JP7338383B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP7338383B2
JP7338383B2 JP2019182047A JP2019182047A JP7338383B2 JP 7338383 B2 JP7338383 B2 JP 7338383B2 JP 2019182047 A JP2019182047 A JP 2019182047A JP 2019182047 A JP2019182047 A JP 2019182047A JP 7338383 B2 JP7338383 B2 JP 7338383B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
retainer
terminal
wall portion
insertion opening
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019182047A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021057314A (ja
Inventor
隆吉 遠藤
英二 川部
光 直井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
I Pex Inc
Original Assignee
Dai Ichi Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Ichi Seiko Co Ltd filed Critical Dai Ichi Seiko Co Ltd
Priority to JP2019182047A priority Critical patent/JP7338383B2/ja
Priority to DE102020125083.5A priority patent/DE102020125083A1/de
Priority to CN202011038975.5A priority patent/CN112600014B/zh
Publication of JP2021057314A publication Critical patent/JP2021057314A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7338383B2 publication Critical patent/JP7338383B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4361Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion
    • H01R13/4362Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion comprising a temporary and a final locking position
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/502Bases; Cases composed of different pieces
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/422Securing in resilient one-piece base or case, e.g. by friction; One-piece base or case formed with resilient locking means
    • H01R13/4223Securing in resilient one-piece base or case, e.g. by friction; One-piece base or case formed with resilient locking means comprising integral flexible contact retaining fingers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4361Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

本発明は、コネクタに関する。
特許文献1には、リテーナ挿入口が形成されたコネクタハウジングと、コネクタハウジング内に収容される端子と、リテーナ挿入口に挿入されるリテーナとを備えたコネクタが開示されている。作業者は、このコネクタを組み立てる場合、先ず、端子をコネクタハウジング内に収容する。次に、リテーナを押し込むことで、コネクタハウジング内において、リテーナの機能に基づいて端子を係止する。この係止により、端子は、コネクタハウジングから引き抜き困難な状態で、コネクタハウジング内に収容され、コネクタの組み立てが完了する。
特許第3890955号公報
特許文献1に記載のコネクタにおいては、コネクタの組み立てが完了する前、例えば、コネクタ部品の運搬時等に、外部から予期せぬ力がリテーナに加わることがある。この場合に、その力により、リテーナ挿入口からリテーナが押し込まれてしまうおそれがある。そうすると、コネクタの組立ての作業者は、コネクタの組み立て開始前に、リテーナを押し込みから戻す必要がある。結果として、コネクタの組立ての作業効率が低下するおそれがある。
本発明は、上述の事情の下になされたもので、コネクタの組立ての作業効率を向上させることを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の第1の観点に係るコネクタは、
端子が収容される内部の空間に向けて前記端子を挿入するための端子挿入口と、前記内部の空間に通じるリテーナ挿入口と、前記リテーナ挿入口が設けられている面であるリテーナ挿入面と、が形成されているハウジング本体と、
前記リテーナ挿入口から挿入されて、前記内部の空間に収容された前記端子を前記ハウジング本体に固定するリテーナと、
を備え、
前記リテーナ挿入口の周囲には、前記リテーナ挿入面から外方に向けて突出すると共に、前記端子挿入口から前記端子が挿入される方向である第1方向に交差し、且つ、前記リテーナ挿入口に前記リテーナが挿入される方向である第2方向に交差する第3方向に沿って設けられている第1壁部分が形成され
前記リテーナは、撓み可能な第1アームと、前記第1アームに設けられ、前記ハウジング本体に係止することにより、前記リテーナを前記内部の空間に配置する第1固定用係止部と、を有し、
前記リテーナ挿入口は、前記リテーナが前記リテーナ挿入口に挿入される際に、前記第1アームが通過する第1アーム通過口を含んで構成されている
前記リテーナ挿入口の周囲には、前記リテーナ挿入面から外方に向けて突出すると共に、前記第1方向に沿って設けられている第2壁部分が形成されていてもよい。
前記第1アーム通過口の周囲には、前記リテーナ挿入面から外方に向けて突出する第3壁部分が形成されていてもよい。
前記第1アームは、前記第3方向における前記リテーナの一方の端部に設けられると共に、前記第1方向に撓み可能に設けられ、
前記リテーナは、前記第3方向における前記リテーナの他方の端部に設けられると共に前記第1方向に撓み可能な第2アームと、前記第2アームに設けられ、前記ハウジング本体に係止することにより、前記リテーナを前記内部の空間に配置する第2固定用係止部と、を有し、
前記リテーナ挿入口は、前記リテーナが前記リテーナ挿入口に挿入される際に、前記第2アームが通過する第2アーム挿入口を含んで構成されていてもよい。
前記第2アーム挿入口の周囲には、前記リテーナ挿入面から外方に向けて突出する第4壁部分が形成されていてもよい。
前記第3壁部分と前記第4壁部分との間には、間隙が形成されていてもよい。
前記リテーナは、前記端子に係止する端子用係止部を有し、前記端子用係止部が前記内部の空間に収容された前記端子に係止しない第1位置と、前記端子用係止部が前記内部の空間に収容された前記端子に係止する第2位置との間を移動可能に前記内部の空間に配置されていてもよい。
前記リテーナには、前記第2方向に直交する面であると共に、ユーザが押圧操作をするための押圧面が形成され、
前記第1壁部分は、前記リテーナが前記第1位置に配置されている際の前記押圧面の位置と同じ位置まで突出していてもよい。
本発明の第2の観点に係るコネクタは、
端子が収容される内部の空間に向けて前記端子を挿入するための端子挿入口と、前記内部の空間に通じるリテーナ挿入口と、前記リテーナ挿入口が設けられている面であるリテーナ挿入面と、が形成されているハウジング本体と、
前記リテーナ挿入口から挿入されて、前記内部の空間に収容された前記端子を前記ハウジング本体に固定するリテーナと、
を備え、
前記リテーナ挿入口の周囲には、前記リテーナ挿入面から外方に向けて突出すると共に、前記端子挿入口から前記端子が挿入される方向である第1方向に交差し、且つ、前記リテーナ挿入口に前記リテーナが挿入される方向である第2方向に交差する第3方向に沿って設けられている第1壁部分が形成され、
前記リテーナは、前記端子に係止する端子用係止部を有し、前記端子用係止部が前記内部の空間に収容された前記端子に係止しない第1位置と、前記端子用係止部が前記内部の空間に収容された前記端子に係止する第2位置との間を移動可能に前記内部の空間に配置され、
前記リテーナには、前記第2方向に直交する面であると共に、ユーザが押圧操作をするための押圧面が形成され、
前記第1壁部分は、前記リテーナが前記第1位置に配置されている際の前記押圧面の位置と同じ位置まで突出している。
前記第1壁部分には、前記リテーナの挿入を容易化する切欠きが形成されていてもよい。
本発明の第3の観点に係るコネクタは、
端子が収容される内部の空間に向けて前記端子を挿入するための端子挿入口と、前記内部の空間に通じるリテーナ挿入口と、前記リテーナ挿入口が設けられている面であるリテーナ挿入面と、が形成されているハウジング本体と、
前記リテーナ挿入口から挿入されて、前記内部の空間に収容された前記端子を前記ハウジング本体に固定するリテーナと、
を備え、
前記リテーナ挿入口の周囲には、前記リテーナ挿入面から外方に向けて突出すると共に、前記端子挿入口から前記端子が挿入される方向である第1方向に交差し、且つ、前記リテーナ挿入口に前記リテーナが挿入される方向である第2方向に交差する第3方向に沿って設けられている第1壁部分が形成され、
前記第1壁部分には、前記リテーナの挿入を容易化する切欠きが形成されている。
本発明においては、リテーナ挿入口の周囲には、第1壁部分が形成されている。このため、外部から予期せぬ力がコネクタに加わった場合においても、第1壁部分が、予期せぬ力に起因するリテーナの押し込みを抑制する。結果的に、コネクタの組立ての作業効率を向上させることができる。
本発明の実施の形態1に係るコネクタユニットの分解斜視図である。 コネクタの斜視図である。 コネクタの平面図である。 リテーナが第2位置に位置する場合の図3のA-A断面の斜視図である。 図4で示したハウジング本体から端子を取り外した分解斜視図である。 ハウジング本体及びリテーナの斜視図である。 コネクタの側面図である。 (A)は、リテーナが第1位置に位置する場合の図7のB-B断面図である。(B)は、リテーナが第2位置に位置する場合の図7のB-B断面図である。 (A)は、リテーナが第1位置に位置する場合の図7のC-C断面図である。(B)は、リテーナが第2位置に位置する場合の図7のC-C断面図である。 (A)は、リテーナの斜視図(その1)である。(B)は、リテーナの側面図である。(C)は、リテーナの斜視図(その2)である。 リテーナが第1位置に位置する場合の図3のA-A断面の斜視図である。 リテーナ挿入口の構成を説明するための図である。 壁部の構成を説明するための図である。 第3壁部分の構成を説明するための図である。 第4壁部分の構成を説明するための図である。 変形例1に係るコネクタの壁部の構成を説明するための図である。 変形例2に係るコネクタの壁部の構成を説明するための図である。 変形例3に係るコネクタの壁部の構成を説明するための図である。 変形例4に係るコネクタの壁部の構成を説明するための図である。 変形例5に係るコネクタの壁部の構成を説明するための図である。 変形例6に係るコネクタの壁部の構成を説明するための図である。 変形例7に係るコネクタの壁部の構成を説明するための図である。 変形例8に係るコネクタの壁部の構成を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態に係るコネクタ1及びコネクタ1を備えるコネクタユニット100について、図1~図15を参照して説明する。なお、理解を容易にするために、相互に直交するXYZ座標を設定し、適宜参照する。XYZ座標のY軸方向は、図1に示すように、コネクタ1において、ハウジング本体10に端子30が挿入される第1方向D1と同一の方向である。X軸方向は、ハウジング本体10のリテーナ挿入口13にリテーナ20が挿入される第2方向D2と同一の方向である。Z軸方向は、第1方向D1及び第2方向D2の双方向に直交する方向である。
コネクタユニット100は、例えば、自動車部品としての車載用コネクタである。コネクタユニット100は、コネクタ1と、コネクタ1に嵌合する相手コネクタ200とを備える。
相手コネクタ200は、コネクタ1に嵌合する嵌合対象である。相手コネクタ200は、絶縁性の素材からなるハウジング201と、導電性の素材からなる複数の雌端子と、ハウジングの+Z側の面に設けられた係止部202とを備える。
ハウジング201の内部には、端子を収容する空間である端子収容室が形成されている。ハウジング201は、その端子収容室に、図示しない雌端子が収容されている。
相手コネクタ200の雌端子は、導電性の板が折り曲げられることにより形成されている。導電性の素材としては、例えば、銅、銅合金等が用いられる。当該雌端子は、接続対象の雄端子を受入れ可能な筒状の本体部と、筒状の本体部の内部に配置されているアーチ状の弾性板と、電線203が接続される圧着部とを有する。弾性板には、雄端子と接触する接点部が設けられている。弾性板は、雄端子と接触することにより、撓み可能に形成されている。
係止部202は、相手コネクタ200が、コネクタ1に形成されている嵌合穴10aに挿入されると、ハウジング本体10の嵌合穴10a内に設けられている被係止部10bに係止する。この係止により、ハウジング201は、コネクタ1のハウジング本体10から引抜きが困難に嵌合すると共に、相手コネクタ200の雌端子が、コネクタ1の端子30に接触して電気的に接続される。
コネクタ1は、図2~図4に示すように、ハウジング本体10と、リテーナ20と、端子30と、壁部50とを備える。
ハウジング本体10は、上述の嵌合穴10aが形成され、Y軸方向を長手方向とする略直方体の部材である。ハウジング本体10は、例えば、樹脂などの絶縁性の素材からなる。このハウジング本体10には、端子挿入口11と、リテーナ挿入面12と、リテーナ挿入口13とが形成されている。また、ハウジング本体10の内部には、図5に示すように、端子収容室14と、リテーナ挿入空間15とが形成されている。
端子挿入口11は、端子収容室14に向けて端子30を第1方向D1に挿入して、端子収容室14に端子30を収容するための開口である。端子挿入口11は、ハウジング本体10の+Y側の後端面に設けられている。端子挿入口11は、端子30の本数に合わせて、ハウジング本体10の後端面に8つ設けられている。
リテーナ挿入面12は、図2及び図6に示すように、リテーナ挿入口13が設けられている面である。リテーナ挿入面12は、YZ平面に平行な面であり、ハウジング本体10の+X側の側端面の一部として設けられている。
リテーナ挿入口13は、図3に示すように、リテーナ挿入空間15に通じていると共に、リテーナ挿入空間15を介して、複数の端子収容室14に通じている。リテーナ挿入口13からは、リテーナ20が第2方向D2に挿入される。
端子収容室14は、図5に示すように、ハウジング本体10の内部に形成されている空間であり、端子30を収容する。端子収容室14は、ハウジング本体10の正面から視て(+Y方向に視て)、4列2段の合計8室形成されている。Z軸方向における上段の端子収容室14及び下段の端子収容室14は、上下対称に形成されていると共に、8室の端子収容室14は、端子30の形状に対応して、全て同サイズ及び同形状に形成されている。
図7は、コネクタ1の側面図である。また、図8及び図9は、リテーナ20が後述する第1位置又は第2位置に位置する場合の図7のB-B断面図、図7のC-C断面図である。リテーナ挿入空間15は、図8及び図9に示すように、ハウジング本体10の内部に形成されている。リテーナ挿入空間15の内壁面には、第1被係止部15-1、第2被係止部15-2、第3被係止部15-3、及び第4被係止部15-4が形成されている。
リテーナ20は、図5及び図6に示すように、リテーナ挿入口13から挿入されて、ハウジング本体10内部の端子収容室14に収容された端子30を、端子収容室14に固定するためのものである。リテーナ20は、例えば、樹脂などの絶縁性、且つ、弾性を有する素材からなる。このリテーナ20には、第2方向D2(X軸方向)に直交する面であると共に、ユーザが指で押圧操作をするための押圧面Pが形成されている。また、リテーナ20は、リテーナ本体20aと、端子用係止部21と、第1アーム22-1及び第2アーム22-2と、第1固定用係止部23-1及び第2固定用係止部23-2とを有する。
リテーナ本体20aは、図10に示すように、その一方の端部(+Z側の端部)及び他方の端部(-Z側の端部)それぞれから、-X方向に突出する突出部20b、20cを有することで、側面視で略U字形状に形成されている部材である。
端子用係止部21は、図4に示すように、端子30に係止することで、端子30を端子収容室14に固定する。端子用係止部21は、図10に示すように、リテーナ本体20aの突出部20bと突出部20cとのそれぞれの対向面に4つずつ設けられている。端子用係止部21には、図5及び図6に示すように、第1方向D1(Y軸方向)に対して傾斜しているガイド面21aが形成されている。このガイド面21aは、ユーザが端子挿入口11から端子30を端子収容室14に挿入する際に、端子30がガイド面21aの傾斜に案内されることによって、端子収容室14への端子30の挿入効率及びそれに伴う作業効率を高めるために形成されている。
第1アーム22-1は、図10に示すように、Z軸方向におけるリテーナ本体20aの一方の端部(+Z側の端部)に設けられている。詳しくは、第1アーム22-1は、リテーナ本体20aの突出部20bの上面(+Z側の面)に設けられている。この第1アーム22-1は、+Y方向に凸となるように略アーチ状に形成されることにより、Y軸方向に撓み可能に設けられている。
第1固定用係止部23-1は、図8に示すように、第1アーム22-1の中央に+Y方向に突出するように設けられた凸部である。第1固定用係止部23-1は、ハウジング本体10の内部に設けられた第1被係止部15-1又は第2被係止部15-2に係止することにより、リテーナ20を、ハウジング本体10の内部、詳しくは、リテーナ挿入空間15に配置する。
第2アーム22-2は、図10に示すように、Z軸方向におけるリテーナ20の他方の端部(-Z側の端部)に設けられている。詳しくは、第2アーム22-2は、リテーナ本体20aの突出部20cの下面(-Z側の面)に設けられている。この第2アーム22-2は、+Y方向に凸となるように略アーチ状に形成されることにより、Y軸方向に撓み可能に設けられている。
第2固定用係止部23-2は、図9に示すように、第2アーム22-2の中央に+Y方向に突出するように設けられた凸部である。第2固定用係止部23-2は、ハウジング本体10の内部に設けられた第3被係止部15-3又は第4被係止部15-4に係止することにより、リテーナ20を、ハウジング本体10の内部、詳しくは、リテーナ挿入空間15に配置する。
上述のように構成されたリテーナ20は、図4及び図11に示すように、端子用係止部21が、端子収容室14に収容された端子30に係止しない第1位置(リテーナ押込み前)と、端子用係止部21が、端子収容室14に収容された端子30に係止する第2位置(リテーナ押込み後)との間を移動可能にハウジング本体10に配置されている。第1位置においては、図8(A)に示すように、リテーナ20の第1固定用係止部23-1は、ハウジング本体10のリテーナ挿入空間15の第1被係止部15-1に係止する。また、図9(A)に示すように、リテーナ20の第2固定用係止部23-2は、ハウジング本体10のリテーナ挿入空間15の第3被係止部15-3に係止する。第2位置においては、図8(B)に示すように、リテーナ20の第1固定用係止部23-1は、ハウジング本体10のリテーナ挿入空間15の第2被係止部15-2に係止する。また、図9(B)に示すように、リテーナ20の第2固定用係止部23-2は、ハウジング本体10のリテーナ挿入空間15の第4被係止部15-4に係止する。この第2位置のときには、リテーナ20の押圧面Pは、リテーナ挿入面12に対して面一となるように配置される。
また、上述のように構成されたリテーナ20が第1、第2アーム22-1、22-2を有することにより、図6及び図12に示すように、リテーナ挿入口13は、Z軸方向を長手方向とする長方形状の挿入口本体13aと、リテーナ20がリテーナ挿入口13に挿入される際に、第1、第2アーム22-1、22-2が通過する第1アーム通過口13b及び第2アーム通過口13cと、を含んで構成される。第1アーム通過口13b及び第2アーム通過口13cは、挿入口本体13aの+Z側の端部及び-Z側の端部から+Y方向に突出するように形成されている。リテーナ挿入口13は、第1アーム通過口13b及び第2アーム通過口13cを含んで構成されていることにより、そのYZ断面が、略U字形状となるように形成されている。また、第1、第2アーム通過口13b、13cは、そのYZ断面における面積S2、S3それぞれが、挿入口本体13aの面積S1よりも小さく、例えば、面積S1の30分の1から20分の1の範囲内となるように形成されている。なお、面積S2、S3が、面積S1の30分の1から20分の1の範囲内であることは例示であり、これに限定されるものではない。
端子30は、図1及び図5に示すように、1枚の導電性の板が折り曲げられることにより形成されている雄端子である。導電性の素材としては、例えば、銅、銅合金等が用いられる。端子30は、接点部31と、本体部32と、圧着部33とを有する。
接点部31は、接続対象である相手コネクタ200の雌端子と接触する。接点部31は、本体部32から突出するピン形状に形成され、相手コネクタ200の雌端子の筒状の本体部に挿入され、相手コネクタ200の弾性板に弾性接触される。
本体部32は、略四角筒状に形成されている。本体部32には、被係止部32aと、+Z方向又は-Z方向に突出する回り止め突部32bと、が形成されている。
被係止部32aは、リテーナ20の端子用係止部21が係止する部分である。
回り止め突部32bは、本体部32の天板から外側に突出して形成されている。回り止め突部32bは、端子30が端子収容室14に配置された場合、ハウジング本体10に対して端子30が第1方向D1(Y軸方向)回りに回転することを防止するためのものである。
圧着部33は、例えば、導体かしめ部と被覆固定部とから構成される。導体かしめ部は、かしめにより、電線40の導電性の芯線に圧着され、電気的に接続される。被覆固定部は、かしめにより、電線40の絶縁性の被覆部の端部を押さえて、引抜き力から導体かしめ部と芯線との接続を保護する。
壁部50は、図13に示すように、第1位置に位置するリテーナ20を囲うように、リテーナ挿入口13の周囲に設けられている。また、壁部50は、リテーナ挿入口13の周囲の縁部分に設けられている。これにより、壁部50は、第1位置に位置するリテーナ20に隣接して設けられている。壁部50の内側の角部は、全周に渡って、リテーナ挿入口13へのリテーナ20の挿入性を高めるために、面取りされている。また、壁部50の外側の角部は、全周に渡って、丸みを帯びるように形成されている。この壁部50は、第1壁部分51と、一対の第2壁部分52と、第3壁部分53と、第4壁部分54とを有する。壁部50は、第1壁部分51のZ軸方向における中央を通り、Y軸方向に平行な直線L1に対して対称に形成されている。なお、図13においては、理解を容易にするため、壁部50をドットによる着色で示している。
第1壁部分51は、リテーナ挿入口13の-Y側の縁近傍に設けられている。第1壁部分51は、リテーナ挿入面12から+X方向に向けて(外方に向けて)突出すると共に、第1方向D1(Y軸方向)に交差し、且つ、第2方向D2(図6参照、X軸方向)に交差する第3方向D3(Z軸方向)に沿って設けられている。この第1壁部分51には、切欠き51aが形成されている。切欠き51aは、第1壁部分51の第3方向D3における中央付近、詳しくは、直線L1の線上に設けられている。切欠き51aは、コネクタ1の組立てを行うユーザが、リテーナ20を指で押し込みやすくするために形成されている。
一対の第2壁部分52は、リテーナ挿入口13の+Z側及び-Z側の両側の縁近傍にそれぞれ設けられている。第2壁部分52は、リテーナ挿入面12から+X方向に向けて(外方に向けて)突出すると共に、第1方向D1(Y軸方向)に沿って設けられている。一対の第2壁部分52それぞれの-Y側の端部は、第1壁部分51の+Z側の端部及び-Z側の端部に接続されている。
第3壁部分53は、図14に示すように、第1アーム通過口13bの周囲に設けられていることにより、略U字形状に形成されている。第3壁部分53は、リテーナ挿入面12から+X方向に向けて(外方に向けて)突出して設けられている。第3壁部分53は、基端側壁部分53-1と、外側壁部分53-2と、内側壁部分53-3とを有する。基端側壁部分53-1は、外側壁部分53-2と内側壁部分53-3とを連結すると共に、第3方向D3に沿って設けられている。外側壁部分53-2は、第2壁部分52の+Y側の端部から延設され、第1方向D1に沿って設けられている。内側壁部分53-3は、第1方向D1に沿って設けられていると共に外側壁部分53-2よりも直線L1に近い位置に設けられている。なお、図14においては、理解を容易にするため、第3壁部分53をドットによる着色で示している。
第4壁部分54は、図15に示すように、第2アーム通過口13cの周囲に設けられることにより、略U字形状に形成されている。第4壁部分54は、リテーナ挿入面12から+X方向に向けて(外方に向けて)突出して設けられている。第4壁部分54は、基端側壁部分54-1と、外側壁部分54-2と、内側壁部分54-3とを有する。基端側壁部分54-1は、外側壁部分54-2と内側壁部分54-3とを連結すると共に、第3方向D3に沿って設けられている。外側壁部分54-2は、第2壁部分52の+Y側の端部から延設され、第1方向D1に沿って設けられている。内側壁部分54-3は、第1方向D1に沿って設けられていると共に外側壁部分54-2よりも直線L1に近い位置に設けられている。なお、図15においては、理解を容易にするため、第4壁部分54をドットによる着色で示している。また、図13に示すように、第4壁部分54と第3壁部分53との間には、壁部分は設けられずに、間隙55が形成されている。
間隙55は、第1壁部分51の切欠き51aと同様に、Y軸方向に平行な直線L1の線上に設けられている。間隙55は、コネクタ1の組立てを行うユーザが、リテーナ20を指で押し込みやすくするために形成されている。さらに、間隙55には、図6に示すように、傾斜面55aが形成されている。この傾斜面55aにより、間隙55は、傾斜面55aに沿って工具や治具の先端を差し込み、当該先端をリテーナ20に引っ掛けて、第2位置に押し込まれたリテーナ20を、リテーナ押込み前の第1位置まで引き戻すためにも用いられる。
上述のように構成された壁部50においては、第1~第4壁部分51~54はいずれも、同じ高さとなるように形成されている。また、第1~第4壁部分51~54は、図8(A)及び図9(A)を参照するとわかるように、リテーナ20が第1位置(リテーナ押込み前)に配置されている際の押圧面Pの位置Hと同じ位置まで突出している。
以上、説明したように、本実施の形態においては、図13に示すように、リテーナ挿入口13の周囲には、壁部50が形成されている。このため、コネクタ1の組み立てが完了する前、例えば、コネクタ1の部品の運搬時等に、外部から予期せぬ力がハウジング本体10に加わった場合においても、壁部50が、リテーナ20を保護し、その予期せぬ力に起因するリテーナ20の押し込みを抑制する。結果的に、コネクタ1の組立ての作業効率を向上させることができる。
また、本実施の形態においては、壁部50は、図9及び図10に示すように、リテーナ20が第1位置に配置されている際の押圧面Pの位置Hと同じ位置まで突出している。これに対して、例えば、壁部50が、第1位置における押圧面Pの位置Hよりも高い場合は、コネクタ1の組立ての作業時において、ユーザがリテーナ20を押し込みづらくなる。また、壁部50が、第1位置における押圧面Pの位置Hよりも低い場合は、壁部50が、予期せぬ力に起因するリテーナ20の押し込みを抑制することが難しくなる。したがって、壁部50が、第1位置における押圧面Pの位置Hよりも低くても高くても、コネクタ1の組立ての作業効率が低下するおそれがある。これに対して、本実施の形態においては、壁部50がコネクタ1の組立ての作業時におけるユーザのリテーナ20の押し込みの動作を阻害することなく、壁部50は予期せぬ力に起因するリテーナ20の押し込みを抑制することができる。結果的に、コネクタ1の組立ての作業効率を向上させることができる。
また、本実施の形態においては、図13に示すように、第1壁部分51には、切欠き51aが形成されていると共に、第3壁部分53と第4壁部分54との間には、間隙55が形成されている。切欠き51aと間隙55とは、共にY軸方向に平行な直線L1の線上に設けられている。一般的に、ユーザは、組立ての作業時において、直線L1に沿って指を配置して、リテーナ20を押し込むことが多い。このため、切欠き51a及び間隙55の形成により、壁部50がユーザのリテーナ20の押し込みの動作を阻害することなく、壁部50は予期せぬ力に起因するリテーナ20の押し込みを抑制することができる。結果的に、コネクタ1の組立ての作業効率を向上させることができる。
また、本実施の形態においては、挿入口本体13aの+Z側の端部から突出する第1アーム通過口13bの周囲には、第3壁部分53が形成されている。第1アーム通過口13bは、その面積S2が、挿入口本体13aの面積S1よりも小さく形成されているため、ハウジング本体10に加わる予期せぬ力が比較的大きい場合でも、第1アーム通過口13bの周囲の第3壁部分53が、当該力に起因するリテーナ20の押し込みを効果的に抑制することができる。結果的に、コネクタ1の組立ての作業効率を向上させることができる。
また、本実施の形態においては、挿入口本体13aの-Z側の端部から突出する第2アーム通過口13cの周囲にも、第4壁部分54が形成されている。第2アーム通過口13cは、その面積S3が、挿入口本体13aの面積S1よりも小さく形成されているため、ハウジング本体10に加わる予期せぬ力が比較的大きい場合でも、第2アーム通過口13cの周囲の第4壁部分54が、予期せぬ力に起因するリテーナ20の押し込みを効果的に抑制することができる。結果的に、コネクタ1の組立ての作業効率を向上させることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態によって限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態においては、図13に示すように、壁部50は、第1壁部分51に加えて、一対の第2壁部分52と、第3壁部分53及び第4壁部分54とを有する。しかしながら、これに限られない。壁部50は、少なくとも、第1壁部分51を有していればよい。例えば、壁部50は、図16に示す変形例1に係るコネクタ1Aのように、第2壁部分52を有していなくてもよい。
また、上記実施の形態においては、図13に示すように、壁部50は、第3方向D3(Z軸方向)に沿って設けられた第1壁部分51を一つのみ有している。しかしながら、これに限られない。壁部50は、図17に示す変形例2に係るコネクタ1Bのように、リテーナ挿入口13の+Y側の縁近傍にも第1壁部分51が設けられていることにより、複数の第1壁部分51を有していてもよい。また、この場合、切欠き51aは、全ての第1壁部分51に形成されている必要もない。
また、上記実施の形態においては、図13に示すように、壁部50は、第1壁部分51と、一対の第2壁部分52と、第3壁部分53及び第4壁部分54とを有することで、第1位置に位置するリテーナ20の側面のほぼ全周を覆うように形成されている。しかしながら、これに限られない。例えば、図18に示す変形例3に係るコネクタ1Cのように、壁部50は、第1壁部分51及び第2壁部分52を有さずに、第3壁部分53又は第4壁部分54を有していてもよい。この場合、第3、第4壁部分53、54は、第3方向D3に沿って設けられている基端側壁部分53-1、54-1を有するため、この基端側壁部分53-1、54-1が、特許請求の範囲の「第1壁部分」に相当する。
また、上記変形例3においては、第3、第4壁部分53、54は、基端側壁部分53-1、54-1に加えて、内側壁部分53-3、54-3を有する。しかしながら、これに限られない。例えば、図19に示す変形例4に係るコネクタ1Dのように、第3、第4壁部分53、54は、特許請求の範囲の「第1壁部分」に相当する基端側壁部分53-1、54-1を有していれば、内側壁部分53-3、54-3を有さなくてもよい。なお、変形例4において、第3、第4壁部分53、54は、第1方向D1に沿って設けられている外側壁部分53-2、54-2を有しており、この外側壁部分53-2、54-2は、特許請求の範囲の「第2壁部分」に相当する。
また、上記変形例3においては、第3、第4壁部分53、54は、基端側壁部分53-1、54-1に加えて、外側壁部分53-2、54-2を有する。しかしながら、これに限られない。例えば、図20に示す変形例5に係るコネクタ1Eのように、第3、第4壁部分53、54は、特許請求の範囲の「第1壁部分」に相当する基端側壁部分53-1、54-1を有していれば、外側壁部分53-2、54-2を有さなくてもよい。なお、変形例5において、第3、第4壁部分53、54は、第1方向D1に沿って設けられている内側壁部分53-3、54-3を有しており、この内側壁部分53-3、54-3は、特許請求の範囲の「第2壁部分」に相当する。
また、上記変形例4、5においては、第3、第4壁部分53、54は、特許請求の範囲の「第2壁部分」に相当する外側壁部分53-2、54-2又は内側壁部分53-3、54-3を有する。しかしながら、これに限られない。例えば、図21に示す変形例6に係るコネクタ1Fのように、第3、第4壁部分53、54は、特許請求の範囲の「第1壁部分」に相当する基端側壁部分53-1、54-1を有していれば、外側壁部分53-2、54-2及び内側壁部分53-3、54-3のいずれも有さなくてもよい。
上記実施の形態においては、図13に示すように、第3壁部分53は、第3方向D3に沿って設けられている基端側壁部分53-1と、第1方向D1に沿って設けられている外側壁部分53-2及び内側壁部分53-3とから構成されている。同様に、第4壁部分54は、第3方向D3に沿って設けられている基端側壁部分54-1と、第1方向D1に沿って設けられている外側壁部分54-2及び内側壁部分54-3とから構成されている。すなわち、第3壁部分53及び第4壁部分54は、いずれも、第1方向D1及び第3方向D3に沿って設けられている壁部分から構成されている。このため、特許請求の範囲の「第1壁部分」は、上記実施の形態においては、第1壁部分51と基端側壁部分53-1、54-1とが相当するともいえる。また、特許請求の範囲の「第2壁部分」は、上記実施の形態においては、第2壁部分52と外側壁部分53-2、54-2及び内側壁部分53-3、54-3とが相当するともいえる。したがって、上記実施の形態においては、壁部50は、特許請求の範囲の「第3壁部分」及び「第4壁部分」を有さないともいうことができる。これに対して、図22に示す変形例7に係るコネクタ1Gのように、第3壁部分53及び第4壁部分54が、第1方向D1及び第3方向D3に沿って設けられている壁部分以外の壁部分を有する場合、例えば、湾曲した壁部分を有する場合は、壁部50は、特許請求の範囲の「第3壁部分」及び「第4壁部分」を有するといえる。
また、上記実施の形態においては、第3、第4壁部分53、54は、第1、第2アーム通過口13b、13cの周囲のほぼ全周に渡って形成されている。しかしながら、これに限られない。特許請求の範囲の「第1アーム通過口の周囲には、・・・第3壁部分が形成されている」及び「第2アーム通過口の周囲には、・・・第4壁部分が形成されている」ことは、例えば、図23に示す変形例8に係るコネクタ1Hのように、第1、第2アーム通過口13b、13cの周囲の一部に第3壁部分53及び第4壁部分54が形成されていることを含む。
また、上記実施の形態及び変形例1~8においては、壁部50は、第3壁部分53及び第4壁部分54の両方を有している。しかしながら、これに限らず、壁部50は、第3壁部分53及び第4壁部分54のいずれか一方を有していているだけでもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。上述した実施の形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。
1,1A,1B,1C,1D,1E,1F,1G,1H:コネクタ、10:ハウジング本体、10a:嵌合穴、10b:被係止部、11:端子挿入口、12:リテーナ挿入面、13:リテーナ挿入口、13a:挿入口本体、13b:第1アーム通過口、13c:第2アーム通過口、14:端子収容室(内部の空間)、15:リテーナ挿入空間(内部の空間)、15-1:第1被係止部、15-2:第2被係止部、15-3:第3被係止部、15-4:第4被係止部、20:リテーナ、20a:リテーナ本体、20b,20c:突出部、21:端子用係止部、21a:ガイド面、22-1:第1アーム、22-2:第2アーム、23-1:第1固定用係止部、23-2:第2固定用係止部、30:端子、31:接点部、32:本体部、32a:被係止部、32b:回り止め突部、33:圧着部、40:電線、50:壁部、51:第1壁部分、51a:切欠き、52:第2壁部分、53:第3壁部分、53-1,54-1:基端側壁部分(第1壁部分)、53-2,54-2:外側壁部分(第2壁部分)、53-3,54-3:内側壁部分(第2壁部分)、54:第4壁部分、55:間隙、55a:傾斜面、100:コネクタユニット、200:相手コネクタ、201:ハウジング、202:係止部、203:電線、D1:第1方向、D2:第2方向、D3:第3方向、P:押圧面、L1:直線、H:位置、S1,S2,S3:面積。

Claims (11)

  1. 端子が収容される内部の空間に向けて前記端子を挿入するための端子挿入口と、前記内部の空間に通じるリテーナ挿入口と、前記リテーナ挿入口が設けられている面であるリテーナ挿入面と、が形成されているハウジング本体と、
    前記リテーナ挿入口から挿入されて、前記内部の空間に収容された前記端子を前記ハウジング本体に固定するリテーナと、
    を備え、
    前記リテーナ挿入口の周囲には、前記リテーナ挿入面から外方に向けて突出すると共に、前記端子挿入口から前記端子が挿入される方向である第1方向に交差し、且つ、前記リテーナ挿入口に前記リテーナが挿入される方向である第2方向に交差する第3方向に沿って設けられている第1壁部分が形成され
    前記リテーナは、撓み可能な第1アームと、前記第1アームに設けられ、前記ハウジング本体に係止することにより、前記リテーナを前記内部の空間に配置する第1固定用係止部と、を有し、
    前記リテーナ挿入口は、前記リテーナが前記リテーナ挿入口に挿入される際に、前記第1アームが通過する第1アーム通過口を含んで構成されている、コネクタ。
  2. 前記リテーナ挿入口の周囲には、前記リテーナ挿入面から外方に向けて突出すると共に、前記第1方向に沿って設けられている第2壁部分が形成されている、請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記第1アーム通過口の周囲には、前記リテーナ挿入面から外方に向けて突出する第3壁部分が形成されている、請求項1又は2に記載のコネクタ。
  4. 前記第1アームは、前記第3方向における前記リテーナの一方の端部に設けられると共に、前記第1方向に撓み可能に設けられ、
    前記リテーナは、前記第3方向における前記リテーナの他方の端部に設けられると共に前記第1方向に撓み可能な第2アームと、前記第2アームに設けられ、前記ハウジング本体に係止することにより、前記リテーナを前記内部の空間に配置する第2固定用係止部と、を有し、
    前記リテーナ挿入口は、前記リテーナが前記リテーナ挿入口に挿入される際に、前記第2アームが通過する第2アーム挿入口を含んで構成されている、請求項に記載のコネクタ。
  5. 前記第2アーム挿入口の周囲には、前記リテーナ挿入面から外方に向けて突出する第4壁部分が形成されている、請求項に記載のコネクタ。
  6. 前記第3壁部分と前記第4壁部分との間には、間隙が形成されている、請求項に記載のコネクタ。
  7. 前記リテーナは、前記端子に係止する端子用係止部を有し、前記端子用係止部が前記内部の空間に収容された前記端子に係止しない第1位置と、前記端子用係止部が前記内部の空間に収容された前記端子に係止する第2位置との間を移動可能に前記内部の空間に配置されている、請求項1からのいずれか一項に記載のコネクタ。
  8. 前記リテーナには、前記第2方向に直交する面であると共に、ユーザが押圧操作をするための押圧面が形成され、
    前記第1壁部分は、前記リテーナが前記第1位置に配置されている際の前記押圧面の位置と同じ位置まで突出している、請求項に記載のコネクタ。
  9. 端子が収容される内部の空間に向けて前記端子を挿入するための端子挿入口と、前記内部の空間に通じるリテーナ挿入口と、前記リテーナ挿入口が設けられている面であるリテーナ挿入面と、が形成されているハウジング本体と、
    前記リテーナ挿入口から挿入されて、前記内部の空間に収容された前記端子を前記ハウジング本体に固定するリテーナと、
    を備え、
    前記リテーナ挿入口の周囲には、前記リテーナ挿入面から外方に向けて突出すると共に、前記端子挿入口から前記端子が挿入される方向である第1方向に交差し、且つ、前記リテーナ挿入口に前記リテーナが挿入される方向である第2方向に交差する第3方向に沿って設けられている第1壁部分が形成され
    前記リテーナは、前記端子に係止する端子用係止部を有し、前記端子用係止部が前記内部の空間に収容された前記端子に係止しない第1位置と、前記端子用係止部が前記内部の空間に収容された前記端子に係止する第2位置との間を移動可能に前記内部の空間に配置され、
    前記リテーナには、前記第2方向に直交する面であると共に、ユーザが押圧操作をするための押圧面が形成され、
    前記第1壁部分は、前記リテーナが前記第1位置に配置されている際の前記押圧面の位置と同じ位置まで突出している、コネクタ。
  10. 前記第1壁部分には、前記リテーナの挿入を容易化する切欠きが形成されている、請求項1から9のいずれか一項に記載のコネクタ。
  11. 端子が収容される内部の空間に向けて前記端子を挿入するための端子挿入口と、前記内部の空間に通じるリテーナ挿入口と、前記リテーナ挿入口が設けられている面であるリテーナ挿入面と、が形成されているハウジング本体と、
    前記リテーナ挿入口から挿入されて、前記内部の空間に収容された前記端子を前記ハウジング本体に固定するリテーナと、
    を備え、
    前記リテーナ挿入口の周囲には、前記リテーナ挿入面から外方に向けて突出すると共に、前記端子挿入口から前記端子が挿入される方向である第1方向に交差し、且つ、前記リテーナ挿入口に前記リテーナが挿入される方向である第2方向に交差する第3方向に沿って設けられている第1壁部分が形成され
    前記第1壁部分には、前記リテーナの挿入を容易化する切欠きが形成されている、コネクタ。
JP2019182047A 2019-10-02 2019-10-02 コネクタ Active JP7338383B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019182047A JP7338383B2 (ja) 2019-10-02 2019-10-02 コネクタ
DE102020125083.5A DE102020125083A1 (de) 2019-10-02 2020-09-25 Verbinder
CN202011038975.5A CN112600014B (zh) 2019-10-02 2020-09-28 连接器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019182047A JP7338383B2 (ja) 2019-10-02 2019-10-02 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021057314A JP2021057314A (ja) 2021-04-08
JP7338383B2 true JP7338383B2 (ja) 2023-09-05

Family

ID=74875577

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019182047A Active JP7338383B2 (ja) 2019-10-02 2019-10-02 コネクタ

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP7338383B2 (ja)
CN (1) CN112600014B (ja)
DE (1) DE102020125083A1 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040132351A1 (en) 2003-01-02 2004-07-08 Yazaki Corporation Electrical connector
WO2015019847A1 (ja) 2013-08-07 2015-02-12 矢崎総業株式会社 コネクタ

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3890955B2 (ja) * 2001-11-01 2007-03-07 住友電装株式会社 カバー付きコネクタ
EP1345288B1 (en) * 2002-03-15 2004-09-08 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. A connector and a method of assembling
JP5890985B2 (ja) * 2011-08-30 2016-03-22 矢崎総業株式会社 コネクタ及びこのコネクタに用いられる被覆部材
DE102014203128B4 (de) * 2014-02-21 2021-03-25 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Elektrische Verbindungsvorrichtung, insbesondere zur elektrischen Hochvoltverbindung, aus zwei Verbindungselementen
JP6889842B2 (ja) * 2018-02-26 2021-06-18 住友電装株式会社 コネクタ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040132351A1 (en) 2003-01-02 2004-07-08 Yazaki Corporation Electrical connector
WO2015019847A1 (ja) 2013-08-07 2015-02-12 矢崎総業株式会社 コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
CN112600014A (zh) 2021-04-02
CN112600014B (zh) 2022-08-23
DE102020125083A1 (de) 2021-04-08
JP2021057314A (ja) 2021-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109149297B (zh) 同轴连接器组装体
JP6213591B2 (ja) コネクタ
US9705229B2 (en) Connector assembly
JP5118765B2 (ja) コネクタ端子及び該コネクタ端子を備えたコネクタ
CN109921248B (zh) 电连接器
JP2001223057A (ja) 電気コネクタ
CN110021849B (zh) 电连接器
JP6341225B2 (ja) 端子及びコネクタ
US10312632B2 (en) Connector
US10498077B2 (en) Power connector and power connector device
EP2827459B1 (en) Connector
US7232341B2 (en) Connector in which a shell can be readily assembled to a connector housing
CN111903006B (zh) 连接器
TWI751738B (zh) 連接器組合件
US11018445B2 (en) Terminal with electrically conductive tubular shaped body portion
JP7338383B2 (ja) コネクタ
CN111092318B (zh) 端子以及连接电线与端子的方法
JP2010157367A (ja) 電気コネクタ
JP6768304B2 (ja) コネクタの組立方法
JP2022134174A (ja) コネクタ
JP7392295B2 (ja) コネクタカバー、および電気コネクタ
JP2019003833A (ja) 電気コネクタ
JP5692432B2 (ja) 外部接続が可能な電子回路ユニット
KR102106925B1 (ko) 커넥터 어셈블리 및 그에 사용되는 커넥터
JP5569096B2 (ja) 外部接続が可能な電子回路ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220707

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230328

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230411

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230601

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230725

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230807

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7338383

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150