JP7336235B2 - hair catcher - Google Patents
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Description
本発明は、例えば浴室における洗い場床の排水部に配設されるヘアキャッチャーに関する。 BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a hair catcher that is arranged in a drain on a floor of a washing place, for example, in a bathroom.
浴室の洗い場床や洗面台等の排水口には、髪の毛やゴミなどで排水管が詰まることを防ぐためにヘアキャッチャーが設けられている。例えば、特許文献1には、流入した排水を保水する凹状の保水部と、保水部の上部から延出し、排水中の髪の毛の流出を抑止しながら保水部に入りきらない排水を流出させる上部排水流出部と、洗い場床からの排水を保水部へ導く排水導入部とを備えるヘアキャッチャーが開示されている。 2. Description of the Related Art A hair catcher is provided on the floor of a washing area in a bathroom, a drain outlet of a washbasin, etc., in order to prevent the drain pipe from being clogged with hair, dust, or the like. For example, Patent Document 1 discloses a recessed water retaining portion that retains the inflowing waste water, and an upper drainage that extends from the upper part of the water retaining portion and prevents hair from flowing out while draining the waste water that does not completely enter the water retaining portion. A hair catcher is disclosed that includes an outflow section and a drainage introduction section that guides drainage from the floor of the washing area to a water retention section.
特許文献1に記載のヘアキャッチャーは、排水導入部から流れ込んでくる水で旋回流が発生するとしているが、上部排水流出部において旋回流を継続させるための工夫はされていなかった。このため、例えば2方向から水が入ってくると互いに衝突するなどして乱流となってしまう蓋然性があった。 The hair catcher described in Patent Document 1 is supposed to generate a swirl flow in the water flowing in from the waste water introduction part, but there is no device for continuing the swirl flow in the upper waste water outflow part. For this reason, for example, when water comes in from two directions, there is a possibility that it will collide with each other and become turbulent.
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、流れ込んだ水による旋回流が発生し易いヘアキャッチャーを提供することにある。 SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of such circumstances, and an object of the present invention is to provide a hair catcher in which a swirling flow is likely to occur due to water that has flowed into the hair catcher.
本発明に係るヘアキャッチャーは、水を通流させる水切り部を備え、前記水切り部の内側で旋回流を発生させるヘアキャッチャーであって、前記水切り部は、上縁部から下方へ向かうにつれて旋回流の旋回方向へ延びる導水面を有することを特徴とする。 A hair catcher according to the present invention is a hair catcher that includes a draining section that allows water to flow, and that generates a swirling flow inside the draining section, wherein the draining section has a swirl flow as it goes downward from an upper edge. It is characterized by having a water conducting surface extending in the turning direction of.
本発明によれば、流れ込んだ水による旋回流が発生し易い。 According to the present invention, a swirling flow is likely to occur due to the water that has flowed in.
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図1から図5を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。 BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION Hereinafter, the present invention will be described based on preferred embodiments with reference to FIGS. 1 to 5. FIG. The same or equivalent constituent elements and members shown in each drawing are denoted by the same reference numerals, and duplication of description will be omitted as appropriate. In addition, the dimensions of the members in each drawing are appropriately enlarged or reduced for easy understanding. Also, in each drawing, some of the members that are not important for explaining the embodiments are omitted.
(実施形態)
図1、図2を参照する。ヘアキャッチャー100は、水切り部1および立壁部5を備える。水切り部1は、上縁部10、リブ構造3、通流孔4、貯水部2および導水面6を有し、椀状に形成されている。水切り部1は、例えば皿状および深皿状等に形成されていてもよく、全体として円柱状、錐台状または半球状などの様々な形状とすることができる。
(embodiment)
Please refer to FIGS.
ヘアキャッチャー100は、図2に示すように洗い場床8に設けられた排水口81に設置され、上方を蓋体82で覆われる。図2に示す例では、洗い場床8の孔部に取り付けられたフランジ部80の内側面に爪81aが設けられており、上縁部10に設けた係止部10aを爪81aに係止させて、ヘアキャッチャー100を取り付けている。洗い場床8からの水は、立壁部5によって規制されて水切り部1へ流れ込む。尚、図2において、洗い場床8、排水口81および蓋体82は断面で表されている。
As shown in FIG. 2, the
上縁部10は円環状であり、リブ構造3によって貯水部2と接続される。洗い場床8からの水は上縁部10を通って水切り部1の内側に流れ込む。リブ構造3は、複数の縦リブ31および複数の横リブ32を有し、上縁部10と貯水部2とを接続する。縦リブ31は貯水部2から上縁部10へ放射状に延びており、上縁部10から水切り部1の中央へ向かうにつれて下降する勾配を有している。縦リブ31の勾配は、一定であっても変化してもよい。
The
図3を参照する。横リブ32は、複数の縦リブ31を周方向につなぐ円環状であり、貯水部2側から上方へ向かうにつれて内径が大きくなる。隣り合う縦リブ31および隣り合う横リブ32の間に通流孔4が形成されている。
Please refer to FIG. The
通流孔4は、水切り部1の内外を貫通するように設けられている。通流孔4には、水切り部1の内側における開口部41の一部を覆うように排水抵抗部42が形成されている。排水抵抗部42は、開口部41の縦リブ31における縁部41aよりも、周方向において通流孔4の中央へ張り出すように設けられている。
The
排水抵抗部42は、通流孔4内に臨み、外部水流を水切り部1の内側に誘導する外部水流誘導面42aを有する。外部水流誘導面42aは、水切り部1の内側から外側に向かうにつれて外部水流の上流側へ延びるように傾斜する面として形成されており、水切り部1の外側で流れる外部水流を水切り部1の内側に引き込む。尚、排水抵抗部42は、外部水流誘導面42aを有しない構成であってもよい。
The
排水抵抗部42は、上縁部10と貯水部2との間に形成される通流孔4の全てに設けられている。例えば、排水抵抗部42は、上縁部10に連なる上部に形成される通流孔4に設けられ、貯水部2側に近い通流孔4には設けないような構成としてもよい。また排水抵抗部42は、水切り部1において設けられていなくてもよい。
The
貯水部2は、底部20、水抜き孔21および底部20を囲む側面部22を有し、椀状に形成されている。貯水部2は、例えば皿状および深皿状等に形成されていてもよく、全体として円柱状、錐台状または半球状などの様々な形状とすることができる。水抜き孔21は、貯水部2における側面部22の下端部に横方向に内外を貫通するように設けられている。
The
立壁部5は、上縁部10から立ち上がるように上縁部10に沿って円弧状に形成されており、2つの回転対象な第1立壁部50および第2立壁部55で構成されている。第1立壁部50の導入端部51および第2立壁部の終端部57は、間隔を空けて対向しており、両者間に洗い場床8からの導水路が形成される。同様に、第2立壁部55の導入端部56および第1立壁部の終端部52は、間隔を空けて対向しており、両者の間に洗い場床8からの導水路が形成される。
The vertical wall portion 5 is formed in an arc along the
立壁部5における導入端部51および56は、水切り部1の内側へ延びるように設けられている。導入端部51および56は、水切り部1の下方向に向かうにつれて、周方向の一側へ延びるように傾斜している。導入端部51および56は、水切り部1の下方向に向かうにつれて、上方から見て時計まわりの方向へ延びるように傾斜している。 The introduction ends 51 and 56 of the vertical wall portion 5 are provided so as to extend inside the draining portion 1 . The introduction ends 51 and 56 are inclined so as to extend to one side in the circumferential direction as they go downward in the draining section 1 . The introduction ends 51 and 56 are inclined so as to extend clockwise when viewed from above as they go downward of the draining section 1 .
立壁部5における導入端部51と終端部57との間において、上縁部10から貯水部2へ延びる導水面6が形成されている。また同様に導入端部56と終端部52との間において、上縁部10から貯水部2へ延びる導水面6が形成されている。導水面6は、下方向に向かうにつれて、周方向の一側へ延びるように傾斜している。導水面6は、導入端部51および56と同様に、水切り部1の下方向に向かうにつれて、上方から見て時計まわり方向へ延びるように傾斜している。尚、図3に示す水切り部1では導水面6に通流孔4が設けられていないが、疎らに通流孔4を設けるようにしてもよい。
A
導水面6は、立壁部5において発生させる旋回流の旋回方向へ向かって延びるように設けられている。したがって、ヘアキャッチャー100に立壁部5が設けられておらず、ヘアキャッチャー100の上縁部10に至るまでに、流れ込む水に旋回流を発生させるような場合にも、導水面6は、該旋回流の旋回方向へ向かって延びるように設けるとよい。例えば、図2に示した蓋体82の裏側やフランジ部80等に流れの方向を規制する部分を設け、ヘアキャッチャー100に流れ込む水に方向性を与えて旋回流が発生するようにできる。
The
導水面6を水が進行する道と見立てて、その両側辺となっている側辺部61aおよび側辺部61bについて説明する。側辺部61aは、上縁部10における導水面6の入り口60の端部60aから始まり、立壁部5の導入端部51および56に沿って下降しつつ旋回流の旋回方向へ向かって延びる。側辺部61aは、導入端部51および56を超えたところで、下方向へ延びて貯水部2の上端部22cに接続される。側辺部61aは、全体として、入り口60の端部60aから旋回流の旋回方向へ延び、貯水部2の上端部22cに回り込みながら接続される。
Assuming that the water-conducting
側辺部61bは、導水面6の入り口60の端部60bから始まり、下降しつつ旋回流の旋回方向へ延び、貯水部2の上端部22cに回り込みながら接続される。このようにして、導水面6は、上縁部10の入り口60から始まり、下降しつつ旋回流の旋回方向へ延び、貯水部2の上端部22cに回り込みながら接続される。
The
次に実施形態に係るヘアキャッチャー100の動作について説明する。ヘアキャッチャー100の上縁部10から水切り部1の上部に流れ込んだ水は、導水面6に沿ってヘアキャッチャー100の内側を流下し、図3に矢印で示すように旋回流を発生する。水切り部1の内側を流下する水は、その一部が図3に矢印Q1で示すように通流孔4を通して水切り部1の外側に排水される。水切り部1の内側を流下する水は、通流孔4に設けられた排水抵抗部42によって排水が制限されるため、矢印Q2で示すように水切り部1の内側に留まって流下することで、旋回流が発生し易くなる。
Next, operation of the
排水抵抗部42は、通流孔4の開口部41のうち、水が流れ込む方向の先にある縦リブ31における縁部41aの側において、周方向に通流孔4の中央へ張り出すように設けられている。このため、水切り部1の内側を流下する水が排水抵抗部42に当たって水切り部1の内側に戻され易くなる。
The
導水面6は、下降するにつれて旋回流の旋回方向へ延びていることから旋回流が発生し易くなる。また、導水面6は、側辺部61aおよび61bを含めて全体的に、入り口60から貯水部2の上端部22cに回り込みながら接続されるので、貯水部2での旋回流の発生を促進する。
Since the
ヘアキャッチャー100は、水切り部1の内側において旋回流が発生することで、髪の毛等を貯水部2にまとめ、清掃が容易になる。貯水部2には、水抜き孔21が設けられている。旋回流発生時には水の一部が水抜き孔21から抜けつつも貯水部2に水が貯まった状態となり、水の流れ込みが止んだ後、貯水部2に貯まった水が時間経過とともに水抜き孔21から排水される。
In the
(変形例)
図4を参照する。この変形例に係るヘアキャッチャー100には、立壁部5が設けられておらず、ヘアキャッチャー100の上縁部10に至るまでに旋回流が発生しているものとする。導水面6の側辺部61aおよび側辺部61bは、入り口60のそれぞれの端部60aおよび60bから始まり、下降しつつ旋回流の旋回方向へ延びるように形成されている。
(Modification)
Please refer to FIG. It is assumed that the
ヘアキャッチャー100の上縁部10に旋回しながら流れ込んだ水は導水面6に沿って旋回しながら流下し、ヘアキャッチャー100内で旋回流が発生し易くなる。また、導水面6が貯水部2の上端部22cに回り込みながら接続されることで貯水部2での旋回流の発生を促進する。
The water flowing into the
図5を参照する。この変形例に係るヘアキャッチャー100は、導水面6が底部20の周縁部20aへ接続される構成となっている。導水面6の側辺部61aは、上縁部10における導水面6の入り口60の端部60aから始まり、立壁部5の導入端部51および56に沿って下降しつつ旋回流の旋回方向へ向かって延びる。側辺部61aは、導入端部51および56を超えたところで、下方向へ延びて底部20へ接続される。側辺部61aは、全体として、入り口60の端部60aから旋回流の旋回方向へ延び、底部20の周縁部20aに回り込みながら接続される。
Please refer to FIG. The
側辺部61bは、導水面6の入り口60の端部60bから始まり、下降しつつ旋回流の旋回方向へ延び、底部20の周縁部20aに回り込みながら接続される。また、側辺部61bは、対向する導水面6に位置Sで接続されている。導水面6は、上縁部10の入り口60から始まり、下降しつつ旋回流の旋回方向へ延び、底部20の周縁部20aに回り込みながら接続される。また、導水面6は、旋回方向へ延びた先で、対向する導水面6に接続されている。
The
ヘアキャッチャー100の上縁部10から流れ込んだ水は導水面6に沿って旋回しながら流下し、ヘアキャッチャー100内で旋回流が発生し易くなる。また、導水面6が底部20の周縁部20aに回り込みながら接続されることで、底部20での旋回流の発生を促進する。
The water that has flowed in from the
また、導水面6が旋回方向へ延びた先で対向する導水面6に接続されていることで、導水面6に沿って流れる水を、対向する導水面6に沿って同じ旋回方向に流れる水に合流させることができ、ヘアキャッチャー100内での旋回流の発生が促進される。例えば、導水面6が3つ以上形成されていれば、一の導水面6は延びた先において隣り合う他の導水面に接続されるようにすればよい。
In addition, since the
次に、実施形態および変形例のヘアキャッチャー100の特徴を説明する。
本発明の各実施形態および変形例のヘアキャッチャー100は、水を通流させる水切り部1を備え、水切り部1の内側で旋回流を発生させる。水切り部1は、上縁部10から下方へ向かうにつれて旋回流の旋回方向へ延びる導水面6を有する。これにより、ヘアキャッチャー100は、流れ込んだ水による旋回流が発生し易くなる。
Next, features of the
The
また水切り部1は、底部20と底部20を囲む側面部22とで形成される貯水部2を有する。導水面6は、貯水部2の上端部22cを回り込みながら貯水部2に接続されている。これにより、ヘアキャッチャー100は、貯水部2での旋回流の発生を促進する。
Draining portion 1 also has
また導水面6は、水切り部1の底部20の周縁部20aを回り込みながら底部20に接続されている。これにより、ヘアキャッチャー100は、底部20での旋回流の発生を促進する。
Further, the
また導水面6は2つ設けられており、一の導水面6は延びた先で、他の導水面6に接続されている。これにより、ヘアキャッチャー100は、導水面6に沿って流れる水を、他の導水面6に沿って同じ旋回方向に流れる水に合流させることができ、ヘアキャッチャー100内での旋回流の発生が促進される。
Also, two
以上、本発明の実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。 The above has been described based on the embodiments of the present invention. Those skilled in the art will appreciate that these embodiments are illustrative and that various variations and modifications are possible within the scope of the claims of the present invention, and that such variations and modifications also fall within the scope of the claims of the present invention. It is about to be done. Accordingly, the description and drawings herein are to be regarded in an illustrative rather than a restrictive sense.
1 水切り部、 10 上縁部、 2 貯水部、 20 底部、 20a 周縁部、
22 側面部、 22c 上端部、 6 導水面、 100 ヘアキャッチャー。
1
22 side part, 22c upper end part, 6 water conducting surface, 100 hair catcher.
Claims (4)
前記立壁部は、前記水切り部の内側へ延びるように設けられる導入端部、および前記導入端部に間隔を空けて対向する終端部を有し、
前記水切り部は、前記導入端部と前記終端部との間において前記上縁部から下方へ向かうにつれて旋回流の旋回方向へ延びる導水面を有し、
前記導水面は、前記終端部側の側辺部が前記旋回方向に延びるように形成されていることを特徴とするヘアキャッチャー。 A hair catcher that rises from an upper edge through which flowing water passes and is provided with a standing wall portion formed along the upper edge and a draining portion that allows water to flow, and that generates a swirling flow inside the draining portion. There is
The standing wall portion has an introduction end provided to extend inward of the draining portion, and a terminal end facing the introduction end with a space therebetween,
The draining portion has a water guiding surface extending in the swirling direction of the swirl flow as it goes downward from the upper edge portion between the introduction end portion and the terminal end portion ,
The hair catcher , wherein the water guide surface is formed such that a side portion on the terminal end side extends in the turning direction .
前記導水面は、前記貯水部の上端部を回り込みながら前記貯水部に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のヘアキャッチャー。 The draining part has a water storage part formed by a bottom part and a side part surrounding the bottom part,
2. The hair catcher according to claim 1, wherein the water-conducting surface is connected to the water storage part while going around the upper end of the water storage part.
一の前記導水面は延びた先で、他の前記導水面に接続されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のヘアキャッチャー。 Two water conveying surfaces are provided,
4. The hair catcher according to any one of claims 1 to 3, wherein one of said water-conducting surfaces is connected to another of said water-conducting surfaces at an end thereof.
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