JP7334475B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置に関する。
一般に、画像形成装置は、画像形成用の機器を収容する筐体を備えている。この筐体の一例として、上面に開口部を有する筐体本体部と、軸部を支点に回動することで該開口部を開閉するトップカバーとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この画像形成装置では、トップカバーを開くことで筐体本体部内にアクセスしてトナーコンテナの交換作業等を行えるようになっている。
この種の画像形成装置において、セキュリティ性を強化するためにトップカバーにID認証用の電子基板を内蔵する場合がある。この認証用電子基板は、本体筐体部内に設けられたコントロール基板に電線を介して接続される。電線の両端部には接続用のコネクター部が設けられている。各コネクター部はそれぞれ、認証用電子基板に設けられたコネクター部とコントロール基板に設けられたコネクター部とに抜差し可能に接続される。
特開2016-29405号公報
しかしながら、特許文献1に示す画像形成装置では、例えばトップカバー(可動カバー)を開閉する際に、電線の両端部の認証用基板(第一電子基板)及びコントロール基板(第二電子基板)に引張り力が作用して各基板が破損する虞がある。この問題を回避するべく電線を長めにとって弛ませることが考えられる。しかしこの場合、トップカバーの開閉時に電線の弛んだ部分が可動部と本体筐体部との間に噛込んで電線が破損する虞がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは 、電線に対して第一電子基板及び第二電子基板を引っ張る向きの張力が作用した場合でも各電子基板が破損しないようにすることにある。
本発明に係る画像形成装置は、開口部を有する本体筐体部と、軸部を支点に回動することで該本体筐体部の開口部を開閉する可動カバーと、該可動カバーに設けられた第一電子基板と、上記本体筐体部内に設けられた第二電子基板と、上記第一電子基板と上記第二電子基板とを接続する電線とを備えている。
そして、上記可動カバーにおける電線配索経路に設けられた可動側当接部と、上記本体筐体部における電線配索経路に設けられた本体側当接部とを備え、上記電線は、上記可動カバーの上記電線配索経路における上記可動側当接部よりも上記第一電子基板側に位置する可動側ストッパー部材と、上記本体筐体部の電線配索経路における上記本体側当接部よりも上記第二電子基板側に位置する本体側ストッパー部材と、を備え、上記可動側ストッパー部材は、上記電線に対して第一電子基板を引張る向きの張力が作用したときに上記可動側当接部に当接して該張力を受止めるように構成され、上記本体側ストッパー部材は、上記電線に対して第二電子基板を引張る向きの張力が作用したときに上記本体側ストッパー部に当接して該張力を受止めるように構成されている。
本発明によれば、電線に対して第一電子基板及び第二電子基板を引っ張る向きの張力が作用した場合でも各電子基板に張力が直接作用することはない。よって、この張力に起因する第一電子基板及び第二電子基板の破損を防止することができる。
図1は、実施形態における画像形成装置を示す外観斜視図である。 図2は、実施形態における画像形成装置の内部構造を示す概略図である。 図3は、画像形成装置の外装カバーを取外した状態を示す図1相当図である。 図4は、トップカバーを示す外観斜視図である。 図5は、トップカバーを示す平面図である。 図6Aは、トップカバーを閉じた状態における図5のVI-VI線断面図である。 図6Bは、トップカバーの全開状態における図6A相当図である。 図6Cは電線の構成を示す概略図である。 図7は、図4における基板収容部の拡大斜視図である。 図8は、第一ガイド突部、第二ガイド突部及び第三ガイド突部の概略構成を示す図である。 図9は、図3におけるIX部の拡大図である。 図10は、電線挿通筒を開口端側から見た概略図である。 図11は、本実施形態における第一及び第二ストッパー部材の構成例を示す軸方向から見た概略図である。 図12、結束バンドを第一ストッパー部材として適用する際の適用例を示す図である。 図13、結束バンドを第二ストッパー部材として適用する際の適用例を示す図である 。 図14は、本実施形態の作用効果を説明するための説明図である。 図15は、変形例における第一及び第二ストッパー部材を示す軸方向から見た概略図である。 図16は、変形例における第一及び第二ストッパー部材を示す径方向から見た概略図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
《実施形態》
図1は、実施形態における画像形成装置1の一例を示す外観斜視図である。この画像形成装置1は、レーザープリンターにより構成されている。以下の説明において、「前側」、「後側」、「左側」及び「右側」は、それぞれ画像形成装置1を基準とする方向である。
画像形成装置1は、全体視が略直方体状をなす筐体100を有している。筐体100の前側面の上端部には操作パネル200が設けられている。操作パネル200は、ユーザーが画像形成装置1に対して各種設定及び印刷指示を行うためのものである。筐体100の上面の前側且つ右側の隅部には、NFC認証領域Rが設けられている。NFC認証領域Rは、NFC(Near Field Communication)通信の対象である非接触型のICカードがかざされる部分である。画像形成装置1は、NFC通信により読取ったICカードの情報を基にユーザー認証を行う。そして、画像形成装置1はユーザー認証に成功した場合にのみ操作パネル200を通じてユーザーのログインを許可する。
図2に示すように、筐体100の内部には、給紙部10、画像形成部20、及び定着部30が収容されている。筐体100の上面部には排紙トレイ部40が設けられている。給紙部10から排紙トレイ部40に至る用紙搬送路Lには、シートSを挟持搬送する複数の搬送ローラー対11~13が配置されている。筐体100内の後側端部には、用紙搬送路Lとの間でループを形成する反転搬送路L´が設けられている。反転搬送路L´には複数の搬送ローラー対14~16が配置されている。
上記給紙部10は、筐体100内の下端部に配置されている。給紙部10は、シートSが収容される給紙カセット10aと、該給紙カセット10a内のシートSを取出して該カセット外に送り出すためのピックアップローラー10bとを有している。給紙カセット10aよりカセット外に送り出されたシートSは、搬送ローラー対11によって画像形成部20に供給される。
画像形成部20では、ブラック、マゼンタ、シアン及びイエローの各色にそれぞれ対応するトナー画像を形成する作像ユニット20Bk、20M、20C及び20Yが一列に配置されている。各作像ユニット20Bk、20M、20C、20Yは、感光体ドラム21、帯電装置22、現像装置23及びクリーニング装置24を備えている。尚、符号21~24は、見易さを考慮して作像ユニット20Yについてのみ図示している。
作像ユニット20Bk、20M、20C及び20Yの下方には、各感光体ドラム21の表面にレーザー光を照射する露光装置25が配置されている。また、作像ユニット20Bk、20M、20C及び20Yの上方には、中間転写ユニット26が配置されている。中間転写ユニット26には、各感光体ドラム21に接して走行する中間転写ベルト27が設けられている。中間転写ベルト27の内側には、各感光体ドラム21との間で中間転写ベルト27を挟み込むように一次転写ローラー28が設けられている。また、作像ユニット20Bkの下流側には、中間転写ベルト27の表面に接触する二次転写ローラー29が設けられている。中間転写ユニット26の上方には、作像ユニット20Bk、20M、20C、20Yの各現像装置23に補給する各色のトナーを貯留するトナーコンテナ50Bk、50M、50C、50Yが配置されている。
画像形成部20では、露光装置25によって各感光体ドラム21の表面に所定の画像データ(例えば、外部端末より受信した原稿画像データ)に基づくレーザー光を照射することで静電潜像を形成し、形成した静電潜像を現像装置23によって現像することで各色のトナー像を形成する。各感光体ドラム21の表面に形成された各色のトナー像は、一次転写ローラー28によって中間転写ベルト27の表面に転写されて重ね合わせられる。
そして、中間転写ベルト27上に転写されたトナー像は、シートSが二次転写ローラー29と中間転写ベルト27との間を通過する際に転写バイアスを受けてシートS側に移動し転写される。該転写後のシートSは定着部30に供給される。定着部30では、画像形成部20より供給されるシートSを定着ローラー30a及び加圧ローラー30b間で加圧することにより、当該シートSにトナー像を定着させる。そして、定着部30にてトナー像が定着されたシートSは、両ローラー30a,30bにより下流側へと送り出される。定着部30より送り出されたシートSは、搬送ローラー対13によって排紙トレイ部40に排出される。また、シートSの両面にトナー像を形成する場合には、搬送ローラー対13によりシートSはスイッチバックされて、反転搬送路L´に搬送される。
[筐体100の概略構成]
図1及び図3に示すように、筐体100は、本体筐体部101と、トップカバー102(可動カバーの一例)と、電装ボックス104とを有している。
本体筐体部101は、前後方向に長い略直方体状に形成されている。本体筐体部101の上面における後端部を除く全域には矩形状の開口部Kが形成されている。トップカバー102はこの開口部Kを開閉可能に閉塞している。トップカバー102は、開口部Kを閉塞した状態(図1及び図3の状態)からその後端部を支点に上側に回動させることで開放可能になっている。ユーザーは、トップカバー102を開放することで、本体筐体部101内にアクセスしてトナーコンテナ50Bk、50M、50C、50Yの交換作業等を行えるようになっている。
電装ボックス104は、本体筐体部101の右側面を覆う外装カバー103に取付けられている。電装ボックス104内には各種の電装機器や増設用のハードディスク等が収容されている。
本体筐体部101の上面におけるトップカバー102の後端縁に隣接する部分には、上側に突出する矩形ケース状の排出機構収容部101aが形成されている。排出機構収容部101a内には搬送ローラー対13を含むシート排出機構が収容されている。排出機構収容部101aの前側壁101bにはシート排出口101cが形成されている。シート排出口101cから排出されたシートSは、トップカバー102の上面に排出される。
[トップカバー102の概略構成]
図4及び図5に示すように、トップカバー102は、カバー本体102aと一対の係合軸部102bと基板収容部102cとを有している。
カバー本体102aは、後側から前側に向かって上側に傾斜した後、後側に向かって水平に延びる薄板状に形成されている。カバー本体102aの上面は上述の排紙トレイ部40として機能する。カバー本体102aの下面における左右両端部には板状リブ102r(図6A及び図6Bにのみ示す)が突設されている。
一対の係合軸部102bは、カバー本体102aの後端縁における左右方向の両端部に一体成形されている。各係合軸部102bは、左右方向に延びていて互いに同軸に配置されている。各係合軸部102bは、カバー本体102aの後端縁から突出するリブに固定されている。トップカバー102は、一対の係合軸部102bを本体筐体部101の支持孔(図示省略)に係合させた状態で本体筐体部101に組付けられている。トップカバー102は、一対の係合軸部102bを支点に上下方向に回動可能に構成されている。
基板収容部102cは、上記NFC認証領域R(図1参照)にかざされたICカードとの間でNFC通信を行うNFC基板300(第一電子基板の一例)を収容する。基板収容部102cは、上側に開放する底浅の矩形箱状に形成されている。基板収容部102cは、カバー本体102aの隅部に形成されたL字状の切欠部102eの端縁に沿って配置されている。基板収容部102cの上側の開放部は蓋部材102d(図1及び図3参照)によって閉塞される。そして、この蓋部材102dの上面が上記NFC認証領域Rとして機能する。基板収容部102cの内部構成については後述する。
NFC基板300は、NFC用のICチップと基板本体と通信用のアンテナ部等を有している。また、NFC基板300には、電線500を接続するためのコネクター部301が取付けられている。そして、NFC基板300は、本体筐体部101内に設けられたコントロール基板400(第二電子基板の一例)に電線500を介して接続されている。
[コントロール基板400の配置構成]
図3に示すように、コントロール基板400は、本体筐体部101の右側面を覆う外装カバー103を取外すことで外部に露出する。本体筐体部101内の右側端部には板金フレーム105が設けられており、コントロール基板400は板金フレーム105の上側且つ後側の隅部に取付けられている。
コントロール基板400は、画像形成装置1の各部の動作を制御する駆動ICと、駆動ICが実装された基板本体とを有している。コントロール基板400の基板本体には、電線500を接続するためのコネクター部401が取付けられている。コネクター部401に接続された電線500は、板金フレーム105に突設された電線挿通筒106内を通って上記NFC基板300まで配索されている。
[電線500の配索経路の概略説明]
次に、図6A及び図6Bを参照して電線500の配索経路について説明する。図6Aは、図5のVI-VI線断面であってトップカバー102を閉じた状態を示している。図6Bは、トップカバー102を図6Aの状態から上側に開放した状態を示している。図中の太二点鎖線は電線500の配索経路を示し、細二点鎖線は板金フレーム105に取付けられた上記電線挿通筒106を示している。
コントロール基板400に接続された電線500は、先ず、電線挿通筒106を通って右側から左側(図6Aの紙面垂直方向の手前側から奥側)に向かって延びる。ここで、板金フレーム105の電線挿通筒106に対応する箇所には貫通孔(図示省略)が形成されている。電線500はこの貫通孔を貫通した後、上側に屈曲して排出機構収容部101a(図1参照)の上端部付近まで延び、その後、U字状に湾曲して係合軸部102bの下側付近まで延びる。そして、電線500は、係合軸部102bの下側を囲むようU字状に湾曲した後、カバー本体102aの下面に沿って前側に向かって上側に傾斜し、その後、基板収容部102cの貫通孔102qを貫通してNFC基板300に接続される。尚、図示しないが、トップカバー102の下面には電線500を下方から覆う断面コ字状の保護部材が取付けられている。
[電線500の構成]
電線500は例えば断面円形状をなしており、電線500の両端部には、図6Cに示すようにコネクター部501,502が取付けられている。一方のコネクター部501は、NFC基板300のコネクター部301に抜差し可能に接続され、他方のコネクター部502は、コントロール基板400のコネクター部401に抜差し可能に接続される。
ここで、電線500には、例えばトップカバー102を開放状態から閉状態にする際に作用する張力を受止める第一ストッパー部材601及び第二ストッパー部材602が取付けられている。第一ストッパー部材601(可動側ストッパー部材の一例)は、電線500に張力が作用した際に後述する基板収容部102c内のガイド突部102n(可動側当接部の一例)に当接し、第二ストッパー部材602(本体側ストッパー部材の一例)は電線挿通筒106(本体側当接部)の端面に当接することで、電線500と各基板300,400との接続部に大きな負荷がかかるのを防止する。第一ストッパー部材601及び第二ストッパー部材602は、例えば結束バンド700(図12参照)により構成されている。尚、図6C及び後で参照する図7、図9及び図10においては、第一ストッパー部材601及び第二ストッパー部材602を簡略化してブロック状に表示している。
[基板収容部102cの内部構造]
図4、図5及び図7に示すように、基板収容部102cは、底壁102f、前側壁102g、後側壁102h、左側壁102i及び右側壁102jを有している。
底壁102fは、前後方向に長い矩形板状に形成されている。底壁102fにおける左右方向の中央部の前側端部には、矩形台状の基板載置部102kが突設されている。底壁102fにおける左右方向の中央部の後側端部には、台座部102lが突設されている。
底壁102fの前後方向の中間部における電線配索経路の左右両側には、枠状のケース部102mが突設されている。ケース部102mは、メモリ等のストック部品を収容するために利用される。
台座部102lは、左右方向に長い直方体状をなしている。台座部102lは、電線500を下方から支持することで電線500に弛みが生じるのを防止している。
台座部102lの上面には、左右方向に間隔を空けて並ぶ第一ガイド突部102n及び第二ガイド突部102oが形成されている。
底壁102fの左右方向の中央部における台座部102lと基板載置部102kとの間には第三ガイド突部102pが形成されている。
第一ガイド突部102n、第二ガイド突部102o及び第三ガイド突部102pは、それぞれの中心を結ぶ直線が略正三角形状をなすように配置されている。
図8に示すように、各ガイド突部102n,102o,102pは、鉛直板部110と水平板部111とからなる断面L字状に形成されている。平面視における電線500の配索経路(電線配索経路)は、主に各ガイド突部102n,102o,102pの鉛直板部110によって規定され、水平板部111は電線500の上方への抜けを防止している。
ここで、第一ガイド突部102nの鉛直板部110は左右方向に平行に延び、第二ガイド突部102o及び第三ガイド突部102pは前後方向に平行に延びている。
図7に示すように、電線500は、第一ガイド突部102nにて鋭角に折れ曲がって右側に延び、その後、第二ガイド突部102oにて鋭角に折れ曲がって左斜め前側に延び、その後、第三ガイド突部102pにて鈍角に折れ曲がって前側に延び、最終的にコネクター部501がNFC基板300のコネクター部301に接続される。そうして、電線500は基板収容部102c内において略Z字状に屈曲して配索されている。
[第一ストッパー部材601の配置構成]
上記第一ストッパー部材601は、電線500における第一ガイド突部102nよりもNFC基板300側に設けられている。より詳しくは、ストッパー部材601は、電線500における第一ガイド突部102nと第二ガイド突部102oとの間に取付けられている。ストッパー部材601は、第一ガイド突部102nに隣接する位置に配置されている。第一ストッパー部材601は、コネクター部501がNFC基板300のコネクター部301に接続された状態において第一ガイド突部102nに当接するか又は僅かな隙間を持って配置されている。ストッパー部材601は、電線500に対してNFC基板300を引っ張る向きの張力F1が作用した場合に第一ガイド突部102nに当接してこの荷重(=張力F1)を受け止めるように構成されている。ストッパー部材601はこの荷重を受けても電線500の表面から剥がれないよう該電線500に対して強固に固定されている。
[電線挿通筒106の詳細説明]
次に、図9及び図10を参照して電線挿通筒106の構成を説明する。図9は、図3のIX部の拡大図であり、電線挿通筒106を開口端側(右側)から見た側面図である。
電線挿通筒106は、第一分割部材106Aと第二分割部材106Bとを組合わせて構成されている。
図10に示すように、第一分割部材106Aは、鉛直板部106aと、鉛直板部106aから水平に突出する上側水平板部106b及び下側水平板部106cと、下側水平板部106cの先端部から上側に突出する突出板部106dとを有している。鉛直板部106aと突出板部106dとの間には、上側に開放して電線500を収容する収容空間Tが形成されている。
第二分割部材106Bは、鉛直板部106eと水平板部106fとを有する断面L字状部材である。第二分割部材106Bの水平板部106fは、第一分割部材106Aの上側水平板部106bの上面に重なるように配置されている。
第一分割部材106Aの突出板部106dと、第二分割部材106Bの鉛直板部106eとの間には、電線500を下方から挿通可能な挿通部106gが確保されている。電線500は、図10中の矢印で示すように、電線挿通筒106に対し挿通部10gを介して下方から挿入された後、収容空間T内にセットされる。
[ストッパー部材602の配置構成]
第二ストッパー部材602(図10では二点鎖線で示す)は、コネクター部502がコントロール基板400のコネクター部401に接続された状態において、電線挿通筒106(第一分割部材106A)の端面に当接するか又は僅かに隙間を持って配置されている。第二ストッパー部材602は、電線500に対してコントロール基板400を引っ張る向きの張力F2(図9参照)が作用した場合に電線挿通筒106の端面に当接してこの荷重(=張力F2)を受け止めるように構成されている。ストッパー部材602はこの荷重を受けても電線500の表面から剥がれないよう該電線500に対して強固に固定されている。
[第一及び第二ストッパー部材601,602の構成例]
図11は、本実施形態における第一ストッパー部材601及び第二ストッパー部材602の構成例を示す概略図である。第一ストッパー部材601及び第二ストッパー部材602は、樹脂製の結束バンド700により構成されている。
結束バンド700は、帯状部701と帯状部701の一端部の外周面に突設されるロック部702とを有している。ロック部702は、帯状部701の外周面の一端部から径方向外側突出する矩形状の突出柱である。ロック部702の内部には、帯状部701が挿通される挿通孔が形成され、挿通孔内には帯状部701をロックするロック爪が形成されている。以下の説明において、ロック部702の径方向外側端面と帯状部701の外周面の周方向の一点を結ぶ最大寸法をWとし、最大寸法方向をYと定義する。
図12に示すように、結束バンド700を第一ストッパー部材601として使用する場合には、最大寸法方向Yを上下方向に向けて、最大寸法Wを第一ガイド突部102nの高さh(図8参照)よりも十分に大きくとることが好ましい。具体的には、最大寸法Wは、電線500が第一ガイド突部102nの最下端に位置する場合でもロック部702が水平板部111の下面よりも上側に突出するように設定することが好ましい。これによれば、第一ストッパー部材601が、電線500の張力F1を受け止めた際に水平板部111の下側をすり抜けて機能しなくなるのを防止することができる。
図13に示すよう、結束バンド700を第二ストッパー部材602として使用する場合には、最大寸法方向Yを前後方向に向けて、最大寸法Wを収容空間Tの幅よりも十分に大きくとることが好ましい。具体的には、最大寸法Wは、電線500が収容空間T内における図13の左右方向のいずれの位置にあっても、結束バンド700の最大寸法方向Yの両端部が第一分割部材106A(鉛直板部106a及び突出板部106d)の端面に当接するように設定することが好ましい。これによれば、ストッパー部材602が、電線500の張力F2を受け止めた際に収容空間T内に引き込まれて機能しなくなるのを防止することができる。
[作用効果]
図14は、本実施形態の作用効果を説明するための説明図である。この図では、分かり易いように、電線500を介したNFC基板300とコントロール基板400との接続構造をブロック図として簡略化している。電線500は、上述したようにトップカバー102の電線配索経路における第一ガイド突部102nよりもNFC基板300に位置する第一ストッパー部材601と、本体筐体部101の電線配索経路における電線挿通筒106よりもコントロール基板400側に位置するストッパー部材602とを備えている。
そして、第一ガイド突部102nは、電線500に対してNFC基板300を引張る向きの張力F1が作用したときに第一ガイド突部102nに当接して該張力F1を受止めるように構成されている。電線挿通筒106は、電線500に対してコントロール基板400を引張る向きの張力F2が作用したときにストッパー部材602に当接して該張力F2を受止めるように構成されている。
この構成によれば、例えば電線500の配索作業に際してトップカバー102を開閉する際に(特にトップカバー102を開いた状態から閉じる際に)、電線500に対して各NFC基板300及びコントロール基板400を引っ張る向きの張力F1,F2が作用したとしても、該張力F1,F2はストッパー部材601,602を介して第一ガイド突部102n及び電線挿通筒106に伝達される。よって、張力F1,F2がNFC基板300のコネクター部301及びコントロール基板400のコネクター部401に直接作用することもない。よって、各コネクター部301,401の破損は勿論のこと、各基板300,400の破損を防止することができる。
また、第一ストッパー部材601は、電線500における第一ガイド突部102nからNFC基板300(コネクター部301)までの長さを調整する調整部材としても兼用することができる。また、ストッパー部材602は、電線挿通筒106の端面からコントロール基板400(コネクター部401)までの長さを調整する調整部材としても兼用することができる。
また、本実施形態では、トップカバー102には、NFC基板300を収容する基板収容部102cが設けられ、上記第一ガイド突部102nは、基板収容部102c内において電線500をガイドしている。
この構成によれば、電線500の配索経路を規定するガイド部材をストッパー部材601との当接部材として兼用することで、部品点数を削減して製品コストを低減することができる。
また、本実施形態では、基板収容部102c内の電線配索経路には、第一ガイド突部102nと第二ガイド突部102oと第三ガイド突部102pとの三つの突部が設けられている。
この構成によれば、電線500が複数回屈曲した後にNFC基板300に接続されることとなる。したがって、電線500をNFC基板300に対して直線的に接続する場合に比べて、張力F1がNFC基板300に伝わり難くなる。よって、張力F1によるNFC基板300の破損を確実に防止することができる。
また、三つガイド突部102n,102o,102pのうち、NFC基板300から最も離れた位置にあるガイド突部102nに第一ストッパー部材601が当接するようになっている。
この構成によれば、ストッパー部材601によって、NFC基板300から極力離れた位置で張力F1を受け止めることとなる。よって、張力F1がNFC基板300に伝わるのを確実に防止することができる。
また、本実施形態では、第一ガイド突部102nは、鉛直板部110と水平板部111とからなる断面L字状に形成されている。
この構成によれば、水平板部111によって電線500の上方への抜けを規制しつつ鉛直板部110によって電線500を所定の配索経路に沿うようにガイドすることができる。また、第一ストッパー部材601を水平板部111に当接させることで、第一ストッパー部材601が第一ガイド突部102nをすり抜けて機能しなくなるのを防止することができる。
また、本実施形態では、第二ストッパー部材602は、電線挿通筒106の端面に当接することで電線500に作用する張力F2を受止めるように構成されている。
この構成によれば、既存の電線挿通筒106を利用して、コントロール基板400への張力F2の伝達を防止することができる。よって部品点数を削減して製品コストを低減することができる。
[変形例]
図15及び図16は、上記実施形態の変形例における第一及び第二ストッパー部材601,602を示している。
この変形例において、ストッパー部材601,602は樹脂製の円板状部材710により構成されている。円板状部材710の中心部には、電線500の外周面に嵌合する嵌合孔710aが形成されている。電線500における円板状部材710の軸方向の両側には結束バンド711が固定されている。結束バンド711の構成は実施形態1で説明した結束バンド700と同様である。円板状部材710は、この両側の結束バンド711によって電線500に対して移動不能に固定される。この変形例において、円板状部材710の外径寸法Dが、上記実施形態における結束バンド700の最大寸法Wに相当する。
本変形例によれば、電線500に作用する張力F1,F2を円板状部材710によって受け止めることができるので実施形態1と同様の作用効果を得ることができる。
《他の実施形態》
上記実施形態では、断面円形状の電線500を採用しているが、これに限ったものではなく、電線500は例えばフラットケーブル等であってもよい。すなわち、電線500は、トップカバー102に設けられた電子基板と本体筐体部101内に設けられた電子基板とを電気的に接続するものあれば如何なる構成であってもよい。
また、上記実施形態及び変形例において、第一ストッパー部材601及び第二ストッパー部材602が断面円形状である例を説明したが、これに限ったものではない。各ストッパー部材601,602は例えば断面四角形状又は菱形状等であってもよい。また、上記実施形態では、第一ストッパー部材601が当接する可動側当接部の一例として第一ガイド突部102nを挙げて説明したが、可動側当接部は第二ガイド突部102o又は第三ガイド突部102pであってもよい。
また、上記実施形態では、画像形成装置1はレーザープリンターにより構成されているが、これに限ったものではない。画像形成装置1は、複写機、ファクシミリー、又は複合機(MFP)等であってもよい。
また、上記実施形態では、電線500は、NFC基板300及びコントロール基板400に対してコネクター部同士の嵌合により接続されるよう構成されているが、これに限ったものではなく、電線500と各基板300,400とが予め一体固定されていてもよい。
上記実施形態では、第一電子基板の一例としてNFC基板300を挙げて説明したが、これに限ったものではない。例えば、上記実施形態とは異なる構成として、操作パネル2をトップカバー102に設けられるようにした場合、操作パネル用の電子基板を第一電子基板として上記実施形態の構成を適用することもできる。また、第二電子基板は、コントロール基板に限定されるものではなく他の電子基板であってもよい。
以上説明したように、本発明は、本体筐体部と開閉式のトップカバーとを有する画像形成装置に有用であり、特に、プリンター、ファクシミリー、又は複合機(MFP)に適用する場合について有用である。
F1 :張力
F2 :張力
K :開口部
1 :画像形成装置
100 :筐体
101 :本体筐体部
102c :基板収容部
102n :第一ガイド突部(可動側当接部)
106 :電線挿通筒
110 :鉛直板部
111 :水平板部
300 :基板
400 :基板
500 :電線
601 :ストッパー部材
602 :ストッパー部材


Claims (4)

  1. 内部に画像形成部が収容され、上面に開口部を有する本体筐体部と、排出トレイ部として機能するカバー本体と上側に開放する箱状の基板収容部と該基板収容部の上側の開放部を塞ぐ蓋部材とを有し、軸部を支点に回動することで該本体筐体部の該開口部を開閉する可動カバーと、上記基板収容部に収容された第一電子基板と、上記本体筐体部内に設けられた第二電子基板と、上記第一電子基板と上記第二電子基板とを接続する電線と、を備えた画像形成装置であって、
    上記基板収容部における電線配索経路である第1配索経路に設けられた可動側当接部と、
    上記本体筐体部における電線配索経路である第2配索経路に設けられた本体側当接部とを備え、
    上記電線は、上記第1配索経路における上記可動側当接部よりも上記第一電子基板側に位置する可動側ストッパー部材と、上記第2配索経路における上記本体側当接部よりも上記第二電子基板側に位置する本体側ストッパー部材と、を備え、
    上記可動側ストッパー部材は、上記電線に対して上記可動側当接部が設けられた部分から上記第二電子基板側へ引張る向きの張力が作用したときに上記可動側当接部に当接して該張力を受止めるように構成され、
    上記本体側ストッパー部材は、上記電線に対して上記本体側当接部が設けられた部分から上記第一電子基板側へ引張る向きの張力が作用したときに上記本体側当接部に当接して該張力を受止めるように構成されている、画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    上記基板収容部内の上記第1配索経路には、複数の突部が設けられ、
    上記複数の突部各々は、上記基板収容部の内面から起立し上記電線の経路を規定する第1板部および該第1板部から延びて形成され上記電線の抜けを防ぐ第2板部を有し、
    上記電線は、上記複数の突部各々において屈曲して配索されており、
    上記複数の突部のうち上記第1配索経路において上記第一電子基板から最も離れた位置にある1つが上記可動側当接部である、画像形成装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
    上記第一電子基板は、ICカードとの間でNFC通信を行うNFC基板であり、
    上記蓋部材の上面は、上記ICカードがかざされるNFC認証領域として機能する、画像形成装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    上記本体側当接部は、上記電線が挿通される電線挿通筒の端面である、画像形成装置。
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