JP7340043B2 - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗型車両に関する。
自動二輪車等の鞍乗型車両では、燃料タンクの一部の強度確保を目的として、車体フレームと燃料タンクとの間に別体のプレート部材を配置した構造が提案されている。例えば、特許文献1には、燃料タンクの後方下部の底面に配置したタンク後側ステーにより、燃料タンクの一部(ポンプ取付座)を補強するようにした技術が記載されている。
日本国特開2015-47959号公報
一般的に燃料タンクは、2つの燃料タンク半体から構成され、燃料タンク半体同士のフランジ部を重ね合わせたフランジ接合部にて固定することで燃料タンクが形成されている。燃料タンクのフランジ部は、燃料タンク部の外周部からタンク外側へ突出する。そのため、フランジ接合部は外部からものが当りやすく、例えば組付け時又はメンテナンス時等において損傷する虞がある。
本発明は、燃料タンクのフランジ接合部を適切に保護することができる鞍乗型車両を提供する。
本発明は、
燃料タンクと、
前記燃料タンクの一部を覆うプレート部材と、を備える鞍乗型車両であって、
前記燃料タンクは、
第1燃料タンク半体及び第2燃料タンク半体を備え、
前記第1燃料タンク半体及び前記第2燃料タンク半体は、燃料収容空間を形成する燃料タンク部と、前記燃料タンク部の外周部から外側へ突出するフランジ部とをそれぞれ備え、互いの前記フランジ部を面接触させたフランジ接合部で固定されており、
前記プレート部材は、
前記第1燃料タンク半体及び前記第2燃料タンク半体のうち、一方の燃料タンク半体において前記フランジ部の合わせ面と反対側の外表面に沿って延びるプレート本体と、
前記フランジ接合部の先端部を外側から覆う第1壁部と、を備える。
本発明によれば、プレート部材が、燃料タンクのフランジ部の外表面に沿って延びるプレート本体と、フランジ部のフランジ接合部の先端部を外側から覆う第1壁部とを備えるので、プレート部材によりフランジ接合部を適切に保護することができる。
本発明の一実施形態の鞍乗型車両の側面図である。 車体フレーム及び燃料タンクを示す側面図である。 燃料タンクの周辺を車両下方から見た底面図である。 プレート部材の斜視図である。 プレート部材の他の斜視図である。 プレート部材と燃料タンクとの取付け位置関係を示すための平面図である。 プレート部材の取付け構造を示す要部拡大斜視図である。
以下、本発明の鞍乗型車両の一実施形態を、添付図面に基づいて説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、鞍乗型車両の前方をFr、後方をRr、上方をU、下方をD、左方をL、右方をRとして示す。
先ず、図1に基づいて鞍乗型車両1(以下、単に「車両1」とも称する)の全体構成について説明する。
図1に示すように、車両1は、車体1aの骨格をなす車体フレーム2が、車体カバーCに覆われている。車体フレーム2は、図1の破線で示すように、車体前部のヘッドパイプ3から後方下向きにメインフレーム4が延出し、そのメインフレーム4の後端で左右二股に分岐して後方上向きに左右一対のシートレール5、5が延びている。
ヘッドパイプ3からはメインフレーム4のほかに左右一対のダウンチューブ6、6が下方へ延出し、屈曲してフロア領域を後方に延び、さらにフロア領域後部で上方に屈曲してシートレール5、5の前端部に接続されている。シートレール5、5には、さらにダウンチューブ6、6のフロア領域後部の屈曲部から延びるバックステー7、7が延びて、シートレール5、5の前後方向中央部に接続されている。
概ね以上のように構成された車体フレーム2の前部において、ヘッドパイプ3にはステアリングステム10が回動自在に貫通され、ステアリングステム10は下端が前輪12を軸支するフロントフォーク11に一体に連結され、ステアリングステム10の上端からは左右ハンドル13、13が左右に延出している。
メインフレーム4と左右のダウンチューブ6、6との間には燃料タンク37が架設され、シートレール5,5の上方には車体カバーCに支持されてシート38が設けられている。ダウンチューブ6、6のフロア領域後部の屈曲部から後方に、且つバックステー7、7の前端部から下方に突出したブラケット8、8には、リンク部材9を介してパワーユニット20のハンガーブラケット20hが揺動可能に連結される。
パワーユニット20は、その前部が単気筒4ストロークの水冷式内燃機関であり、クランクケース31から前方にシリンダブロック32、シリンダヘッド33、シリンダヘッドカバー34が順次重ねられて突設され、シリンダ軸線が水平近くまで大きく前傾した姿勢をしている。
パワーユニット20は、その後部がベルト式無段変速機80であり、減速ギヤ機構110の出力軸である後車軸115に後輪21が設けられている。ベルト式無段変速機80の後端部に設けられた支持ブラケット15とシートレール5の後部との間には、クッション22が設けられている。また、車体1aの下部左側には、車両停車時に車体1aを傾斜姿勢に保持するサイドスタンド39が設けられている。
以下、燃料タンク37の構造及びその取付け構造について、図2~図7を参照して詳細に説明する。
燃料タンク37は、図2に示すように、メインフレーム4とダウンチューブ6とにより形成される空間に設けられている。燃料タンク37は、側面視において、前面部37mがダウンチューブ6に沿って垂直であり、底面部37dがダウンチューブ6の水平部分に沿って略水平であり、上面部37uが後方に向って下方に傾斜する姿勢で支持されている。言い換えると、燃料タンク37は、後ろ下がりになるように車体フレーム2に支持されている。
燃料タンク37は、上下方向に分割された第1燃料タンク半体37a及び第2燃料タンク半体37bを備え、下方に位置する第1燃料タンク半体37a及び上方に位置する第2燃料タンク半体37bを組み合わせることで構成される。より詳細には、第1燃料タンク半体37aは、下方に凸形状を有し燃料収容空間を形成する燃料タンク部37taと、この燃料タンク部37taの外周部から外側へ突出するフランジ部37faと、を備える。一方、第2燃料タンク半体37bは、上方に凸形状を有し燃料収容空間を形成する燃料タンク部37tbと、この燃料タンク部37tbの外周部から外側へ突出するフランジ部37fbと、を備える。そして、燃料タンク37は、両フランジ部37fa、37fb同士を面接触させたフランジ接合部37fにて溶接され固定されている。
燃料タンク37は、図3に示すように裏側から見て、タンク下方後端部がダウンチューブ6に取付けられている。この取り付け構造は、燃料タンク37のタンク下方後端部のフランジ接合部37fが、左右のダウンチューブ6に設けられた左右一対の取付ブラケット6bに、プレート部材40及びラバー部材50(図7参照)を貫通する締結ボルト82にて共締めされている。
以下、プレート部材40について、図3~図7を参照して説明する。
プレート部材40は、図3~図5に示すように、第1燃料タンク半体37aのフランジ部37faの外表面37fsに接して車幅方向に延びるプレート本体40bと、プレート本体40bの後端部からプレート本体40bに対して略直角に屈曲した第1屈曲部41vと、第1屈曲部41vから上方に延設された第1壁部41と、プレート本体40bの前端部から略直角に屈曲した第2屈曲部42vと、第2屈曲部42vから下方に延設された第2壁部42と、を備えている。
なお、外表面37fsとは、フランジ接合部37fの合わせ面とは反対側の面であり、フランジ部37faの外表面37fsは、フランジ部37faの下面である。フランジ接合部37fは、外表面37fsに沿って延びるプレート本体40bによって補強される。
プレート本体40bには、車幅方向の両端部寄りの位置にプレート部材40をフランジ接合部37fに取り付けるプレート締結部46、46が設けられている。また、プレート締結部46よりも車幅方向外側には、ダウンチューブ6の取付ブラケット6bに対してプレート部材40を取り付ける締結部47、47が設けられている。
プレート締結部46は、雌ねじ部を備え、図6に示すフランジ接合部37fに形成されたプレート取付開口37iと一致する位置に設けられている。したがって、プレート部材40は、図7に示すように、プレート取付開口37iを貫通しプレート締結部46にねじ込む締結ボルト81にてフランジ接合部37fに固定される。
第1壁部41は、プレート部材40がフランジ接合部37fに固定された状態において、図7に示すように、高さhがフランジ接合部37fの厚みtよりも大きく構成されている。すなわち、第1壁部41は、フランジ接合部37fの先端部37ftを外側から覆う。
このように、プレート部材40の第1壁部41によって、フランジ接合部37fの先端部37ftが覆われることで、例えば、車両走行時における路面から飛び石、更には燃料タンク37の組み込み時或いは組付け時又はメンテナンス時などにおいて、フランジ接合部37fを保護することができる。
第2壁部42は、プレート部材40の取り付け状態において第1燃料タンク半体37aにおける燃料タンク部37taのフランジ部37faの近傍を外側から覆う。これにより、燃料タンク部37taは、プレート部材40の第2壁部42により外側から保護される。
また、プレート部材40は、第1壁部41が、プレート本体40bの後方側の第1屈曲部41vから上方に屈曲して形成されていると共に、第2壁部42が、プレート本体40bの前方側の第2屈曲部42vから下方に屈曲して形成されている。この構造によって、プレート部材40は、その剛性が向上する。
第1屈曲部41vは、車幅方向に沿う底部41vdと、底部41vdの車幅方向の両側において上方に傾斜する傾斜面41vsと、を備えている。したがって、図6に示すように、プレート部材40の取付け状態において、第1屈曲部41vの全体形状は、フランジ接合部37fの輪郭形状に沿うような形状となっている。更に、底部41vdと傾斜面41vsとの接続部41dsには、貫通孔48が設けられている。
また、図6に示すように、第1壁部41と先端部37ftとの間には、プレート部材40の取付け状態において所定の隙間wが形成されるように取り付けられる。したがって、貫通孔48は、フランジ接合部37fによって塞がれることはない。
このように、第1屈曲部41vの底部41vdと傾斜面41vsとの接続部41dsに貫通孔48が設けられていることで、プレート部材40上に貯まる水を貫通孔48から排水できる。特に、貫通孔48がサイドスタンド39側に設けられていることで、サイドスタンド39(図1参照)を使用した駐車時に、車体1aが左に傾いた状態でプレート部材40上に貯まる水を貫通孔48から排水できる。また、左右の両側に貫通孔48が設けられていることで、走行時に車体1aを左右のどちらに傾けた場合でも、プレート部材40上に貯まる水を貫通孔48から排水できる。
また、プレート部材40は、車幅方向において、図6に示すように、プレート部材40の長さL2が、プレート部材40の取付け箇所のフランジ接合部37fの最大長さL1よりも短く構成されている。したがって、プレート部材40がフランジ接合部37fよりも車幅方向に張り出すことがない。
以下、燃料タンク37及びプレート部材40の取付ブラケット6bへの取付構造について図7を参照して詳細に説明する。
前述のように、燃料タンク37の後方下部のフランジ接合部37fに装着したプレート部材40は、その締結部47が、フランジ接合部37fの締結開口37hと重なっている(図6参照)。そして、ラバー部材50を介在させた状態で、締結ボルト82を取付ブラケット6bに螺合することで、プレート部材40及びフランジ接合部37fが共締めされる。より詳細には、取付ブラケット6bとプレート本体40bとの間に下ラバー部材50aを挟み、フランジ接合部37fと締結ボルト82の頭部或いはワッシャ82wとの間に上ラバー部材50bを挟んで、締結ボルト82を取付ブラケット6bに螺合する。
このように、燃料タンク37は、プレート部材40と共にラバー部材50を介在させた状態でダウンチューブ6に締結されることで、ダウンチューブ6から燃料タンク37に伝わる振動を低減できる。
また、燃料タンク37は、前述したように、車体フレーム2に後ろ下がりの状態で燃料タンク37の後方下部が取付ブラケット6bにて支持され、この取付ブラケット6bとフランジ接合部37fとの間にプレート部材40が設けられていることで、燃料の重量により負荷がかかり易いフランジ接合部37fをより適切に補強できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
例えば、上記実施形態においては、プレート部材40は、フランジ接合部37fの下方に設けられたが、フランジ接合部37fの上方に設けられてもよく、フランジ接合部37fを上下方向から挟むものでもよい。
以上、図面を参照しながら各種の実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上記実施の形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
また、本明細書には少なくとも以下の事項が記載されている。なお、括弧内には、上記した実施形態において対応する構成要素等を示しているが、これに限定されるものではない。
(1) 燃料タンク(燃料タンク37)と、
前記燃料タンクの一部を覆うプレート部材(プレート部材40)と、を備える鞍乗型車両(鞍乗型車両1)であって、
前記燃料タンクは、
第1燃料タンク半体(第1燃料タンク半体37a)及び第2燃料タンク半体(第2燃料タンク半体37b)を備え、
前記第1燃料タンク半体及び前記第2燃料タンク半体は、燃料収容空間を形成する燃料タンク部(燃料タンク部37ta、37tb)と、前記燃料タンク部の外周部から外側へ突出するフランジ部(フランジ部37fa、37fb)とをそれぞれ備え、互いの前記フランジ部を面接触させたフランジ接合部(フランジ接合部37f)で固定されており、
前記プレート部材40は、
前記第1燃料タンク半体及び前記第2燃料タンク半体のうち、一方の燃料タンク半体(第1燃料タンク半体37a)において前記フランジ部の合わせ面と反対側の外表面(外表面37fs)に沿って延びるプレート本体(プレート本体40b)と、
前記フランジ接合部(フランジ接合部37f)の先端部(先端部37ft)を外側から覆う第1壁部(第1壁部41)と、を備える、鞍乗型車両。
(1)によれば、プレート部材が、第1燃料タンク半体及び第2燃料タンク半体のフランジ部の合わせ面と反対側の外表面に沿って延びるプレート本体とフランジ接合部の先端部を外側から覆う第1壁部とを備えるので、プレート本体によってフランジ接合部を補強することができるとともに、第1壁部によりフランジ接合部の先端部を保護することができ、フランジ接合部を適切に保護することができる。
(2) (1)に記載の鞍乗型車両であって、
前記プレート部材は、前記一方の燃料タンク半体の前記燃料タンク部を外側から覆う第2壁部(第2壁部42)をさらに備える、鞍乗型車両。
(2)によれば、プレート部材が、一方の燃料タンク半体の燃料タンク部を外側から覆う第2壁部をさらに備えるので、一方の燃料タンク半体の燃料タンク部もプレート部材により外側から保護できる。
(3) (2)に記載の鞍乗型車両であって、
前記燃料タンクは、上下方向に分割されており、
前記一方の燃料タンク半体は、下方に位置する燃料タンク半体であって、
前記第1壁部及び前記第2壁部は、前記プレート本体から屈曲して形成され、
前記第1壁部は、前記鞍乗型車両の前後方向において前記プレート本体の一方側(後方側)に位置する第1屈曲部(第1屈曲部41v)から上方に屈曲し、
前記第2壁部は、前記プレート本体の前記前後方向において前記プレート本体の他方側(前方側)に位置する第2屈曲部(42v)から下方に屈曲する、鞍乗型車両。
(3)によれば、第1壁部が、プレート本体の一方側に位置する第1屈曲部から上方に屈曲して形成されているともに、第2壁部が、プレート本体の他方側に位置する第2屈曲部から下方に屈曲して形成されているので、プレート部材の剛性を向上できる。
(4) (3)に記載の鞍乗型車両であって、
前記燃料タンクは、後ろ下がりになるように前記鞍乗型車両の車体フレーム(車体フレーム2)に支持され、
前記プレート部材は、前記車体フレームのうちの前記燃料タンクの後方下部に位置するロアフレーム(ダウンチューブ6)と、前記フランジ接合部との間に配置される、鞍乗型車両。
(4)によれば、プレート部材が、ロアフレームとフランジ接合部との間に配置されるので、燃料の重量により負荷がかかりやすいフランジ接合部をプレート部材によって補強できる。
(5) (4)に記載の鞍乗型車両であって、
前記第1屈曲部は、
車幅方向に延びる底部(底部41vd)と、
前記車幅方向において前記底部の少なくとも一方側に設けられ上方に傾斜する傾斜面(傾斜面41vs)と、
前記底部と前記傾斜面との接続部(接続部41ds)に設けられた貫通孔(貫通孔48)と、を備える、鞍乗型車両。
(5)によれば、第1屈曲部の車幅方向に延びる底部の車幅方向において少なくとも一方に車体上方に傾斜する傾斜面が設けられ、底部と傾斜面との接続部に貫通孔が設けられているので、サイドスタンドを使用した駐車時にプレート部材上に貯まる水を貫通孔から排水できる。
(6) (4)又は(5)に記載の鞍乗型車両であって、
前記プレート本体には、車幅方向において両側に前記ロアフレームと締結される締結部(締結部47)が設けられ、
前記締結部は、ラバー部材(ラバー部材50)を介して、前記フランジ接合部とともに前記ロアフレームに締結される、鞍乗型車両。
(6)によれば、プレート本体に設けられた締結部が、ラバー部材を介して、フランジ接合部とともにロアフレームに締結されるので、ロアフレーム部から燃料タンクに伝わる振動を低減できる。
(7) (1)~(6)のいずれかに記載の鞍乗型車両であって、
車幅方向において、前記プレート部材の長さ(長さL2)は、前記フランジ接合部の最大長さ(最大長さL1)よりも短い、鞍乗型車両。
(7)によれば、車幅方向において、プレート部材の長さがフランジ接合部の最大長さよりも短いので、プレート部材がフランジ接合部よりも車幅方向に張り出すことを防止できる。
なお、本出願は、2020年2月5日出願の日本特許出願(特願2020-018178)に基づくものであり、その内容は本出願の中に参照として援用される。
1 鞍乗型車両
2 車体フレーム
6 ダウンチュ-ブ(ロアフレーム)
37 燃料タンク
37a 第1燃料タンク半体
37b 第2燃料タンク半体
37fa,37fb フランジ部
37f フランジ接合部
37fs 外表面
37ft 先端部
37ta,37tb 燃料タンク部
40 プレート部材
40b プレート本体
41 第1壁部
41ds 接続部
41v 第1屈曲部
41vd 底部
41vs 傾斜面
42 第2壁部
42v 第2屈曲部
47 締結部
48 貫通孔
50 ラバー部材

Claims (6)

  1. 燃料タンク(37)と、
    前記燃料タンク(37)の一部を覆うプレート部材(40)と、を備える鞍乗型車両(1)であって、
    前記燃料タンク(37)は、
    第1燃料タンク半体(37a)及び第2燃料タンク半体(37b)を備え、
    前記第1燃料タンク半体(37a)及び前記第2燃料タンク半体(37b)は、燃料収容空間を形成する燃料タンク部(37ta、37tb)と、前記燃料タンク部(37ta、37tb)の外周部から外側へ突出するフランジ部(37fa、37fb)とをそれぞれ備え、互いの前記フランジ部(37fa、37fb)を面接触させたフランジ接合部(37f)で固定されており、
    前記プレート部材(40)は、
    前記第1燃料タンク半体(37a)及び前記第2燃料タンク半体(37b)のうち、一方の燃料タンク半体において前記フランジ部(37fa)の合わせ面と反対側の外表面(37fs)に沿って延びるプレート本体(40b)と、
    前記フランジ接合部(37f)の先端部(37ft)を外側から覆う第1壁部(41)と、を備え、
    前記プレート部材(40)は、前記一方の燃料タンク半体(37a)の前記燃料タンク部(37ta)を外側から覆う第2壁部(42)をさらに備え、
    前記燃料タンク(37)は、上下方向に分割されており、
    前記一方の燃料タンク半体(37a)は、下方に位置する燃料タンク半体であって、
    前記第1壁部(41)及び前記第2壁部(42)は、前記プレート本体(40b)から屈曲して形成され、
    前記第1壁部(41)は、前記鞍乗型車両(1)の前後方向において前記プレート本体(40b)の一方側に位置する第1屈曲部(41v)から上方に屈曲し、
    前記第2壁部(42)は、前記プレート本体(40b)の前記前後方向において前記プレート本体(40b)の他方側に位置する第2屈曲部(42v)から下方に屈曲する、鞍乗型車両(1)。
  2. 請求項1に記載の鞍乗型車両(1)であって、
    前記燃料タンク(37)は、後ろ下がりになるように前記鞍乗型車両(1)の車体フレーム(2)に支持され、
    前記プレート部材(40)は、前記車体フレーム(2)のうちの前記燃料タンク(37)の後方下部に位置するロアフレーム(6)と、前記フランジ接合部(37f)との間に配置される、鞍乗型車両(1)。
  3. 請求項2に記載の鞍乗型車両(1)であって、
    前記第1屈曲部(41v)は、
    車幅方向に延びる底部(41vd)と、
    前記車幅方向において前記底部(41vd)の少なくとも一方側に設けられ上方に傾斜する傾斜面(41vs)と、
    前記底部(41vd)と前記傾斜面(41vs)との接続部(41ds)に設けられた貫通孔(48)と、を備える、鞍乗型車両(1)。
  4. 請求項2又は3のいずれか一項に記載の鞍乗型車両(1)であって、
    前記プレート本体(40b)には、車幅方向において両側に前記ロアフレーム(6)と締結される締結部(47)が設けられ、
    前記締結部(47)は、ラバー部材(50)を介して、前記フランジ接合部(37f)とともに前記ロアフレーム(6)に締結される、鞍乗型車両(1)。
  5. 請求項1~4のいずれか一項に記載の鞍乗型車両(1)であって、
    車幅方向において、前記プレート部材(40)の長さ(L2)は、前記フランジ接合部(37f)の最大長さ(L1)よりも短い、鞍乗型車両(1)。
  6. 燃料タンク(37)と、
    前記燃料タンク(37)の一部を覆うプレート部材(40)と、を備える鞍乗型車両(1)であって、
    前記燃料タンク(37)は、
    第1燃料タンク半体(37a)及び第2燃料タンク半体(37b)を備え、
    前記第1燃料タンク半体(37a)及び前記第2燃料タンク半体(37b)は、燃料収容空間を形成する燃料タンク部(37ta、37tb)と、前記燃料タンク部(37ta、37tb)の外周部から外側へ突出するフランジ部(37fa、37fb)とをそれぞれ備え、互いの前記フランジ部(37fa、37fb)を面接触させたフランジ接合部(37f)で固定されており、
    前記プレート部材(40)は、
    前記第1燃料タンク半体(37a)及び前記第2燃料タンク半体(37b)のうち、一方の燃料タンク半体において前記フランジ部(37fa)の合わせ面と反対側の外表面(37fs)に沿って延びるプレート本体(40b)と、
    前記フランジ接合部(37f)の先端部(37ft)を外側から覆う第1壁部(41)と、を備え、
    前記プレート本体(40b)は、車幅方向において一端側から他端側に連続して延び、
    前記プレート本体(40b)には、前記車幅方向の前記一端側及び前記他端側にロアフレーム(6)と締結される締結部(47)が設けられている、鞍乗型車両(1)。
JP2021575641A 2020-02-05 2020-12-16 鞍乗型車両 Active JP7340043B2 (ja)

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