JP7349825B2 - 燃料タンク及び支柱部材 - Google Patents
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Description
合成樹脂製のタンク本体と、
前記タンク本体内に収容された合成樹脂製の支柱部材と、
前記支柱部材に形成され、前記タンク本体の壁部に溶着された環状のフランジ部と、
前記フランジ部における前記壁部との対向面に形成された周方向の溝部と、
前記溝部内と前記支柱部材の外部とを連通させる通気部とを備え、
前記フランジ部は、前記支柱部材を構成する筒形の柱状部の端部の外周縁から径方向外方へ張り出した形状であり、
前記溝部は、前記対向面の径方向中央部のみに1本だけ形成され、且つ前記フランジ部の全周に亘って連続した形態であり、
前記対向面のうち前記溝部よりも外周側の環状領域は、前記壁部に対して全領域が熱溶着された外周側溶着面であり、
前記対向面のうち前記溝部よりも内周側の環状領域は、前記壁部に対して全領域が熱溶着された内周側溶着面である。
合成樹脂製のタンク本体内に収容され、燃料タンクを構成する合成樹脂製の支柱部材であって、
前記タンク本体の壁部に溶着される環状のフランジ部と、
前記フランジ部における前記壁部との対向面に形成された周方向の溝部と、
前記溝部内を外部に連通させる通気部とを備え、
前記フランジ部は、前記支柱部材を構成する筒形の柱状部の端部の外周縁から径方向外方へ張り出した形状であり、
前記溝部は、前記対向面の径方向中央部のみに1本だけ形成され、且つ前記フランジ部の全周に亘って連続した形態であり、
前記対向面のうち前記溝部よりも外周側の環状領域は、前記壁部に対して全領域が熱溶着可能な外周側溶着面であり、
前記対向面のうち前記溝部よりも内周側の環状領域は、前記壁部に対して全領域が熱溶着可能な内周側溶着面である。
以下、本発明を具体化した実施例1を図1~図5を参照して説明する。本実施例1の燃料タンク10は、図1に示すように、合成樹脂製のタンク本体11と、タンク本体11内に収容された合成樹脂製の支柱部材20とを備えている。即ち、本実施例1の支柱部材20は、タンク本体11内に収容されることで燃料タンク10を構成するものである。
次に、本発明を具体化した実施例2を図6を参照して説明する。本実施例2の支柱部材30は、フランジ部22(板状溶着部24)に形成されている通気部31を上記実施例1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施例1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
次に、本発明を具体化した実施例3を図7を参照して説明する。本実施例3の支柱部材32は、フランジ部22(板状溶着部24)に形成されている通気部33を上記実施例1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施例1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
次に、本発明を具体化した実施例4を図8を参照して説明する。本実施例4の支柱部材34は、フランジ部22(板状溶着部24)に形成されている溝部35を上記実施例1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施例1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例1~4では、4つの通気部を設けたが、通気部の数は3つ以下でもよく、5つ以上でもよい。
(2)上記実施例1~4では、複数の通気部を周方向に等角度ピッチで配したが、複数の通気部を、周方向において不等角度のピッチで配してもよい。
(3)上記実施例1~4では、径方向における溝部の幅寸法が、周方向の全長に亘って一定の寸法であるが、径方向における溝部の幅寸法は、周方向において異なっていてもよい。
(4)上記実施例1~4では、支柱部材がタンク本体の上壁部と下壁部の両方に溶着されるが、支柱部材は、上壁部と下壁部のうちいずれか一方の壁部のみに溶着されるようにしてもよい。
(5)上記実施例1~4では、溶着が完了した状態で溝部内に空気が残留するようにしたが、溶着が完了した状態で、溝部が溶着時の変形部位で埋められ、溝部内に空気が残留しないようにしてもよい。この場合、フランジ部における上壁部及び下壁部との対向面のうち、少なくとも溝部以外の領域は溶着されるので、必要最少の溶着面積を確保することができる。
(6)上記実施例1~4では、フランジ部の外周形状が円形又は円弧形であるが、フランジ部の外周形状は楕円形、長円形、多角形等であってもよい。
(7)上記実施例1~4では、溝部の形状が円形又は円弧形であるが、溝部の形状は楕円形、長円形、多角形等であってもよい。
(8)上記実施例1~4では、溝部の断面形状が方形であるが、溝部の断面形状は、台形、三角形、半円形等であってもよい。
(9)上記実施例4において、通気部を、実施例2,3のようにフランジ部の外周面に開口する形態としてもよい。
11…タンク本体
13…下壁部(壁部)
14…上壁部(壁部)
20,30,32,34…支柱部材
22…フランジ部
25…対向面
26,35…溝部
29,31,33…通気部
Claims (3)
- 合成樹脂製のタンク本体と、
前記タンク本体内に収容された合成樹脂製の支柱部材と、
前記支柱部材に形成され、前記タンク本体の壁部に溶着された環状のフランジ部と、
前記フランジ部における前記壁部との対向面に形成された周方向の溝部と、
前記溝部内と前記支柱部材の外部とを連通させる通気部とを備え、
前記フランジ部は、前記支柱部材を構成する筒形の柱状部の端部の外周縁から径方向外方へ張り出した形状であり、
前記溝部は、前記対向面の径方向中央部のみに1本だけ形成され、且つ前記フランジ部の全周に亘って連続した形態であり、
前記対向面のうち前記溝部よりも外周側の環状領域は、前記壁部に対して全領域が熱溶着された外周側溶着面であり、
前記対向面のうち前記溝部よりも内周側の環状領域は、前記壁部に対して全領域が熱溶着された内周側溶着面であることを特徴とする燃料タンク。 - 前記通気部が、前記フランジ部を厚さ方向に貫通した形態であることを特徴とする請求項1記載の燃料タンク。
- 合成樹脂製のタンク本体内に収容され、燃料タンクを構成する合成樹脂製の支柱部材であって、
前記タンク本体の壁部に溶着される環状のフランジ部と、
前記フランジ部における前記壁部との対向面に形成された周方向の溝部と、
前記溝部内を外部に連通させる通気部とを備え、
前記フランジ部は、前記支柱部材を構成する筒形の柱状部の端部の外周縁から径方向外方へ張り出した形状であり、
前記溝部は、前記対向面の径方向中央部のみに1本だけ形成され、且つ前記フランジ部の全周に亘って連続した形態であり、
前記対向面のうち前記溝部よりも外周側の環状領域は、前記壁部に対して全領域が熱溶着可能な外周側溶着面であり、
前記対向面のうち前記溝部よりも内周側の環状領域は、前記壁部に対して全領域が熱溶着可能な内周側溶着面であることを特徴とする支柱部材。
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