JP7334475B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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図1は、実施形態における画像形成装置1の一例を示す外観斜視図である。この画像形成装置1は、レーザープリンターにより構成されている。以下の説明において、「前側」、「後側」、「左側」及び「右側」は、それぞれ画像形成装置1を基準とする方向である。
そして、中間転写ベルト27上に転写されたトナー像は、シートSが二次転写ローラー29と中間転写ベルト27との間を通過する際に転写バイアスを受けてシートS側に移動し転写される。該転写後のシートSは定着部30に供給される。定着部30では、画像形成部20より供給されるシートSを定着ローラー30a及び加圧ローラー30b間で加圧することにより、当該シートSにトナー像を定着させる。そして、定着部30にてトナー像が定着されたシートSは、両ローラー30a,30bにより下流側へと送り出される。定着部30より送り出されたシートSは、搬送ローラー対13によって排紙トレイ部40に排出される。また、シートSの両面にトナー像を形成する場合には、搬送ローラー対13によりシートSはスイッチバックされて、反転搬送路L´に搬送される。
図1及び図3に示すように、筐体100は、本体筐体部101と、トップカバー102(可動カバーの一例)と、電装ボックス104とを有している。
図4及び図5に示すように、トップカバー102は、カバー本体102aと一対の係合軸部102bと基板収容部102cとを有している。
図3に示すように、コントロール基板400は、本体筐体部101の右側面を覆う外装カバー103を取外すことで外部に露出する。本体筐体部101内の右側端部には板金フレーム105が設けられており、コントロール基板400は板金フレーム105の上側且つ後側の隅部に取付けられている。
次に、図6A及び図6Bを参照して電線500の配索経路について説明する。図6Aは、図5のVI-VI線断面であってトップカバー102を閉じた状態を示している。図6Bは、トップカバー102を図6Aの状態から上側に開放した状態を示している。図中の太二点鎖線は電線500の配索経路を示し、細二点鎖線は板金フレーム105に取付けられた上記電線挿通筒106を示している。
電線500は例えば断面円形状をなしており、電線500の両端部には、図6Cに示すようにコネクター部501,502が取付けられている。一方のコネクター部501は、NFC基板300のコネクター部301に抜差し可能に接続され、他方のコネクター部502は、コントロール基板400のコネクター部401に抜差し可能に接続される。
図4、図5及び図7に示すように、基板収容部102cは、底壁102f、前側壁102g、後側壁102h、左側壁102i及び右側壁102jを有している。
上記第一ストッパー部材601は、電線500における第一ガイド突部102nよりもNFC基板300側に設けられている。より詳しくは、ストッパー部材601は、電線500における第一ガイド突部102nと第二ガイド突部102oとの間に取付けられている。ストッパー部材601は、第一ガイド突部102nに隣接する位置に配置されている。第一ストッパー部材601は、コネクター部501がNFC基板300のコネクター部301に接続された状態において第一ガイド突部102nに当接するか又は僅かな隙間を持って配置されている。ストッパー部材601は、電線500に対してNFC基板300を引っ張る向きの張力F1が作用した場合に第一ガイド突部102nに当接してこの荷重(=張力F1)を受け止めるように構成されている。ストッパー部材601はこの荷重を受けても電線500の表面から剥がれないよう該電線500に対して強固に固定されている。
次に、図9及び図10を参照して電線挿通筒106の構成を説明する。図9は、図3のIX部の拡大図であり、電線挿通筒106を開口端側(右側)から見た側面図である。
第二ストッパー部材602(図10では二点鎖線で示す)は、コネクター部502がコントロール基板400のコネクター部401に接続された状態において、電線挿通筒106(第一分割部材106A)の端面に当接するか又は僅かに隙間を持って配置されている。第二ストッパー部材602は、電線500に対してコントロール基板400を引っ張る向きの張力F2(図9参照)が作用した場合に電線挿通筒106の端面に当接してこの荷重(=張力F2)を受け止めるように構成されている。ストッパー部材602はこの荷重を受けても電線500の表面から剥がれないよう該電線500に対して強固に固定されている。
図11は、本実施形態における第一ストッパー部材601及び第二ストッパー部材602の構成例を示す概略図である。第一ストッパー部材601及び第二ストッパー部材602は、樹脂製の結束バンド700により構成されている。
図14は、本実施形態の作用効果を説明するための説明図である。この図では、分かり易いように、電線500を介したNFC基板300とコントロール基板400との接続構造をブロック図として簡略化している。電線500は、上述したようにトップカバー102の電線配索経路における第一ガイド突部102nよりもNFC基板300に位置する第一ストッパー部材601と、本体筐体部101の電線配索経路における電線挿通筒106よりもコントロール基板400側に位置するストッパー部材602とを備えている。
この構成によれば、例えば電線500の配索作業に際してトップカバー102を開閉する際に(特にトップカバー102を開いた状態から閉じる際に)、電線500に対して各NFC基板300及びコントロール基板400を引っ張る向きの張力F1,F2が作用したとしても、該張力F1,F2はストッパー部材601,602を介して第一ガイド突部102n及び電線挿通筒106に伝達される。よって、張力F1,F2がNFC基板300のコネクター部301及びコントロール基板400のコネクター部401に直接作用することもない。よって、各コネクター部301,401の破損は勿論のこと、各基板300,400の破損を防止することができる。
この構成によれば、電線500の配索経路を規定するガイド部材をストッパー部材601との当接部材として兼用することで、部品点数を削減して製品コストを低減することができる。
この構成によれば、電線500が複数回屈曲した後にNFC基板300に接続されることとなる。したがって、電線500をNFC基板300に対して直線的に接続する場合に比べて、張力F1がNFC基板300に伝わり難くなる。よって、張力F1によるNFC基板300の破損を確実に防止することができる。
この構成によれば、ストッパー部材601によって、NFC基板300から極力離れた位置で張力F1を受け止めることとなる。よって、張力F1がNFC基板300に伝わるのを確実に防止することができる。
この構成によれば、水平板部111によって電線500の上方への抜けを規制しつつ鉛直板部110によって電線500を所定の配索経路に沿うようにガイドすることができる。また、第一ストッパー部材601を水平板部111に当接させることで、第一ストッパー部材601が第一ガイド突部102nをすり抜けて機能しなくなるのを防止することができる。
この構成によれば、既存の電線挿通筒106を利用して、コントロール基板400への張力F2の伝達を防止することができる。よって部品点数を削減して製品コストを低減することができる。
図15及び図16は、上記実施形態の変形例における第一及び第二ストッパー部材601,602を示している。
上記実施形態では、断面円形状の電線500を採用しているが、これに限ったものではなく、電線500は例えばフラットケーブル等であってもよい。すなわち、電線500は、トップカバー102に設けられた電子基板と本体筐体部101内に設けられた電子基板とを電気的に接続するものあれば如何なる構成であってもよい。
F2 :張力
K :開口部
1 :画像形成装置
100 :筐体
101 :本体筐体部
102c :基板収容部
102n :第一ガイド突部(可動側当接部)
106 :電線挿通筒
110 :鉛直板部
111 :水平板部
300 :基板
400 :基板
500 :電線
601 :ストッパー部材
602 :ストッパー部材
Claims (4)
- 内部に画像形成部が収容され、上面に開口部を有する本体筐体部と、排出トレイ部として機能するカバー本体と上側に開放する箱状の基板収容部と該基板収容部の上側の開放部を塞ぐ蓋部材とを有し、軸部を支点に回動することで該本体筐体部の該開口部を開閉する可動カバーと、上記基板収容部に収容された第一電子基板と、上記本体筐体部内に設けられた第二電子基板と、上記第一電子基板と上記第二電子基板とを接続する電線と、を備えた画像形成装置であって、
上記基板収容部における電線配索経路である第1配索経路に設けられた可動側当接部と、
上記本体筐体部における電線配索経路である第2配索経路に設けられた本体側当接部とを備え、
上記電線は、上記第1配索経路における上記可動側当接部よりも上記第一電子基板側に位置する可動側ストッパー部材と、上記第2配索経路における上記本体側当接部よりも上記第二電子基板側に位置する本体側ストッパー部材と、を備え、
上記可動側ストッパー部材は、上記電線に対して上記可動側当接部が設けられた部分から上記第二電子基板側へ引張る向きの張力が作用したときに上記可動側当接部に当接して該張力を受止めるように構成され、
上記本体側ストッパー部材は、上記電線に対して上記本体側当接部が設けられた部分から上記第一電子基板側へ引張る向きの張力が作用したときに上記本体側当接部に当接して該張力を受止めるように構成されている、画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
上記基板収容部内の上記第1配索経路には、複数の突部が設けられ、
上記複数の突部各々は、上記基板収容部の内面から起立し上記電線の経路を規定する第1板部および該第1板部から延びて形成され上記電線の抜けを防ぐ第2板部を有し、
上記電線は、上記複数の突部各々において屈曲して配索されており、
上記複数の突部のうち上記第1配索経路において上記第一電子基板から最も離れた位置にある1つが上記可動側当接部である、画像形成装置。 - 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
上記第一電子基板は、ICカードとの間でNFC通信を行うNFC基板であり、
上記蓋部材の上面は、上記ICカードがかざされるNFC認証領域として機能する、画像形成装置。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
上記本体側当接部は、上記電線が挿通される電線挿通筒の端面である、画像形成装置。
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