオードであ
り、該光検出器の一方の電極は第2の基板上で光検出器
が形成された領域の外側にまで引き出され、もう一方は
該第2の基板の光検出器が形成されていない面全面であ
る。また、前記光検出器はMSM(Metal-Semiconducto
r-Metal)型ホトダイオードであり、該光検出器の2つ
の電極は、第2の基板上で光検出器が形成された領域の
外側にまで引き出されている。これらにより、光検出器
を簡単な形態で一体化するための構造を提供できる。
【0013】前記第2の基板には、トランジスタ、FE
Tなども集積化されて、面型発光素子の駆動や制御の回
路を同一基板上に備えている。この様に、典型的には、
光検出器が形成された基板がSi基板で、該基板に面型
発光素子駆動用のトランジスタ、MOS−FET等も集
積化させることで面型発光素子の駆動素子も一体化で
き、更に低コスト化できる。
【0014】前記面型発光素子は半導体結晶で構成さ
れ、活性層の両側に反射ミラーを備えた面型半導体レー
ザである。これにより、発光素子を容易に複数集積化で
きる。
【0015】前記面型発光素子を形成した第1の基板の
うち、面型発光素子の機能部が形成された領域におい
て、機能層のみ残して基板を除去して窓領域が形成され
ている。これにより、面型発光素子の光が該素子の基板
で吸収されてしまう場合の問題を解決でき、基板側から
どんな波長の光も取り出せる様になる。
【0016】前記電極パッドの電気的導通を得ながら接
合する手段が、電極パッド上にハンダをメッキ等で形成
して加熱することである。面型発光素子の基板側あるい
は配線基板側の電極パッドにハンダをメッキしておくこ
とにより、これら互いに対応する電極パッドのアライメ
ントを行なって加熱すれば、簡単に電気的および機械的
結合が得られる。
【0017】前記電極パッドの電気的導通を得ながら接
合する手段が、電極パッド上に異方導電性接着剤を塗布
して加圧しながら加熱することである。面型発光素子の
基板側あるいは配線基板側の電極パッドに導電性或は異
方導電性接着剤を塗布しておくことにより、これら互い
に対応する電極パッドのアライメントを行なって加圧お
よび加熱すれば、簡単に電気的および機械的結合が得ら
れる。
【0018】前記電極パッドの電気的導通を得ながら接
合する手段が、表面電極同士を圧着することである。面
型発光素子の基板側および配線基板側の互いに対応する
電極パッドのアライメントを行なって加圧すれば、圧着
により電気的および機械的結合が得られる。このとき超
音波を加えるか、電極パッドに凹凸を形成するかしてお
くことにより、より簡単に圧着できる。
【0019】前記電極パッドが電気的導通を得ながら接
合されていると共に、面型発光素子の機能部と第2の基
板との間にできた空隙に樹脂が充填された構造を持つ。
これにより、機械的強度を増すことができ、実装する場
合の面型発光素子の密着強度を増すことができる。
【0020】前記面型発光素子は第1の基板上に複数集
積化してあり、第1の基板上に、該集積された面型発光
素子の機能部の周囲に前記電極パッドが配置される様に
各面型発光素子に電流注入するための配線パターンが形
成されている。面型発光素子を多数アレイ化した場合に
ついて、複数の面型発光素子と光をモニターするための
複数の光検出器を簡単な形態で一体化して、発光素子の
出力パワーを低下させることなくしかも生産性を上げて
低コスト化を図ることができる。
【0021】前記光検出器は各面型発光素子に対応する
位置にアレイ化され、該光検出器の少なくとも一部の電
極は第2の基板上で光検出器が形成された領域の外側に
まで引き出されている。複数の面型発光素子と該素子か
らの光をモニターするための複数の光検出器を簡単な形
態で一体化して、発光素子の出力パワーを低下させるこ
となくしかも生産性を上げて低コスト化を図ることがで
きる。
【0022】前記各面型発光素子に電流注入するための
配線パターンは独立駆動型で形成されている。マトリッ
クス駆動となる様に配線もできるが、独立駆動型の配線
パターンも容易に実現できる。
【0023】前記面型発光素子の光出力を第2の基板に
形成された光検出器で受光して面型発光素子の光出力を
安定化する様にフィードバック制御する様に構成されて
いる。面型発光素子の光出力を上記の様に一体化した光
検出器でモニターして該発光素子の注入電流にフィード
バック制御すれば、光出力を安定化できる。
【0024】更に、上記目的を達成する本発明の面型発
光素子装置の駆動方法は、上記の面型発光素子装置の面
型発光素子の光出力を第2の基板に形成された光検出器
で受光して、この受光量に基づいて、面型発光素子の光
出力を安定化する様に該面型発光素子をフィードバック
制御することを特徴とする。これにより、面型発光素子
の光出力を安定化できる。
【0025】また、面型発光素子装置の駆動方法は、上
記の面型発光素子装置の面型発光素子の光出力を第2の
基板に形成された光検出器で受光して面型発光素子の光
出力を安定化する様にフィードバック制御するととも
に、該光検出器に外部から光信号を入射させることで光
インバータ素子として機能させることを特徴とする。こ
の様にフィードバック制御をしながら光検出器に外部か
ら光信号を入射すると、光インバータとして機能させる
ことができる。
【0026】更に、上記目的を達成する本発明の光記録
装置は、上記の面型発光素子装置を光源として用いて記
録媒体に信号を載せた該光源からの光をあてることを特
徴とする。上記面型発光素子装置を用いてレーザビーム
プリンタ、CD−ROM等の光記録を行なえ、上記面型
発光素子装置を用いれば比較的安価な性能、機能の良い
光記録装置を実現できる。
【0027】更に、上記目的を達成する本発明の光送受
信装置は、上記の面型発光素子装置を送信機として備え
たことを特徴とする。上記面型発光素子装置を用いて光
情報伝送を行なえ、上記面型発光素子装置を用いれば比
較的安価な性能、機能の良い光情報伝送装置を実現でき
る。
【0028】更に、上記目的を達成する本発明の光イン
ターコネクション装置は、上記の光送受信装置を用いて
ボード間の並列伝送、処理を行なうことを特徴とする。
上記面型発光素子装置を用いて光インターコネクション
を行なえ、上記面型発光素子を用いれば比較的安価な性
能、機能の良い光インターコネクション装置を実現でき
る。
【0029】具体例を用いて、本発明の原理、特徴を以
下に説明する。本発明においては、面型発光素子(ここ
ではVCSELとする)の基板面からの出力およびエピ
タキシャル成長面からの出力の両光出力を利用できる様
に、面全体で接合して実装するのではなくVCSEL領
域ないしVCSELアレイ領域(ここではVCSELア
レイを考える)の外側で電気的接合を得るものである。
例えば、8×8の2次元アレイVCSELの場合を考え
る。個々のVCSELの位置で電気的接合を得ようとす
ると接合側の光が金属等で遮られてしまうので、図2に
示す如く、VCSELの上面(エピタキシャル層面)
に、VCSELアレイ領域の外側に電極パッドが配置さ
れる様に配線パターンを引き出し線として形成する。こ
のとき該配線は各対応するVCSELの部分のみにオー
ミック接触を得ており、それ以外の領域では絶縁膜(S
iO2、SiNx等)でアイソレーションされている。各
VCSELの構成は、例えば図10の従来例の様に、G
aAs/InGaAs歪み多重量子井戸活性層を1波長
共振器長になる様にスペーサ層を介してAlAs/Ga
Asエピミラーで挟んだ構造であり、0.98μm帯の
レーザになっている。光の取り出し方は波長によって異
なるが、0.98μm帯の様にレーザ基板側から取り出
せる場合は、図10の様に基板側に電極の窓を開けるだ
けで取り出せ、エピタキシャル層上面の電極に窓を設け
れば、エピタキシャル層側からも光を取り出すことがで
きる。
【0030】一方、レーザ光出力をモニタできる光検出
器アレイを持った配線基板側は(ここでは光検出器はレ
ーザ光出力のみを受ける場合を考える)、図3の様な配
線パターンとする。材料は、Si、GaAsなどの半導
体で、図1の様なpin型PDあるいは図5の様なショ
ットキーバリア型PDを各VCSELに対応する位置に
図3の様に8×8でアレイ化し、配線基板上のVCSE
Lの配線とは独立に電極配線および電極パッドを形成す
る。もちろん、同一表面あるいは裏面には図5や図6の
様にトランジスタ等の電子回路が集積されていてもよ
い。
【0031】この配線基板にはVCSELアレイの外側
に配置されたVCSEL基板上の各パッドと対応する様
なパッドも形成され、該パッドから更に電極が引き出せ
る様にパターンを形成している。
【0032】この様にVCSELアレイ領域の外側に引
き出された電極パッドと配線基板上の電極パッド同士で
接合する場合には、図1の様に、VCSELからの一方
の光出力を近接した位置に実装された光検出器でモニタ
ーできる。また、このとき形成された電極形状、サイ
ズ、間隔は自由に設計できアライメント精度をあまり要
求しないため、歩留まり、生産性の向上につながる。ま
た、接合点がVCSELから離れているために、接合時
にVCSELにダメージを与えることはない。
【0033】パッド同士の接合は、一般的にはパッドに
ハンダをメッキ等で形成しておき加圧しながら加熱すれ
ばよい。断面形状のイメージとしては図1の様になる。
この接合には、Auパッド同士を合わせて超音波をかけ
る方法、あるいは表面に凹凸を形成して加圧して直接接
合する方法もある。また、導電粒子を含んだ接着剤いわ
ゆる異方導電性接着剤を塗布して、加圧加熱接着しても
よい。この場合、配線パターンをメッキ等で10μm以
上の厚膜にしておけばバンプとして作用するため、隣接
するパターンとの接触を防げられる。
【0034】また、上記の様に実装した光検出器は、V
CSELからの光をモニターするだけでなく外部からの
光を受光してこの光信号を元にVCSELの光出力を制
御する様な擬似的な光−光制御を行なうこともできる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。
【0036】(第1実施例)本発明による第1の実施例
は、0.98μm帯の8×8の2次元VCSELアレー
に本発明の考え方を適用したものである。図1におい
て、VCSELウエハ21は、InGaAs/GaAs
歪み2重量子井戸活性層とInGaAsスペーサ層から
なる1波長共振器3を、AlAs/AlGaAsの1/
4波長厚の多層膜(20〜30組程度)から成るDBR
(分布反射)ミラー2および4で挟む様にMOVPE
(有機金属気相成長)法などによってGaAs基板1上
にエピタキシャル成長した構造となっている。DBRミ
ラー4の最上層は電極コンタクトを取り易い様にハイド
ープのGaAs層となっている。発光領域8に電流狭窄
を行なうため、円環状に活性層3近傍までエッチングし
た後、ポリイミド9で凹部を埋め込んで平坦化し、そこ
にSiNx等の絶縁膜5を形成して窓開けしてから電極
6を形成している。この際、円環状にエッチングして現
れたDBRミラー4の側面のAlAs層のみ選択酸化し
て、更に電流狭窄化してもよい。
【0037】電極6は、図2に示す如くVCSELアレ
イ領域23から外に電極パッド6を引き出す様に配線パ
ターンが形成されている。本実施例では、蒸着によるC
r/Auを電極として用いたが、配線の長さによっては
抵抗低減のためにAuメッキによる厚膜にしてもよい。
また、ハンダ接合するときの密着を増すためおよび半導
体とのコンタクト抵抗の低減のために、Ti/Pt/A
u等の密着/バリア/配線層で形成してもよい(Tiは
半導体との密着が良く、Ptはハンダに溶けないのでバ
リアとなり、Auはハンダに溶けて合金を作る)。
【0038】また、本実施例でのサイズは、VCSEL
の発光領域8が10μmφ、その間隔が125μmであ
り、従ってVCSELアレイ領域23は875μm□、
全体のチップ21は3mm□としたが、もちろんサイズ
は自由に設計できる。VCSEL部分の電極6は、中心
に電極を除去した5μmφの窓を設けて、エピタキシャ
ル層側から光を取り出せる構造としている。VCSEL
のGaAs基板1側の電極7はAuGe/Auで形成
し、アレイ領域23の部分だけ除去して基板1側からも
光を取り出せる構造としている(GaAs基板1は0.
98μm帯の光に対して透明である)。
【0039】一方、VCSEL基板21を実装する光検
出器基板22には、図3に示す様なパターンを形成し
た。すなわち、まず、VCSELの各発光領域8に対応
する電極パッド6に合う様に電極パッドが形成してあり
(最も内側の電極パッドアレイ)、その外側に電極13
を引き出す様なパターンとしている。また、該基板22
には図1と図3に示す様に、pin型PD30が各VC
SELに対応する位置にアレイ化されており、各電極1
4は基板22の最も外側の電極パッドアレイに引き出す
様に配線されている。
【0040】これらの配線13、14はCu/Ni/A
uのメッキ等により形成してあり、電極パッド部にはハ
ンダ18がやはりメッキ等により形成してある。こうし
てVCSEL基板21と光検出器基板22をアライメン
トして加熱することで簡単に電気的接合及び機械的結合
が得られる。
【0041】この電気的接合はハンダを使う手段以外
に、Au電極同士を圧着あるいは超音波をかけて接合す
る方法もある。また、導電粒子(4〜10μm程度の大
きさである)の入った異方導電性接着剤を塗布して加
圧、加熱してもよい。この場合、Au配線をメッキで形
成して10μm以上の厚さにしておけば、導電粒子の大
きさとの関係から接着剤の異方性(垂直方向には導電性
を持つが横方向は絶縁する)を引き出すことができ、歩
留まり良く隣り合う配線の絶縁を取りながら対応する電
極間の接合ができる。
【0042】なお、電極の接合によって形成された空隙
25はそのままでもよいし、レーザ光に対して吸収、散
乱の少ない樹脂などを充填してもよい。また、光検出器
基板22の表面にはVCSELへの反射の影響を低減す
るために無反射コーティングを施してもよい。また、本
実施例では、配線のパターンは各デバイス独立駆動型と
しているが、マトリックス駆動となる様に配線してもよ
い。この場合は、例えば、VCSELのエピタキシャル
層側の電極6を、2次元アレイの一方の方向の行につい
て、接続して配線してVCSEL領域外の電極パッドア
レイに引き出し、基板1側は、電極分離をエピタキシャ
ル層側と同様に行い(例えば、上から見てます目状に基
板1から活性層3の下辺りまでエッチングしてそこに絶
縁材料を埋め込んで平坦化する)、こうして分離された
VCSELの基板側の電極7を、2次元アレイの他の一
方の方向の列について、接続して配線してVCSEL領
域外の電極パッドアレイに引き出す必要がある。
【0043】光検出器の構造は図1に示す様に一般的な
pin−PDの構造とした。すなわち、p-(π)−S
i基板10に受光部となるn+領域11を拡散により形
成し、SiO2等の絶縁膜12を形成して、リング状の
電極14およびその配線を図3の様に形成する。n領域
11との電極コンタクトは、絶縁膜12にスルーホール
15を形成して電極を埋め込めばよい。一方、p側は全
体に拡散によりp+層16を形成し、電極17を全面に
形成する。レーザパワーが強すぎてPDが飽和してしま
う場合は薄い金属膜などの吸収体をコーティングしてパ
ワーを減衰させてもよい。
【0044】実装は、pin−PDのp側電極17をパ
ッケージにダイボンディングし、レーザ基板21のn側
電極7とともに共通のグランドに接続する。この場合、
レーザがカソードコモン、PDがアノードコモンとな
り、これらが共通のグランドに接続されることになる。
一方、レーザのアノードはそれぞれLD制御回路を通し
てトランジスタで駆動され、PDは抵抗を介して逆電界
を印加し、VCSEL出力に応じてPDのホトカレント
を検出する様な構成にする。
【0045】このときの、APC回路の概念図を図7に
示す。VCSEL80からのレーザ光をPD83で検出
し、そのときの電圧変動を作動アンプ86で基準電圧8
5と比較し、LD電流制御回路87で負帰還制御する様
にVCSELの駆動トランジスタ81にフィードバック
する。この回路系は、本実施例の様にVCSELがカン
ードコモンすなわちn基板1を用いた場合で、PDがア
ノードコモンすなわちp基板10を用いた場合である。
それぞれの極性が異なる場合には、この回路系に準じて
回路を組めばよい。尚、図7において、82、84は抵
抗である。
【0046】この様な形態にすることにより、VCSE
Lアレイとそのレーザ光のモニター用PDをコンパクト
に一体化して実装することができ、樹脂モールド等を用
いて一体化した光学系に比べてコンパクトにできて部品
点数を減らすことができるために、低コスト化につなが
る。また、VCSELの出力の一部をビームスプリッタ
等で取り出すこともないため、レーザパワーの取り出し
効率が向上する。更に、VCSEL基板21と配線基板
22を貼り合わせるときのアライメントが容易なため、
歩留まり、生産性が高く、VCSEL近傍での接合等の
作業がないためにVCSELへの特性劣化などのダメー
ジがない。
【0047】(第2実施例)本発明による第2の実施例
は、配線基板において、図4の様にVCSELの光出力
を受ける面とは反対側の面に光検出器を集積化させたも
のである。これによって外部からの光も光検出器で感度
良く受光できる構造になっている。レーザ基板21およ
び光検出器基板22は第1実施例とほぼ同じであるが、
VCSELからの光が光検出器まで到達できる様に光検
出器のp側電極17の一部に窓をあけ(43で示す)、
更にVCSELとのコンタクトを取る配線13は、p電
極17の上に絶縁膜40を成膜してから形成していると
ころが異なる。本実施例ではVCSELの発振波長が
0.98μmなのでSi基板を透過させることができ
る。
【0048】実装においてはチップ全体をダイボンディ
ングするのではなく、受光領域に窓をあけたパッケージ
42に配線パターンを図3のVCSEL用の配線パター
ン13と同様に形成して、光検出器のn側電極14をハ
ンダメッキ41を介してこの配線パターン13に接合す
ればよい。光検出器のp電極17は図4の様にワイヤボ
ンディング44でVCSELのn電極7と電気的に導通
させ、共通のグランドとする。
【0049】外部光を使った制御の仕方であるが、AP
Cをかけている状態で外部から光検出器に光が入射する
と、見かけ上VCSELパワーが上昇したことになるの
で、VCSELへの注入電流が減少してVCSELの出
力パワーが減少する。従って、この面型発光素子装置
は、外部からの光の入力に対してインバータとして機能
することになる。また、外部からの光は、pin−PD
で受光される光であれば、インコヒーレント光、VCS
ELと波長の異なるレーザ光などでもよいので、この面
型発光素子装置は、擬似的なインコヒーレント−コヒー
レント変換(VCSELはコヒーレントを出すので)、
あるいは波長変換素子(VCSELはPDで受光される
光の波長とは異なる波長の光を出すとしている)として
も動作させることができる。
【0050】(第3実施例)本発明による第3の実施例
は、図5に示す構造の様に光検出器として、ショットキ
ーバリア型PD53を用いたものである。半導体基板上
に図5(b)の様な櫛形電極58、59を設けるだけで
高感度、高速な光検出器が得られ、これはMSM(Meta
l-Semiconductor-Metal)−PDと呼ばれている。本実
施例では、半絶縁性のGaAs基板50にアンドープの
GaAsバッファ層51を0.5μmエピタキシャル成
長し、絶縁膜12としてSiNxを成膜してから窓領域
を形成して、図5(b)の様な櫛形電極をl1=10μ
m、l2=5μmで作製した。このMSM−PD56は
第1実施例と同様に各VCSELに対応する位置に作製
してアレイ化し、その素子分離のためp拡散層52を設
けている。
【0051】また、同一基板50上にはショットキーバ
リア型FET57も集積化してあり、VCSELの駆動
トランジスタとして機能する。光検出器基板50に形成
された配線パターン13は、このFETのドレイン電極
も兼ねている。
【0052】一方、MSM−PD56の電極53は表面
上に2極あり(58、59)、基本的には両性であるの
でどちらをコモン電極にしてもよい。本実施例では、V
CSELとしてp基板1を用いており、従ってアノード
コモンタイプとなり、MSM−PDの一方のコモンに当
たる電極とVCSELのp電極7とを配線して共通のプ
ラス電源Vccと接続している。MSM−PD56のも
う一方の電極は、第1実施例と同様にVCSEL基板2
1の外側に引き出し、同様に集積化された差動アンプや
LD制御回路(不図示)を介して、FET57のゲート
電極54に配線される様になっている。ソース電極55
は抵抗を介して上記の共通のグランドと配線される。
【0053】したがって、本実施例により、VCSE
L、PD、APC回路が一体化したコンパクトで歩留ま
りの良いレーザアレイ光源を提供できる。この装置での
制御系は図8の様になる。図7の場合と違い、VCSE
L80のn側電極が直接FET57のドレインDと接続
でき、集積化のときに抵抗を介さないために有利にな
る。また、ソースSの電圧を抵抗Rによる自動負帰還で
調整できるので、電流増倍率を制御しやすく、より安定
な駆動回路を構成できる。
【0054】(第4実施例)本発明による第4の実施例
は、SOI(Silicon on Insulator)基板を配線基板お
よび電子デバイス基板として用い、VCSELの光出力
を第3実施例と同様のMSM−PDで検出するものであ
る。
【0055】図6に示す様に、Si基板60上にSiO
261およびアンドープSi層(0.3μm程度)62
が形成されたSOI基板に、第3実施例と同様にMSM
−PDアレイ64が形成されている。また、素子分離の
ためにp拡散層63が設けられ、VCSEL駆動用のド
ライバとしてバイポーラトランジスタ70が集積化され
ている。該トランジスタ70では、Si層62にn拡散
層65としてコレクタ電極13を形成し、そしてp型拡
散層67を形成してベース電極69が形成され、n型拡
散層66を形成してエミッタ電極68が形成されてい
る。
【0056】本実施例では、第3実施例と同様にp型基
板71を用いているため配線方法は第3実施例と同様で
ある。また、APCの駆動方法も第3実施例と同様であ
る(図8のFETをバイポーラトランジスタ70で置き
換えた回路を参照)。
【0057】ただし、本実施例では、GaAs基板71
上にバンドギャップ波長0.77μmのAlGaAs/
GaAs活性層をエピタキシャル成長しているため、G
aAs基板71が吸収体となってしまう。そこで、図6
の様にGaAs基板71をDBRミラー2の第1層まで
エッチングにより除去して窓領域72を形成している。
また、外部からの光も受光するため、Si基板60の一
部をSiO261までエッチングして窓73を形成して
いる。外部光の使い方としては、第2実施例の様にVC
SELをインバー夕的に駆動できる。また、時分割で外
部光を受光するときは、VCSELの発振を止めて受光
器として作用し、受光しないときにVCSELを発振さ
せるというシステムで、ボード間の光インターコネクシ
ョンを用いたり光ファイバに結合して光情報伝送として
用いたりしてもよい。第2実施例や本実施例の様な場
合、光検出器は外部光を受光するのみでもよいので、光
検出器は発光素子と対応した位置に必ずしも形成する必
要はない。
【0058】ところで、今までの実施例ではGaAs基
板上のInGaAs/GaAs系やAlGaAs/Ga
Asの例を示したが、もちろん他の材料、波長、すなわ
ち青色発光のGaN系、GaAs基板上の長波材料であ
るGaInNAsなどでも、同様のことが実現できる。
また、これまで挙げた実施例では、8×8の2次元VC
SELアレイであったが、もちろんアレイ数には制限は
なく1つのVCSELないし面型発光素子でもよい。
【0059】(第5実施例)第5実施例は、今まで述べ
てきたVCSELアレイをレーザビームプリンタに適用
したものである。図9にその概略構成図を示す。
【0060】本発明による光検出器付きVCSELアレ
イ90を光源に使うと(該アレイ90はポリゴンミラー
91の回転軸の方向に(紙面垂直方向ないし副走査方
向)並んでいる)、図9に示す様に、1回のスキャンで
感光ドラム93へ数列の帯状に光書き込みができるた
め、非常に高速なプリントが可能となる。ドラム93面
上でのビームのピッチはレンズ系92で任意の幅にする
ことができ、例えば125μmピッチのVCSELアレ
イの光をドラム面上では20μmピッチにすることも容
易である。制御の上では、今までの実施例の様に2次元
アレイにするよりは1次元で8個を集積化したVCSE
Lなどが使いやすい。レーザの波長としては第4実施例
の様に0.77μm帯のVCSELを用いた。
【0061】アレイ化したVCSELは、本発明による
装置により自動的に個々にAPCがかけられるが、光学
系による光量変動を抑えるにはドラム93近傍に設置さ
れたPD94で走査光を受光し1スキャン毎に補正する
必要がある。このとき、各々のVCSELのパワーをモ
ニターしてもよいが、VCSELアレイからの全パワー
を1個のPD94で受光して、LD制御回路95で全体
のLD電流の合計にフィードバックする方法が簡便であ
る。
【0062】レーザビームプリンタの高速化のために
は、ポリゴンミラー91の回転数には限界があるが、本
発明によるVCSELアレイを用いることで簡単に達成
できる。また、端面発光レーザをアレイ化した場合には
注入電流量が多いため、消費電力の上昇の問題があった
が、本発明によるVCSELアレイを用いれば1桁以上
消費電力を低減することができる。これは、端面発光レ
ーザでの駆動電流が50mAであるのに対し、VCSE
Lの場合は10mA程度で駆動できるためである。
【0063】本実施例以外の適用例としては、ボード間
光インターコネクション、CD−ROM、光磁気ディス
ク等の光源としても用いることができる。また、光ファ
イバに結合して光を伝送する場合には大容量光並列伝送
の光源として用いることもできる。
【0064】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によって、面
型発光素子の出力パワーを低下させることなく該発光素
子の光出力をモニターする等の事ができ、しかも面型発
光素子装置の生産性を上げて低コスト化を図ることがで
きる。
【0065】更に、上記面型発光素子装置を用いて低コ
スト、低消費電力のレーザビームプリンタ、CD−RO
M等の光記録装置を実現できる。また、上記面型発光素
子装置を用いて低コストの光情報伝送装置、低コストの
光インターコネクション装置等を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施例のVCSELアレイモ
ジュールの断面図である。
【図2】図2は本発明による第1実施例のVCSELア
レイ基板の平面図である。
【図3】図3は本発明による第1実施例のVCSELア
レイを接合する光検出器兼配線用基板の平面図である。
【図4】図4は本発明による第2実施例のVCSELア
レイモジュールの断面図である。
【図5】図5は本発明による第3実施例のVCSELア
レイモジュールの作製方法、構造を示す断面図である。
【図6】図6は本発明による第4実施例のVCSELア
レイモジュールの断面図である。
【図7】図7はVCSELがカソードコモンの場合のV
CSELアレイモジュールのAPC回路の概念図であ
る。
【図8】図8はVCSELがアノードコモンの場合のV
CSELアレイモジュールのAPC回路の概念図であ
る。
【図9】図9は本発明によるVCSELアレイモジュー
ルを利用したレーザビームプリンタ光学系の概念図であ
る。
【図10】図10は従来のVCSELの断面構造図であ
る。
【図11】図11は一般的なAPC回路の概念図であ
る。
【図12】図12はモニタ用PD付きレーザモジュール
の従来例の図である。
【符号の説明】
1、71、101 レーザ用基板 2、4、102、104 半導体多層膜ミラー 3、103 活性層 5、12、40、105 絶縁膜 6 レーザ側電極兼配線 7、108 レーザ基板側電極 8、107 レーザ機能部 9、109 埋め込み領域 10、50、60 光検出器兼配線用基板 11 pinホトダイオード機能部 13 配線基板側電極兼配線 14、53 光検出器電極 15 スルーホール電極 16 p型拡散領域 17 光検出器基板側電極 18、41 接合用金属 19、20、44 ボンディングワイヤ 21 レーザ基板 22 光検出器基板 23 VCSELアレイ領域 25 空隙 30 光検出器アレイ領域 42 パッケ―ジ 43 電極窓領域 51 バッファ層 52、63 素子分離領域 53、58、59 MSMホトダイオード電極用配線 54、55、68、69 トランジスタ電極 56、64 MSMホトダイード機能部 57 FET領域 61 SiO2 62 Si層 65、66 n型拡散領域 67 p型拡散領域 70 トランジスタ領域 72 VCSEL用窓領域 73 光検出器用窓領域 80、200、309 レーザダイオード 81 トランジスタ 82、84、205、206、207 抵抗 83、201、310 ホトダイオード 85、202 基準電圧 86、203 差動アンプ 87、95、204 LD電流制御回路 90 VCSELアレイモジュール 91 ポリゴンミラー 92 シリンドリカルレンズ 93 感光ドラム 94 光検出器 106 電極 208 光ファイバ 311、312 リード線 313 キャップ 315 ステム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/04 Fターム(参考) 5F049 AA04 AA05 AB03 AB07 BB01 CA15 EA02 EA07 KA17 5F073 AA65 AA74 AB05 AB15 AB17 CA07 CB02 CB11 CB22 CB23 DA05 DA21 DA31 EA29 FA03 GA02 GA12 GA18 5F089 AB03 AB08 AC02 AC05 AC07 AC24 CA20 EA01 EA06 FA03 FA06 5K002 AA05 BA07 BA11 BA13 CA09

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1つの発光素子と少なくとも1
    つの光検出器を有し、発光素子は、それが形成された第
    1の基板面から少なくとも垂直に光を出射する面型発光
    素子であって、それへ電流を注入するための電極の一部
    は、該発光素子の機能部以外の部分に引き出して第1の
    基板に設けられた電極パッドと、該発光素子が形成され
    た第1の基板とは異なる第2の基板に形成された配線パ
    ターン上の電極パッドとを電気的導通が得られる様に接
    合して成り、該第2の基板側から該発光素子の機能部に
    電流注入可能であり、更に該光検出器は該第2の基板に
    形成してあることを特徴とする面型発光素子装置。
  2. 【請求項2】前記光検出器は前記面型発光素子の光出力
    を検出する光検出器であり、少なくとも前記面型発光素
    子からの光の一部を受光できる様に面型発光素子に対向
    して第2の基板に形成してあることを特徴とする請求項
    1記載の面型発光素子装置。
  3. 【請求項3】前記第2の基板上の光検出器は、前記面型
    発光素子の光出力のみでなく、外部からの光入力をも受
    光できる様に配置されていることを特徴とする請求項1
    または2記載の面型発光素子装置。
  4. 【請求項4】前記光検出器は、外部からの光入力を受光
    できる様に、第2の基板において面型発光素子との電気
    的導通を行なう面とは反対側の面に形成されていること
    を特徴とする請求項1、2または3記載の面型発光素子
    装置。
  5. 【請求項5】前記光検出器は、外部からの光入力をも受
    光できるために、第2の基板において面型発光素子との
    電気的導通を行なう面とは反対側の基板の一部を除去し
    て窓領域を設けた所に形成されていることを特徴とする
    請求項1、2または3記載の面型発光素子装置。
  6. 【請求項6】前記第2の基板に形成した前記配線パター
    ン上の電極パッドは、光検出器が形成された領域の外側
    に設けられていることを特徴とする請求項1乃至5の何
    れかに記載の面型発光素子装置。
  7. 【請求項7】前記光検出器の電極の一部は、光検出器が
    形成された領域の外側に設けられた電極パッドに引き出
    されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに
    記載の面型発光素子装置。
  8. 【請求項8】前記光検出器はpinホトダイオードであ
    り、該光検出器の一方の電極は第2の基板上で光検出器
    が形成された領域の外側にまで引き出され、もう一方は
    該第2の基板の光検出器が形成されていない面全面であ
    ることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の面
    型発光素子装置。
  9. 【請求項9】前記光検出器はMSM(Metal-Semiconduc
    tor-Metal)型ホトダイオードであり、該光検出器の2
    つの電極は、第2の基板上で光検出器が形成された領域
    の外側にまで引き出されていることを特徴とする請求項
    1乃至7の何れかに記載の面型発光素子装置。
  10. 【請求項10】前記第2の基板には、トランジスタ、F
    ETなども集積化されて、面型発光素子の駆動や制御の
    回路を同一基板上に備えていることを特徴とする請求項
    1乃至9の何れかに記載の面型発光素子装置。
  11. 【請求項11】前記面型発光素子は半導体結晶で構成さ
    れ、活性層の両側に反射ミラーを備えた面型半導体レー
    ザであることを特徴とする請求項1乃至10の何れかに
    記載の面型発光素子装置。
  12. 【請求項12】前記面型発光素子を形成した第1の基板
    のうち、面型発光素子の機能部が形成された領域におい
    て、機能層のみ残して基板を除去して窓領域が形成され
    ていることを特徴とする請求項1乃至11の何れかに記
    載の面型発光素子装置。
  13. 【請求項13】前記電極パッドの電気的導通を得ながら
    接合する手段が、電極パッド上にハンダをメッキ等で形
    成して加熱することであることを特徴とする請求項1乃
    至12の何れかに記載の面型発光素子装置。
  14. 【請求項14】前記電極パッドの電気的導通を得ながら
    接合する手段が、電極パッド上に導電性或は異方導電性
    接着剤を塗布して加圧しながら加熱することであること
    を特徴とする請求項1乃至12の何れかに記載の面型発
    光素子装置。
  15. 【請求項15】前記電極パッドの電気的導通を得ながら
    接合する手段が、表面電極同士を圧着することであるこ
    とを特徴とする請求項1乃至12の何れかに記載の面型
    発光素子装置。
  16. 【請求項16】前記電極パッドが電気的導通を得ながら
    接合されていると共に、面型発光素子の機能部と第2の
    基板との間にできた空隙に樹脂が充填された構造を持つ
    ことを特徴とする請求項1乃至15の何れかに記載の面
    型発光素子装置。
  17. 【請求項17】前記面型発光素子は第1の基板上に複数
    集積化してあり、第1の基板上に、該集積された面型発
    光素子の機能部の周囲に前記電極パッドが配置される様
    に各面型発光素子に電流注入するための配線パターンが
    形成されていることを特徴とする請求項1乃至16の何
    れかに記載の面型発光素子装置。
  18. 【請求項18】前記光検出器は各面型発光素子に対応す
    る位置にアレイ化され、該光検出器の少なくとも一部の
    電極は第2の基板上で光検出器が形成された領域の外側
    にまで引き出されていることを特徴とする請求項17記
    載の面型発光素子装置。
  19. 【請求項19】前記各面型発光素子に電流注入するため
    の配線パターンは独立駆動型で形成されていることを特
    徴とする請求項17または18記載の面型発光素子装
    置。
  20. 【請求項20】前記面型発光素子の光出力を第2の基板
    に形成された光検出器で受光して面型発光素子の光出力
    を安定化する様にフィードバック制御する様に構成され
    ていることを特徴とする請求項1乃至19の何れかに記
    載の面型発光素子装置。
  21. 【請求項21】請求項1乃至20の何れかに記載の面型
    発光素子装置の面型発光素子の光出力を第2の基板に形
    成された光検出器で受光して、この受光量に基づいて、
    面型発光素子の光出力を安定化する様に該面型発光素子
    をフィードバック制御することを特徴とする面型発光素
    子装置の駆動方法。
  22. 【請求項22】請求項1乃至20の何れかに記載の面型
    発光素子装置の面型発光素子の光出力を第2の基板に形
    成された光検出器で受光して面型発光素子の光出力を安
    定化する様にフィードバック制御するとともに、該光検
    出器に外部から光信号を入射させることで光インバータ
    素子として機能させることを特徴とする面型発光素子装
    置の駆動方法。
  23. 【請求項23】請求項1乃至20の何れかに記載の面型
    発光素子装置を光源として用いて記録媒体に信号を載せ
    た該光源からの光をあてることを特徴とする光記録装
    置。
  24. 【請求項24】請求項1乃至20の何れかに記載の面型
    発光素子装置を送信機として備えたことを特徴とする光
    送受信装置。
  25. 【請求項25】請求項24記載の光送受信装置を用いて
    ボード間の並列伝送、処理を行なうことを特徴とする光
    インターコネクション装置。
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