JP7344794B2 - 車両の車外保護装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の車外保護装置に関する。
車両の車外の道路などには、他の移動体、歩行者、サイクリスト、ライダー、などがいる。車両は、自ら走行中に、または駐停車中に、これら車外の人などと衝突する可能性がある。このため、車両では、車外保護装置を設けることが考えられている(特許文献1)。
特開2017-178205号公報
ところで、車両では、特許文献1のようにボンネットフードを可動させるのではなく、たとえばボンネットフードの上やフロントガラスやその左右両側部のピラーの前に、車外の人のためのエアバッグを展開することが考えられる。このような車外エアバッグ装置を用いることにより、車外の人についての車体への直接的な衝突を回避することができる。
しかしながら、車外の人についての保護は、これにより十分であるとは必ずしも言えない可能性がある。
車両の車外保護装置では、車外の人についての保護について、さらなる改善を図ることが望ましい。
本発明の一実施の形態に係る車両の車外保護装置は、車両の車体のフードの上に重なるように前記車体の前部から後へ向けて展開する展開部材、および前記展開部材を展開するインフレータ、を有する車外エアバッグ装置と、前記車体と車外の人との衝突を予測または検出する衝突検出部と、前記衝突検出部により衝突が予測または検出された場合に前記車外エアバッグ装置の前記展開部材を展開する制御部と、を有し、前記展開部材は、前記車体の前部において前記フードと重ねて展開する前袋部と、前記前袋部より後寄りの位置で展開する後袋部とともに、前記車体に接続される張力部材を有し、前記後袋部は、前記前袋部より後寄りの位置において、前記張力部材により前記フードの上で立つように展開可能であり、前記車体についての前記後袋部の展開位置より前側の部位に対して前記前袋部を固定する固定部材、を有し、前記張力部材は、前記前袋部を貫通して、一端が前記前袋部の内側において前記固定部材により前記車体に接続され、他端が前記後袋部の後部上面に接続される。
本発明の一実施の形態に係る車両の車外保護装置は、車両の車体のフードの上に重なるように前記車体の前部から後へ向けて展開する展開部材、および前記展開部材を展開するインフレータ、を有する車外エアバッグ装置と、前記車体と車外の人との衝突を予測または検出する衝突検出部と、前記衝突検出部により衝突が予測または検出された場合に前記車外エアバッグ装置の前記展開部材を展開する制御部と、を有し、前記展開部材は、前記車体の前部において前記フードと重ねて展開する前袋部と、前記前袋部より後寄りの位置で展開する後袋部とともに、前記車体に接続される張力部材を有し、前記後袋部は、前記前袋部より後寄りの位置において、前記張力部材により前記フードの上で立つように展開可能であり、前記車体についての前記後袋部の展開位置より前側の部位に対して前記前袋部を固定する固定部材、を有し、前記固定部材および前記張力部材は、前記車体の車幅方向の中央部を避けるように左右に分けて複数組で設けられ、複数の前記張力部材は、前記後袋部の後部上面についての車幅方向の両側部に接続される。
本発明の一実施の形態に係る車両の車外保護装置は、車両の車体のフードの上に重なるように前記車体の前部から後へ向けて展開する展開部材、および前記展開部材を展開するインフレータ、を有する車外エアバッグ装置と、前記車体と車外の人との衝突を予測または検出する衝突検出部と、前記衝突検出部により衝突が予測または検出された場合に前記車外エアバッグ装置の前記展開部材を展開する制御部と、を有し、前記展開部材は、前記車体の前部において前記フードと重ねて展開する前袋部と、前記前袋部より後寄りの位置で展開する後袋部とともに、前記車体に接続される張力部材を有し、前記後袋部の前部は、前記前袋部の後部と連結され、前記張力部材の一端は、前記後袋部の後部に接続され、前記張力部材の他端は、前記車体についての前記後袋部の展開位置より前側の部位に接続され、前記後袋部は、前記前袋部より後寄りの位置において、前記張力部材により前記後袋部の後部が前記後袋部の前部よりも上方に位置するように展開可能である。
好適には、前記車体についての前記後袋部の展開位置より前側の部位に対して前記前袋部を固定する固定部材、を有し、前記張力部材は、前記前袋部を貫通して、一端が前記前袋部の内側において前記固定部材により前記車体に接続され、他端が前記後袋部の後部上面に接続される、とよい。
好適には、前記固定部材および前記張力部材は、前記車体の車幅方向の中央部を避けるように左右に分けて複数組で設けられ、複数の前記張力部材は、前記後袋部の後部上面についての車幅方向の両側部に接続される、とよい。
好適には、前記後袋部は、前記後袋部の前部が前記前袋部の後部の上に重なるように、前記前袋部と連結され、前記後袋部と前記前袋部とが重なる部分には、連通弁が設けられる、とよい。
本発明では、衝突検出部により接触が予測または検出された場合に車外エアバッグ装置を展開する。車外エアバッグ装置は、車両の上に重なるように車体の前部から後へ向けて展開部材を展開する。そして、この展開部材は、車体の前部においてフードと重ねて展開する前袋部を有する。これにより、車両の車体の外面であるフードの上に重ねて展開する展開部材により、車外の人についての車体への直接的な衝突を回避して、車外の人に作用するフードへ向けて倒れ込もうとする際の衝撃を吸収することができる。
しかも、車体のフードの上に重なるように車体の前部から後へ向けて展開する展開部材は、さらに、前袋部より後寄りの位置で展開する後袋部を有する。そして、後袋部は、前袋部より後寄りの位置において、車体に接続される張力部材によりフードの上で立つように展開可能である。前袋部へ倒れ込んだ後に後方へ移動しようとする車外の人は、フードの上で立つように展開している後袋部に当たり、後袋部によりキャッチされ得る。車外の人は、フードの上の前袋部へ倒れ込んだ後に後袋部によりキャッチされて、車体の後方へ移動しながら左右へ落ちることが起き難くなる。しかも、車外の人をキャッチする部分である後袋部が袋部であるため、後袋部にキャッチされる際に車外の人に急激な衝撃が作用することが起き難くなる。
図1は、本発明の実施形態に係る自動車の説明図である。 図2は、図1の自動車の車外保護装置のブロック図である。 図3は、図2の制御部による車外保護制御のフローチャートである。 図4は、第一の自動車に衝突した車外の歩行者、サイクリストなどについて想定し得る二次衝突の説明図である。 図5は、本発明の実施形態に係る車外エアバッグ装置の説明図である。 図6は、図5の展開部材の説明図である。 図7は、図5の展開部材による車外の人の保護動作の模式的な説明図である。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る自動車1の説明図である。
図1(A)は、自動車1の上面図である。図1(B)は、自動車1の左側面図である。図1には、自動車1とともに、自動車1の外にいる車外の人として歩行者が図示されている。自動車1の外には、この他にもたとえばサイクリスト、ライダー、などが存在することがある。これらの車外の人は、走行する自動車1の前を横切るように横断したりすることがある。そして、自動車1は、その前を横切ろうとする人と衝突する可能性がある。
図1の自動車1は、車両の一例である。自動車1は、車体2、を有する。車体2の乗員室3の前には、フロントガラス4が設けられる。フロントガラス4より前の車体2の前部には、ボンネットフード5が開閉可能に設けられる。
図2は、図1の自動車1の車外保護装置10のブロック図である。
図2の車外保護装置10は、ステレオカメラ11、赤外線カメラ12、LiDAR13、加速度センサ14、通信装置15、GPS受信機16、車外エアバッグ装置17、および、これらが接続される制御部18、を有する。これら車外保護装置10の各センサおよび各装置は、不図示の車ネットワークにより、制御部18としてのCPUに接続されてよい。
ステレオカメラ11は、たとえば図1に示すように乗員室3の前部において前向きに配置される。ステレオカメラ11は、車幅方向に並ぶ複数の撮像デバイスを有する。ステレオカメラ11は、複数の撮像デバイスにより撮像される車外の人などを撮像する。ステレオカメラ11は、撮像した車外の人についての車体2を基準とした方向および距離を演算してよい。ステレオカメラ11は、複数の撮像デバイスの撮像画像における被写体である車外の人の位置に基づいて、たとえば三角法などにより、被写体の方向および距離を演算してよい。ステレオカメラ11は、また、時間をずらして撮像した画像中での位置の変化により、被写体の移動の有無、移動方向、移動速度などを演算してよい。
赤外線カメラ12は、たとえばステレオカメラ11と同様に乗員室3の前部において前向きに配置される。赤外線カメラ12は、車外の人などを撮像した赤外線画像を撮像する。
LiDAR13は、たとえば車体2の前部において前向きに配置される。LiDAR13は、前方へ向かって光を照射し、車体2の前方の車外の人による反射光に基づいて、被写体の方向、距離、速度などを取得する。
加速度センサ14は、車体2に設けられる。加速度センサ14に作用する加速度を検出する。車体2が人などの移動体に当たると、加速度センサ14は、通常の走行では生じないような大きな加速度を検出する。この場合、加速度センサ14は、衝突検出を出力してよい。この場合、加速度センサ14は、車体2と他の動体との衝突を予測または検出する衝突検出部として機能する。
通信装置15は、無線通信により他の移動体、たとえば他の自動車1や歩行者の他の通信装置15、道路沿いに配置される基地局、などと通信する。通信装置15は、他の通信装置15から、他の移動体の現在位置、移動方向、移動速度などを取得してよい。
GPS受信機16は、GPS衛星などから電波を受信し、自車の現在位置、移動速度、などを取得する。
車外エアバッグ装置17は、たとえば、自動車1の車体2の外面に重ねて展開される展開部材21、展開部材21を展開するインフレータ20、を有する。展開部材21は、たとえばナイロンその他の樹脂繊維により滑らかな表面に形成されてよい。展開部材21は、たとえば図1に示すように、車体2の前部から後へ向けて展開して、車体2の前部のボンネットフード5の上に重なるように展開されてよい。この場合、ボンネットフード5の上に展開される展開部材21は、車体2の前に当たる車外の人の上体が車体2の前部へ向かって倒れ込む場合、その上体とボンネットフード5との間で展開する。車体2に当たる車外の人の身体は、ボンネットフード5に直接に当たり難くなる。展開した展開部材21が、車外の人の身体の荷重により撓みまたは縮小することにより、身体に対して強い衝撃が作用し難くなる。展開した展開部材21は、車外の人に作用する衝撃を吸収することができる。
制御部18は、たとえばCPUである。制御部18は、たとえば、車外エアバッグ装置17に専用のCPUとして自動車1に設けられても、自動車1の車内および車外の保護装置のCPUとして自動車1に設けられてもよい。CPUは、ROMなどのストレージからプログラムを読み込んで実行する。これにより、CPUは、少なくとも車外の人を保護するための車外エアバッグ装置17の制御部18として機能する。車外エアバッグ装置17の制御部18は、ステレオカメラ11、赤外線カメラ12、LiDAR13、加速度センサ14、通信装置15といった衝突検出部から、自動車1の進路上または進路へ侵入しようとする歩行者、サイクリスト、ライダーなどの情報を取得する。CPUは、取得した情報に基づいて車外の人との衝突が予測または検出される場合、車外エアバッグ装置17の展開部材21の展開を制御する。
図3は、図2の制御部18による車外保護制御のフローチャートである。
制御部18は、たとえば自動車1が走行している場合、図3の車外保護制御を繰り返し実行する。制御部18は、新たに情報を取得する度に、図3の車外保護制御を実行する。
ステップST1において、制御部18は、新たに取得した車外の人の情報に基づいて、自車の進路に歩行者などがいるか否かを判断する。制御部18は、たとえば、検出されている車外の人の位置が進路上であるか否か、検出されている車外の人の移動方向が進路と交差するか否か、などに基づいて、自車の進路に歩行者などがいるか否かを判断してよい。自車の進路に歩行者などがいない場合、制御部18は、図3の処理を終了する。自車の進路に歩行者などがいる場合、制御部18は、処理をステップST2へ進める。
ステップST2において、制御部18は、自車の進路にいる歩行者などとの衝突を予測する。制御部18は、たとえば、歩行者の位置または交差位置へ自車が到達するタイミングと、歩行者が到達するタイミングとの時間差が所定値以下であるか否かに基づいて、自車の進路にいる歩行者などとの衝突を予測してよい。自車の進路にいる歩行者などとの衝突が予測されない場合、制御部18は、図3の処理を終了する。自車の進路にいる歩行者などとの衝突が予測される場合、制御部18は、処理をステップST3へ進める。
ステップST3において、制御部18は、自車の進路にいる歩行者などとの衝突に対する準備を開始する。制御部18は、たとえば、車外エアバッグ装置17を起動する。車外エアバッグ装置17は、たとえば、点火信号の入力によりインフレータ20が高温高圧のガスを噴出することができる状態にする。車外エアバッグ装置17は、たとえば展開部材21の展開開始位置や展開開始方向が調整可能である場合、予測されている歩行者の衝突部位から展開部材21が展開するように、展開部材21の展展開開始位置や展開開始方向を調整する。
ステップST4において、制御部18は、加速度センサ14の衝突検出の有無に基づいて、予測した歩行者などとの衝突を検出する。加速度センサ14により衝突が検出されている場合、制御部18は、処理をステップST5へ進める。加速度センサ14により衝突が検出されていない場合、制御部18は、処理をステップST6へ進める。
ステップST5において、制御部18は、車外エアバッグを展開する。制御部18は、車外エアバッグ装置17へ点火信号を出力する。車外エアバッグ装置17のインフレータ20は、展開部材21へ高圧ガスを噴出する。展開部材21は、ボンネットフード5の上に展開される。このように、制御部18は、車体2と他の動体との衝突を予測または検出したことに基づいて、車外エアバッグ装置17の展開部材21を展開する。
ステップST6において、制御部18は、ステップST1の判断の後に新たに取得した情報に基づいて、衝突が回避されたか否かを判断する。制御部18は、たとえば、衝突を予測した車外の人の位置が進路から外れたか否か、検出されている車外の人の移動方向が変化して進路と交差しないようになったか否か、などに基づいて、衝突を予測した歩行者などについての衝突が回避されたか否かを判断してよい。衝突が回避されている場合、制御部18は、図3の処理を終了する。衝突が回避されていない場合、制御部18は、処理をステップST4へ戻す。この場合、制御部18は、衝突が検出または回避されるまで、ステップST4とステップST6の処理を繰り返す。
ところで、このような本実施形態の自動車1では、ボンネットフード5の上に、車外の人のためのエアバッグを展開することができる。このような車外エアバッグ装置17を用いることにより、車外の人についての車体2への直接的な衝突を回避することができる。
しかしながら、車外の人についての保護は、これにより十分であるとは必ずしも言えない可能性がある。
たとえば、展開した展開部材21により車体2への直接的な衝突を回避させた後、その車外の人が、展開した展開部材21の上で後方へ移動しながら左右へ落ちてしまう可能性が考えられる。車外の人が自動車1の横へ落ちた場合には、隣接する車線を走行する他の自動車1などに二次衝突してしまう可能性がある。
図4は、第一の自動車30に衝突した車外の歩行者、サイクリストなどについて想定し得る二次衝突の説明図である。
図4には、車外の歩行者と、歩行者と衝突した第一の自動車30と、第一の自動車30の横を通過しようとしている第二の自動車31とが図示されている。
第一の自動車30と衝突した歩行者は、当初は、ボンネットフード5の上に展開する展開部材21の上に乗ると考えられる。その後、衝突した歩行者は、たとえば、展開部材21の上を後へ向かって滑る可能性がある。この場合、衝突した歩行者は、ボンネットフード5の上に展開する展開部材21の上に乗った後に、後方へ滑りながら車幅方向へ斜めに移動する可能性がある。この場合において、車幅方向への動きが大きい場合、衝突した歩行者は、ボンネットフード5の上から、第一の自動車30の横へ落下する可能性がある。第二の自動車31が、第一の自動車30の横を通過しようとしている場合、落下した歩行者はさらに第二の自動車31に当たる可能性がある。
このように、自動車1の車外保護装置10では、車外の人についての保護についてさらなる改善を図ることが望ましい。
図5は、本発明の実施形態に係る車外エアバッグ装置17の説明図である。
図5(A)は、展開前の車外エアバッグ装置17の主要構成を側方から見た説明図である。
図5(B)は、図5(A)の展開前の車外エアバッグ装置17の主要構成を前方から見た説明図である。
図5(C)は、車外エアバッグ装置17の展開部材21を展開した状態を上方から見た説明図である。図5(C)では、車体2の前にいる車外の人の荷重が、展開した展開部材21に作用していない。
図6は、図5の展開部材21の説明図である。
図6(A)は、展開部材21を構成する前袋部22と後袋部23とを分解した説明図である。
図6(B)は、前袋部22の後部の上に後袋部23の前部を重ねて展開部材21を構成した状態の説明図である。
車外エアバッグ装置17は、図5および図6に示すように、インフレータ20、展開部材21、左右一対の固定部材28、を有する。
展開部材21は、図6に示すように、前袋部22と、後袋部23と、これらを連通する連通弁24、左右一対の張力部材25、を有する。
前袋部22と、後袋部23とは、図6(A)に示すように、基本的に別々に展開可能な袋体である。
そして、図6(B)に示すように、後袋部23は、その前部が前袋部22の後部の上に重なる状態で、前袋部22と連結される。後袋部23と前袋部22とは、互いに貼着されることより互いに連結されても、互いにテザーにより縫い合わされることにより互いに連結されてもよい。
連通弁24は、後袋部23と前袋部22とが重なる部分に、これらを貫通するように設けられる。連通弁24により、基本的に別々に袋体である前袋部22と後袋部23とが通気可能になる。前袋部22を展開する高圧ガスの一部は、連通弁24を通じて、後袋部23へ流れ込むことができる。連通弁24は、常に開いていても、展開開始時には閉じていてたとえば前袋部22が閾値以上に高圧になったりまたは前袋部22に車外の人の荷重が作用したりした場合に開いてもよい。
前袋部22と後袋部23とが連結されてなる展開部材21には、さらに左右一対の張力部材25が設けられる。張力部材25は、たとえばテザーでよい。張力部材25は、展開部材21における前袋部22の前部から後袋部23の後部にかけて設けられる。張力部材25の前半分は、前袋部22の後部上面に形成された貫通孔26を通して、前袋部22の内部に設けられる。張力部材25の後半分は、後袋部23の上面の上に設けられる。張力部材25の後端は、後袋部23の後部上面についての車幅方向の両側部27に固定して接続される。
左右一対の固定部材28は、図5に示すように、車体2の前部において車幅方向の両側部27に設けられる。展開部材21の前袋部22の前部は、これら複数の固定部材28により車体2に固定される。ここでは、後述するように、前袋部22の下面のみが、固定部材28により車体2に固定される。そして、前袋部22を貫通する左右一対の張力部材25の前端は、左右それぞれの固定部材28に固定される。これにより、張力部材25は、前袋部22を貫通して、一端が前袋部22の内側において固定部材28により車体2に接続され、他端が後袋部23の後部上面に接続される。張力部材25の一端は、車体2についての後袋部23の展開位置より前側の部位に接続される。また、複数の固定部材28と複数の張力部材25とは、車体2の車幅方向の中央部を避けるように左右に分けて複数組で設けられる。
インフレータ20は、図5に示すように、車体2の前部において車幅方向の中央に設けられる。インフレータ20は、前袋体に接続され、前袋体へ高圧ガスを噴出する。なお、インフレータ20は、前袋体に対してチューブなどにより接続されて、車体2の後方へずらした位置、たとえばエンジンなどより後方となる位置に設けてもよい。
このような構成により、展開部材21の前袋部22は、図5(C)に示すように、車体2の前部においてボンネットフード5と重ねて展開する。後袋部23は、前袋部22より後寄りの位置において展開する。展開部材21の前袋部22と後袋部23とは、車体2の車幅とほぼ同じ幅広で、ボンネットフード5の全体を覆うように前後に長く展開する。インフレータ20には、基本的にこれら前袋部22と後袋部23との全体を好適に展開できるように大量の高圧ガスを噴出できるものが望ましい。また、インフレータ20には、瞬時的に前袋部22を十分に展開し、さらに後袋部23を十分に展開できるように、高圧ガスを短時間で発生できるものが望ましい。インフレータ20には、自動車1の乗員室3で使用する乗員保護装置用のものよりも高性能なものが望まれる。
図7は、図5の展開部材21による車外の人の保護動作の模式的な説明図である。
図7(A)は、車外の人が車体2と接触する前の状態である。ここでは、展開部材21の前袋部22は、インフレータ20から噴出される高圧ガスにより最大に展開している。後袋部23は、前袋部22を通じて高圧ガスが注入されることにより、展開し始めている。
図7(B)は、車外の人が展開部材21の前袋部22へ乗っている状態である。車外の人の荷重が作用することにより、前袋部22は若干収縮してつぶされる。収縮する前袋部22から後袋部23へ高圧ガスが移動することより、後袋部23は、最大に展開する。また、最大に展開する後袋部23は、その上部が張力部材25により前へ引かれる。
図7(C)は、車外の人が展開部材21の前袋部22から後方へ滑って移動している状態である。前袋部22へ倒れ込んだ車外の人は、車体2の後方へ向かって前袋部22の上を滑って移動し始める。その後方では、展開した後袋部23が立っている。
図7(D)は、車外の人がボンネットフード5に立っている後袋部23によりキャッチされている状態である。車体2の後方へ向かって前袋部22の上を滑って移動する人は、その後方で立っている後袋部23に当たる。立っている後袋部23の下縁部分は、前袋部22を通じて固定部材28により車体2に固定され、上縁部分は左右両端が一対の張力部材25を通じて固定部材28により車体2に固定されている。したがって、立っている後袋部23は、車外の人の荷重が作用する部位が後ろへ凹み、その凹んだ部分を中心として車外の人を周囲から包み込むように変形することができる。後袋部23は、車外の人をキャッチすることができる。
以上のように、本実施形態では、車外の人についての接触が予測または検出された場合に車外エアバッグ装置17を展開する。車外エアバッグ装置17は、自動車1の上に重なるように車体2の前部から後へ向けて展開部材21を展開する。そして、この展開部材21は、車体2の前部においてボンネットフード5と重ねて展開する前袋部22を有する。これにより、自動車1の車体2の外面であるボンネットフード5の上に重ねて展開する展開部材21により、車外の人についての車体2への直接的な衝突を回避して、車外の人に作用するボンネットフード5へ向けて倒れ込もうとする際の衝撃を吸収することができる。
しかも、車体2のボンネットフード5の上に重なるように車体2の前部から後へ向けて展開する展開部材21は、さらに、前袋部22より後寄りの位置で展開する後袋部23を有する。そして、後袋部23は、前袋部22より後寄りの位置において、車体2に一端が接続される張力部材25の張力により前へ引かれることにより車外の人が前袋部22から移動してきた場合にボンネットフード5の上で立つように展開可能である。前袋部22へ倒れ込んだ後に後方へ移動しようとする車外の人は、ボンネットフード5の上で立つように展開している後袋部23に当たり、後袋部23によりキャッチされ得る。車外の人は、ボンネットフード5の上の前袋部22へ倒れ込んだ後に後袋部23によりキャッチされて、車体2の後方へ移動しながら左右へ落ちることが起き難くなる。しかも、車外の人をキャッチする部分である後袋部23が袋部であるため、後袋部23にキャッチされる際に車外の人に急激な衝撃が作用することが起き難くなる。
本実施形態では、前袋部22より後寄りの位置で展開する後袋部23の前部は、前袋部22の後部と連結され、車体2に一端が接続される張力部材25は、張力部材25は、後袋部23の後部に接続される。特に、張力部材25は、車体2についての後袋部23の展開位置より前側の部位に接続される、とよい。これにより、後袋部23は、前袋部22より後寄りの位置において、張力部材25の張力により前へ引かれることにより、ボンネットフード5の上で立つように展開することができる。ボンネットフード5の上で立つことにより、後袋部23は、車外の人が前袋部22から移動してきた場合に、その車外の人をキャッチすることができる。
本実施形態では、固定部材28は、前袋部22を車体2に固定する。特に、固定部材28は、前袋部22を、車体2についての後袋部23の展開位置より前側の部位に対して固定する。これにより、前袋部22は、車外の人が倒れ込んだとしても、後袋部23の展開位置より前側の部位に留まる。前袋部22へ倒れ込んだ車外の人は、前袋部22の上を滑って後方にある後袋部23へ向かって移動するようになる。
しかも、後袋部23を立てるために後袋部23の後部上面に他端が接続される張力部材25は、前袋部22を貫通して、一端が前袋部22の内側において固定部材28により車体2に接続される。よって、張力部材25は、後袋部23の展開位置より前側となる位置において車体2に固定されて後袋部23を好適に立てるように機能しつつ、前袋部22の上に露出して設けられている場合のように前袋部22へ倒れ込む車外の人と直接的に接触しないようにできる。張力部材25は、じゃまにならないように、かつ所定の機能を果たすように好適に設けることができる。
特に、本実施形態では、固定部材28および張力部材25を、車体2の車幅方向の中央部を避けるように左右に分けて二組で設けられ、二本の張力部材25は、後袋部23の後部上面についての車幅方向の両側部27に接続される。よって、張力部材25は、前袋部22へ倒れ込もうとする車外の人と干渉し難く、かつ、前袋部22から後袋部23へ移動しようとする車外の人と干渉し難くなる。車外の人は、張力部材25と干渉することなく、前袋部22および立つ後袋部23により保護され易くなる。特に、車外の人は、後袋部23においてその中央部が後ろへ折れ曲がるようにキャッチされることになり、キャッチ後に後袋部23の中央へ集まるようになり、後袋部23からより脱落し難くなる。後袋部23による車外の人についてのキャッチ能力を高めることが期待できる。

本実施形態では、後袋部23は、その前部が前袋部22の後部の上に重なるように、前袋部22と連結される。この重なっている状態において展開を開始する。これにより、前袋部22へ倒れ込んだ車外の人が後方へ移動し始めると、前袋部22と後袋部23との間で下がることなく、前袋部22から後袋部23へ移動することができる。前袋部22と後袋部23とが1つの袋体であるかのように、倒れ込んだ後の上下動を抑制できる。倒れ込んだ後の上下動による不要な移動や動きを抑制できる。
しかも、後袋部23と前袋部22とが重なる部分には、連通弁24が設けられる。これにより、後袋部23は、前袋部22を通じて供給されるインフレータ20の高圧ガスにより展開できる。特に、車外の人の荷重が前袋部22に作用すると、前袋部22から逃げようとする高圧ガスが連通弁24を通じて後袋部23へ供給されるようになる。インフレータ20が生成するガス量が前袋部22とともに後袋部23を十分に展開できるものでなくとも、前袋部22から逃げようとする高圧ガスにより後袋部23を好適に展開させることができる。車外の人が前袋部22へ倒れ込むことにより後袋部23は好適に展開でき、その好適に展開した状態で前袋部22から後方へ移動する車外の人をキャッチすることができる。
以上の実施形態は、本発明の好適な実施形態の例であるが、本発明は、これに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形または変更が可能である。
上述した実施形態では、張力部材25は、前袋部22の内側を通して、車体2に固定されている。この他にもたとえば、張力部材25は、前袋部22の外において、車体2に固定されてもよい。ただし、張力部材25を前袋部22の内側を通すことにより、車体2に対して倒れ込む車外の人と張力部材25とが直接的に干渉し難くなる。
上述した実施形態では、前袋部22と後袋部23とは連結されている。この他にもたとえば、後袋部23は、前袋部22と別体に設けられて、前袋部22と別に車体2に直接的に固定されてもよい。また、後袋部23は、前袋部22を通じて高圧ガスが流入しても、前袋部22とは別のインフレータから高圧ガスが流入してもよい。ただし、前袋部22を通じて高圧ガスが流入するようにすることにより、収縮する前袋部22から排気される高圧ガスを好適に利用して後袋部23を展開することができるので、インフレータ20の総排出ガス量や圧力を削減することができる。
1…自動車(車両)、2…車体、3…乗員室、4…フロントガラス、5…ボンネットフード、10…車外保護装置、11…ステレオカメラ、12…赤外線カメラ、13…LiDAR、14…加速度センサ、15…通信装置、16…GPS受信機、17…車外エアバッグ装置、18…制御部、20…インフレータ、21…展開部材、22…前袋部、23…後袋部、24…連通弁、25…張力部材、26…貫通孔、27…両側部、28…固定部材

Claims (6)

  1. 車両の車体のフードの上に重なるように前記車体の前部から後へ向けて展開する展開部材、および前記展開部材を展開するインフレータ、を有する車外エアバッグ装置と、
    前記車体と車外の人との衝突を予測または検出する衝突検出部と、
    前記衝突検出部により衝突が予測または検出された場合に前記車外エアバッグ装置の前記展開部材を展開する制御部と、
    を有し、
    前記展開部材は、前記車体の前部において前記フードと重ねて展開する前袋部と、前記前袋部より後寄りの位置で展開する後袋部とともに、前記車体に接続される張力部材を有し、
    前記後袋部は、前記前袋部より後寄りの位置において、前記張力部材により前記フードの上で立つように展開可能であり、
    前記車体についての前記後袋部の展開位置より前側の部位に対して前記前袋部を固定する固定部材、を有し、
    前記張力部材は、前記前袋部を貫通して、一端が前記前袋部の内側において前記固定部材により前記車体に接続され、他端が前記後袋部の後部上面に接続される、
    車両の車外保護装置。
  2. 車両の車体のフードの上に重なるように前記車体の前部から後へ向けて展開する展開部材、および前記展開部材を展開するインフレータ、を有する車外エアバッグ装置と、
    前記車体と車外の人との衝突を予測または検出する衝突検出部と、
    前記衝突検出部により衝突が予測または検出された場合に前記車外エアバッグ装置の前記展開部材を展開する制御部と、
    を有し、
    前記展開部材は、前記車体の前部において前記フードと重ねて展開する前袋部と、前記前袋部より後寄りの位置で展開する後袋部とともに、前記車体に接続される張力部材を有し、
    前記後袋部は、前記前袋部より後寄りの位置において、前記張力部材により前記フードの上で立つように展開可能であり、
    前記車体についての前記後袋部の展開位置より前側の部位に対して前記前袋部を固定する固定部材、を有し、
    前記固定部材および前記張力部材は、前記車体の車幅方向の中央部を避けるように左右に分けて複数組で設けられ、
    複数の前記張力部材は、前記後袋部の後部上面についての車幅方向の両側部に接続される、
    両の車外保護装置。
  3. 車両の車体のフードの上に重なるように前記車体の前部から後へ向けて展開する展開部材、および前記展開部材を展開するインフレータ、を有する車外エアバッグ装置と、
    前記車体と車外の人との衝突を予測または検出する衝突検出部と、
    前記衝突検出部により衝突が予測または検出された場合に前記車外エアバッグ装置の前記展開部材を展開する制御部と、
    を有し、
    前記展開部材は、前記車体の前部において前記フードと重ねて展開する前袋部と、前記前袋部より後寄りの位置で展開する後袋部とともに、前記車体に接続される張力部材を有し、
    前記後袋部の前部は、前記前袋部の後部と連結され、
    前記張力部材の一端は、前記後袋部の後部に接続され、
    前記張力部材の他端は、前記車体についての前記後袋部の展開位置より前側の部位に接続され、
    前記後袋部は、前記前袋部より後寄りの位置において、前記張力部材により前記後袋部の後部が前記後袋部の前部よりも上方に位置するように展開可能である、
    両の車外保護装置。
  4. 前記車体についての前記後袋部の展開位置より前側の部位に対して前記前袋部を固定する固定部材、を有し、
    前記張力部材は、前記前袋部を貫通して、一端が前記袋部の内側において前記固定部材により前記車体に接続され、他端が前記後袋部の後部上面に接続される、
    請求項記載の車両の車外保護装置。
  5. 前記固定部材および前記張力部材は、前記車体の車幅方向の中央部を避けるように左右に分けて複数組で設けられ、
    複数の前記張力部材は、前記後袋部の後部上面についての車幅方向の両側部に接続される、
    請求項記載の車両の車外保護装置。
  6. 前記後袋部は、前記後袋部の前部が前記前袋部の後部の上に重なるように、前記前袋部と連結され、
    前記後袋部と前記前袋部とが重なる部分には、連通弁が設けられる、
    請求項1から5のいずれか一項記載の車両の車外保護装置。
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