JP7342308B1 - 塗料組成物及び塗膜形成方法 - Google Patents
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Abstract
Description
水酸基含有樹脂(A)は、1分子中に少なくとも1個の水酸基を有する樹脂である。水酸基含有樹脂(A)としては、公知の樹脂を広く使用でき、例えば、水酸基を有するアクリル樹脂、水酸基を有するポリエステル樹脂、水酸基を有するアクリル変性ポリエステル樹脂、水酸基を有するポリエーテル樹脂、水酸基を有するポリカーボネート樹脂、水酸基を有するポリウレタン樹脂、水酸基を有するエポキシ樹脂、水酸基を有するアルキド樹脂等の樹脂が挙げられる。これらはそれぞれ単独でもしくは2種以上組み合わせて使用することができる。なかでも、水酸基含有樹脂(A)は、形成される塗膜の耐水性等の観点から、水酸基含有アクリル樹脂(A1)を含むことが好ましい。
水酸基含有アクリル樹脂(A1)は、例えば、水酸基含有重合性不飽和モノマー及びその他の重合性不飽和モノマー(水酸基含有重合性不飽和モノマー以外の重合性不飽和モノマー)を共重合することにより得ることができる。
酸基含有重合性不飽和モノマーは、1分子中に酸基と重合性不飽和結合とをそれぞれ1個以上有する化合物である。該モノマーとしては、例えば、(メタ)アクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸及び無水マレイン酸などのカルボキシル基含有モノマー;ビニルスルホン酸、2-スルホエチル(メタ)アクリレートなどのスルホン酸基含有モノマーなどを挙げることができる。これらは1種で又は2種以上を使用することができる。酸基含有重合性不飽和モノマーを使用する場合、水酸基含有アクリル樹脂(A1)の酸価が、好ましくは0.5~15mgKOH/g、より好ましくは1~12mgKOH/gとなる量とする。
具体的には、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、n-ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート,tert-ブチル(メタ)アクリレート、2-エチルヘキシル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、イソミリスチル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、イソステアリルアクリレート(大阪有機化学工業株式会社製、商品名)、ラウリル(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート等を挙げることができる。
具体的には、スチレン、α-メチルスチレン、ビニルトルエン等を挙げることができる。
グリシジル基含有重合性不飽和モノマーは、1分子中にグリシジル基と重合性不飽和結合とをそれぞれ1個以上有する化合物であり、具体的には、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート等を挙げることができる。
例えば、(メタ)アクリルアミド、N,N-ジメチル(メタ)アクリルアミド、N-[3-(ジメチルアミノ)プロピル](メタ)アクリルアミド、N-ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド、ジアセトン(メタ)アクリルアミド、N,N-ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ビニルピリジン、ビニルイミダゾール、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等を挙げることができる。
例えば、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、塩化ビニル、バーサティック酸ビニルエステル等を挙げることができる。バーサティック酸ビニルエステルとしては、市販品である「ベオバ9」、「ベオバ10」(以上、商品名、Hexion, Inc.製)等を挙げることができる。
Tg(℃)=Tg(K)-273 (2)
各式中、W1、W2、・・は共重合に使用されたモノマーのそれぞれの質量分率、T1、T2、・・はそれぞれの単量体のホモポリマ-のTg(K)を表わす。
なお、T1、T2、・・は、Polymer Hand Book(Second Edition,J.Brandup・E.H.Immergut編)III-139~179頁による値である。また、モノマーのホモポリマーのTgが明確でない場合のガラス転移温度(℃)は、静的ガラス転移温度とし、例えば示差走査熱量計「DSC-220U」(セイコーインスツルメンツ株式会社製)を用いて、試料を測定カップにとり、真空吸引して完全に溶剤を除去した後、3℃/分の昇温速度で-20℃~+200℃の範囲で熱量変化を測定し、低温側の最初のベースラインの変化点を静的ガラス転移温度とした。
ポリイソシアネート化合物(B)は、1分子中に少なくとも2個のイソシアネート基を有する化合物であって、例えば、脂肪族ポリイソシアネート化合物、脂環族ポリイソシアネート化合物、芳香脂肪族ポリイソシアネート化合物、芳香族ポリイソシアネート化合物、該ポリイソシアネート化合物の誘導体等を挙げることができる。
亜鉛化合物及びアミジン化合物からなる有機金属触媒(C)は、本塗料の加熱時の硬化反応を促進させる触媒としての機能、及び、常温時の触媒能のブロック剤としての機能を併せ持つ。
R1-C(=NR2)-NR3R4・・・(1)
式(1)中、炭素(C)原子に、二重結合で窒素原子が1つ、及び単結合で窒素原子が1つ付いている。
リン酸基含有化合物(D)は、常温時における亜鉛化合物及びアミジン化合物からなる有機金属触媒(C)の触媒能を抑制する働きを有する。
上記式中、Rは炭素数が4以上、好ましくは6~20のアルキル基を表す。該アルキル基は直鎖状でも分岐状でもよいが、好ましくは分岐状である。また、nは1以上3以下の整数である。また、n個のRは、それぞれ同じでも異なっていても良い。
本発明の塗料組成物は、さらに任意選択で、水酸基含有樹脂(A)以外の樹脂、ポリイソシアネート化合物(B)以外の架橋剤、亜鉛化合物及びアミジン化合物からなる有機金属触媒(C)以外の硬化触媒、顔料、つや消し剤、有機溶剤、分散剤、沈降防止剤、消泡剤、増粘剤、紫外線吸収剤、光安定剤、表面調整剤、耐擦り傷性向上剤等を含有することができる。
本発明の塗料組成物は、被塗物上に本発明の塗料組成物を塗装して、塗膜を形成することと、次いで、前記塗膜を加熱して硬化させることとを含む、塗膜形成方法において好適に用いることができる。
工程(A1):被塗物上に本発明の塗料組成物を塗装して、クリヤコート塗膜を形成する工程、及び
工程(A2):前記工程(A1)で形成されたクリヤコート塗膜を加熱して硬化させる工程、を含む塗膜形成方法。
工程(B1):被塗物上にベースコート塗料組成物を塗装して、ベースコート塗膜を形成する工程、
工程(B2):前記ベースコート塗膜上に、本発明の塗料組成物を塗装して、クリヤコート塗膜を形成する工程、並びに、
工程(B3):前記工程(B1)で形成されたベースコート塗膜、及び、前記工程(B2)で形成されたクリヤコート塗膜を別々に又は同時に加熱して硬化させる工程、を含む塗膜形成方法。
工程(C1):被塗物上に第1ベースコート塗料組成物を塗装して、第1ベースコート塗膜を形成する工程、
工程(C2):前記第1ベースコート塗膜上に、第2ベースコート塗料組成物を塗装して、第2ベースコート塗膜を形成する工程、
工程(C3):前記第2ベースコート塗膜上に、本発明の塗料組成物を塗装して、クリヤコート塗膜を形成する工程、並びに、
工程(C4):前記工程(C1)で形成された第1ベースコート塗膜、前記工程(C2)で形成された第2ベースコート塗膜、及び、前記工程(C3)で形成されたクリヤコート塗膜を別々に又は同時に加熱して硬化させる工程、を含む塗膜形成方法。
工程(D1):被塗物上にプライマー塗料組成物を塗装して、プライマー塗膜を形成する工程、
工程(D2):前記プライマー塗膜上に第1ベースコート塗料組成物を塗装して、第1ベースコート塗膜を形成する工程、
工程(D3):前記第1ベースコート塗膜上に、第2ベースコート塗料組成物を塗装して、第2ベースコート塗膜を形成する工程、
工程(D4):前記第2ベースコート塗膜上に、本発明の塗料組成物を塗装して、クリヤコート塗膜を形成する工程、並びに、
工程(D5):前記工程(D1)で形成されたプライマー塗膜、前記工程(D2)で形成された第1ベースコート塗膜、前記工程(D3)で形成された第2ベースコート塗膜、及び、前記工程(D4)で形成されたクリヤコート塗膜を別々に又は同時に加熱して硬化させる工程、を含む塗膜形成方法。
製造例1
温度計、サーモスタット、撹拌装置、還流冷却器、窒素導入管及び滴下装置を備えた反応容器に、「スワゾール1000」(商品名、丸善石油化学株式会社製、芳香族系有機溶剤)27部及びプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート5部を仕込んだ。反応容器に、窒素ガスを吹き込みながら150℃で仕込み液を攪拌し、この中にスチレン20部、イソブチルメタクリレート24.8部、エチルアクリレート24部、2-ヒドロキシエチルメタクリレート30部、アクリル酸1.2部及びジターシャリアミルパーオキサイド(重合開始剤)4.5部からなるモノマー混合物を4時間かけて均一速度で滴下した。その後、150℃で1時間熟成させた後冷却し、さらに酢酸イソブチルを21部加えて希釈し、固形分濃度65質量%の1級水酸基含有アクリル樹脂(A11-1)溶液を得た。得られた1級水酸基含有アクリル樹脂(A11-1)の酸価は9.3mgKOH/g、水酸基価は129mgKOH/g、重量平均分子量は6,000、ガラス転移温度39℃であった。
製造例2
攪拌器、冷却器、温度制御器、窒素導入管及び滴下ロートを備えた反応装置にエチル-3-エトキシプロピオネート47部、「ニッカオクチックス亜鉛」(商品名、オクチル酸亜鉛、日本化学産業株式会社製、亜鉛含有量8質量%)81.6部を仕込み、反応容器内を窒素で置換し、50℃に加熱した。次に、攪拌下、1-メチルイミダゾール16.4部を滴下し、滴下終了後50℃の温度を2時間保持し、反応を終了させた。得られた亜鉛化合物及びアミジン化合物からなる有機金属触媒(C-1)は、亜鉛含有量4.5質量%の液体であった。
製造例2において、配合組成を表1に示すものとする以外は、製造例2と同様にして、亜鉛化合物及びアミジン化合物からなる有機金属触媒(C-2)~(C-9)を得た。
「アセチルアセトン亜鉛」(注2):亜鉛含有量25%、昭和化学株式会社製、
DBN(注3):1,5-ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ-5-エン、
DBU(注4):1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ-7-エン。
製造例11
攪拌器、冷却器、温度制御器、窒素導入管及び滴下ロートを備えた反応装置にエチル-3-エトキシプロピオネート364部、「K-KAT 348」(商品名、オクチル酸ビスマス、ビスマス含有量25%、KING INDUSTRIES, Inc.製)83.6部を仕込み、反応容器内を窒素で置換し、50℃に加熱した。次に、攪拌下、1-メチルイミダゾール16.4部を滴下し、滴下終了後50℃の温度を2時間保持し、反応を終了させた。得られたその他の有機金属触媒(E-1)は、ビスマス含有量4.5質量%の液体であった。
製造例11において、配合組成を表2に示すものとする以外は、製造例11と同様にして、その他の有機金属触媒(E-2)及び(E-3)を得た。
「ニッカオクチックスマンガン」(注6):商品名、オクチル酸マンガン、マンガン含有量8%、日本化学産業株式会社製。
製造例14
温度計、サーモスタット、撹拌器、還流冷却器及び滴下装置を備えた反応容器に、メトキシプロパノール27.5部及びイソブタノール27.5部の混合溶剤を入れ、110℃に加熱した。次いで、スチレン25部、n-ブチルメタクリレート27.5部、「イソステアリルアクリレート」(商品名、大阪有機化学工業株式会社製、分岐高級アルキルアクリレート)20部、4-ヒドロキシブチルアクリレート7.5部、下記リン酸基含有重合性モノマー15部、2-メタクリロイルオキシエチルアシッドホスフェート12.5部、イソブタノール10部及びt-ブチルパーオキシオクタノエート4部からなる混合物121.5部を、4時間かけて上記混合溶剤に加え、さらにt-ブチルパーオキシオクタノエート0.5部とイソプロパノール20部からなる混合物を1時間滴下した。その後、1時間攪拌熟成して固形分濃度50%のリン酸基含有アクリル樹脂溶液(D21-1)を得た。本樹脂のリン酸基による酸価は83mgKOH/g、水酸基価は29mgKOH/g、重量平均分子量は10,000であった。
実施例1~11及び比較例1~6
前記製造例1で得られた水酸基含有アクリル樹脂、上記製造例2~10で得られた亜鉛化合物及びアミジン化合物からなる有機金属触媒、上記製造例11~13で得られたその他の有機金属触媒、上記製造例14で得られたリン酸基含有樹脂及び後記表3に記載の原材料を用いて、後記表3に示す配合にて羽根型撹拌機を用いて攪拌して混合し、さらに、酢酸ブチルを加えて、20℃におけるアネスト岩田 粘度カップ NK2による粘度が11秒となるように調整して塗料組成物No.1~17を得た。なお、表3に示す塗料組成物の配合は各成分の固形分質量比である。
(注8)「NACURE4054J」:商品名、KING INDUSTRIES, Inc.製、2-エチルヘキシルリン酸エステル。
塗料組成物No.1~17のポットライフを、20℃で6時間静置した後の、20℃における粘度をアネスト岩田 粘度カップ NK2を用いて測定することにより評価した。測定結果を併せて表3に示した。6時間後の粘度が13秒以下を合格とする。
ブリキ板に、塗料組成物No.1~17を硬化膜厚で約30μmになるようにエアスプレー塗装を行ない、80℃で30分間加熱し硬化させた後、20℃恒温室で24時静置し、各試験板とした。
FT-IR装置「FT/IR-420」(日本分光株式会社製)を用い、塗料配合直後については液膜法により、試験板については表面をATR法により、測定することにより評価した。それぞれイソシアネートピーク強度(2271cm-1)を測定し、これらの比を下記式から算出することにより、NCO反応率(%)を求めた。NCO反応率(%)が80%以上を合格とする。測定結果を併せて表3に示した。
NCO残存率(%)=(試験板のイソシアネートピーク強度)/(塗料配合直後のイソシアネートピーク強度)×100
TUKON(American Chain&Cable Company, Inc.製、micro hardness tester)にて測定した。該ヌープ硬度は、四角錘ダイヤモンド圧子を一定の試験荷重で材料の試験面に押し込み、生じた菱形のくぼみの大きさから読み取られる塗膜の硬さを表したものであり、数値が大きいほど硬度が高いことを表す。ヌープ硬度が10以上を合格とする。測定結果を併せて表3に示した。
Claims (5)
- (A)水酸基含有樹脂、(B)ポリイソシアネート化合物、(C)亜鉛化合物及びアミジン化合物からなる有機金属触媒、並びに(D)リン酸基含有化合物を含有する塗料組成物であって、
前記亜鉛化合物及びアミジン化合物からなる有機金属触媒(C)が金属錯体であり、
前記亜鉛化合物が、カルボン酸亜鉛化合物又はアセチルアセトン亜鉛錯体であり、
前記アミジン化合物が、下記式(1)で表される構造を有する化合物である、塗料組成物
R 1 -C(=NR 2 )-NR 3 R 4 ・・・(1)
[式(1)中、R 1 は水素原子、置換されていてもよい有機基、又はアミン基である。
R 2 とR 3 は互いに独立して、水素原子、有機基、又は互いに結合した構造を有する複素環である。
R 4 は水素原子、置換されていてもよい有機基、又はエーテル化されていてもよいヒドロキシル基である。]。 - 前記水酸基含有樹脂(A)が、水酸基含有アクリル樹脂(A1)を含む、請求項1に記載の塗料組成物。
- 前記水酸基含有アクリル樹脂(A1)が、1級水酸基含有アクリル樹脂(A11)を含む、請求項2に記載の塗料組成物。
- 前記リン酸基含有化合物(D)が、アルキルリン酸エステル(D1)及び/又はリン酸基含有樹脂(D2)を含む、請求項1~3のいずれか1項に記載の塗料組成物。
- 被塗物上に、請求項1~4のいずれか1項に記載の塗料組成物を塗装して、塗膜を形成することと、次いで、前記塗膜を加熱して硬化させることとを含む、塗膜形成方法。
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