JP7344144B2 - 車両用動力伝達装置 - Google Patents

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本発明は、駆動源からの出力軸とトルクコンバータとを芯出しした状態で連結させる車両用動力伝達装置に関する。
一般に、トルクコンバータは、フロントカバーを介してエンジン等からの出力軸に連結するポンプインペラと、このポンプインペラに対向配置されて自動変速機の入力軸に連結するタービンランナとを有しており、エンジン等の駆動原からのトルクはトルクコンバータによって増幅されて自動変速機に伝達される。
出力軸にトルクコンバータを連結するに際しては、例えば、特許文献1(特許第2577903号公報)に開示されているように、先ず、出力軸(クランク軸)とトルクコンバータとの芯出し(軸心合わせ)を行う。すなわち、図5に示すように、トルクコンバータ101のフロントカバー101aの回転中心にはセンタボス101bが突設されている。一方、エンジン等から延出する出力軸102の軸端に形成されたフランジ部102aの中心にセンタ穴102bが形成されている。そして、このセンタ穴102bにセンタボス101bを嵌入することで、出力軸102とトルクコンバータ101との芯出しを行う。
特許第2577903号公報
ところで、出力軸102がエンジンのクランク軸である場合、この出力軸(クランク軸)102によってピストンの直線運動が回転運動に変換される。エンジンの軽量化のために出力軸102の軸径が小径化されると、出力軸102は駆動源からの振動等の影響を受けて軸径方向へ軸心が傾斜し易くなる。
上述したように、出力軸102のフランジ部102aに形成されているセンタ穴102bには、トルクコンバータ101に突設されているセンタボス101bが嵌入されている。トルクコンバータ101は自動変速機の入力軸103に軸支持されているため、フランジ部102aの軸心が軸径方向へ傾斜すると、センタボス101bの軸心との間に、一方の軸心に対して他方の軸心が傾斜する角度ずれが発生する。
出力軸102とセンタボス101bとの間に角度ずれが発生すると、センタボス101bの基部に過大な曲げ荷重が発生して、耐久性の低下を招くことになる。
この対策として、センタ穴102bの内径よりもセンタボス101bの外径を僅かに小さく形成して、フランジ部102aの倒れを吸収することのできる構造とすることも考えられる。しかし、センタ穴102bとセンタボス101bとの間に隙間を形成した場合、出力軸102とトルクコンバータ101とを芯出しした状態で連結する際に、軸心ずれが生じ易くなり、組み立て精度が低下する不都合がある。
本発明は、上記事情に鑑み、駆動源からの出力軸にトルクコンバータを連結する際に軸心ずれが生じることが無く、又駆動時においては駆動源からの振動の影響を受けて出力軸の軸心とトルクコンバータの軸心との間に角度ずれが発生しても、センタボスの基部に過大な曲げ荷重が印加されることがなく、耐久性に優れた車両用動力伝達装置を提供することを目的とする。
本発明は、駆動源からの出力軸と、前記出力軸からのトルクを増幅して変速機に伝達するトルクコンバータとを有し、前記出力軸と前記トルクコンバータとが、該出力軸の軸心に形成されたセンタ穴と前記トルクコンバータの軸心に設けたセンタボスとを芯出しした状態で締結されている車両用動力伝達装置において、前記センタ穴にテーパコーン穴部が形成され、前記センタボスに前記テーパコーン穴部に挿入されると共に該テーパコーン穴部よりも鋭角なテーパコーン部が形成され、前記テーパコーン穴部の底部中央を穴尖部とし、前記テーパコーン部の先端を前記穴尖部に接触するコーン尖部とし、前記テーパコーン穴部と前記テーパコーン部との軸心が一致され且つ前記穴尖部と前記コーン尖部とが接触された状態で形成される前記センタ穴部と前記センタボスとの間の隙間に、該隙間と同一形状に形成した弾性体が装着されている。
本発明によれば、駆動源からの出力軸の軸心に形成されたセンタ穴にテーパコーン穴部を形成し、トルクコンバータの軸心に設けたセンタボスに、テーパコーン穴部に挿入されると共に該テーパコーン穴部よりも鋭角なテーパコーン部を形成し、更にテーパコーン穴部の底部中央を穴尖部とし、一方テーパコーン部の先端を穴尖部に接触するコーン尖部とし、テーパコーン穴部とテーパコーン部との軸心が一致され且つ穴尖部とコーン尖部とが接触された状態で形成されるセンタ穴とセンタボスとの間の隙間に、この隙間と同一形状に形成した弾性体を装着したので、出力軸に形成したセンタ穴にトルクコンバータに設けられているセンタボスを挿通すると、穴尖部にセンタボスのコーン尖部が接触すると共に、センタ穴のテーパコーン穴部とセンタボスのテーパコーン部とが弾性体に面当接して軸心ずれが防止されるため、出力軸とトルクコンバータとを高い精度で位置決め固定することができる。
又、駆動源からの振動等により出力軸が軸径方向へ傾斜して、出力軸の軸心とセンタボスの軸心との間に角度ずれが発生した場合、弾性体が圧縮変形して角度ずれを許容するため、センタボスの基部に過大な曲げ荷重が印加されることがなく、優れた耐久性を得ることができる。
出力軸にトルクコンバータを連結した状態を示す半断面図 図1のII部拡大断面図 図2の分解図 弾性体とセンタ穴及びセンタボスの半断面斜視図 従来の図2相当の拡大断面図
以下、図1~図4の図面に基づいて本発明の一実施形態を説明する。図1は車両用動力伝達装置の要部を示すもので、符号1は出力軸であり、車両に搭載されている駆動源に設けられて、この駆動源からの駆動力を出力する。尚、駆動源がエンジンの場合、出力軸1はクランク軸に相当する。又、駆動源と出力軸1との間にクラッチ等の伝達手段が介装されている場合もある。
この出力軸1の軸端にフランジ部1aが形成されており、このフランジ部1aにドライブプレート2を介してトルクコンバータ3が連結される。尚、図示しないが、このトルクコンバータ3の出力側に自動変速機が連設されている。トルクコンバータ3は出力軸1からのトルクを増幅して自動変速機に伝達する。
又、ドライブプレート2の中央に取付孔2aが開口されており、この取付孔2aが出力軸1のフランジ部1aの端面に形成されている段付部1bに装着され、ボルト締めにより固定されている。このドライブプレート2の外周側に、トルクコンバータ3に設けられているフロントカバー4の外周が、ボルト締めにより固定されている。
更に、このフロントカバー4にインペラカバー5が溶接により接合されている。又、このインペラカバー5の内周にポンプインペラ6が設けられており、このポンプインペラ6に、タービンカバー7の内周に設けられたタービンランナ8が対設されている。更に、このポンプインペラ6とタービンランナ8との間にステータ9が配設されている。このステータ9は、ワンウェイクラッチ10を介して、トルクコンバータ3を収納するハウジング(図示せず)に固定されたステータ軸12に支持されている。
トルクコンバータ3内にはATF(Automatic Transmission Fluid)が充填されており、ポンプインペラ6の回転により流出するATFをステータ9で整流してタービンランナ8に伝達する。タービンカバー7の回転中心にトルクコンバータ出力軸(以下、「トルコン出力軸」と略称)11が連結され、このトルコン出力軸11に、自動変速機の変速機入力軸13がスプライン係合されている。タービンランナ8からの駆動力は、タービンカバー7、トルコン出力軸11、変速機入力軸13を介して自動変速機に伝達される。尚、符号14はロックアップ機構である。このロックアップ機構は、所定の運転条件時に、フロントカバー4とトルコン出力軸11とを直結して、ドライブプレート2からの動力を、ポンプインペラ6を介さずに、トルコン出力軸11へ直接伝達させる。
又、フロントカバー4の中央が開口されており、この開口部がセンタカバー15で閉塞されている。このセンタカバー15の外周にフランジ部15aが形成されており、このフランジ部15aの全周が溶接によってフロントカバー4に接合されて液密性が保持されている。更に、このセンタカバー15の中央、すなわちトルクコンバータ3の軸心Otにセンタボス15bが、出力軸1の方向へ突出された状態で形成されている。
図2、図3に示すように、このセンタボス15bの先端側に、基部方向へ拡径する比較的鋭角なテーパコーン部15cが形成されており、その先端をコーン尖部15dとしている。
一方、出力軸1に形成されているフランジ部1aの、センタボス15bに対向する面の中央、すなわち、出力軸1の軸心Odに、センタボス15bが挿入されるセンタ穴1cが形成されている。このセンタ穴1cは、センタボス15bの外径D1よりも大きな内径D2を有している。又、このセンタ穴1cの底部側に、センタボス15bに形成したテーパコーン部15cよりも広角のテーパコーン穴部1dが形成されており、軸心Od上に位置する底部中央が穴尖部1eとなっている。
従って、出力軸1にトルクコンバータ3を連結させるに際し、図示しない治具等を用いてトルクコンバータ3に設けられているセンタボス15bのコーン尖部15dを、出力軸1のフランジ部1aに形成したセンタ穴1cの穴尖部1eに点接触させることで芯出し(軸心合わせ)を行う。
その際、このセンタ穴1cとセンタボス15bとの間に漏斗状の隙間が形成されるため、ドライブプレート2にトルクコンバータ3のフロントカバー4をボルト締めするに際し、出力軸1の軸心Odとトルクコンバータ3の軸心Otとに軸心ずれが生じ易い。そのため、本実施形態では、この漏斗状の隙間に、この隙間と同一形状に形成した弾性体16が装着されている。
従って、図4に示すように、弾性体16のテーパ状の外表面(テーパ外面)16aがセンタ穴1cのテーパコーン穴部1dに面当接され、テーパ上の内表面(テーパ内面)16bがセンタボス15bのテーパコーン部15cに面当接される。又、弾性体16の筒部外面16dがセンタ穴1cの開口部内周に当接され、筒部内面16eがセンタボス15bの基部側外周に当接される。
更に、この弾性体16の中心に開口部16cが開口されている。この開口部16cは、センタボス15bのコーン尖部15dを貫通させるものであり、コーン尖部15dは開口部16cを貫通してセンタ穴1cの穴尖部1eに点接触される。
弾性体16の材質はシリコーンゴムを含む合成ゴムであり、その硬度は、出力軸1に固定されているドライブプレート2にトルクコンバータ3のフロントカバー4をボルト締めするに際し、出力軸1の軸心Odとトルクコンバータ3の軸心Otとを軸心ずれさせることなく保持することのできる値に設定されている。
更に、この弾性体16の硬度は、出力軸1からの駆動力をトルクコンバータ3に伝達するに際し、駆動原からの振動等により出力軸1の軸心Odとトルクコンバータ3の軸心Otとの間に、角度ずれ(軸心Od,Otの一方が他方に対して傾斜する状態)が生じた場合は、この角度ずれを圧縮変形により許容できる値に設定されている。従って、弾性体16の硬度は、上述した2つの条件を満足する値に設定されている。
尚、ドライブプレート2は鋼板製であり、駆動原からの振動等により出力軸1の軸心Odとトルクコンバータ3の軸心Otとの間に角度ずれが生じた場合、自己の弾性変形により、その角度ずれが吸収される。
次に、このような構成によるトルクコンバータ3を出力軸1に取付ける手順について説明する。
先ず、出力軸1のフランジ部1aに形成した段付部1bに、ドライブプレート2の中央に穿設されている取付孔2aを装着し、ボルト締めにて固定する。又、このフランジ部1aの中央に形成されているセンタ穴1cに弾性体16を装着する。この弾性体16のテーパ外面16aはセンタ穴1cの内表面と同一形状に形成されているため面当接される。この場合、弾性体16のテーパ外面16a及び筒部外面16dをセンタ穴1cの内面に接着剤等を用いて固着させるようにしても良い。
次いで、図示しない治具等を用い、駆動源に設けられている出力軸1の軸心Odと、トルクコンバータ3の軸心Otとを一致させる。そして、この状態で出力軸1のフランジ部1aに形成したセンタ穴1cに装着されている弾性体16に、トルクコンバータ3のフロントカバー4に設けたセンタボス15bを挿通する。
弾性体16のテーパ内面16b、及び筒部内面16eが、センタボス15bの外周と同一の形状に形成されているため、センタボス15bが挿通されると、テーパコーン部15cがテーパ内面16bに面当接し、センタボス15bの軸径方向への傾斜が規制される。又、センタボス15bのコーン尖部15dが弾性体16の底部に形成されている開口部16cを貫通して、センタ穴1cの穴尖部1eに点接触される。その結果、出力軸1の軸心Odとトルクコンバータ3の軸心Otとが一致して軸心合わせ(芯出し)が完了する。
そして、軸心Od,Otが一致される状態で、ドライブプレート2の外周と、トルクコンバータ3に設けられているフロントカバー4の外周とをボルト締めして固定する。弾性体16は、出力軸1の軸心Odとトルクコンバータ3の軸心Otとを軸心ずれさせることなく保持することのできる硬度を有しているため、取付け時に軸心ずれが発生せず、出力軸1とトルクコンバータ3とを、効率良く高い精度で位置決め固定することができる。
そして、駆動源を稼動させると、その駆動力が出力軸1からドライブプレート2を介してトルクコンバータ3に伝達される。その際、出力軸1は駆動源から振動等の影響を受けて軸径方向へ傾斜すると、出力軸1の軸心Odとトルクコンバータ3の軸心Otとの間に角度ずれが生じる。この角度ずれはドライブプレート2が弾性変形することで吸収されるため、トルクコンバータ3への動力伝達に支障が生じこるとはない。
一方、出力軸1の軸心Odと、この出力軸1のセンタ穴1cに弾性体16を介して面当接されているトルクコンバータ3のセンタボス15bの軸心Otとの間は角度ずれが生じたままとなるが、この角度ずれは弾性体16が圧縮変形することで許容される。従って、センタボス15bの基部に曲げ方向へ作用する負荷が印加されることがなく、耐久性の低下を防止することができる。
このように、本実施形態によれば、出力軸1のフランジ部1aに形成したセンタ穴1cのテーパコーン穴部1dを形成し、このセンタ穴1cに挿通して芯出しするトルクコンバータ3に形成したセンタボス15bに、テーパコーン穴部1dよりも鋭角のテーパコーン部15cを形成し、テーパコーン穴部1dにテーパコーン部15cを挿入した際に形成される隙間に、この隙間と同一形状の弾性体16を装着したので、テーパコーン穴部1dとテーパコーン部15cとが、弾性体16に対してそれぞれ面当接させることができる。
そして、弾性体16に形成した開口部16cを貫通してテーパコーン部15cのコーン尖部15dをセンタ穴1cの穴尖部1eに点接触させたので、出力軸1の軸心Odとトルクコンバータ3の軸心Otとの芯出しを容易に行うことができる。
又、出力軸1に固定したドライブプレート2をトルクコンバータ3のフロントカバー4にボルト締めして固定するに際しては、テーパコーン穴部1dとテーパコーン部15cとが、弾性体16に対してそれぞれ面当接さされているため、軸心ずれが発生し難く、出力軸1の軸心Odとトルクコンバータ3の軸心Otとの間の芯出しを高い精度で行うことができる。
更に、駆動原の駆動による振動等の影響を受けて出力軸1が軸径方向へ傾斜すると、この出力軸1の軸心Odとトルクコンバータ3のセンタボス15bの軸心Otとの間に角度ずれが生じる。この角度ずれは弾性体16の圧縮変形により許容されるので、センタボス15bの基部に対し曲げ方向へ作用する過大な負荷が印加されることがなく、耐久性の低下を防止することができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限るものではなく、例えば、実施形態では弾性体16をセンタ穴1cに装着しているが、この弾性体16をセンタボス15bのテーパコーン部15cに予め装着するようにしてもよい。又、駆動源はエンジンに限らず電動モータであっても良い。この場合、出力軸1はモータ出力軸に相当する。
1…出力軸、
1a…フランジ部、
1b…段付部、
1c…センタ穴、
1d…テーパコーン穴部、
1e…穴尖部、
2…ドライブプレート、
2a…取付孔、
3…トルクコンバータ、
4…フロントカバー、
5…インペラカバー、
6…ポンプインペラ、
7…タービンカバー、
8…タービンランナ、
9…ステータ、
10…ワンウェイクラッチ、
11…トルクコンバータ出力軸、
12…ステータ軸、
13…変速機入力軸、
14…ロックアップ機構、
15…センタカバー、
15a…フランジ部、
15b…センタボス、
15c…テーパコーン部、
15d…コーン尖部、
16…弾性体、
16a…テーパ外面、
16b…テーパ内面、
16c…開口部、
16d…筒部外面、
16e…筒部内面、
D1…外径、
D2…内径、
Od,Ot…軸心

Claims (3)

  1. 駆動源からの出力軸と、
    前記出力軸からのトルクを増幅して変速機に伝達するトルクコンバータと
    を有し、
    前記出力軸と前記トルクコンバータとが、該出力軸の軸心に形成されたセンタ穴と前記トルクコンバータの軸心に設けたセンタボスとを芯出しした状態で締結されている車両用動力伝達装置において、
    前記センタ穴にテーパコーン穴部が形成され、
    前記センタボスに前記テーパコーン穴部に挿入されると共に該テーパコーン穴部よりも鋭角なテーパコーン部が形成され、
    前記テーパコーン穴部の底部中央を穴尖部とし、
    前記テーパコーン部の先端を前記穴尖部に接触するコーン尖部とし、
    前記テーパコーン穴部と前記テーパコーン部との軸心が一致され且つ前記穴尖部と前記コーン尖部とが接触された状態で形成される前記センタ穴と前記センタボスとの間の隙間に、該隙間と同一形状に形成した弾性体が装着されている
    ことを特徴とする車両用動力伝達装置。
  2. 前記弾性体の中心に、前記コーン尖部を貫通させる開口部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用動力伝達装置。
  3. 前記弾性体の硬度は、前記出力軸と前記トルクコンバータとを連結するに際し、該出力軸の軸心と該トルクコンバータの軸心とを軸心ずれさせることなく保持し且つ該出力軸からの駆動力を該トルクコンバータに伝達するに際し、該出力軸の軸心と該トルクコンバータの軸心との間に生じる角度ずれを許容する値に設定されている
    ことを特徴とする請求項1或いは2記載の車両用動力伝達装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008185212A (ja) 2007-01-27 2008-08-14 Zf Friedrichshafen Ag 自動車両用駆動システム

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