JP7349328B2 - 扉開閉装置 - Google Patents

扉開閉装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7349328B2
JP7349328B2 JP2019204965A JP2019204965A JP7349328B2 JP 7349328 B2 JP7349328 B2 JP 7349328B2 JP 2019204965 A JP2019204965 A JP 2019204965A JP 2019204965 A JP2019204965 A JP 2019204965A JP 7349328 B2 JP7349328 B2 JP 7349328B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
link
door
opening
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019204965A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021075947A (ja
Inventor
隆之 入江
拓行 星久木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sugatsune Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Sugatsune Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sugatsune Kogyo Co Ltd filed Critical Sugatsune Kogyo Co Ltd
Priority to JP2019204965A priority Critical patent/JP7349328B2/ja
Publication of JP2021075947A publication Critical patent/JP2021075947A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7349328B2 publication Critical patent/JP7349328B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Description

本発明は、扉をバネにより閉じ位置と開き位置で維持できる扉開閉装置に関し、特にこのバネの力を調節する機構の改良に関する。
特許文献1に開示された扉開閉装置は、基端部が開口枠の開口近傍に回動可能に連結され先端部が扉に回動可能に連結された主アームと副アームを備えている。主アームは開口枠の奥行方向に延びる引張コイルバネにより付勢されている。このコイルバネの一端は開口枠に連結され、他端は主アームの基端部にその回動軸線から離れた位置に連結されている。
上記コイルバネは、主アームが思案点(特定角度)から扉の閉じ位置に対応する角度までの角度範囲にある時には、主アームに閉じ方向のトルクを付与し、主アームが思案点から扉の開き位置に対応する角度までの角度範囲にある時には、主アームに開き方向の回動トルクを付与する。これにより、扉を閉じ位置と開き位置で安定して維持することができる。
上記扉開閉装置は、上記コイルバネの力を調節するバネ力調節機構を備えている。このバネ力調節機構は、コイルバネの一端部に挿入固定されたホルダと、主アームの基端部に支持され上記ホルダのネジ孔に螺合された調節ネジとを備えている。調節ネジを回すと、ホルダがコイルバネの延び方向に位置調節され、これによりコイルバネの長さが変わりバネ力が調節される。
特許文献2に開示された扉開閉装置は、電動ユニットを装備している点を除いて基本構造が特許文献1と似ている。この扉開閉装置では、開口枠にケーシングが固定され、このケーシングに開口枠の奥行方向に延びる圧縮コイルバネが収容されている。圧縮コイルバネは、ケーシングに奥行方向にスライド可能に収容されたベースとスライダに挟まれている。ベースは奥側に配置され、スライダは開口側に配置されている。
主アームの基端部にはリンクの一端が回動可能に連結され、このリンクの他端がスライダに回動可能に連結されている。これにより、コイルバネの力がリンクを介して主アームに付与されるようになっている。
バネ力調節機構は、ベースを圧縮コイルバネの延び方向に位置調節する調節ネジで構成されている。
特許3611498号公報 特許5905837号公報
特許文献1に開示されたバネ力調節機構では、調節ネジを回した時にコイルバネが捩じれるため、コイルバネの端部を掴んだ状態で調節ネジを回す必要があり、調節作業が面倒である。また、ホルダをコイルバネに挿入固定する作業も面倒である。
特許文献2に開示されたバネ力調節機構では、ケーシングの奥側から調節ネジを回すため、調節作業が困難である。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、開口枠に対して扉を開閉する装置であって、基端部が回動軸線を中心にして上記開口枠に回動可能に連結され、先端部が上記扉に連結され、上記扉の開閉に伴い上記回動軸線を中心に回動するアームと、上記アームが特定角度から上記扉の閉じ位置に対応する角度までの第1角度範囲にある時には、上記アームに閉じ方向のトルクを付与し、上記アームが上記特定角度から上記扉の開き位置に対応する角度までの第2角度範囲にある時には、上記アームに開き方向のトルクを付与する付勢手段と、を備え、上記付勢手段は、一端が上記開口枠に連結されるバネと、上記アームの基端部と上記バネの他端との間に介在されたバネ力調節機構と、を含み、上記バネ力調節機構が、ア)上記アームの基端部に、上記回動軸線から離れ上記回動軸線と平行をなす他の回動軸線を中心に回動可能に連結された第1リンクと、イ)上記バネの上記他端を支持し、上記第1リンクに位置調節可能に連結された第2リンクと、ウ)上記第1リンクと上記第2リンクとの間に設けられ、上記第2リンクを位置調節することにより上記バネの長さを調節する調節部材と、を有することを特徴とする。
上記構成によれば、扉開閉装置の通常の設置状態でアームの基端部が配置される開口近傍において、調節部材の操作で第2リンクを位置調節することによりバネ力を調節できるので、調節作業を円滑に行なうことができる。
好ましくは、上記アームが主アームとして提供され、上記主アームの上記開口枠に対する回動軸線が第1回動軸線として提供され、上記主アームの先端部が第2回動軸線を中心に上記扉に回動可能に連結され、さらに副アームを備え、上記副アームは、その基端部が、上記第1回動軸線から離れて上記第1回動軸線と平行をなす第3回動軸線を中心に上記開口枠に回動可能に連結され、その先端部が、上記第2回動軸線から離れて上記第2回動軸線と平行をなす第4回動軸線を中心に上記扉に回動可能に連結されている。
好ましくは、上記調節部材の操作部が上記第1リンクに配置されている。
好ましくは、上記バネが上記開口枠の奥行方向に直線的に延び、上記第2リンクが上記開口枠の奥行方向に位置調節されるようになっており、上記調節部材の上記操作部が上記開口枠の開口側を向いている。
上記構成によれば、開口側からの調節作業をより一層楽に行なうことができる。
好ましくは、上記第1リンクは、上記第2リンクの位置調節方向と直交する支持面を有し、上記支持面に上記調節部材の上記操作部が支持されており、上記第2リンクの位置調節方向が上記バネの延び方向に対して傾斜し、上記支持面が傾斜した状態で上記開口側を向いている。
好ましくは、上記調節部材が、上記第2リンクの位置調節方向に延びて上記第2リンクに螺合される調節ネジからなり、上記調節ネジの頭部が工具と係合可能な上記操作部として提供される。
好ましくは、上記付勢手段はさらに、上記バネの一端が上記開口枠に固定される奥側のバネホルダと、上記開口枠に固定されない開口側のバネホルダとを備え、これら奥側のバネホルダと開口側のバネホルダとの間に上記バネが複数配置され、上記開口側のバネホルダと上記第2リンクとが相対回動可能に連結されている。
上記構成によれば、複数のバネの力を均等にした状態で、アームにトルクを付与することができる。
好ましくは、さらに上記開口枠の内面に固定される扁平なケーシングを備え、上記ケーシングに上記付勢手段と上記アームの基端部が収容され、上記バネの一端が上記ケーシングに連結され、上記アームの基端部が回動可能にケーシングに連結され、上記ケーシングの上記開口側には、上記アームを通すアーム挿通スリットが形成され、このアーム挿通スリットは上記扉の閉じ位置から開き位置までの移動に対応する回動角度範囲のアームの回動を許容する長さを有しており、上記アームが上記回動角度範囲内の所定角度または所定角度範囲にある時に、上記調節ネジの中心軸線が上記アーム挿通スリットを通るようになっており、上記調節ネジの頭部に係合する工具を、上記アーム挿通スリットから差し込み可能である。
上記構成によれば、付勢手段等をケーシングに収容した状態で、バネ力の調節を行なうことができる。
さらに好ましくは、上記ケーシングの上記奥行方向に延びる縁部には、上記工具を差し込むための工具差込スリットが形成され、上記アームが上記回動角度範囲内の他の所定角度にある時に、上記調節ネジの中心軸線が上記工具差込スリットを通る。
上記構成によれば、ケーシング付きの扉開閉装置を開口枠に設置する前の段階でも、アームの制約を受けずにケーシング内のバネ力調節機構を操作してバネ力を調節することができる。
より具体的態様では、上記アームが主アームとして提供され、上記主アームの上記開口枠に対する回動軸線が第1回動軸線として提供され、上記主アームの先端部が第2回動軸線を中心に上記扉に回動可能に連結され、さらに上記アーム挿通スリットを通る副アームを備え、上記副アームは、その基端部が、上記ケーシングに収容され、上記第1回動軸線から離れて上記第1回動軸線と平行をなす第3回動軸線を中心に上記ケーシングに回動可能に連結され、その先端部が上記第2回動軸線から離れて上記第2回動軸線と平行をなす第4回動軸線を中心に上記扉に回動可能に連結され、上記主アームが上記所定角度位置または所定角度範囲にある時に、上記調節ネジの中心軸線が上記主アームと上記副アームと干渉せずに上記アーム挿通スリットを通る。
上記構成によれば主アームと副アームを装備した扉開閉装置でも、ケーシング内のバネ力調節機構を操作してバネ力を調節することができる。
他の具体的態様では、上記アームが主アームとして提供され、上記主アームの上記開口枠に対する回動軸線が第1回動軸線として提供され、上記主アームの先端部が第2回動軸線を中心に上記扉に回動可能に連結され、さらに上記アーム挿通スリットを通る副アームを備え、上記副アームは、その基端部が、上記ケーシングに収容され、上記第1回動軸線から離れて上記第1回動軸線と平行をなす第3回動軸線を中心に上記ケーシングに回動可能に連結され、その先端部が上記第2回動軸線から離れて上記第2回動軸線と平行をなす第4回動軸線を中心に上記扉に回動可能に連結され、
上記主アームが上記扉の開き位置に対応する角度位置にある時に、上記調節ネジの中心軸線が上記アーム挿通スリットを通り、上記アーム挿通スリットは、上記調節ネジの中心軸線が通る箇所において幅広をなしている。
上記構成によれば、ケーシング内のバネ力調節機構を操作してバネ力を調節することができる。しかも、扉が開き位置にある時にバネ力を調節するので、扉をバネ力に抗して押さえることなく、調節することができる。工具はアーム挿通スリットの幅広部に挿通するので、主アームや副アームがアーム挿通スリットまたはその近傍において調節ネジの中心軸線と干渉しても、調節作業を行なうことができる。
本発明によれば、扉を閉じ位置および開き位置に維持するバネの力を、楽に調節することができる。
本発明の第1実施形態に係る扉開閉装置を左右一対装備した収納家具の斜視図であり、扉(想像線で示す)が閉じ位置にある状態を示す。 扉が上方へ移動して開く途中の状態を示す図1相当図である。 扉が上方の開き位置にある状態を示す図1相当図である。 扉が閉じ位置にある状態での扉開閉装置の側断面図である。 扉が上方へ移動して開く途中の状態を示す扉開閉装置の側断面図である。 扉が開き位置にある状態での扉開閉装置の側断面図である。 扉開閉装置を扉が開き位置にある状態で分解した斜視図である。 扉開閉装置に用いられるバネ力調節機構の側面図であり、(A)はバネ力を最小にした状態、(B)はバネ力を最大にした状態をそれぞれ示す。 (A)は図8(A)におけるA-A矢視断面図であり、(B)は図8(B)におけるB-B矢視断面図である。 出荷前のバネ力調節作業を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る扉開閉装置の側断面図であり、扉が上方の閉じ位置にある状態を示す。 扉が下方の開き位置にある状態を示す図11相当図である。 扉開閉装置を収納家具に設置した後のバネ力調節作業を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る扉開閉装置の要部拡大斜視図であり、扉を開き位置にした状態でのバネ力調節作業を示す。
(本発明の第1実施形態の構成)
以下、本発明の第1実施形態を、図1~図9を参照しながら説明する。図1~図3に示すように、吊戸棚、食器棚、書棚等の収納家具は、家具本体1と、扉5とを備えている。家具本体1は開口枠2を有している。開口枠2は、上下の板と左右の側板とからなり、正面から見て矩形をなしている。開口枠2の奥行方向の一端に開口3が形成され、他端が背板4で塞がれている。以下、開口3側を「前」、奥側を「後」として説明する。
開口枠2の左右側板の開口3近傍の上端部内面には、一対の扉開閉装置6が設けられている。図4~図7に示すように、本実施形態の扉開閉装置6の各々は、ケーシング10と、取付金具20と、主アーム30と、副アーム40と、付勢手段50と、リニアダンパ70とを有してユニット化されている。
ケーシング10は扁平形状をなして家具本体1の側板に固定される。ケーシング10は、奥行方向に水平に延びる第1部分10aと、この第1部分10aの前端部から垂下する第2部分10bとを有しており、内部空間15が略L字形をなしている。図7に示すように、ケーシング10は、左右一対の半体11を合せることにより構成されている。半体11の各々は金属板からなり、上縁部11aと下縁部11bが折り曲げられている。一対の半体11の折り曲げられた上縁部11a同士および下縁部11b同士を突き合せることにより、ケーシング10の上縁部と下縁部がほぼ閉じられている。
上縁部11aの前端部は局所的に幅狭部11a’となっている。一対の半体11の幅狭部11a’同士は互いに離れており、これにより、ケーシング10の上縁部(奥行方向に延びる縁部)には後述の作用をなす短い工具差入スリット12が形成されている。
半体11の第1部分10aの前縁部11cおよび第2部分10bの傾斜した前縁部11dおよび第2部分10bの下縁部11bの前端部11b’は、幅が狭くなっており、これにより、ケーシング10の前縁部から下縁部の前端部にわたり、後述の作用をなす長いアーム挿通スリット13が形成されている。
上記取付部材20は、扉5の左右縁部において家具本体1を向く面に固定されている。
主アーム30と副アーム40は細長い板からなり、同一垂直面上に配置されており、互いの干渉を回避するために折り曲げられた形状をなしている。主アーム30と副アーム40の基端部はケーシング10の内部空間15に収容されている。
主アーム30の基端部は、左右方向に水平に延びる回動軸線L1(第1回動軸線)を中心にして、ケーシング10の第1部分10aの前端部(開口3の近傍)に回動可能に連結されている。主アーム30の先端部は、左右方向に水平に延びる回動軸線L2(第2回動軸線)を中心にして、取付部材20の上端部に回動可能に連結されている。
副アーム40の基端部は、左右方向に水平に延びる回動軸線L3(第3回動軸線)を中心にして、ケーシング10の第2部分10bの下端部に回動可能に連結されている。副アーム40の先端部は、左右方向に水平に延びる回動軸線L4(第4回動軸線)を中心にして、取付部材20の下端部に回動可能に連結されている。
主アーム30と副アーム40は、ケーシング10のアーム挿通スリット13に挿通されている。このアーム挿通スリット13は、扉5の閉じ位置から開き位置までの移動軌跡に対応する主アーム30と副アーム40の回動角度範囲にわたって、主アーム30と副アーム40の挿通を許容する。
上記付勢手段50は、ケーシング10内に収容されており、開口枠2の奥行方向に延びる互いに平行をなす3本(複数)のコイルバネ51(バネ)と、これらコイルバネ51の両端を保持するバネホルダ52,53と、バネ力調節機構60とを備えている。後側(奥側)のバネホルダ52はケース10に固定されている。前側(開口3側)のバネホルダ53はケース10に固定されていない。
なお、コイルバネ51の延び方向として定義する「奥行方向」とは、厳密に奥行方向と平行である場合のみならず、奥行方向に延びる水平線に対して傾斜し奥行方向のベクトル成分を含む場合も包含する。
上記バネ力調節機構60は、主アーム30の基端部に形成された屈曲部31の先端部と前側のバネホルダ53との間に配置されており、第1リンク61と第2リンク62と調節ネジ65(調節部材)を有している。第1リンク61と第2リンク62は、金属板を折り曲げ加工することにより形成されている。
図8、図9に示すように、第1リンク61は、一対の垂直をなす側板部61aを有している。側板部61aは垂直線から後方に傾いた第1部分61xと第1部分61xの先端部(上端部)から後方へ延びる傾斜した第2部分61yとを有し、L字形をなしている。一対の側板部61aの第1部分61xの基端部(下端部)は、左右方向に水平に延びる回動軸線L5を中心として、回動可能に主アーム30の屈曲部31の先端部に連結されている。
第1リンク61はさらに、一対の側板部61aの第2部分61yの上縁を連ねる連結板部61bを有するとともに、一対の側板部61aにおける第1部分61xと第2部分61yの交差部の前縁部を90°内側に折り曲げることにより構成された支持板部61cを有している。
支持板部61cは、前側(開口3側)を向く支持面61fを有している。この支持面61fは、後述する扉5の開閉の過程で、垂直線に対する角度が45°以内に維持されている。支持板部61cには挿通孔61hが形成されている。
第2リンク62は、一対の垂直をなす細長い側板部62aと、これら一対の側板部62aの前縁を連ねる連結板部62bとを有している。連結板部62bにはナット63が固定されている。連結板部62bにはナット63のネジ孔に連なる挿通孔62hが形成されている。
第2リンク62の一対の側板部62aが第1リンク61の一対の側板部62aの内面に接し、一対の側板部62aの上縁が第1リンク61の連結板部61bに接した状態で、第2リンク62は第1リンク61に対して開口枠2の奥行方向にスライド可能(位置調節可能)に支持されている。詳述すると、第2リンク62の一対の側板部62aには、その長手方向に延びるスリット62sが形成されている。第1リンク61の一対の側板部61a間にはガイドピン64が架け渡されており、このガイドピン64が上記スリット62sに挿通されている。
なお、第2リンク62のスライド方向は、開口枠2の奥行方向のベクトル成分を含んでおり、扉5の開閉の過程で奥行方向に延びる水平線に対して45°以内に維持されている。
第2リンク62の一対の側板部62aの後端部は、左右方向に水平に延びる回動軸線L6を中心として、回動可能に前側のバネホルダ53に連結されている。
調節ネジ65は、第1リンク61の挿通孔61hと第2リンク62の挿通孔62hを通りナット63に螺合されている。この調節ネジ65の中心軸線65xは上記第2リンク62のスライド方向と一致している。調節ネジ65は、第2リンク62を介してコイルバネ51の力を受けるので、その頭部65a(操作部)は第1リンク61の支持面61fに当っている。調節ネジ65の頭部65aは、工具と係合可能な形状を有し、例えば六角棒レンチ100の先端部が挿入される係合穴を有している。調節ネジ65の頭部65aは前側(開口3側)を向いている。
上記調節ネジ65を回すと、調節ネジ65に螺合されたナット63を有する第2リンク62が第1リンク61に対してスライド方向に位置調節され、これによりコイルバネ51の長さが調節され、ひいてはコイルバネ51のバネ力が調節されるようになっている。
第2リンク62の一方の側板62aには、スライド方向に沿って目盛62mが付されている。この目盛62mと第1リンクの側板61aの後端エッジ61eを合せることにより、所望のバネ力に調節することができる。
図4に示すように、リニアダンパ70はケーシング10の第2部分10bにおいて回動軸線L1,L3間の位置に収容されており、ダンパ本体71と、ダンパ本体71に収容され前側に突出する作動子72と、作動子72に組み込まれたダンパ要素73とを有している。
一対の扉開閉装置6の主アーム30の中間部同士は、左右に水平に延びる連結ロッド80を介して連結されており、これにより一対の扉開閉装置6の連動性を確保している。
(第1実施形態の作用)
上記構成をなす扉開閉装置6の作用を説明する。扉5が図1、図4に示す閉じ位置にある時、主アーム30と第1リンク61の回動軸線L5を通りバネ51の作用方向に延びる線は主アーム30の回動軸線L1の下側を通る。そのため、主アーム30には、コイルバネ51のバネ力に起因する図中時計回り方向(閉じ方向)のトルクが付与される。さらに、主アーム30には扉5の自重に起因する同方向のトルクが付与される。その結果、扉5の閉じ位置は維持されている。
扉5を上記トルクに抗して人手により持ち上げると、主アーム30と副アーム40が図中反時計回り方向に回動し、特定角度(思案点)に達すると、回動軸線L5を通りコイルバネ51のバネ力の作用方向に延びる線が主アーム30の回動軸線L1を通るため、主アーム30にコイルバネ51によるトルクが作用しなくなる。
さらに扉5を上方へ移動させると、回動軸線L5を通りコイルバネ51の作用方向に延びる線が主アーム30の回動軸線L1の上側を通る。そのため、主アーム3には、コイルバネ51のバネ力に起因する図中反時計方向(開き方向)のトルクが付与される。主アーム3の回動に伴い、回動軸線L5を通りコイルバネ51のバネ力の作用方向に延びる線と主アーム30の回動軸線L1との間の距離が増大するため、上記バネ力によるトルクが増大し重力による反対方向のトルクを超える。その結果、例えば、図2、図5に示すように扉5の開き過程の途中で手を離すと、バネ力によるトルクによって、主アーム30と副アーム40が自動的に反時計回り方向に回動し、扉5が図3、図6に示す上方の開き位置まで移動する。
上記扉5が開き位置にある時、依然として回動軸線L5を通りバネ51の作用方向に延びる線が主アーム30の回動軸線L1の上側を通るため、主アーム30に反時計回り方向のトルクが作用し続ける。その結果、扉5の開き位置が維持される。
なお、扉5が開き位置に達する直前に、副アーム40に形成された凸部41がリニアダンパ70の作動子72に当たりダンパ要素73が働くため、扉5が開き位置に達する時の衝撃を緩和することができる。
上記とは逆に扉5を開き位置から閉じ位置に移動させる場合には、バネ力によるトルクに抗して、扉5を人手で引き下げる。主アーム30が思案点を超えた時に手を離すと、主アーム30と副アーム40がバネ力によるトルクによって時計回り方向に回動し、その結果、扉5が自動的に閉じ位置まで移動する。
なお、扉5が閉じ位置に達する直前に、主アーム30がリニアダンパ70の作動子72に当たるため、扉5が閉じ位置に達する時の衝撃を緩和することができる。
(バネ力調節工程)
次に、コイルバネ51のバネ力を調節し、主アーム30に付与されるトルクを調節する工程について説明する。
最初に、扉開閉装置6の出荷前のバネ力調節について説明する。この場合、図10に示すように主アーム30と副アーム40を、扉5の開き位置に対応した角度位置にする。この時、調節ネジ65の中心軸線65xが工具差込スリット12を通っているので(図6参照)、工具例えば六角棒レンチ100を工具差込スリット12に差し込んで、その先端を調節ネジ65の頭部65aの係合穴に係合させることができる。上述したように調節ネジ65を回して、第2リンク62を位置調節することにより、コイルバネ51の長さを変え、そのバネ力を調節する。この際、ケーシング10に形成された覗き穴11h(図7参照)から第2リンク62の目盛62mと第1リンク61の後端エッジ61eを見ながら調節することができる。図8(A)に示すように、後端エッジ61eを目盛62mの「1」に合わせると、第2リンク62およびバネホルダ53が最も後方に位置することになり、コイルバネ51が最も短くなるので、バネ力が最小となる。図8(B)に示すように、後端エッジ61eを目盛62mの「6」に合わせると、第2リンク62およびバネホルダ53が最も前方に位置することになり、コイルバネ51が最も長くなるので、バネ力が最大となる。
バネ力調節は扉開閉装置6を収納家具1に設置した後でも実施することができる。この場合、ケーシング10の工具差込スリット12は、開口枠2の上板に塞がれているので、この工具差込スリット12を介しての調節を行なうことはできない。この場合、図5に示すように、扉5を閉じ位置と開き位置との間の中間位置にする。調節ネジ65の中心軸線65xは、主アーム30と副アーム40と干渉せずに、ケーシング10の前側に形成されたアーム挿通スリット13を通る。そのため、六角棒レンチ100をアーム挿通スリット13から挿入し、調節ネジ65を回してバネ力を調節することができる。
(本発明の第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図11~図13を参照しながら説明する。本実施形態において、第1実施形態に対応する構成部には同番号を付してその詳細な説明を省略する。本実施形態では、扉5を閉じ位置から下方の開き位置まで移動するようになっている。本実施形態の扉開閉装置6Aは、第1実施形態の扉開閉装置6と同じ構成要素を備えている。ただし、ケーシング10は第1実施形態と上下を逆に配置され、開口枠2の側板の下部に固定されている。これに伴い、付勢手段50とリニアダンパ70の配置が逆になり、副アーム40の基端部の回動軸線L3が主アーム30の基端部の回動軸線L1より上方に配置され、副アーム40の先端部の回動軸線L4が主アーム30の先端部の回動軸線L2より上方に配置されている。
第2実施形態でも、扉開閉装置6Aを開口枠2に設置した状態で、バネ力を調節することができる。詳述すると、図13に示すように、扉5が閉じ位置と開き位置との間の中間位置にある状態で、調節ネジ65の中心軸線65xが主アーム30と副アーム40との間でこれらアーム30,40と干渉せずにアーム挿通スリット13を通る。そのため、六角棒レンチ100を主アーム30と副アーム40との間でアーム挿通スリット13に差し込んで、調節ネジ65を回すことができる。
次に、本発明の第3実施形態について図14を参照しながら説明する。本実施形態は、下記の点を除いて第2実施形態と同様である。
本実施形態では、第2実施形態と同様に、扉5が開き位置にある時、調節ネジ65の中心軸線65xがアーム挿通スリット13近傍において副アーム40と干渉する(図12参照)。しかし、本実施形態では、図14に示すように、アーム挿通スリット13は調節ネジ65の中心軸線65xが通る箇所が幅広部13xとなっているため、副アーム40の横から幅広部13xに六角棒レンチ100を差し込んで、調節ネジ65の頭部65aを回すことができる。このように、扉5が開き位置にあるため、扉5をコイルバネ51に抗して押さえておく必要がなく、バネ力調節作業を楽に行なうことができる。
本発明は、上記実施に制約されず、その要旨を逸脱しない範囲において各種の変形例を採用することができる。
上記実施形態では、主アームと副アームの2本のアームを用いたが、1本のアームだけを用いてもよい。以下、簡単に具体例を説明する。
例えば、アームの基端部が開口枠に回動可能に連結され、アームの先端部にスライダがアームの長手方向にスライド可能に設けられ、このスライダが扉に回動可能に連結されていてもよい。この場合、扉の開閉軌跡を決定するための規制手段として、開口枠と扉を連結するヒンジが用いられる。
または、アームの基端部が開口枠に回動可能に連結され、先端部が扉に回動可能に連結され、扉の開閉軌跡を決定するための規制手段が、開口枠にその奥行方向に延びるリニアガイドと、扉に設けられリニアガイドに沿ってスライドするスライダであってもよい。この場合スライダは、リニアガイドに対して回動可能としてもよいし、扉に対して回動可能としてもよい。
または、アームの基端部が開口枠に回動可能に連結され、先端部が扉に回動可能に連結され、扉の開閉軌跡を決定するための規制手段が、扉にスライド可能に支持されたスライダと、このスライダを開口枠に回動可能に連結するヒンジであってもよい。
アームが所定の広がりを有する角度範囲にある時に、工具により調節ネジを調節可能にしてもよい。
付勢手段のバネは、圧縮コイルバネでもよいし、ガススプリングであってもよい。
扉は左右方向に移動して開口を開閉するようにしてもよい。
本発明は、開口枠に対して扉を開閉する装置に適用することができる。
2 開口枠
3 開口
5 扉
6,6A 扉開閉装置
10 ケーシング
12 工具差込スリット
13 アーム挿通スリット
13x 幅広部
30 主アーム
40 副アーム
50 付勢手段
51 引張コイルバネ(バネ)
52 奥側のバネホルダ
53 開口側のバネホルダ
60 バネ力調節機構
61 第1リンク
62 第2リンク
65 調節ネジ(調節部材)
65a 頭部(操作部)
65x 中心軸線
100 六角棒レンチ(工具)
L1 回動軸線(第1回動軸線)
L2 回動軸線(第2回動軸線)
L3 回動軸線(第3回動軸線)
L4 回動軸線(第4動軸線)
L5 回動軸線(他の回動軸線)

Claims (4)

  1. 開口枠に対して扉を開閉する装置であって、
    基端部が回動軸線を中心にして上記開口枠に回動可能に連結され、先端部が上記扉に連結され、上記扉の開閉に伴い上記回動軸線を中心に回動するアームと、
    上記アームが特定角度から上記扉の閉じ位置に対応する角度までの第1角度範囲にある時には、上記アームに閉じ方向のトルクを付与し、上記アームが上記特定角度から上記扉の開き位置に対応する角度までの第2角度範囲にある時には、上記アームに開き方向のトルクを付与する付勢手段と、
    を備え、
    上記付勢手段は、一端が上記開口枠に連結されるバネと、上記アームの基端部と上記バネの他端との間に介在されたバネ力調節機構と、を含み、
    上記バネ力調節機構が、
    ア)上記アームの基端部に、上記回動軸線から離れ上記回動軸線と平行をなす他の回動軸線を中心に回動可能に連結された第1リンクと、
    イ)上記バネの上記他端を支持し、上記第1リンクに位置調節可能に連結された第2リンクと、
    ウ)上記第1リンクと上記第2リンクとの間に設けられ、上記第2リンクを位置調節することにより上記バネの長さを調節する調節部材と、
    を有し、
    上記調節部材の操作部が上記第1リンクに配置され、
    上記バネが上記開口枠の奥行方向に直線的に延び、上記第2リンクが上記開口枠の奥行方向に位置調節されるようになっており、上記調節部材の上記操作部が上記開口枠の開口側を向いており、
    上記調節部材が、上記第2リンクの位置調節方向に延びて上記第2リンクに螺合される調節ネジからなり、上記調節ネジの頭部が工具と係合可能な上記操作部として提供され、
    上記第2リンクが上記第1リンクに、上記調節ネジを中心とする回動を禁じられた状態で上記開口枠の奥行方向にスライド可能に支持されていることを特徴とする扉開閉装置。
  2. 開口枠に対して扉を開閉する装置であって、
    基端部が回動軸線を中心にして上記開口枠に回動可能に連結され、先端部が上記扉に連結され、上記扉の開閉に伴い上記回動軸線を中心に回動するアームと、
    上記アームが特定角度から上記扉の閉じ位置に対応する角度までの第1角度範囲にある時には、上記アームに閉じ方向のトルクを付与し、上記アームが上記特定角度から上記扉の開き位置に対応する角度までの第2角度範囲にある時には、上記アームに開き方向のトルクを付与する付勢手段と、
    を備え、
    上記付勢手段は、一端が上記開口枠に連結されるバネと、上記アームの基端部と上記バネの他端との間に介在されたバネ力調節機構と、を含み、
    上記バネ力調節機構が、
    ア)上記アームの基端部に、上記回動軸線から離れ上記回動軸線と平行をなす他の回動軸線を中心に回動可能に連結された第1リンクと、
    イ)上記バネの上記他端を支持し、上記第1リンクに位置調節可能に連結された第2リンクと、
    ウ)上記第1リンクと上記第2リンクとの間に設けられ、上記第2リンクを位置調節することにより上記バネの長さを調節する調節部材と、
    を有し、
    上記調節部材の操作部が上記第1リンクに配置され、
    上記バネが上記開口枠の奥行方向に直線的に延び、上記第2リンクが上記開口枠の奥行方向に位置調節されるようになっており、上記調節部材の上記操作部が上記開口枠の開口側を向いており、
    上記第1リンクは、上記第2リンクの位置調節方向と直交する支持面を有し、上記支持面に上記調節部材の上記操作部が支持されており、
    上記第2リンクの位置調節方向が上記バネの延び方向に対して傾斜し、上記支持面が傾斜した状態で上記開口側を向いていることを特徴とする扉開閉装置。
  3. 開口枠に対して扉を開閉する装置であって、
    基端部が回動軸線を中心にして上記開口枠に回動可能に連結され、先端部が上記扉に連結され、上記扉の開閉に伴い上記回動軸線を中心に回動するアームと、
    上記アームが特定角度から上記扉の閉じ位置に対応する角度までの第1角度範囲にある時には、上記アームに閉じ方向のトルクを付与し、上記アームが上記特定角度から上記扉の開き位置に対応する角度までの第2角度範囲にある時には、上記アームに開き方向のトルクを付与する付勢手段と、
    を備え、
    上記付勢手段は、一端が上記開口枠に連結されるバネと、上記アームの基端部と上記バネの他端との間に介在されたバネ力調節機構と、を含み、
    上記バネ力調節機構が、
    ア)上記アームの基端部に、上記回動軸線から離れ上記回動軸線と平行をなす他の回動軸線を中心に回動可能に連結された第1リンクと、
    イ)上記バネの上記他端を支持し、上記第1リンクに位置調節可能に連結された第2リンクと、
    ウ)上記第1リンクと上記第2リンクとの間に設けられ、上記第2リンクを位置調節することにより上記バネの長さを調節する調節部材と、
    を有し、
    上記調節部材の操作部が上記第1リンクに配置され、
    上記バネが上記開口枠の奥行方向に直線的に延び、上記第2リンクが上記開口枠の奥行方向に位置調節されるようになっており、上記調節部材の上記操作部が上記開口枠の開口側を向いており、
    上記付勢手段はさらに、上記バネの一端が上記開口枠に固定される奥側のバネホルダと、上記開口枠に固定されない開口側のバネホルダとを備え、これら奥側のバネホルダと開口側のバネホルダとの間に上記バネが複数配置され、
    上記開口側のバネホルダと上記第2リンクとが相対回動可能に連結されていることを特徴とする扉開閉装置。
  4. 開口枠に対して扉を開閉する装置であって、
    基端部が回動軸線を中心にして上記開口枠に回動可能に連結され、先端部が上記扉に連結され、上記扉の開閉に伴い上記回動軸線を中心に回動するアームと、
    上記アームが特定角度から上記扉の閉じ位置に対応する角度までの第1角度範囲にある時には、上記アームに閉じ方向のトルクを付与し、上記アームが上記特定角度から上記扉の開き位置に対応する角度までの第2角度範囲にある時には、上記アームに開き方向のトルクを付与する付勢手段と、
    を備え、
    上記付勢手段は、一端が上記開口枠に連結されるバネと、上記アームの基端部と上記バネの他端との間に介在されたバネ力調節機構と、を含み、
    上記バネ力調節機構が、
    ア)上記アームの基端部に、上記回動軸線から離れ上記回動軸線と平行をなす他の回動軸線を中心に回動可能に連結された第1リンクと、
    イ)上記バネの上記他端を支持し、上記第1リンクに位置調節可能に連結された第2リンクと、
    ウ)上記第1リンクと上記第2リンクとの間に設けられ、上記第2リンクを位置調節することにより上記バネの長さを調節する調節部材と、
    を有し、
    上記調節部材の操作部が上記第1リンクに配置され、
    上記バネが上記開口枠の奥行方向に直線的に延び、上記第2リンクが上記開口枠の奥行方向に位置調節されるようになっており、上記調節部材の上記操作部が上記開口枠の開口側を向いており、
    上記調節部材が、上記第2リンクの位置調節方向に延びて上記第2リンクに螺合される調節ネジからなり、上記調節ネジの頭部が工具と係合可能な上記操作部として提供され、
    さらに上記開口枠の内面に固定される扁平なケーシングを備え、上記ケーシングに上記付勢手段と上記アームの基端部が収容され、上記バネの一端が上記ケーシングに連結され、上記アームの基端部が回動可能にケーシングに連結され、上記ケーシングの上記開口側には、上記アームを通すアーム挿通スリットが形成され、このアーム挿通スリットは上記扉の閉じ位置から開き位置までの移動に対応する回動角度範囲のアームの回動を許容する長さを有しており、
    上記アームが上記回動角度範囲内の所定角度または所定角度範囲にある時に、上記調節ネジの中心軸線が上記アーム挿通スリットを通るようになっており、上記調節ネジの頭部に係合する工具を、上記アーム挿通スリットから差し込み可能であることを特徴とする扉開閉装置。
JP2019204965A 2019-11-12 2019-11-12 扉開閉装置 Active JP7349328B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019204965A JP7349328B2 (ja) 2019-11-12 2019-11-12 扉開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019204965A JP7349328B2 (ja) 2019-11-12 2019-11-12 扉開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021075947A JP2021075947A (ja) 2021-05-20
JP7349328B2 true JP7349328B2 (ja) 2023-09-22

Family

ID=75897428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019204965A Active JP7349328B2 (ja) 2019-11-12 2019-11-12 扉開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7349328B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001248355A (ja) 2000-03-03 2001-09-14 Arai Tekko:Kk 扉体開閉装置
US20010039762A1 (en) 2000-05-12 2001-11-15 Antonio Giovannetti Spring operated device for door movement, having an adjustable lever arm of the spring
JP2011214376A (ja) 2010-04-02 2011-10-27 Atom Livin Tech Co Ltd 扉開閉装置
JP2019529753A (ja) 2016-09-30 2019-10-17 アルトゥーロ・サリチェ・ソチエタ・ペル・アツィオーニArturo Salice S.P.A. 持ち上げシステムのための作動装置および家具の扉のための持ち上げシステム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001248355A (ja) 2000-03-03 2001-09-14 Arai Tekko:Kk 扉体開閉装置
US20010039762A1 (en) 2000-05-12 2001-11-15 Antonio Giovannetti Spring operated device for door movement, having an adjustable lever arm of the spring
JP2011214376A (ja) 2010-04-02 2011-10-27 Atom Livin Tech Co Ltd 扉開閉装置
JP2019529753A (ja) 2016-09-30 2019-10-17 アルトゥーロ・サリチェ・ソチエタ・ペル・アツィオーニArturo Salice S.P.A. 持ち上げシステムのための作動装置および家具の扉のための持ち上げシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021075947A (ja) 2021-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI477688B (zh) Hinge device and storage device
JP4714264B2 (ja) 保持部材
JP5295774B2 (ja) 回転開き戸を開口し且つ保持する装置
JP2009511793A5 (ja)
JP5980491B2 (ja) スライド蝶番及びスライド蝶番を備えた収納体
CN110612377B (zh) 门用装置
JP4650308B2 (ja) 鍵盤蓋の開閉機構
JP5150208B2 (ja) 扉開閉装置
JP2017532469A (ja) 家具用ヒンジ
EP3763906A1 (en) Effort-saving adjustable mechanism for upturning and supporting of furniture
JP2017532468A (ja) 家具用ヒンジ
WO2006085461A1 (ja) 扉開閉装置
JP7349328B2 (ja) 扉開閉装置
WO2010102445A1 (zh) 一种阻尼铰链
JP3129172U (ja) 蝶番の緩衝装置
EP2128369A2 (en) Hinge for wings or doors
JP2012237323A (ja) ヒンジ機構
EP2176484B1 (en) Hinge structure for the articulation of a tiltable shutter to a load-bearing side wall of the body of a furniture piece
JP2010043457A (ja) スライドヒンジ及び収容装置
CN112840095B (zh) 门扇开闭装置和合页
KR102025040B1 (ko) 도어용 개폐장치
JP6498845B2 (ja) 引込み装置
JP6042135B2 (ja) 緩衝機構付ステー
KR20180034037A (ko) 도어의 위치 조절 및 각도 유지가 가능한 플랩형 도어 힌지
JP5513427B2 (ja) アームスタンド

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221013

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230606

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230620

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230720

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230822

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230911

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7349328

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150