JP7338870B2 - 液体移送システム - Google Patents
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Description
本出願は、2017年5月19日に出願された「LIQUID TRANSFER SYSTEM」と題する米国仮出願番号第62/508,883号に基づく米国特許法第119条(e)項の下の利益を主張しており、この仮出願は、その全体が参考として本明細書中に援用される。
分野
種々の側面は、ピペットチップの中および外に所定の体積の液体を移送するためのシステムを使用するための、液体移送システムおよび方法に関する。いくつかの側面は、細胞培養インキュベータ内でそのような液体移送システムを使用することと、そのようなインキュベータを使用するための方法とに関する。
ピペットは、細胞培養容器間で細胞を含む培地を移送する等、所定の体積の液体を移送するために使用される。細胞培養は、研究および臨床状況の両方において有用な技法である。例えば、哺乳類細胞の培養は、多くの場合、クローン細胞株の確立、組織調製、インビトロ受精調製、または幹細胞の集団の増殖のために実施される。
現在利用可能なピペットチップは、ピペットチップ内のサンプルの中に汚染物質をもたらし得る。例えば、ピペットチップは、多数のピペットチップの中および外に多くの異なるサンプルを移送するために使用される、ピペットに隣接する端部において開放しているため、相互汚染が、生じ得る。細胞培養においてそのようなピペットチップを使用する実施形態では、これは、培養効率および再現性を低下させ得る。加えて、伝統的なピペットチップは、単回使用のみのために設計されるため、大量の廃棄物(例えば、大量の使用済みチップ)が、インキュベータ内で実施されている細胞培養等の実験の間に結果として生じ得る。単回使用ピペットチップはまた、貯蔵のための広い面積を必要とし得る。したがって、いくつかの側面によると、本書は、相互汚染を最小限にさせる、またはさらに排除し、また、廃棄物ならびに/もしくは貯蔵空間を低減させるように配列されるピペットチップを有する、液体移送システムを提供する。
本発明の実施形態において、例えば以下の項目が提供される。
(項目1)
ピペットチップであって、
内部容積を画定し、第1の端部と、第2の端部とを有する、本体であって、前記第1の端部は、前記ピペットチップの中および外に液体を通過させるように配列され、前記第2の端部は、ピペットへの取り付けのために配列される、本体と、
前記本体に密閉して取り付けられる、ブラダと、
を備える、ピペットチップ。
(項目2)
前記ブラダは、前記本体の内部容積内に配置可能である、項目1に記載のピペットチップ。
(項目3)
前記ブラダは、所定の体積の液体を、前記ブラダを横断して印加される圧力勾配に応答して、前記第1の端部を通して前記内部容積の中に引き込ませるか、またはそれから排出させるように配列される、項目1に記載のピペットチップ。
(項目4)
前記ブラダは、所定の体積の液体が、前記第1の端部から前記第2の端部に向かってかつ前記ブラダを横断して指向される、負の圧力勾配に応答して、前記第1の端部を通して前記内部容積の中に引き込まれることを可能にするように配列され、前記ブラダは、所定の体積の液体が、前記第1の端部から前記第2の端部に向かってかつ前記ブラダを横断して指向される、正の圧力勾配に応答して、前記第1の端部を通して前記内部容積から排出されることを可能にするように配列される、項目1に記載のピペットチップ。
(項目5)
前記ブラダは、第1の側と、第2の側とを有し、前記第1の側は、前記本体の第1の端部に面し、前記負の圧力勾配は、前記第2の側で真空引きすることによって生成される、項目4に記載のピペットチップ。
(項目6)
前記ブラダは、前記本体の第1および第2の端部の一方において前記本体に取り付けられる、項目1に記載のピペットチップ。
(項目7)
前記ブラダは、前記本体の第1の端部と第2の端部との間の場所において前記本体に取り付けられる、項目1に記載のピペットチップ。
(項目8)
前記ブラダは、膜嚢を含む、項目1に記載のピペットチップ。
(項目9)
前記膜嚢が圧潰された構成であるとき、前記ブラダは、前記内部容積内に配置される、項目8に記載のピペットチップ。
(項目10)
前記膜嚢が膨張される構成にあるとき、前記ブラダは、少なくとも部分的に前記内部容積の外側に配置される、項目8に記載のピペットチップ。
(項目11)
前記ブラダは、平面膜を含む、項目1に記載のピペットチップ。
(項目12)
前記ブラダは、前記ブラダの第1の側と前記本体の第1の端部との間に画定される第1のコンパートメントと、前記ブラダの第2の側と前記ピペットとの間に画定される第2のコンパートメントとの間にシールを提供する、項目1に記載のピペットチップ。
(項目13)
前記ブラダは、液体が前記第1のコンパートメントの中に引き込まれる間、シールを提供する、項目12に記載のピペットチップ。
(項目14)
前記ブラダは、前記ブラダの周囲において前記本体に取り付けられる、項目1に記載のピペットチップ。
(項目15)
第2のピペットチップは、
第2の内部容積を画定し、第3の端部と、第4の端部とを有する、第2の本体であって、前記第3の端部は、前記第2のピペットチップの中および外に液体を通過させるように配列され、前記第4の端部は、ピペットへの取り付けのために配列される、第2の本体と、前記第2の本体に密閉して取り付けられる、第2のブラダと、
を備え、前記第1および第2のピペットチップは、入れ子式である、第2のピペットチップと組み合わせられる、項目1に記載のピペットチップ。
(項目16)
前記第2のブラダは、第2の内部容積内に配置可能である、項目15に記載のピペットチップ。
(項目17)
前記第1のピペットチップは、前記第2のピペットチップの上部で入れ子になっている、項目15に記載の組み合わせ。
(項目18)
前記第1のピペットチップが前記第2のピペットチップの上部で入れ子になっているとき、前記第2のブラダは、前記第1のピペットチップの本体に隣接する、項目17に記載の組み合わせ。
(項目19)
前記入れ子になっているピペットチップは、カートリッジの中に収容される、項目17に記載の組み合わせ。
(項目20)
前記ピペットは、前記ピペットチップ本体の第2の端部に取り付けられる、ピペットと組み合わせられる、項目1に記載のピペットチップ。
(項目21)
前記ピペットチップは、スナップ嵌合または圧入取り付けを介して前記ピペットに取り付けられる、項目20に記載の組み合わせ。
(項目22)
第1の印加圧力に応答して、前記ブラダは、前記本体の第1の端部から離れる方向に移動し、前記ピペットチップの中に所定の体積の液体を引き込むように配列される、項目1に記載のピペットチップ。
(項目23)
第2の印加圧力に応答して、前記ブラダは、前記本体の第1の端部に向かった方向に移動し、前記ピペットチップの外に所定の体積の液体を移送するように配列される、項目22に記載のピペットチップ。
(項目24)
第1の印加圧力に応答して、前記ブラダの少なくとも一部が、所定の体積の液体を収容するように配列される、項目22に記載のピペットチップ。
(項目25)
前記ピペットチップの中に引き込まれる前記液体の体積は、前記第1の印加圧力の大きさに比例する、項目22に記載の液体移送デバイス。
(項目26)
液体移送システムであって、
内部容積を画定し、第1の端部と、第2の端部とを有する、本体であって、前記第1の端部は、前記ピペットチップの中および外に液体を通過させるように配列され、前記第2の端部は、ピペットへの取り付けのために配列される、本体と、前記本体に密閉して取り付けられる、ブラダとを有する、ピペットチップと、
前記ピペットチップに取り付けられる、ピペットであって、前記ブラダを横断して圧力勾配を生成し、前記ピペットチップの中および外に所定の体積の液体を移送するように配列される、ピペットと、
を備える、液体移送システム。
(項目27)
前記ブラダは、前記本体の内部容積内に配置可能である、項目26に記載の液体移送システム。
(項目28)
前記ブラダおよび前記内部容積の少なくとも一部は、所定の体積の液体を収容するように配列され、前記ブラダの第1の側は、収容される液体の体積に暴露される、項目26に記載の液体移送システム。
(項目29)
前記ブラダの第2の対向する側は、前記ピペットに暴露される、項目28に記載の液体移送システム。
(項目30)
前記ピペットの本体内に配置される、ピペットシェルをさらに備える、項目26に記載の液体移送システム。
(項目31)
前記ピペットシェルは、前記ピペットチップおよび前記ピペットの一方に除去可能に取り付け可能である、項目30に記載の液体移送システム。
(項目32)
前記ピペットチップの第2の端部は、前記ピペットに取り付けられる、項目26に記載の液体移送システム。
(項目33)
前記ピペットチップは、前記ピペットへの圧入またスナッブ嵌合のうちの少なくとも1つにある、項目32に記載の液体移送システム。
(項目34)
ピペットチップであって、
内部容積を画定し、第1の端部と、第2の端部とを有する、本体であって、前記第1の端部は、前記ピペットチップの中および外に液体を通過させるように配列され、前記第2の端部は、ピペットへの取り付けのために配列される、本体と、
前記本体に密閉して取り付けられる、ブラダとを備え、前記ブラダおよび前記内部容積の少なくとも一部は、所定の体積の液体を収容するように配列される、
ピペットチップ。
(項目35)
前記ブラダは、前記本体の内部容積内に配置可能である、項目34に記載のピペットチップ。
(項目36)
前記ブラダの第1の側は、所定の体積の収容される液体に暴露される、項目34に記載のピペットチップ。
(項目37)
前記ブラダの第2の側は、前記ピペットチップに取り付け可能なピペットに暴露される、項目36に記載のピペットチップ。
(項目38)
前記ブラダは、前記ブラダの第1の側と前記本体の第1の端部との間に画定される第1のコンパートメントと、前記ブラダの第2の側と前記ピペットとの間に画定される第2のコンパートメントとの間にシールを提供する、項目37に記載のピペットチップ。
(項目39)
前記第2のコンパートメントは、前記ピペットチップの中に前記液体の体積を引き込むための第1の印加圧力、および前記ピペットチップから前記液体の体積を排出するための第2の印加圧力のうちの少なくとも一方を受容するように配列される、項目38に記載のピペットチップ。
(項目40)
前記第1の圧力は、前記ブラダに真空を印加する、負圧である、項目39に記載のピペットチップ。
(項目41)
前記第2の圧力は、正圧である、項目39に記載のピペットチップ。
(項目42)
前記液体の体積は、前記ブラダの容積と、前記本体の内部容積の少なくとも一部の容積との合計未満またはそれに等しい、項目34に記載のピペットチップ。
(項目43)
前記ピペットチップの中に引き込まれる前記液体の体積は、前記第1の印加圧力に比例し、前記ピペットチップから排出される前記液体の体積は、前記第2の印加圧力に比例する、項目38に記載のピペットチップ。
(項目44)
液体移送システムであって、
内部容積を画定し、第1の端部と、第2の端部とを有する、本体であって、前記第1の端部は、前記ピペットチップの中および外に液体を通過させるように配列され、前記第2の端部は、マニピュレータへの取り付けのために配列される、本体と、前記本体に密閉して取り付けられる、ブラダとを有する、ピペットチップと、
前記ブラダを横断して圧力勾配を生成し、前記ピペットチップの中または外に液体の第1の体積を移送するように配列される、マニピュレータと、
を備える、液体移送システム。
(項目45)
前記ブラダは、前記本体の内部容積内に配置可能である、項目44に記載の液体移送システム。
(項目46)
前記マニピュレータは、多先端ピペットである、項目44に記載の液体移送システム。
(項目47)
前記ピペットチップは、前記マニピュレータに除去可能に取り付け可能である、項目44に記載の液体移送システム。
(項目48)
前記ピペットチップは、前記マニピュレータのへのスナッブ嵌合または圧入のうちの少なくとも1つにある、項目47に記載の液体移送システム。
(項目49)
前記マニピュレータは、前記ブラダに圧力を印加し、前記ピペットチップの本体の外に前記液体の体積の少なくとも一部を移送するように配列される、項目44に記載の液体移送システム。
(項目50)
内部容積を画定し、第3の端部と、第4の端部とを有する、第2の本体であって、前記第3の端部は、前記第2のピペットチップの中および外に液体を通過させるように配列され、前記第4の端部は、マニピュレータへの取り付けのために配列される、第2の本体と、前記第2の本体に密閉して取り付けられる、第2のブラダとを有する、第2のピペットチップをさらに備える、項目44に記載の液体移送システム。
(項目51)
前記第2のブラダは、前記第2の本体の内部容積内に配置可能である、項目50に記載の液体移送システム。
(項目52)
前記マニピュレータは、前記第2のブラダを横断して圧力勾配を生成し、前記第2の本体の第3の端部の中および外に液体の第2の体積を移送するように配列される、項目50に記載の液体移送システム。
(項目53)
前記第1および第2の体積は、同一の細胞培養容器の外に移送される、項目52に記載の液体移送システム。
(項目54)
前記液体の第1の体積は、第1の細胞培養容器の外に移送され、前記液体の第2の体積は、第2の細胞培養培地の外に移送される、項目52に記載の液体移送システム。
(項目55)
細胞培養インキュベータであって、
1つまたはそれを上回る細胞培養容器内での細胞のインキュベーションのための内部チャンバを備える、インキュベータキャビネットと、
外部環境から前記内部チャンバへの、ドア開口部と、
前記内部チャンバ内の前記細胞を撮像するように配列される、撮像機と、
前記内部チャンバ内の前記1つまたはそれを上回る細胞培養容器内の前記細胞を操作するための、マニピュレータであって、前記内部チャンバ内の前記1つまたはそれを上回る細胞培養容器の中または外に前記細胞を含む培地の第1の体積を移送するように構成される、少なくとも1つのピペットを備える、マニピュレータと、
前記ピペットと流体連通しているピペットチップであって、内部容積を画定し、第1の端部と、第2の端部とを有する、本体であって、前記第1の端部は、前記ピペットチップの中および外に所定の体積の液体を移送するように配列され、前記第2の端部は、マニピュレータへの取り付けのために配列される、本体と、前記ブラダに密閉して取り付けられる、ブラダとを有する、ピペットチップと、
前記内部チャンバ内の場所間で、前記1つまたはそれを上回る細胞培養容器を移動させるための、細胞培養容器移送デバイスと、
を備え、前記マニピュレータは、前記ブラダに圧力を印加し、前記ピペットチップの中または外に前記細胞を含む培地の第1の体積を移送する、細胞培養インキュベータ。
(項目56)
前記ブラダは、前記本体の内部容積内に配置可能である、項目55に記載の細胞培養インキュベータ。
(項目57)
前記マニピュレータは、前記ブラダに第1の圧力を印加し、前記本体の第1の端部から離れる方向に前記ブラダを移動させ、前記ピペットチップの中に前記培地の第1の体積を移送する、項目55に記載の細胞培養インキュベータ。
(項目58)
前記圧力は、前記膜に真空を印加する、負圧である、項目55に記載の細胞培養インキュベータ。
(項目59)
前記ピペットチップの中または外に移送される前記培地の第1の体積は、前記ブラダに印加される前記圧力の大きさに比例する、項目58に記載の細胞培養インキュベータ。
(項目60)
前記マニピュレータは、前記ブラダに第2の圧力を印加し、前記本体の第1の端部に向かう方向に前記ブラダを移動させ、前記ピペットチップの外に前記培地の第1の体積を排出する、項目59に記載の細胞インキュベータ。
(項目61)
前記内部チャンバ内の前記1つまたはそれを上回る細胞培養容器の中もしくは外に、細胞を含む培地の第2の体積を移送するための第2のピペットチップであって、前記第2のチップは、内部容積を画定し、第3の端部と、第4の端部とを有する、第2の本体であって、前記第3の端部は、前記第2のピペットチップの中および外に液体を移送するように配列され、前記第4の端部は、マニピュレータへの取り付けのために配列される、第2の本体と、前記本体に密閉して取り付けられる、第2のブラダとを有する、第2のピペットチップをさらに備える、項目55に記載の細胞培養インキュベータ。
(項目62)
前記第2のブラダは、前記第2の本体の内部容積内に配置可能である、項目61に記載の細胞培養インキュベータ。
(項目63)
前記第1および第2の体積は、前記同一の細胞培養容器の外に移送される、項目61に記載の細胞培養インキュベータ。
(項目64)
前記第1の体積は、第1の細胞培養容器の外に移送され、前記第2の体積は、前記第2の細胞培養容器の外に移送される、項目61に記載の細胞培養インキュベータ。
(項目65)
ピペットチップを分与するためのカートリッジであって、
筐体と、
前記筐体内に配置される、2つまたはそれを上回るピペットチップであって、前記ピペットチップはそれぞれ、内部容積を画定し、第1の端部と、第2の端部とを有する、本体であって、前記第1の端部は、前記ピペットチップの中および外に液体を通過させるように配列され、前記第2の端部は、ピペットへの取り付けのために配列される、本体と、前記本体に密閉して取り付けられる、ブラダとを含み、前記2つまたはそれを上回るピペットチップは、入れ子式である、2つまたはそれを上回るピペットチップと、
を備える、カートリッジ。
(項目66)
前記ブラダは、前記内部容積内に配置可能である、項目65に記載のカートリッジ。
(項目67)
前記2つまたはそれを上回るピペットチップは、第1のピペットチップと、第2のピペットチップとを含み、前記第1のピペットチップは、前記第2のピペットチップの上部で入れ子になっている、項目65に記載のカートリッジ。
(項目68)
前記第1のピペットチップの本体は、前記第1のピペットチップが前記第2のピペットチップ上にスタックされると、前記第2のピペットチップのブラダに隣接する、項目67に記載のカートリッジ。
(項目69)
ピペットチップの中または外に所定の体積の液体を移送する方法であって、
項目1に記載のピペットチップのブラダを横断して第1の圧力勾配を印加するステップであって、所定の体積の液体を前記本体の第1の端部を介して前記ピペットチップの中に引き込ませるステップを含む、方法。
(項目70)
前記ピペットチップのブラダを横断して第2の圧力勾配を印加するステップであって、所定の体積の液体を前記本体の第1の端部を介して前記ピペットチップから排出させるステップをさらに含む、項目69に記載の方法。
(項目71)
前記第1の圧力勾配を印加するステップは、前記第1の端部から前記第2の端部に向かってかつ前記ブラダを横断して指向される、負の圧力勾配を印加することを含む、項目69に記載の方法。
(項目72)
前記第2の圧力勾配を印加するステップは、前記第1の端部から前記第1の端部に向かってかつ前記ブラダを横断して指向される、正の圧力勾配を印加するステップを含む、項目70に記載の方法。
現在利用可能なピペットは、体積液体を測定および移送するために使用される。例えば、ピペットは、第1の培養容器から細胞を含む培地のサンプルを引き込み、その後、第2の培養容器の中にサンプルを分与してもよい。ピペットは、ユーザがピペットを握持および操作し、液体の測定された体積を移送する、ハンドヘルド式であってもよい。例えば、ピストン駆動式ピペットを用いて、ユーザは、プランジャを押下し、真空を作成し、ピペットチップの中に液体のサンプルを引き込んでもよい。他の実施例では、ピペットは、自動化されてもよい。そのような実施形態では、自動化されたピペットは、印加圧力の強度および持続時間を制御する、コントローラ(例えば、インキュベータ内のコンピュータ)と併用されてもよい。
ィックによって動作されてもよい。
本文書は、細胞を制御条件下(例えば、無菌および/または滅菌条件下)で培養、操作、および/または監視するためのインキュベータおよび方法に関する。いくつかの側面では、インキュベータおよび方法は、自動化された構成要素を含む。いくつかの側面では、インキュベータおよび方法は、長期細胞培養のために有用である(例えば、組み換えタンパク質の発現のために細胞を成長および維持するため、または埋込等の治療用途のための細胞を成長および/または分化する)。いくつかの実施形態では、細胞培養は、本明細書に説明されるインキュベータ内の培養容器の中で成長される。
細胞培養容器は、真核または原核細胞を含む、異なるタイプの細胞を培養するために構成されてもよい。いくつかの実施形態では、細胞は、哺乳類細胞(例えば、ヒト細胞、イヌ細胞、ウシ細胞、ヒツジ細胞、ネコ細胞、またはウサギ、マウス、もしくはラット細胞等の齧歯類細胞)である。いくつかの実施形態では、細胞は、昆虫細胞、鳥類細胞、微生物細胞(例えば、Saccharomyces cerevisiae、Kluyveromyces lactis、またはPischia pastoris細胞等の酵母細胞、またはEscherichia coli、Bacillus subtilis、またはCorynebacterium細胞等の細菌細胞)、昆虫細胞(例えば、Drosophila細胞またはSf9もしくはSf21細胞)、植物細胞(例えば、藻類細胞)、または任意の他のタイプの細胞である。
いくつかの実施形態では、細胞は、本明細書に提供されるインキュベータ内でのエクスビボ培養のために組織または生物学的サンプルから単離される。いくつかの実施形態では、細胞(例えば、白血球)が、血液から単離される。いくつかの実施形態では、細胞は、物理的および/または酵素的崩壊を使用して、組織または生物学的サンプルから解放される。いくつかの実施形態では、コラゲナーゼ、トリプシン、またはプロナーゼ等の1つまたはそれを上回る酵素が、細胞外基質を消化させるために使用される。いくつかの実施形態では、組織または生物学的サンプルは、培養培地内に設置され(例えば、物理的または酵素的崩壊の有無を問わず)、解放され、培養培地中で成長される、細胞は、さらなる培養のために単離されることができる。
本明細書で使用されるように、細胞培養は、制御条件(例えば、エクスビボ)下で細胞を維持および/または成長させるための手順を指す。いくつかの実施形態では、細胞は、細胞成長および複製を助長するための条件、組み換え生成物の発現を助長するための条件、分化を助長するための条件(例えば、1つまたはそれを上回る組織特異的細胞タイプに)、またはその2つもしくはそれを上回るの組み合わせ下で培養される。
本書は、制御条件下(例えば、無菌および/または滅菌条件下)で細胞を培養、操作、および/または監視するためのインキュベータおよび方法に関する。いくつかの実施形態では、本明細書に提供される細胞培養インキュベータは、1つまたはそれを上回る細胞培養容器内の細胞のインキュベーションのための内部チャンバを画定する、インキュベータキャビネットを含み、内部チャンバは、1つまたはそれを上回る細胞培養容器を保持するように構成される。ある場合には、移送チャンバから内部チャンバへの内部ドアに加え、インキュベータは、外部環境から直接内部チャンバに開放し、例えば、インキュベータが動作していない時間の間、例えば、インキュベータの保守の間、内部チャンバへの代替アクセスを提供する、少なくとも1つの外部ドア(例えば、1、2、3、4、またはそれを上回る外部ドア)を含む。いくつかの実施形態では、インキュベータは、1つまたはそれを上回る細胞培養容器を貯蔵するための内部チャンバ内の貯蔵場所を含む。いくつかの実施形態では、細胞培養容器移送デバイスが、1つまたはそれを上回る細胞培養容器を第1の撮像場所から貯蔵場所および/または貯蔵場所から第1の撮像場所に移動させるためにインキュベータ内に提供される。
いくつかの実施形態では、インキュベータキャビネットは、単壁式である。いくつかの実施形態では、インキュベータは、二重壁式である。いくつかの実施形態では、断熱材が、インキュベータのキャビネットの二重壁間に提供され、キャビネットからの熱損失を制御し、キャビネット内の温度制御を促進する。いくつかの実施形態では、インキュベータキャビネットの外壁は、シート金属、例えば、14~20の冷間圧延鋼を含む。いくつかの実施形態では、インキュベータキャビネットの内壁(例えば、チャンバ表面)は、電解研磨ステンレス鋼を含む。いくつかの実施形態では、インキュベータキャビネットの内壁(例えば、チャンバ表面)は、チタン、コバルト-クロム、タンタル、白金、ジルコニウム、ニオブ、ステンレス鋼、およびその合金等の耐腐食性材料を含む。しかしながら、いくつかの実施形態では、インキュベータキャビネットのチャンバ表面は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のポリマー材料、またはパリレンの商標名で公知のポリマー材料を含む。いくつかの実施形態では、チャンバ表面は、ポリマー表面コーティングの中に組み込まれる銅または銀もしくは抗微生物化合物等、抗微生物性を有してもよい。
いくつかの実施形態では、インキュベータの内側の環境は、インキュベータの内側の(例えば、1つまたはそれを上回る内部チャンバ内の)温度、湿度、二酸化炭素、酸素、および他のガス状成分(例えば、オゾンおよび過酸化水素等の滅菌ガス)を制御するように構成され得る、制御システムによって制御される。いくつかの実施形態では、制御システムは、各内部チャンバ内の環境条件(例えば、温度、湿度、二酸化炭素、酸素および他のガス状成分)を別個に制御する。例えば、敏感な機械的、電子的、および光学構成要素を保護するために、内部チャンバの湿度は、貯蔵場所を有する内部チャンバより低いレベルに維持されてもよい。いくつかの実施形態では、インキュベータはさらに、所定のセンサを伴う監視システムを具備する。監視デバイスの実施例は、限定ではないが、酸素モニタ、二酸化炭素モニタ、オゾンガス検出器、過酸化水素モニタ、およびマルチガスモニタを含む。例えば、いくつかの実施形態では、インキュベータは、有利には、温度、空気純度、汚染レベル、pH、湿度、N2、CO2、O2、および光を含み得る、細胞成長に関連する異なるパラメータに応答する複数のセンサを含む。本監視システムを用いて、インキュベータ内のパラメータは、センサを使用して、培養またはプロセスの持続時間にわたって測定されることができる。いくつかの実施形態では、センサによって測定されたパラメータは、本明細書に議論されるように、さらなる処理のために、監視システムによって、回線を介して、コンピュータ制御式監視および制御システムに伝送される。
いくつかの実施形態では、培養キャビネットは、インキュベータキャビネットが滅菌された後、閉鎖されてシールされると、無菌性を保存する、窓、ドア、または開口部を含む。いくつかの実施形態では、インキュベータキャビネットの各シールは、閾値レベルの圧力(例えば、最大1atm)まで気密である。いくつかの実施形態では、ガスケットが、所望のレベルのシール能力を確実にするために提供される。一般に、「ガスケット」は、概して、圧縮下にある間、2つの物体間の漏出を防止するために、2つの物体間の空間を充填する、機械的シールとして理解される。ガスケットは、一般に、ガスケットペーパー、ゴム、シリコーン、金属、コルク、フェルト、ネオプレン、ニトリルゴム、ガラス繊維、またはプラスチックポリマー(ポリクロロトリフルオロエチレン等)等のシート材料から切断することによって生成される。多くの場合、ガスケットは、変形し、任意の若干の不規則性を含むために設計される空間を緊密に充填可能であるように、ある程度の降伏を提供する材料から作製されることが望ましい。いくつかの実施形態では、ガスケットは、適切に機能するために、シーラントのガスケット表面への直接塗布と併用されることができる。いくつかの実施形態では、ガスケット材料は、二酸化炭素またはオゾンと反応しない独立気泡ネオプレンフォームを含むことができる。
本明細書に開示されるインキュベータは、典型的には、1つまたはそれを上回るアイテムを、例えば、インキュベータ内の第1の場所から第2の場所に移動させるために、1つまたはそれを上回る移送デバイスを含む。いくつかの実施形態では、1つまたはそれを上回るアイテムは、1つまたはそれを上回る細胞培養容器である。他の実施形態では、1つまたはそれを上回るアイテムは、1つまたはそれを上回る細胞培養容器の保守のために有用であって、限定ではないが、ピペット、毛細管、液体(例えば、細胞培養培地)、栄養素、および他の材料を含む。いくつかの実施形態では、移送デバイスは、ロボットアームを含む。いくつかの実施形態では、ロボットアームは、インキュベータキャビネットの内側表面(例えば、内壁、基部等)に沿って種々の方向に延設されるレールまたはコンベヤに沿って移動し得る、インキュベータキャビネット内のプラットフォームを含む。いくつかの実施形態では、インキュベータキャビネットは、1つを上回る(例えば、2、3、4、または5つ、またはそれを上回る)ロボットアームとともに構成され、器具のスループットを増加させ、ロボットアームのうちの1つの故障の場合、冗長性を提供してもよい。
本明細書に提供されるインキュベータは、センサ、環境制御システム、ロボット等を含む、いくつかの構成要素を含み、これは、コンピュータ、プロセッサ、マイクロコントローラ、または他のコントローラの指示でともに動作してもよい。構成要素は、例えば、移送デバイス(例えば、ロボットアーム)、液体取扱デバイス、培養容器を送達するための送達システム、インキュベータキャビネットへもしくはそこからの開示されるピペット先端または他の構成要素に取り付けられるマニピュレータ、インキュベータキャビネットの温度および他の環境側面を制御するための環境制御システム、ドア動作システム、撮像または検出システム、および細胞培養アッセイシステムを含んでもよい。
ある実施形態では、本明細書に提供されるインキュベータは、インキュベータキャビネット内の高スループットスクリーニング(HTS)を可能にするように構成される。いくつかの実施形態では、HTSは、最大で、例えば、100,000化合物/日の試験を指す。いくつかの実施形態では、スクリーニングアッセイは、マルチウェルフォーマット、例えば、96-ウェル、384-ウェルフォーマット、または1,536-ウェルフォーマットで実施されてもよく、自動化されたプロトコルを使用して実施されることができる。そのような高スループットアッセイでは、1日で数千個の異なる化合物または組成物をスクリーニング可能である。特に、マイクロタイタープレートの各ウェルは、選択された試験化合物に対して別個のアッセイを起動するために使用されることができる、または濃度もしくはインキュベーション時間効果が観察されるべき場合、複数のウェルが、単一化合物の試験サンプルを含むことができる。1日あたり多くのプレートをアッセイすることが可能であって、最大約6,000、20,000、50,000、または100,000個を上回る異なる化合物のためのアッセイスクリーニングが、アッセイを使用して可能である。典型的には、本明細書に説明されるアッセイのHTS実装は、自動化の使用を伴う。いくつかの実施形態では、1つまたはそれを上回るロボットアームを含む、統合されたロボットシステムが、化合物、細胞、および/または試薬添加、混合、インキュベーション、および最後に、読取または検出のために、複数のアッセイステーション間でアッセイマイクロプレートを輸送する。いくつかの側面では、HTSアッセイは、多くのプレートを同時に調製、インキュベート、および分析することを含み、データ収集プロセスをさらに加速させてもよい。
Claims (59)
- ピペットチップであって、
内部容積を画定し、第1の端部と、第2の端部とを有する、本体であって、前記第1の端部は、前記ピペットチップの中および外に液体を通過させるように配列され、前記第2の端部は、ピペットへの取り付けのために配列される、本体と、
前記本体に密閉して取り付けられる、ブラダであって、前記ブラダは、前記内部容積内に配置された圧潰された構成の膜嚢であって、前記嚢を横断して印加される圧力勾配に応答して、所定の体積の液体を、前記第1の端部を通して前記嚢の中に引き込み、かつそこから排出するように配列される、膜嚢を含む、ブラダと、
前記ピペットの前記本体内の、印加される圧力に応答して前記ブラダを受容するピペットシェルであって、前記ピペットシェルはピペットシェル本体を含み、前記ブラダは前記印加される圧力に応答して前記ピペットシェル本体に引き込まれるように構成され、前記ピペットシェルは堅性な材料で作製される、ピペットシェルと
を備える、ピペットチップ。 - 前記ブラダは、前記本体の内部容積内に配置可能である、請求項1に記載のピペットチップ。
- 前記ブラダは、第1の側と、第2の側とを有し、前記第1の側は、前記ピペットチップ本体の第1の端部に面し、前記負の圧力勾配は、前記第2の側で真空引きすることによって生成される、請求項1に記載のピペットチップ。
- 前記ブラダは、前記本体の第1および第2の端部の一方において前記本体に取り付けられる、請求項1に記載のピペットチップ。
- 前記ブラダは、前記本体の第1の端部と第2の端部との間の場所において前記本体に取り付けられる、請求項1に記載のピペットチップ。
- 前記ピペットシェルが、前記ピペットチップ本体に除去可能に取り付け可能である、請求項1に記載のピペットチップ。
- 前記ブラダは、少なくとも部分的に前記内部容積の外側に配置されるように膨張可能である、請求項1に記載のピペットチップ。
- 前記ピペットシェルが、前記ブラダの容積と少なくとも等しい容積を有する、請求項1に記載のピペットチップ。
- 前記ブラダは、前記ブラダの第1の側と前記本体の第1の端部との間に画定される第1のコンパートメントを、前記ブラダの第2の側と前記ピペットとの間に画定される第2のコンパートメントから密閉する、請求項1に記載のピペットチップ。
- 前記ブラダは、前記第1のコンパートメントの中に引き込まれた液体が前記第2のコンパートメントに入るのを妨げる、請求項9に記載のピペットチップ。
- 前記嚢は、その周囲において前記本体に恒久的に取り付けられる、請求項1に記載のピペットチップ。
- 第2のピペットチップは、
第2の内部容積を画定し、第3の端部と、第4の端部とを有する、第2の本体であって、前記第3の端部は、前記第2のピペットチップの中および外に液体を通過させるように配列され、前記第4の端部は、ピペットへの取り付けのために配列される、第2の本体と、前記第2の本体に密閉して取り付けられる、第2のブラダと、
を備え、前記第1および第2のピペットチップは、入れ子式である、第2のピペットチップと組み合わせられる、請求項1に記載のピペットチップ。 - 前記第2のブラダは、第2の内部容積内に配置可能である、請求項12に記載のピペットチップ。
- 前記ピペットは、前記ピペットチップ本体の第2の端部に取り付けられる、ピペットと組み合わせられる、請求項1に記載のピペットチップ。
- 第1の印加圧力に応答して、前記ブラダは、前記本体の第1の端部から離れる方向に移動し、前記ピペットチップの中に所定の体積の液体を引き込むように配列される、請求項1に記載のピペットチップ。
- 第2の印加圧力に応答して、前記ブラダは、前記本体の第1の端部に向かった方向に移動し、前記ピペットチップの外に所定の体積の液体を移送するように配列される、請求項15に記載のピペットチップ。
- 前記ピペットチップの中に引き込まれる前記液体の体積は、前記第1の印加圧力の大きさに比例する、請求項15に記載のピペットチップ。
- 液体移送システムであって、
内部容積を画定し、第1の端部と、第2の端部とを有する、本体であって、前記第1の端部は、ピペットチップであって、前記ピペットチップの中および外に液体を通過させるように配列され、前記第2の端部は、ピペットへの取り付けのために配列される、本体と、前記本体に密閉して取り付けられる、ブラダとを有し、前記ブラダは、前記内部容積内に配置された圧潰された構成の膜嚢であって、前記嚢を横断して印加される圧力勾配に応答して、所定の体積の液体を、前記第1の端部を通して前記嚢の中に引き込み、かつそこから排出するように配列される、膜嚢を含む、ピペットチップと、
前記ピペットの前記本体内の、印加される圧力に応答して前記ブラダを受容するピペットシェルであって、前記ピペットシェルはピペットシェル本体を含み、前記ブラダは前記印加される圧力に応答して前記ピペットシェル本体に引き込まれるように構成され、前記ピペットシェルは堅性な材料で作製される、ピペットシェルと、
前記ピペットチップに取り付けられる、ピペットであって、前記ブラダを横断して圧力勾配を生成し、前記ピペットチップの中および外に所定の体積の液体を移送するように配列される、ピペットと、
を備える、液体移送システム。 - 前記嚢は、前記本体の内部容積内に配置可能であり、それに恒久的に取り付けられる、請求項18に記載の液体移送システム。
- 前記ブラダおよび前記内部容積の少なくとも一部は、所定の体積の液体を収容するように配列され、前記ブラダの第1の側は、収容される液体の体積に暴露される、請求項18に記載の液体移送システム。
- 前記ブラダの第2の対向する側は、前記ピペットに暴露される、請求項20に記載の液体移送システム。
- 前記ピペットシェルは、前記ピペットチップおよび前記ピペットチップ本体の一方に除去可能に取り付け可能である、請求項18に記載の液体移送システム。
- 前記ピペットチップの第2の端部は、前記ピペットに取り付けられる、請求項18に記載の液体移送システム。
- 前記ピペットチップは、前記ピペットへの圧入またスナッブ嵌合のうちの少なくとも1つにある、請求項23に記載の液体移送システム。
- ピペットチップであって、
内部容積を画定し、第1の端部と、第2の端部とを有する、本体であって、前記第1の端部は、前記ピペットチップの中および外に液体を通過させるように配列され、前記第2の端部は、ピペットへの取り付けのために配列される、本体と、
前記本体に密閉して取り付けられる、ブラダであって、前記ブラダは、前記内部容積内に配置された圧潰された構成の膜嚢であって、前記嚢を横断して印加される圧力勾配に応答して、所定の体積の液体を、前記第1の端部を通して前記嚢の中に引き込み、かつそこから排出するように配列される、膜嚢を含む、ブラダと、
前記ピペットの前記本体内の、印加される圧力に応答して前記ブラダを受容するピペットシェルであって、前記ピペットシェルはピペットシェル本体を含み、前記ブラダは前記印加される圧力に応答して前記ピペットシェル本体に引き込まれるように構成され、前記ピペットシェルは堅性な材料で作製される、ピペットシェルと、
を備える、ピペットチップ。 - 前記嚢は、前記本体に恒久的に取り付けられる、請求項25に記載のピペットチップ。
- 前記ブラダの第2の側は、前記ピペットチップに取り付け可能なピペットに暴露される、請求項26に記載のピペットチップ。
- 前記ブラダは、前記ブラダの第1の側と前記本体の第1の端部との間に画定される第1のコンパートメントと、前記ブラダの第2の側と前記ピペットとの間に画定される第2のコンパートメントとの間にシールを提供する、請求項27に記載のピペットチップ。
- 前記第2のコンパートメントは、前記ピペットチップの中に前記液体の体積を引き込むための第1の印加圧力、および前記ピペットチップから前記液体の体積を排出するための第2の印加圧力のうちの少なくとも一方を受容するように配列される、請求項28に記載のピペットチップ。
- 前記第1の圧力は、前記ブラダに真空を印加する、負圧である、請求項29に記載のピペットチップ。
- 前記第2の圧力は、正圧である、請求項29に記載のピペットチップ。
- 前記液体の体積は、前記ブラダの容積と、前記本体の内部容積の少なくとも一部の容積との合計未満またはそれに等しい、請求項25に記載のピペットチップ。
- 前記ピペットチップの中に引き込まれる前記液体の体積は、前記第1の印加圧力に比例し、前記ピペットチップから排出される前記液体の体積は、前記第2の印加圧力に比例する、請求項28に記載のピペットチップ。
- 液体移送システムであって、
内部容積を画定し、第1の端部と、第2の端部とを有する、本体であって、前記第1の端部は、ピペットチップであって、前記ピペットチップの中および外に液体を通過させるように配列され、前記第2の端部は、マニピュレータへの取り付けのために配列される、本体と、前記本体に密閉して取り付けられる、ブラダとを有し、ここで、前記ブラダは、前記内部容積内に配置された圧潰された構成の膜嚢であって、前記嚢を横断して印加される圧力勾配に応答して、所定の体積の液体を、前記第1の端部を通して前記嚢の中に引き込み、かつそこから排出するように配列される、膜嚢を含む、ピペットチップと、
前記嚢を横断して圧力勾配を生成し、前記ピペットチップの中または外に液体の所定の体積を移送するように配列される、マニピュレータと、
前記ピペットの前記本体内の、印加される圧力に応答して前記ブラダを受容するピペットシェルであって、前記ピペットシェルはピペットシェル本体を含み、前記ブラダは前記印加される圧力に応答して前記ピペットシェル本体に引き込まれるように構成され、前記ピペットシェルは堅性な材料で作製される、ピペットシェルと、
を備える、液体移送システム。 - 前記嚢は、前記本体に恒久的に取り付けられる、請求項34に記載の液体移送システム。
- 前記ピペットチップは、前記マニピュレータに除去可能に取り付け可能である、請求項34に記載の液体移送システム。
- 前記ピペットチップは、前記マニピュレータのへのスナッブ嵌合または圧入のうちの少なくとも1つにある、請求項36に記載の液体移送システム。
- 前記マニピュレータは、前記ブラダに圧力を印加し、前記ピペットチップの本体の外に前記液体の体積の少なくとも一部を移送するように配列される、請求項34に記載の液体移送システム。
- 内部容積を画定し、第3の端部と、第4の端部とを有する、第2の本体であって、前記第3の端部は、第2のピペットチップであって、前記第2のピペットチップの中および外に液体を通過させるように配列され、前記第4の端部は、マニピュレータへの取り付けのために配列される、第2の本体と、前記第2の本体に密閉して取り付けられる、第2のブラダとを有する、第2のピペットチップをさらに備える、請求項34に記載の液体移送システム。
- 前記第2のブラダは、前記第2の本体の内部容積内に配置可能である、請求項39に記載の液体移送システム。
- 前記マニピュレータは、前記第2のブラダを横断して圧力勾配を生成し、前記第2の本体の第3の端部の中および外に液体の第2の体積を移送するように配列される、請求項39に記載の液体移送システム。
- 前記第1および第2の体積は、同一の細胞培養容器の外に移送される、請求項41に記載の液体移送システム。
- 前記液体の第1の体積は、第1の細胞培養容器の外に移送され、前記液体の第2の体積は、第2の細胞培養培地の外に移送される、請求項41に記載の液体移送システム。
- 細胞培養インキュベータであって、
1つまたはそれを上回る細胞培養容器内での細胞のインキュベーションのための内部チャンバを備える、インキュベータキャビネットと、
外部環境から前記内部チャンバへの、ドア開口部と、
前記内部チャンバ内の前記細胞を撮像するように配列される、撮像機と、
前記内部チャンバ内の前記1つまたはそれを上回る細胞培養容器内の前記細胞を操作するための、マニピュレータであって、前記内部チャンバ内の前記1つまたはそれを上回る細胞培養容器の中または外に前記細胞を含む培地の第1の体積を移送するように構成される、少なくとも1つのピペットを備える、マニピュレータと、
前記ピペットと流体連通しているピペットチップであって、内部容積を画定し、第1の端部と、第2の端部とを有する、本体であって、前記第1の端部は、前記ピペットチップの中および外に所定の体積の液体を移送するように配列され、前記第2の端部は、マニピュレータへの取り付けのために配列される、本体と、前記本体に密閉して取り付けられる、ブラダとを有し、ここで、前記ブラダは、前記内部容積内に配置された圧潰された構成の膜嚢であって、前記嚢を横断して印加される圧力勾配に応答して、所定の体積の液体を、前記第1の端部を通して前記嚢の中に引き込み、かつそこから排出するように配列される、膜嚢を含む、ピペットチップと、
前記ピペットの前記本体内の、印加される圧力に応答して前記ブラダを受容するピペットシェルであって、前記ピペットシェルはピペットシェル本体を含み、前記ブラダは前記印加される圧力に応答して前記ピペットシェル本体に引き込まれるように構成され、前記ピペットシェルは堅性な材料で作製される、ピペットシェルと、
前記内部チャンバ内の場所間で、前記1つまたはそれを上回る細胞培養容器を移動させるための、細胞培養容器移送デバイスと、
を備え、前記マニピュレータは、前記ブラダに圧力を印加し、前記ピペットチップの中または外に前記細胞を含む培地の第1の体積を移送する、細胞培養インキュベータ。 - 前記マニピュレータは、前記ブラダに第1の圧力を印加し、前記本体の第1の端部から離れる方向に前記ブラダを移動させ、前記ピペットチップの中に前記培地の第1の体積を移送する、請求項44に記載の細胞培養インキュベータ。
- 前記嚢は、前記本体に恒久的に取り付けられる、請求項44に記載の細胞培養インキュベータ。
- 前記ピペットチップの中または外に移送される前記培地の第1の体積は、前記ブラダに印加される前記圧力の大きさに比例する、請求項46に記載の細胞培養インキュベータ。
- 前記マニピュレータは、前記ブラダに第2の圧力を印加し、前記本体の第1の端部に向かう方向に前記ブラダを移動させ、前記ピペットチップの外に前記培地の第1の体積を排出する、請求項47に記載の細胞インキュベータ。
- 前記内部チャンバ内の前記1つまたはそれを上回る細胞培養容器の中もしくは外に、細胞を含む培地の第2の体積を移送するための第2のピペットチップであって、前記第2のチップは、内部容積を画定し、第3の端部と、第4の端部とを有する、第2の本体であって、前記第3の端部は、前記第2のピペットチップの中および外に液体を移送するように配列され、前記第4の端部は、マニピュレータへの取り付けのために配列される、第2の本体と、前記本体に密閉して取り付けられる、第2のブラダとを有する、第2のピペットチップをさらに備える、請求項44に記載の細胞培養インキュベータ。
- 前記第2のブラダは、前記第2の本体の内部容積内に配置可能である、請求項49に記載の細胞培養インキュベータ。
- 前記第1および第2の体積は、前記同一の細胞培養容器の外に移送される、請求項49に記載の細胞培養インキュベータ。
- 前記第1の体積は、第1の細胞培養容器の外に移送され、前記第2の体積は、前記第2の細胞培養容器の外に移送される、請求項49に記載の細胞培養インキュベータ。
- ピペットチップを分与するためのカートリッジであって、
筐体と、
前記筐体内に配置される、2つまたはそれを上回るピペットチップであって、前記ピペットチップはそれぞれ、内部容積を画定し、第1の端部と、第2の端部とを有する、本体であって、前記第1の端部は、前記ピペットチップの中および外に液体を通過させるように配列され、前記第2の端部は、ピペットへの取り付けのために配列される、本体と、前記本体に密閉して取り付けられる、ブラダとを含み、前記2つまたはそれを上回るピペットチップは、入れ子式であり、ここで、前記ブラダは、前記内部容積内に配置された圧潰された構成の膜嚢であって、前記嚢を横断して印加される圧力勾配に応答して、所定の体積の液体を、前記第1の端部を通して前記嚢の中に引き込み、かつそこから排出するように配列される、膜嚢を含む、2つまたはそれを上回るピペットチップと、
前記ピペットの前記本体内の、印加される圧力に応答して前記ブラダを受容するピペットシェルであって、前記ピペットシェルはピペットシェル本体を含み、前記ブラダは前記印加される圧力に応答して前記ピペットシェル本体に引き込まれるように構成され、前記ピペットシェルは堅性な材料で作製される、ピペットシェルと、
を備える、カートリッジ。 - 前記2つまたはそれを上回るピペットチップは、第1のピペットチップと、第2のピペットチップとを含み、前記第1のピペットチップは、前記第2のピペットチップの上部で入れ子になっている、請求項53に記載のカートリッジ。
- 前記第1のピペットチップの本体は、前記第1のピペットチップが前記第2のピペットチップ上にスタックされると、前記第2のピペットチップのブラダに隣接する、請求項54に記載のカートリッジ。
- ピペットチップの中または外に所定の体積の液体を移送する方法であって、
請求項1に記載のピペットチップのブラダを横断して第1の圧力勾配を印加するステップであって、所定の体積の液体を前記本体の第1の端部を介して前記ピペットチップの中に引き込ませるステップを含む、方法。 - 前記ピペットチップのブラダを横断して第2の圧力勾配を印加するステップであって、所定の体積の液体を前記本体の第1の端部を介して前記ピペットチップから排出させるステップをさらに含む、請求項56に記載の方法。
- 前記第1の圧力勾配を印加するステップは、前記第1の端部から前記第2の端部に向かってかつ前記ブラダを横断して指向される、負の圧力勾配を印加することを含む、請求項56に記載の方法。
- 前記第2の圧力勾配を印加するステップは、前記第1の端部から前記第1の端部に向かってかつ前記ブラダを横断して指向される、正の圧力勾配を印加するステップを含む、請求項57に記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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