JP7343422B2 - ステータ、ステッピングモータ、及び時計 - Google Patents
ステータ、ステッピングモータ、及び時計 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7343422B2 JP7343422B2 JP2020032040A JP2020032040A JP7343422B2 JP 7343422 B2 JP7343422 B2 JP 7343422B2 JP 2020032040 A JP2020032040 A JP 2020032040A JP 2020032040 A JP2020032040 A JP 2020032040A JP 7343422 B2 JP7343422 B2 JP 7343422B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- base material
- protrusion
- groove
- magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
この種のステータには、例えば、ロータを駆動させる漏洩磁束を得やすくするため、ロータが設置される貫通孔周りの2か所(一般的に180度間隔)に、過飽和部が設けられている(一体型ステータ)。過飽和部は、この部分において飽和磁束させやすくするために、極端に細くした形状(例えば役100μmの幅)となっている。
このような一体型ステータは、柔らかく、かつ過飽和部の幅が極端に細いため、取扱及び組立時に生じる外力によって曲がりやすい。一体型ステータでは、過飽和部が変形すると、過飽和部の磁気特性が低下する。この結果、ロータとステータとの間の磁気勾配に変化が出るため、ロータが安定静止する位置(安定静止位置)がずれてしまう。
局所的にクロム重量比が増えることによる曲げ強度の変化はほとんどなく、曲げ強度の変化は、材料が保有する誤差の範囲内に抑えられる。このため、磁気二体型ステータの外形を通常の一体型ステータと全く同じ理想形状に維持できれば、磁気二体型ステータの曲げ強度と一体型ステータの曲げ強度との差異は許容できる。
また、磁気二体型ステータでは、過飽和部の幅を一体型ステータよりも広げることで、外力に対して変形を生じにくくすることができる。
このように形成される磁気二体型ステータの曲げ強度は、最薄部の厚さに応じて急激に低下する。この結果、従来の磁気二体型ステータでは、従来の一体型ステータより顕著に、許容できないレベルで、安定静止位置がずれてしまう場合がある。
また、アナログ時計部8は、輪列11、時針12、分針13、秒針14、カレンダ表示部15、時計ケース81、及び時計1用のムーブメント82を備える。なお、本実施形態では、時針12、分針13、秒針14、カレンダ表示部15のうち1つを特定しない場合、指針16という。
一般に、時計1の時間基準などの装置からなる時計の機械体をムーブメントと称する。電子式のムーブメントをモジュールと呼ぶことがある。時計としての完成状態では、例えば、文字板、指針等が取り付けられたムーブメントが、時計ケースの中に収容される。
分周回路4は、発振回路3が出力した所定の周波数の信号を所望の周波数に分周し、分周した信号を制御回路5に出力する。
時針12は、パルス駆動回路6がステッピングモータ7を駆動することによって12時間で1回転する。分針13は、パルス駆動回路6がステッピングモータ7を駆動することによって60分間で1回転する。秒針14は、パルス駆動回路6がステッピングモータ7を駆動することによって60秒間で1回転する。カレンダ表示部15は、例えば日付を表示する指針であり、パルス駆動回路6がステッピングモータ7を駆動することによって24時間で1回転する。
図2は、本実施形態に係るステッピングモータ7の概略構成例を示す斜視図である。図2に示すように、ステッピングモータ7は、ステータ201、ロータ202、磁心208、コイル209、及びネジ220を備える。
ロータ202は、ロータ収容孔203に回転可能に配置されている。
コイル209は、磁心に巻回されている。
また、ステッピングモータ7をアナログ電子時計に用いる場合、ステータ201と磁心208とは、ネジ220によってムーブメント82の地板51に固着され、互いに接合される。
磁路Rは、コイル209を励磁した場合にロータ収容孔203の周囲に磁極を発生させる。
ステータ201を構成する母材240は、例えばFe-Ni(鉄-ニッケル)の磁性板材で形成されている。また、母材240は、板状である。
ステータ201は、母材240に、ロータ収容孔203、過飽和部210、過飽和部211、ネジ孔218a、およびネジ孔218bが形成されることによって構成される。
ロータ収容孔203には、切り欠き部(内ノッチ)204、205が形成されている。
過飽和部210、211は、ロータ収容孔203の周囲に形成されている。過飽和部210、211は非磁性領域である。
断面A-A’の断面の写真例(符号g1)において、第1面f1は、レーザーが照射される面であり、第2面f2は、第1面f1と反対側の面である。符号g1のように、ステータ201は、突起部251、左溝部252、及び右溝部253を備える。また、ステータ201は、過飽和部210、211に、母材240の第1面f1側のみから突出するように突起部251が設けられ、突起部251に溝部(左溝部252、右溝部253)を有する。なお、突起部251と溝部(左溝部252、右溝部253)等については、図4、図5を用いて後述する。
ロータ収容孔203の穴径は、例えば約1.5~2mmである。過飽和部210、211の一番細い箇所の幅は、例えば約0.1mm~0.2mmである。ステータ201の厚さは、例えば約0.5mm±0.1mmである。長手方向の長さは、例えば約10mmである。
次に、パーマロイの片面に塗布されたクロムに対してレーザー照射を行い、レーザーで溶融拡散して、クロムを15重量%以上にした後の図3の断面A-A’の写真例を図4、図5に示す。
図4において、上下方向(z軸方向)は、ステータ201の母材240の板厚方向である。レーザーは、クロムが塗布されている面である第1面f1側から照射される。なお、母材240は、板状の磁性体によって構成された一体物であり、母材240の厚さh1は、例えば0.5mm±0.1mmである。図4では、クロム塗布後に、このクロムに対してレーザーパワーが約150Wのレーザーを、4msの照射時間だけ照射して、クロムの拡散溶融を行った。この場合は、クロム塗布厚が薄かった第1面f1の一部で母材240の厚さh1より厚さが薄くなる箇所が発生した。また、通常の一体型の非磁性化率を0%とすると、後述する溶融部250の非磁性化率は約80%程度であった。
突起部251は、母材240の第1面f1かつ溶融部250に形成され、母材240の第1面f1から板厚方向に突出し、レーザー照射によって形成された突起部である。母材240の第1面f1から突起部251の高さはh2である。このため、突起部251が形成されている部分は、母材240の厚さh1と突起部251の高さh2の合計の厚さh5が、母材240の厚さh1より厚くなっている。また、突起部251は、レーザーの照射によって形成されたドロスである。突起部251は、過飽和部(210,211(図2、図3))に設けられている。突起部251は、母材240とクロム重量比が異なる拡散領域を有している。
左溝部252(溝部)は、レーザー照射によって形成された溝部である。母材240の第1面f1から左溝部252の深さはh3である。このため、左溝部252は、母材240の第1面f1よりh3だけ低い。
右溝部253(溝部)は、レーザー照射によって形成された溝部である。母材240の第1面f1から右溝部253の深さはh4である。このため、右溝部253は、母材240の第1面f1よりh4だけ低い。
図4のように、非磁性化率が80%前後の場合は、突起部251と溝部(左溝部252、右溝部253)が連続して設けられ、突起部251を中心として、左右二箇所に溝部(左溝部252、右溝部253)が設けられる。
母材240の第1面f1から突起部251の高さh2は、母材240の厚さh1の例えば1/10以下である。また、母材240の第1面f1から溝部(左溝部252、右溝部253)の深さh3、h4は、母材240の厚さh1の例えば1/10以下である。
また、本実施形態によれば、母材240の第1面f1から溝部(左溝部252、右溝部253)の深さh3、h4が、母材240の厚さh1の例えば2/5以下であるので、図12の構成と比べて溝部の部分の厚さを確保できる。
この結果、本実施形態によれば、ステッピングモータ7への取扱及びステッピングモータ7の組立時に生じる外力による変形が生じにくいため、後述するようにステータ201の変形による磁気的な特性変化を低減することができる。
さらに、本実施形態によれば、第1面f1からの突起部の高さが母材の厚さの1/10以下であるため、時計1にこのステータ201を有するステッピングモータ7を取り付けた際、時計1が有するギア等の部品との干渉を防ぐことができる。
図5において、上下方向(z軸方向)は、母材240の板厚方向である。レーザーは、クロムが塗布されている面である第1面f11側から照射される。図5では、クロム塗布後に、このクロムに対してレーザーパワーが約200Wのレーザーを、4msの照射時間だけ照射して、クロムの拡散溶融を行った。この場合は、母材240の板厚方向にレーザーを貫通させ、それに伴い母材240が蒸発し、母材240の体積が減少したが、図5のように母材240の第1面f11から高さh13の左突起部261と、高さh14の右突起部262が形成された。また、通常の一体型の非磁性化率を0%とすると、後述する溶融部260の非磁性化率は約95%程度であった。
左突起部261(突起部)は、母材240の第1面f11かつ溶融部260に形成され、母材240の板厚方向に突出し、レーザー照射によって形成された突起部である。母材240の第1面f11から左突起部261の高さはh13である。このため、左突起部261が形成されている部分は、母材240の厚さh1と左突起部261の高さh13の合計の厚さh6が、母材240の厚さh1より厚くなっている。
右突起部262(突起部)は、母材240の第1面f11かつ溶融部260に形成され、母材240の板厚方向に突出し、レーザー照射によって形成された突起部である。母材240の第1面f11から右突起部262の高さはh14である。このため、右突起部262が形成されている部分は、母材240の厚さh1と右突起部262の高さh14の合計の厚さh7が、母材240の厚さh1より厚くなっている。
また、左突起部261(角状ドロス)と右突起部262(角状ドロス)は、レーザーの照射によって形成されたドロスである。突起部(左突起部261,右突起部262)は、過飽和部(210,211(図2、図3))に設けられている。突起部は、母材240とクロム重量比が異なる拡散領域を有している。
溝部263は、レーザー照射によって形成された溝部である。母材240の第1面f11からの溝部263の深さはh12であり、溝部263の長手方向の幅はw12である。このため、溝部263は、母材240の第1面f11よりh12だけ低い。
図5のように、ステータ201は、突起部(左突起部261,右突起部262)に設けられた溝部263を備えている。
図5のように、非磁性化率が95%前後の場合は、母材240の第1面f1側のみから突出するように、突起部(左突起部261,右突起部262)と溝部263が連続して設けられ、溝部263を中心として、左右二箇所に突起部(左突起部261、右突起部262)が設けられる。
また、突起部(左突起部261,右突起部262)は、過飽和部210,211に設けられている。
突起部(左突起部261、右突起部262)の高さh13、h14は、母材240の厚さh1の例えば1/10以下である。また、溝部263の深さh12は、母材240の厚さh1の例えば2/5以下である。なお、図5の溝部の深さは、母材240に溝部が形成された場合の一例である。また、図5の例では、溝部263の深さh12の値は、溝部263の幅w12の値より大きい。このように形成するためには、高放電深度のレーザーを使用する。
また、本実施形態によれば、母材240の第1面f11から溝部263の深さh12が、母材240の厚さh1の例えば2/5以下である。
この結果、本実施形態によれば、ステッピングモータ7への取扱及びステッピングモータ7の組立時に生じる外力による変形が生じにくいため、後述するようにステータ201の変形による磁気的な特性変化を低減することができる。
さらに、本実施形態によれば、第1面f11からの突起部(左突起部261、右突起部262)の高さ(h13またはh14)が母材の厚さの1/10以下であるため、時計1にこのステータ201を有するステッピングモータ7を取り付けた際、時計1が有するギア等の部品との干渉を防ぐことができる。
図6は、本実施形態に係る図3のステータ201の一部のxy平面における拡大図である。図6のように、溝部(左溝部252、右溝部253)は、突起部251の周囲に形成される。この構成によって、例えば製造時に、仮にステータ201に力が加わった場合であっても、溝部が、加わった外力の逃げ場になる。したがって、本実施形態に係る構成によれば、図12に記載するような非磁性化処理を加えたステータと比較して、外力に対して変形に強く、一体型ステータと同程度の強度を維持することができる。
次に、ステータ201の製造方法の一例を、図7と図8を用いて説明する。図7は、本実施形態に係るステータ201の製造方法の一例を示す図である。
第1製造工程では、製造システム300が、プレス装置302を備えている。また、プレス前のフープ材が、プレス装置302の上流にロール状に巻き取られている(符号301)。なお、図7において、フープ材の長手方向をx軸方向とし、短手方向をy軸方向とする。また、フープ材の短手方向の幅は、例えば16.5mmである。
第2製造工程では、製造システム300が、クロム(Cr)をペースト塗布するペースト塗布装置322、乾燥装置323、レーザー照射装置324、および洗浄装置325を備えている。第1製造工程でプレス後のフープ材が、ペースト塗布装置322の上流にロール状に巻き取られている(符号321)。
続けて、乾燥装置323は、フープ材にペースト塗布されたクロムを乾燥させる。
洗浄後、製造システム300は、非磁性領域形成後のフープ材を、符号326のようにロール状に巻き取る。
第3製造工程では、製造システム300が、仕上げ加工装置であるプレス装置342を備えている。第2製造工程後のフープ材が、プレス装置342の上流にロール状に巻き取られている(符号341)。
プレス装置342は、ガイド穴312、313の位置を基準として、図8に示すようにクロム重量比が例えば15%以上となった箇所がステータ201の過飽和部210、211となるように、プレス抜きを行う。図8は、本実施形態に係るステータ201のプレス前のフープ材を示す上面図である。なお、ステータ201’は、第4製造工程前のステータである。製造システム300(図7)は、図8の符号201’’の位置でステータ201’のプレス抜きを行う。なお、プレス抜きは、非磁性領域の一部を打ち抜き、ステッピングモータ7用のロータ202を囲む形状にする。すなわち、第3製造工程によって、ロータ収容孔203も同時に形成される。プレス後、製造システム300は、ステータ201をプレス抜きした後のフープ材を、符号343のようにロール状に巻き取る。
これにより、幅狭部と、それ以外の箇所とで、クロム重量比が異なるステータ201’の外形が完成する。
第4製造工程では、製造システム300が、焼鈍炉351を備えている。
焼鈍炉351は、ステータ201’に対して高温アニール(焼鈍)処理を行う。これにより、第3製造工程のプレス加工による残留応力の除去・緩和を行う。
なお、図7、図8を用いて説明した製造方法は一例であり、これに限らない。
図9は、本実施形態に係るステッピングモータ7の正面模式図である。
図9に示すステッピングモータ7は、ロータ収容孔203、ステータ201、ロータ202、磁心208、コイル209、及び過飽和部210、211を備えている。
コイル209が励磁されていない状態では、ロータ202は、図9に示すように前記位置決め部に対応する位置、換言すれば、ロータ202の磁極軸Aが、切り欠き部204、205を結ぶ線分と直交するような位置(角度θ0位置)に安定して停止(静止)している。
以下の説明では、ステータ201において、過飽和部211の外周を点a1、過飽和部211内を点b1、過飽和部211の近傍且つ磁路Rの外周と内周との間を点cと定義する。
まずパルス駆動回路6から駆動パルス信号をコイル209の端子OUT1、OUT2間に供給して(例えば、第1端子OUT1側を正極、第2端子OUT2側を負極)、図9の矢印方向に電流iを流すと、ステータ201には破線矢印方向に磁束が発生する。
なお、本実施形態では、ステッピングモータ7を回転駆動することによって通常動作(本発明の各実施の形態はアナログ電子時計であるため運針動作)を行わせるための回転方向(図9では反時計回り方向)を正方向とし、その逆(時計回り方向)を逆方向としている。
その後、前述と同様に、非磁性領域である過飽和部210、211が形成されていることから、容易に漏洩磁束を確保でき、ステータ201に生じた磁極とロータ202の磁極との相互作用によって、ロータ202は前記と同一方向(正方向)に180度回転し、磁極軸が角度θ0位置で安定的に停止(静止)する。
また、従来では「幅狭部」とされていた箇所に非磁性領域である過飽和部210、211を形成して低透磁率化させることにより、ロータ202自体から発せられる磁束についても当該領域での消費が抑制される。その結果、ステッピングモータ7によれば、磁気ポテンシャルの損失を防止することができ、ロータ202を磁気的に停止(静止)・保持させるための保持力を高めることができる。
次に、ステータ周辺の歯車の配置とステータ外側のノッチの関係を説明する。
図10は、ステータ周辺の歯車の配置とステータ外側のノッチの関係を説明するための図である。なお、この一例においては、ステータ201と地板51との関係を示すため、時針駆動機構に備えられるモータ40について説明する。
なお、モータ40はステッピングモータ7の一例であり、ロータ45はロータ202の一例であり、ステータ44はステータ201の一例であり、ロータ孔44aはロータ収容孔203の一例であり、磁心42は磁心208の一例であり、コイルワイヤ43はコイル209の一例であり、ネジ48はネジ220の一例である。ステータ44の切り欠き部204、205は、ロータ収容孔203周りに設けられている。
次に、ステータ201が変形した場合の特性変化例を説明する。
図11は、ステータ201の変形前と変形後に平らに戻した場合のB-H曲線を示す図である。図11において、横軸は磁界[A/m]であり、縦軸は磁束密度[T]である。
ステータ201を曲げる前のB-H曲線(符号g101)、ステータ201を曲げた後に平らに戻した後のB-H曲線(符号g102)のように、ステータ201が変形したものを平らに戻しても特性が変化している。特性の変形量は、製造時、組立時の誤差によって不均一であり制御できないため、ステータ変形が生じるとモータ品質のバラつきが極めて大きくなる。
この結果、本実施形態のステータ201は、製造時等の変形を低減することができるので、ステータ201の変形による特性変化を低減することができる。
Claims (10)
- 一体の磁性体によって構成され、ロータを内部に配置可能な貫通孔を有するステータの母材と、
コイルを励磁した場合に前記貫通孔の周囲の前記ステータの母材に磁極を発生させる磁路と、
前記磁路の断面積が他の部位よりも狭くなるように形成された過飽和部と、
前記過飽和部に、前記ステータの母材の第1面のみから突出するように設けられ、前記母材とクロム重量比が異なる拡散領域を有する突起部と、
前記突起部に設けられた溝部と、
を備える、
ステータ。 - 前記突起部と前記溝部とは連続して設けられる、
請求項1に記載のステータ。 - 前記溝部は、前記突起部に対して左右対称に設けられる、
請求項1または請求項2に記載のステータ。 - 前記突起部は、前記溝部に対して左右対称に設けられる、
請求項1または請求項2に記載のステータ。 - 前記第1面からの前記突起部の高さは、前記母材の厚さの1/10以下である、
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のステータ。 - 前記第1面からの前記溝部の深さは、前記母材の厚さの2/5以下である、
請求項1、2、4のうちのいずれか1項に記載のステータ。 - 前記溝部の幅は、前記母材の厚さの1/4以下である、
請求項1、2、4、6のうちのいずれか1項に記載のステータ。 - 前記溝部の深さは、前記溝部の幅より大きい、
請求項1、2、4、6、7のうちのいずれか1項に記載のステータ。 - 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のステータ、
を備えるステッピングモータ。 - 請求項9に記載のステッピングモータを備える時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020032040A JP7343422B2 (ja) | 2020-02-27 | 2020-02-27 | ステータ、ステッピングモータ、及び時計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020032040A JP7343422B2 (ja) | 2020-02-27 | 2020-02-27 | ステータ、ステッピングモータ、及び時計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021136791A JP2021136791A (ja) | 2021-09-13 |
JP7343422B2 true JP7343422B2 (ja) | 2023-09-12 |
Family
ID=77661892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020032040A Active JP7343422B2 (ja) | 2020-02-27 | 2020-02-27 | ステータ、ステッピングモータ、及び時計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7343422B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019068724A (ja) | 2017-09-29 | 2019-04-25 | セイコーインスツル株式会社 | モータ用ステータの製造方法、モータ用ステータ |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SU1050058A1 (ru) * | 1981-04-09 | 1983-10-23 | Московский Ордена Ленина И Ордена Октябрьской Революции Энергетический Институт | Однофазный шаговый двигатель |
JPS63149185U (ja) * | 1987-03-20 | 1988-09-30 | ||
JPH01160344A (ja) * | 1987-12-15 | 1989-06-23 | Seiko Instr & Electron Ltd | 時計用ステップモータのステータ |
JPH07241062A (ja) * | 1994-02-25 | 1995-09-12 | Mitsubishi Electric Corp | ブラシレス発電機の爪形回転子およびその製造方法 |
JPH10257749A (ja) * | 1997-03-12 | 1998-09-25 | Seiko Epson Corp | ステッピングモータおよび計時機器 |
-
2020
- 2020-02-27 JP JP2020032040A patent/JP7343422B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019068724A (ja) | 2017-09-29 | 2019-04-25 | セイコーインスツル株式会社 | モータ用ステータの製造方法、モータ用ステータ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021136791A (ja) | 2021-09-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7120858B2 (ja) | モータ用ステータの製造方法、モータ用ステータ | |
JP6758467B2 (ja) | ステッピングモータの製造方法 | |
US10146186B2 (en) | Stepping motor, timepiece movement, timepiece, and manufacturing method of stepping motor | |
JP3597467B2 (ja) | 時計用の2極式ステップモータ | |
JP7343422B2 (ja) | ステータ、ステッピングモータ、及び時計 | |
CN105811729B (zh) | 步进电机、钟表用机芯、钟表及步进电机的制造方法 | |
JP3594013B2 (ja) | 時計装置 | |
JP7353224B2 (ja) | ステータ、ステッピングモータ、及び時計 | |
CN109586525B (zh) | 电机用定子的制造方法以及电机用定子 | |
KR100792080B1 (ko) | 전자 또는 전자기계식 장치를 형성하는 복수개의 모듈들특히 초박형 시계를 위한 적재상태의 조립체 | |
JP7449131B2 (ja) | ステータ、ステッピングモータ、ムーブメント、時計およびステータの製造方法 | |
JP2021150972A (ja) | ステータ、ステッピングモータ、ムーブメント、時計およびステータの製造方法 | |
JP7301700B2 (ja) | ムーブメント、時計及びムーブメントの製造方法 | |
US4912832A (en) | Method for making a timepiece stepping motor | |
JP2023092757A (ja) | ステータ、ステッピングモータ、ムーブメントおよび時計 | |
CN111446835A (zh) | 定子、步进马达、钟表用机芯、钟表及定子的制造方法 | |
JP2020114166A (ja) | ステータ、ステッピングモータ、時計用ムーブメント、時計、およびステータの製造方法 | |
JP2020162233A (ja) | ステッピングモータ及びその製造方法、並びに、時計用ムーブメント、時計 | |
JP2015081866A (ja) | 輪列機構、ムーブメント、及び時計 | |
JP3582383B2 (ja) | ゼンマイトルク出力装置およびこれを用いた機械時計 | |
JP3628442B2 (ja) | ステップモータ | |
JP6583944B1 (ja) | 時計用ムーブメントおよび時計 | |
JP6455548B2 (ja) | コイルコア、ステッピングモータ及び時計 | |
JP2002148363A (ja) | 時 計 | |
JP6079068B2 (ja) | アモルファスバネの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221206 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230808 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230815 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230831 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7343422 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |