JP7339097B2 - 情報処理装置、情報提供プログラムおよび情報提供方法 - Google Patents

情報処理装置、情報提供プログラムおよび情報提供方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報提供プログラムおよび情報提供方法に関する。
近年、自治体においてもウェブサイトを用いて地域住民等の利用者に対して、各種のサービスに関する情報の提供を行っている。利用者は、パーソナルコンピュータやスマートフォン等を用いて自治体のウェブサイトにアクセスし、自身が求めるサービスに関する情報を探索する。自治体のウェブサイトは、多岐にわたる分野の情報を提供するため、階層が深い場合が多く、利用者は検索を行って目的の情報にたどり着くことになる。
一方、スマートフォン向けのSNS(Social Networking Service)サービスにおいては、タイムラインベースでコンテンツを表示することが行われている。タイムラインベースの表示では、例えば、チャット形式のメッセージ(フィード)を表示する場合に、同一内容の複数のフィードがあると、フィードを集約して表示することで、タイムラインの効率化を図ることが提案されている。
特開2015-11660号公報
しかしながら、スマートフォン向けのウェブサイトは、画面が小さいことから一度に表示できるコンテンツが少なく、上下方向のスクロールが発生するため、使い勝手が良くない場合がある。これに対し、タイムラインベース、つまりチャット形式のSNSサービスを用いることが考えられるが、表示が流れてしまうため、階層が深い検索を行うことが難しい。このため、利用者が戸惑ってしまい、目的の情報にたどり着く前に検索を諦めてしまう場合がある。
一つの側面では、利用者が戸惑うことなく目的の情報にたどり着くことができる情報処理装置、情報提供プログラムおよび情報提供方法を提供することにある。
一つの態様では、情報処理装置は、受付部と、決定部と、生成部と、通信制御部とを有する。受付部は、自治体のサービスをチャット形式の画面で提供する場合に、表示中のメッセージに含まれるメニューの項目の選択または質問の回答をユーザから受け付ける。決定部は、前記メニューの項目または前記質問の回答と、遷移先の情報とを1対1に対応付けた階層構造を有するテーブルを記憶する記憶部を参照し、受け付けた前記項目の選択または前記質問の回答に対応する遷移先の情報を決定する。生成部は、決定された遷移先の情報に基づいて、新たなメニューまたは前記サービスの情報を表示するメッセージを生成する。通信制御部は、生成された前記メッセージを前記ユーザの端末装置に送信する。
利用者が戸惑うことなく目的の情報にたどり着くことができる。
図1は、実施例の情報提供システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、実施例の情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、テーブル記憶部の一例を示す図である。 図4は、テーブル記憶部の一例を示す図である。 図5は、1階層目のメニューの一例を示す図である。 図6は、2階層目のメニューの一例を示す図である。 図7は、3階層目のメニューの一例を示す図である。 図8は、4階層目のメニューの一例を示す図である。 図9は、5階層目のメニューの一例を示す図である。 図10は、6階層目のメニューの一例を示す図である。 図11は、7階層目のサービスの情報の一例を示す図である。 図12は、1階層目のメニューの他の一例を示す図である。 図13は、申請書一覧の検索メニューの一例を示す図である。 図14は、転居届の情報の一例を示す図である。 図15は、実施例の情報提供処理の一例を示すフローチャートである。 図16は、情報提供プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示する情報処理装置、情報提供プログラムおよび情報提供方法の実施例を詳細に説明する。なお、以下の実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下の実施例は、矛盾しない範囲で適宜組みあわせてもよい。
図1は、実施例の情報提供システムの構成の一例を示すブロック図である。図1に示す情報提供システム1は、端末装置10と、情報処理装置100と、SNSサービス150と、自治体サーバ200とを有する。なお、情報提供システム1では、端末装置10の数は限定されず、任意の数の端末装置10を有するようにしてもよい。
端末装置10と、情報処理装置100との間は、ネットワークNおよびSNSサービス150を介して、相互に通信可能に接続される。また、端末装置10と、自治体サーバ200との間は、ネットワークNを介して、相互に通信可能に接続される。かかるネットワークNには、有線または無線を問わず、インターネットを始め、LAN(Local Area Network)やVPN(Virtual Private Network)などの任意の種類の通信網を採用できる。また、ネットワークNを介する通信は、例えば、TLS(Transport Layer Security)/SSL(Secure Sockets Layer)等によって暗号化されるようにしてもよい。
情報提供システム1は、端末装置10を用いる利用者と、情報処理装置100のチャットボットとの間で、SNSサービス150を介してチャットを行うことで、自治体の行政サービスを利用者に提供するシステムの一例である。なお、以下の説明では、利用者をユーザと表現する場合がある。
端末装置10は、自治体の行政サービスを利用する利用者(ユーザ)が所持する情報処理装置である。端末装置10は、例えば、スマートフォンを用いることができる。端末装置10は、SNSサービス150が提供するタイムラインベースのチャットアプリを実行する。端末装置10は、情報処理装置100のチャットボットとの間でタイムラインベースのメッセージのやり取りを行う。また、端末装置10は、メッセージ内のリンクが選択されることで、ネットワークNを介して、リンクに応じた自治体サーバ200が提供するウェブサイトや、書類等のファイルにアクセスすることができる。
端末装置10は、チャットアプリ内で表示中のメッセージに含まれるメニューの項目の選択または質問の回答をユーザから受け付ける。端末装置10は、受け付けた項目の選択または質問の回答を、SNSサービス150を介して情報処理装置100に送信する。また、端末装置10は、情報処理装置100のチャットボットが生成した新たなメッセージを、SNSサービス150を介して受信して表示する。
情報処理装置100は、自治体のサービスをチャット形式の画面で提供する場合、つまりSNSサービス150を介してサービスを提供する場合に、表示中のメッセージに含まれるメニューの項目の選択または質問の回答をユーザから受け付ける。情報処理装置100は、メニューの項目または質問の回答と、遷移先の情報とを1対1に対応付けた階層構造を有するテーブルを記憶する記憶部を参照し、受け付けた項目の選択または質問の回答に対応する遷移先の情報を決定する。情報処理装置100は、決定した遷移先の情報に基づいて、新たなメニューまたはサービスの情報を表示するメッセージを生成する。情報処理装置100は、生成したメッセージをユーザの端末装置10に送信する。これにより、利用者が戸惑うことなく目的の情報にたどり着くことができる。
SNSサービス150は、チャットアプリ等を用いてユーザ間でチャット形式のサービスを提供する。SNSサービス150は、例えば、LINE(登録商標)といったサービスが挙げられる。端末装置10には、SNSサービス150に対応した、チャット形式の画面を提供するチャットアプリがインストールされる。また、情報処理装置100には、SNSサービス150に対応したチャットボットがインストールされ、SNSサービス150が提供するAPI(Application Programming Interface)を介してメッセージのやり取り等を行う。つまり、SNSサービス150は、端末装置10のユーザと、情報処理装置100のチャットボットとの間で、タイムラインベースのチャットサービスを提供する。
自治体サーバ200は、自治体の行政サービスに関するウェブサイトを提供する。自治体サーバ200は、例えば、端末装置10のチャットアプリ内のメッセージ内のリンクが選択されることで、リンクに応じたウェブサイトや、書類等のファイルを提供する。
次に、情報処理装置100の構成について説明する。図2は、実施例の情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、情報処理装置100は、図2に示す機能部以外にも既知のコンピュータが有する各種の機能部、例えば各種の入力デバイスや音声出力デバイス等の機能部を有することとしてもかまわない。
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。通信部110は、ネットワークNおよびSNSサービス150を介して、端末装置10と有線または無線で接続され、端末装置10との間で情報の通信を司る通信インタフェースである。通信部110は、SNSサービス150を介して、端末装置10からメニューを含むメッセージのリクエストと、メニューの項目の選択または質問の回答とを受信する。通信部110は、受信したリクエストと、メニューの項目の選択または質問の回答とを制御部130に出力する。また、通信部110は、制御部130から入力されたメッセージを、SNSサービス150を介して、端末装置10に送信する。
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、ハードディスクや光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、テーブル記憶部121を有する。また、記憶部120は、制御部130での処理に用いる情報を記憶する。
テーブル記憶部121は、メニューの項目または質問の回答と、遷移先の情報とを1対1に対応付けた階層構造を有するテーブルを記憶する。図3および図4は、テーブル記憶部の一例を示す図である。図3および図4に示すように、テーブル記憶部121は、最上位階層のメニューである「くらしの手続き[A]」から順に、メニューの項目に応じた内容が階層構造となって記憶されている。なお、図3および図4は、テーブルの一部分を抜粋したものである。
最上位階層のメニュー「くらしの手続き[A]」は、選択される項目として、「引越しに関して」、「住民票に関して」、「戸籍に関して」、「印鑑登録に関して」、「マイナンバーカードに関して」、「世帯変更に関して」、「その他の手続きに関して」を有する。ここで、「引越しに関して」から順に選択された場合を一例として、各階層のメニューの一例について説明する。
まず、最上位階層である1階層目のメニュー「くらしの手続き[A]」において、「引越しに関して」が選択されると、2階層目のメニュー「引越しに関して[A-1]」が表示される。2階層目のメニュー「引越しに関して[A-1]」は、選択される項目として、「市内間で引越す」、「他の市へ引越す」、「他の市から引越してくる」、「引越しの届出を取り消したい」を有する。
2階層目のメニュー「引越しに関して[A-1]」において、「市内間で引越す」が選択されると、3階層目のメニュー「市内間で引越す[A-1-1]」が表示される。3階層目のメニュー「市内間で引越す[A-1-1]」は、質問「日本国籍をお持ちですか?」と、回答の選択肢として「はい」、「いいえ」とを有する。
3階層目のメニュー「市内間で引越す[A-1-1]」において、「はい」が選択されると、4階層目のメニュー「はい[A-1-1-1]」が表示される。4階層目のメニュー「はい[A-1-1-1]」は、質問「どなたが来庁されますか?」と、回答の選択肢として「本人または同一世帯の方」、「その他の方」とを有する。
4階層目のメニュー「はい[A-1-1-1]」において、「本人または同一世帯の方」が選択されると、5階層目のサービスの情報「本人または同一世帯の方[A-1-1-1-END1]が表示される。5階層目のサービスの情報「本人または同一世帯の方[A-1-1-1-END1]は、サービスの情報として「ご案内」に対応する情報(図3では、内容は省略している。)と、「転居届」の届出用紙のダウンロードが可能なリンクとを有する。なお、他の項目や回答が選択された場合も、同様に、項目や回答と1対1に対応付けられた遷移先の情報が決定される。
図2の説明に戻って、制御部130は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、内部の記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されるようにしてもよい。
制御部130は、受付部131と、決定部132と、生成部133と、通信制御部134とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。本実施例では、受付部131、決定部132、生成部133および通信制御部134は、チャットボットを構成する。なお、制御部130の内部構成は、図2に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
受付部131は、SNSサービス150および通信部110を介して、端末装置10からサービス開始のリクエストを受け付ける。受付部131は、リクエストを受け付けると、通信部110およびSNSサービス150を介して、最上位階層のメニューを含むメッセージを端末装置10に送信する。
受付部131は、SNSサービス150および通信部110を介して、表示中のメッセージに含まれるメニューの項目の選択または質問の回答を受信して受け付ける。受付部131は、受け付けた項目の選択または質問の回答を決定部132に出力する。
決定部132は、受付部131から項目の選択または質問の回答が入力されると、テーブル記憶部121を参照し、項目の選択または質問の回答に対応する遷移先の情報を決定する。決定部132は、選択された項目または回答に対して、1つの遷移先の情報を決定する。つまり、決定部132では、一般的な検索エンジンによる検索結果のように、複数の検索結果が出力されるのではなく、ユーザの選択等の操作に対して、1つの遷移先の情報が決定されて出力される。決定部132は、決定した遷移先の情報を生成部133に出力する。
また、決定部132は、通信制御部134からメッセージの送信完了が通知されると、決定した遷移先の情報がサービスの情報であるか否かを判定する。決定部132は、遷移先の情報がサービスの情報でないと判定した場合、受付部131に対して、送信したメッセージに対するメニューの項目の選択または質問の回答の受付の待機を指示する。一方、決定部132は、遷移先の情報がサービスの情報である判定した場合、情報提供処理を終了する。
生成部133は、決定部132から遷移先の情報が入力されると、遷移先の情報に基づいて、新たなメニューまたはサービスの情報を表示するメッセージを生成する。なお、メッセージは、端末装置10の画面に一度に表示可能なサイズのメッセージである。また、メッセージは、サービスに関する申請書や届出用紙をダウンロード可能なリンクを含むようにしてもよい。生成部133は、生成したメッセージを通信制御部134に出力する。
通信制御部134は、生成部133からメッセージが入力されると、通信部110およびSNSサービス150を介して、入力されたメッセージを端末装置10に送信する。通信制御部134は、メッセージを端末装置10に送信すると、決定部132にメッセージの送信完了を通知する。
ここで、図5から図11を用いて、各階層のメニューおよびサービスの情報の表示例について説明する。図5から図10は、1階層目から6階層目それぞれのメニューの一例を示す図である。図11は、7階層目のサービスの情報の一例を示す図である。なお、メニューおよびサービスの情報は、端末装置10にメッセージとして表示される。
図5に示すメニュー21は、最上位階層である1階層目のメニューである。メニュー21は、「こと」を起点とした項目と、申請書一覧の項目とを有する。なお、「こと」を起点とした項目は、曖昧な情報から必要な情報を引き出すためにメニュー形式の質問の繰り返しによって、目的の情報にたどり着くための項目である。メニュー21において、「こと」を起点とした項目である項目22が選択されると、図6に示すメニュー23に遷移する。
メニュー23は、2階層目のメニューであり、質問24と、回答群25とを有する。メニュー23において、回答群25のうち、回答25aが選択されると、図7に示すメニュー26に遷移する。メニュー26は、3階層目のメニューであり、質問27と、回答群28とを有する。メニュー26において、回答群28のうち、回答28aが選択されると、図8に示すメニュー29に遷移する。
メニュー29は、4階層目のメニューであり、質問30と、回答群31とを有する。メニュー29において、回答群31のうち、回答31aが選択されると、図9に示すメニュー32に遷移する。メニュー32は、5階層目のメニューであり、質問33と、回答群34とを有する。メニュー32において、回答群34のうち、回答34aが選択されると、図10に示すメニュー35に遷移する。
メニュー35は、6階層目のメニューであり、質問36と、回答群37とを有する。メニュー35において、回答群37のうち、回答37aが選択されると、図11に示すサービスの情報38に遷移する。なお、3階層目のメニュー26から6階層目のメニュー35までは、回答群の中から「ひとつ前に戻る」が選択されることで、1階層上のメニューに戻ることができる。
サービスの情報38は、7階層目であり、例えば「転入届に必要なもちもの」、「届出期間」、「その他関連する申請・手続き」、「お問合せ先」といった情報が含まれる。また、サービスの情報38は、家族構成や自動車・バイク等の別途申請が必要なものに関するメニューまたはサービスの情報へのボタン(リンク)を有する。さらに、サービスの情報38は、転入届をダウンロードするためのリンク39を有する。また、「お問合せ先」には電話番号が記載されており、電話番号が選択されることで端末装置10から直接電話をかけることができる。なお、上述のメニュー21,23,26,29,32,35およびサービスの情報38は、端末装置10の画面に一度に表示可能なサイズである。
次に、図12から図14を用いて、ユーザが手続きに必要な申請書が判っている場合に、申請書を直接ダウンロードしたい場合の表示例について説明する。図12は、1階層目のメニューの他の一例を示す図である。図13は、申請書一覧の検索メニューの一例を示す図である。図14は、転居届の情報の一例を示す図である。なお、メニューおよびサービスの情報は、端末装置10にメッセージとして表示される。
図12に示すメニュー40は、図5に示すメニュー21と同様に、「こと」を起点とした項目と、申請書一覧の項目とを有する。メニュー40において、申請書一覧の項目である項目41が選択されると、図13に示す検索メニュー42に遷移する。
検索メニュー42において、転居届の頭文字である「て」が属する「た」行が選択されると、「た」行に含まれる申請書一覧がメッセージとして表示される。表示された「た」行に含まれる申請書一覧から転居届が選択されると、サービスの情報である転居届の情報43が表示される。転居届の情報43は、図11に示すサービスの情報38と同様に、例えば「転居届に必要なもちもの」、「申請期間」、「その他関連する申請・手続き」、「お問合せ先」といった情報が含まれる。また、転居届の情報43は、家族構成や自動車・バイク等の別途申請が必要なものに関するメニューまたはサービスの情報へのボタン(リンク)を有する。また、「お問合せ先」には電話番号が記載されており、「電話をかける」ボタンが押下されることで端末装置10から直接電話をかけることができる。さらに、ユーザは、転居届のリンク44を選択することで、転居届の申請書(届出用紙)を取得することができる。このように、情報提供システム1では、ユーザ(利用者)の行政サービスにおける手続きの慣れ具合に応じて、「こと」起点のメニューから受付を開始したり、直接的に申請書をダウンロード可能なメッセージまで飛ぶことができる。
次に、実施例の情報提供システム1の動作について説明する。図15は、実施例の情報提供処理の一例を示すフローチャートである。
端末装置10は、ユーザの操作によりサービス開始のリクエストを、SNSサービス150を介して、情報処理装置100に送信する。
情報処理装置100の受付部131は、SNSサービス150を介して、端末装置10からサービス開始のリクエストを受け付ける。受付部131は、リクエストを受け付けると、SNSサービス150を介して、最上位階層のメニューを含むメッセージを端末装置10に送信する(ステップS1)。
端末装置10は、SNSサービス150を介して、情報処理装置100からメッセージを受信すると、メニューを含むメッセージを表示し、ユーザによる項目の選択または質問の回答を受け付ける。端末装置10は、受け付けた項目の選択または質問の回答を、SNSサービス150を介して、情報処理装置100に送信する。
情報処理装置100の受付部131は、SNSサービス150を介して、表示中のメッセージに含まれるメニューの項目の選択または質問の回答を受信して受け付ける(ステップS2)。受付部131は、受け付けた項目の選択または質問の回答を決定部132に出力する。
決定部132は、受付部131から項目の選択または質問の回答が入力されると、テーブル記憶部121を参照し、項目の選択または質問の回答に対応する遷移先の情報を決定する(ステップS3)。決定部132は、決定した遷移先の情報を生成部133に出力する。
生成部133は、決定部132から遷移先の情報が入力されると、遷移先の情報に基づいて、新たなメニューまたはサービスの情報を表示するメッセージを生成する。生成部133は、生成したメッセージを通信制御部134に出力する。
通信制御部134は、生成部133からメッセージが入力されると、SNSサービス150を介して、入力されたメッセージを端末装置10に送信する(ステップS4)。通信制御部134は、メッセージを端末装置10に送信すると、決定部132にメッセージの送信完了を通知する。
決定部132は、通信制御部134からメッセージの送信完了が通知されると、決定した遷移先の情報がサービスの情報であるか否かを判定する(ステップS5)。決定部132は、遷移先の情報がサービスの情報でないと判定した場合(ステップS5:No)、ステップS2に戻る。決定部132は、遷移先の情報がサービスの情報である判定した場合(ステップS5:Yes)、情報提供処理を終了する。これにより、情報提供システム1では、利用者(ユーザ)が戸惑うことなく目的の情報にたどり着くことができる。また、手続きに必要な書類や持ち物が一覧表示されるので、利用者が何度も役所に行くことを抑制することができる。さらに、メッセージがタイムラインベースの表示であるので、利用者の移動等によりセッションが切れたとしても、セッションが切れる直前の状態から操作を再開することができる。
このように、情報処理装置100は、自治体のサービスをチャット形式の画面で提供する場合に、表示中のメッセージに含まれるメニューの項目の選択または質問の回答をユーザから受け付ける。また、情報処理装置100は、メニューの項目または質問の回答と、遷移先の情報とを1対1に対応付けた階層構造を有するテーブルを記憶するテーブル記憶部121を参照し、受け付けた項目の選択または質問の回答に対応する遷移先の情報を決定する。また、情報処理装置100は、決定された遷移先の情報に基づいて、新たなメニューまたはサービスの情報を表示するメッセージを生成する。また、情報処理装置100は、生成されたメッセージをユーザの端末装置10に送信する。その結果、利用者(ユーザ)が戸惑うことなく目的の情報にたどり着くことができる。
また、情報処理装置100は、1つの遷移先の情報を決定する。その結果、利用者(ユーザ)が戸惑うことなく目的の情報にたどり着くことができる。
また、メッセージは、端末装置10の画面に一度に表示可能なサイズのメッセージである。その結果、上下にスクロールすることなく、一目で情報を把握することができる。
また、メッセージは、チャット形式の画面を提供するSNSサービスを介して、端末装置10と送受信する。その結果、情報処理装置100は、曖昧な情報から必要な情報を引き出して、利用者(ユーザ)が目的とする情報を提供することができる。
また、メッセージは、サービスに関する申請書をダウンロード可能なリンクを含む。その結果、利用者(ユーザ)は予め記入した申請書を持って役所を訪れるので、手続きをスムーズに進めることができる。
なお、上記実施例では、メッセージ内のメニューの項目や質問の回答は、予め設定されたものを用いたが、これに限定されない。例えば、一定期間のアクセスログに基づいて、項目や回答の順番を並べ替えることで、よりアクセスが多い項目や回答を上位に配置し、利用者の利便性を向上させることができる。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、情報処理装置100の生成部133と通信制御部134とを統合してもよい。また、図示した各処理は、上記の順番に限定されるものでなく、処理内容を矛盾させない範囲において、同時に実施してもよく、順序を入れ替えて実施してもよい。
さらに、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行されるプログラム上、またはワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよいことは言うまでもない。
ところで、上記の各実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することで実現できる。そこで、以下では、上記の各実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図16は、情報提供プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
図16に示すように、コンピュータ300は、各種演算処理を実行するCPU301と、データ入力を受け付ける入力装置302と、モニタ303とを有する。また、コンピュータ300は、記憶媒体からプログラム等を読み取る媒体読取装置304と、各種装置と接続するためのインタフェース装置305と、他の情報処理装置等と有線または無線により接続するための通信装置306とを有する。また、コンピュータ300は、各種情報を一時記憶するRAM307と、ハードディスク装置308とを有する。また、各装置301~308は、バス309に接続される。
ハードディスク装置308には、図2に示した受付部131、決定部132、生成部133および通信制御部134の各処理部と同様の機能を有する情報提供プログラムが記憶される。また、ハードディスク装置308には、テーブル記憶部121が記憶される。入力装置302は、例えば、コンピュータ300の管理者から操作情報等の各種情報の入力を受け付ける。モニタ303は、例えば、コンピュータ300の管理者に対して管理画面等の各種画面を表示する。インタフェース装置305は、例えば印刷装置等が接続される。通信装置306は、例えば、図2に示した通信部110と同様の機能を有しネットワークNと接続され、SNSサービス150を介して端末装置10と各種情報をやりとりする。
CPU301は、ハードディスク装置308に記憶された各プログラムを読み出して、RAM307に展開して実行することで、各種の処理を行う。また、これらのプログラムは、コンピュータ300を図2に示した受付部131、決定部132、生成部133および通信制御部134として機能させることができる。
なお、上記の情報提供プログラムは、必ずしもハードディスク装置308に記憶されている必要はない。例えば、コンピュータ300が読み取り可能な記憶媒体に記憶されたプログラムを、コンピュータ300が読み出して実行するようにしてもよい。コンピュータ300が読み取り可能な記憶媒体は、例えば、CD-ROMやDVD(Digital Versatile Disc)、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、ハードディスクドライブ等が対応する。また、公衆回線、インターネット、LAN等に接続された装置にこの情報提供プログラムを記憶させておき、コンピュータ300がこれらから情報提供プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
1 情報提供システム
10 端末装置
100 情報処理装置
110 通信部
120 記憶部
121 テーブル記憶部
130 制御部
131 受付部
132 決定部
133 生成部
134 通信制御部
150 SNSサービス
200 自治体サーバ
N ネットワーク

Claims (7)

  1. 自治体のサービスをタイムラインベースのチャット形式の画面で提供する場合に、表示中のメッセージに含まれるメニューの項目の選択または質問の回答をユーザから受け付ける受付部と、
    前記メニューの項目または前記質問の回答と、遷移先の情報とを1対1に対応付けた階層構造を有するテーブルを記憶する記憶部を参照し、受け付けた前記項目の選択または前記質問の回答に対応する遷移先の情報を決定する決定部と、
    決定された遷移先の情報に基づいて、新たなメニューを表示するメッセージ、または、前記サービスが手続きを要するサービスである場合に、前記手続きに必要な書類および持ち物のうち1つ以上の一覧表示を含むように、前記サービスの情報を表示するメッセージを生成する生成部と、
    生成された前記メッセージを前記ユーザの端末装置に送信する通信制御部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記決定部は、1つの前記遷移先の情報を決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記メッセージは、前記端末装置の画面に一度に表示可能なサイズのメッセージである、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記メッセージは、前記チャット形式の画面を提供するSNS(Social Networking Service)サービスを介して、前記端末装置と送受信する、
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  5. 前記メッセージは、前記サービスに関する申請書をダウンロード可能なリンクを含む、
    ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. 自治体のサービスをタイムラインベースのチャット形式の画面で提供する場合に、表示中のメッセージに含まれるメニューの項目の選択または質問の回答をユーザから受け付け、
    前記メニューの項目または前記質問の回答と、遷移先の情報とを1対1に対応付けた階層構造を有するテーブルを記憶する記憶部を参照し、受け付けた前記項目の選択または前記質問の回答に対応する遷移先の情報を決定し、
    決定した遷移先の情報に基づいて、新たなメニューを表示するメッセージ、または、前記サービスが手続きを要するサービスである場合に、前記手続きに必要な書類および持ち物のうち1つ以上の一覧表示を含むように、前記サービスの情報を表示するメッセージを生成し、
    生成した前記メッセージを前記ユーザの端末装置に送信する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報提供プログラム。
  7. 自治体のサービスをタイムラインベースのチャット形式の画面で提供する場合に、表示中のメッセージに含まれるメニューの項目の選択または質問の回答をユーザから受け付け、
    受け付けた前記項目の選択または前記質問の回答を情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置において、前記メニューの項目または前記質問の回答と、遷移先の情報とを1対1に対応付けた階層構造を有するテーブルを記憶する記憶部を参照して生成されたメッセージであって、受け付けた前記項目の選択または前記質問の回答に対応する遷移先の情報に基づく、新たなメニューを表示するメッセージ、または、前記サービスが手続きを要するサービスである場合に、前記手続きに必要な書類および持ち物のうち1つ以上の一覧表示を含むように、前記サービスの情報を表示するメッセージを、前記情報処理装置から受信して表示する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報提供方法。
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