JP7338585B2 - 結合導体線の被膜剥離方法および被膜剥離装置 - Google Patents

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Description

本発明は、結合導体線を構成する被膜導体線を導通可能にするために、結合導体線の外部被膜及び、被膜導体線同士の接着部の接着被膜を必要な部分のみ除去加工する結合導体線の被膜剥離方法および被膜剥離装置に関する。
例えば車載用モータのステータに使用される巻線として、断面矩形状をなす平角導線が使用されるようになってきている。平角導線を短尺のセグメントコイルとして構成し、ステータに組み付けた後でセグメントコイルの端部同士を溶接して繋いでいる。ところが、平角導線は導線1本当たりの断面積が大きいため、モータ回転数が大きくなり周波数が大きくなった場合には、渦電流の発生により巻線損失が大きくなるという問題がある。
これに対し、複数の導線を一体化した結合導体線が提案されている。すなわち、セグメントコイルとして、複数の導線によって構成された結合導体線を用いることで、渦電流の影響を抑制することができる。
ところで、結合導体線を導通可能にするため、また、結合導体線同士の溶接時の不純物をなくすためには、導体線の被膜を必要な部分だけ除去する加工が必要である。例えば、特許文献1に記載の被膜導体線の被膜剥離方法では、断面矩形状をなす被膜導体線の第1から第4の側面に対して、その各側面と略平行な面において被膜導体線の軸方向と直交する方向に切削刃を移動することにより、被膜と導体線の一部を除去するようにしていた。
特開2002-209319号公報
導線が一本で構成される場合には、上記特許文献1に記載のように外部被膜を切削するのみで良いが、複数の導線(以下、「素線」ともいう)が一本化されてなる結合導体線の場合、結合導体線全体の外部被膜に加え、素線同士の接着部における被膜を剥がす必要がある。この接着部の被膜についても上記方法で同様に切削していると、別工程として多大な工数が必要となり、生産性が悪化するという問題が生じていた。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、結合導体線を構成する被膜導体線の剥離において、生産性を悪化させることなく接着被膜を効率的に剥離することが可能な結合導体線の被膜剥離方法および被膜剥離装置を提供することにある。
本発明による回転機用結合導体線の被膜剥離方法では、略四角形の断面を有し直線状に延びる少なくとも2本の被膜導体線(1,2)が並設状態で接着されて、その外周に外部被膜(3)を有して構成される1本の結合導体線(4)において、外部被膜及び、被膜導体線の接着部の接着被膜(5)を部分的に剥離する。
被膜剥離方法は、外部被膜剥離工程(S101)と、スライド工程(S102)と、仮開き工程(S103)と、本開き工程(S104)と、接着被膜切削工程(S105)と、形状戻し工程(S106)と、を含む。
外部被膜剥離工程では、外部被膜を剥離する。スライド工程では、被膜導体線が直線状に延びる長手方向に垂直な断面で見たとき、被膜導体線の並設方向と直交する方向を直交方向とすると、外部被膜剥離工程の後、接着部の被膜導体線を直交方向に相対的にスライドさせる。仮開き工程は、スライド工程の後、接着部の直交方向の一方側端部を、被膜導体線が並設方向に離間するように開く。
本開き工程では、先端に開き成形部(41)及び開き成形部の他端側に形成される切削部(58)を有し直交方向に往復動可能なパンチ(31)と、パンチに対向して設けられ、パンチの往動作に伴いパンチが往復動するライン(L)から離れる開方向にスライドし、パンチの復動作に伴いラインに近づく閉方向にスライドするようにパンチに連動し、ラインを中心に並設方向に開閉動作が可能なスライドダイ(32)と、が用いられ、仮開き工程の後、仮開きされた一方側端部から挿入されるパンチの往動作に伴い、接着部の一方側端部から他方側端部までの全部において被膜導体線が離間するように、開き成形部により被膜導体線を開き成形する。
接着被膜切削工程では、本開き工程の後、開状態で停止したスライドダイにより被膜導体線の形状を保持しつつ、パンチのさらなる往動作に伴い、切削部により接着被膜を切削する。形状戻し工程では、接着被膜切削工程の後、パンチの復動作に連動してスライドダイがパンチ側へ閉動作することにより、開き成形した被膜導体線を元の直線状態に押し戻す。本開き工程、接着被膜切削工程、および形状戻し工程は、パンチの一往復の動作で連続して行われる。
この結合導体線の被膜剥離方法によれば、外部被膜剥離工程、スライド工程、仮開き工程、本開き工程、接着被膜切削工程、形状戻し工程の各工程を含み、結合導体線の外部被膜及び接着被膜を部分的に剥離する。外部被膜が剥離された後、接着被膜が剥離される。接着被膜の剥離は、スライド工程、仮開き工程、本開き工程、接着被膜切削工程、形状戻し工程の各工程を経て行われる。そして、本開き工程、接着被膜切削工程、および形状戻し工程は、パンチの一往復の動作で連続して行われるため、例えば外部被膜を有する一本の銅線の剥離と比較しても、大きく生産性を悪化させることなく接着被膜を効率的に剥離することができる。
また、スライド工程および仮開き工程により、接着部の接着力が弱まっており、次の本開き工程でパンチが接着部へ挿入されるときの入口が形成されるため、本開き工程でのパンチの接着部への挿入が容易となり、作業効率を向上させることができる。
本発明による回転機用結合導体線の被膜剥離装置は、略四角形の断面を有し直線状に延びる少なくとも2本の被膜導体線(1,2)が並設状態で接着されて、外周に外部被膜(3)を有して構成される1本の結合導体線(4)において、被膜導体線の接着部の接着被膜(5)を部分的に剥離するための装置である。この被膜剥離装置は、パンチ(31)と、スライドダイ(32)と、を備える。
パンチは、先端に開き成形部(41)及び開き成形部の他端側に形成される切削部(58)を有し、被膜導体線が直線状に延びる長手方向に垂直な断面で見たとき、被膜導体線の並設方向と直交する方向である直交方向に往復動可能である。スライドダイは、パンチに対向して設けられ、パンチの往動作に伴いパンチが往復動するライン(L)から離れる開方向にスライドし、パンチの復動作に伴いラインに近づく閉方向にスライドするようにパンチに連動し、ラインを中心に並設方向に開閉動作が可能である。この被膜剥離装置によれば、上記の結合導体線の被膜剥離方法と同様に、生産性を悪化させることなく接着被膜を効率的に剥離することができる。
本実施形態において対象となる結合導体線を示す斜視図である。 図1に示す結合導体線において、一部の外部被膜が除去された状態を示す斜視図である。 本実施形態の結合導体線の被膜剥離方法を実施する設備ラインを模式的に示す図である。 本実施形態の結合導体線の被膜剥離方法における工程をフローチャートに示す図である。 (a)~(c)は、スライド工程について説明する断面図である。 仮開き工程について説明する断面図であり、(a)は仮開き前の初期状態を示し、(b)は仮開き完了時の状態を示す。 仮開き完了後の結合導体線を示す断面図である。 本開き工程および接着被膜切削工程について説明する断面図であり、(a)は本開き工程開始前の状態を示し、(b)は本開き工程開始時の状態を示し、(c)は接着被膜切削工程完了時の状態を示す。 パンチの全体形状を示す斜視図である。 本開き工程時の状態を示す断面図である。 スライドダイを構成する第1スライド部材を示す斜視図である。 開き工程時におけるパンチと結合導体線のみを示す斜視図である。 その他の実施形態によるパンチおよび結合導体線の開き形状を示す斜視図であり、(a)は結合導体線のみを示し、(b)はパンチと結合導体線を示す。 その他の実施形態によるパンチおよび結合導体線の開き形状を示す斜視図であり、(a)は結合導体線のみを示し、(b)はパンチと結合導体線を示す。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。
〈第1実施形態〉
[構成]
本発明の第1実施形態の結合導体線の被膜剥離方法および被膜剥離装置について、図1~図12を参照しつつ説明する。本実施形態の被膜剥離方法は、図1、図2に示すように、2本の銅線1,2が並設状態で接着されて、その外周に外部被膜3を有して構成される1本の結合導体線4に適用される。2本の銅線1,2は、薄い皮膜で覆われており、長手方向の接着部は接着された状態である。銅線1,2は、「被膜導体線」に相当する。
結合導体線4は、第1銅線1、第2銅線2、外部被膜3、接着被膜5を有している。外部被膜3と接着被膜5は、共に絶縁層である。本実施形態の結合導体線4は、車載用モータ(回転機)のステータコアに使用される回転機用結合導体線である。図示しないステータコアのスロットに、結合導体線4が配置されて導体線同士を接合することでコイルが形成される。以下、銅線1,2が直線状に延びる長手方向に垂直な断面で見たとき、銅線1,2の並設方向(図1に示す左右方向)と直交する方向を直交方向(図1に示す上下方向)とする。
銅線1,2は、断面略四角形状をなす平角銅線である。結合導体線4は、銅線1,2の断面において長手辺となる面を互いに接着されて、断面略四角形状をなす1本の導体線として形成されている。本実施形態の結合導体線4の剥離方法では、結合導体線4の外部被膜3及び、2本の銅線1,2の接着部の接着被膜5を、図2に示すように部分的に剥離する。
剥離方法を実施する剥離工程ライン10は、図3に示すように、上流から順に、アンコイラ11、真直送り機構部12、縦方向剥離部13、横方向剥離部14、仮開き部15、接着被膜剥離部16、および切断部17を備えている。
アンコイラ11は、ドラムに巻き付いた結合導体線4を巻き出して供給する材料巻出装置である。図3に示すように、アンコイラ11は、図示しないモータにより駆動され、アンコイラ11から巻き出された結合導体線4は、真直送り機構部12に供給される。真直送り機構部12を通過した結合導体線4は、以下、縦方向剥離部13、横方向剥離部14、仮開き部15、接着被膜剥離部16、および切断部17に順次送られる。
上記剥離工程ライン10で実施される被膜剥離方法は、図4に示すように、外部被膜剥離工程S101、スライド工程S102、仮開き工程S103、本開き工程S104、接着被膜切削工程S105、形状戻し工程S106、および切断工程S107を主に含んでいる。外部被膜剥離工程S101は、縦方向剥離部13および横方向剥離部14にて実施される。スライド工程S102及び仮開き工程S103は、仮開き部15にて実施される。本開き工程S104、接着被膜切削工程S105、および形状戻し工程S106は、接着被膜剥離部16にて実施される。接着被膜剥離部16を通過した結合導体線4は、一部の外部被膜3および接着被膜5が除去された状態であり、切断部17にて、製品規格に併せたサイズに切断される。
以下、各工程について説明する。外部被膜剥離工程S101では、結合導体線4の外部被膜3が切削される。まず、縦方向剥離部13において、図示しないカッター機構とラックプレスにより、結合導体線4の縦部分に相当する2面に対しカッターを移動させることで、2面の外部被膜3を切削する。そして、横方向剥離部14において、同様のカッター機構とラックプレスにより、結合導体線4の横部分に相当する2面に対しカッターを移動させることで、2面の外部被膜3を切削する。
外部被膜剥離工程S101の後には、接着被膜5を剥離する工程に移行する。以下説明するスライド工程S102から、仮開き工程S103、本開き工程S104、接着被膜切削工程S105、形状戻し工程S106までの一連の工程を経て、銅線1,2同士の接着部の被膜5が除去される。
まず、スライド工程S102について説明する。スライド工程S102では、外部被膜剥離工程S101の後、接着部の銅線1,2を直交方向に互いに相対的にスライドさせる。図5(a)~(c)に示すように、スライド工程S102では、ラックプレスが有する第1チャック部21の隙間22に第1銅線1が把持され、ラックプレスが有する第2チャック部23の隙間24に第2銅線2が把持される。各チャック部21,23は、各銅線1,2を保持した状態で相対的にスライドする。このときのスライド量は、0.5mm程度である。
まず、図5(a)に示すように、第1チャック部21は矢印A1に示す上方向に移動し、第2チャック部23は矢印A1とは逆方向の矢印A2に示す下方向に移動し、図5(b)に示す状態となる。このとき、第1銅線1は第2銅線2より上にある。次いで、図5(b)に示すように、第1チャック部21は、先ほどの移動方向であるA1とは逆方向の矢印A3の下方向に移動する。第2チャック部23も、同様に先ほどの移動方向であるA2とは逆方向の矢印A4の上方向に移動し、図5(c)に示す状態となる。このとき、第1銅線1は第2銅線2より下にある。
そして、再び、第1チャック部21は矢印A1に示す上方向に移動し、第2チャック部23は矢印A2に示す下方向に移動し、最終的には初期状態の図5(a)の状態となる。すなわち、各チャック部21,23で各銅線1,2を保持して、直交方向においてお互いに反対方向にずらし、元の形状に戻す。なお、この一連の各チャック部21,23の相対移動により、銅線1,2の接着部は、部分的に面剥離した状態となるが、接着部の銅線1,2同士が完全に離間した状態とはなっておらず、接着力が弱まった状態となっている。
次に、仮開き工程S103について説明する。仮開き工程S103は、スライド工程S102の後、図6に示すように、接着部における銅線1,2の直交方向の上端部(一方側端部に相当)が並設方向において互いに離間するように開く工程である。図6(a)、(b)に示すように、ラックプレスが有するベース26と各可動ブロック27,28とにより、銅線1,2の上下を挟んで接着部の上部を開く。第1可動ブロック27に第1銅線1が保持され、第2可動ブロック28に第2銅線2が保持される。各ブロック27,28は、矢印A5,A6に示すように、互いに離間する方向へ駆動され、各ブロック27,28に保持された銅線1,2は、上端部が完全に引き剥がされて離間する。なお、この仮開き工程S103では、図7に示すように、離間した上端部が外部被膜3の幅より出ない範囲で仮開きされる。
次に、本開き工程S104、接着被膜切削工程S105、および形状戻し工程S106について説明する。本開き工程S104、接着被膜切削工程S105、および形状戻し工程S106は、同一のラックプレス30により、連続的に実施される。まず、これらの各工程S104,S105,S106で用いられるラックプレス30の構成について説明する。図8に示すように、ラックプレス30は、パンチ31、スライドダイ32、パンチガイド33、ダイガイド34、およびベース35を主に備えている。なお、図8では、パンチガイド33に設けられるスプリング等の部材については省略して簡潔に図示している。また、切削時に発生する切粉をエアーで吹き飛ばす図示しない切粉除去機構を有している。ラックプレス30は、「被膜剥離装置」に相当する。
図8、図9、図10の各図に示すように、パンチ31は、先端が先細の略棒状をなし、先端から順に、開き成形部41、中間軸部42、および大軸部43を同軸上に有している。開き成形部41は、先端にいくほど先が細く、軸方向に垂直な断面が略菱形をなしている。開き成形部41は、並設方向の幅W1(図10参照)が長手方向の長さW2よりも小さく形成されている。
パンチ31は、菱形形状の中心C(図10参照)と長手方向を通る平面に対して対称形状をなしている。開き成形部41は、略菱形形状をなす基準面44(図9参照)と、基準面44の外周から下方へ連続して形成される側面51,52,53,54,55,56(図10参照)と、を主に有している。基準面44は、中間軸部42との境界段部に位置した平坦な面であり、成形時には、菱形形状の長い方の対角線が銅線1,2の長手方向に一致するようにして、パンチ31は銅線1,2間に挿入される。
側面51,52,53,54,55,56は、第1側面51から周方向に順に、第2側面52、第3側面53、第4側面54、第5側面55、および第6側面56を有して構成されている。各側面51,52,53,54,55,56は、いずれも下方先端に頂点を位置させた略三角形状をなしている。これら6つの側面51,52,53,54,55,56が基準面44から下方へ連続して、下方へ向かうほど基準面44の中心方向へ近づくように傾斜しており、開き成形部41の全体形状が先細になるように形成されている。
第1側面51、第3側面53、第4側面54、および第6側面56はいずれも同じ大きさである。第1側面51と基準面44との交線と、第4側面54と基準面44との交線とは、成形時において銅線1,2の長手方向に対して所定角度(20度程度)をなし互いに平行である。第3側面53と基準面44との交線と、第6側面56と基準面44との交線とは、長手方向に対して所定角度(20度程度)をなし互いに平行である。これら第1側面51、第3側面53、第4側面54、および第6側面56の4つの面により、軸方向に垂直な断面形状が略菱形形状となっている。
第2側面52は、第1側面51と第3側面53との間に位置し、基準面44との交線は銅線1,2の長手方向に略平行である。第5側面55は、第4側面54と第6側面56との間に位置し、基準面44との交線は銅線1,2の長手方向に略平行である。第2側面52と第5側面55の基準面44との交線の長手方向長さは、第1,3,4,6側面と基準面44との交線に比べて短く、4分の1程度である。
図9に示すように、開き成形部41の先端には、長手方向のラインから上方へ広がるように2面を面取りされたガイド部61が形成されている。ガイド部61は、パンチ31が開き成形部41から滑らかに銅線1,2間へ挿通するように案内する。なお、第1側面51と第6側面56との接続部であって、長手方向の端部に位置する部位には、面取り部62が形成されている。この面取り部62の幅は、概ね、結合導体線4の1本の幅と同じになっている。図示は省略するが、第3側面53と第4側面54との接続部にも同様の面取り部が形成されている。
中間軸部42は、開き成形部41の基準面44側に接続している軸状の部位である。中間軸部42の軸方向に垂直な面における断面積は、基準面44より小さく、大軸部43よりも細くなっている。すなわち、中間軸部42の軸方向断面の形状は、開き成形部41および大軸部43の軸方向断面の形状よりも小さくなっている。中間軸部42の外周に切粉溜部57が形成される。大軸部43は、中間軸部42において開き成形部41とは反対側の端部に接続している。大軸部43の、軸方向に垂直な断面形状は、基準面44と略同一であるが、基準面44より若干大きい。切削部58は、大軸部43において中間軸部42側の端縁(下端縁)に形成され、接着部に当接して接着被膜5を切削することが可能である。
パンチ31は、その上方に配置される図示しない回転カム機構部に接続されている。回転カム機構の駆動により、パンチガイド33にガイドされた状態でパンチ31は往復動ラインL(図8参照)に沿って往復動する。パンチ31は、パンチガイド33においてパンチ31と同軸に形成されるパンチ挿入孔63を往復動可能となっている。回転カムの1回転により、パンチ31は、図8(a)に示すセット時の上死点から、図8(c)に示す下死点までの間を1往復する。
スライドダイ32は、パンチ31の下方に対向して配置されるブロック部材であり、第1スライド部材64と第2スライド部材65とを備えている。スライドダイ32は、ベース35上に設けられている。第1スライド部材64は、並設方向の一方側に設けられている。第2スライド部材65は、第1スライド部材64に対して往復動ラインLを挟んで対向するように、第1スライド部材64の他方側に設けられている。スライドダイ32は、パンチ31に連動し、往復動ラインLを中心に並設方向に開閉動作が可能である。各スライド部材64,65は、パンチ31の往動作に伴い、往復動ラインLから離れる開方向にスライドし、パンチ31の復動作に伴い往復動ラインLに近づく閉方向にスライドする。
各スライド部材64,65は、常時閉方向に付勢されており、パンチ31の下降に伴って、付勢力に抗して移動し開状態となる。所定量の開状態で図示しないストッパにより停止するようになっている。開状態では、結合導体線4は逃げないようにスライドダイ32によって四方から保持され、切削部58による切削が実施される。
図11に示すように、第1スライド部材64の往復動ラインL側には、第1銅線保持部67が形成されている。第1銅線保持部67は、第1スライド部材64の上面から断面L字状に切り欠いて形成されている。第1銅線保持部67には、第1銅線1が載置される。同様に、第2スライド部材65の往復動ラインL側には、第2銅線保持部が形成されている。第2銅線保持部の構成は、第1銅線保持部67と対称であって同様である。第2銅線保持部には、第2銅線2が載置される。
また、保持部67の下面部であって、往復動ラインL側の対向面には、なだらかに外側へ凹んだ凹部68が形成されている。この凹部68は、パンチ31が挿入されたときのパンチ31の逃げ部として機能する。凹部68の両端には直線部69が形成されている。図8(a)に示すように、セット時の閉状態であるときには、第1スライド部材64の直線部69と、第2スライド部材65の直線部とは当接する。この状態で、第1銅線保持部67と第2銅線保持部とにより、結合導体線4を挿入可能な空間が形成される。
次に、上記ラックプレス30による、本開き工程S104、接着被膜切削工程S105、および形状戻し工程S106の作動について図8および図12を参照して説明する。図12は、本開き工程S104時における状態を示す斜視図であり、分かりやすくするため、パンチ31と結合導体線4のみを図示している。本開き工程S104は、接着部の一方側端部(図8における上端部)から他方側端部(図8における下端部)までの全部が離間するように、開き成形部41により結合導体線4を開き成形する。接着被膜切削工程S105は、接着被膜剥離部16により接着被膜5を切削する。形状戻し工程S106は、開き成形した結合導体線4を、菱形形状から元の直線状態に押し戻す。
図8(a)に示すように、結合導体線4がセットされる初期状態では、パンチ31は、上死点の位置にある。また、スライドダイ32は閉状態であり、第1スライド部材64と第2スライド部材65との対向面間(第1銅線保持部67と第2銅線2保持部とにより形成される空間)に、仮開き工程S103を経た結合導体線4が挿入される。このとき、第1銅線1は第1スライド部材64の第1銅線保持部67上に位置する。第2銅線2は第2スライド部材65の第2銅線保持部上に位置する。
この状態で、回転カムが駆動されると、パンチ31が往方向(図8において下側)へ下降する。このとき、パンチ31の開き成形部41は、その先端が、まず結合導体線4の一方側端部に当接する。一方側端部は、前工程の仮開き工程S103により一度離間しているため、パンチ31は先端部からなめらかに銅線1,2間を挿通する。図8(b)から図8(c)の状態となる前までの間で、パンチ31の開き成形部41は、銅線1,2間を完全に挿通し、これにより本開き工程S104が完了する。本開き工程S104が完了した段階で、銅線1,2は、略菱形形状の間隔で離間している。
本開き工程S104後、さらにパンチ31が下死点まで下降する過程で、接着被膜切削工程S105が実施される。切削工程時には、ダイガイド34(図10参照)とスライドダイ32とによって、銅線1,2の略菱形形状が維持される。そして、この状態で、パンチ31がさらに下降することで、切削部58が接着部に当接しながら下降し、接着被膜5は切削される。本開き工程S104後、図8(c)までの間で、接着被膜切削工程S105が完了する。
接着被膜5の切削により生じた切粉は、切粉溜部57に一時的に溜まる。図8(c)に示すように、接着被膜切削工程S105が完了したとき、図示しない切粉除去機構が駆動されて、図中の矢印A9に示すように、発生した切粉はエアーでパンチ31から吹き飛ばされる。
下死点まで下降したパンチ31は、今度は上昇し、このパンチ31の復動作に連動して、スライドダイ32は閉方向に移動する。そして、図8(a)に示す初期のセット状態と同様の状態に戻る。パンチ31が銅線1,2より上方まで上昇したときには、菱形形状に開き成形された銅線1,2は、スライドダイ32の閉動作に伴い、スライドダイ32により往復動ラインL側へ押されて、元の直線状態に復帰する。
上記詳述したように、本開き工程S104、接着被膜切削工程S105、および形状戻し工程S106は、ラックプレス30により、パンチ31の一往復の動作で連続して行われる。形状戻し工程S106の後は、切断工程S107において、外部被膜3と接着被膜5とが除去された銅線1,2が、切断部17により製品規格に併せたサイズに切断される。
[効果]
(1)例えば、結合導体線4ではなく、一本の銅線の外部被膜の剥離であれば、外部被膜剥離工程S101のみで良く、接着被膜5を剥離するスライド工程S102~形状戻し工程S106までの各工程は不要である。結合導体線4の場合は接着被膜5を剥離する必要があるため、当然、単数の銅線剥離に比べて工程数が多くなり生産性が悪化することが懸念される。
しかし、上記実施形態の被膜剥離方法および被膜剥離装置では、接着被膜5を剥離するための一連の工程S102~S106のうち、本開き工程S104~形状戻し工程S106までは、共通のラックプレス30により、パンチ31の一往復の動作で連続して行われる。このため、必要最小限の工程増加ですみ、結合導体線4を構成する銅線1,2の剥離において、生産性を悪化させることなく接着被膜5を効率的に剥離することができる。また、一本の銅線の外部被膜を剥離する既存の設備に対して、仮開き部15及び接着被膜剥離部16を追加するだけで良く、大きく設備を変更させることなく銅線1,2の接着部を剥離する設備を構築することができる。また、パンチ31は、1往復するだけの単純動作であり回転カム機構にて作動されるため高速加工が可能で、量産工法として最適である。
(2)上記実施形態では、本開き工程S104の前工程として、スライド工程S102と仮開き工程S103を設けている。これらの工程S102、S103を経ることで、次の本開き工程S104でパンチ31が接着部へ挿入されるときの入口が形成されるため、本開き工程S104でのパンチ31の接着部への挿入が容易となる。
(3)また、仮開き工程S103の前にスライド工程S102を設けており、仮開き工程S103時には、接着部の銅線1,2同士の接着力が弱まった状態となっている。このため、仮開き工程S103において、ラックプレスの各可動ブロック27,28およびベース26で各銅線1,2をホールドする保持力を小さくできる。銅線1,2は細くホールドする面積も小さいため、各チャック部21,23による保持力が大きいと銅線1,2に傷が付いてしまうが、本実施形態によれば、こうした傷や打痕が銅線1,2に残ることを抑制することができる。
(4)上記実施形態では、パンチ31の軸方向に垂直な断面が略菱形形状をなしており、本開き工程S104において、2本の銅線1,2を、往復動の方向から見たとき、略菱形形状をなすように開く。このように、菱形形状にすることで、例えば長方形状に変形させる場合と比べて、形状変形量を小さく抑えることができ、後の形状戻し工程S106で銅線1,2を直線形状に戻しやすい。
(5)上記実施形態では、パンチ31の軸方向に垂直な断面が、並設方向の幅W1が長手方向の長さW2よりも小さい略菱形形状をなしている。このため、スライドダイ32のスライド量を小さくでき、装置全体をコンパクトにできる。
(6)上記実施形態のパンチ31は、開き成形部41より軸方向断面の形状が大きい大軸部43を有し、大軸部43の先端側の縁に切削部58が形成されている。そして、大軸部43と開き成形部41との間に同軸上に、開き成形部41および大軸部43よりも軸方向断面の形状が小さい中間軸部42が形成されている。このため、パンチ31の往動作内で大軸部43が接着被膜5に接触することで切削部58により接着被膜5を容易に切削することができる。また、軸方向断面の形状が小さく形成された中間軸部42の外周が切粉溜部57として機能するため、この切粉溜部57に切削で生じた切粉が溜まり、エアーで簡単に切粉を除去することができる。
〈他の実施形態〉
上記実施形態では、2本の銅線1,2を、往復動の方向から見たとき、略菱形形状をなすように開き成形したが、図13(a)に示すように、長手方向に長い略長方形状をなすようにしても良い。この場合、図13(b)に示すように、パンチ71の形状は、軸方向断面が対応する略長方形状をなすように形成される。
さらに、図14(a)に示すように、円形状をなすように成形しても良い。この場合、図14(b)に示すように、パンチ72の形状は軸方向断面が対応する円形状をなすように形成され、例えば開き成形部73は円錐形状に形成される。
上記実施形態では、2本の銅線1,2が接着された結合導体線4としたが、3本以上の複数の銅線が接着されて構成される結合導体線としても良い。この場合、外部被膜3を剥離した後、スライド工程S102~形状戻し工程S106までの各工程を、複数の接着部に対して順に実施しても良い。例えば、4本の銅線が2×2の配置で接着されて形成される結合導体線であれば、十字をなす2箇所の接着部のうち、1箇所に対してまずスライド工程S102~形状戻し工程S106を実施し、次いで、もう1箇所に対してスライド工程S102~形状戻し工程S106を実施するようにしても良い。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
1,2 ・・・銅線(被膜導体線)
3 ・・・外部被膜
4 ・・・結合導体線
5 ・・・接着被膜
30 ・・・ラックプレス(被膜剥離装置)
31 ・・・パンチ
32 ・・・スライドダイ
S101 ・・・外部被膜剥離工程
S102 ・・・スライド工程
S103 ・・・仮開き工程
S104 ・・・本開き工程
S105 ・・・接着被膜切削工程
S106 ・・・形状戻し工程

Claims (6)

  1. 略四角形の断面を有し直線状に延びる少なくとも2本の被膜導体線(1,2)が並設状態で接着されて、外周に外部被膜(3)を有して構成される1本の結合導体線(4)において、前記外部被膜及び、前記被膜導体線の接着部の接着被膜(5)を部分的に剥離する回転機用結合導体線の被膜剥離方法であって、
    前記外部被膜を剥離する外部被膜剥離工程(S101)と、
    前記被膜導体線が直線状に延びる長手方向に垂直な断面で見たとき、前記被膜導体線の並設方向と直交する方向を直交方向とすると、前記外部被膜剥離工程の後、前記接着部の前記被膜導体線を前記直交方向に相対的にスライドさせるスライド工程(S102)と、
    前記スライド工程の後、前記接着部の前記直交方向の一方側端部を、前記被膜導体線が前記並設方向に離間するように開く仮開き工程(S103)と、
    先端に開き成形部(41)及び前記開き成形部の他端側に形成される切削部(58)を有し前記直交方向に往復動可能なパンチ(31)と、前記パンチに対向して設けられ、前記パンチの往動作に伴い前記パンチが往復動するライン(L)から離れる開方向にスライドし、前記パンチの復動作に伴い前記ラインに近づく閉方向にスライドするように前記パンチに連動し、前記ラインを中心に前記並設方向に開閉動作が可能なスライドダイ(32)と、が用いられ、前記仮開き工程の後、仮開きされた前記一方側端部から挿入される前記パンチの往動作に伴い、前記接着部の前記一方側端部から他方側端部までの全部において前記被膜導体線が離間するように、前記開き成形部により前記被膜導体線を開き成形する本開き工程(S104)と、
    前記本開き工程の後、開状態で停止した前記スライドダイにより前記被膜導体線の形状を保持しつつ、前記パンチのさらなる往動作に伴い、前記切削部により前記接着被膜を切削する接着被膜切削工程(S105)と、
    前記接着被膜切削工程の後、前記パンチの復動作に連動して前記スライドダイが前記パンチ側へ閉動作することにより、開き成形した前記被膜導体線を元の直線状態に押し戻す形状戻し工程(S106)と、
    を含み、
    前記本開き工程、前記接着被膜切削工程、および前記形状戻し工程は、前記パンチの一往復の動作で連続して行われる結合導体線の被膜剥離方法。
  2. 前記本開き工程では、前記往復動の方向から見たとき、開かれた被膜導体線によって形成される形状が略菱形形状をなす請求項1に記載の結合導体線の被膜剥離方法。
  3. 略四角形の断面を有し直線状に延びる少なくとも2本の被膜導体線(1,2)が並設状態で接着されて、外周に外部被膜(3)を有して構成される1本の結合導体線(4)において、前記被膜導体線の接着部の接着被膜(5)を部分的に剥離するための回転機用結合導体線の被膜剥離装置であって、
    先端に開き成形部(41)及び前記開き成形部の他端側に形成される切削部(58)を有し、前記被膜導体線が直線状に延びる長手方向に垂直な断面で見たとき、前記被膜導体線の並設方向と直交する方向である直交方向に往復動可能なパンチ(31)と、
    前記パンチに対向して設けられ、前記パンチの往動作に伴い前記パンチが往復動するライン(L)から離れる開方向にスライドし、前記パンチの復動作に伴い前記ラインに近づく閉方向にスライドするように前記パンチに連動し、前記ラインを中心に前記並設方向に開閉動作が可能なスライドダイ(32)と、
    を備える被膜剥離装置。
  4. 前記開き成形部は、軸方向断面が略菱形形状をなし、先端が先細形状に形成されている請求項3に記載の被膜剥離装置。
  5. 前記開き成形部は、前記並設方向の幅(W1)が前記長手方向の長さ(W2)よりも小さく形成されている請求項4に記載の被膜剥離装置。
  6. 前記パンチは、
    前記開き成形部と、
    前記開き成形部より軸方向断面の形状が大きい大軸部(43)と、
    前記開き成形部と前記大軸部との間に同軸上に形成され、前記開き成形部および前記大軸部よりも軸方向断面の形状が小さい中間軸部(42)と、
    を有し、前記切削部は、前記大軸部において前記中間軸部側の縁に形成されている請求項3~請求項5のうちいずれか一項に記載の被膜剥離装置。
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