JP2020165158A - Hair catcher - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、例えば浴室における洗い場床の排水部に配設されるヘアキャッチャーに関する。 The present invention relates to, for example, a hair catcher disposed in a drainage section of a washroom floor in a bathroom.
浴室の洗い場床や洗面台等の排水口には、髪の毛はゴミなどで排水管が詰まることを防ぐためにヘアキャッチャーが設けられている。例えば、特許文献1には、複数の開口を有し、流入した水の一部を外側へ排水する排水部が形成された本体部を備えるヘアキャチャーが開示されている。排水部は、互いに隣接して環状に配置された複数の横リブを有する。上側に位置する横リブ間の間隔は、下側に位置する横リブ間の間隔よりも狭くなるよう構成されている。また、排水部は、上下方向に延び互いに隣接して設けられる複数の縦リブを有する。縦リブは、本体部の内面に沿う下方向に対して一の側へ傾斜するよう構成されている。
A hair catcher is provided at the drain outlet of the bathroom wash basin or the wash basin to prevent the drain pipe from being clogged with dust or the like. For example,
特許文献1に記載のヘアキャッチャーは、底部において髪の毛をまとめるべく、縦リブを一の側へ傾斜させて旋回流を発生させるものであるが、水が十分に底部まで流れない場合、髪の毛をまとめるための旋回流が生じ難いという問題点があった。
The hair catcher described in
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、流れ込んだ水による旋回流が発生し易いヘアキャッチャーを提供することにある。 The present invention has been made in view of such circumstances, and an object of the present invention is to provide a hair catcher in which a swirling flow due to the flowing water is likely to occur.
本発明に係るヘアキャッチャーは、水を通流させる水切り部を有するヘアキャッチャーであって、前記水切り部は、上縁部から流入した水を内側から外側へ排水する複数の通流孔、および、前記複数の通流孔のうち少なくとも前記上縁部に連なる上部に設けられた前記通流孔における水流の抵抗となる排水抵抗部を有することを特徴とする。 The hair catcher according to the present invention is a hair catcher having a draining portion through which water flows, and the draining portion includes a plurality of through holes for draining water flowing from the upper edge portion from the inside to the outside, and It is characterized by having a drainage resistance portion that serves as resistance of water flow in the passage hole provided at least in the upper portion of the plurality of passage holes connected to the upper edge portion.
本発明によれば、流れ込んだ水による旋回流が発生し易い。 According to the present invention, a swirling flow due to the flowing water is likely to occur.
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図1から図11を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。 Hereinafter, the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 11 based on a preferred embodiment. The same or equivalent components and members shown in the drawings shall be designated by the same reference numerals, and redundant description will be omitted as appropriate. In addition, the dimensions of the members in each drawing are shown enlarged or reduced as appropriate for easy understanding. In addition, some of the members that are not important for explaining the embodiment in each drawing are omitted and displayed.
(実施形態1)
図1、図2を参照する。ヘアキャッチャー100は、水切り部1および立壁部5を備える。水切り部1は、上縁部10、底部20、リブ構造3および通流孔4を有し、椀状に形成されている。水切り部1は、例えば皿状および深皿状等に形成されていてもよく、全体として円柱状、錐台状または半球状などの様々な形状とすることができる。
(Embodiment 1)
Refer to FIGS. 1 and 2. The
ヘアキャッチャー100は、図2に示すように洗い場床8に設けられた排水口81に設置され、上方を蓋体82で覆われる。図2に示す例では、上縁部10に設けた係止部10aに排水口81側の爪81aを係止させて、ヘアキャッチャー100を取り付けている。洗い場床8からの水は、立壁部5によって規制されて水切り部1へ流れ込む。尚、図2において、洗い場床8、排水口81および蓋体82は断面で表されている。
As shown in FIG. 2, the
図1に戻り、通流孔4には排水抵抗部42が設けられている。ヘアキャッチャー100は、排水抵抗部42によって通流孔4からの排水が制限されることで、水切り部1の内側に流れ込んだ水がより多く底部20へと導かれるようになっている。また、排水抵抗部42は、水切り部1の外側は突出するように形成されており、水切り部1の外側を流れる水を内側へ引き込むように機能する。
Returning to FIG. 1, a
上縁部10は円環状であり、リブ構造3によって底部20と接続される。洗い場床8からの水は上縁部10を通って水切り部1の内側に流れ込む。底部20は凹状であり、上下に貫通する複数の水抜き孔21を有する。リブ構造3は、複数の縦リブ31および複数の横リブ32によって構成されている。縦リブ31は、上下方向に延びて上縁部10と底部20とを連結しており、上縁部10から水切り部1の中央へ向かうにつれて下降する勾配を有している。縦リブ31の勾配は、一定であっても変化してもよい。
The
図3を参照する。縦リブ31は、水切り部1の内面に沿う下方向に向かうにつれて、周方向の一側へ延びるように傾斜している。横リブ32は、複数の縦リブ31を周方向につなぐ円環状であり、底部20側から上方へ向かうにつれて内径が大きくなる。隣り合う縦リブ31および隣り合う横リブ32の間に通流孔4が形成されている。
See FIG. The
通流孔4は、水切り部1の内外を貫通するように設けられている。通流孔4は、水切り部1の内側における開口部41の一部を覆うように板状の排水抵抗部42が設けられている。排水抵抗部42は、開口部41の縦リブ31における縁部41aよりも、周方向において通流孔4の中央へ張り出すように設けられている。また、排水抵抗部42は、通流孔4内に臨み、外部水流を水切り部1の内側に誘導する外部水流誘導面42aを有する。
The
図3に示す例では、排水抵抗部42が、上縁部10と底部20との間に形成される通流孔4の全てに設けられている。例えば、排水抵抗部42は、上縁部10に連なる上部に形成される通流孔4に設けられ、底部20側に近い通流孔4には設けないような構成としてもよい。
In the example shown in FIG. 3, the
図4を参照する。排水抵抗部42における外部水流誘導面42aは、水切り部1の外面15に対して傾斜して外面15から突出するように形成されている。水切り部1の外側を流れる水は、外部水流誘導面42aに当たって水切り部1の内側へと誘導される。
See FIG. The external water
図5を参照する。排水装置90は、フランジ部80を洗い場床8に設けられた孔部に上方から挿入して螺合させることで、洗い場床8の下方に取り付けられる。排水装置90では、洗い場床8からの水は、ヘアキャッチャー100の上側から水切り部1の内側に流れ込み、浴槽(図示略)からの排水の一部がヘアキャッチャー100の外側に水流を形成する仕組みとなっている。ヘアキャッチャー100は、排水口81に設けた爪81aに係止させて取り付けられる。洗い場床8から水は、ヘアキャッチャー100を通過した後、封水部91の内部を通って排出口95から排出される。
See FIG. The
浴槽排水は、分岐部92において排水口81側への分岐流路93とバイパス流路94とに分けられて通流する。分岐流路93へ通流した浴槽排水は、導入口93aから排水口81へ流れ込み、ヘアキャッチャー100の外側において旋回する水流を形成する。バイパス流路94へ通流した浴槽排水は、合流口94aを通って洗い場床8側からの排水に合流し、排出口95から排出される。
The bathtub drainage is divided into a
図1に戻り、立壁部5は、上縁部10から立ち上がるように円弧状に形成されており、2つの回転対象な第1立壁部50および第2立壁部55で構成されている。第1立壁部50の導入端部51および第2立壁部の終端部57は、間隔を空けて対向しており、両者間に洗い場床8からの導水路が形成される。同様に、第2立壁部55の導入端部56および第1立壁部の終端部52は、間隔を空けて対向しており、両者の間に洗い場床8からの導水路が形成される。
Returning to FIG. 1, the standing wall portion 5 is formed in an arc shape so as to rise from the
導入端部51および56は、それぞれ1の縦リブ31に沿って水切り部1の内側へ延びるように設けられている(図3参照)。上述のように、縦リブ31が水切り部1の内面に沿う下方向に向かうにつれて周方向の一側へ延びるように傾斜しているため、導入端部51および56も、水切り部1の内面に沿う下方向に向かうにつれて周方向の一側へ延びるように傾斜している。図1などに示すヘアキャッチャー100では旋回流をより確実に形成させるべく立壁部5を設けているが、立壁部5を設けない場合であっても、縦リブ31および通流孔4の排水抵抗部42によって旋回流を発生させることができる。
The
次にヘアキャッチャー100の動作について説明する。図6を参照する。図6はヘアキャッチャー100の平面図に相当している。水切り部1に対して、立壁部5やその他の手段によって旋回方向Xの旋回流がヘアキャッチャー100に流れ込む。上縁部10から水切り部1の上部に流れ込んだ水は、縦リブ31に沿ってヘアキャッチャー100の内側を流下し、図6に矢印で示すように旋回流を発生する。水切り部1の内側を流下する水は、その一部が図6に矢印P1で示すように通流孔4を通して水切り部1の外側に排水される。水切り部1では、旋回流の旋回方向Xに対して、縦リブ31、通流孔4の孔部分、排水抵抗部42の順に並んでいる。排水抵抗部42の外部水流誘導面42aは、旋回流に対向し、上り勾配となっている。このため、排水抵抗部42の外部水流誘導面42aの面上を通過する水流が水切り部1の内側に戻される効果がある。水切り部1の内側を流下する水は、通流孔4に設けられた排水抵抗部42によって排水が制限されるため、矢印P2で示すように水切り部1の内側に留まって流下することで、旋回流が発生し易くなる。
Next, the operation of the
排水抵抗部42は、縦リブ31における縁部41aに対して、周方向に通流孔4の中央へ張り出すように設けられている。排水抵抗部42が設けられていることで、縦リブ31に沿って流れる水と、縦リブ31の周方向における側方であって通流孔4における排水抵抗部42上を流れる水の一部とが水切り部1の内側に留まり、より多くの水を底部20へ到達させることができる。
The
また排水抵抗部42は、通流孔4の開口部41のうち、水が流れ込む方向の先にある縦リブ31における縁部41aの側において、周方向に通流孔4の中央へ張り出すように設けられている。図6に示すヘアキャッチャー100では、時計回りに水が流れ込んでおり、開口部41の中央から見て時計回りの先にある縦リブ31における縁部41aの側に排水抵抗部42が形成されている。これにより、水切り部1の内側を流下する水が排水抵抗部42に当たって水切り部1の内側に戻され易くなる。
Further, the
排水抵抗部42は、少なくとも水切り部1の上部に位置する通流孔4に設けることで、下方への水の到達を促進することができる。また、水切り部1の上部から底部20に亘って通流孔4に排水抵抗部42を設けることで、より多くの水を水切り部1の底部20へ到達させることができる。
By providing the
排水抵抗部42は、水切り部1の上部において全周に亘って通流孔4に設けられていることで、流量が大きい場合でも旋回流をより確実に発生させることができる。また、立壁部5が設けられていない場合、上縁部10の水切り部1の上部において全周に亘って通流孔4に排水抵抗部42を設けることで、上縁部10における全周のどの箇所から水が流れ込んできても、底部20への水の到達を促進することができる。
Since the
立壁部5は、導入端部51および終端部57の間の導入路、並びに、導入端部56および終端部52の間の導入路を通して、洗い場床8からの水を水切り部1の内側へ導入する。導入端部51および56は、水切り部1の内面に沿う下方向に向かうにつれて周方向の一側へ延びるように傾斜していることで、旋回流の発生を促進する。
The vertical wall portion 5 introduces water from the
ヘアキャッチャー100は、水切り部1の内側において旋回流がより発生し易くなることで、髪の毛等を底部20にまとめる効果が高まり、清掃が容易になる。水切り部1の底部20には、水抜き孔21が設けられており、底部20において水が溜まることなく排水される。
In the
図7を参照する。排水抵抗部42の外部水流誘導面42aは、縦リブ31における開口部41の縁部41aから、水切り部1の外面15に対して傾斜して、水切り部14の外側へ延びている。外部水流誘導面42aは、水切り部1の内側から外側に向かうにつれて外部水流の上流側へ延びるように傾斜する面として形成されている。図7に矢印で示すように、水切り部1の外側を流れる外部水流は、排水抵抗部42の外部水流誘導面42aに当たって向きを変え、通流孔4を通って水切り部1の外側から内側へ流れ込む。
See FIG. 7. The external water
水切り部1においては、内側から通流孔4を通して外側へ流れる水に髪の毛が混ざり、通流孔4付近の縦リブ31や横リブ32等に付着する可能性がある。外部水流が通流孔4を通って水切り部1の外側から内側へ引き込まれ、水切り部1における縦リブ31や横リブ32等に付着した髪の毛を浮かし、水切り部1の底部20へと流下させることができる。
In the draining
(実施形態2)
図8、図9を参照する。実施形態2に係る水切り部1は、下部において底部20、水抜き孔21および側面部22で構成される貯水部2を有する。水抜き孔21は、貯水部2における側面部22の下端部に横方向に内外を貫通するように設けられている。
(Embodiment 2)
Refer to FIGS. 8 and 9. The draining
リブ構造3は、縦リブ31および横リブ32を有し、上縁部10と貯水部2とを接続する。縦リブ31は貯水部2から上縁部10へ放射状に延びている。立壁部5における導入端部51と終端部57との間において、上縁部10から貯水部2へ延びる導水面6が形成されている。また同様に導入端部56と終端部52との間において、上縁部10から貯水部2へ延びる導水面6が形成されている。導水面6は、下方向に向かうにつれて、周方向の一側へ延びるように傾斜している。尚、図8に示す水切り部1では導水面6に通流孔4を設けられていないが、疎らに通流孔4を設けるようにしてもよい。
The
立壁部5における導入端部51および56は、水切り部1の内側へ延びるように設けられている。導入端部51および56は、水切り部1の下方向に向かうにつれて、導水面6と同じ周方向の一側へ延びるように傾斜している。
The introduction ends 51 and 56 of the vertical wall portion 5 are provided so as to extend inward of the draining
通流孔4には、水切り部1の内側における開口部41の一部を覆うように板状の排水抵抗部42が形成されている。排水抵抗部42は、開口部41の縦リブ31における縁部41aよりも、周方向において通流孔4の中央へ張り出すように設けられている。また、排水抵抗部42は、通流孔4内に臨み、外部水流を水切り部1の内側に誘導する外部水流誘導面42aを有する。
A plate-shaped
排水抵抗部42は、上縁部10と貯水部2との間に形成される通流孔4の全てに設けられている。実施形態1と同様に、排水抵抗部42は、上縁部10に連なる上部に形成される通流孔4に設けられ、貯水部2側に近い通流孔4には設けないような構成としてもよい。
The
ヘアキャッチャー100の上縁部10から水切り部1の上部に流れ込んだ水は、導水面6に沿ってヘアキャッチャー100の内側を流下し、図9に矢印で示すように旋回流を発生する。水切り部1の内側を流下する水は、その一部が図9に矢印Q1で示すように通流孔4を通して水切り部1の外側に排水される。水切り部1の内側を流下する水は、通流孔4に設けられた排水抵抗部42によって排水が制限されるため、矢印Q2で示すように水切り部1の内側に留まって流下することで、旋回流が発生し易くなる。
The water that has flowed from the
排水抵抗部42は、実施形態1と同様に、通流孔4の開口部41のうち、水が流れ込む方向の先にある縦リブ31における縁部41aの側において、周方向に通流孔4の中央へ張り出すように設けられている。このため、水切り部1の内側を流下する水が排水抵抗部42に当たって水切り部1の内側に戻され易くなる。
Similar to the first embodiment, the
ヘアキャッチャー100は、水切り部1の内側において旋回流がより発生し易くなることで、髪の毛等を貯水部2にまとめる効果が高まり、清掃が容易になる。貯水部2には、水抜き孔21が設けられている。旋回流発生時には水の一部が水抜き孔21から抜けつつも貯水部2に水が貯まった状態となり、水の流れ込みが止んだ後、貯水部2に貯まった水が時間経過とともに水抜き孔21から排水される。
In the
図10を参照する。排水抵抗部42の外部水流誘導面42aは、縦リブ31における開口部41の縁部41aから、水切り部1の外面15に対して傾斜する。外部水流誘導面42aは、水切り部1の内側から外側に向かうにつれて外部水流の上流側へ延びるように傾斜する面として形成されている。図10に矢印で示すように、水切り部1の外側を流れる外部水流は、排水抵抗部42の外部水流誘導面42aによって向きを変え、通流孔4を通って水切り部1の外側から内側へ流れ込む。外部水流が通流孔4を通って水切り部1の外側から内側へ流れることで、縦リブ31や横リブ32等に付着した髪の毛を浮かし、水切り部1の底部20へと流下させることができる。
See FIG. The external water
(変形例)
図11(a)〜図11(c)を参照する。図11(a)〜図11(c)では断面が表われる一部の通流孔4を示し、背景となる他の部分は省略されている。図11(a)に示す変形例では、縦リブ31における開口部41の縁部41aから一段外側に穿った位置から排水抵抗部42および外部水流誘導面42aが延びるように形成されている。この場合でも、排水抵抗部42は、水切り部1の内側から外側への水流を制限することができる。また外部水流誘導面42aは、上述の各実施形態と同様に外部水流を水切り部1の内側へ誘導することができる。
(Modification example)
11 (a) to 11 (c) are referred to. 11 (a) to 11 (c) show a part of the through
図11(b)に示す変形例では、外部水流誘導面42aが水切り部1の外面15から突出しないように形成されている。この場合でも、排水抵抗部42によって、水切り部1の内側から外側への水流を制限することができる。また、外部水流誘導面42aによって、水切り部1の外側を流れる外部水流が水切り部1の内側へ誘導され得る。
In the modified example shown in FIG. 11B, the external water
図11(c)に示す変形例では、排水抵抗部42が、縦リブ31における開口部41の縁部41aから一段外側に穿った位置から、周方向において通流孔4の中央へ張り出すように形成されている。排水抵抗部42には、水切り部1の外面15に対して傾斜する外部水流誘導面42aは形成されていない。この場合でも、排水抵抗部42によって、水切り部1の内側から外側への水流を制限することができ、水切り部1の内側において旋回流が発生し易くなる。
In the modified example shown in FIG. 11C, the
次に、各実施形態および変形例のヘアキャッチャー100の特徴を説明する。
本発明の各実施形態および変形例のヘアキャッチャー100は、水を通流させる水切り部1を有する。水切り部1は、上縁部10から流入した水を内側から外側へ排水する複数の通流孔4、および、複数の通流孔4のうち少なくとも上縁部10に連なる上部に設けられた通流孔4における水流の抵抗となる排水抵抗部42を有する。これにより、ヘアキャッチャー100は、水切り部1の内側に流れ込んだ水による旋回流が発生し易くなる。
Next, the features of the
The
また、排水抵抗部42は、水切り部1の上部から水切り部1の底部20に亘って設けられている。これにより、ヘアキャッチャー100は、より多くの水を水切り部1の底部20へ到達させることができる。
Further, the
また、排水抵抗部42は、少なくとも水切り部1の上部の全周に亘って設けられている。これにより、ヘアキャッチャー100は、流量が大きい場合に旋回流をより確実に発生させることができ、全周のどの箇所から水が流れ込んできても、底部20への水の到達を促進することができる。
Further, the
また、ヘアキャッチャー100は、水切り部1の外面15に対して傾斜し、外面15に沿って外側を流れる水を内側へ誘導する外部水流誘導面42aを備える。これにより、ヘアキャッチャー100は、外部水流を引き込んで水切り部1に付着した髪の毛を浮かし、水切り部1の底部20へと流下させることができる。
Further, the
また、排水抵抗部42は、水切り部1の内側における通流孔4の開口部41の縁部41aよりも、周方向において通流孔4の中央へ張り出すように設けられている。これにより、ヘアキャッチャー100は、より多くの水を底部20へ到達させることができる。
Further, the
以上、本発明の実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。 The above description has been made based on the embodiment of the present invention. It will be appreciated by those skilled in the art that these embodiments are exemplary and that various modifications and modifications are possible within the claims of the invention, and that such modifications and modifications are also within the claims of the present invention. It is about to be done. Therefore, the descriptions and drawings herein should be treated as exemplary rather than limiting.
1 水切り部、 10 上縁部、 15 外面、 20 底部、 4 通流孔、
41 開口部、 41a 縁部、 42 排水抵抗部、 42a 外部水流誘導面、
100 ヘアキャッチャー。
1 drainer, 10 top edge, 15 outer surface, 20 bottom, 4 through hole,
41 Opening, 41a Edge, 42 Drainage resistance, 42a External water flow guide surface,
100 hair catcher.
Claims (5)
前記水切り部は、上縁部から流入した水を内側から外側へ排水する複数の通流孔、および、前記複数の通流孔のうち少なくとも前記上縁部に連なる上部に設けられた前記通流孔における水流の抵抗となる排水抵抗部を有することを特徴とするヘアキャッチャー。 A hair catcher with a drainer that allows water to flow through
The draining portion includes a plurality of passage holes for draining water flowing from the upper edge portion from the inside to the outside, and the passage provided at least in the upper portion of the plurality of passage holes connected to the upper edge portion. A hair catcher characterized by having a drainage resistance portion that acts as a resistance to water flow in a hole.
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