JP7349274B2 - 静翼支持リング及びタービン - Google Patents

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Description

本発明は、静翼支持リング及びタービンに関する。
蒸気タービンは、外部車室と、外部車室内に設けられた内部車室と、内部車室に挿入されたロータと、ロータに多段にわたって配置された複数の動翼と、内部車室に多段にわたって配置された複数の静翼と、を有する。多段の動翼と静翼とは、ロータの軸方向に交互に配設されている。蒸気タービンは、蒸気が内部車室に入り、多段の静翼と動翼が配置されている空間に供給されることで、この多段の動翼を介してロータを回転させ、このロータに連結された発電機を駆動する。
静翼の構造として、例えば半円環状の内周側リングと外周側リングとに複数の翼部を溶接して半円環状の2つの静翼セグメントを形成し、その2つの静翼セグメントを上下に配置した円環状の構造が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2017-180380号公報
蒸気タービンを高負荷で稼働させた場合、加振周波数と静翼の固有振動数が近い場合には共振が発生し、ロータの軸方向に大きな応答が発生する。このような場合、静翼には大きな振動応力が作用し、最悪の場合には損傷を生じる可能性がある。そのため、静翼の共振による振動を減衰することが求められている。
そこで、本開示は、加振周波数による振動を減衰させることのできる静翼支持リング及びタービンを提案する。
本開示の静翼支持リングは、周状に配置された複数の静翼の径方向内側の端部を支持する静翼支持リングであって、半円環状の第1本体部と、前記第1本体部に対向する半円環状の第2本体部と、を備え、前記第1本体部は、突起部が形成された第1水平面を有し、前記第2本体部は、前記第1水平面と対向し、かつ挿入穴が形成された第2水平面を有し、前記突起部を前記挿入穴に挿入した際に、前記突起部の外周面は、前記挿入穴の内周面と接触する。
本開示のタービンは、本開示の静翼支持リングを備える。
本開示によれば、加振周波数による振動を減衰させることができる。
図1は、本開示の実施形態に係る蒸気タービンの一例の概略構成を示す図である。 図2は、本開示の第1実施形態に係る静翼の構成を示す図である。 図3は、本開示の第1実施形態に係る静翼の構成を示す図である。 図4は、本開示の第1実施形態に係る減衰構造の構成を示す図である。 図5は、本開示の第1実施形態に係る第2内側リングに形成された切欠き部を示す図である。 図6は、本開示の第2実施形態に係る減衰構造の構成を示す図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含む。
[第1実施形態]
図1を用いて、蒸気タービンの一例の構成について説明する。図1は、本開示の第1実施形態に係る蒸気タービンの概略構成を示す図である。
本実施形態では、蒸気タービンを例に説明するが、本開示は、ガスタービンなどのその他の回転機械にも適用することができる。
図1に示す蒸気タービン10は、蒸気タービン10の軸方向の中心側から蒸気を供給し、軸方向の両端のそれぞれに向かって蒸気が流れ、軸方向の両端から外部に排出される。蒸気タービン10は、ロータ16と、ロータ16に連結された複数の動翼30と、内部車室34の内部に配置された複数の静翼32と、動翼30の外周に配置された内部車室34と、内部車室34の外側に配置された外部車室36と、内部車室34に蒸気を供給する蒸気入口部40と、を有する。蒸気タービン10は、ロータ16に連結された複数の動翼30と、内部車室34の内部に配置された複数の静翼32とがロータ16の軸方向に交互に配置されている。動翼30、静翼32は、それぞれロータ16の回転方向に周状に配置される。また、内部車室34は、外部車室36に固定される外側部材35aと、静翼32に連結される内側部材35bとに分離されているものもある。なお、外側部材35aを内部車室、内側部材35bを翼環ということもできる。蒸気タービン10は、内部車室34と外部車室36との連結部及び内側部材35bと外側部材35aとの連結部のそれぞれに固定装置90が設けられている。
蒸気タービン10は、蒸気入口部40から供給された蒸気が、内部車室34とロータ16との間で動翼30と静翼32とが交互に配置されている領域を通過する。蒸気タービン10は、通過する蒸気の力で動翼30が回転されることで、ロータ16が回転する。
図2と、図3とを用いて、本実施形態に係る静翼ユニットについて説明する。図2と、図3とは、本実施形態に係る静翼ユニットの構成を示す図である。
以下の説明においては、XYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照しつつ各部の位置関係について説明する。水平面内のX軸と平行な方向をX軸方向とし、X軸と直交する水平面内のY軸と平行な方向をY軸方向とし、水平面と直交するZ軸と平行な方向をZ軸方向とする。また、X軸方向のことを左右方向、Y軸方向のことを前後方向、Z軸方向のことを上下方向と呼ぶこともある。
図2に示すように、静翼ユニット42は、複数の静翼32と、複数の静翼32を支持し、内部車室43に対して固定する支持構造物と、を含む。静翼ユニット42は、第1本体部50Aと、第1本体部50Aの鉛直方向下側配置された第2本体部50Bとを備える。第1本体部50Aと、第2本体部50Bとは半円環状の形状である。
第1本体部50Aは、第1外側リング51Aと、第1内側リング52Aと、複数の静翼32とを含む。第2本体部50Bは、第2外側リング51Bと、第2内側リング52Bと、複数の静翼32とを含む。
以下では、第1本体部50Aと、第2本体部50Bとを区別する必要のない場合には、本体部50と総称することもある。第1外側リング51Aと、第2外側リング51Bとを区別する必要のない場合には、外側リング51と総称することもある。第1内側リング52Aと、第2内側リング52Bとを区別する必要のない場合には、内側リング52と総称することもある。
外側リング51は、外側に配置される半円環状のリングである。内側リング52は、内側に配置される半円環状のリングである。
外側リング51と、内側リング52とは、複数の板材から構成されている。詳細には、外側リング51と、内側リング52とは、各面が1枚の板材である。例えば、外側リング51と、内側リング52とは、例えば、複数の板材の各辺を溶接することで製造される。このため、外側リング51と、内側リング52とは、内部が中空構造となっている。
外側リング51には、静翼32の一方の端部531が接続される。内側リング52には、静翼32の他方の端部532が接続される。これにより、半円環状の本体部50が形成される。
静翼32は、蒸気タービン10内の蒸気を受ける。例えば第1本体部50Aの静翼32が蒸気を受けると、その蒸気は水滴となる。水滴は、静翼32を伝って第1内側リング52Aの内部の空間に移動する。
第1本体部50Aは、第2本体部50Bと対向する第1端部54Aを有する。第2本体部50Bは、第1本体部50Aと対向する第2端部54Bを有する。第1本体部50Aと第2本体部50Bとを、互いに対向する第1端部54Aと第2端部54Bとが直接接触しないように接近して配置することで円環状の静翼ユニット42が形成される。したがって、互いに対向する第1内側リング52Aの第1内周端部55Aと、第2内側リング52Bの第2内周端部55Bとも直接接触しないように接近して配置される。第1内周端部55Aと、第2内周端部55Bとを区別する必要のない場合には、内周端部55と総称することもある。
本体部50では、静翼32が内部車室34内を通過する蒸気等の流体から加振力を受ける。これにより、本体部50では、静翼32が振動する翼主体振動や内側リング52が振動する翼環主体振動の原因となる力が作用する。この結果、内側リング52には、図3に矢印で示すように、内周端部55が軸方向に移動するような変形をさせる方向の力が生じる。図3中の鎖線CLは、図1に示すロータ16の回転中心線である。すなわち、内側リング52には、前後方向に移動させる力が作用する。
図4と、図5とを用いて、本開示の実施形態に係る減衰構造について説明する。図4は、本開示の実施形態に係る減衰構造を示す図である。図5は、本開示の実施形態に係る第2内側リング52Bに形成された切欠き部を説明するための図である。
第1内側リング52Aは、第1水平面60Aにおいて、ドレン管70を有する。ドレン管70は、例えば一端が第1内側リング52Aに挿入され、第1内側リング52Aの内部で溶接されている。ドレン管70を第1内側リング52Aに挿入する長さに特に制限はない。静翼32を伝って第1内側リング52Aの内部に移動した水滴(ドレン)は、ドレン管70を通過する。
第2内側リング52Bは、第2水平面60Bにおいて、ドレン管70が挿入される挿入穴80を有する。詳細には、ドレン管70は、第1水平面60Aと第2水平面60Bとが対向した状態で挿入穴80に挿入される。このため、ドレン管70は、第1本体部50Aの内部の水滴を第2本体部50Bに渡す。第2本体部50Bに渡された水滴は、例えば第2本体部50Bに形成された図示しない排出穴から外部に排出される。
挿入穴80には、ドレン管70が挿入される。詳細には、挿入穴80には、その内壁にドレン管70が接触しないように挿入される。このため、挿入穴80は、ドレン管70の断面よりも大きく形成されている。挿入穴80には、第1切欠き部81-1と、第2切欠き部81-2とが形成されている。以下では、挿入穴80には、2つの切欠き部が形成されているものとして説明するが、これは例示であり、本開示を限定するものではない。例えば、第1切欠き部81-1と、第2切欠き部81-2とのうち、いずれか一方のみが形成されていてもよい。
図5は、第2水平面60Bの上部断面図である。図5に示すように、挿入穴80の左側には、第1切欠き部81-1が形成される。挿入穴80の右側には、第2切欠き部81-2が形成される。第1切欠き部81-1と、第2切欠き部81-2は、円状の形状を有する。なお、第1切欠き部81-1と、第2切欠き部81-2とは、任意の形状であってよい。また、第1切欠き部81-1は挿入穴80の左側に形成され、第2切欠き部81-2は右側に形成されているが、切欠き部を形成する位置は任意であってよい。第1切欠き部81-1には、第1ダンパ82-1が挿入される。第2切欠き部81-2には、第2ダンパ82-2が挿入される。第1切欠き部81-1と、第2切欠き部81-2とを区別する必要のない場合には、切欠き部81と総称することもある。第1ダンパ82-1と、第2ダンパ82-2とを区別する必要のない場合には、ダンパ82と総称することもある。
第1ダンパ82-1は、ドレン管70の左側でドレン管70に接触するように第1切欠き部81-1に挿入される。第2ダンパ82-2は、ドレン管70の右側でドレン管70に接触するように第2切欠き部81-2に挿入される。
ダンパ82は、例えば金属で形成されたピンである。金属としては、例えば鋼材を用いることができる。なお、ダンパ82は、例えば蒸気の温度に耐えることのできる耐熱性を有するゴム材料で形成されていてもよい。
ダンパ82は、図5に示す例では断面が円形状を有しているが、円形状に限定されない。ダンパ82の断面の形状は、楕円形であってもよいし、多角形であってもよい。
図5に示す状態において、Y軸方向が軸方向となる。蒸気タービン10の運転時、内側リング52には、Y軸方向の力が加わり、第1内側リング52Aと第2内側リング52Bとが軸方向にずれる方向の力が作用する。この場合、ドレン管70は、左側において、第1ダンパ82-1の表面上を摺動または摺動しようとする力が作用する。このため、ドレン管70と、第1ダンパ82-1との間には、振動方向とは逆向きの摩擦力が発生する。ドレン管70と、第1ダンパ82-1とが相対移動しない場合、静止摩擦力が生じ、摺動する場合は、動摩擦力が作用する。また、ドレン管70は、右側において、第2ダンパ82-2の表面上を摺動または摺動しようとする力が作用する。このため、ドレン管70と、第2ダンパ82-2との間には、振動方向とは逆向きの摩擦力が発生する。ドレン管70と、第2ダンパ82-2とが相対移動しない場合、静止摩擦力が生じ、摺動する場合は、動摩擦力が作用する。
ドレン管70と、ダンパ82との間に発生する摩擦力の大きさは、ドレン管70と、ダンパ82との接触力に応じて変化する。詳細には、接触力が大きくなれば摩擦力も大きくなり、接触力が小さくなれば摩擦力も小さくなる。例えば、ダンパ82がピンである場合、ピンのサイズを変更することで、ドレン管70と、ダンパ82との接触力を変更することができる。ピンのサイズを大きくすることで、ドレン管70と、ダンパ82との接触力は大きくなる。ピンのサイズを小さくすることで、ドレン管70と、ダンパ82との接触力は小さくなる。すなわち、本実施形態では、ピンのサイズを変更することで、ドレン管70と、ダンパ82との間に発生する摩擦力の大きさを容易に調整することができる。
ドレン管70と、ダンパ82との間に発生する摩擦力は、内側リング52の振動を減衰させる減衰力として働く。このため、摩擦力が大きくなれば減衰力も大きくなり、摩擦力が小さくなれば減衰力も小さくなる。本実施形態では、摩擦力の大きさをように調整することができるので、減衰力の大きさも容易に変更することができる。例えば、製品製造後などに減衰力が足りていない場合には、ダンパ82(ピン)のサイズを大きくすればよい。
ドレン管70と、ダンパ82との間に発生する摩擦力で内側リング52の振動を減衰するので、切欠き部81は内側リング52が振動した際に、ドレン管70と、ダンパ82とが擦れる位置に形成することが好ましい。例えば、第1切欠き部81-1と、第2切欠き部81-2との2つの切欠き部を形成する場合には、2つの切欠き部を結ぶ線が振動方向と直交する位置にそれぞれの切欠き部を形成することが好ましい。なお、切欠き部81は、内側リング52が振動した際に、ドレン管70と、ダンパ82とが押し付けられる方向に形成されていてもよい。
ダンパ82のサイズを変更する以外の方法で、ドレン管70と、ダンパ82との間に発生する摩擦力を調整してもよい。例えばダンパ82においてドレン管70と接触する箇所の表面をより粗く加工することで、ドレン管70と、ダンパ82との間に発生する摩擦力を大きくしてもよい。また、例えばダンパ82においてドレン管70と接触する箇所の表面をより滑らかに加工することで、ドレン管70と、ダンパ82との間に発生する摩擦力を小さくしてもよい。ダンパ82の表面の粗さを加工する場合、ダンパ82の表面全体を加工してもよいし、ドレン管70との接触箇所のみを加工してもよい。
また、ドレン管70がダンパ82の表面を摺動する距離を調整することで、ドレン管70と、ダンパ82との間に発生する摩擦力を調整してもよい。ドレン管70と、ダンパ82との間に発生する摩擦力は、ドレン管70がダンパ82の表面を摺動する距離が長くなると大きくなり、距離が短くなると小さくなる。例えば、ダンパ82においてドレン管70と接触する側の表面を平面状に形成することで、ドレン管70がダンパ82の表面を摺動する距離が長くなる。これにより、ドレン管70とダンパ82との間に発生する摩擦力が大きくなるので、振動を減衰するための減衰力を大きくすることができる。
なお、ドレン管70は、第1内側リング52Aに溶接されているものとして説明したが、これは例示であり、本開示を限定するものではない。ドレン管70は、例えば第2内側リング52Bに形成された挿入穴80の内部で溶接されていてもよい。この場合、第1内側リング52Aの第1水平面60Aに挿入穴80と切欠き部81とが形成される。また、第1水平面60Aに形成された切欠き部81にはダンパ82が挿入される。これにより、第2内側リング52Bの挿入穴80の内部で溶接されたドレン管70と、第1水平面60Aの切欠き部81に挿入されたダンパ82との間に発生する摩擦力によって内側リング52の振動を減衰する。
上述のとおり、本実施形態では、ドレン管70と、ダンパ82との間に発生する摩擦力によって、内側リング52に生じた振動を減衰させることができる。また、本実施形態では、ドレン管70のサイズを変更することで、減衰力の調整を容易に行うことができる。また、本実施形態では、減衰機構を内側リング52の内部に設けているので、静翼ユニット42の内部の蒸気に流れに影響を与えることなく、内側リング52の振動を減衰させることができる。
なお、本実施形態では、ドレン管70と、ダンパ82との間で発生する摩擦力によって、内側リング52に生じた振動を減衰させる構成について説明したが、本開示はこれに限られない。例えば、本開示では、挿入穴80に切欠き部81が形成されていなくてもよい。この場合、ドレン管70は、その外周面が挿入穴80の内周面に挿入されればよい。これにより、内側リング52が振動した際に、ドレン管70の外周面と挿入穴80の内周面とが擦れる。これにより、ドレン管70の外周面と挿入穴80の内周面との間に摩擦力が発生し、発生した摩擦力によって内側リング52の振動を減衰することができる。
第1実施形態の変形例について説明する。第1実施形態では、外側リング51と、内側リング52とが中空構造を有しているものとして説明したが、本開示はこれに限定されるものではない。外側リング51と、内側リング52とは、例えば1枚の金属板を曲げて加工して形成されたものであってもよい。
変形例においては、例えば第1内側リング52Aの第1水平面60Aには、例えば突起部が形成されてよい。突起部は、第1内側リング52Aと一体に形成されていてもよいし、第1水平面60Aに溶接されていてもよい。変形例では、第1内側リング52Aの第1水平面60Aに形成された突起部を、第2内側リング52Bの第2水平面60Bに形成された挿入穴80に挿入する。そして、突起部と、ダンパ82との間に発生する摩擦力によって、内側リング52の振動を減衰する。
また、変形例においては、突起部は、第2内側リング52Bの第2水平面60Bに形成されていてもよい。この場合、第1内側リング52Aの第1水平面60Aに挿入穴80と切欠き部81とが形成される。また、第1水平面60Aに形成された切欠き部81にはダンパ82が挿入される。これにより、第2内側リング52Bの第2水平面60Bに形成された突起部と、第1水平面60Aの切欠き部81に挿入されたダンパ82との間に発生する摩擦力によって内側リング52の振動を減衰する。
すなわち、変形例において、突起部は、第1内側リング52Aに形成されていてもよいし、第2内側リング52Bに形成されていてもよい。また、突起部は、第1内側リング52Aと第2内側リング52Bとの両方に形成されていてもよい。この場合、第1内側リング52Aと第2内側リング52Bとのそれぞれに各突起部に対応する挿入穴80と切欠き部81を形成し、切欠き部81にダンパ82を挿入すればよい。この場合、突起部と、ダンパ82との間に、振動方向とは逆向きの摩擦力が発生する。突起部と、ダンパ82とが相対移動しない場合、静止摩擦力が生じ、摺動する場合は、動摩擦力が作用する。
上述のとおり、本実施形態の変形例においては、第1内側リング52Aと第2内側リング52Bとがそれぞれ一体に形成された半円環状の部材であって、第1本体部50Aと第2本体部50Bとを上下に配置した構造においても、振動を減衰することができる。
[第2実施形態]
図6を用いて、本開示の第2実施形態について説明する。図6は、本開示の第2実施形態の構成を示す図である。
本開示では、第2内側リング52Bには複数の挿入穴80が形成されていてもよい。これに伴い、第1内側リング52Aには、各挿入穴80に対応する複数のドレン管70が接続されてもよい。
図6に示すように、第2内側リング52Bの第2水平面60Bには、複数の挿入穴80が形成されている。複数の挿入穴80のそれぞれには、第1実施形態で説明したように切欠き部81が形成されており、切欠き部81にはダンパ82が挿入されている。このため、第2実施形態では、複数のドレン管70と、複数のダンパ82との間において、振動方向とは逆向きの摩擦力が発生する。複数のドレン管70と、複数のダンパ82とが相対移動しない場合、静止摩擦力が生じ、摺動する場合は、動摩擦力が作用する。第2実施形態において、第2水平面60Bに形成する挿入穴80の数に特に制限はない。
第1内側リング52Aは、複数のドレン管70を有する。複数のドレン管70は、それぞれ、対応する挿入穴80に挿入される。挿入穴80に挿入されるドレン管70の数に応じて、内側リング52の振動を減衰させる減衰力の大きさが変化する。詳細には、挿入穴80に挿入されるドレン管70の数が多いほど、減衰力は大きくなる。すなわち、挿入穴80に挿入するドレン管70の数は、ユーザが所望する減衰力の大きさに応じて任意に調整すればよい。
複数の挿入穴80の大きさは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。また、各挿入穴80にそれぞれ形成する切欠き部81の大きさは、同じであってよいし、異なっていてもよい。例えば大きな挿入穴80に大きなドレン管70を挿入する方が、小さな挿入穴80に小さなドレン管70を挿入するよりも、発生する減衰力は大きい。また、大きな切欠き部81に大きなダンパ82を挿入する方が、小さな切欠き部81に小さなダンパ82を挿入する方が、発生する減衰力は大きい。言い換えれば、第2水平面60Bに小さな挿入穴80や小さな切欠き部81を形成することで、発生する減衰力を細かく調整することができる。
上述のとおり、本開示の第2実施形態では、挿入穴80に挿入されるドレン管70の数を調整することで、内側リング52の振動を減衰させるための減衰力の大きさを容易に調整することができる。また、挿入穴80や切欠き部81の大きさを調整することで、内側リング52の振動を減衰させる減衰力の大きさを細かく調整することができる。
また、本開示の第2実施形態では、例えば設計段階で加振周波数と固有振動数が近くなることが懸念される場合に、第2水平面60Bに複数の挿入穴80を形成しておけばよい。この場合、例えば蒸気タービン10の定期検査の際にドレン管70を新たに追加することで、内側リング52の振動を減衰させるための減衰力の大きさを調整することができる。
各実施形態に記載の静翼支持リング及びタービンは、例えば以下のように把握される。
第1の態様の静翼支持リングは、周状に配置された複数の静翼の径方向内側の端部を支持する静翼支持リングであって、半円環状の第1本体部50Aと、第1本体部に対向する半円環状の第2本体部50Bと、を備える。第1本体部50Aは、突起部が形成された第1水平面60Aを有する。第2本体部50Bは、第1水平面60Aと対向し、かつ挿入穴80が形成された第2水平面60Bを有する。突起部を挿入穴80に挿入した際に、突起部の外周面は、挿入穴80の内周面と接触する。
第1の態様の静翼支持リングは、第1本体部50Aと第2本体部50Bとが振動した際に、突起部の外周面と挿入穴80の内周面とが擦れる。これにより、突起部の外周面と挿入穴の内周面との間に摩擦力が発生し、発生した摩擦力によって第1本体部50Aと第2本体部50Bとの振動を減衰することができる。
第2本体部50Bは、第2水平面60Bにおいて、挿入穴80の外周に形成された切欠き部(第1切欠き部81-1,第2切欠き部81-2)を有する。切欠き部(第1切欠き部81-1,第2切欠き部81-2)には、突起部を挿入穴80に挿入した際に、突起部の外周面と接触するダンパ82が挿入される。これにより、第1本体部50Aと第2本体部50Bとが振動した際に、突起部とダンパ82とが擦れる。これにより、突起部とダンパ82との間に摩擦力が発生し、発生した摩擦力によって第1本体部50Aと第2本体部50Bとの振動を減衰することができる。
切欠き部(第1切欠き部81-1,第2切欠き部81-2)は、第1本体部50Aおよび第2本体部50Bが振動した際の振動方向に対して直交する方向に形成されている。これにより、突起部とダンパ82との間に効果的に摩擦力を発生させることができる。そのため、第1本体部50Aと第2本体部50Bとの振動をより効果的に減衰することができる。
ダンパ82は、鋼材を用いて形成されている。ダンパ82を金属である鋼材を用いて形成することにより、突起部とダンパ82との間に効果的に摩擦力を発生させることができる。そのため、第1本体部50Aと第2本体部50Bとの振動をより効果的に減衰することができる。
第1本体部50Aは、第1水平面60Aにおいて複数の突起部を有する。第2本体部50Bは、第2水平面60Bにおいて、複数の突起部がそれぞれ挿入される複数の挿入穴80を有する。これにより、複数の突起部と複数のダンパ82との間で摩擦力を発生させることができる。そのため、第1本体部50Aと第2本体部50Bとの振動をより効果的に減衰することができる。
第1本体部50Aおよび第2本体部50Bは、外周側の外側リング51(第1外側リング51A、第2外側リング51B)と、内周側の内側リング52(第1内側リング52A、第2内側リング52B)と、複数の静翼32で構成される。複数の静翼32は、一方の端部531が外側リング51(第1外側リング51A、第2外側リング51B)に接続され、他方の端部532が内側リング52(第1内側リング52A、第2内側リング52B)に接続されている。これにより、半円環状の2つの本体部から構成される円環状の静翼において、突起部とダンパ82との間で摩擦力を発生させることができる。そのため、第1本体部50Aと第2本体部50Bとで構成された静翼の振動を減衰することができる。
外側リング51(第1外側リング51A、第2外側リング51B)と、内側リング52(第1内側リング52A、第2内側リング52B)とは中空構造を有する。突起部は、第1本体部50Aの内側リング52(第1内側リング52A)に接続されたドレン管70である。これにより、第1本体部50Aに接続されたドレン管70とダンパとの間で摩擦力を発生させることができる。そのため、第1本体部50Aと第2本体部50Bとで構成された静翼の現状の構造を大きく変更することなく、静翼の振動を減衰することができる。
第2の態様のタービンは、第1の態様の静翼支持リングを備える。これにより、タービンにおいて、第1本体部50Aと第2本体部50Bとの振動を減衰することができる。
タービンは、蒸気タービン10である。これにより、蒸気タービン10において、第1本体部50Aと第2本体部50Bとの振動を減衰することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これら実施形態の内容により実施形態が限定されるものではない。また、前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
10 蒸気タービン
16 ロータ
30 動翼
32 静翼
34 内部車室
36 外部車室
40 蒸気入口部
42 静翼ユニット
50 本体部
50A 第1本体部
50B 第2本体部
51 外側リング
51A 第1外側リング
51B 第2外側リング
52 内側リング(静翼支持リング)
52A 第1内側リング
52B 第2内側リング
54A 第1端部
54B 第2端部
55 内周端部
55A 第1内周端部
55B 第2内周端部
60A 第1水平面
60B 第2水平面
70 ドレン管
80 挿入穴
81 切欠き部
81-1 第1切欠き部
81-2 第2切欠き部
82 ダンパ
82-1 第1ダンパ
82-2 第2ダンパ

Claims (8)

  1. 周状に配置された複数の静翼の径方向内側の端部を支持する静翼支持リングであって、
    半円環状の第1本体部と、
    前記第1本体部に対向する半円環状の第2本体部と、を備え、
    前記第1本体部は、突起部が形成された第1水平面を有し、
    前記第2本体部は、前記第1水平面と対向し、かつ挿入穴が形成された第2水平面を有し、
    前記第2本体部は、前記第2水平面において、前記挿入穴の外周に形成された切欠き部を有し、
    前記切欠き部には、前記突起部を前記挿入穴に挿入した際に、前記突起部の外周面と接触するダンパが挿入される、
    静翼支持リング。
  2. 前記切欠き部は、前記第1本体部および前記第2本体部が振動した際の振動方向に対して直交する方向に形成されている、
    請求項に記載の静翼支持リング。
  3. 前記ダンパは、鋼材を用いて形成されている、
    請求項に記載の静翼支持リング。
  4. 前記第1本体部は、前記第1水平面において複数の前記突起部を有し、
    前記第2本体部は、前記第2水平面において、複数の前記突起部がそれぞれ挿入される複数の前記挿入穴を有する、
    請求項1~のいずれか1項に記載の静翼支持リング。
  5. 前記第1本体部および前記第2本体部は、外周側の外側リングと、内周側の内側リングと、複数の前記静翼で構成され、
    複数の前記静翼は、一方の端部が前記外側リングに接続され、他方の端部が前記内側リングに接続されている、
    請求項1~のいずれか1項に記載の静翼支持リング。
  6. 前記外側リングと、前記内側リングとは中空構造を有し、
    前記突起部は、前記第1本体部の前記内側リングに接続されたドレン管である、
    請求項に記載の静翼支持リング。
  7. 請求項1~のいずれか1項に記載の静翼支持リングを備える、タービン。
  8. 前記タービンは、蒸気タービンである、請求項に記載のタービン。
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