JP7340488B2 - プロテクタ - Google Patents
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Description
さらにまた、前記案内リブは、一対の側面部の一方側から他方側に向かうとともに、長手方向における先端側に向かうような直線状又は、上流側に向けて凸状となる円弧形状で構成されてもよいし、長手方向における先端側に向かうに伴い、一対の側面部の中央部分から両側面部に向かって末広がりとなるような直線状又は円弧状に構成されていてもよい。
前記ヒンジ部は、先端傾斜部分の幅方向に沿って配置する場合や、先端傾斜部分の長手方向に沿って配置される場合を含む。
この発明により、案内リブに沿って収集された水を、案内リブの先端側から、下流側先端部に対応する位置に配置された排水口へ確実に案内できる。このため、プロテクタ本体とヒンジ部との隙間から侵入した水を、より確実に排水口に向けて流して排水できる。
この発明により、案内リブの下流側先端部が防水リブよりも上流側に配置されているため、案内リブに沿った水を防水リブよりも上流側の側面部を伝って下方に流すことができる。これにより、水が下流側に流れたとしても、防水リブが水を堰き止めて、防水リブよりも上流側に設けられた排水口から排水できる。
この発明により、排水口を介して隙間から内部に侵入してきた水を確実に排水できるとともに、隙間から侵入した水の量が多い場合には、下流側に配置された防水リブで先端傾斜部分における先端に水が流れることを確実に防止できる。
この発明により、防水リブの上流側において、防水リブの上流側の側面と側面部との交差部分に、防水リブの上流側の側面及び側面部と排水口の外縁とが面一となるように、排水口が配置される。これにより、流れてきた水が内部に溜まることなく外部に排水できる。
この発明により、案内リブの下流側先端部から側面部を伝って流れる水が、少なくとも防水リブを越えて先端側に流れることを防止できる。したがって、水が先端側に流れることがなく、確実に外部へ排水できる。
この発明により、側面部を介して排水口から流れ落ちてきた水を底面部よりも下端側に突出する側面部の下端に伝って流すことができる。
本実施形態のプロテクタ1は、車両に3次元的に配索されるワイヤーハーネス100を内部に挿通させて保護している。このようなプロテクタ1について、図1から図12に基づいて説明する。
また、図10乃至図12において、先端傾斜部13の内部構造を明確にするため、コルゲート40とワイヤーハーネス100の図示は省略する。
なお、図1中で示した方向は、便宜上、図2乃至図12において同様とする。
第2保護部12は、第1保護部11の左側Wlの端部から奥行方向Hに沿って後方側Hbに延出した部分であり、後方側Hbに向かうに伴い下方向Zdに向けて傾斜している。
コルゲート40は、図5に示すように、中空状に構成された樹脂製の環状円柱体であり、外径方向に隆起する隆起部41と、内径方向に凹んだ溝部42とが長手方向(円柱の高さ方向)に沿って交互に所定のピッチで配置された蛇腹構造で構成されている。
プロテクタ本体20は、図4及び図6、図7に示すように、ワイヤーハーネス100を配索する底面を構成する底面部20aと、底面部20aの両端から上方向Zuに立設する一対の側面部20bとで構成されている。すなわち、プロテクタ本体20は、上方向Zuの開口する断面凹状に構成されている。
なお、上述の第1底面21aと、第2底面22aと、先端側底面23aとで、底面部20aを構成し、第1側面21bと第2側面22bと先端側側面23bとで側面部20bを構成している。
ここで、先端傾斜部本体23の延出する延出方向Xに沿った上方向Zuを上流側Xuとし、下方向Zdを下流側Xdとする。また、延出方向Xと直交する方向であって、先端側底面23aに沿った方向を横幅方向Yとし、横幅方向Yの左側Wlを幅左側Ylとし、横幅方向Yの右側Wrを幅右側Yrとする。
この防水リブ24は、図6及び図7に示すように、溝部42の長手方向に沿った長さと同じ長さの板厚を有する板状体であり、延出方向Xから視て略U字状に構成されている。
下方リブ24aは、先端側底面23aの内面から法線方向に突出した板状体であり、上端面(上方向Zuの面)は溝部42の外径と略同径の円弧状に構成されている。
詳しくは、排水口25は、平面視において略正方形状に構成された貫通孔であり、横幅方向Yに沿った長さが先端側底面23aの略半分となるように構成されている。
第1係止部31cは、第1被係止部21cと係止するように構成された係止片であり、第1上面部31aにおける第1被係止部21cに対応する位置から下方向Zdに向けて立設している。
第2係止部32cは、第2被係止部22cと係止するように構成された係止片であり、第2上面部32aにおける第2被係止部22cに対応する位置から下方向Zdに向けて立設している。
このヒンジ部36は、図8に示すように、基端側上面34aと先端側上面35aにおける横幅方向Yの中央部分を連結しており、ヒンジ部36を枢動軸として基端側カバー34に対して先端側カバー35を枢動できるように構成されている(図2参照)。なお、ヒンジ部36の横幅方向Yの両端部分には、隙間Gが形成されている。
プロテクタ1は、先端傾斜部本体23の下流側Xdの端部に複数配置された防水リブ24に対してワイヤーハーネス100を挿通させたコルゲート40を嵌合させる。その後、コルゲート係止リブ37をコルゲート40と嵌合するとともに、プロテクタ本体20にカバー30とを組み付けて係止することで製造することができる。これにより、先端傾斜部13においてコルゲート係止リブ37と防水リブ24がコルゲート40の溝部42に嵌合されるため、溝部42が延出方向Xに沿って抜けることを防止できる。
ここで、図11及び図12は、先端傾斜部13を前方側Hfかつ下方向Zdから視た概略斜視図であり、図10におけるD-D切断面で切断した断面を表示する。すなわち、図11は、内部を可視化した先端傾斜部13の概略断面斜視図を示し、図12は内部を可視化した先端傾斜部13の概略断面斜視図に基づいて、内部に侵入した水の流れを説明する。
この先端側カバー35の裏面を伝って流れてきた水は、ヒンジ部36の下流側Xdに設けられた案内リブ38に沿って左側Wlに流れることとなる(矢印I3で示す。)。
なお、このようにプロテクタ1の外部に排出された水は、先端側底面23aよりも下方向Zdに延出している先端側側面23bを伝って、プロテクタ1の下流側Xdに流れる(矢印I6で示す。)。
以下同様に、
プロテクタは、プロテクタ1に対応し、
長手方向は、延出方向Xに対応し、
下方は、下方向Zdに対応し、
先端傾斜部分は、先端傾斜部13に対応し、
側面部は、先端側側面23bに対応し、
底面部は、先端側底面23aに対応し、
プロテクタ本体は、プロテクタ本体20に対応し、
カバーは、カバー30に対応し、
排水口は、排水口25に対応し、
隙間は、隙間Gに対応し、
案内リブは、案内リブ38に対応し、
ヒンジ部は、ヒンジ部36に対応し、
開閉カバー部は、先端傾斜カバー部33に対応し、
下流側先端部は、案内リブ38の幅左側Ylの端部に対応し、
幅方向は、横幅方向Yに対応し、
防水リブは、防水リブ24に対応し、
上流側は、上流側Xuに対応し、
下流側は、下流側Xdに対応するも、この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施形態を得ることができる。
なお、ヒンジ部36は、先端傾斜部13の横幅方向Yに沿って配置する場合に限定されず、先端傾斜部13の延出方向Xに沿って配置される構成としてもよい。
13 先端傾斜部
20 プロテクタ本体
23a 先端側底面
23b 先端側側面
24 防水リブ
25 排水口
30 カバー
33 先端傾斜カバー部
36 ヒンジ部
38 案内リブ
100 ワイヤーハーネス
G 隙間
X 延出方向
Xu 上流側
Xd 下流側
Y 横幅方向
Zd 下方向
Claims (10)
- 内部を挿通する電線を保護するプロテクタであって、
一対の側面部及び底面部を有する断面凹状のプロテクタ本体と、該プロテクタ本体の開口を塞ぐカバーとが備えられ、
車両搭載される搭載姿勢において長手方向の先端側が下方に向かって傾斜する先端傾斜部分が形成され、
前記搭載姿勢において、前記先端傾斜部分の前記底面部の傾斜方向の下流側に、排水口が設けられるとともに、
前記先端傾斜部分の上流側において前記プロテクタ本体と前記カバーとの間の隙間から侵入した水を前記側面部に向かって案内する案内リブが前記カバーの内面に設けられた
プロテクタ。 - 前記カバーにおける前記先端傾斜部分は、前記カバーにおける他の部分に対してヒンジ部によって枢動可能に連結された開閉カバー部であり、
前記隙間は、前記プロテクタ本体と前記ヒンジ部との隙間である
請求項1に記載のプロテクタ。 - 前記排水口は、前記長手方向において、前記案内リブの下流側先端部に対応する位置に配置された
請求項1又は請求項2に記載のプロテクタ。 - 前記先端傾斜部分は、前記搭載姿勢において、前記長手方向に直交する幅方向の一方に対して他方が下方に向かうように傾斜し、
前記案内リブは、前記カバーの前記内面において、前記幅方向における一方側から傾斜下方となる他方側に向かうとともに、前記長手方向における先端側に向かうように配置された
請求項1乃至請求項3のうちいずれかに記載のプロテクタ。 - 前記先端傾斜部分における一対の前記側面部及び前記底面部の内面に沿う防水リブが設けられ、
前記排水口は前記防水リブより前記傾斜方向の上流側に配置された
請求項1乃至請求項4のうちいずれかに記載のプロテクタ。 - 前記搭載姿勢において、
前記防水リブは、前記案内リブの下流側先端部の鉛直方向の直下位置より前記下流側に配置された
請求項5に記載のプロテクタ。 - 前記防水リブは、前記長手方向において複数設けられ、
前記排水口は、最も上流側の前記防水リブにおける上流側の側面に沿って設けられた
請求項5又は請求項6に記載のプロテクタ。 - 前記排水口は、前記防水リブの上流側の側面、及び幅方向の両側に設けた前記側面部の一方における内面に沿って設けられた
請求項5乃至請求項7のうちいずれかに記載のプロテクタ。 - 前記案内リブの下流側先端部と前記側面部との間隔に比べて、前記防水リブの前記側面部からの突出長さが長い
請求項5乃至請求項8のうちいずれかに記載のプロテクタ。 - 前記プロテクタ本体において、前記側面部の下端が前記底面部の下面より下方に突出する
請求項1乃至請求項9のうちいずれかに記載のプロテクタ。
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