JP7334776B2 - 電力ケーブルおよび電気絶縁組成物 - Google Patents
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Description
本出願は、2019年4月4日出願の日本国出願「特願2019-071786」に基づく優先権を主張し、前記日本出願に記載された全ての記載内容を援用するものである。
ポリエチレンを65質量部以上98質量部以下と、スチレン含有樹脂を2質量部以上35質量部以下と、を合計で100質量部含むベース樹脂と、
脂肪酸アミドを0.05質量部以上1.0質量部以下と、
を有する
電気絶縁組成物が提供される。
導体と、
前記導体の外周を覆うように設けられる絶縁層と、
を備え、
前記絶縁層は、ポリエチレンを65質量部以上98質量部以下と、スチレン含有樹脂を2質量部以上35質量部以下と、を合計で100質量部含むベース樹脂と、脂肪酸アミドを0.05質量部以上1.0質量部以下と、を有する電気絶縁組成物により構成される
電力ケーブルが提供される。
電力ケーブルが湿潤環境下または浸水環境下において課電されると、絶縁層中に水トリーが発生する可能性がある。このため、絶縁層の水トリー耐性を向上させることが求められる。
本開示によれば、ケーブル諸特性を確保しつつ、水トリー耐性を向上させることができる。
<発明者等の得た知見>
まず、発明者等の得た知見について概略を説明する。
次に、本開示の実施態様を列記して説明する。
ポリエチレンを65質量部以上98質量部以下と、スチレン含有樹脂を2質量部以上35質量部以下と、を合計で100質量部含むベース樹脂と、
脂肪酸アミドを0.05質量部以上1.0質量部以下と、
を有する。
この構成によれば、ケーブル諸特性を確保しつつ、水トリー耐性を顕著に向上させることができる。
前記ベース樹脂および前記脂肪酸アミドを有する電気絶縁組成物を、常温の1規定NaCl水溶液中に浸漬した状態で、前記電気絶縁組成物に対して商用周波数4kV/mmの交流電界を1000時間印加したときに、
前記電気絶縁組成物中に発生する水トリーの最大長さは、200μm未満である。
この構成によれば、水トリーに起因した絶縁層の絶縁破壊を安定的に抑制することができる。
前記ベース樹脂および前記脂肪酸アミドを有する電気絶縁組成物を、常温の1規定NaCl水溶液中に浸漬した状態で、前記電気絶縁組成物に対して商用周波数4kV/mmの交流電界を1000時間印加したときに、
前記電気絶縁組成物中に発生し30μm以上の長さを有する水トリーの発生個数濃度は、200個/cm3未満である。
この構成によれば、水トリーに起因した絶縁層の絶縁破壊を安定的に抑制することができる。
前記スチレン含有樹脂中のスチレンの含有率は、45質量%未満である。
この構成によれば、水トリーの最大長さを充分に短くすることができる。また、誘電正接を充分に小さくすることができる。また、機械特性(引張強度および引張伸び)を充分に向上させることができる。
前記ベース樹脂中のスチレンの総含有量は、前記ベース樹脂100質量部に対して、0.15質量部以上11質量部以下である。
この構成によれば、スチレン総含有量が0.15質量部以上とすることで、スチレン含有樹脂による水トリー抑制効果を充分に得ることができる。スチレン総含有量を11質量部以下とすることで、誘電正接を充分に小さくすることができ、機械特性(引張強度および引張伸び)を充分に向上させることができる。
前記脂肪酸アミドの含有量に対する、前記ベース樹脂中のスチレンの総含有量の比率は、1.5以上110以下である。
この構成によれば、脂肪酸アミドとスチレン含有樹脂との両方による水トリー抑制効果の顕著性を充分に得ることができる。また、誘電正接の上昇と、機械特性の低下(引張強度の低下および引張伸びの短縮)と、を安定的に抑制することができる。
α-芳香族置換α-メチルアルケンの不飽和二量体を0.1質量部以上10質量部以下さらに有する。
この構成によれば、スチレン含有樹脂と脂肪酸アミドとの両方による水トリー抑制効果に加えて、絶縁層中における水トリーの発生をより安定的に抑制することができる。
前記脂肪酸アミドは、脂肪酸モノアミドからなる。
この構成によれば、極性基による水の局所集中抑制効果を向上させることができる。
前記脂肪酸アミドは、不飽和脂肪酸アミドからなる。
この構成によれば、分散された不飽和結合部(二重結合)に電子をトラップさせることができ、局所的な電界集中を抑制することができる。
有機過酸化物を含む架橋剤を有する。
この構成によれば、架橋剤によりベース樹脂を架橋させることができる。これにより、電気絶縁組成物の機械特性および電気特性を向上させることができる。
前記ベース樹脂は、架橋されている。
この構成によれば、電気絶縁組成物の機械特性および電気特性を向上させることができる。
導体と、
前記導体の外周を覆うように設けられる絶縁層と、
を備え、
前記絶縁層は、ポリエチレンを65質量部以上98質量部以下と、スチレン含有樹脂を2質量部以上35質量部以下と、を合計で100質量部含むベース樹脂と、脂肪酸アミドを0.05質量部以上1.0質量部以下と、を有する電気絶縁組成物により構成される。
この構成によれば、ケーブル諸特性を確保しつつ、水トリー耐性を顕著に向上させることができる。
次に、本開示の一実施形態を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
(1)電気絶縁組成物
本実施形態の電気絶縁組成物は、後述する電力ケーブル10の絶縁層130を構成する材料であり、例えば、ベース樹脂と、脂肪酸アミドと、その他の添加剤と、を有している。
ベース樹脂(ベースポリマ)とは、電気絶縁組成物の主成分を構成する樹脂成分のことをいう。本実施形態のベース樹脂は、例えば、ポリエチレンと、スチレン含有樹脂と、を含んでいる。
電気絶縁組成物中に脂肪酸アミドを添加することにより、脂肪酸アミドを滑剤として作用させ、絶縁層130の押出工程における電気絶縁組成物の流動性を向上させることができる。また、脂肪酸アミドを分散させることで、分散された極性基(親水基)によって電気絶縁組成物中の局所的な水の集中を抑制することができる。これにより、絶縁層130中の水トリーの発生を抑制することができる。
本実施形態では、電気絶縁組成物は、例えば、α-芳香族置換α-メチルアルケンの不飽和二量体をさらに有していてもよい。
本実施形態では、電気絶縁組成物のベース樹脂は、例えば、架橋剤により架橋されることが好ましい。これにより、電気絶縁組成物の機械特性(引張特性など)および電気特性を向上させることができる。
電気絶縁組成物は、例えば、酸化防止剤をさらに含んでいてもよい。
次に、図1を用い、本実施形態の電力ケーブルについて説明する。図1は、本実施形態に係る電力ケーブルの軸方向に直交する断面図である。
導体110は、例えば、純銅、銅合金、アルミニウム、またはアルミニウム合金等を含む複数の導体芯線(導電芯線)を撚り合わせることにより構成されている。
内部半導電層120は、導体110の外周を覆うように設けられている。また、内部半導電層120は、半導電性を有し、導体110の表面側における電界集中を抑制するよう構成されている。内部半導電層120は、例えば、エチレン-エチルアクリレート共重合体、エチレン-メチルアクリレート共重合体、エチレン-ブチルアクリレート共重合体、およびエチレン-酢酸ビニル共重合体等のうち少なくともいずれかと、導電性のカーボンブラックと、を含んでいる。
絶縁層130は、内部半導電層120の外周を覆うように設けられ、上述した電気絶縁組成物により構成されている。絶縁層130は、例えば、上述のように、電気絶縁組成物が押出成形された後に加熱されることにより架橋されている。
外部半導電層140は、絶縁層130の外周を覆うように設けられている。また、外部半導電層140は、半導電性を有し、絶縁層130と遮蔽層150との間における電界集中を抑制するよう構成されている。外部半導電層140は、例えば、内部半導電層120と同様の材料により構成されている。
遮蔽層150は、外部半導電層140の外周を覆うように設けられている。遮蔽層150は、例えば、銅テープを巻回することにより構成されるか、或いは、複数の軟銅線等を巻回したワイヤシールドとして構成されている。なお、遮蔽層150の内側や外側に、ゴム引き布等を素材としたテープが巻回されていてもよい。
シース160は、遮蔽層150の外周を覆うように設けられている。シース160は、例えば、ポリ塩化ビニルまたはポリエチレンにより構成されている。
本実施形態では、上述のように、スチレン含有樹脂と脂肪酸アミドとの両方が絶縁層130中に添加されていることで、絶縁層130の水トリー耐性が顕著に向上している。
本実施形態では、上述のように、絶縁層130は、例えば、架橋されている。また、絶縁層130を構成する電気絶縁組成物中において、α-芳香族置換α-メチルアルケンの不飽和二量体を含まないか、或いは、α-芳香族置換α-メチルアルケンの不飽和二量体の含有量を10質量部以下とすることで、電気絶縁組成物のゲル分率の低下が抑制されている。
ここで、電気絶縁組成物に交流電界を印加すると、損失が生じうる。交流電界を印加したときの損失は、例えば、漏れ電流による損失、誘電分極にもとづく損失、及び部分放電にもとづく損失などである。このような損失に起因して、電流位相は、理想的な電気絶縁組成物に流れる無損失電流よりも遅れる。この場合の遅れ角δを誘電損角といい、正接を誘電正接(tanδ)という。
本実施形態では、スチレン含有樹脂の含有量を35質量部以下とすることで、所定の交流破壊電界が確保されている。
本実施形態では、エラストマとしてのスチレン含有樹脂を含むことで、電気絶縁組成物の引張強度を向上させることができる。
本実施形態では、上述のように、脂肪酸アミドの含有量を1.0質量部以下とすることで、絶縁層130の表面において、ベース樹脂と脂肪酸アミドとの相溶性の違いに起因したブルームが検出されない。
電力ケーブル10における具体的な各寸法としては、特に限定されるものではないが、例えば、導体110の直径は5mm以上60mm以下であり、内部半導電層120の厚さは0.5mm以上3mm以下であり、絶縁層130の厚さは1mm以上35mm以下であり、外部半導電層140の厚さは0.5mm以上3mm以下であり、遮蔽層150の厚さは1mm以上5mm以下であり、シース160の厚さは1mm以上である。本実施形態の電力ケーブル10に適用される交流電圧は、例えば20kV以上である。
次に、本実施形態の電力ケーブルの製造方法について説明する。以下、ステップを「S」と略す。
まず、電気絶縁組成物を準備する。
一方で、複数の導体芯線を撚り合わせることにより形成された導体110を準備する。
電気絶縁組成物準備工程S100および導体準備工程S200が完了したら、3層同時押出機のうち、内部半導電層120を形成する押出機Aに、例えば、エチレン-エチルアクリレート共重合体と、導電性のカーボンブラックとが予め混合された内部半導電層用組成物を投入する。
ケーブルコアを形成したら、外部半導電層140の外側に、例えば銅テープを巻回することにより遮蔽層150を形成する。
遮蔽層150を形成したら、押出機に塩化ビニルを投入して押出すことにより、遮蔽層150の外周に、シース160を形成する。
本実施形態によれば、以下に示す1つ又は複数の効果を奏する。
以上、本開示の実施形態について具体的に説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
以下の試料A1~A14、B1~B11のそれぞれの材料をオープンロールによって120℃において混合し、電気絶縁組成物を得た。
(ベース樹脂)合計100質量部
低密度ポリエチレン(LDPE)(密度d=0.92g/cm3、MFR=1.0g/10min):65質量部以上98質量部以下
スチレン含有樹脂:2質量部以上35質量部以下
・スチレンブタジエンスチレンブロック共重合体(SBS)(密度d=0.95g/cm3、MFR=2.6g/10min、スチレン含有率40質量%)
・水添スチレンブタジエンスチレンブロック共重合体(SEBS:スチレンエチレンブチレンスチレンブロック共重合体)(密度d=0.91g/cm3、MFR=5g/10min、スチレン含有率30質量%)
・水添スチレンブタジエンスチレンブロック共重合体(SEBS)(密度d=0.89g/cm3、MFR=4.5g/10min、スチレン含有率12質量%)
・水添スチレンブタジエンスチレンブロック共重合体(SEBS)(密度d=0.93g/cm3、MFR=3.0g/10min、スチレン含有率43質量%)
(脂肪酸アミド)
ステアリン酸アミド、オレイン酸アミド、エルカ酸アミド、エチレンビスステアリン酸アミド、エチレンビスオレイン酸アミド:0.1質量部
(不飽和二量体)
α-メチルスチレンの不飽和二量体(2,4-ジフェニル-4-メチル-1-ペンテン):0.3質量部(試料A9のみ)
(架橋剤)
ジクミルパーオキサイド:2質量部、または
2,5-ジメチル-2,5-ジ(t-ブチルパーオキシ)ヘキサン:1.3質量部
(酸化防止剤)
4,4’-チオビス-(6-t-ブチル-3-メチルフェノール):0.2質量部
ベース樹脂においてスチレン含有樹脂を含まずにポリエチレンの含有量を100質量部とした点、かつ、脂肪酸アミドを含まない点を除いて、試料A3と同様に作製した。
[試料B2]
脂肪酸アミドを含まない点を除いて、試料A3と同様に作製した。
[試料B3]
ベース樹脂においてスチレン含有樹脂を含まずにポリエチレンの含有量を100質量部とした点を除いて、試料A3と同様に作製した。
[試料B4]
スチレン含有樹脂の含有量が1.5質量部である点を除いて、試料A3と同様に作製した。
[試料B5]
スチレン含有樹脂の含有量が38質量部である点を除いて、試料A3と同様に作製した。
[試料B6]
以下のスチレン含有樹脂を用いた点を除いて、試料A3と同様に作製した。
・水添スチレンブタジエンスチレンブロック共重合体(SEBS)(密度d=0.97g/cm3、MFR=2.0g/10min、スチレン含有率67質量%):20質量部
[試料B7]
ベース樹脂中のスチレンの総含有量を0.12質量部とした点を除いて、試料A7と同様に作製した。
[試料B8]
ベース樹脂中のスチレンの総含有量を12.9質量部とした点を除いて、試料A8と同様に作製した。
[試料B9]
スチレン含有率が67質量%であるSEBSの含有量を10質量部とした点を除いて、試料B6と同様に作製した。
[試料B10]
脂肪酸アミドの含有量が0.02質量部である点を除いて、試料A3と同様に作製した。
[試料B11]
脂肪酸アミドの含有量が1.5質量部である点を除いて、試料A3と同様に作製した。
上述の電気絶縁組成物を用い、各評価に応じて絶縁シートを作製し、各評価を行った。
上述の電気絶縁組成物を形成した後、プレス成型により120℃において10分、電気絶縁組成物をプレスすることで、1mmの厚さを有する絶縁シートを2枚作製した。絶縁シートを作製したら、所定の半導電シートを2枚の絶縁シートで挟み、積層シートを形成した。積層シートを形成したら、プレス成型により180℃において30分、積層シートをプレスすることで、絶縁シートのベース樹脂を架橋させた。絶縁シートを架橋させたら、半導電シートに対して配線を形成した。
上述の電気絶縁組成物を形成した後、プレス成型により180℃において30分、電気絶縁組成物をプレスすることで、0.2mmの厚さを有する絶縁シートを作製した。このとき、180℃において30分、絶縁シートをプレスすることで、絶縁シートのベース樹脂を架橋させた。
上述の評価2と同様の絶縁シートを作製した。次に、常温(27℃)および商用周波数(例えば60Hz)の条件下において、絶縁シートに対して5kVの交流電圧を1分課電した。その後、絶縁シートに対する交流電圧を1kVずつ昇圧し、絶縁シートに対して交流電圧を1分課電するサイクルを繰り返した。そして、絶縁シートにおいて絶縁破壊が生じたときの電界を測定した。
上述の電気絶縁組成物を形成した後、プレス成型により180℃において30分、電気絶縁組成物をプレスすることで、1mmの厚さを有する絶縁シートを作製した。このとき、180℃において30分、絶縁シートをプレスすることで、絶縁シートのベース樹脂を架橋させた。
上述の評価4と同様の絶縁シートを作製した。次に、JIS C3005に準拠して、絶縁シートの引張強度および引張伸びを測定した。具体的には、JIS-3号ダンベルを用い、200mm/minの引張速度において絶縁シートを引っ張ることで、絶縁シートの引張強度および引張伸びを測定した。
電気絶縁組成物のペレットを80℃の恒温槽内に10日間に保持した後、その表面を目視により観察した。ペレットの観察により、ペレット表面に析出したブルームの有無を評価した。ブルームの発生が無かった場合を「A」とし、ブルームの発生があった場合を「B」とした。
以下の表1および表2を用い、各試料の評価を行った結果を説明する。なお、以下の表1および2において、各配合剤の含有量の単位は、「質量部」である。また、表1および2において、スチレン含有樹脂における括弧書き内の「St」とは、スチレン含有率のことである。
以下、本開示の好ましい態様を付記する。
ポリエチレンを65質量部以上98質量部以下と、スチレン含有樹脂を2質量部以上35質量部以下と、を合計で100質量部含むベース樹脂と、
脂肪酸アミドを0.05質量部以上1.0質量部以下と、
を有する
電気絶縁組成物。
前記ベース樹脂および前記脂肪酸アミドを有する電気絶縁組成物を、常温の1規定NaCl水溶液中に浸漬した状態で、前記電気絶縁組成物に対して商用周波数4kV/mmの交流電界を1000時間印加したときに、
前記電気絶縁組成物中に発生する水トリーの最大長さは、200μm未満である
付記1に記載の電気絶縁組成物。
前記ベース樹脂および前記脂肪酸アミドを有する電気絶縁組成物を、常温の1規定NaCl水溶液中に浸漬した状態で、前記電気絶縁組成物に対して商用周波数4kV/mmの交流電界を1000時間印加したときに、
前記電気絶縁組成物中に発生し30μm以上の長さを有する水トリーの発生個数濃度は、200個/cm3未満である
付記1又は付記2に記載の電気絶縁組成物。
前記スチレン含有樹脂中のスチレンの含有率は、45質量%未満である
付記1から付記3のいずれか1つに記載の電気絶縁組成物。
前記ベース樹脂中のスチレンの総含有量は、前記ベース樹脂100質量部に対して、0.15質量部以上11質量部以下である
付記1から付記4のいずれか1つに記載の電気絶縁組成物。
前記脂肪酸アミドの含有量に対する、前記ベース樹脂中のスチレンの総含有量の比率は、1.5以上110以下である
付記1から付記5のいずれか1つに記載の電気絶縁組成物。
α-芳香族置換α-メチルアルケンの不飽和二量体を0.1質量部以上10質量部以下さらに有する
付記1から付記6のいずれか1つに記載の電気絶縁組成物。
前記脂肪酸アミドは、脂肪酸モノアミドである
付記1から付記7のいずれか1つに記載の電気絶縁組成物。
前記脂肪酸アミドは、不飽和脂肪酸アミドである
付記1から付記8のいずれか1つに記載の電気絶縁組成物。
有機過酸化物を含む架橋剤を有する
付記1から付記9のいずれか1つに記載の電気絶縁組成物。
前記ベース樹脂は、架橋されている
付記1から付記9のいずれか1つに記載の電気絶縁組成物。
導体と、
前記導体の外周を覆うように設けられる絶縁層と、
を備え、
前記絶縁層は、ポリエチレンを65質量部以上98質量部以下と、スチレン含有樹脂を2質量部以上35質量部以下と、を合計で100質量部含むベース樹脂と、脂肪酸アミドを0.05質量部以上1.0質量部以下と、を有する電気絶縁組成物により構成される
電力ケーブル。
電気絶縁組成物を準備する工程と、
前記電気絶縁組成物を用い、導体の外周を覆うように絶縁層を形成する工程と、
を備え、
前記電気絶縁組成物を準備する工程では、
ポリエチレンを65質量部以上98質量部以下と、スチレン含有樹脂を2質量部以上35質量部以下と、を合計で100質量部含むベース樹脂と、脂肪酸アミドを0.05質量部以上1.0質量部以下と、を混合し、前記電気絶縁組成物を形成する
電力ケーブルの製造方法。
110 導体
120 内部半導電層
130 絶縁層
140 外部半導電層
150 遮蔽層
160 シース
Claims (14)
- 導体と、
前記導体の外周を覆うように設けられる絶縁層と、
を備え、
前記絶縁層は、ポリエチレンを65質量部以上98質量部以下と、スチレン含有樹脂を2質量部以上35質量部以下と、を合計で100質量部含むベース樹脂と、脂肪酸アミドを0.05質量部以上1.0質量部以下と、を有する電気絶縁組成物により構成され、
前記ベース樹脂中のスチレンの総含有量は、前記ベース樹脂100質量部に対して、0.15質量部以上11質量部以下である
電力ケーブル。 - 前記脂肪酸アミドの含有量に対する、前記ベース樹脂中のスチレンの総含有量の比率は、1.5以上110以下である
請求項1に記載の電力ケーブル。 - 導体と、
前記導体の外周を覆うように設けられる絶縁層と、
を備え、
前記絶縁層は、ポリエチレンを65質量部以上98質量部以下と、スチレン含有樹脂を2質量部以上35質量部以下と、を合計で100質量部含むベース樹脂と、脂肪酸アミドを0.05質量部以上1.0質量部以下と、を有する電気絶縁組成物により構成され、
前記脂肪酸アミドは、ラウリル酸アミド、パルチミン酸アミド、ステアリン酸アミド、ヒドロキシステアリン酸アミド、オレイン酸アミド、エルカ酸アミド、メチレンビスステアリン酸アミド、エチレンビスカプリン酸アミド、エチレンビスラウリン酸アミド、エチレンビスステアリン酸アミド、エチレンビスヒドロキシステアリン酸アミド、エチレンビスベヘン酸アミド、ヘキサメチレンビスステアリン酸アミド、ヘキサメチレンビスヒドロキシステアリン酸アミド、N,N’-ジステアリルアジピン酸アミド、エチレンビスオレイン酸アミド、エチレンビスエルカ酸アミド、ヘキサメチレンビスオレイン酸アミド、N,N’-ジオレイルアジピン酸アミド、およびN,N’-ジオレイルセバシン酸アミドのうち少なくともいずれか1つであり、
前記脂肪酸アミドの含有量に対する、前記ベース樹脂中のスチレンの総含有量の比率は、1.5以上110以下である
電力ケーブル。 - 前記スチレン含有樹脂中のスチレンの含有率は、45質量%未満である
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電力ケーブル。 - 前記電気絶縁組成物を、常温の1規定NaCl水溶液中に直接的に浸漬した状態で、前記電気絶縁組成物に対して商用周波数4kV/mmの交流電界を1000時間印加したときに、
前記電気絶縁組成物中に発生する水トリーの最大長さは、200μm未満である
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電力ケーブル。 - 前記電気絶縁組成物を、常温の1規定NaCl水溶液中に直接的に浸漬した状態で、前記電気絶縁組成物に対して商用周波数4kV/mmの交流電界を1000時間印加したときに、
前記電気絶縁組成物中に発生し30μm以上の長さを有する水トリーの発生個数濃度は、200個/cm3未満である
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電力ケーブル。 - α-芳香族置換α-メチルアルケンの不飽和二量体を0.1質量部以上10質量部以下さらに有する
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の電力ケーブル。 - 前記脂肪酸アミドは、脂肪酸モノアミドである
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の電力ケーブル。 - 前記脂肪酸アミドは、不飽和脂肪酸アミドである
請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の電力ケーブル。 - 前記ベース樹脂は、架橋されている
請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の電力ケーブル。 - 前記ポリエチレンは、低密度ポリエチレンおよび直鎖状低密度ポリエチレンのうち少なくともいずれかからなる
請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の電力ケーブル。 - 電力ケーブルの絶縁層を構成する電気絶縁組成物であって、
ポリエチレンを65質量部以上98質量部以下と、スチレン含有樹脂を2質量部以上35質量部以下と、を合計で100質量部含むベース樹脂と、
脂肪酸アミドを0.05質量部以上1.0質量部以下と、
を有し、
前記ベース樹脂中のスチレンの総含有量は、前記ベース樹脂100質量部に対して、0.15質量部以上11質量部以下である
電気絶縁組成物。 - 電力ケーブルの絶縁層を構成する電気絶縁組成物であって、
ポリエチレンを65質量部以上98質量部以下と、スチレン含有樹脂を2質量部以上35質量部以下と、を合計で100質量部含むベース樹脂と、
脂肪酸アミドを0.05質量部以上1.0質量部以下と、
を有し、
前記脂肪酸アミドは、ラウリル酸アミド、パルチミン酸アミド、ステアリン酸アミド、ヒドロキシステアリン酸アミド、オレイン酸アミド、エルカ酸アミド、メチレンビスステアリン酸アミド、エチレンビスカプリン酸アミド、エチレンビスラウリン酸アミド、エチレンビスステアリン酸アミド、エチレンビスヒドロキシステアリン酸アミド、エチレンビスベヘン酸アミド、ヘキサメチレンビスステアリン酸アミド、ヘキサメチレンビスヒドロキシステアリン酸アミド、N,N’-ジステアリルアジピン酸アミド、エチレンビスオレイン酸アミド、エチレンビスエルカ酸アミド、ヘキサメチレンビスオレイン酸アミド、N,N’-ジオレイルアジピン酸アミド、およびN,N’-ジオレイルセバシン酸アミドのうち少なくともいずれか1つであり、
前記脂肪酸アミドの含有量に対する、前記ベース樹脂中のスチレンの総含有量の比率は、1.5以上110以下である
電気絶縁組成物。 - 前記スチレン含有樹脂中のスチレンの含有率は、45質量%未満である
請求項12または請求項13に記載の電気絶縁組成物。
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