JP7348884B2 - 作業指示システム、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、作業指示システム、及びプログラムに関するものである。
従来から、生産現場で製品を組み立てるユーザに対して作業内容を指示するために、品の3DCADモデルを用いて組み立て順序を生成し、生成した組立順序を表示部に表示させる技術が提案されている。
ユーザに作業指示の内容を表示させる技術としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。特許文献1には、作業指示を表示する作業指示システムであって、作業指示画面を生成する計算機と、計算機に接続され、作業指示画面を表示するディスプレイ装置とを備えた技術が記載されている。また、作業指示画面は、対象物の三次元設計データに基づく立体モデルを表示する第1表示領域と、三次元設計データの属性情報の少なくとも一部を表示する第2表示領域と、所定の部品情報に対応づけられている関連情報を表示する第3表示領域と、を含む。
特開2019-74904号公報
また、生産現場では、類似する部品を用いて派生する製品を組み立てる場合が発生する。しかしながら、特許文献1に記載された技術では、製品を構成する部品が変わるたびに、同様な作業指示の場合でも、新規な部品に関連させて新たに作業指示を設定する必要があった。その結果、特許文献1に記載された技術では、予め作成する作業指示の数が増大するという問題を有していた。
本目的は、上記の問題点を考慮し、作業指示を効率よく生成することができる作業指示システム、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決し、目的を達成するため、作業指示システムは、入力部と、組立順序生成部と、部品タグ付与部と、作業指示表示部と、を備えている。入力部には、組み立てる製品の情報が入力される。組立順序生成部は、入力部に入力された製品の情報に基づいて、製品を組み立てる組立順序を生成する。部品タグ付与部は、製品を構成する部品に対して、部品の上位概念である部品タグを分類し、付与する。作業指示表示部は、部品に付与された部品タグに基づいて、部品に対する作業指示の内容を表示する。
さらに、上記課題を解決し、目的を達成するため、プログラムは、次の手順をコンピュータに実行させる。
入力部に入力された製品の情報に基づいて、製品を組み立てる組立順序を組立順序生成部に生成させる手順。
製品を構成する部品に対して、部品の上位概念である部品タグを部品タグ付与部に分類させ、かつ付与させる手順。
部品に付与された部品タグに基づいて、部品に対する作業指示の内容を作業指示表示部により表示させる手順。
上記構成の作業指示システム、及びプログラムによれば、作業指示を効率よく生成することができる。
実施の形態例にかかる作業指示システムの全体構成を示すブロック図である。 実施の形態例にかかる作業指示システムの三次元作業指示表示部に表示される表示画面を示す説明図である。 実施の形態例にかかる作業指示システムの三次元作業指示表示部に表示される表示画面を示す説明図である。 実施の形態例にかかる作業指示システムの作業指示記憶部に記憶される3DCADモデルのデータ構造の一例を示す説明図である。 実施の形態例にかかる作業指示システムにおける作業指示記憶部に組立順序テーブルに格納されるデータ構造の一例を示す説明図である。 実施の形態例にかかる作業指示システムにおける作業指示記憶部に部品タグテーブルに格納されるデータ構造の一例を示す説明図である。 実施の形態例にかかる作業指示システムにおける作業指示記憶部に作業指示テーブルのデータ構造の一例を示すもので、取付先部品タグと取付対象部品タグとの組み合わせに対して関連付けた作業指示の内容を示すものである。 実施の形態例にかかる作業指示システムにおける作業指示記憶部に作業指示テーブルのデータ構造の一例を示すもので、取付先部品タグと取付対象部品との組み合わせに対して関連付けた作業指示の内容を示すものである。 実施の形態例にかかる作業指示システムにおける作業指示記憶部に作業指示テーブルのデータ構造の一例を示すもので、取付先部品と取付対象部品タグとの組み合わせに対して関連付けた作業指示の内容を示すものである。 実施の形態例にかかる作業指示システムにおける新規製品登録処理の動作例を示すフローチャートである。 実施の形態例にかかる作業指示システムにおける部品タグ付与処理の動作例を示すフローチャートである。 新規作業指示登録処理の概要を示す説明図である。 新規作業指示登録処理の動作例を示すフローチャートである。 実施の形態例にかかる作業指示システムにおける三次元作業所持表示処理の動作例を示すフローチャートである。
以下、作業指示システム、及びプログラムの実施の形態例について、図1~図14を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。
1.実施の形態例
1-1.作業指示システムの構成
まず、実施の形態例(以下、「本例」という。)にかかる作業指示システムの構成について図1から図9を参照して説明する。
図1は、作業指示システムの全体構成を示すブロック図、図2及び図3は、作業指示システムで表示される表示例を示す図である。
[作業指示システム]
図1に示す作業指示システム1は、製品を組み立てる際に、製品の組み立て順序を生成し、生成した組み立て順序を作業者に指示するシステムである。図1に示すように、作業指示システム1は、入力部を示す3DCADモデル入力部101と、作業指示入力部102と、作業指示記憶部103と、組立順序生成部104と、部品タグ付与部105と、作業指示表示部の一例を示す三次元作業指示表示部106とを有している。
3DCADモデル入力部101及び作業指示入力部102は、ユーザからの操作入力を受け付け、操作入力に応じて操作情報を作業指示記憶部103や、三次元作業指示表示部106に出力する。3DCADモデル入力部101や作業指示入力部102としては、例えば、後述する三次元作業指示表示部106の表示パネルに重ねて設けられたタッチパネルや、各種キー等が用いられる。
3DCADモデル入力部101は、設計者が作成した製品の3DCADモデルM1を取得し、取得した3DCADモデルM1を作業指示記憶部103に登録する。図4は、3DCADモデル入力部101が作業指示記憶部103に登録する3DCADモデルM1のデータ構造を示す説明図である。
図4に示すように、3DCADモデルM1は、組み立てる製品の名称(A製品)を示す製品名201を識別キーとして登録される。なお、識別キーは、製品名201に限定されるものではなく、製品型式名やID等のユーザによって識別可能な名称を適用できるものである。また、3DCADモデルM1のデータは、製品を構成する部品の名称(PA1、PA2、…PAn)を示す部品名202、部品情報203や形状情報204等を有している。部品情報203は、部品の属性情報であり、部品型式、材質、部品分類等の部品固有の情報である。そして、形状情報204は、3Dによる部品の形状を示す情報であり、例えば、頂点座標、各辺の長さ、半径、軸方向ベクトル等が挙げられる。
なお、本例では、3DCADモデルM1のデータ構造として、部品名202だけでなく、部品情報203や形状情報204を付与する例を説明したが、これに限定されるものではなく、部品名202だけでもよく、あるいは部品名202としては、部品のID等のユーザによって識別可能な名称を付与してもよい。
作業指示入力部102には、ユーザから、製品を構成する部品を組み立てる際の作業内容である作業指示が入力される。そして、作業指示入力部102は、入力された作業指示の内容を部品情報と共に作業指示記憶部103に登録する。また、作業指示入力部102は、後述する部品タグ付与部105によって分類された部品タグと、部品情報に基づいて、作業指示内容が入力される。
作業指示記憶部103は、3DCADモデル入力部101により登録された3DCADモデルM1が識別可能な名称と共に記憶されている。また、作業指示記憶部103は、組立順序テーブル300、部品タグテーブル400、作業指示テーブル500A、500B、500Cを有している。
組立順序テーブル300は、組立順序生成部104によって生成された組立順序が格納される。組立順序生成部104による組立順序生成処理は、例えば、従来技術(例えば、特開2015-153237号公報)と同様に示すように、組立を行う製品における部品と部品の隣接(部品型の部品に接していること)関係をもとに、自動的に分解順序を生成する。そして、組立順序生成部104は、生成した分解順序を逆順に変換することで、組立順序を生成する。なお、組立順序生成部104による組立順序生成処理は、上述した方法に限定されるものではなく、その他各種の方法を適用できるものである。
図5は、組立順序テーブル300に格納されるデータ構造を示す説明図である。
図5に示すように、組立順序テーブル300は、組立を行う製品名301と、組立順序302と、取付先部品名303と、取付対象部品名304と、を有している。組立順序302には、製品を組み立てるまでの順序(1~N-1)が格納される。取付先部品名303には、1ステップの組立順序の際に、取り付ける先の部品の名称が格納される。取付対象部品名304には、1ステップの組立順序の際に、取り付けを行う対象部品の名称が格納される。例えば、2番目の組立順序では、部品PA3に部品PA2が取り付けられる。
部品タグテーブル400は、部品タグ付与部105によって各部品に付与された部品タグが格納される。部品タグ付与部105は、部品に対して、部品の上位概念を示す部品タグに分類し、分類した部品タグを部品に付与する。
部品タグ付与部105は、部品の名称、部品型式、材質、部品分類等の部品情報に含まれる特定の文字列を部品タグとして部品に付与する。例えば、径の異なる「M3ネジ」、「M5ネジ」に対して、部品名に共通する「ネジ」が含まれているため、部品タグ付与部105は、部品タグとして「ネジ類」を付与する。また、部品タグ付与部105は、部品の形状情報に含まれる特定の形状特性を部品タグとして部品に付与する。例えば、円筒形状の部品に、軸を同一とする円筒孔が空いている部品に対して、部品タグ付与部105は、部品タグとして「ワッシャー類」を付与する。なお、部品タグ付与部105が付与する部品タグは、上述したものに限定されるものではなく、その他各種の情報に基づいて分類した部品タグを付与してもよい。
図6は、部品タグテーブル400に格納されるデータ構造を示す説明図である。
図6に示すように、部品タグテーブル400には、部品タグが付与される部品の名称が格納される部品名404と、部品タグ付与部105により付与される部品タグを示すタグ名402が格納される。タグ名402は、部品の名称、部品型式、材質や形状等に応じて複数(図6に示す例では、部品タグ1、部品タグ2、…部品タグM)設けられている。
図7から図9は、作業指示テーブル500A、500B、500Cのデータ構造を示す説明図である。
図7に示すように、作業指示テーブル500Aには、取り付け先の部品に付与された部品タグ(取付先部品タグ)501と、取り付け対象の部品に付与された部品タグ(取付対象部品タグ)502との組み合わせに対して関連付けた作業指示503の内容が格納される(タグ-タグ)。図8に示すように、作業指示テーブル500Bには、取付先部品タグ601と、取り付け対象の部品602との組み合わせて対して関連付けた作業指示603の内容が格納される(タグ-部品)。そして、図11に示すように、作業指示テーブル500Cには、取り付け先の部品701と、取付対象部品タグ702との組み合わせに対して関連付けた作業指示703の内容が格納される(部品-タグ)。
図7から図9に示す作業指示テーブル500A、500B、500Cに格納される作業指示503、603、703は、作業指示入力部102によって入力された作業指示が入力される。
また、三次元作業指示表示部106は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の表示パネルを有している。そして、図2に示すように、三次元作業指示表示部106は、表示パネルに組立順序及び作業指示内容を表示させる。
図2に示すように、三次元作業指示表示部106は、CADモデルウィンドウ110、作業指示ウィンドウ111、部品属性情報ウィンドウ112、操作ウィンドウ113を有している。CADモデルウィンドウ110には、3DCADモデル入力部101が取得した製品の3DCADモデルM1が表示される。また、CADモデルウィンドウ110には、組立順序での製品の3DCADモデルM1が表示される。
作業指示ウィンドウ111には、現在ユーザが作業を行う作業指示の内容が表示される。この作業指示ウィンドウ111に表示される作業指示の内容は、上述した作業指示テーブル500A、500B、500Cに格納された作業指示の内容が表示される。部品属性情報ウィンドウ112には、現在の作業時での取付先部品や取付対象部品の名称や、属性情報等が表示される。
操作ウィンドウ113には、作業完了時に入力されるチェックボタン113aや、組立順序の順番を示すページ番号113bが表示される。所定の作業が完了すると、ユーザは、チェックボタン113aを入力する。これにより、作業指示ウィンドウ111には、次に行う作業指示の内容が表示され、そのときの製品の状態を示す3DCADモデルM1がCADモデルウィンドウ110に表示される。また、ページ番号113bは、次の組立順序の順番を示す番号に更新される。また、操作ウィンドウ113には、ページ送り及びページ戻しボタンを設けてもよい。
図3は、作業指示内容を作成・編集する管理者用の表示画面を示す表示例である。
図3に示すように、管理者用の表示画面では、上述したCADモデルウィンドウ110、作業指示ウィンドウ111、部品属性情報ウィンドウ112、操作ウィンドウ113に加えて管理者用作業指示ウィンドウ114が表示される。管理者用作業指示ウィンドウ114には、製品を組み立てるための組立順序がツリー構造で表示される。
なお、三次元作業指示表示部106は、管理者用作業指示ウィンドウ114を管理者用の表示画面だけでなく、作業を行うエンドユーザに対して表示させてもよい。
上述した構成を有する作業指示システム1としては、例えば、コンピュータ装置が適用される。すなわち、作業指示システム1は、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)を備える。さらに、作業指示システム1は、不揮発性ストレージ、ネットワークインタフェースを備える。そして、CPU、ROM、RAM、不揮発性ストレージ、ネットワークインタフェースは、それぞれシステムバスを介して接続される。
CPUは、作業指示システム1が有する各処理部101~106を実現するためのソフトウエアのプログラムコードをROMから読み出して実行する。また、RAMには、CPUの演算処理の途中に発生した変数やパラメータ等が一時的に書き込まれる。
不揮発性ストレージとしては、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)などの大容量情報記憶媒体が用いられる。不揮発性ストレージには、作業指示システム1の処理機能を実行するプログラムが記録される。
ネットワークインタフェースとしては、例えば、NIC(Network Interface Card)などが用いられる。ネットワークインタフェースは、LAN(Local Area Network)専用線などを介して外部と各種情報の送受信を行う。
また、本例では、作業指示システム1としてコンピュータ装置を適用した例を説明したが、これに限定されるものではない。作業指示システム1の各構成要素、機能、処理部等の一部又は全部を、例えば集積回路の設計などによりハードウエアで実現してもよい。また、上記の各構成要素、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウエアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリやハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、又はICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
2.動作例
次に、上述した構成を有する作業指示システム1の動作の一例について図10から図14を参照して説明する。
2-1.新規製品登録処理
まず、図10を参照して新規製品(3DCADモデル)登録処理例について説明する。
図10は、新規製品登録処理の動作例を示すフローチャートである。
図10に示すように、まず、ユーザは、3DCADモデル入力部101から新規製品の3DCADモデルM1を登録する(ステップS11)。ステップS11の処理において、ユーザは、3DCADモデルM1だけでなく、図4に示すように、製品名201、部品情報203や形状情報204等も登録する。
次に、作業指示システム1は、登録された3DCADモデルM1に関する情報を作業指示記憶部103に追加・格納する(ステップS12)。そして、作業指示システム1は、組立順序生成部104によるステップS12で追加した3DCADモデルの組立順序を生成する(ステップS13)。なお、ステップS13における組立順序の生成処理は、ユーザが行ってもよい。
次に、作業指示システム1は、ステップS13で生成した組立順序を作業指示記憶部103、具体的には、組立順序テーブル300に追加・格納する(ステップS14)。次に、作業指示システム1は、部品タグ付与部105の部品タグ付与処理により製品を構成する各部品に対して部品タグを付与する(ステップS15)。なお、ステップS15における部品タグ付与処理の詳細については、後述する。そして、ステップS15で付与した部品タグを作業指示記憶部103、具体的には、部品タグテーブル400に追加・格納する(ステップS16)。
次に、ユーザは、任意の部品に任意の部品タグを付与する(ステップS17)。ステップS17の処理における任意の部品は、新規の部品のためステップS15の処理で分類及び部品タグが付与されなかった部品である。また、ステップS15の処理で部品タグを付与した部品に対しても、ステップS17の処理において、ユーザが任意の部品タグを付与してもよい。そして、作業指示システム1は、ステップS17の処理においてユーザが付与した部品タグを作業指示記憶部103に追加・格納する(ステップS18)。これにより、作業指示システム1における新規製品の登録処理が完了する。
2-2.部品タグ付与処理
次に、図11を参照して作業指示システム1における部品タグ付与処理例について説明する。
図11は、部品タグ付与処理の動作例を示すフローチャートである。
図11に示すように、まず、作業指示システム1は、作業指示記憶部103からタグ付与処理を行う対象製品の3DCADモデルM1の情報を取得する(ステップS21)。ステップS21の処理では、3DCADモデルM1だけでなく、図4に示すように、製品名201、部品情報203や形状情報204等も取得する。
次に、部品タグ付与部105は、製品を構成する部品ごとにステップS23からステップS26までの処理を実行する(ステップS22)。すなわち、製品を構成する部品がなくなるまで、後述するステップS23からステップS26の処理を繰り返す。
まず、部品タグ付与部105は、部品の名称や型式名、ID等に特定の文字列が含まれるか否かを判断する(ステップS23)。特定の文字列としては、例えば、「ネジ」や「ナット」等が挙げられる。
ステップS23の処理において、特定の文字列が含まれていないと判断した場合(ステップS23のNO判定)、後述するステップS25の処理に移行する。これに対して、ステップS23の処理において、特定の文字列が含まれていると判断した場合(ステップS23のYES判定)、部品タグ付与部105は、含まれる文字列に応じた部品タグを部品に追加する(ステップS24)。
例えば、径の異なる「M3ネジ」、「M5ネジ」の場合、特定の文字列として「ネジ」が名称に含まれているため、部品タグ付与部105は、「M3ネジ」と「M5ネジ」のそれぞれに対して、「ネジ類」という共通の部品タグを付与する。また、径の異なる「M3ナット」、「M5のナット」の場合、特定の文字列として「ナット」が名称に含まれているため、部品タグ付与部105は、「M3ナット」と「M5ナット」のそれぞれに対して、「ナット類」という共通の部品タグを付与する。ステップS24の処理が終了すると、ステップS25の処理に移行する。
ステップS25の処理では、部品タグ付与部105は、部品の形状情報に特定の形状特性が含まれているか否かを判断する。特定の形状特性としては、例えば、円筒形状の部品に軸を同一とする円筒孔が形成されている等である。ステップS25の処理において、特定の形状特性が含まれていないと判断した場合(ステップS25のNO判定)、部品タグ付与部105は、部品タグ付与処理を終了させる。
また、ステップS25の処理において、特定の形状特性が含まれていると判断した場合(ステップS25のYES判定)、部品タグ付与部105は、含まれる形状特性に応じてタグを部品に追加する(ステップS26)。例えば、円筒形状の部品に軸を同一とする円筒孔が形成されていると判断した場合、部品タグ付与部105は、形状特性に応じたタグとして、「ワッシャー類」をその部品に対して付与する。
そして、ステップS26までの処理が終了すると、部品タグ付与部105は、部品タグ付与処理を終了させる。なお、上述した、部品タグ付与部105によって各部品に追加された部品タグに関する情報は、図6に示すように、部品の名称と共に部品タグテーブル400に格納される。
2-3.新規作業指示登録処理
次に、図12及び図13を参照して新規作業指示登録処理の一例について説明する。
図12は、新規作業指示登録処理の概要を示す説明図、図13は、新規作業指示登録処理の動作例を示すフローチャートである。
図12に示すように、登録される作業指示の内容としては、例えば、製品を構成する部品単体に対する作業指示の内容が登録される。また、登録される作業指示の内容は、部品単体だけでなく、取付先の部品と取付対象の部品間に関する作業指示が登録される。なお、本例では、上述したように、部品に対して上位概念を示す部品タグを付与している。そのため、部品間の作業指示としては、取付先部品タグ-取付対象部品タグ間(図7参照)、取付先部品タグ-取付対象部品間(図8参照)、取付先部品-取付対象部品タグ間(図9参照)に関する作業指示が登録される。
まず、図13に示すように、ユーザは、作業指示入力部102から新規の作業指示を登録する(ステップS31)。次に、作業指示システム1は、作業指示入力部102に登録された新規の作業指示を作業指示記憶部103、具体的には、作業指示テーブル500A、500B、500Cに追加する(ステップS32)。これにより、新規作業指示登録処理が完了する。
のあ、本例の作業指示システム1によれば、部品に対して上位概念を示す部品タグを付与して、分類して、部品タグテーブル400に登録している。これにより、類似し、かつ共通する部品タグが付与された部品に対しては、同一の作業指示を用いることができ、取付先部品と取付対象部品の組み合わせに対して網羅的に作業指示を作成する必要がなくなる。
すなわち、例えば、「M3ネジ」、「M5ネジ」、「M10ネジ」と、「M3ナット」、「M5ナット」、「M10ナット」の全ての組み合わせを網羅する作業指示の件数は、9件となる。これに対して、本例では、「M3ネジ」、「M5ネジ」、「M10ネジ」に対しては、「ネジ類」の部品タグが付与され、「M3ナット」、「M5ナット」、「M10ナット」に対しては、「ナット類」の部品タグが付与される。そのため、「「ネジ類」と「ナット類」を締結する場合は、・・・」という1件の作業指示を定義するだけでよく、作業指示の作成数の削減を図ることができる。その結果、作業指示を効率よく生成することができる。
2-4.三次元作業指示表示処理
次に、図14を参照して三次元作業指示表示処理の一例について説明する。
図14は、三次元作業指示表示処理の動作例を示すフローチャートである。
図14に示すように、作業指示システム1は、作業指示記憶部103、具体的には、組立順序テーブル300から対象製品の組立順序を取得する(ステップS51)。ステップS51に示す対象製品とは、ユーザが組立作業を行う製品である。
次に、作業指示システム1は、組立順序ごとにステップ53からステップ61までの処理を実行する(ステップS52)。まず、三次元作業指示表示部106は、作業指示記憶部103は、ある組立順序で取り付ける部品である取付対象部品に関する3DCADモデルを取得する(ステップS53)。次に、三次元作業指示表示部106は、作業指示記憶部103から取付対象部品の部品タグを取得する(ステップS54)。また、三次元作業指示表示部106は、作業指示記憶部103から取付先部品の部品タグを取得する(ステップS55)。
なお、作業指示記憶部103に部品タグが登録されていない新規の部品の場合、ステップS54及びステップS55の処理では、部品タグが取得されずに、ステップS56の処理に移行する。また、部品タグが登録されていないと三次元作業指示表示部106が判断した場合、部品タグ付与部105によって部品に対して図11に示す部品タグ付与処理を行ってもよい。
次に、三次元作業指示表示部106は、取付対象部品の部品タグごとに、ステップS57からステップ60に示す処理を実行する(ステップS56)。また、三次元作業指示表示部106は、取付先部品の部品タグごとに、ステップS58からステップS59に示す処理を実行する(ステップS57)。
まず、三次元作業指示表示部106は、作業指示記憶部103から、具体的には、作業指示テーブル500A(図7参照)から取付対象部品タグと取付先部品タグに関わる作業指示を取得する(ステップS58)。次に、三次元作業指示表示部106は、作業指示記憶部103から、具体的には、作業指示テーブル500B(図8参照)から取付対象部品と取付先部品タグに関わる作業指示を取得する(ステップS59)。さらに、三次元作業指示表示部106は、作業指示記憶部103から、具体的には、作業指示テーブル500C(図9参照)から取付対象部品タグと取付先部品に関わる作業指示を取得する(ステップS60)。
次に、作業指示システム1は、三次元作業指示表示部106にステップS53で取得した取付対象部品の3DCADモデルと、ステップS58からステップS60の処理で取得した作業指示を表示する(ステップS61)。なお、ステップS61で三次元作業指示表示部106が表示パネルに表示させる情報は、図2に示すように、組立順序ごとに表示される。
本例の作業指示システム1によれば、類似する新規な部品を用いて派生する製品の組立順序を作成する際に、新規な部品を部品タグ付与部105によって上位概念を示す部品タグに分類し、部品タグを付与している。これにより、付与した部品タグと共通する部品タグが存在する場合、新規な部品に対して新たに作業指示を作成する必要がなくなり、作業指示を効率よく生成することができる。
なお、上述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
また、上述した実施の形態例では、作業指示システム1の部品タグ付与部105によって自動的に部品に部品タグを付与する例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、上述した図10におけるステップS17の処理のように、ユーザが製品を構成する部品に対して部品タグを付与してもよい。
1…作業指示システム、 101…3DCADモデル入力部(入力部)、 102…作業指示入力部、 103…作業指示記憶部、 104…組立順序生成部、 105…部品タグ付与部、 106…三次元作業指示表示部(表示部)、 110…CADモデルウィンドウ、 111…作業指示ウィンドウ、 112…部品属性情報ウィンドウ、 113…操作ウィンドウ 113a…チェックボタン、 113b…ページ番号、 114…管理者用作業指示ウィンドウ、 300…組立順序テーブル、 400…部品タグテーブル、 500A、500B、500C…作業指示テーブル、 M1…3DCADモデル

Claims (9)

  1. 組み立てる製品の情報が入力される入力部と、
    前記入力部に入力された前記製品の情報に基づいて、前記製品を組み立てる組立順序を生成する組立順序生成部と、
    前記製品を構成する部品に対して、前記部品の上位概念である部品タグを分類し、付与する部品タグ付与部と、
    前記部品に付与された前記部品タグに基づいて、前記部品に対する作業指示の内容を表示する作業指示表示部と、
    を備えた作業指示システム。
  2. 前記入力部に入力された前記製品の情報及び前記作業指示の内容が格納された作業指示記憶部をさらに備えた
    請求項1に記載の作業指示システム。
  3. 前記部品に関する情報と前記部品に付与された前記部品タグが格納された部品タグテーブルと、
    前記組立順序生成部が生成した前記組立順序が格納される組立順序テーブルと、
    前記作業指示が格納された作業指示テーブルと、を有する
    請求項2に記載の作業指示システム。
  4. 前記作業指示テーブルには、取り付け先の部品と、取り付け対象の部品に付与された前記部品タグとの組み合わせて対して関連付けた作業指示の内容が格納される
    請求項3に記載の作業指示システム。
  5. 前記作業指示テーブルには、取り付け先の部品に付与された前記部品タグと、取り付け対象の部品との組み合わせに対して関連付けた作業指示の内容が格納される
    請求項3に記載の作業指示システム。
  6. 前記作業指示テーブルには、取り付け先の部品に付与された前記部品タグと、取り付け対象の部品に付与された前記部品タグとの組み合わせに対して関連付けた作業指示の内容が格納される
    請求項3に記載の作業指示システム。
  7. 前記部品タグ付与部は、
    前記部品に含まれる特定の文字列に応じて前記部品タグを分類し、付与する
    請求項1に記載の作業指示システム。
  8. 前記部品タグ付与部は、
    前記部品に含まれる特定の形状特性に応じて前記部品タグを分類し、付与する
    請求項1に記載の作業指示システム。
  9. 入力部に入力された製品の情報に基づいて、前記製品を組み立てる組立順序を組立順序生成部に生成させる手順と、
    前記製品を構成する部品に対して、前記部品の上位概念である部品タグを部品タグ付与部に分類させ、かつ付与させる手順と、
    前記部品に付与された前記部品タグに基づいて、前記部品に対する作業指示の内容を作業指示表示部により表示させる手順と、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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