JP7348862B2 - 加工指示データ生成装置、加工指示データ生成方法および加工指示データ生成プログラム - Google Patents

加工指示データ生成装置、加工指示データ生成方法および加工指示データ生成プログラム Download PDF

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Description

本発明は、加工指示データ生成装置、加工指示データ生成方法および加工指示データ生成プログラムに関する。
特許文献1には、PC等のアプリケーションを用いて簡便に作成でき、しかも製品の製作期間を正確に把握することができ、部品や材料等の在庫を必要最小限で、製品を生産計画通りに出荷することが可能となる製作過程図表示システムが開示されており(特許文献1の0006段落参照)、また、当該製作過程図を作成して表示することによって、製品を作る基本となる製作工程を把握することが可能となることが開示されている(特許文献1の0016段落参照)。
特開2006-39712号公報
上記特許文献1に記載のように、製品を製造する際には、製作工程を正確に把握することが重要である。
ここで、ある商品を受注して、受注した商品の母材についての加工指示を行う際には、母材(例えば、板)の形状等に応じて決定される作業(例えば、母材が板の場合はシャーリング切断)に含まれる工程(例えば、作業がシャーリング切断の場合、材料出庫、シャーリング切断および検査)が記載された加工指示書を作成する必要がある。
しかしながら、従来においては、加工指示書作成の際には、担当者が1つ1つの受注ごとに必要な工程を調べていたため、大変な時間と労力がかかっていた。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、受注入力画面から簡便な指示を行うのみで、受注した商品を製造するために必要な工程を含む加工指示データを生成することができる加工指示データ生成装置、加工指示データ生成方法および加工指示データ生成プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る加工指示データ生成装置は、制御部を備える加工指示データ生成装置であって、前記制御部が、商品の母材の特性を識別するための母材特性識別データと当該特性に応じて決定される作業を識別するための作業識別データとを紐づけて含む紐づけマスタから、受注入力画面に入力された母材特性識別データと紐付く作業識別データを取得し、当該取得した作業識別データの一覧を前記受注入力画面または前記受注入力画面とは別の画面に表示する作業表示手段と、前記作業識別データと前記作業に含まれる工程を識別するための工程識別データとを含む工程マスタから、前記作業表示手段が表示した前記作業識別データの一覧から選択されたものと紐付く工程識別データを取得する工程取得手段と、前記工程取得手段で取得した前記工程識別データを含む加工指示データを生成する加工指示データ生成手段と、を備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る加工指示データ生成装置は、前記制御部が、前記入力された前記母材特性識別データおよび前記選択された前記作業識別データを含む受注データを生成する受注データ生成手段と、前記生成された前記受注データに含まれる前記母材特性識別データおよび前記作業識別データならびに前記生成された前記加工指示データに含まれる前記工程識別データが印字された加工指示書を出力する加工指示書出力手段と、を更に備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る加工指示データ生成装置は、前記特性が、前記母材の形状であること、を特徴とする。
また、本発明に係る加工指示データ生成方法は、制御部を備える情報処理装置で実行される加工指示データ生成方法であって、前記制御部で実行される、商品の母材の特性を識別するための母材特性識別データと当該特性に応じて決定される作業を識別するための作業識別データとを紐づけて含む紐づけマスタから、受注入力画面に入力された母材特性識別データと紐付く作業識別データを取得し、当該取得した作業識別データの一覧を前記受注入力画面または前記受注入力画面とは別の画面に表示する作業表示ステップと、前記作業識別データと前記作業に含まれる工程を識別するための工程識別データとを含む工程マスタから、前記作業表示ステップで表示した前記作業識別データの一覧から選択されたものと紐付く工程識別データを取得する工程取得ステップと、前記工程取得ステップで取得した前記工程識別データを含む加工指示データを生成する加工指示データ生成ステップと、を含むこと、を特徴とする。
また、本発明に係る加工指示データ生成プログラムは、制御部を備える情報処理装置に実行させるための加工指示データ生成プログラムであって、前記制御部に実行させるための、商品の母材の特性を識別するための母材特性識別データと当該特性に応じて決定される作業を識別するための作業識別データとを紐づけて含む紐づけマスタから、受注入力画面に入力された母材特性識別データと紐付く作業識別データを取得し、当該取得した作業識別データの一覧を前記受注入力画面または前記受注入力画面とは別の画面に表示する作業表示ステップと、前記作業識別データと前記作業に含まれる工程を識別するための工程識別データとを含む工程マスタから、前記作業表示ステップで表示した前記作業識別データの一覧から選択されたものと紐付く工程識別データを取得する工程取得ステップと、前記工程取得ステップで取得した前記工程識別データを含む加工指示データを生成する加工指示データ生成ステップと、を含むこと、を特徴とする。
本発明によれば、受注入力画面から簡便な指示を行うのみで、受注した商品を製造するために必要な工程を含む加工指示データを生成することができるという効果を奏する。
図1は、加工指示データ生成装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本実施形態に係る処理のフローの一例を示す図である。 図3は、紐づけマスタの一例を示す図である。 図4は、工程パターンマスタの一例を示す図である。 図5は、商品マスタの一例を示す図である。 図6は、紐づけマスタ、工程パターンマスタおよび商品マスタの相関の一例を示す図である。 図7は、受注入力画面Xおよび作業表示画面Yの一例を示す図である。 図8は、受注データおよび加工指示データの一例を示す図である。 図9は、加工指示書の一例を示す図である。
以下に、本発明に係る加工指示データ生成装置、加工指示データ生成方法および加工指示データ生成プログラムの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
[1.構成]
本実施形態に係る加工指示データ生成装置100の構成の一例について、図1を参照して説明する。図1は、加工指示データ生成装置100の構成の一例を示すブロック図である。
加工指示データ生成装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、加工指示データ生成装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
加工指示データ生成装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。加工指示データ生成装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、加工指示データ生成装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、加工指示データ生成装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、後述する各種マスタ等のデータは、例えばサーバ200に格納されてもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブルおよびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
記憶部106は、例えば、紐づけマスタ106aと、工程マスタとしての工程パターンマスタ106bと、商品マスタ106cと、受注データ106dと、加工指示データ106eと、を備えている。なお、図6に、各マスタの相関の一例を示している。また、図2に、各マスタおよび各データを用いた処理のフローの一例を示している。
紐づけマスタ106aは、商品の母材の特性(例えば、形状)ごとに入力可能な作業区分の紐づけを行うためのマスタである。紐づけマスタ106aは、図3に示すように、商品の母材の特性(例えば、形状)を識別するための母材特性識別データ(母材形状または母材形状名)と、当該特性(例えば、形状)に応じて決定される作業を識別するための作業識別データ(作業区分または作業名)と、を紐づけて含む。
工程パターンマスタ106bは、作業区分ごとに基本工程の設定を行うためのマスタである。工程パターンマスタ106bは、図4に示すように、例えば、前記作業識別データ(作業区分または作業名)と、工程順を表す工程番号と、前記作業に含まれる工程を識別するための工程識別データ(工程コードまたは工程名)と、等を含む。図4に示す工程パターンマスタ106bでは、例えば「シャーリング切断」という作業には、「材料出庫」、「シャーリング切断」および「検査」という3つの工程が含まれている。
商品マスタ106cは、商品(製品)加工に必要な母材の特性(例えば、形状)を設定するためのマスタである。商品マスタ106cは、図5に示すように、例えば、商品を識別するための商品識別データ(商品コードまたは商品名)と、前記母材特性識別データ(母材形状および母材形状名)と、を含む。
受注データ106dは、後述する受注データ生成部102cにより生成される受注のデータである。受注データ106dは、図8に示すように、例えば、受注番号と、行番号と、前記母材特性識別データ(母材形状)と、前記作業識別データ(作業区分)と、前記商品識別データ(商品CD)と、員数と、重量と、を含む。
加工指示データ106eは、後述する加工指示データ生成部102dにより生成される加工指示のデータである。加工指示データ106eは、図8に示すように、例えば、加工指示番号と、前記受注番号と、前記行番号と、前記工程番号と、前記工程識別データ(工程コードまたは工程名)と、を含む。
制御部102は、加工指示データ生成装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
制御部102は、機能概念的に、例えば、(1)商品の母材の特性を識別するための母材特性識別データと当該特性に応じて決定される作業を識別するための作業識別データとを紐づけて含む紐づけマスタから、受注入力画面に入力された母材特性識別データと紐付く作業識別データを取得し、当該取得した作業識別データの一覧を前記受注入力画面または前記受注入力画面とは別の画面に表示する作業表示手段としての作業表示部102aと、(2)前記作業識別データと前記作業に含まれる工程を識別するための工程識別データとを含む工程マスタから、前記作業表示手段が表示した前記作業識別データの一覧から選択されたものと紐付く工程識別データを取得する工程取得手段としての工程取得部102bと、(3)前記入力された前記母材特性識別データおよび前記選択された前記作業識別データを含む受注データを生成する受注データ生成手段としての受注データ生成部102cと、(4)前記工程取得手段で取得した前記工程識別データを含む加工指示データを生成する加工指示データ生成手段としての加工指示データ生成部102dと、(5)前記生成された前記受注データに含まれる前記母材特性識別データおよび前記作業識別データならびに前記生成された前記加工指示データに含まれる前記工程識別データが印字された加工指示書を出力する加工指示書出力手段としての加工指示書出力部102eと、を備えている。
作業表示部102aは、前記母材特性識別データ(母材形状または母材形状名)と、前記作業識別データ(作業区分または作業名)と、を紐づけて含む紐づけマスタ106a(図3参照)から、受注入力画面に入力された前記母材特性識別データ(母材形状または母材形状名)と紐付く作業識別データ(作業区分または作業名)を取得し、当該取得した作業識別データ(作業区分または作業名)の一覧を、前記受注入力画面または前記受注入力画面とは別の画面に表示する。
工程取得部102bは、前記作業識別データ(作業区分または作業名)と、前記工程識別データ(工程コードまたは工程名)と、を含む工程パターンマスタ106bから、作業表示部102aが表示した前記作業識別データ(作業区分または作業名)の一覧から選択されたものと紐付く工程識別データ(工程コードまたは工程名)を取得する。
受注データ生成部102cは、前記入力された前記母材特性識別データ(母材形状または母材形状名)および前記選択された前記作業識別データ(作業区分または作業名)を含む受注データ106dを生成する。
加工指示データ生成部102dは、工程取得部102bで取得した前記工程識別データ(工程コードまたは工程名)を含む加工指示データ106eを生成する。
加工指示書出力部102eは、前記生成された受注データ106dに含まれる前記母材特性識別データ(母材形状または母材形状名)および前記作業識別データ(作業区分または作業名)ならびに前記生成された加工指示データ106eに含まれる前記工程識別データ(工程コードまたは工程名)が印字された加工指示書を出力する。
[2.処理の具体例]
本項目では、本実施形態における処理の具体例を説明する。なお、本項目における説明の前提として、紐づけマスタ106aは図3に示す内容で、工程パターンマスタ106bは図4に示す内容で、予め登録されているものとする。
[2-1.作業表示処理]
まず、図7の受注入力画面Xの「母材形状」の箇所に、「201:板」が入力される。当該入力がされると、作業表示部102aは、図3の紐づけマスタ106aから、母材形状「201:板」と紐付く作業として、「101:シャーリング切断」および「103:シャーリング曲げ」を取得し、当該取得した作業を、図7の作業表示画面Yに表示する。言い換えると、作業表示部102aは、オペレータが図7の受注入力画面Xの「作業区分」の箇所に入力可能な作業のみを、図7の作業表示画面Yに表示する。
[2-2.工程取得処理]
続いて、図7の作業表示画面Yに表示された作業である「101:シャーリング切断」および「103:シャーリング曲げ」のうち、「101:シャーリング切断」がオペレータによって選択され、図7の受注入力画面Xの「作業区分」の箇所に入力されたとする。この場合、工程取得部102bは、図4の工程パターンマスタ106bから、作業「101:シャーリング切断」と紐付く工程として、「01:材料出庫」、「02:シャーリング切断」および「03:検査」を取得する。
[2-3.受注データ生成処理および加工指示データ生成処理]
続いて、図7の受注入力画面Xに登録された情報に基づいて、以下のようにして、受注データ106dおよび加工指示データ106eが同時に生成される。
受注データ生成部102cは、図7の受注入力画面Xの「母材形状」の箇所に入力された母材形状「201:板」および図7の受注入力画面Xの「作業区分」の箇所に入力された作業「101:シャーリング切断」を少なくとも含む図8に示す受注データ106dを生成する。
また、加工指示データ生成部102dは、[2-2]において工程取得部102bで取得した工程である「01:材料出庫」、「02:シャーリング切断」および「03:検査」を少なくとも含む図8に示す加工指示データ106eを生成する。
[2-4.加工指示書出力処理]
最後に、加工指示書出力部102eは、生成された受注データ106dに含まれる母材形状「201:板」および作業「101:シャーリング切断」ならびに生成された加工指示データ106eに含まれる工程である「01:材料出庫」、「02:シャーリング切断」および「03:検査」が少なくとも印字された図9に示す加工指示書を出力する。当該出力された加工指示書に基づいて、加工作業が実施される。
[3.本実施形態のまとめ]
以上説明してきたように、本実施形態に係る加工指示データ生成装置100によれば、受注入力画面から簡便な指示(母材形状の入力および入力可能な作業の入力)を行うのみで、受注した商品を製造するために必要な工程を含む加工指示データ106eを生成することができる。これにより、例えば、加工指示書を受注時に簡便かつ迅速に作成することができ、更に、当該作成は製造部以外の部署の者(例えば、営業部の者)でも行うことができる。
ここで、従来においては、受注時に工程を自動展開する機能はなく、受注した製品に対して都度工程組を実施する必要があった。受注製造かつ1日の注文量が多い企業において、各注文に対しての工程組を一点一点行うことは非常に時間がかかるとともに、納期遅延の原因となるという問題があった。
そこで、本実施形態においては、例えば、本来工程組は製造部の作業領域だが、単純加工については加工工程をパターン化しておくことにより、営業部からでも工程組された加工指示をできるようにした。具体的には、営業部は、得意先から注文を受けた製品の形状から自動判断される加工工程パターンの一覧から、任意の作業区分を選択する。そして、受注入力時に選択された当該作業区分より、予めマスタに登録しておいた加工工程を展開した形で、自動的に加工指示データを生成できるようにした。作業および処理の手順としては、以下の(1)~(3)の順序である。
(1)加工工程パターンマスタ106bおよび紐づけマスタ106aの登録
(2)受注入力からの母材形状および作業区分の指定
(3)加工工程の自動展開
このように、本実施形態においては、受注入力時に工程を自動展開することにより工程組を簡素化することで、加工作業準備時間の短縮および納期の短縮を実現することができた。
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、加工指示データ生成装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、加工指示データ生成装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて加工指示データ生成装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、加工指示データ生成装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、加工指示データ生成装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、加工指示データ生成装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、例えば、受注製造をし、かつ、複数工程を管理する素材系加工業界において有用であり、特に、鉄鋼、非鉄金属および木材等を扱う業界においては極めて有用である。
100 加工指示データ生成装置
102 制御部
102a 作業表示部
102b 工程取得部
102c 受注データ生成部
102d 加工指示データ生成部
102e 加工指示書出力部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 紐づけマスタ
106b 工程パターンマスタ
106c 商品マスタ
106d 受注データ
106e 加工指示データ
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (5)

  1. 制御部を備える加工指示データ生成装置であって、
    前記制御部は、
    商品の母材の特性を識別するための母材特性識別データと当該特性に応じて決定される作業を識別するための作業識別データとを紐づけて含む紐づけマスタから、営業担当者が受注情報を入力するための画面である受注入力画面に前記営業担当者により入力された母材特性識別データと紐付く作業識別データを取得し、当該取得した作業識別データの一覧を前記受注入力画面または前記受注入力画面とは別の画面に表示する作業表示手段と、
    前記作業識別データと前記作業に含まれる工程を識別するための工程識別データとを含む工程マスタから、前記作業表示手段が表示した前記作業識別データの一覧から選択されたものと紐付く工程識別データを取得する工程取得手段と、
    前記工程取得手段で取得した前記工程識別データを含む加工指示データを生成する加工指示データ生成手段と、
    を備えること、
    を特徴とする加工指示データ生成装置。
  2. 前記制御部は、
    前記入力された前記母材特性識別データおよび前記選択された前記作業識別データを含む受注データを生成する受注データ生成手段と、
    前記生成された前記受注データに含まれる前記母材特性識別データおよび前記作業識別データならびに前記生成された前記加工指示データに含まれる前記工程識別データが印字された、製造担当者に加工指示を行うための指示書である加工指示書を出力する加工指示書出力手段と、
    を更に備えること、
    を特徴とする請求項1に記載の加工指示データ生成装置。
  3. 前記特性が、前記母材の形状であること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の加工指示データ生成装置。
  4. 制御部を備える情報処理装置で実行される加工指示データ生成方法であって、
    前記制御部で実行される、
    商品の母材の特性を識別するための母材特性識別データと当該特性に応じて決定される作業を識別するための作業識別データとを紐づけて含む紐づけマスタから、営業担当者が受注情報を入力するための画面である受注入力画面に前記営業担当者により入力された母材特性識別データと紐付く作業識別データを取得し、当該取得した作業識別データの一覧を前記受注入力画面または前記受注入力画面とは別の画面に表示する作業表示ステップと、
    前記作業識別データと前記作業に含まれる工程を識別するための工程識別データとを含む工程マスタから、前記作業表示ステップで表示した前記作業識別データの一覧から選択されたものと紐付く工程識別データを取得する工程取得ステップと、
    前記工程取得ステップで取得した前記工程識別データを含む加工指示データを生成する加工指示データ生成ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする加工指示データ生成方法。
  5. 制御部を備える情報処理装置に実行させるための加工指示データ生成プログラムであって、
    前記制御部に実行させるための、
    商品の母材の特性を識別するための母材特性識別データと当該特性に応じて決定される作業を識別するための作業識別データとを紐づけて含む紐づけマスタから、営業担当者が受注情報を入力するための画面である受注入力画面に前記営業担当者により入力された母材特性識別データと紐付く作業識別データを取得し、当該取得した作業識別データの一覧を前記受注入力画面または前記受注入力画面とは別の画面に表示する作業表示ステップと、
    前記作業識別データと前記作業に含まれる工程を識別するための工程識別データとを含む工程マスタから、前記作業表示ステップで表示した前記作業識別データの一覧から選択されたものと紐付く工程識別データを取得する工程取得ステップと、
    前記工程取得ステップで取得した前記工程識別データを含む加工指示データを生成する加工指示データ生成ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする加工指示データ生成プログラム。
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