JP7340915B2 - 表示ドライバ調整装置、方法、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

表示ドライバ調整装置、方法、プログラム及び記憶媒体 Download PDF

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本開示は、表示ドライバ調整装置、方法、プログラム及び記憶媒体に関する。
表示パネルにおいては、例えば製造工程に起因して、画素特性のバラツキが発生することがある。画素特性のバラツキは、表示画像におけるムラ(mura)の原因になり得る。ムラを補正する処理を実施することは、表示画像の画質の向上に有効である。
一実施形態では、方法が、輝度の補正量を算出することと、前記補正量を用いてムラ補正を行った場合に表示パネルで消費される総電流の、前記ムラ補正を行わなかった場合に前記表示パネルで消費される総電流からの変化を示すシミュレーション値を算出することと、前記シミュレーション値に基づいて、前記表示パネルを駆動する表示ドライバにおけるムラ補正処理に用いられるムラ補正データを算出することとを含む。
一実施形態では、表示ドライバ調整装置が、輝度の補正量を算出し、前記補正量を用いてムラ補正を行った場合に表示パネルで消費される総電流の、前記ムラ補正を行わなかった場合に前記表示パネルで消費される総電流からの変化を示すシミュレーション値を算出し、前記シミュレーション値に基づいて、前記表示パネルを駆動する表示ドライバにおけるムラ補正処理に用いられるムラ補正データを算出するように構成された演算装置と、前記ムラ補正データを表示ドライバに供給するインターフェースとを備えている。
一実施形態における表示モジュールの構成を示すブロック図である。 一実施形態における画素の構成を図示している。 一実施形態における表示ドライバ調整装置の構成を示すブロック図である。 表示パネルに生じ得るムラの一例を図示している。 一実施形態におけるムラ補正データの生成の手順を示すフローチャートである。 一実施形態における画素アレイに規定されるエリアを示している。 一実施形態における輝度-階調テーブルを図示している。 一実施形態における算出されるエリア輝度値と補正量とを図示している。 一実施形態における電流変化補償後輝度-階調テーブル、及び、輝度ズレを図示している。 一実施形態における目標エリア輝度値の算出方法を図示している。 一実施形態における各画素の輝度目標値の算出方法を図示している。
図1に示す一実施形態では、表示モジュール100が、表示パネル1と表示ドライバ10とを備えている。表示パネル1は、例えば、OLED(organic light emitting diode)表示パネルである。
一実施形態では、表示パネル1は、画素アレイ2とスキャンドライバ回路部3とを備えている。画素アレイ2には、スキャンライン4とソースライン5と画素回路6と電源ライン7とが配置されている。スキャンライン4は、水平方向、即ち、図1におけるX軸方向に延伸するように配置され、ソースライン5と電源ライン7は、垂直方向、即ち、図1におけるY軸方向に延伸するように配置される。一実施形態では、各画素回路6は、OLED素子を備えており、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)のいずれかを表示するように構成されている。例えば図2に示すように、表示パネル1の各画素8は、赤色を表示する画素回路6、緑色を表示する画素回路6、青色を表示する画素回路6を含んでおり、これらの画素回路6は、それぞれ、R副画素6R、G副画素6G、B副画素6Bとして用いられる。これら及び以下の構成並びに各実施形態は、他の色又は他の色組合せが可能である場合にも適用され得る。
図1に戻り、一実施形態に従って、スキャンドライバ回路部3は、表示ドライバ10から受け取ったスキャン制御信号SOUTに応じてスキャンライン4を駆動するように構成されている。
一実施形態では、各画素回路6は、電源ライン7を介して電源電圧ELVDDが供給され、供給された電源電圧ELVDDを用いて動作するように構成されている。一実施形態では、パワーマネジメントIC300から電源電圧ELVDDが供給される電源端子9が表示パネル1に設けられ、電源端子9に供給された電源電圧ELVDDが、電源ライン7を介して各画素回路6に供給される。一実施形態では、画素回路6は、電源電圧ELVDDを用いてOLED素子を駆動するように構成されている。
一実施形態では、表示ドライバ10は、ホスト200から画像データを受け取り、該画像データに応じて表示パネル1の各画素回路6を駆動するように構成される。一実施形態では、画像データが、各画素8の赤色、緑色、青色の階調値を指定する画素データを含んでいる。この場合、表示ドライバ10は、各画素8の赤色、緑色、青色をそれぞれ表示する画素回路6に、それぞれ、当該画素8の画素データに指定された赤色、緑色、青色の階調値に対応する信号レベルを有する駆動信号を供給する。
一実施形態では、図1に示すように、表示ドライバ10は、インターフェース11と、画像処理回路部12と、不揮発性メモリ13と、ソースドライバ回路部14と、パネルインターフェース回路部15とを備えている。一実施形態では、インターフェース11と、画像処理回路部12と、ソースドライバ回路部14とが第1ICチップに集積化され、不揮発性メモリ13が、該第1ICチップと別の第2ICチップに集積化されてもよい。他の実施形態ではこれらが一のICチップに集積化されてもよいし、他の集積化の組み合わせも可能である。
一実施形態では、インターフェース11は、表示ドライバ10の外部から様々なデータを受け取り、所望の回路に転送する。一実施形態では、インターフェース11は、ホスト200から受け取った画像データを画像処理回路部12に転送する。加えて、インターフェース11は、外部から受け取ったデータを必要に応じて不揮発性メモリ13に書き込み可能に構成されている。
一実施形態では、画像処理回路部12は、ホスト200から受け取った画像データに対して、ムラ補正(Demura)処理などの画像処理を行う。ムラ補正処理は、画像データに含まれる各画素8の画素データに対して行われる。ある画素8の画素データのムラ補正処理では、該画素8の各画素回路6の特性に応じて生成されたムラ補正データに基づいて画素データが補正される。ムラ補正データは、表示パネル1の画素8のそれぞれについて用意される。ムラ補正処理により、画素回路6の特性のバラツキをキャンセルし、表示画像におけるムラを抑制することができる。
一実施形態では、不揮発性メモリ13は、画像処理回路部12で行われるムラ補正処理で用いられるムラ補正データを格納する。不揮発性メモリ13に格納されているムラ補正データは、符号20で示されている。
一実施形態では、ソースドライバ回路部14は、画像処理回路部12における画像処理によって得られた画像データを受け取り、受け取った画像データに応じた駆動信号を表示パネル1の画素回路6に供給する。
一実施形態では、パネルインターフェース回路部15は、表示パネル1のスキャンドライバ回路部3を制御するスキャン制御信号SOUTを生成する。
一実施形態では、ムラ補正データ20は、表示モジュール100の検査工程において生成され、表示ドライバ10の不揮発性メモリ13に格納される。一実施形態では、ムラ補正データ20は、図3に示す表示ドライバ調整装置400によって生成される。表示ドライバ調整装置400は、所望のテスト画像が表示パネル1に表示された状態で取得された各画素8の輝度に基づいて、ムラ補正データ20を生成する。
一実施形態では、表示ドライバ調整装置400は、撮像装置21とコンピュータ22とを備えている。撮像装置21は、テスト画像が表示された表示パネル1を撮影して撮像画像を取得する。コンピュータ22は、撮像装置21によって撮影された撮像画像から、各画素8の輝度を記述した輝度測定データを取得する。コンピュータ22は、更に、輝度測定データからムラ補正データを生成する。
一実施形態では、コンピュータ22は、ソフトウェア処理によってムラ補正データを生成する。一実施形態では、コンピュータ22は、インターフェース23、記憶装置24と、演算装置25と、インターフェース26とを備えている。
一実施形態では、インターフェース23は、撮像装置21から撮像画像を受け取り、更に、撮像装置21を制御する制御データを撮像装置21に供給する。
一実施形態では、記憶装置24は、ムラ補正データ20の生成に用いられる様々なデータを格納する。一実施形態では、ムラ補正データ算出ソフトウェア30が記憶装置24にインストールされており、記憶装置24は、ムラ補正データ算出ソフトウェア30を記憶する非一時的記憶媒体(non-transitory tangible storage medium)として用いられる。ムラ補正データ算出ソフトウェア30は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体27に記録されたコンピュータプログラム製品(computer program product)として提供されてもよく、又は、サーバからダウンロード可能なコンピュータプログラム製品として提供されてもよい。
一実施形態では、演算装置25は、ムラ補正データ算出ソフトウェア30を実行してムラ補正データ20の生成のための様々なデータ処理を行う。一実施形態では、演算装置25は、検査工程において表示パネル1に表示すべきテスト画像に対応するテスト画像データを生成し、生成したテスト画像データを表示ドライバ10に供給する。また、演算装置25は、撮像装置21を制御する制御データを生成して撮像装置21に供給する。撮像装置21は、制御データによる制御の下で撮像画像を取得する。テスト画像データ及び/又は制御データは外部から演算装置25に供給されてもよい。一実施形態では、演算装置25は、撮像装置21によって取得された撮像画像から輝度測定データを生成し、更に、該輝度測定データからムラ補正データ20を生成する。
一実施形態では、インターフェース26は、演算装置25によって生成されたムラ補正データ20及びテスト画像データを表示ドライバ10に供給する。
一実施形態では、ムラ補正データ20は、表示パネル1の画素回路6の特性のバラツキに起因するムラを低減するように生成される。製造バラツキに起因して、表示パネル1の画素回路6の特性にはバラツキが生じ得る。個々の画素回路6の特性に応じたムラ補正データ20を生成することで、特性のバラツキに起因するムラを低減することができる。
一実施形態では、ムラ補正データ20は、電源電圧ELVDDを各画素回路6に分配する電源ライン7において生じる電圧降下に起因するムラを低減するように生成される。図4を参照して、電源ライン7において生じる電圧降下により、各画素回路6に実際に供給される電源電圧ELVDDは、表示パネル1における画素回路6の位置に依存して変動する。電源電圧ELVDDの変動は、表示パネル1に表示される画像のムラの原因になり得る。例えば、図4に示すように、画像の電源端子9に近い部分は明るくなり、離れた部分は暗くなる。ムラ補正データ20は、このようなムラを抑制するように生成される。
各画素回路6に実際に供給される電源電圧ELVDD、即ち、電源ライン7において生じる電圧降下は、表示パネル1の画素回路6において消費される総電流に依存している。一実施形態において、「総電流」とは、表示パネル1の画素回路6において消費される電流の表示パネル1全体についての和である。総電流が大きくなると、電源ライン7において発生する電圧降下が大きくなり、各画素回路6に実際に供給される電源電圧ELVDDのバラツキが大きくなる。これは、画像のムラを増大させ得る。
ムラ補正処理は、各画素8の輝度を変化させ、各画素8の輝度の変化は各画素回路6において消費される電流の変化を伴うので、ムラ補正処理の実施自体が、表示パネル1の総電流の変化の原因になり得る。一実施形態では、「総電流の変化」は、ムラ補正を行った場合の総電流とムラ補正を行わない場合の総電流との差分である。このような総電流の変化は、各画素8において輝度ズレを生じさせ得る。一実施形態では、ムラ補正処理の実施による総電流の変化を考慮してムラ補正データ20が算出される。
一実施形態では、ムラ補正データ20は、下記の手順で算出してもよい。まず、テスト画像が表示パネル1に表示された状態で測定された各画素8の輝度に基づいて、輝度の補正量を暫定的に算出する。更に、暫定的に算出された補正量を用いてムラ補正を行った場合における総電流の変化を示すシミュレーション値を算出する。このようにして算出したシミュレーション値に基づいて最終的に表示ドライバ10におけるムラ補正処理に用いられるムラ補正データ20を算出する。
表示パネル1では、各画素回路6の輝度が当該画素回路6で消費される電流に対応しているので、一実施形態では、総電流の変化を示すシミュレーション値が、表示パネル1全体について算出された輝度の補正量の和に基づいて算出されてもよい。一実施形態では、表示パネル1全体について算出された輝度の補正量の和が、シミュレーション値として用いられてもよい。
一実施形態では、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)のそれぞれについて、総電流の変化を示すシミュレーション値に基づいて表示パネル1の各画素8の輝度目標値を設定し、各画素8が該輝度目標値の輝度で発光するようにムラ補正データ20を算出してもよい。一実施形態では、各画素8の輝度目標値の設定は、下記の手順で行われる。まず、基準輝度値を設定する。更に、シミュレーション値に基づいて表示パネル1の画素8の画素回路6で消費される総電流の変化による輝度ズレ量を算出する。算出した輝度ズレ量と、設定した基準輝度値とに基づいて、各画素8の輝度目標値を設定する。このような手順によれば、総電流の変化に起因する画素8の輝度ズレを考慮しながら画素8の輝度目標値を設定し、電圧降下に起因するムラを一層に抑制可能なムラ補正データ20を算出することができる。
一実施形態では、ムラ補正データ20は、以下に説明する図5に示す手順で算出される。
ステップS01では、ムラ測定が行われる。一実施形態では、ムラ測定は、各色(R、G、B)について、かつ、所定の複数の階調値#1~#Nについて行われる。Nは、2以上の整数である。各階調値#kが、8ビットの値である場合、階調値#kは、0以上255以下の値を取る。以下では、ムラ測定が行われる階調値を、対象階調値ということがある。一実施形態の色j、対象階調値#kについてのムラ測定では、各画素8の色jを表示する画素回路6に、対象階調値#kに対応する信号レベルを有する駆動信号が書き込まれた状態で撮像画像が取得され、その撮像画像から各画素8の輝度の測定値を記述する輝度測定データが生成される。ここで、色jは、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)のいずれかである。
一実施形態では、色j、対象階調値#kについてのムラ測定では、各画素8の色jを表示する画素回路6について対象階調値#kを指定し、色j以外の色を表示する画素回路6については最低階調値、例えば、階調値“0”を指定するテスト画像データがコンピュータ22から表示ドライバ10に供給される。該テスト画像データに応じて表示パネル1の各画素回路6が駆動され、全体が色jであるテスト画像が表示される。テスト画像が表示された状態で表示パネル1の撮像画像が撮像装置21によって取得され、その撮像画像から、各画素8の輝度の測定値を記述する輝度測定データが演算装置25によって生成される。輝度測定データは、対象階調値のそれぞれについて、かつ、各色について生成される。生成された輝度測定データは、記憶装置24に格納される。
ステップS02では、エリア輝度値が演算装置25によって算出される。例えば図6に示すように、表示パネル1の画素アレイ2には、複数のエリア40が規定されており、各エリア40について、エリア輝度値が算出される。エリア輝度値は、各エリア40の全体としての輝度を表している。図6には、画素アレイ2に9個のエリア40~40が規定される例が図示されている。ただし、エリア40の数は、9に限定されない。一実施形態では、エリア40~40は、垂直方向、即ち、ソースライン5と電源ライン7とが延伸する方向に並んで配置されている。垂直方向は、図6において、Y軸方向として図示されている。図6の例では、エリア40が電源端子9から最も離れており、エリア40が電源端子9から最も近い。
エリア40のエリア輝度値は、対象階調値#1~#Nのそれぞれについて、かつ、各色について算出される。対象階調値#k、色jについてエリア40のエリア輝度値を算出する場合、対象階調値#k、色jについて取得された輝度測定データに記述されたエリア40に位置する画素8の輝度の測定値の平均値が、対象階調値#k、色jについてのエリア40のエリア輝度値として算出される。図6に示すエリア40の配置では、エリア40のエリア輝度値が最も低く、エリア40のエリア輝度値が最も高くなる傾向がある。
図5に戻り、ステップS03では、輝度-階調テーブルが演算装置25によって生成される。輝度-階調テーブルは、エリア40~40のそれぞれについて、且つ、各色について生成される。エリア40について生成された輝度-階調テーブルは、一実施形態に従った図7に示すように、該エリア40について輝度と階調値の対応関係を記述している。輝度-階調テーブルに記述される輝度として、ステップS02で算出されるエリア輝度値が用いられる。図7の輝度-階調テーブルを参照して、電源端子9に最も近いエリア40は、電源端子9から最も離れたエリア40と比較すると、輝度が高く、また、輝度-階調カーブの傾きが急である。電源端子9に近いエリア40ほど、同一の階調値に対する輝度が高くなり、また、輝度-階調カーブの傾きが急峻になる傾向がある。生成された輝度-階調テーブルは、記憶装置24に格納される。
図5を再度に参照して、ステップS04では、ステップS01において特定の対象階調値について得られた輝度測定データに基づいて、ムラ補正において補正すべき輝度の補正量が暫定的に算出される。「暫定的に」とは、最終的に表示ドライバ10で行われるムラ補正処理による輝度の補正量が、ステップS04において算出される輝度の補正量と異なり得ることを意味している。一実施形態では、当該特定の対象階調値として、ステップS01においてムラ測定が行われた対象階調値#1~#Nのうち最も高いものが選択される。対象階調値#1~#Nのうち最も高いものを選択する場合、ステップS04において暫定的に算出される補正量の絶対値が最も大きくなり、よって、総電流の変化が最も大きくなる。対象階調値#1~#Nのうちから選択された特定の対象階調値を、以下では、対象階調値#qということがある。ここで、qは、1以上N以下の整数のいずれかである。
一実施形態では、輝度の補正量は、エリア40~40のそれぞれについて、かつ、各色について生成される。ステップS04で算出される輝度の補正量は暫定的なものに過ぎないので、個々の画素8について補正量を算出するのではなく、エリア40毎に補正量が算出される。これは、演算量の低減に有効である。
一実施形態では、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)のうちの色jについての輝度の補正量の算出は、下記のようにして行われる。まず、エリア40~40のうちから基準エリアが選択される。一実施形態では、画素アレイ2の中央の画素8が設けられているエリア40が基準エリアとして選択されてもよい。
更に、一実施形態による図8に示すように、基準エリアについて、かつ、対象階調値#q及び色jについて算出されたエリア輝度値が、基準輝度値として決定される。エリア40が基準エリアとして選択される場合、エリア40、対象階調値#q及び色jについて算出されたエリア輝度値が、基準輝度値として選択される。
更に、各エリア40についての輝度の補正量が、基準輝度値と、当該エリア40の対象階調値#q、色jについて算出されたエリア輝度値との差分として算出される。一実施形態では、色j、エリア40についての輝度の補正量δYi,jは、色jについて選択された基準輝度値YDV_jと、色j、エリア40について算出されたエリア輝度値YAREA_i,jから下記式(1)に従って算出されてもよい。
Figure 0007340915000001
式(1)に従えば、エリア40のエリア輝度値YAREA_4,jが基準輝度値YDV_jとして用いられる場合は、エリア40の輝度の補正量δY4,jは0である。
図5に戻り、ステップS05では、ステップS04で算出された輝度の補正量に基づいて、該補正量でムラ補正を行った場合の総電流の変化を示すシミュレーション値が算出される。シミュレーション値は、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)のそれぞれについて算出される。
表示パネル1に色jのテスト画像が表示される場合、各画素8の色jを表示する画素回路6の輝度が、当該画素8で消費される電流に対応しているので、一実施形態では、表示パネル1全体について算出された輝度の補正量の和が、シミュレーション値として用いられてもよい。エリア40~40が規定される。一実施形態では、色jについての総電流の変化を示すシミュレーション値ITOTAL_jは、下記式(2)に従って算出される。
Figure 0007340915000002
ステップS06では、ステップS05において算出された総電流の変化を示すシミュレーション値ITOTAL_jを用いて、総電流の変化による輝度ズレ量が算出される。輝度ズレ量は、各色j、各エリア40、各対象階調値#kについて算出される。一実施形態では、輝度ズレ量は、下記の手順で算出される。
まず、一実施形態による図9に示すように、ステップS03において生成された輝度-階調テーブルを、ステップS05において算出された総電流の変化を示すシミュレーション値ITOTAL_jに基づいて補正することで、電流変化補償後輝度-階調テーブルを生成する。電流変化補償後輝度-階調テーブルは、総電流が変化したときに電源ライン7において発生する電圧降下の変化を反映した輝度と階調値の対応関係を表している。電流変化補償後輝度-階調テーブルを用いることで、総電流が変化したときの輝度と階調値との対応関係の変化を反映したムラ補正データ20を算出することができる。
色j、エリア40についての電流変化補償後輝度-階調テーブルは、色j、エリア40についてステップS03で生成された元の輝度-階調テーブルに記述されている輝度値(エリア輝度値)を、シミュレーション値ITOTAL_jに応じて補正することで生成される。
一実施形態では、電流変化補償後輝度-階調テーブルは、下記のようにして生成される。総電流が増大する場合、即ち、シミュレーション値ITOTAL_jが正である場合には、電圧降下が増大し、輝度を低下させる効果が発現する。この輝度の低下の効果は、元の輝度が大きいほど、即ち、階調値が大きいほど大きい。よって、シミュレーション値ITOTAL_jが正である場合、元の輝度-階調テーブルに記述されている輝度を、シミュレーション値ITOTAL_jが大きいほど、かつ、対応する階調値が大きいほど減少させるように補正することで電流変化補償後輝度-階調テーブルが生成される。一方、総電流が減少する場合、即ち、シミュレーション値ITOTAL_jが負である場合には、電圧降下が減少し、輝度が増大する効果が発現する。この輝度の増大の効果は、元の輝度が大きいほど、即ち、階調値が大きいほど大きい。よって、シミュレーション値ITOTAL_jが負である場合、元の輝度-階調テーブルに記述されている輝度を、シミュレーション値ITOTAL_jの絶対値が大きいほど、かつ、階調値が大きいほど増大させるように補正することで電流変化補償後輝度-階調テーブルが生成される。
一実施形態では、シミュレーション値ITOTAL_jに依存する正の補正係数kを乗じることで生成される。補正係数kは、総電流の変化がないとき、即ち、シミュレーション値ITOTAL_jが0であるときに1であり、総電流が増大したとき、即ち、シミュレーション値ITOTAL_jが正であるときに減少し、総電流が減少したとき、即ち、シミュレーション値ITOTAL_jが負であるときに増大するように決定される。
更に、電流変化補償後輝度-階調テーブルと元の輝度-階調テーブルとから、総電流の変化による輝度ズレ量が算出される。一実施形態では、色j、エリア40、対象階調値#kについての輝度ズレ量ΔYi,j(k)が、エリア40、色jについて生成された電流変化補償後輝度-階調テーブルにおいて対象階調値#kに対応づけられた輝度Y^i,j(k)と、エリア40、色jについて生成された元の輝度-階調テーブルにおいて対象階調値#kに対応づけられた輝度Yi,j(k)との差分として算出される。一実施形態では、色j、エリア40、対象階調値#kについての輝度ズレ量ΔYi,j(k)は、下記式(3)に従って算出される。
Figure 0007340915000003
ステップS07では、ステップS06で算出された輝度ズレ量ΔYi,j(k)を用いて、各画素8の輝度目標値が算出される。ある画素8の輝度目標値とは、当該画素8の画素データに対してムラ補正処理を行ったときに、当該画素8が発光する輝度の目標値である。各画素8の輝度目標値は、各色j、各対象階調値#kについて算出される。一実施形態では、各画素8の輝度目標値の算出は、下記の手順で行われる。
まず、各対象階調値#k及び各色jについて基準輝度値YDV_j(k)が設定される。一実施形態では、ステップS04において選択された基準エリアについて算出されたエリア輝度値が、基準輝度値YDV_j(k)として設定される。上述のように、画素アレイ2の中央の画素8が設けられているエリア40が基準エリアとして選択されてもよく、この場合、エリア40、対象階調値#k、色jについて算出されたエリア輝度値が、基準輝度値YDV_j(k)として選択される。
更に、各色j、各エリア40、各対象階調値#kについて目標エリア輝度値が算出される。あるエリア40の目標エリア輝度値とは、当該エリア40の画素8の画素データに対してムラ補正処理を行ったときの、当該エリア40のエリア輝度値の目標値である。
一実施形態による図10に示すように、エリア40、色j、対象階調値#kについての目標エリア輝度値YDV_AREA_i,j(k)が、色j、エリア40、対象階調値#kについて算出された輝度ズレ量ΔYi,j(k)と、基準輝度値YDV_j(k)とから算出される。一実施形態では、エリア40、色j、対象階調値#kについての目標エリア輝度値YDV_AREA_i,j(k)は、基準輝度値YDV_j(k)から輝度ズレ量ΔYi,j(k)を減じることで算出されてもよい。一実施形態では、目標エリア輝度値YDV_AREA_i,j(k)は、下記式(4)に従って算出される。
Figure 0007340915000004
更に、上記のようにして各色j、各対象階調値#k、各エリア40について算出された目標エリア輝度値YDV_AREA_i,j(k)に基づいて、各色j及び各対象階調値#kについて各画素8の輝度目標値YPIXEL_j(k)が算出される。一実施形態では、図11に示すように、各画素8の輝度目標値YPIXEL_j(k)が、Y軸方向、即ち、電源ライン7が延伸する方向における位置に応じて、エリア40~40について算出された目標エリア輝度値YDV_AREA_i,j(k)を補間することで算出される。
ステップS08では、ステップS07で生成された各画素8の輝度目標値YPIXEL_j(k)を用いてムラ補正データ20が算出される。ムラ補正データ20は、ステップS01において対象階調値#1~#N、各色j及び各画素8について取得された輝度測定データに基づいて、各色j、各画素8について生成される。各画素8の色jについて算出されたムラ補正データ20は、当該画素8の画素データの色jの階調値の補正に用いられる。一実施形態では、ある色j、ある画素8についてのムラ補正データ20は、該画素8の画素データの色jの階調値として対象階調値#kが指定されていたときに、当該画素8の色jの輝度が、ステップS07において色j、対象階調値#kについて生成された当該画素8の輝度目標値YPIXELj(k)となるようなムラ補正処理が実施されるように生成される。ここで、kは、1以上N以下の整数である。
このようにして生成されたムラ補正データ20は、表示ドライバ10に供給され、不揮発性メモリ13に書き込まれる。このような手順によれば、電源ライン7において生じる電圧降下が考慮された適正なムラ補正データ20を生成することができる。
以上には、本開示の様々な実施形態が具体的に記述されているが、本開示技術は、様々な変更と共に実施可能である。例えば、上記実施形態は、各画素回路に電源電圧が供給されている構成の様々な表示パネルに適用可能である。
100 :表示モジュール
1 :表示パネル
2 :画素アレイ
3 :スキャンドライバ回路部
4 :スキャンライン
5 :ソースライン
6 :画素回路
6B :B副画素
6G :G副画素
6R :R副画素
7 :電源ライン
8 :画素
9 :電源端子
10 :表示ドライバ
11 :インターフェース
12 :画像処理回路部
13 :不揮発性メモリ
14 :ソースドライバ回路部
15 :パネルインターフェース回路部
20 :ムラ補正データ
21 :撮像装置
22 :コンピュータ
23 :インターフェース
24 :記憶装置
25 :演算装置
26 :インターフェース
27 :記録媒体
30 :ムラ補正データ算出ソフトウェア
40~40:エリア
200 :ホスト
300 :パワーマネジメントIC
400 :表示ドライバ調整装置

Claims (20)

  1. 各画素回路がLED素子を備える表示パネルに設定された複数のエリア毎に輝度の補正量を暫定的に算出することと、
    暫定的に算出された前記補正量に基づいてムラ補正の画像処理を行った場合に前記表示パネルで消費される総電流の、前記ムラ補正の画像処理を行わなかった場合に前記表示パネルで消費される総電流からの変化を示すシミュレーション値を算出することと、
    前記シミュレーション値に基づいて、前記表示パネルを駆動する表示ドライバにおけるムラ補正処理に用いられるムラ補正データを算出すること
    とを含む
    方法。
  2. 前記シミュレーション値を算出することが、前記複数のエリアそれぞれについて算出された前記補正量の前記表示パネルの全体についての和に基づいて前記シミュレーション値を算出することを含む
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記ムラ補正データを算出することが、
    前記シミュレーション値に基づいて前記表示パネルの画素の輝度目標値を設定することと、
    前記表示パネルの前記画素が前記輝度目標値の輝度で発光するように前記ムラ補正データを算出すること
    とを含む
    請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記画素の前記輝度目標値を設定することは、
    基準輝度値を設定することと、
    前記シミュレーション値に基づいて、前記表示パネルで消費される総電流の変化による輝度ズレ量を算出することと、
    前記基準輝度値と前記輝度ズレ量とに基づいて、前記輝度目標値を設定すること
    とを含む
    請求項3に記載の方法。
  5. 更に、
    対象階調値のそれぞれについて前記表示パネルの前記画素の輝度を測定することと、
    測定された前記輝度に基づいて、前記対象階調値と前記画素の輝度との対応関係を表す第1階調-輝度テーブルを生成すること
    とを含み、
    前記輝度ズレ量を算出することは、
    前記シミュレーション値に基づいて前記第1階調-輝度テーブルを補正して第2階調-輝度テーブルを生成することと、
    前記第1階調-輝度テーブルから得られる輝度と前記第2階調-輝度テーブルから得られる輝度との差分として前記輝度ズレ量を算出すること
    とを含む
    請求項4に記載の方法。
  6. 前記第2階調-輝度テーブルを生成することが、前記第1階調-輝度テーブルに記述されている輝度を、前記総電流の変化が大きいほど、かつ、対応する階調値が大きいほど減少させるように補正することにより、前記第2階調-輝度テーブルを生成することを含む
    請求項5に記載の方法。
  7. 前記補正量を算出することが、測定された前記輝度に基づいて前記補正量を算出することを含む
    請求項5に記載の方法。
  8. 前記画素の前記輝度目標値を設定することは、
    基準輝度値を設定することと、
    前記シミュレーション値に基づいて、前記複数のエリアのそれぞれについて、前記表示パネルで消費される総電流の変化による輝度ズレ量を算出することと、
    前記基準輝度値と前記複数のエリアのそれぞれについて算出された前記輝度ズレ量とに基づいて、前記複数のエリアのそれぞれについて目標エリア輝度値を算出することと、
    前記目標エリア輝度値を前記画素の位置に応じて補間することにより前記画素の前記輝度目標値を算出すること
    とを含む
    請求項3に記載の方法。
  9. 前記輝度ズレ量を算出することが、
    対象階調値のそれぞれについて前記表示パネルの前記画素の輝度を測定し、測定された前記輝度に基づいて、前記複数のエリアのそれぞれについて、前記対象階調値と輝度との対応関係を表す第1階調-輝度テーブルを生成することと、
    前記シミュレーション値に基づいて前記第1階調-輝度テーブルを補正して第2階調-輝度テーブルを生成することと、
    前記複数のエリアのそれぞれについて、前記第1階調-輝度テーブルから得られる輝度と前記第2階調-輝度テーブルから得られる輝度との差分として前記輝度ズレ量を算出すること
    とを含む
    請求項8に記載の方法。
  10. 更に、前記ムラ補正データを、前記表示パネルを駆動する表示ドライバに設定することを含む
    請求項1~9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 各画素回路がLED素子を備える表示パネルに設定された複数のエリア毎に輝度の補正量を暫定的に算出することと、
    暫定的に算出された前記補正量を用いてムラ補正の画像処理を行った場合に前記表示パネルで消費される総電流の、前記ムラ補正の画像処理を行わなかった場合に前記表示パネルで消費される総電流からの変化を示すシミュレーション値を算出することと、
    前記シミュレーション値に基づいて、前記表示パネルを駆動する表示ドライバにおけるムラ補正処理に用いられるムラ補正データを算出すること
    とをコンピュータに実行させる
    プログラム。
  12. 前記シミュレーション値を算出することが、前記複数のエリアそれぞれについて算出された前記補正量の前記表示パネルの全体についての和に基づいて前記シミュレーション値を算出することを含む
    請求項11に記載のプログラム。
  13. 前記ムラ補正データを算出することが、
    前記シミュレーション値に基づいて前記表示パネルの画素の輝度目標値を設定することと、
    前記表示パネルの前記画素が前記輝度目標値の輝度で発光するように前記ムラ補正データを算出すること
    とを含む
    請求項11又は12に記載のプログラム。
  14. 前記画素の前記輝度目標値を設定することは、
    基準輝度値を設定することと、
    前記シミュレーション値に基づいて、前記表示パネルで消費される総電流の変化による輝度ズレ量を算出することと、
    前記基準輝度値と前記輝度ズレ量とに基づいて、前記輝度目標値を設定すること
    とを含む
    請求項13に記載のプログラム。
  15. 更に、
    対象階調値のそれぞれについて前記表示パネルの前記画素の輝度を測定することと、
    測定された前記輝度に基づいて、前記対象階調値と前記画素の輝度との対応関係を表す第1階調-輝度テーブルを生成すること
    とを前記コンピュータに実行させ、
    前記輝度ズレ量を算出することは、
    前記シミュレーション値に基づいて前記第1階調-輝度テーブルを補正して第2階調-輝度テーブルを生成することと、
    前記第1階調-輝度テーブルから得られる輝度と前記第2階調-輝度テーブルから得られる輝度との差分として前記輝度ズレ量を算出すること
    とを含む
    請求項14に記載のプログラム。
  16. 請求項11~15のいずれか1項に記載のプログラムを記憶した記憶媒体。
  17. 各画素回路がLED素子を備える表示パネルに設定された複数のエリア毎に輝度の補正量を暫定的に算出し、暫定的に算出された前記補正量を用いてムラ補正の画像処理を行った場合に前記表示パネルで消費される総電流の、前記ムラ補正の画像処理を行わなかった場合に前記表示パネルで消費される総電流からの変化を示すシミュレーション値を算出し、前記シミュレーション値に基づいて、前記表示パネルを駆動する表示ドライバにおけるムラ補正処理に用いられるムラ補正データを算出するように構成された演算装置と、
    前記ムラ補正データを前記表示ドライバに供給するインターフェース
    とを備える
    表示ドライバ調整装置。
  18. 前記演算装置が、前記複数のエリアそれぞれについて算出された前記補正量の前記表示パネルの全体についての和に基づいて前記シミュレーション値を算出するように構成された
    請求項17に記載の表示ドライバ調整装置。
  19. 前記演算装置が、前記シミュレーション値に基づいて前記表示パネルの画素の輝度目標値を設定し、前記表示パネルの前記画素が前記輝度目標値の輝度で発光するように前記ムラ補正データを算出するように構成された
    請求項17又は18に記載の表示ドライバ調整装置。
  20. 前記演算装置が、基準輝度値を設定し、前記シミュレーション値に基づいて、前記表示パネルで消費される総電流の変化による輝度ズレ量を算出し、前記基準輝度値と前記輝度ズレ量とに基づいて、前記輝度目標値を設定するように構成された
    請求項19に記載の表示ドライバ調整装置。
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