JP7338543B2 - 分割導体セグメントおよび電動機 - Google Patents
分割導体セグメントおよび電動機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7338543B2 JP7338543B2 JP2020074583A JP2020074583A JP7338543B2 JP 7338543 B2 JP7338543 B2 JP 7338543B2 JP 2020074583 A JP2020074583 A JP 2020074583A JP 2020074583 A JP2020074583 A JP 2020074583A JP 7338543 B2 JP7338543 B2 JP 7338543B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- sleeve
- conductor
- conductor segment
- divided
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/64—Electric machine technologies in electromobility
Landscapes
- Organic Insulating Materials (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
- Windings For Motors And Generators (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Description
本実施の形態の分割導体セグメントは、例えば電動機の固定子コイルを構成するものである。以下では、分割導体構造を有する分割導体セグメントの端部を他の導体に電気的に接続する際、分割導体セグメントの導電部の側面に設けられた段差に合わせた段差を有する接続材を用いることで、分割導体セグメントの接続信頼性を向上させることについて説明する。
以下に、図1~図8を用いて、本実施の形態の分割導体セグメントの態様について説明する。図1は、本実施の形態の分割導体セグメントを備えた固定子の斜視図である。図2は、本実施の形態の分割導体セグメントを備えた固定子の一部を示す断面図である。図3は、本実施の形態の分割導体セグメントの斜視図である。図4は、本実施の形態の分割導体セグメントの拡大斜視図である。図5は、本実施の形態の分割導体セグメントの横断面図である。図6は、本実施の形態の分割導体セグメントの斜視図である。図7は、本実施の形態の分割導体セグメントの端部を示す断面図である。図8は、本実施の形態の分割導体セグメントの端部を示す斜視図である。
分割導体セグメントを他の導体(相手材)に接続する際には、導体から成る接続材を分割導体セグメントに溶接などにより接続することが考えられる。分割導体セグメントが、複数の素線と、それらを囲んで束ねる導体であるスリーブとにより構成される場合、スリーブと、スリーブから露出させた各素線とのそれぞれを、相手材に電気的に接続する必要がある。これは、スリーブおよび各素線を相手材に電気的に接続しなければ、固定子コイルを構成する絶縁電線に分割導体構造を採用した利点を得られなくなるためである。すなわち、固定子コイルを利用する際、分割導体セグメントを構成する各導体に電流を流すことで、表皮効果の低減、および、渦電流損の低減を実現することができる。
図7では、素線1の延在方向において、素線1の端部の外側に接続材10を示していなかったが、図9に示すように、分割導体セグメント5が嵌合する接続材10の開口部の内壁に、さらに段差11bを設けてもよい。図9は、本実施の形態の変形例1である分割導体セグメントの端部を示す断面図である。
図7では、接続材10を1つの導体により構成することについて説明したが、図10に示すように、接続材10は2つの導体により構成されていてもよい。図10は、本実施の形態の変形例2である分割導体セグメントの端部を示す断面図である。
図7~図10では、内壁に段差を有する接続材を用いることについて説明したが、図11に示すように、接続材20は、分割導体セグメント5の端部の段差11aに合わせて、曲げ加工が施されていてもよい。図11は、本実施の形態の変形例3である分割導体セグメントの端部を示す断面図である。
図7~図11では、分割導体セグメントと相手材とを電気的に接続するために、接続材を用いることについて説明したが、図12に示すように、接続材を用いず、分割導体セグメント5の端部同士を直接接続させてもよい。図12は、本実施の形態の変形例3である分割導体セグメントの端部を示す斜視図である。
図13は、本実施形態に係る電動機(回転電機)40の断面図である。電動機40は、固定子9と、固定子9を保持するハウジング50と、回転子31と、を備えている。
1A 第1部分
1B 第2部分
2 被膜
3 スリーブ
4 絶縁層
5 分割導体セグメント
6 素線部
7 導電部
9 固定子
10 接続材
12 ステータコア
Claims (9)
- 延在する分割導体セグメントであって、
複数の素線部を有する導電部と、
前記導電部の外周を覆う導電体から成るスリーブと、
前記スリーブの外周を覆う絶縁層と、
延在方向の端部から順に位置する第1部分および第2部分と、
を有し、
複数の前記素線部のそれぞれは、導電体から成る素線と、前記素線の外周に形成された絶縁被膜とを有し、
前記第1部分では、前記素線が露出し、
前記第1部分と隣接する前記第2部分では、前記スリーブが露出している、分割導体セグメント。 - 延在方向の端部に電気的に接続された接続材を備えた分割導体セグメントであって、
複数の素線部を有する導電部と、
前記導電部の外周を覆う導電体から成るスリーブと、
前記スリーブの外周を覆う絶縁層と、
前記延在方向の前記端部から順に位置する第1部分および第2部分と、
を有し、
複数の前記素線部のそれぞれは、導電体から成る素線と、前記素線の外周に形成された絶縁被膜とを有し、
前記第1部分では、前記素線が露出し、
前記第1部分と隣接する前記第2部分では、前記スリーブが露出し、
前記第1部分と前記第2部分との間の前記スリーブおよび前記絶縁被膜から成る積層部の、前記延在方向における端部は、第1段差を構成し、
前記接続材は、前記第1部分の前記素線の側面と、前記第2部分の前記スリーブの側面とに接続された第1導体により構成され、
前記接続材は、前記第1段差に対応する第2段差を有する、分割導体セグメント。 - 請求項1または2に記載の分割導体セグメントにおいて、
前記第1部分では、互いに隣り合う前記素線同士の間に前記絶縁被膜が設けられている、分割導体セグメント。 - 請求項1~3のいずれか1項に記載の分割導体セグメントにおいて、
横断面において、前記素線の断面積は、前記スリーブの断面積より大きく、
前記延在方向において、前記第1部分の長さは、前記第2部分の長さより長い、分割導体セグメント。 - 請求項1~4のいずれか1項に記載の分割導体セグメントにおいて、
前記絶縁被膜は、有機シラン膜から成る、分割導体セグメント。 - 請求項2に記載の分割導体セグメントにおいて、
前記分割導体セグメントの短手方向において、前記第1部分に接する前記接続材の厚さは、前記第2部分に接する前記接続材の厚さより厚い、分割導体セグメント。 - 請求項2または6に記載の分割導体セグメントにおいて、
前記接続材の一部は、前記延在方向において、前記素線の外側に位置している、分割導体セグメント。 - 請求項2、6または7のいずれか1項に記載の分割導体セグメントにおいて、
前記接続材は、
前記第2部分の前記スリーブの側面に接続された第2導体と、
前記第2導体と前記素線との間に設けられ、前記第1部分の前記素線の側面に接続された第3導体と、
を有する、分割導体セグメント。 - 請求項1~8のいずれか1項に記載の分割導体セグメントを複数備えた固定子を有する、電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020074583A JP7338543B2 (ja) | 2020-04-20 | 2020-04-20 | 分割導体セグメントおよび電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020074583A JP7338543B2 (ja) | 2020-04-20 | 2020-04-20 | 分割導体セグメントおよび電動機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021175204A JP2021175204A (ja) | 2021-11-01 |
JP7338543B2 true JP7338543B2 (ja) | 2023-09-05 |
Family
ID=78280065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020074583A Active JP7338543B2 (ja) | 2020-04-20 | 2020-04-20 | 分割導体セグメントおよび電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7338543B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2024113938A (ja) * | 2023-02-10 | 2024-08-23 | 株式会社デンソー | 巻線界磁ロータ、巻線界磁ロータの製造方法 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4321426A (en) | 1978-06-09 | 1982-03-23 | General Electric Company | Bonded transposed transformer winding cable strands having improved short circuit withstand |
JP5928255B2 (ja) | 2012-08-31 | 2016-06-01 | ブラザー工業株式会社 | 制御装置及び画像形成システム |
JP2017130330A (ja) | 2016-01-20 | 2017-07-27 | 古河電気工業株式会社 | 端子付き電線、ワイヤハーネス |
JP2019140796A (ja) | 2018-02-09 | 2019-08-22 | 古河電気工業株式会社 | セグメントコイル用分割導体 |
WO2019176254A1 (ja) | 2018-03-12 | 2019-09-19 | 古河電気工業株式会社 | 集合導線、集合導線の製造方法およびセグメントコイル |
WO2019176500A1 (ja) | 2018-03-12 | 2019-09-19 | 古河電気工業株式会社 | 集合導線、分割導体、これを用いたセグメントコイル及びモータ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5928255U (ja) * | 1982-08-12 | 1984-02-22 | 株式会社東芝 | 回転電機の絶縁線輪 |
-
2020
- 2020-04-20 JP JP2020074583A patent/JP7338543B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4321426A (en) | 1978-06-09 | 1982-03-23 | General Electric Company | Bonded transposed transformer winding cable strands having improved short circuit withstand |
JP5928255B2 (ja) | 2012-08-31 | 2016-06-01 | ブラザー工業株式会社 | 制御装置及び画像形成システム |
JP2017130330A (ja) | 2016-01-20 | 2017-07-27 | 古河電気工業株式会社 | 端子付き電線、ワイヤハーネス |
JP2019140796A (ja) | 2018-02-09 | 2019-08-22 | 古河電気工業株式会社 | セグメントコイル用分割導体 |
WO2019176254A1 (ja) | 2018-03-12 | 2019-09-19 | 古河電気工業株式会社 | 集合導線、集合導線の製造方法およびセグメントコイル |
WO2019176500A1 (ja) | 2018-03-12 | 2019-09-19 | 古河電気工業株式会社 | 集合導線、分割導体、これを用いたセグメントコイル及びモータ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021175204A (ja) | 2021-11-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5453770B2 (ja) | 回転電機の固定子およびその製造方法 | |
JP3275839B2 (ja) | 車両用交流発電機 | |
JP5140389B2 (ja) | 回転電機用の固定子、及びこれを用いた回転電機 | |
JP6299729B2 (ja) | 回転電機ステータ | |
KR100908523B1 (ko) | 모터 | |
EP3214732B1 (en) | Stator for rotary electric machine | |
US20120223599A1 (en) | Stator for electric rotating machine and manufacturing method of the same | |
JP4461590B2 (ja) | 車両用交流発電機 | |
JP2017163666A (ja) | ステータ用巻線およびステータ | |
US11996749B2 (en) | Armature | |
JP2009131092A (ja) | 回転電機の固定子および回転電機 | |
JP5402671B2 (ja) | 回転電機の固定子 | |
JP7338543B2 (ja) | 分割導体セグメントおよび電動機 | |
CN111492566A (zh) | 定子的制造方法 | |
JP2006187164A (ja) | 回転電機 | |
WO2023047760A1 (ja) | 電機子及びモータ | |
JP2021097539A (ja) | ステータ、回転電機及びステータの製造方法 | |
JP6080964B2 (ja) | 回転電機の固定子 | |
JP2019140796A (ja) | セグメントコイル用分割導体 | |
US11050317B2 (en) | Rotary electric machine and manufacturing method thereof | |
JP2021111999A (ja) | モータ | |
JP2016158346A (ja) | 回転電機の固定子、及びこれを備えた回転電機 | |
JP4476199B2 (ja) | 回転電機の固定子 | |
WO2024185548A1 (ja) | 回転電機用ステータ及び回転電機用ステータの製造方法 | |
JP2013183567A (ja) | 導体セグメント及び導体セグメントを用いた回転電機固定子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221014 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230719 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230725 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230807 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7338543 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |