JP7339618B2 - トルク変換器 - Google Patents

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Description

本発明は、トルクを測定して電気信号に変換するトルク変換器に関するものである。
高速回転する自動車の車輪等に生じるトルクを測定する測定器としては、両端に接続用のフランジ部を有し、このフランジ間に円筒状の起歪部を連結する構造のトルク変換器が公知である。このトルク変換器は、円筒状の起歪部に感歪抵抗体を添着して、駆動側フランジ部から従動側フランジ部に伝達されるトルクに比例した起歪部の歪み量を電気的に変換している。そして高速回転と共に、急激なトルク変化を測定することが求められていて、起歪部には高剛性が求められると同時に、高い応答性を確保する必要がある。
特開平6-229853号公報
このようなトルク変換器は、特許文献1のように、感歪抵抗体の最大感度方向が起歪部の中心軸に対して45度の角度になるように添着されているのが一般的である。しかしながら、例えば20000rpm等の高速回転においてトルクを検出する際には、起歪部に遠心力が働き、トルクが加わっていないのにもかかわらず歪みを検出してしまう場合があって改善の余地がある。
このような問題に鑑みて、本発明は、高速回転においても精確なトルク変換器を提供することを目的としている。
本発明の一態様に係るトルク変換器は、上記の目的を達成するために、
中空円柱形の起歪部を備えて起歪部に作用するねじりトルクを電気信号に変換するトルク変換器であって、
起歪部の内周面には複数の感歪抵抗体が添着され、
感歪抵抗体は、起歪部の中心軸と感歪抵抗体の最大感度方向のなす角度が、起歪部のポアソン比から定められて配置されている。
本発明の一態様に係るトルク変換器は、上記の目的を達成するために、
中空円柱形の起歪部を備えて起歪部に作用するねじりトルクを電気信号に変換するトルク変換器であって、
起歪部の内周面には複数の感歪抵抗体が添着され、
感歪抵抗体は、起歪部の中心軸と感歪抵抗体の最大感度方向のなす角度が、起歪部の円周方向に働く引張応力によって生じる歪みをキャンセルする角度にて配置されている。
本発明によれば、感歪抵抗体の最大感度方向が、起歪部の中心軸に対して、起歪部のポアソン比によって定まる角度にて配置されていることから、高速回転によって起歪部に生じる遠心力の影響を除外することができ、精確なトルク変換器を提供できる。
本発明の実施形態に係るトルク変換器の斜視外観図である。 本発明の実施形態に係るトルク変換器の測定部の断面図である。 本発明の実施形態に係るトルク変換器の測定部のAA断面図である。 本発明の実施形態に係るトルク変換器の感歪抵抗体を含んで構成される回路図である。 本発明の実施形態に係るトルク変換器の起歪部の一部の模式図(a)~(c)、モール円を示す図(d)、感歪抵抗体の平面図(e)である。
以下、本発明の実施形態に係るトルク変換器について、図面を基に詳細な説明を行う。図1は本発明の第1の実施形態に係るトルク変換器1の斜視外観図である。
トルク変換器1は、トルク測定部13と、電装品ボックス9とを備えている。トルク測定部13は、起歪部2と、フランジ部3a~3bと、これらの内部に図1には現れない感歪抵抗体G1~G8と、回路基板12と含んでいる。電装品ボックス9の天面には給電部7と回転速度検出部8が設けられている。トルク測定部13と電装品ボックス9とは別体で構成されていて、トルク変換器1はこの両者を所定の位置及び間隔にて設置して使用される。トルク変換器1は起歪部2に作用するトルクを電気信号に変換する。
フランジ部3aは、容易には変形しない高い剛性の環状の金属でできている。フランジ部3aは、等角度間隔で配置されたネジ穴を複数有して、ボルトによって駆動側の駆動部材と連結される。
フランジ部3bも、容易には変形しない高い剛性の環状の金属でできている。フランジ部3bは、等角度間隔で配置されたネジ穴を複数有して、ボルトによって従属側の負荷部材と連結される。
歯車4は、フランジ部3a側に設けられた平歯車である。 歯車4は、フランジ部3aの外周より半径方向に突出した形状で、中心軸方向ではフランジ部3aとフランジ部3bの中間に配置されている。
起歪部2は、中心軸方向でフランジ部3aとフランジ部3bの間にあって、フランジ部3a及びフランジ部3bとは同心である。起歪部2は中空円柱形の形状であって、起歪部2の両端にあるフランジ部3aとフランジ部3bとは一体の部材で構成されている。そして起歪部2の外周円柱面の直径は、フランジ部3a及びフランジ部3bの外周の直径よりも小さく、その肉厚も比較的小さく形成されている。起歪部2は例えば炭素鋼で、そのポワソン比は0.27~0.3である。
回転速度検出部8は、歯車4を使用してトルク測定部13の回転速度及び回転方向を検出する。回転速度検出部8は、回転する歯車4に対してその歯先円に近接する円周上に、歯車4と所定の距離に2つの磁気抵抗素子を配置してあって、この磁気抵抗素子間を通過する歯車4の歯先による磁力変化を検出して、回転速度と回転方向を検出する。
アンテナ14は、トルク測定部13で測定したトルクの値の信号を無線で送信するためのものである。アンテナ14は、例えば導体線を印刷した円環状のプリント配線板であって、フランジ部3aの外周円柱面に嵌挿されて歯車4の側面に固着されている。そしてアンテナ14からの引き出し線は、フランジ部3aの外周円柱面に設けた穴によって、トルク測定部13の内部へ導かれて、トルク測定部13内部に固定されている回路基板12に接続されている。
受電側コイル5は、フランジ部3bの外周に巻かれたコイルであって、給電部7から電力を受電するためのものである。そして 受電側コイル5からの引き出し線は、フランジ部3bの円柱面に設けた穴によって、トルク測定部13の内部へ導かれ、トルク測定部13内部に固定されている回路基板12に接続されている。
給電部7には送電側コイルが収容されている。送電側コイルは、受電側コイル5と所定の間隔にて結合して回転トランスを形成する。この回転トランスの構成により電力が電装品ボックス9からトルク測定部13へ非接触で送電される。
蓋6はトルク測定部13の内部に配置されている部材を、高速回転によって生ずる風力や塵埃から保護するために設けられている。
電装品ボックス9は、非接触送電回路と、トルク出力回路と、回転検出回路と、電源回路とを含む基板等を収容している。非接触送電回路は、給電部7を介してトルク測定部13へ電力を非接触で送電する。トルク出力回路は、トルク測定部13のアンテナ14からトルクのデジタル信号を受信してこれを復調してトルク値を出力する。回転検出回路は、回転速度検出部8からトルク測定部13の回転速度及び回転方向を検出して出力する。電源回路は、外部から供給される電力を変換して各回路用の電源を供給する。
図2は本発明の実施形態に係るトルク変換器の測定部の中心軸AXを内包する鉛直平面で切断した断面図である。図3は図2におけるAA断面図である。
起歪部2の外周面2aには、例えば溝状の長円型の薄肉部10a~10dが設けられている。薄肉部10a~10dは、長円の溝形状であって、長手側は円周方向に沿って伸びている。4つの薄肉部10a~10dは起歪部2の中心軸AX周りに円周方向に沿って90度の等間隔で配置されている。4つの薄肉部10a~10dは、それぞれ円周方向の長さC1が等長で、中心軸AX方向の幅Wも同一長さで、さらに中心軸AXの方向でも同一位置で配置されている。4つの薄肉部10a~10dの円周方向に伸びた面、すなわち薄肉部10a~10dの底面は円柱面である。この薄肉部10a~10dの周囲の起歪部2は半径R0の円柱面であって、薄肉部10a~10dの底部は半径R1の円柱面である。すなわち溝状の各薄肉部10a~10dの底部は起歪部2の中心軸AXから等距離である。なお各薄肉部の形状はこれに限らず、曲面などであってもよい。
そして各薄肉部10a~10dの内周面2bには、感歪抵抗体G(G1~G8)が添着されている。薄肉部10aに対応して感歪抵抗体G1と感歪抵抗体G2が添着されている。薄肉部10bに対応して感歪抵抗体G3と感歪抵抗体G4が添着されている。薄肉部10cに対応して感歪抵抗体G5と感歪抵抗体G6が添着されている。薄肉部10dに対応して感歪抵抗体G7と感歪抵抗体G8が添着されている。感歪抵抗体G1~G8は、例えば中心軸AXに交差する方向が最大感度となるような歪みゲージである。より詳細には、各感歪抵抗体G1~G8を中心軸AXから半径方向にそれぞれ見た時、各感歪抵抗体は中心軸AXと所定の角度に最大の感度を有するように添着される。例えば、感歪抵抗体G8は中心軸AXと所定の角度(-θ)に最大の感度を有するように、感歪抵抗体G7は中心軸AXと所定の角度(+θ)に最大の感度を有するようにそれぞれ添着される。感歪抵抗体G1~G6も薄肉部10a~10cの内周面2bに同様に添着されている。そして隣り合う感歪抵抗体G8と感歪抵抗体G7とを例えば一つの基材上に形成されたものにすることで、添着する角度の誤差を低減することができる。もちろん、感歪抵抗体G1と感歪抵抗体G2、感歪抵抗体G3と感歪抵抗体G4、感歪抵抗体G5と感歪抵抗体G6、それぞれにおいても同様に一つの基材上に形成されたものを使用することで同様の効果が得られる。なお上記の所定の角度θについての詳細は後述する。
回路基板12がトルク測定部13の中空部に配置、固着されている。回路基板12には、感歪抵抗体G1~G8から引き出された配線が接続されている。回路基板12は、感歪抵抗体G1~G8を含んだホイートストンブリッジ回路を有している(図4)。回路基板12は、増幅回路15と、アナログ/デジタル変換回路16と、演算回路17と、変調回路18と、送信回路19を含んでいる(図4)。増幅回路15は、感歪抵抗体G1~G8を含むホイートストンブリッジ回路から出力されるアナログ信号を増幅する。アナログ/デジタル変換回路16は、このアナログ信号をデジタル信号に変換する。演算回路17は、このデジタル信号を演算してトルク値を表す電気信号すなわちトルク信号を生成する。変調回路18はデジタルのトルク信号を変調して被変調信号を生成する。送信回路19は被変調信号を搬送波に乗せて電装品ボックス9内の受信回路へ送信する。また回路基板12は、受電側コイル5から引き出された電線と繋がって、伝送された電力を受取り、これを整流する整流回路により、増幅回路15と、アナログ/デジタル変換回路16と、演算回路17と、変調回路18と、送信回路19と、ホイートストンブリッジ回路と、に電力を供給する。なお演算回路17はCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、書き換え可能なROM(Read Only Memory)、入出力部などで構成されている。
図4は、本発明の実施形態に係るトルク変換器の感歪抵抗体で構成されるホイートストンブリッジ回路を含む回路基板12に実装されている回路を模式的に示す図である。
感歪抵抗体G1と感歪抵抗体G5は、実体的には(図3参照)起歪部2の中心軸AXを挟んで180度の角度で対向して配置され、ホイートストンブリッジ回路では辺S1に直列に配置される。一方、感歪抵抗体G3と感歪抵抗体G7は、実体的には起歪部2の中心軸AXを挟んで180度の角度で対向して配置され、ホイートストンブリッジ回路では辺S3に直列に配置される。そしてホイートストンブリッジ回路で、感歪抵抗体G1と感歪抵抗体G5が直列に配置された辺S1と、感歪抵抗体G3と感歪抵抗体G7が直列に配置された辺S3とが、ホイートストンブリッジ回路の向かい合う辺として構成されている。
感歪抵抗体G2及び感歪抵抗体G6も同様に、実体的には起歪部2の中心軸AXを挟んで180度の角度で対向して配置され、ホイートストンブリッジ回路では辺S2に直列に配置される。一方、感歪抵抗体G4及び感歪抵抗体G8は、実体的には起歪部2の中心軸AXを挟んで180度の角度で対向して配置され、ホイートストンブリッジ回路では辺S4に直列に配置される。そしてホイートストンブリッジ回路で、感歪抵抗体G2と感歪抵抗体G6が直列に配置された辺S2と、感歪抵抗体G4と感歪抵抗体G8が直列に配置された辺S4とが、ホイートストンブリッジ回路の向かい合う辺として構成されている。
図5は本発明の実施形態に係るトルク変換器1の起歪部2の状態を表した模式図である。図5(a)は、図2における起歪部2の薄肉部のうち、頂点a、頂点b、頂点c、頂点dで囲まれた矩形の領域を切り取ったものを表している。図5(a)において頂点a0、頂点b0、頂点c0、頂点d0で囲まれた領域Re1は長方形である。そして仮想線分a0-b0及び仮想線分c0-d0の中点を結ぶ中心線と、仮想線分a0-b0及び仮想線分c0-d0の距離の1/2をLと定義する。
図5(a)は、起歪部2にねじりトルクが加わった状態である。起歪部2にねじりトルクが加わることから起歪部2に剪断歪みが発生する。例えば剪断応力の方向は、仮想線分a1-d1側は鉛直上方向、仮想線分b1-c1側は鉛直下方向である。
図5(b)は、起歪部2にねじりトルクが加わると共に、起歪部2が高速回転して遠心力が増加した状態を誇張して描いたものである。遠心力Fにより、起歪部2にはy軸方向に引張応力σyが発生し、図5(a)で示された領域Re1は、起歪部2の円周方向すなわちy軸方向に伸長する。そして起歪部2は、遠心力Fによってx軸方向に応力は発生せず、y軸方向に伸長すると同時にx軸方向には収縮する。ゆえに領域Re1は、頂点a2、頂点b2、頂点c2、頂点d2に囲まれた領域Re2に変化する。
従来の感歪抵抗体Gの最大感度方向が、中心軸AXに対して±45度の配置であった場合には、この引張応力σyによって上積みされた歪みが感歪抵抗体Gによって検出されてしまうことから、発明者は鋭意検討して本発明を導き出し、次に述べる方法でこれを解決している。
そこで図5(c)は図5(b)の模式図の一部を拡大してxy座標系にて表している。ここで頂点a1は遠心力Fが働いていないと仮定した時の位置を示していて、その座標をa1(L,y)とする。そして遠心力Fが働いてy軸方向に伸び、x軸方向に縮んだ頂点a2の座標をa2((1-kν)L,(1+k)y)とする。なおyは未知のa1の座標、νは起歪部2のポアソン比、kはy方向の伸び率である。そして仮想線分O-a1の長さM1と、仮想線分O-a2の長さM2とが同じになるような角度θを求めてこの方向に感歪抵抗体の最大感度方向を合わせると、起歪部2がy方向に伸び率kだけ伸びたとしても、感歪抵抗体の変化量は同じであるため、このy方向の伸びの影響を受けないことになる。
仮想線分O-a1の長さM1は次式で表される。
Figure 0007339618000001
一方仮想線分O-b2の長さM2は次式で表される。
Figure 0007339618000002
(M1)=(M2)として、次式を満足するyを求める。
Figure 0007339618000003
yについて整理すると
Figure 0007339618000004
tanθ=y/L であるから
Figure 0007339618000005
ここで、例えば起歪部のポアソン比ν=0.3、伸び率k=0.1とすると、θ=27.9度となる。
図5(d)は、図5(b)の模式図に対応したモール円を示している。従来の方法では引張応力σyを検出してしまうので、モール円は+σ方向にシフトしてしまうが、本発明ではこの影響を例えば対をなして設けられる感歪抵抗体Gにて打ち消すことから、原点Oを中心としたモール円として等価的に表すことができる。なおこの時感歪抵抗体が検出できるトルク値はモール円においてτsin2θ分と読み取れるので、実際のトルク値との差分を演算回路17にて演算してねじりトルク値を得ることになる。
ゆえに、感歪抵抗体は図5(e)に示すように、起歪部2の中心軸AXに対してそれぞれプラスマイナスθの角度に最大感度方向が向くように対をなして添着することで、遠心力Fによる円周方向の引張応力の歪みをキャンセルして検出しないようにすることができる。よって高速回転時においても精確なねじりトルクを検出するトルク変換器を提供できる。
以上、本発明を好ましい実施形態に基づいて説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
本発明の活用例として、高速で回転する自動車の車輪などに生じるトルクを測定する装置への適用が可能である。
1 :トルク変換器
2 :起歪部
2a :外周面
2b :内周面
3a、3b :フランジ部
4 :歯車
5 :受電側コイル
6 :蓋
7 :給電部
8 :回転速度検出部
9 :電装品ボックス
10a~10d :薄肉部
12 :回路基板
13 :トルク測定部
14 :アンテナ
15 :増幅回路
16 :アナログ/デジタル変換回路
17 :演算回路
18 :変調回路
19 :送信回路
G、G1~G8 :感歪抵抗体




Claims (2)

  1. 中空円柱形の起歪部を備えて前記起歪部に作用するねじりトルクを電気信号に変換するトルク変換器であって、
    前記起歪部の内周面には複数の感歪抵抗体が添着され、
    前記感歪抵抗体は、前記起歪部の中心軸と前記感歪抵抗体の最大感度方向のなす角度が、前記起歪部のポアソン比から定められて対をなして配置されることを特徴とするトルク変換器。
  2. 中空円柱形の起歪部を備えて前記起歪部に作用するねじりトルクを電気信号に変換するトルク変換器であって、
    前記起歪部の内周面には複数の感歪抵抗体が添着され、
    前記感歪抵抗体は、前記起歪部の中心軸と前記感歪抵抗体の最大感度方向のなす角度が、前記起歪部の円周方向に働く引張応力によって生じる歪みをキャンセルする角度にて対をなして配置されることを特徴とするトルク変換器。
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