添付した図面及び以下の説明を参照することにより、本発明の前述及び他の特徴が明らかになる。なお、明細書及び図面では、本発明の特定の実施形態を開示するが、それは、本発明の原理を採用し得る一部のみの実施形態を示し、理解すべきは、本発明は、記載されている実施形態に限定されず、即ち、本発明は、添付した特許請求の範囲内のすべての変更、変形及び代替によるものも含むということである。
本発明の実施例では、用語「通信ネットワーク」又は「無線通信ネットワーク」は、次のような任意の通信規格に準ずるネットワークを指しても良く、例えば、LTE(LTE、Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、WCDMA(登録商標)(Wideband Code Division Multiple Access)、HSPA(High-Speed Packet Access)などである。
また、通信システムにおける装置間の通信は、任意の段階の通信プロトコルに従って行われても良く、例えば、次のような通信プロトコルを含んでも良いが、それに限定されず、即ち、1G(generation)、2G、2.5G、2.75G、3G、4G、4.5G及び将来の5G、新無線(NR、New Radio)など、及び/又は、その他の従来の又は将来開発される通信プロトコルである。
本発明の実施例では、用語「ネットワーク装置」は、例えば、通信システムにおける、端末装置を通信ネットワークに接続し、且つ該端末装置にサービスを提供する装置を指す。ネットワーク装置は、次のようなものを含んでも良いが、それに限定されず、即ち、基地局(BS、Base Station)、アクセスポイント(AP、Access Point)、送受信ポイント(TRP、Transmission Reception Point)、ブロードキャスト送信機、モバイル管理エンティティ(MME、Mobile Management Entity)、ネットワークゲートウェイ、サーバー、無線ネットワーク制御器(RNC、Radio Network Controller)、基地局制御器(BSC、Base Station Controller)などである。
そのうち、基地局は、次のようなものを含んでも良いが、それに限定されず、即ち、ノードB(NodeB又はNB)、進化ノードB(eNodeB又はeNB)及び5G基地局(gNB)などであり、さらにRRH(Remote Radio Head)、RRU(Remote Radio Unit)、リレー(relay)又は低パワーノード(例えば、femto、picoなど)を含んでも良い。また、用語「基地局」は、それらの一部又はすべての機能を含んでも良く、各基地局は、特定の地理的領域に対して通信カバレッジを提供することができる。用語「セル」が指すのは、基地局及び/又はそのカバーする領域であっても良く、これは、該用語のコンテキストによるものである。
本発明の実施例では、用語「ユーザ装置」(UE、User Equipment)又は「端末装置」(TE、Terminal Equipment)は、例えば、ネットワーク装置により通信ネットワークにアクセスし、且つネットワークからのサービスを受ける装置を指す。ユーザ装置は、固定したもの又は移動するものであっても良く、また、移動ステーション(MS、Mobile Station)、端末、加入者ステーション(SS、Subscriber Station)、アクセス端末(AT、Access Terminal)、ステーションなどとも称される。用語「シンボル」は、時間領域上のリソースを表し、即ち、OFDMシンボルである。
そのうち、ユーザ装置は、次のようなものを含んでも良いが、それに限定されず、例えば、セルラーフォン(Cellular Phone)、PDA(Personal Digital Assistant)、無線モデム、無線通信装置、キャリー装置、マシンタイプ通信装置、ラップトップコンピュータ、コードレス電話機、スマートフォン、スマートウォッチ、デジタルカメラなどである。
また、例えば、IoT(Internet of Things)などのシナリオにおいて、ユーザ装置は、さらに、監視又は測定を行う機器又は装置であっても良く、例えば、次のようなものを含んでも良いが、それに限定されず、即ち、マシンタイプ通信(MTC、Machine Type Communication)端末、車載通信端末、D2D(Device to Device)端末、M2M(Machine to Machine)端末などである。
以下、例を挙げて本発明の実施例に係るシナリオについて説明を行うが、本発明は、これに限られない。
図1は、本発明の実施例における通信システムを示す図であり、端末装置及びネットワーク装置を例にとったケースを例示する。図1に示すように、通信システム100は、ネットワーク装置101及び端末装置102を含んでも良い。また、便宜のため、図1では、1つのみの端末装置及び1つのみのネットワーク装置を例にとって説明するが、本発明の実施例はこれに限定されない。
なお、本発明の実施例では、NRシステムのV2Xを例にとって説明するが、本発明はこれに限定されず、本発明は、同様に、類似した問題が存在する他のシナリオに適用することもできる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説明する。
図2は、本実施例1のリソース指示方法のフローチャートであり、該方法は、端末装置側に応用される。図2に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップ201:端末装置がネットワーク装置送信の、リソースプールに属する第一時間領域リソースを指示するための第一指示情報を受信し、そのうち、該第一指示情報は、少なくとも1つの第一時間領域単位内の少なくとも1つの第二時間領域単位を指示するために用いられ、該少なくとも1つの第二時間領域単位内の伝送方向タイプが上りリンクであるシンボルは、該リソースプール内の第一時間領域リソースを構成し、そのうち、該時間領域単位内の伝送方向タイプは、半静的設定情報により設定され、各該時間領域単位は、少なくとも1つの上りリンクシンボルを含み;
ステップ202:該端末装置が該ネットワーク装置送信の、該リソースプールに属する第二時間領域リソースを動的に指示するための第二指示情報を受信し、そのうち、該第二指示情報は、第三時間領域リソースにおいて該リソースプールに属する時間領域リソースを指示するために用いられ、そのうち、該第三時間領域リソースは、該半静的設定情報により設定された後の剰余の伝送方向タイプが柔軟である時間領域リソース、及び/又は、該少なくとも1つの第一時間領域単位内の該少なくとも1つの第二時間領域単位以外の少なくとも1つの剰余時間領域単位を含み;
ステップ203:該端末装置が該リソースプール内の第一時間領域リソース及び/又は第二時間領域リソースを用いてデータを送受信する。
本実施例では、ステップ201における第一指示情報により、半静的設定の時間領域リソースにおいてどんなリソースがリソースプールに含まれるかを指示し、ステップ202における第二指示情報により、さらに、第一指示情報が指示した、リソースプールに含まれない部分の時間領域リソース、及び、半静的設定情報により設定された後の剰余の伝送方向タイプが柔軟である時間領域リソースにおいてどんなリソースがリソースプールに含まれるかを指示することで、端末装置は、該第一指示情報及び第二指示情報に基づいて、リソースプール内の時間領域リソースを確定することができ、該リソースプール内の時間領域リソースは、V2Xサイドリンク(sidelink)通信により使用することができる。よって、端末装置は、該リソースプールを得た後に、リソースプールにスケジューリングされるリソース、又は、自主的に該リソースプールから選択するリソースを、V2Xサイドリンク通信(即ち、mode 2)、即ち、V2X端末装置間の通信のために使用することができる。
以下、該第一指示情報及び該第二指示情報をそれぞれ説明する。
ステップ201では、該第一指示情報は、半静的設定情報により伝送方向タイプが設定された第一時間領域単位内でどんな第一時間領域単位(この部分の第一時間領域単位は、以下、第二時間領域単位とも称される)における伝送方向タイプが上りリンクであるシンボルにより、該リソースプールの第一時間領域単位を構成するかを指示するために用いられる。
本実施例では、該方法はさらに次のようなこと(図示せず)を含み、即ち、該端末装置は、該ネットワーク装置送信の該半静的設定情報を受信し、該半静的設定情報は、セルレベルの設定情報及び/又はユーザ専用レベルの設定情報を含み、該半静的設定情報は、時間領域リソースの伝送方向タイプを設定するために用いられ。そのうち、該伝送方向タイプは、上りリンクU、下りリンクD及び柔軟X/Fという3つのタイプを含む。
本実施例では、該セルレベルの設定情報は、柔軟なスロット構成の第一レベルの設定に属し、上位層パラメータTDD-UL-DL-ConfigurationCommonにより該セルレベルの設定情報をキャリー(carry)し、該セルレベルの設定情報は、ブロードキャストのシステム情報に含まれ、1つの周期内の各シンボルsymbolの伝送方向タイプを設定し、例えば、1つの周期内の前の幾つかのslotのsymbolがすべて“D”であり、及び、最後の1つの“D”slotの直後の幾つかの連続したsymbolが“D”であると設定することができ、及び/又は、1つの周期内の後ろの幾つかのslotのsymbolがすべて“U”であり、及び、1番目の“U”slotの直前の幾つかの連続したsymbolが“U”であり、また、残りのsymbolが“X”であると設定することができる。
本実施例では、該ユーザ専用レベルの設定情報は、第二レベルの設定に属し、上位層パラメータTDD-UL-DL-Configurationdedicatedにより該ユーザ専用レベルの設定情報をキャリーし、該ユーザ専用レベルの設定情報は、無線リソース制御専用シグナリングに含まれ、第一レベル設定後の剰余の“X”リソースについて、これらの“X”リソースを含むslot内の前の幾つかのsymbolが“D”であり、及び/又は、後ろの幾つかのsymbolが“U”であり、また、残りのsymbolが依然として“X”であると設定することができる。
本実施例では、該半静的設定情報は、セルレベルの設定情報及びユーザ専用レベルの設定情報のうちの1つ又は2つを含んでも良く、本実施例は、これについて限定しない。該半静的設定情報は、1つの周期内の各シンボルの伝送タイプを設定し、また、該周期と同じ方式で、時間領域リソースの後述の周期内の各シンボルの伝送タイプを循環的に設定する。該第一指示情報は、半静的設定情報により、Uを含むと設定される時間領域単位(即ち、該少なくとも1つの第一時間領域単位)のみを指示し、言い換えると、半静的設定情報により設定される、Uを含まない時間領域単位について、該第一指示情報が指示する論理時間領域単位の索引はそれに対してホッピング処理を行う。
よって、本実施例では、該第一指示情報は、時間領域単位を粒度として指示を行うのであり、該時間領域単位は、第一所定数(N1個)のシンボル(symbol)を含み、そのうち、少なくとも1つのシンボルが半静的設定情報により上りリンクシンボルと設定され、オプションとして、該第二所定数のシンボルはすべて上りリンクシンボルであっても良いが、本実施例はこれに限定されない。
例えば、該時間領域単位は14(N1)個のシンボルを含み、即ち、該時間領域単位は1つのスロット(slot)であり、又は、該時間領域単位は14(N1)個未満のシンボルを含んでも良く、即ち、該時間領域単位は1つのmini-slotであるが、本実施例はこれに限られない。第一時間領域単位及び第二時間領域単位は、構成が同じであっても良く、該少なくとも1つの第二時間領域単位は、少なくとも1つの第一時間領域単位内の一部の第一時間領域単位であり、該一部の第一時間領域単位は、第一指示情報により、それに含まれる上りリンクシンボルが第一時間領域リソースを構成すると指示される。
1つの実施方式において、該第一指示情報はビットマップ(bitmap)であり、それは、周期的に、どんな第一時間領域単位内の上りリンクシンボルが第一時間領域リソースを構成するかを循環的に指示することができ、該bitmapの各ビットは対応して1つの周期内の1つの第一時間領域単位を指示し、該ビット値が第一値(例えば、1)であるときに、該第一時間領域単位が第二時間領域単位であることを表し、即ち、該bitmapにより第一値と指示される第一時間領域単位が第二時間領域単位とも称され、該第二時間領域単位内の伝送方向タイプが上りリンクであるシンボルは該リソースプールに属し、そのうち、1つの第二時間領域単位内のシンボルの伝送方向タイプがすべて上りリンクであるときに、該第二時間領域単位内の各シンボルはすべて該リソースプールに属し、該ビット値が第二値(例えば、0)であるときに、該第一時間領域単位が剰余時間領域単位であることを表し、即ち、該bitmapにより第二値と指示される第一時間領域単位が剰余時間領域単位とも称され、該剰余時間領域単位内のシンボルはすべて該リソースプールに属せず、そのうち、該ビットマップの長さをニーズに応じて確定することができ、該ビットマップに基づいて、半静的設定情報により設定される該少なくとも1つの第一時間領域単位を循環的に指示することができ、例えば、該ビットマップの長さが6であり、該少なくとも1つの第一時間領域単位の論理上の索引がそれぞれ0,1,…,I,…であり、この場合、該ビットマップは0~5番目の第一時間領域単位、6~11番目の時間領域単位、…を循環的に指示することができ、例えば、該ビットマップが110101であるときに、該索引mod 6=0,1,3,5の第一時間領域単位が第二時間領域単位とも称され、該第二時間領域単位内の伝送方向タイプが上りリンクであるシンボルは該リソースプールに属し、なお、該第一時間領域単位がUを含む時間領域単位であり、D又はD+Xのみを含む時間領域単位がホッピング処理を行うので、ここでの第一時間領域単位の索引は、必ずしもその物理上の索引と一致せず、つまり、論理上で順序に従って再び並べ替えられた索引である。
図3は、該実施方式において指示されるリソースを示す図である。該第一時間領域単位が1つのslotであることを例にとって説明する。図3に示すように、該周期内の前の3つのslotについて、D又はXシンボルのみが含まれ、Uシンボルが含まれないので、該bitmapは前の3つのslotに作用せず、後ろの5つのslotについて、第一指示情報bitmapにより10101と指示され、これは、Uを含むslotのうちの論理上の1番目、3番目、5番目(物理上の4番目、6番目、8番目)内の伝送方向タイプがUであるシンボルはリソースプールに属することを表す。
1つの実施方式において、該第一指示情報は、開始位置+長さの方式で該第一時間領域リソースを指示することができ、即ち、該第一指示情報は、1つの周期内の該少なくとも1つの第二時間領域単位の開始位置及び長さを指示し、該開始位置は、該第二時間領域単位の論理索引により表され、該長さは、第二時間領域単位の数により表され、これらの第一時間領域単位は、物理上で連続したもの又は不連続なものである可能性があるが、論理上の索引が連続したものであり、該第一指示情報も、周期的に、どんな第一時間領域単位内の上りリンクシンボルが第一時間領域リソースを構成するかを循環的に指示する。
本実施例では、同じである又は異なる第一指示情報を用いて、それぞれ、該セルレベルの設定情報及びユーザ専用レベルの設定情報により設定される第二時間領域単位を指示しても良く、例えば、同一のbitmap又は開始位置+長さの情報を用いて、セルレベルの設定情報及びユーザ専用レベルの設定情報により設定される第二時間領域単位を指示しても良く、又は、2つのbitmap又は開始位置+長さの情報を用いて、それぞれ、セルレベルの設定情報及びユーザ専用レベルの設定情報により設定される第二時間領域単位を指示しても良く、そのうち、異なる第一指示情報を使用するときに、該セルレベルの設定情報及びユーザ専用レベルの設定情報により設定される各時間領域単位に含まれるシンボルの数は同じであり又は異なり、例えば、セルレベルの設定情報について、該時間領域単位は1つのslotであっても良く、ユーザ専用レベルの設定情報について、該時間領域単位は1つのmini-slotであっても良いが、本実施例はこれに限定されない。
本実施例では、該ステップ201における第一指示情報は、新しい情報エレメントによりキャリーされても良く、元の情報エレメントによりキャリーされても良く、該第一指示情報は、該半静的設定情報と一緒に送信されても良く、別々で送信されても良いが、本実施例はこれに限られない。
ステップ202では、該第二指示情報は、該リソースプールに属する第二時間領域リソースを動的に指示し、該第二指示情報は、第三時間領域リソースにおいて該リソースプールに属する時間領域リソースを指示するために用いられ、そのうち、該第三時間領域リソースは、該半静的設定情報により設定された後の剰余の伝送方向タイプが柔軟である時間領域リソース、及び/又は、該少なくとも1つの第一時間領域単位における該少なくとも1つの第二時間領域単位以外の少なくとも1つの剰余時間領域単位を含み、即ち、該第二指示情報は、上述の剰余の伝送方向タイプが柔軟である時間領域リソースにおいてリソースプールに属するもの、及び/又は、上述の該少なくとも1つの第一時間領域単位における該少なくとも1つの第二時間領域単位以外の少なくとも1つの剰余時間領域単位においてリソースプールに属するものを指示するために用いられ、そのうち、該リソースプールに属する時間領域リソースは、該リソースプール内の第二時間領域リソースを構成する。
本実施例では、該第二指示情報は、該第三時間領域リソースの伝送方向タイプを指示するために用いられ、そのうち、伝送方向タイプは、上りリンクU、下りリンクD、柔軟X、及びサイドリンクSを含み、伝送方向タイプがサイドリンクである第三時間領域リソースは、該リソースプールに属する。即ち、該半静的設定情報により設定された後の剰余の伝送方向タイプが柔軟Xである時間領域リソースについて、該第二指示情報は、この部分のリソースのうちのどんなリソースの伝送方向タイプがXからSに変わることを明示的に指示することができ、第一時間領域単位における第二時間領域単位以外の第三時間領域単位について、該第二指示情報は、該剰余時間領域単位内の伝送方向タイプがU及び/又はXである時間領域リソースのうちの全部又は一部がSに変わることを指示することができる。
1つの実施方式において、該第二指示情報は第一下りリンク制御情報(DCI)に含まれ、該DCIのフォーマットは既存のformat 2_0であっても良く、該下りリンク制御情報は、グループ(組)共通物理下りリンク制御チャネルに含まれても良く、又は、他のフォーマットであって、他の下りリンク制御チャネルに含まれても良いが、本実施例はこれに限られない。現在の第三レベルの設定では、DCIにより、前の2つのレベル(第一、第二レベル)の設定後の剰余の伝送方向タイプがXであるリソースにおける各symbolの伝送方向タイプを動的に設定することができる。従来技術との相違点は、本実施例では、該DCIにより動的に設定される伝送方向タイプは、上りリンク、下りリンク及び柔軟以外に、さらにサイドリンク(S)タイプを含むことにある。
この実施方式では、該第二指示情報は、2ステップの指示方式で該リソースプール内の時間領域リソースを間接的に指示し、例えば、該第二指示情報は第一索引情報であり、該第一索引情報は1つ又は少なくとも2つの第二索引情報を指示するために用いられ、端末装置側は、事前設定の第一索引情報と第二索引情報の第一対応関係に基づいて、該第二指示情報により指示される1つ又は少なくとも2つの第二索引情報(各第一索引情報により指示される第二索引情報の数は同じであり又は異なる)を確定することができ、そのうち、各第二索引情報は、時間領域単位のフォーマットを指示するために用いられ、該時間領域単位のフォーマットは、該時間領域単位の中の各シンボルの伝送方向タイプを含み、該時間領域単位は、所定数のシンボルを含む。なお、本発明は、時間領域単位に含まれるシンボルの数について限定せず、以下、時間領域単位がslotであることを例にとって説明する。
この実施方式では、第二索引情報確定後、端末装置は、事前設定の第二対応関係に基づいて、各第二索引情報に対応する時間領域単位のフォーマットを確定し、指示される1つの又は少なくとも2つの時間領域単位のフォーマットに基づいて、該第三時間領域リソースにおける伝送方向タイプがサイドリンクである時間領域リソースを確定し、そして、該伝送方向タイプがサイドリンクであるリソースをリソースプールの時間領域リソースとして確定することができる。
以下の表1は、既存の該第二索引情報(例えば、8ビット)と時間領域単位(slot)のフォーマット(format)の対応関係表である。
表1に示すように、異なる第二索引情報は異なるslot formatに対応し、各slot formatは該slot中の各シンボルの伝送方向タイプを含み、本実施例の第二対応関係において、表1との相違点は次のとおりであり、即ち、1つの実施方式において、0~55の第二索引情報に対応するslot formatが表1中のslot formatを使用することができ、また、Reservedの56~254の第二索引情報に対応するslot formatが新しく追加され、該slot formatには、伝送方向タイプがSであるシンボルが含まれ、例えば、第二索引が56であるslot formatはDDDDDDDDSSSSSSであり、この実施方式では、V2X端末装置及び他のタイプの端末装置は該対応関係について同じ理解(understanding)を有し、もう1つの実施方式では、0~55、255の第二索引情報に対応するslot formatには、伝送方向タイプがSであるシンボルが含まれても良く(例えば、従来のU/Xを直接Sに変更しても良いが、本実施はこれに限定されない)、また、56~254の第二索引情報がReservedであって良く、56~254の第二索引情報に対応するslot formatが新たに追加されても良いが、本実施例はこれに限られない。この実施方式では、V2X端末装置及び他のタイプの端末装置は該第二対応関係について異なる理解を有し、即ち、V2X端末装置について言えば、それが該第二指示情報を受信した後にLookupする第二対応関係は、他の端末装置とは異なる。
この実施方式では、既存のslot format中の伝送方向タイプがU及び/又はXと設定されるシンボルの伝送方向タイプを、サイドリンク通信のためにSに変更しても良いが、本実施例はこれに限定されない。
図4は、この実施方式において第二指示情報により指示されるリソースを示す図である。図4に示すように、半静的設定情報により設定された後の剰余伝送方向タイプがXであるシンボル、及び、ステップ201において第一指示情報bitmapにより0と指示される第一時間領域単位(剰余時間領域単位とも言う)について、該DCIを用いて、上述のリソースのうちの一部の時間領域リソースのシンボルの伝送方向タイプがSであることを指示し、該伝送方向タイプがSであるシンボルは、リソースプール内の第二時間領域リソースに属する。
1つの実施方式において、該第二指示情報はさらに第二下りリンク制御情報に含まれても良く、該第二下りリンク制御情報は、新しく設計されるDCI formatであっても良いが、本実施例はこれに限定されず、該第二指示情報は第一索引情報であり、該実施方式では、該第二指示情報は、2ステップの指示方式で該リソースプール内の時間領域リソースを間接的に指示し、例えば、該第二指示情報は第一索引情報であり、該第一索引情報は1つ又は少なくとも2つの第二索引情報を指示するために用いられ、端末装置側は、事前設定の第一索引情報と第二索引情報の第一対応関係に基づいて、該第二指示情報により指示される1つ又は少なくとも2つの第二索引情報を確定することができ(各第一索引情報により指示される第二索引情報の数は同じであり又は異なる)、そのうち、各第二索引情報は1つのビットマップを指示するために用いられ、該ビットマップでは、第一値のビット値に対応する時間領域単位が該リソースプールに属し、ビット値が第二値である時間領域単位が該リソースプールに属しない。
該実施方式では、第二索引情報確定後、端末装置は、事前設定の第三対応関係(第二索引情報とビットマップの対応関係)に基づいて、各第二索引情報に対応するビットマップを確定し、指示される1つ又は少なくとも2つビットマップに基づいて、該第三時間領域リソースにおいてビットマップにより第一値と指示されるシンボルを確定することができ、そのうち、ビット値が第一値であるシンボルは、該リソースプールに属する。
1つの実施方式において、該第二指示情報はさらに第二下りリンク制御情報に含まれても良く、該第二下りリンク制御情報は、新たに設計されるDCI formatであっても良いが、本実施例はこれに限定されず、該第二指示情報は第一索引情報であり、該実施方式では、該第二指示情報は、1ステップの指示方式で該リソースプール内の時間領域リソースを直接指示し、例えば、該第二指示情報は第一索引情報であり、該第一索引情報は1つ又は少なくとも2つのビットマップを指示するために用いられ、端末装置側は、事前設定の第一索引情報とビットマップの第四対応関係に基づいて、該第二指示情報により指示される1つ又は少なくとも2つビットマップを確定することができ、該ビットマップでは、第一値のビット値に対応する時間領域単位が該リソースプールに属し、ビット値が第二値である時間領域単位が該リソースプールに属しない。
本実施例では、該第一索引情報により指示される第二索引情報の数は、それが指示し得る第三時間領域リソース中の時間領域単位の数に相当し、ステップ202では、端末装置は、物理下りリンク制御チャネルにおいて該第二指示情報を周期的に検出し、また、各周期内で検出した第二指示情報により指示される時間領域単位のフォーマット/ビットマップに基づいて、該第三時間領域リソース中の各シンボルがリソースプールに属するかを確定することができ、前記第一指示情報の循環的な指示とは異なり、該第二指示情報は周期的に検出され、1つの検出周期内で検出された第二指示情報は、少なくとも1つの時間領域単位を指示し(時間領域単位の数は第二索引情報の数と同じある)、次の1つの検出周期内で検出された第二指示情報は、次の少なくとも1つの時間領域単位を指示し(時間領域単位の数は第二索引情報の数と同じである)、その他は、これに基づいて類推することができ、即ち、1つの周期内で検出された第二指示情報により第三時間領域リソース中の各周期内の時間領域リソースを循環的に指示するのではない。
本実施例では、ステップ203の前に、端末装置は該第一指示情報及び第二指示情報に基づいてリソースプール内の時間領域リソースを確定することができ、ステップ203では、端末装置は、リソースプールの第一時間領域リソース及び/又は第二時間領域リソースにおいてスケジューリングされるリソースを使用し、あるいは、自主的に該リソースプールの第一時間領域リソース及び/又は第二時間領域リソースからリソースを選択することで、V2Xサイドリンク通信を行うことができ、即ち、該リソース上で他の端末装置にデータを送信し、あるいは、他の端末装置により送信されるデータを受信することができる。
上述の実施例によれば、第一指示情報を用いて、半静的設定情報により設定されるもののうちのどんな時間領域リソースがリソースプールに属するかを指示し、そして、第二指示情報を用いてリソースプール内の時間領域リソースを動的に指示することで、V2X端末装置は、該リソースプール内のリソースを用いてデータの送受信を行うことができる。このようにして、通信システムにおけるV2X通信をサポートすることができる。
図5は、本実施例2のリソース指示方法のフローチャートであり、該方法は端末装置側に応用される。図5に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップ501:端末装置がネットワーク装置送信の、リソースプール内の時間領域リソースを動的に指示するための第三指示情報を受信し;
ステップ502:端末装置が該リソースプール内の時間領域リソースを用いてデータを送受信する。
本実施例では、該方法はさらに次のようなこと(図示せず)を含み、即ち、該端末装置は、該ネットワーク装置送信の半静的設定情報を受信し、該半静的設定情報は、セルレベルの設定情報及び/又はユーザ専用レベルの設定情報を含み、該半静的設定情報は、時間領域リソースの伝送方向タイプを設定するために用いられる。そのうち、該伝送方向タイプは上りリンクU、下りリンクD及び柔軟X/Fを含む。なお、該半静的設定情報の具体的な実施方式については実施例1を参照することができ、ここではその詳しい説明を省略する。
本実施例では、該第三指示情報は、第四時間領域リソースにおいて該リソースプールに属する時間領域リソースを指示するために用いられ;そのうち、該第四時間領域リソースは、該半静的設定情報により伝送方向タイプが設定された後の少なくとも1つの第三時間領域単位を含み、該第三時間領域単位は、第一所定数(N1個)のシンボル(symbol)を含み、例えば、該第三時間領域単位は14個のシンボルを含み、即ち、該第三時間領域単位は1つのスロット(slot)であり、あるいは、該第三時間領域単位は14個未満のシンボルを含んでも良く、即ち、該第三時間領域単位は1つの(mini-slot)であっても良いが、本実施例はこれに限定されない。
1つの実施方式において、該第三指示情報は第一下りリンク制御情報に含まれ、なお、該第三指示情報の実施方式については実施例1中の第二指示情報を参照することができ、即ち、該第三指示情報は、該第四時間領域リソースの伝送方向タイプを動的に指示するために用いられ、そのうち、伝送方向タイプは上りリンクU、下りリンクD、柔軟X及びサイドリンクSを含み、伝送方向タイプがサイドリンクである第四時間領域リソースは該リソースプールに属する。即ち、該第四時間領域リソースについて、該第三指示情報は、第四時間領域リソースの中の伝送方向タイプがU及び/又はX及び/又はDである時間領域リソースのうちの全部又は一部がSに変わることを指示することができ、例えば、該第三指示情報は、伝送方向タイプがサイドリンクであるシンボルが、該第四時間領域リソースにおける伝送方向タイプが柔軟であるシンボルをカバー(オーバーライド)することを指示し;オプションとして、さらに、該第四時間領域リソースにおける伝送方向タイプが上りリンク+柔軟であるシンボルをカバーしても良く;オプションとして、さらに、該第四時間領域リソースにおける伝送方向タイプが上りリンク+下りリンク+柔軟であるシンボルをカバーしても良い。
例えば、該第三指示情報は第一下りリンク制御情報(DCI)に含まれ、該DCIのフォーマットは既存のformat 2_0であっても良く、該下りリンク制御情報はグループ(組)共通物理下りリンク制御チャネルに含まれても良く、あるいは、他のフォーマットであって、他の下りリンク制御チャネルに含まれても良いが、本実施例はこれに限定されない。現在の第三レベルの設定では、DCIにより、前の2つのレベル(第一、第二レベル)の設定後の剰余の伝送方向タイプがXであるリソースの中の各symbolの伝送方向タイプを動的設定することができ;従来技術との相違点は次のとおりであり、即ち、本実施例では、該DCIにより動的に設定される伝送方向タイプは、上りリンク、下りリンク及び柔軟以外に、サイドリンク(S)タイプをさらに含む。
本実施例では、該第三指示情報は、2ステップの指示方式で該リソースプール内の時間領域リソースを間接的に指示し、例えば、該第三指示情報は第一索引情報であり、該第一索引情報は1つ又は少なくとも2つの第二索引情報を指示するために用いられ、端末装置側は、事前設定の第一索引情報と第二索引情報の第一対応関係に基づいて、該第三指示情報により指示される1つ又は少なくとも2つの第二索引情報(各第一索引情報により指示される第二索引情報の数は同じであり又は異なる)を確定することができ、そのうち、各第二索引情報は時間領域単位のフォーマットを指示するために用いられ、該時間領域単位のフォーマットは該時間領域単位中の各シンボルの伝送方向タイプを含み、該時間領域単位は所定数のシンボルを含む。なお、本発明は、時間領域単位に含まれるシンボルの数について限定せず、第二索引情報確定後、端末装置は、事前設定の第二対応関係に基づいて第二索引情報に対応する時間領域単位のフォーマットを確定し、指示される1つ又は少なくとも2つの時間領域単位のフォーマットに基づいて該第四時間領域リソースの中の伝送方向タイプがサイドリンクである時間領域リソースを確定し、そして、該伝送方向タイプがサイドリンクであるリソースをリソースプールの時間領域リソースとして確定することができる。なお、該第二対応関係の実施方式については実施例1を参照することができ、ここではその詳しい説明を省略する。
もう1つの実施方式において、該第三指示情報は第二下りリンク制御情報に含まれ、該第三指示情報は、ビットマップを用いて、該第四時間領域リソースの中のどんな時間領域リソースがリソースプールに属するかを動的に指示する。
例えば、該第三指示情報は第二下りリンク制御情報に含まれ、該下りリンク制御情報のフォーマットは新しく設計されるformatであっても良いが、本実施例はこれに限定されず、該第三指示情報は、2ステップの指示方式で該リソースプール内の時間領域リソースを間接的に指示し、例えば、該第三指示情報は第一索引情報であり、該第一索引情報は1つ又は少なくとも2つの第二索引情報を指示するために用いられ、端末装置側は、事前設定の第一索引情報と第二索引情報の第一対応関係に基づいて、該第三指示情報により指示される1つ又は少なくとも2つの第二索引情報(各第一索引情報が指示する第二索引情報の数は同じであり又は異なる)を確定することができ、そのうち、各第二索引情報は1つのビットマップを指示するために用いられ、該ビットマップでは、ビット値が第一値(例えば、1)である時間領域単位が該リソースプールに属し、ビット値が第二値である時間領域単位が該リソースプールに属しない(例えば、0)。ビットマップの各ビットは1つのslot又はmini slot又はシンボルに対応し、本発明はビットマップの長さについて限定せず(例えば、各ビットが1つのシンボルに対応するときに、該ビットマップの長さは14に等しくても良く、又は14未満であっても良い)、第二索引情報を確定した後に、端末装置は、事前設定の第三対応関係(第二索引情報とビットマップの対応関係)に基づいて各第二索引情報に対応するビットマップを確定し、そして、指示される1つ又は少なくとも2つのビットマップに基づいて該第四時間領域リソースの中のリソースプールに属する時間領域リソース(即ち、第一値のビット値に対応する時間領域リソース)を確定することができる。
例えば、該第三指示情報は第二下りリンク制御情報に含まれ、なお、該下りリンク制御情報の実施方式については前述のとおりであり、ここではその詳しい説明を省略する。該第三指示情報は、1ステップの指示方式で該リソースプール内の時間領域リソースを直接指示し、例えば、該第三指示情報は第一索引情報であり、該第一索引情報は1つ又は少なくとも2つのビットマップを指示するために用いられ、端末装置側は、事前設定の第一索引情報とビットマップの第四対応関係に基づいて、該第三指示情報により指示される1つ又は少なくとも2つのビットマップを確定することができ、該ビットマップでは、ビット値が第一値(例えば、1)である時間領域単位が該リソースプールに属し、ビット値が第二値である時間領域単位が該リソースプールに属しない(例えば、0)。ビットマップの各ビットは1つのslot又はmini slot又はシンボルに対応し、端末装置は、指示される1つ又は少なくとも2つのビットマップに基づいて、該第四時間領域リソースの中のリソースプールに属する時間領域リソース(即ち、第一値のビット値に対応する時間領域リソース)を確定することができる。
該実施方式では、第三指示情報は、ビット値が第一値であるシンボルが、該第四時間領域リソースの中の伝送方向タイプが上りリンク、及び/又は柔軟、及び/又は下りリンクであるシンボルをカバー(オーバーライド)し得ることを指示し、例えば、該第四時間領域リソースの中の伝送方向タイプが柔軟であるシンボルをカバーしても良く;オプションとして、さらに、該第四時間領域リソースの中の伝送方向タイプが上りリンク+柔軟であるシンボルをカバーしても良く;オプションとして、さらに、該第四時間領域リソースの中の伝送方向タイプが上りリンク+下りリンク+柔軟であるシンボルをカバーしても良い。
本実施例では、該第一索引情報が指示する第二索引情報の数は、それが指示し得る第四時間領域リソースの中の時間領域単位の数に相当し、ステップ501では、端末装置は、物理下りリンク制御チャネルの中で該第三指示情報を周期的に検出し、また、各周期内で検出した第三指示情報により指示される時間領域単位のフォーマット/ビットマップに基づいて該第四時間領域リソースの中の各シンボルがリソースプールに属するかを確定することができ、実施例1における第一指示情報の循環的な指示とは異なり、該第三指示情報は、周期的に検出され、1つの検出周期内で検出された第三指示情報は、少なくとも1つの時間領域単位(時間領域単位の数は第二索引情報の数と同じである)を指示し、次の1つの検出周期内で検出された第三指示情報は、次の少なくとも1つの時間領域単位(時間領域単位の数は第二索引情報の数量と同じである)を指示し、その他は、これに基づいて類推することができ、言い換えれば、1つの周期内で検出された第三指示情報を用いて第四時間領域リソース中の各周期内の時間領域リソースを循環的に指示するのではない。
本実施例では、ステップ502の実施方式については実施例1中のステップ203を参照することができ、ここではその詳しい説明を省略する。
上述の実施例によれば、第三指示情報を用いてリソースプール内の時間領域リソースを動的に指示することで、V2X端末装置は、該リソースプール内のリソースを用いてデータの送受信を行うことができる。このようにして、将来の通信システムにおけるV2X通信をサポートすることができる。
図6は、本実施例3のリソース指示方法のフローチャートであり、該方法は端末装置側に応用される。実施例1、2との相違点は次のとおりであり、即ち、本実施例では、第四指示情報を用いてリソースプール内の時間領域リソースを指示した後に、さらに、動的なリソース指示情報に基づいて、リソースプール内の時間領域リソースを再び確定する必要がある。以下、具体的に説明する。
図6に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップ601:端末装置がネットワーク装置送信の、リソースプール内の時間領域リソースを指示するための第四指示情報を受信し、そのうち、該第四指示情報は、少なくとも1つの第四時間領域単位の中の該リソースプールに属する第四時間領域単位を指示するために用いられ、そのうち、各該第四時間領域単位は少なくとも1つの柔軟シンボル及び/又は少なくとも1つの上りリンクシンボルを含み;
ステップ602:該端末装置が該リソースプール内の時間領域リソースを用いてデータを送受信する。
本実施例では、該少なくとも1つの第四時間領域単位は、半静的設定情報により伝送方向タイプが設定された後の時間領域リソースであり、該半静的設定情報の実施方式については実施例1を参照することができ、該方法はさらに次のようなこと(図示せず)を含み、即ち、端末装置はネットワーク装置送信の該半静的設定情報を受信する。
ステップ601では、該第四指示情報は、半静的設定情報により設定される少なくとも1つの第四時間領域単位のうちのリソースプールに属する第四時間領域単位を指示するために用いられ、即ち、該第四指示情報は、半静的設定情報により設定される少なくとも1つの第四時間領域単位のうち、リソースプールに属するものを指示するために用いられる。
本実施例では、該第四指示情報は、半静的設定情報により、U及び/又はXを含むと設定される時間領域単位のみを指示し、言い換えると、半静的設定情報により設定される、Dのみを含む時間領域単位について、該第四指示情報が指示する論理時間領域単位の索引は、それに対してホッピング処理を行う。
よって、本実施例では、該第四指示情報は、該第四時間領域単位を粒度として指示を行うのであり、該第四時間領域単位はN1個のシンボルを含み、N1個のシンボルには少なくとも1つの柔軟シンボル及び/又は少なくとも1つの上りリンクシンボルが含まれても良く、該第四時間領域単位は1つのslot又は1つのmini-slotであっても良いが、ここではその詳しい説明を省略する。
1つの実施方式において、該第四指示情報はビットマップ(bitmap)であり、該bitmapの各ビットは1つの第四時間領域単位に対応し、該ビット値が第一値(例えば、1)であるときに、該第四時間領域単位が該リソースプールに属することを表し、該ビット値が第二値(例えば、0)であるときに、該第四時間領域単位が該リソースプールを属しないことを表し、そのうち、該ビットマップの長さはニーズに応じて確定することができ、該ビットマップに基づいて、該少なくとも1つの第四時間領域単位を循環的に指示することができ、例えば、該ビットマップの長さが6であり、該第四時間領域単位の論理上の索引がそれぞれ0,1,…,I,…であり、この場合、該ビットマップは、0~5番目の第四時間領域単位、6~11番目の時間領域単位、…を循環的に指示することができ、例えば、該ビットマップが110101であるときに、該索引mod 6=0,1,3,5である第四時間領域単位は該リソースプールに属し、なお、該第四時間領域単位がU及び/又はXを含む時間領域単位であり、Dのみを含む時間領域単位がホッピング処理を行うので、ここでの第四時間領域単位の索引は必ずしもその物理上の索引と一致せず、つまり、論理上で順序に従って再び並べ替えられた索引である。
1つの実施方式において、該第四指示情報は開始位置+長さの方式で指示することができ、即ち、該第四指示情報は、該リソースプールに属する第四時間領域単位の開始位置及び長さを指示し、該開始位置は、該第四時間領域単位の論理索引により表され、該長さは、第四時間領域単位の数により表され、これらの第四時間領域単位は物理上、連続したもの又は不連続なものである可能性があるが、論理上の索引は連続したものである。
本実施例では、同じである又は異なる第四指示情報を用いて、それぞれ、該セルレベルの設定情報及びユーザ専用レベルの設定情報により設定される第四時間領域単位のうちのリソースプールに属する第四時間領域単位を指示することができ、なお、その具体的な実施方式については実施例1中の第一指示情報を参照することができ、ここではその詳しい説明を省略する。
本実施例では、ステップ601における第四指示情報は、新しい情報エレメントによりキャリーすることができ、元の情報エレメントによりキャリーすることもでき、該第四指示情報は、該半静的設定情報とともに送信されても良く、別々で送信されても良いが、本実施例はこれに限定されない。
本実施例では、ステップ601の後に、該方法はさらにステップ601’を含んでも良く、即ち、端末装置は該ネットワーク装置送信の動的リソース指示情報を受信し、該端末装置は、該動的リソース指示情報に基づいて、該リソースプール内のリソースを再び確定し、そのうち、該端末装置は、動的リソース指示情報により指示された後の該リソースプールに属する第四時間領域単位内の下りリンクシンボル、あるいは、下りリンク及び柔軟シンボルが該リソースプールに含まないと確定し、そのうち、動的リソース指示情報により指示された後の該リソースプールに属する第四時間領域単位内の下りリンクシンボルあるいは下りリンク+柔軟シンボルは、該動的リソース指示情報により設定されるD又はD+X、及び/又は、半静的設定情報により設定される元(オリジナル)のD又はD+Xであっても良い。
例えば、該動的リソース指示情報は、前の2つのレベル(第一、第二レベル)の設定(半静的設定情報による設定)後の剰余の伝送方向タイプがXであるリソースの中の各symbolの伝送方向タイプを設定するために用いられ;該伝送方向タイプは、上りリンク、下りリンク及び柔軟を含むことに加えて、該動的リソース指示情報は、従来の第三レベルの設定におけるDCI format 2_0であっても良く、group common PDCCHによりキャリーされ;そのうち、DCIにより、再び、半静的設定情報により設定された後の剰余の伝送方向タイプがXであるリソースの中の各symbolの伝送方向タイプを設定しているため、この部分の伝送方向タイプがXであるリソースは、ステップ601において第四指示情報によりリソースプールに含まれると指示される可能性があるが、DCIにより再び設定された後に、伝送方向タイプはU又はDに変更される可能性があり、端末装置は、DCIにより再び設定された後のリソースプールに属する第四時間領域単位内の伝送方向がDであるシンボル、又は、伝送方向がD+Xであるシンボルをリソースプールから削除する必要があり、あるいは、DCIにより、再び、半静的設定情報により設定された後の剰余の伝送方向タイプがXであるリソースの中の各symbolの伝送方向タイプを設定しているため、この部分の伝送方向タイプがXであるリソースは、ステップ601において第四指示情報によりリソースプールに含まれると指示される可能性があるが、DCIにより再び設定された後に、伝送方向タイプは依然としてXである可能性があり、端末装置は、DCIにより再び設定された後の該リソースプールに属する第四時間領域単位内の伝送方向タイプがXであるシンボルをリソースプールから削除する必要があり、あるいは、リソースプールに属する第四時間領域単位には、半静的設定情報により設定された後の伝送方向タイプがDである部分のsymbolが含まれ、DCIにより、伝送方向タイプがDであると指示されるこの部分のsymbolの伝送方向タイプを変更しない可能性があり、端末装置は、DCIにより再び設定された後の該リソースプールに属する第四時間領域単位内の伝送方向タイプが依然としてDであるこの部分のシンボル(即ち、その伝送方向タイプが半静的設定情報により設定される元のものである)をリソースプールから削除する必要がある。即ち、該端末装置は、動的リソース指示情報により指示された後の該リソースプールに属する第四時間領域単位内の下りリンクシンボル、あるいは、下りリンク及び柔軟シンボルが該リソースプールに含まれないと確定する。
図7は、該実施方式において指示されるリソースを示す図である。該第四時間領域単位が1つのslotであることを例にとって説明する。図7に示すように、該周期内の前の2つのslotについて、Dシンボルのみが含まれるので、該bitmapは前の2つのslotに作用せず、後ろの5つのslotについて、第四指示情報bitmapにより110101と指示され、これは、U及び/又はXを含むslotの中の論理上の1番目乃至2番目、4番目、6番目(物理上の3番目、4番目、6番目、8番目)がリソースプールに属することを表し、例えば、物理上の3番目のslotについて、DCIにより設定された後に、元の部分の伝送方向タイプがXであるシンボルの伝送方向タイプがDに変更されるので、この部分のシンボルは、その前に、第四指示情報により、リソースプールに含まれると指示されていても(bitmapの対応するビットが1である)、この部分の伝送方向がD(又はD+X)であるシンボルはリソースプールから削除する必要があり、即ち、最後のリソースプールには、この部分の伝送方向がD(又はD+X)であるシンボルが含まれない。
本実施例では、ステップ602の実施方式については実施例1のステップ203を参照することができ、ここではその詳しい説明を省略する。
上述の実施例よれば、第四指示情報を用いて、半静的設定情報により設定されるもののうちのどんな時間領域リソースがリソースプールに属するかを指示し、さらに、動的なリソース指示情報により指示された後の伝送方向タイプがD又はD+Xであるシンボルをリソースプールから削除することで、V2X端末装置は、該リソースプール内のリソースを用いてデータの送受信を行うことができる。このようにして、将来の通信システムにおけるV2X通信をサポートすることができる。
図8は、本実施例4のリソース指示方法のフローチャートであり、該方法は端末装置側に応用される。図8に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップ801:端末装置がネットワーク装置送信の、リソースプール内の第一時間領域リソースを指示するための第一指示情報を受信し、そのうち、該第一指示情報は、少なくとも1つの第一時間領域単位内の少なくとも1つの第二時間領域単位を指示するために用いられ、該少なくとも1つの第二時間領域単位内の伝送方向タイプが上りリンクであるシンボルは、該リソースプール内の第一時間領域リソースを構成し、そのうち、該時間領域単位内の伝送方向タイプは、半静的設定情報により設定され、各該時間領域単位は、少なくとも1つの上りリンクシンボルを含み;
ステップ802:端末装置が該リソースプール内の第一時間領域リソースを用いてデータの送受信を行う。
本実施例では、ステップ801の実施方式については実施例1のステップ201と同であり、該第一指示情報の実施方式については実施例1を参照することができ、ステップ802の実施方式については実施例1のステップ203を参照することができるため、ここではその詳しい説明を省略する。
上述の実施例によれば、第一指示情報を用いて、半静的設定情報により設定されるもののうちのどんな時間領域リソースがリソースプールに属するかを指示することにより、V2X端末装置は、該リソースプール内のリソースを用いてデータの送受信を行うことができる。このようにして、将来の通信システムにおけるV2X通信をサポートすることができる。
上述の実施例1乃至実施例4は、端末装置が如何にネットワーク装置送信の指示情報に基づいてリソースプール内のリソースを確定するかを説明したが、端末装置がアイドル(idle)状態又はセルのカバレッジ外にあるときに、他の端末装置との同期を取ってデータ伝送を行う必要があるので、送受信端末装置は、時間領域リソースの伝送方向タイプに対して同期化を行う必要がある。以下、実施例5を参照しながら、如何に同期化を行うかについて説明する。
図9は、本実施例5のリソース指示方法のフローチャートであり、該方法は第一端末装置側に応用される。図9に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップ901:該第一端末装置がネットワーク装置送信の半静的設定情報を受信し、又は、該第一端末装置が半静的設定情報を生成し、そのうち、該半静的設定情報は、時間領域リソースの伝送方向タイプを設定するために用いられ、そのうち、該伝送方向タイプは、上りリンク、下りリンク及び柔軟を含み;
ステップ902:該第一端末装置が第二端末装置にブロードキャスト情報を送信し、そのうち、該ブロードキャスト情報は、該半静的設定情報を含む。
本実施例では、ステップ901では、該半静的設定情報の実施方式については実施例1を参照することができ、ここではその詳しい説明を省略する。
本実施例では、ステップ902では、sidelinkのブロードキャストチャネル(S-PBCH)において該ブロードキャスト情報をキャリーし、ステップ901で受信した半静的設定情報を該ブロードキャスト情報に含めることにで、該第一端末装置及び第二端末装置は、時間領域リソースの伝送方向タイプに対して同期化を行い、該ブロードキャスト情報に基づいて、第一端末装置の送信リソースプールと第二端末装置の受信リソースプールとのアラインメント、及び、第一端末装置の受信リソースプールと第二端末装置の送信リソースプールとのアラインメントを含み、これにより、第一端末装置及び第二端末装置は、時間領域リソースの情報(例えば、索引)などについて同じ理解を有し、同期化後、該第二端末装置は、該時間領域リソースを使用して第一端末装置送信のデータを受信し、あるいは、該第一端末装置にデータを送信することができる。
本実施例では、該半静的設定情報により設定される伝送方向タイプに伝送方向タイプのサイドリンクSを追加することができ、第二端末装置は、該ブロードキャスト情報を受信した後に、該半静的設定情報によりSタイプと設定されるシンボルを確定し、そのリソースプールが上述のSタイプのシンボルを含むことを確定し、及び/又は、前述の実施例4の中の第一指示情報により指示される第二時間領域単位における伝送方向タイプが上りリンクであるシンボルが、sidelink通信のために用いられ得ると確定することができる。
本実施例では、第一端末装置は、セルカバレッジ内でワーキングし且つアイドル状態にあり、あるいは、セルのカバレッジ内に位置しない。
上述の実施例により、端末装置間で送信されるブロードキャスト情報に半静的設定情報を含めることができる。よって、送受信端末装置は、時間領域リソースの伝送方向タイプに対して同期化を行うことでデータ伝送を行うことができる。
本実施例6はさらにリソース指示方法を提供する。これは実施例1における端末装置側のリソース指示方法に対応し、なお、ここでは内容が同じである重複説明が省略される。
図10は、本実施例6のリソース指示方法のフローチャートであり、該方法はネットワーク装置側に応用される。図10に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップ1001:ネットワーク装置が端末装置に、リソースプール内の第一時間領域リソースを指示するための第一指示情報を送信し、そのうち、該第一指示情報は、少なくとも1つの第一時間領域単位内の少なくとも1つの第二時間領域単位を指示するために用いられ、該少なくとも1つの第二時間領域単位内の伝送方向タイプが上りリンクであるシンボルは、該リソースプール内の第一時間領域リソースを構成し、そのうち、該時間領域単位内の伝送方向タイプは半静的設定情報により設定され、各該時間領域単位は少なくとも1つの上りリンクシンボルを含み;
ステップ1002:ネットワーク装置が該端末装置に、該リソースプール内の第二時間領域リソースを動的に指示するための第二指示情報を送信し、そのうち、該第二指示情報は第三時間領域リソースにおいて該リソースプールに属する時間領域リソースを指示するために用いられ、そのうち、該第三時間領域リソースは該半静的設定情報により設定された後の剰余の伝送方向タイプが柔軟である時間領域リソース、及び/又は、該少なくとも1つの第一時間領域単位中の該少なくとも1つの第二時間領域単位以外の少なくとも1つの剰余時間領域単位を含む。
本実施例では、該ステップ1001-1002は実施例1のステップ201-202に対応し、該第一指示情報及び第二指示情報については実施例1を参照することができ、その内容がここに合併され、ここでは重複説明が省略される。
本実施例では、該方法はさらに次のようなこと(図示せず)を含み、即ち、ネットワーク装置は端末装置に該半静的設定情報を送信し、なお、該半静的設定情報については実施例1を参照することができ、ここではその詳しい説明を省略する。
上述の実施例によれば、第一指示情報を用いて、半静的設定情報により設定されるもののうちのどんな時間領域リソースがリソースプールに属するかを指示し、そして、第二指示情報を用いてリソースプール内の時間領域リソースを動的に指示することで、V2X端末装置は、該リソースプール内のリソースを用いてデータの送受信を行うことができる。このようにして、将来の通信システムにおけるV2X通信をサポートすることができる。
本実施例7はさらにリソース指示方法を提供する。それは実施例2の端末装置側のリソース指示方法に対応し、なお、ここでは内容が同じである重複説明が省略される。
図11は、本実施例7のリソース指示方法のフローチャートであり、該方法はネットワーク装置側に応用される。図11に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップ1101:ネットワーク装置が端末装置に、リソースプール内の時間領域リソースを動的に指示するための第三指示情報を送信する。
本実施例では、該方法はさらに以下のステップを含む。
ステップ1100(オプション):ネットワーク装置が端末装置に半静的設定情報を送信し、なお、該半静的設定情報については実施例1を参照することができ、その内容がここに合併され、ここでは重複説明を省略する。
本実施例では、該第三指示情報は、第四時間領域リソースの中で該リソースプールに属する時間領域リソースを指示するために用いられ、そのうち、該第四時間領域リソースは、該半静的設定情報により伝送方向タイプが設定された後の少なくとも1つの第三時間領域単位を含む。該第三指示情報は、伝送方向タイプがサイドリンクであるシンボルが、該第四時間領域リソースの中で伝送方向タイプが上りリンク及び/又は柔軟及び/又は下りリンクであるシンボルをカバーすることを指示し、あるいは、該第三指示情報は、ビット値が第一値であるシンボルが、該第四時間領域リソースの中で伝送方向タイプが上りリンク及び/又は柔軟及び/又は下りリンクであるシンボルをカバーし、例えば、該第四時間領域リソースの中で伝送方向タイプが柔軟であるシンボルをカバーすることを指示し、オプションとして、さらに該第四時間領域リソースの中で伝送方向タイプが上りリンク+柔軟であるシンボルをカバーしても良く、また、オプションとして、さらに該第四時間領域リソースの中で伝送方向タイプが上りリンク+下りリンク+柔軟であるシンボルをカバーしても良い。
本実施例では、該ステップ1101は実施例2のステップ501に対応し、該第三指示情報については実施例2を参照することができ、その内容がここに合併され、ここでは重複説明を省略する。
上述の実施例により、第三指示情報を用いてリソースプール内の時間領域リソースを動的に指示することで、V2X端末装置は、該リソースプール内のリソースを用いてデータの送受信を行うことができる。このようにして、将来の通信システムにおけるV2X通信をサポートすることができる。
本実施例8はさらにリソース指示方法を提供する。それは実施例3の端末装置側のリソース指示方法に対応し、ここでは内容が同じである重複説明が省略される。
図12は、本実施例8のリソース指示方法のフローチャートであり、それはネットワーク装置側に応用される。図12に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップ1201:ネットワーク装置が端末装置に、リソースプール内の時間領域リソースを指示するための第四指示情報を送信する。
そのうち、該第四指示情報は、少なくとも1つの第四時間領域単位のうち、該リソースプールに属する第四時間領域単位を指示するために用いられ、そのうち、各該第四時間領域単位は少なくとも1つの柔軟シンボル及び/又は少なくとも1つの上りリンクシンボルを含む。
本実施例では、該ステップ1201は実施例3におけるステップ601に対応し、該第四指示情報については実施例3を参照することができ、その内容がここに合併され、ここでは重複説明が省略される。
本実施例では、該方法はさらに以下のステップを含んでも良い。
ステップ1200(オプション);ネットワーク装置が端末装置に半静的設定情報を送信し、なお、該半静的設定情報については実施例1を参照することができ、その内容がここに合併され、ここでは重複説明が省略される。
ステップ1202(オプション):ネットワーク装置が端末装置に動的リソース指示情報を送信し、なお、該動的リソース指示情報については実施例3を参照することができ、その内容がここに合併され、ここでは重複説明が省略される。
上述の実施例により、第四指示情報を用いて、半静的設定情報により設定されるもののうちどんな時間領域リソースがリソースプールに属するかを指示、さらに、動的リソース指示情報により指示された後の伝送方向タイプがD又はD+Xであるシンボルをリソースプールから削除することで、V2X端末装置は該リソースプール内のリソースを使用してデータの送受信を行うことができる。このようにして、将来の通信システムにおけるV2X通信をサポートすることができる。
本実施例9はさらにリソース指示方法を提供する。それは実施例4の端末装置側のリソース指示方法に対応し、ここでは内容が同じである重複説明が省略される。
図13は、本実施例9のリソース指示方法のフローチャートであり、それはネットワーク装置側に応用される。図13に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップ1301:ネットワーク装置が端末装置に、リソースプール内の第一時間領域リソースを指示するための第一指示情報を送信し、そのうち、該第一指示情報は、少なくとも1つの第一時間領域単位内の少なくとも1つの第二時間領域単位を指示するために用いられ、該少なくとも1つの第二時間領域単位内の伝送方向タイプが上りリンクであるシンボルは該リソースプール内の第一時間領域リソースを構成し、そのうち、該時間領域単位内の伝送方向タイプは半静的設定情報により設定され、各該時間領域単位は、少なくとも1つの上りリンクシンボルを含む。
実施例では、該ステップ1301は実施例4のステップ801に対応し、該第一指示情報については実施例1を参照することができ、その内容がここに合併され、ここでは重複説明が省略される。
本実施例では、該方法はさらに以下のステップを含む。
ステップ1300(オプション):ネットワーク装置が端末装置に半静的設定情報を送信し、なお、該半静的設定情報については実施例1を参照することができ、その内容がここに合併され、ここでは重複説明を省略する。
上述の実施例により、第一指示情報を用いて、半静的設定情報により設定されるもののうちのどんな時間領域リソースがリソースプールに属するかを指示することで、V2X端末装置は該リソースプール内のリソースを用いてデータ送受信を行うことができる。このようにして、将来の通信システムにおけるV2X通信をサポートすることができる。
本実施例10はさらにリソース指示方法を提供する。それは実施例5の第一端末装置側のリソース指示方法に対応し、ここでは、内容が同じである重複説明が省略される。
図14は、本実施例10のリソース指示方法のフローチャートであり、それは第二端末装置側に応用される。図14に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップ1401:該第二端末装置が第一端末装置送信のブロードキャスト情報を受信し、そのうち、該ブロードキャスト情報は半静的設定情報を含み、該半静的設定情報は、時間領域リソースの伝送方向タイプを設定するために用いられ、そのうち、該伝送方向タイプは、上りリンク、下りリンク及び柔軟を含み;
ステップ1402:該第二端末装置が該半静的設定情報に基づいて時間領域リソースに対して同期化を行う。
本実施例では、該ステップ1401は実施例5のステップ902に対応し、該伝送方向タイプはさらにサイドリンクを含み、なお、該ブロードキャスト情報については実施例5を参照することができ、その内容がここに合併され、ここでは重複説明を省略する。
ステップ1402では、第一端末装置及び第二端末装置は、該ブロードキャスト情報に基づいて、第一端末装置の送信リソースプールと、第二端末装置の受信リソースプールとのアラインメント、及び、第一端末装置の受信リソースプールと、第二端末装置の送信リソースプールとのアラインメントを行うことで、第一端末装置及び第二端末装置は、時間領域リソースの情報(例えば、索引)などについて同じ理解があり、同期化後、該第二端末装置は、該時間領域リソースを使用して第一端末装置送信のデータを受信し、あるいは、該第一端末装置にデータを送信することができる。
本実施例では、該半静的設定情報により設定される伝送方向タイプに伝送方向タイプのサイドリンクSを追加することができ、第二端末装置は、該ブロードキャスト情報受信後、該半静的設定情報によりSタイプと設定されるシンボルを確定し、そのリソースプールが上述のSタイプのシンボルを含むことを確定し、及び、ネットワーク装置により設定される又は事前設定される時間領域リソースの中で伝送方向タイプが上りリンクであるシンボルが、sidelink通信のために用いられ得ることを確定することができる。
上述の実施例により、端末装置間で送信されるブロードキャスト情報に半静的設定情報を含めることができる。よって、送受信端末装置は、時間領域リソースの伝送方向タイプに対して同期化を行うことで、データの伝送を行うことができる。
本実施例11はさらにリソース指示装置を提供する。該装置が問題を解決する原理は実施例1の方法と類似したので、その具体的な実施については実施例1の方法の実施を参照することができ、ここでは内容が同じである重複説明が省略される。
図15は、本実施例11のリソース指示装置を示す図である。図15に示すように、装置1500は以下のものを含む。
第一受信ユニット1501:ネットワーク装置送信の、リソースプールに属する第一時間領域リソースを指示するための第一指示情報を受信し、そのうち、該第一指示情報は、少なくとも1つの第一時間領域単位内の少なくとも1つの第二時間領域単位を指示するために用いられ、該少なくとも1つの第二時間領域単位内の伝送方向タイプが上りリンクであるシンボルは該リソースプール内の第一時間領域リソースを構成し、そのうち、該時間領域単位内の伝送方向タイプは半静的設定情報により設定され、各該時間領域単位は少なくとも1つの上りリンクシンボルを含み;
第二受信ユニット1502:該ネットワーク装置送信の、該リソースプールに属する第二時間領域リソースを動的に指示するための第二指示情報を受信し、そのうち、該第二指示情報は第三時間領域リソースにおいて該リソースプールに属する時間領域リソースを指示するために用いられ、そのうち、該第三時間領域リソースは、該半静的設定情報により設定された後の剰余の伝送方向タイプが柔軟である時間領域リソース、及び/又は、該少なくとも1つの第一時間領域単位内の該少なくとも1つの第二時間領域単位以外の少なくとも1つの剰余時間領域単位を含み;
第一処理ユニット1503:該リソースプール内の第一時間領域リソース及び/又は第二時間領域リソースを用いてデータを送受信する。
本実施例では、該第一受信ユニット1501、第二受信ユニット1502及び第一処理ユニット1503の実施方式については実施例1のステップ201-203を参照することができ、その内容がここに合併され、ここでは重複説明を省略する。
本実施例では、該装置1500はさらに以下のもの(図示せず:オプションである)を含んでも良い。
第三受信ユニット:該ネットワーク装置送信の該半静的設定情報を受信するために用いられ、該半静的設定情報は、時間領域リソースの伝送方向タイプを設定するために用いられる。そのうち、該伝送方向タイプは、上りリンク、下りリンク及び柔軟を含み、そのうち、該半静的設定情報はセルレベルの設定情報及び/又はユーザ専用レベルの設定情報を含む。なお、その実施方式については実施例1を参照することができ、ここではその詳しい説明を省略する。
上述の実施例により、第一指示情報を用いて、半静的設定情報により設定されるもののうちのどんな時間領域リソースがリソースプールに属するかを指示し、そして、第二指示情報を用いてリソースプール内の時間領域リソースを動的に指示することで、V2X端末装置は、該リソースプール内のリソースを用いてデータの送受信を行うことができる。このようにして、将来の通信システムにおけるV2X通信をサポートすることができる。
本実施例12はさらにリソース指示装置を提供する。該装置が問題を解決する原理は実施例2の方法と類似したので、その具体的な実施については実施例2の方法の実施を参照することができ、ここでは内容が同じである重複説明が省略される。
図16は、本実施例12のリソース指示装置を示す図である。図16に示すように、装置1600は以下のものを含む。
第四受信ユニット1601:ネットワーク装置送信の、リソースプール内の時間領域リソースを動的に指示するための第三指示情報を受信し;
第二処理ユニット1602:該リソースプール内の時間領域リソースを用いてデータの送受信を行う。
本実施例では、該第四受信ユニット1601及び第二処理ユニット1602の実施方式については実施例2のステップ501-502を参照することができ、その内容がここに合併され、ここでは重複説明が省略される。
本実施例では、該装置1600はさらに以下のもの(図示せず;オプションである)を含んでも良い。
第三受信ユニット:該ネットワーク装置送信の半静的設定情報を受信するために用いられ、該半静的設定情報は、時間領域リソースの伝送方向タイプを設定するために用いられる。そのうち、該伝送方向タイプは、上りリンク、下りリンク及び柔軟を含み、そのうち、該半静的設定情報は、セルレベルの設定情報及び/又はユーザ専用レベルの設定情報を含む。なお、その実施方式については実施例1を参照することができ、ここではその詳しい説明を省略する。
上述の実施例により、第三指示情報を用いて、リソースプール内の時間領域リソースを動的に指示することで、V2X端末装置は該リソースプール内のリソースを用いてデータの送受信を行うことができる。このようにして、将来の通信システムにおけるV2X通信をサポートすることができる。
本実施例13はさらにリソース指示装置を提供する。該装置が問題を解決する原理は実施例3の方法と類似したので、その具体的な実施については実施例3の方法の実施を参照することができ、ここでは内容が同じである重複説明が省略される。
図17は、本実施例13のリソース指示装置を示す図である。図17に示すように、装置1700は以下のものを含む。
第五受信ユニット1701:ネットワーク装置送信の、リソースプール内の時間領域リソースを指示するための第四指示情報を受信し、そのうち、該第四指示情報は、少なくとも1つの第四時間領域単位のうちの該リソースプールに属する第四時間領域単位を指示するために用いられ、そのうち、各該第四時間領域単位は少なくとも1つの柔軟シンボル及び/又は少なくとも1つの上りリンクシンボルを含み;
第四処理ユニット1702:該リソースプール内の時間領域リソースを用いてデータの送受信データを行うために用いられる。
本実施例では、該第五受信ユニット1701及び第四処理ユニット1702の実施方式については実施例3のステップ601-602を参照することができ、その内容がここに合併され、ここでは重複説明が省略される。
本実施例では、該装置1700はさらに以下のもの(図示せず;オプションである)を含んでも良い。
第三受信ユニット:該ネットワーク装置送信の半静的設定情報を受信するために用いられ、該半静的設定情報は、時間領域リソースの伝送方向タイプを設定するために用いられる。そのうち、該伝送方向タイプは、上りリンク、下りリンク及び柔軟を含み、そのうち、該半静的設定情報はセルレベルの設定情報及び/又はユーザ専用レベルの設定情報を含む。なお、その実施方式については実施例1を参照することができ、ここではその詳しい説明を省略する。
上述の実施例により、第四指示情報を用いて、半静的設定情報により設定されるもののうちのどんな時間領域リソースがリソースプールに属するかを指示し、また、動的リソース指示情報による指示後の伝送方向タイプがD又はD+Xであるシンボルをリソースプールから削除することで、V2X端末装置は該リソースプール内のリソースを用いてデータの送受信を行うことができる。このようにして、将来の通信システムにおけるV2X通信をサポートすることができる。
本実施例14はさらにリソース指示装置を提供する。該装置が問題を解決する原理は実施例4の方法と類似したので、その具体的な実施については実施例4の方法の実施を参照することができ、ここでは内容が同じである重複説明が省略される。
図18は、本実施例14のリソース指示装置を示す図である。図18に示すように、装置1800は以下のものを含む。
第一受信ユニット1801:ネットワーク装置送信の、リソースプールに属する第一時間領域リソースを指示するための第一指示情報を受信し、そのうち、該第一指示情報は、少なくとも1つの第一時間領域単位内の少なくとも1つの第二時間領域単位を指示するために用いられ、該少なくとも1つの第二時間領域単位内の伝送方向タイプが上りリンクであるシンボルは該リソースプール内の第一時間領域リソースを構成し、そのうち、該時間領域単位内の伝送方向タイプは半静的設定情報により設定され、各該時間領域単位は少なくとも1つの上りリンクシンボルを含み;
第一処理ユニット1802:該リソースプール内の第一時間領域リソースを用いてデータの送受信を行う。
本実施例では、該第一受信ユニット1801及び第一処理ユニット1802の実施方式については実施例4のステップ801-802を参照することができ、その内容がここに合併され、ここでは重複説明が省略される。
上述の実施例により、第一指示情報を用いて、半静的設定情報により設定されるもののうちのどんな時間領域リソースがリソースプールに属するかを指示することで、V2X端末装置は該リソースプール内のリソースを用いてデータの送受信を行うことができる。このようにして、将来の通信システムにおけるV2X通信をサポートすることができる。
本実施例15はさらにリソース指示装置を提供する。該装置が問題を解決する原理は実施例5の方法と類似したので、その具体的な実施については実施例5の方法の実施を参照することができ、ここでは内容が同じである重複説明が省略される。
図19は本実施例15のリソース指示装置を示す図であり、それは第一端末装置に配置される。図19に示すように、装置1900は以下のものを含む。
第三処理ユニット1901:ネットワーク装置送信の半静的設定情報を受信するために用いられ、そのうち、該半静的設定情報は、時間領域リソースの伝送方向タイプを設定するために用いられ、そのうち、該伝送方向タイプは、上りリンク、下りリンク及び柔軟を含み;
第一送信ユニット1902:第二端末装置にブロードキャスト情報を送信するために用いられ、そのうち、該ブロードキャスト情報は、該半静的設定情報を含む。
本実施例では、該第三処理ユニット1901及び第一送信ユニット1902の実施方式については実施例5のステップ901-902を参照することができ、その内容がここに合併され、ここでは重複説明が省略される。
上述の実施例により、端末装置間で送信されるブロードキャスト情報に半静的設定情報を含まることができる。よって、送受信端末装置は、時間領域リソースの伝送方向タイプに対して同期化を行ってデータの伝送を行うことができる。
本実施例16はさらにリソース指示装置を提供する。該装置が問題を解決する原理は実施例10の方法と類似したので、その具体的な実施については実施例10の方法の実施を参照することができ、ここでは内容が同じである重複説明が省略される。
図20は、本実施例16のリソース指示装置を示す図であり、それは第二端末装置に配置される。図20に示すように、装置2000は以下のものを含む。
第六受信ユニット2001:第一端末装置送信のブロードキャスト情報を受信するために用いられ、そのうち、該ブロードキャスト情報は半静的設定情報を含み、該半静的設定情報は、時間領域リソースの伝送方向タイプを設定するために用いられ、そのうち、該伝送方向タイプは、上りリンク、下りリンク及び柔軟を含み;
第四処理ユニット2002:該半静的設定情報に基づいて、時間領域リソースに対して同期化を行うために用いられる。
本実施例では、該第六受信ユニット2001及び第四処理ユニット2002の実施方式については実施例10のステップ1401-1402を参照することができ、その内容がここに合併され、ここでは重複説明が省略される。
上述の実施例により、端末装置間で送信されるブロードキャスト情報に半静的設定情報を含めることができる。よって、送受信端末装置は、時間領域リソースの伝送方向タイプに対して同期化を行ってデータの伝送を行うことができる。
本実施例17はさらにリソース指示装置を提供する。該装置が問題を解決する原理は実施例6乃至9の方法と類似したので、その具体的な実施については実施例6乃至9の方法の実施を参照することができ、ここでは内容が同じである重複説明が省略される。
図21は本実施例17のリソース指示装置を示す図である。図21に示すように、装置2100は第二送信ユニット2101を含む。
1つの実施方式において、第二送信ユニット2101は、端末装置に第一指示情報及び第二指示情報を送信するために用いられ、なお、その実施方式については、実施例6のステップ1001-1002を参照することができ、ここではその詳しい説明を省略する。
1つの実施方式において、第二送信ユニット2101は、端末装置に第三指示情報を送信するために用いられ、なお、その実施方式については、実施例7のステップ1101を参照することができ、ここではその詳しい説明を省略する。
1つの実施方式において、第二送信ユニット2101は、端末装置に第四指示情報を送信するために用いられ、なお、その実施方式については実施例8のステップ1201を参照することができ、ここではその詳しい説明を省略する。
1つの実施方式において、第二送信ユニット2101は、端末装置に第一指示情報を送信するために用いられ、なお、その実施方式については実施例9のステップ1301を参照することができ、ここではその詳しい説明を省略する。
本実施例では、該装置はさらに第三送信ユニット(オプションであり;図示せず)を含んでも良く、それは、端末装置に半静的設定情報を送信するために用いられ、なお、その具体的な実施方式については、実施例1を参照することができ、ここではその詳しい説明を省略する。
上述の実施例により、指示情報を用いて、半静的設定及び/又は動的設定の時間領域リソースのうちのどんな時間領域リソースがリソースプールに含まれ得るかを指示することで、V2X端末装置は、該リソースプール内のリソースを用いてデータの送受信を行うことができる。このようにして、将来の通信システムにおけるV2X通信をサポートすることができる。
本実施例はさらに通信システムを提供し、なお、該システムについては図1を参照することができ、また、ここでは実施例1乃至10と同じ内容の記載を省略する。本実施例では、通信システム100は以下のものを含んでも良い。
ネットワーク装置101:第一指示情報又は第二指示情報又は第三指示情報又は第四指示情報を送信するために用いられ;
端末装置102:その中に実施例11乃至16のうちの任意の1つに記載のリソース指示装置1500又は1600又は1700又は1800又は1900又は2000が含まれる。
図22は、本実施例のリソース指示方法のフローチャートであり、図22に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップ2201:ネットワーク装置が第一端末装置に半静的設定情報を送信し;
ステップ2202:該ネットワーク装置が該第一端末装置に指示情報(例えば、bitmapの形式で)を送信し、該指示情報は実施例1の第一指示情報であっても良く、実施例3の第四指示情報であっても良く;
ステップ2203:該ネットワーク装置が該第一端末装置に下りリンク制御情報を送信し、該下りリンク制御情報は実施例1の第二指示情報、又は実施例2の第三指示情報、又は実施例3の動的リソース指示情報を含んでも良く;
ステップ2204:該第一端末装置が受信した指示情報及び下りリンク制御情報に基づいてリソースプール内の時間領域リソースを確定する。
本実施例では、ステップ2202はオプションであり、第一端末装置は下りリンク制御情報の中の指示情報のみに基づいてリソースプール内の時間領域リソースを確定することもできる。なお、ステップ2201及びステップ2202は順次実行されても良く、一緒に実行されても良く、あるいは、ステップ2202を先に実行し、その後、ステップ2201を実行しても良いが、本実施例はこれに限定されない。
ステップ2205:第一端末装置がリソースプール内のリソースを用いて第二端末装置にデータを送信し、あるいは、第二端末装置送信のデータを受信する。そのうち、第一端末装置は、リソースプールの中でネットワーク装置によりスケジューリングされるリソースだけでなく、それがリソースプールの中で自主的に選択するリソースも用いて、データの送受信を行うことができる。
オプションとして、データ送受信前、該方法はさらに次のようなこと(図示せず)を含み、即ち、第一端末装置は第二端末装置にブロードキャスト情報を送信し、該ブロードキャスト情報は、該半静的設定情報を含み、該第二端末装置は該ブロードキャスト情報を受信した後に、同期化を行う。
本発明の実施例はさらに端末装置を提供するが、本発明はこれに限定されず、他の装置であっても良い。
図23は、本発明の実施例の端末装置(例えば、V2X UE)を示す図である。図23に示すように、該端末装置2300は処理器2310及び記憶器2320を含んでも良く、記憶器2320はデータ及びプログラムを記憶し、且つ処理器2310に接続される。なお、該図は例示に過ぎず、さらに他の構造を用いて該構造に対して補充又は代替を行うことで電気通信機能又は他の機能を実現することもできる。
例えば、処理器2310は、プログラムを実行して実施例1に記載のリソース指示方法を実現するように構成されても良い。例えば、処理器2310は次のような制御を行うように構成されても良く、即ち、ネットワーク装置送信の、リソースプールに属する第一時間領域リソースを指示するための第一指示情報を受信し、そのうち、前記第一指示情報は、少なくとも1つの第一時間領域単位内の少なくとも1つの第二時間領域単位を指示するために用いられ、前記少なくとも1つの第二時間領域単位内の伝送方向タイプが上りリンクであるシンボルは前記リソースプール内の第一時間領域リソースを構成し、そのうち、前記時間領域単位内の伝送方向タイプは半静的設定情報により設定され、各前記時間領域単位は少なくとも1つの上りリンクシンボルを含み;前記ネットワーク装置送信の、前記リソースプールに属する第二時間領域リソースを動的に指示するための第二指示情報を受信し、そのうち、前記第二指示情報は、第三時間領域リソースの中で前記リソースプールに属する時間領域リソースを指示するために用いられ、そのうち、前記第三時間領域リソースは、前記半静的設定情報により設定された後の剰余の伝送方向タイプが柔軟である時間領域リソース及び/又は前記少なくとも1つの第一時間領域単位内の前記少なくとも1つの第二時間領域単位以外の少なくとも1つの剰余時間領域単位を含み;及び、前記リソースプール内の第一時間領域リソース及び/又は第二時間領域リソースを用いてデータの送受信を行う。
例えば、処理器2310は、プログラムを実行して実施例2に記載のリソース指示方法を実現するように構成される。例えば、処理器2310は次のような制御を行うように構成されても良く、即ち、ネットワーク装置送信のリソースプール内の時間領域リソースを動的に指示するための第三指示情報を受信し;及び、前記リソースプール内の時間領域リソースを用いてデータの送受信を行う。
例えば、処理器2310は、プログラムを実行して実施例3に記載のリソース指示方法を実現するように構成されても良い。例えば、処理器2310は、次のような制御を行うように構成されても良く、即ち、ネットワーク装置送信の、リソースプール内の時間領域リソースを指示するための第四指示情報を受信し、そのうち、前記第四指示情報は、少なくとも1つの第四時間領域単位のうち、前記リソースプールに属する第四時間領域単位を指示するために用いられ、そのうち、各前記第四時間領域単位はなくとも1つの柔軟シンボル及び/又は少なくとも1つの上りリンクシンボルを含み;及び、前記リソースプール内の時間領域リソースを用いてデータの送受信を行う。
例えば、処理器2310は、プログラムを実行して実施例4に記載のリソース指示方法を実現するように構成されても良い。例えば処理器2310は、次のような制御を行うように構成されても良く、即ち、ネットワーク装置送信の、リソースプールに属する第一時間領域リソースを指示するための第一指示情報を受信し、そのうち、前記第一指示情報は、少なくとも1つの第一時間領域単位内の少なくとも1つの第二時間領域単位を指示するために用いられ、前記少なくとも1つの第二時間領域単位内の伝送方向タイプが上りリンクであるシンボルは、前記リソースプール内の第一時間領域リソースを構成し、そのうち、前記時間領域単位内の伝送方向タイプは半静的設定情報により設定され、各前記時間領域単位は少なくとも1つの上りリンクシンボルを含み;及び、前記リソースプール内の第一時間領域リソースを使用してデータの送受信を行う。
例えば、処理器2310は、プログラムを実行して実施例5に記載のリソース指示方法を実現するように構成されても良い。例えば、処理器2310は、次のような制御を行うように構成されても良く、即ち、ネットワーク装置送信の半静的設定情報を受信し、又は、半静的設定情報を生成し、そのうち、前記半静的設定情報は、時間領域リソースの伝送方向タイプを設定するために用いられ、そのうち、前記伝送方向タイプは、上りリンク、下りリンク及び柔軟を含み;及び、第二端末装置にブロードキャスト情報を送信し、そのうち、前記ブロードキャスト情報は前記半静的設定情報を含む。
例えば、処理器2310は、プログラムを実行して実施例10に記載のリソース指示方法を実現するように構成されても良い。例えば処理器2310は、次のような制御を行うように構成されても良く、即ち、第一端末装置送信のブロードキャスト情報を受信し、そのうち、前記ブロードキャスト情報は半静的設定情報を含み、前記半静的設定情報は、時間領域リソースの伝送方向タイプを設定するために用いられ、そのうち、前記伝送方向タイプは、上りリンク、下りリンク及び柔軟を含み;及び、前記半静的設定情報に基づいて、時間領域リソースに対して同期化を行う。
図23に示すように、該端末装置2300はさらに通信モジュール2330、入力ユニット2340、表示器2350、電源2360などを含んでも良い。そのうち、これらの部品の機能が従来技術に類似したので、ここではその詳しい説明を省略する。なお、端末装置2300は図23に示す全部の部品を含む必要がない。また、端末装置2300はさらに図23に無い部品を含んでも良いが、これについては従来技術を参照することができる。
本実施例はさらにネットワーク装置を提供し、例えば、基地局であっても良いが、本発明はこれに限定されず、他のネットワーク装置であっても良い。
図24は、本発明の実施例のネットワーク装置の構成図である。図24に示すように、ネットワーク装置2400は処理器2410(例えば、中央処理装置CPU)及び記憶器2420を含んでも良く、記憶器2420は処理器2410に接続される。そのうち、該記憶器2420は各種のデータを記憶することができ、また、情報処理用のプログラム2430をさらに記憶することができ、且つ処理器2410の制御下で該プログラム2430を実行することができる。
例えば、処理器2410は、プログラム2430を実行して実施例6に記載のリソース指示方法を実現するように構成されても良い。例えば、処理器2410は、次のような制御を行うように構成されても良く、即ち、端末装置に、リソースプール内の第一時間領域リソースを指示するための第一指示情報に送信し、そのうち、前記第一指示情報は、少なくとも1つの第一時間領域単位内の少なくとも1つの第二時間領域単位を指示するために用いられ、前記少なくとも1つの第二時間領域単位内の伝送方向タイプが上りリンクであるシンボルは前記リソースプール内の第一時間領域リソースを構成し、そのうち、前記時間領域単位内の伝送方向タイプは半静的設定情報により設定され、各前記時間領域単位は少なくとも1つの上りリンクシンボルを含み;前記端末装置に、前記リソースプール内の第二時間領域リソースを動的に指示するための第二指示情報を送信し、そのうち、前記第二指示情報は、第三時間領域リソースの中で前記リソースプールに属する時間領域リソースを指示するために用いられ、そのうち、前記第三時間領域リソースは、前記半静的設定情報により設定された後の剰余の伝送方向タイプが柔軟である時間領域リソース及び/又は前記少なくとも1つの第一時間領域単位内の前記少なくとも1つの第二時間領域単位以外の少なくとも1つの剰余時間領域単位を含む。
例えば、処理器2410は、プログラム2430を実行して実施例7に記載のリソース指示方法を実現するように構成されても良い。例えば、処理器2410は、次のような制御を行うように構成されても良く、即ち、端末装置に、リソースプール内の時間領域リソースを動的に指示するための第三指示情報を送信する。
例えば、処理器2410は、プログラム2430を実行して実施例8に記載のリソース指示方法を実現するように構成されても良い。例えば、処理器2410は、次のような制御を行うように構成されても良く、即ち、端末装置に、リソースプール内の時間領域リソースを指示するための第四指示情報を送信し、そのうち、前記第四指示情報は、少なくとも1つの第四時間領域単位のうちの前記リソースプールに属する第四時間領域単位を指示するために用いられ、そのうち、各前記第四時間領域単位は、少なくとも1つの柔軟シンボル及び/又は少なくとも1つの上りリンクシンボルを含む。
例えば、処理器2410は、プログラム2430を実行して実施例9に記載のリソース指示方法を実現するように構成されても良い。例えば、処理器2410は、次のような制御を行うように構成されても良く、即ち、端末装置に、リソースプール内の第一時間領域リソースを指示するための第一指示情報を送信し、そのうち、前記第一指示情報は、少なくとも1つの第一時間領域単位内の少なくとも1つの第二時間領域単位を指示するために用いられ、前記少なくとも1つの第二時間領域単位内の伝送方向タイプが上りリンクであるシンボルは、前記リソースプール内の第一時間領域リソースを構成し、そのうち、前記時間領域単位内の伝送方向タイプは半静的設定情報により設定され、各前記時間領域単位は少なくとも1つの上りリンクシンボルを含む。
また、図24に示すように、ネットワーク装置2400はさらに、送受信機2440、アンテナ2450などを含み、そのうち、これらの部品の機能が従来技術と類似したので、ここではその詳しい説明を省略する。なお、ネットワーク装置2400は図24に示す全部の部品を含む必要がない。また、ネットワーク装置2400はさらに図24に無い部品を含んでも良いが、これについては従来技術を参照することができる。
本発明の実施例はさらに、コンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体を提供し、そのうち、前記コンピュータ可読プログラムはリソース指示装置又は端末装置に、実施例1乃至5、10のうちの任意の1つに記載のリソース指示方法を実行させる。
本発明の実施例はさらにコンピュータ可読プログラムを提供し、そのうち、リソース指示装置又は端末装置中で前記プログラムを実行するときに、前記プログラムは、前記リソース指示装置又は端末装置に、実施例1乃至5、10のうちの任意の1つに記載のリソース指示方法を実行させる。
本発明の実施例はさらに、コンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体を提供し、そのうち、前記コンピュータ可読プログラムはリソース指示装置又はネットワーク装置に、実施例6乃至9のうちの任意の1つに記載のリソース指示方法を実行させる。
本発明の実施例はさらにコンピュータ可読プログラムを提供し、そのうち、リソース指示装置又はネットワーク装置中で前記プログラムを実行するときに、前記プログラムは、前記リソース指示装置又はネットワーク装置に、実施例6乃至9のうちの任意の1つに記載のリソース指示方法を実行させる。
また、上述の装置及び方法は、ソフトウェア又はハードウェアにより実現されても良く、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせにより実現されても良い。本発明は、さらに、下記のようなコンピュータ読み取り可能なプログラムに関し、即ち、該プログラムは、ロジック部品により実行されるときに、該ロジック部品に、上述の装置又は構成部品を実現させ、又は、該ロジック部品に、上述の各種の方法又はステップを実現させる。ロジック部品は、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array)、マイクロプロセッサ、コンピュータに用いる処理器などであっても良い。本発明は、さらに、上述のプログラムを記憶した記憶媒体、例えば、ハードディスク、磁気ディスク、光ハードディスク、DVD、フラッシュメモリなどにも関する。
さらに、図面に記載の機能ブロックのうちの1つ又は複数の組み合わせ及び/又は機能ブロックの1つ又は複数の組み合わせは、本明細書に記載の機能を実行するための汎用処理器、デジタル信号処理器(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又は他のプログラム可能な論理部品、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理部品、ディスクリートハードウェアアセンブリ又は他の任意の適切な組み合わせとして実現されても良い。また、図面に記載の機能ブロックのうちの1つ又は複数の組み合わせ及び/又は機能ブロックの1つ又は複数の組み合わせは、さらに、計算装置の組み合わせ、例えば、DSP及びマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPと通信により接続される1つ又は複数のマイクロプロセッサ又は他の任意の構成の組み合わせとして構成されても良い。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されず、本発明の趣旨を離脱しない限り、本発明に対するあらゆる変更は本発明の技術的範囲に属する。
また、上述の実施例などに関し、さらに以下のような付記を開示する。
(付記1)
リソース指示方法であって、
端末装置がネットワーク装置送信の、リソースプールに属する第一時間領域リソースを指示するための第一指示情報を受信し、そのうち、前記第一指示情報は、少なくとも1つの第一時間領域単位内の少なくとも1つの第二時間領域単位を指示するために用いられ、前記少なくとも1つの第二時間領域単位内の伝送方向タイプが上りリンクであるシンボルは、前記リソースプール内の第一時間領域リソースを構成し、そのうち、前記時間領域単位内の伝送方向タイプは、半静的設定情報により設定され、各前記時間領域単位は、少なくとも1つの上りリンクシンボルを含み;
前記端末装置が前記ネットワーク装置送信の、前記リソースプールに属する第二時間領域リソースを動的に指示するための第二指示情報を受信し、そのうち、前記第二指示情報は、第三時間領域リソースの中で前記リソースプールに属する時間領域リソースを指示するために用いられ、そのうち、前記第三時間領域リソースは、前記半静的設定情報により設定された後の剰余の伝送方向タイプが柔軟である時間領域リソース、及び/又は、前記少なくとも1つの第一時間領域単位内の前記少なくとも1つの第二時間領域単位以外の少なくとも1つの剰余時間領域単位を含み;及び
前記端末装置が前記リソースプール内の第一時間領域リソース及び/又は第二時間領域リソースを用いてデータの送受信を行うことを含む、方法。
(付記2)
付記1に記載の方法であって、
前記時間領域単位は第一所定数のシンボルを含み、そのうち、前記第一所定数のシンボルはすべて上りリンクシンボルである、方法。
(付記3)
付記1又は2に記載の方法であって、
前記第一指示情報はビットマップであり、あるいは、前記第一指示情報は、1つの周期内の前記少なくとも1つの第二時間領域単位の開始位置及び長さを指示する、方法。
(付記4)
付記1乃至3のうちの何れか1項に記載の方法であって、
前記端末装置が前記ネットワーク装置送信の前記半静的設定情報を受信することをさらに含み、
前記半静的設定情報は、時間領域リソースの伝送方向タイプを設定するために用いられ、そのうち、前記伝送方向タイプは、上りリンク、下りリンク及び柔軟を含み、そのうち、前記半静的設定情報は、セルレベルの設定情報及び/又はユーザ専用レベルの設定情報を含む、方法。
(付記5)
付記4に記載の方法であって、
同じである又は異なる第一指示情報を用いて、それぞれ、前記セルレベルの設定情報及びユーザ専用レベルの設定情報により設定される第二時間領域単位を指示する、方法。
(付記6)
付記5に記載の方法であって、
異なる第一指示情報を用いるときに、前記セルレベルの設定情報及びユーザ専用レベルの設定情報により設定される各時間領域単位に含まれるシンボルの数は同じであり又は異なる、方法。
(付記7)
付記1乃至6のうちの何れか1項に記載の方法であって、
前記第二指示情報は、前記第三時間領域リソースの伝送方向タイプを指示するために用いられ、そのうち、伝送方向タイプは、上りリンク、下りリンク、柔軟及びサイドリンクを含み、伝送方向タイプがサイドリンクである第三時間領域リソースは前記リソースプールに属する、方法。
(付記8)
付記1乃至7のうちの何れか1項に記載の方法であって、
前記第二指示情報は第一下りリンク制御情報に含まれ、前記第一下りリンク制御情報のフォーマットはformat 2_0であり、前記第二指示情報は第一索引情報であり、前記第一索引情報は、1つ又は少なくとも2つの第二索引情報を指示するために用いられ、各第二索引情報は、時間領域単位のフォーマットを指示するために用いられ、前記時間領域単位のフォーマットは、前記時間領域単位における各シンボルの伝送方向タイプを含み、伝送方向タイプがサイドリンクである時間領域リソースは前記リソースプールに属し;あるいは
前記第二指示情報は第二下りリンク制御情報に含まれ、前記第二指示情報は第一索引情報であり、各第一索引情報は1つ又は少なくとも2つの第二索引情報を指示するために用いられ、各第二索引情報は1つのビットマップを指示するために用いられ、又は、各第一索引情報は、1つ又は少なくとも2つのビットマップを指示するために用いられ、前記ビットマップでは、第一値のビット値に対応する時間領域単位が前記リソースプールに属し、ビット値が第二値である時間領域単位が前記リソースプールに属しない、方法。
(付記9)
付記8に記載の方法であって、
前記端末装置はさらに、前記第二索引情報及び事前設定の対応関係に基づいて、前記第二索引情報により指示される時間領域単位のフォーマット又はビットマップを確定するために用いられ、そのうち、前記対応関係は、異なる第二索引情報と、時間領域単位のフォーマットとの対応関係を表す、方法。
(付記10)
付記9に記載の方法であって、
前記対応関係は、V2Xの端末装置に向けられている、方法。
(付記11)
付記1乃至10のうちの何れか1項に記載の方法であって、
前記少なくとも1つの剰余時間領域単位内の上りリンクシンボル及び/又は柔軟シンボルは前記第三時間領域リソースに属する、方法。
(付記12)
リソース指示方法であって、
端末装置がネットワーク装置送信の、リソースプール内の時間領域リソースを動的に指示するための第三指示情報を受信することを含み、
前記端末装置は前記リソースプール内の時間領域リソースを用いてデータの送受信を行う、方法。
(付記13)
付記12に記載の方法であって、
前記第三指示情報は、第四時間領域リソースの中で前記リソースプールに属する時間領域リソースを指示するために用いられ、そのうち、前記第四時間領域リソースは、半静的設定情報により伝送方向タイプが設定された後の少なくとも1つの第三時間領域単位を含む、方法。
(付記14)
付記12又は13に記載の方法であって、
前記第三指示情報は第一下りリンク制御情報に含まれ、前記第一下りリンク制御情報のフォーマットはformat 2_0であり、前記第三指示情報は第一索引情報であり、前記第一索引情報は1つ又は少なくとも2つの第二索引情報を指示するために用いられ、各第二索引情報は時間領域単位のフォーマットを指示するために用いられ、前記時間領域単位のフォーマットは前記時間領域単位における各シンボルの伝送方向タイプを含み、前記伝送方向タイプは、上りリンク、下りリンク、柔軟及びサイドリンクを含み、伝送方向タイプがサイドリンクである第四時間領域リソースは前記リソースプールに属する、方法。
(付記15)
付記12又は13に記載の方法であって、
前記第三指示情報は第二下りリンク制御情報に含まれ、前記第三指示情報は第一索引情報であり、各第一索引情報は1つ又は少なくとも2つの第二索引情報を指示するために用いられ、各第二索引情報は1つのビットマップを指示するために用いられ、又は、各第一索引情報は、1つ又は少なくとも2つのビットマップを指示するために用いられ、前記ビットマップでは、第一値のビット値に対応する時間領域単位が前記リソースプールに属し、ビット値が第二値である時間領域単位が前記リソースプールに属しない、方法。
(付記16)
付記14又は15に記載の方法であって、
前記端末装置はさらに、前記第二索引情報及び事前設定の対応関係に基づいて、前記リソースプールに属する時間領域リソースを確定するために用いられ、そのうち、前記対応関係は、異なる第二索引情報と、時間領域単位のフォーマット/ビットマップとの対応関係を表す、方法。
(付記17)
付記14又は15に記載の方法であって、
前記第三指示情報は、伝送方向タイプがサイドリンクであるシンボルが、前記第四時間領域リソースの中で伝送方向タイプが上りリンク及び/又は柔軟及び/又は下りリンクであるシンボルをカバーすることを指示し;あるいは
前記第三指示情報は、ビット値が第一値であるシンボルが、前記第四時間領域リソースの中で伝送方向タイプが上りリンク及び/又は柔軟及び/又は下りリンクであるシンボルをカバーすることを指示する、方法。
(付記18)
リソース指示方法であって、
第一端末装置がネットワーク装置送信の半静的設定情報を受信し、又は、半静的設定情報を生成し、前記半静的設定情報は、時間領域リソースの伝送方向タイプを設定するために用いられ、そのうち、前記伝送方向タイプは、上りリンク、下りリンク及び柔軟を含み;及び
前記第一端末装置が第二端末装置にブロードキャスト情報を送信し、そのうち、前記ブロードキャスト情報は前記半静的設定情報を含むことを含む、方法。
(付記19)
付記18に記載の方法であって、
前記伝送方向タイプはさらにサイドリンクを含む、方法。
(付記20)
付記18又は19に記載の方法であって、
前記第一端末装置は、セルのカバレッジ内でワーキングし且つアイドル状態にあり、あるいは、セルのカバレッジ内に位置しない、方法。
(付記21)
リソース指示方法であって、
ネットワーク装置が端末装置に、リソースプール内の第一時間領域リソースを指示するための第一指示情報を送信し、そのうち、前記第一指示情報は、少なくとも1つの第一時間領域単位内の少なくとも1つの第二時間領域単位を指示するために用いられ、前記少なくとも1つの第二時間領域単位内の伝送方向タイプが上りリンクであるシンボルは、前記リソースプール内の第一時間領域リソースを構成し、そのうち、前記時間領域単位内の伝送方向タイプは、半静的設定情報により設定され、各前記時間領域単位は、少なくとも1つの上りリンクシンボルを含み;及び
前記ネットワーク装置が前記端末装置に、前記リソースプール内の第二時間領域リソースを動的に指示するための第二指示情報を送信し、そのうち、前記第二指示情報は、第三時間領域リソースの中で前記リソースプールに属する時間領域リソースを指示するために用いられ、そのうち、前記第三時間領域リソースは、前記半静的設定情報により設定された後の剰余の伝送方向タイプが柔軟である時間領域リソース、及び/又は、前記少なくとも1つの第一時間領域単位内の前記少なくとも1つの第二時間領域単位以外の少なくとも1つの剰余時間領域単位を含むことを含む、方法。
(付記22)
リソース指示方法であって、
ネットワーク装置が端末装置に、リソースプール内の時間領域リソースを動的に指示するための第三指示情報を送信することを含む、方法。
(付記23)
リソース指示方法であって、
第二端末装置が第一端末装置送信のブロードキャスト情報を受信し、そのうち、前記ブロードキャスト情報は半静的設定情報を含み、前記半静的設定情報は、時間領域リソースの伝送方向タイプを設定するために用いられ、そのうち、前記伝送方向タイプは、上りリンク、下りリンク及び柔軟を含み;及び
前記第二端末装置が前記半静的設定情報に基づいて、時間領域リソースに対して同期化を行うことを含む、方法。
(付記24)
リソース指示方法であって、
端末装置がネットワーク装置送信の、リソースプールに属する第一時間領域リソースを指示するための第一指示情報を受信し、そのうち、前記第一指示情報は、少なくとも1つの第一時間領域単位内の少なくとも1つの第二時間領域単位を指示するために用いられ、前記少なくとも1つの第二時間領域単位内の伝送方向タイプが上りリンクであるシンボルは、前記リソースプール内の第一時間領域リソースを構成し、そのうち、前記時間領域単位内の伝送方向タイプは半静的設定情報により設定され、各前記時間領域単位は少なくとも1つの上りリンクシンボルを含み;及び
前記端末装置が前記リソースプール内の第一時間領域リソースを用いてデータの送受信を行うことを含む、方法。
(付記25)
付記24に記載の方法であって、
前記時間領域単位は第一所定数のシンボルを含み、そのうち、前記第一所定数のシンボルはすべて上りリンクシンボルである、方法。
(付記26)
付記24又は25に記載の方法であって、
前記第一指示情報はビットマップであり、あるいは、前記第一指示情報は1つの周期内の前記少なくとも1つの第二時間領域単位の開始位置及び長さを指示する、方法。
(付記27)
付記24又は25又は26に記載の方法であって、さらに、
前記端末装置が前記ネットワーク装置送信の前記半静的設定情報を受信し、前記半静的設定情報は、時間領域リソースの伝送方向タイプを設定するために用いられ。そのうち、前記伝送方向タイプは、上りリンク、下りリンク及び柔軟を含み、そのうち、前記半静的設定情報は、セルレベルの設定情報及び/又はユーザ専用レベルの設定情報を含む、方法。
(付記28)
付記27に記載の方法であって、
同じである又は異なる第一指示情報を用いてそれぞれ前記セルレベルの設定情報及びユーザ専用レベルの設定情報により設定される第二時間領域単位を指示し、そのうち、異なる第一指示情報を用いるときに、前記セルレベルの設定情報及びユーザ専用レベルの設定情報により設定される各時間領域単位に含まれるシンボルの数は同じであり又は異なる、方法。
(付記29)
リソース指示方法であって、
ネットワーク装置が端末装置に、リソースプール内の第一時間領域リソースを指示するための第一指示情報を送信することを含み、
前記第一指示情報は、少なくとも1つの第一時間領域単位内の少なくとも1つの第二時間領域単位を指示するために用いられ、前記少なくとも1つの第二時間領域単位内の伝送方向タイプが上りリンクであるシンボルは、前記リソースプール内の第一時間領域リソースを構成し、そのうち、前記時間領域単位内の伝送方向タイプは半静的設定情報により設定され、各前記時間領域単位は少なくとも1つの上りリンクシンボルを含む、方法。
(付記30)
リソース指示方法であって、
端末装置がネットワーク装置送信の、リソースプール内の時間領域リソースを指示するための第四指示情報を受信し、前記第四指示情報は、少なくとも1つの第四時間領域単位のうちの前記リソースプールに属する第四時間領域単位を指示するために用いられ、そのうち、各前記第四時間領域単位は少なくとも1つの柔軟シンボル及び/又は少なくとも1つの上りリンクシンボルを含み;及び
前記端末装置が前記リソースプール内の時間領域リソースを用いてデータの送受信を行うことを含む、方法。
(付記31)
付記30に記載の方法であって、
前記端末装置は、前記動的リソース指示情報による指示後の、前記リソースプールに属する第四時間領域単位内の下りリンクシンボル、あるいは、下りリンク及び柔軟シンボルが前記リソースプールに含まれないことを確定する、方法。
(付記32)
付記30又は31に記載の方法であって、
前記少なくとも1つの第四時間領域単位は、半静的設定情報により伝送方向タイプが設定さされた後の時間領域リソースである、方法。
(付記33)
付記30又は31又は32に記載の方法であって、
前記第四指示情報はビットマップであり、あるいは、前記第四指示情報は、前記リソースプールに属する第四時間領域単位の開始位置及び数量を指示する、方法。
(付記34)
付記32又は33に記載の方法であって、
前記端末装置が前記ネットワーク装置送信の前記半静的設定情報及び/又は動的リソース指示情報を受信することをさらに含む、方法。
(付記35)
リソース指示方法であって、
ネットワーク装置が端末装置に、リソースプール内の時間領域リソースを指示するための第四指示情報を送信することを含み、
前記第四指示情報は、少なくとも1つの第四時間領域単位のうち、前記リソースプールに属する第四時間領域単位を指示するために用いられ、そのうち、各前記第四時間領域単位は少なくとも1つの柔軟シンボル及び/又は少なくとも1つの上りリンクシンボルを含む、方法。