JP7331988B2 - 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法およびプログラム - Google Patents

無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7331988B2
JP7331988B2 JP2022083577A JP2022083577A JP7331988B2 JP 7331988 B2 JP7331988 B2 JP 7331988B2 JP 2022083577 A JP2022083577 A JP 2022083577A JP 2022083577 A JP2022083577 A JP 2022083577A JP 7331988 B2 JP7331988 B2 JP 7331988B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection
terminal device
wireless connection
wireless
wireless communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022083577A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022103435A (ja
Inventor
翔太 中原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from JP2019081413A external-priority patent/JP7081563B2/ja
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2022083577A priority Critical patent/JP7331988B2/ja
Publication of JP2022103435A publication Critical patent/JP2022103435A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7331988B2 publication Critical patent/JP7331988B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法およびプログラムに関する。
無線通信によってスマートフォン等の端末装置とデータのやり取りを行う無線通信機能が搭載されたプリンタ等の無線通信装置が存在する。
無線通信装置は、端末装置と接続を確立してから端末装置とデータのやり取りを行うが、無線通信装置が一度に接続できる端末装置の数は限られている。一方、端末装置によっては、一度接続した無線通信装置に自動で接続する機能を持っている。無線通信装置に接続したことがある端末装置が無線通信装置の近くに複数存在するとき、ユーザが接続を意図していない端末装置が無線通信装置に自動で接続してしまい、接続したい端末装置が無線通信装置に接続できないということが起きる。
特許文献1は、接続拒否リストによってユーザが接続を意図しない端末装置がプリンタに自動で接続することを防ぐ方法を開示している。接続台数が上限であるときに、新たな接続要求があると、ユーザは、接続を切断する端末装置を選択し、選択された端末装置について接続を切断するとともに、接続拒否リストに登録する。接続拒否リストに登録された端末は、接続拒否リストから削除されるまで、接続要求を拒否され、プリンタに再接続をすることができない。
特開2017-175295号公報
しかし上記方法では、接続台数が上限である状態において、ユーザが接続を切断する端末装置を選択する操作を行うことが必要である。さらに、再接続を防止するために、ユーザが対象端末を接続拒否リストに登録する操作を行うことが必要である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザが操作を行うことなく、接続を意図しない端末装置が無線通信装置へ接続したままになるのを自動で防ぐことを目的とする。
本発明に係る無線通信装置は、
無線接続を要求する端末装置と前記無線接続を確立する接続確立手段と、
前記端末装置と前記無線接続が確立されると、前記無線接続が確立された前記端末装置に対して問い合わせを行い、前記問い合わせに対する前記端末装置の応答に基づいて、前記端末装置との前記無線接続を維持または切断する接続制御手段と
備え
前記接続確立手段は、前記接続制御手段により前記無線接続を切断された前記端末装置による再度の接続要求を、予め定められた所定の時間拒否し、
前記所定の時間の長さは、前記端末装置が前記接続制御手段により前記無線接続を切断された回数に応じて変更される
また、この発明の無線通信システムは、
互いに無線通信を行う無線通信装置と端末装置を備える無線通信システムであって、
前記無線通信装置は、
無線接続を要求する前記端末装置と前記無線接続を確立する接続確立手段と、
前記端末装置と前記無線接続が確立されると、前記無線接続が確立された前記端末装置に対して問い合わせを行い、前記問い合わせに対する前記端末装置の応答に基づいて、前記端末装置との前記無線接続を維持または切断する接続制御手段と
備え、
前記接続確立手段は、前記接続制御手段により前記無線接続を切断された前記端末装置による再度の接続要求を、予め定められた所定の時間拒否し、
前記所定の時間の長さは、前記端末装置が前記接続制御手段により前記無線接続を切断された回数に応じて変更され、
前記端末装置は、
前記無線通信装置に前記無線接続を要求する接続要求手段と、
前記無線通信装置からの前記問い合わせに対して応答する応答手段と、
を備える。
また、この発明の無線通信方法は、
無線接続を要求する端末装置と前記無線接続を確立する接続確立ステップと、
前記端末装置と前記無線接続が確立されると、前記無線接続が確立された前記端末装置に対して問い合わせを行い、前記問い合わせに対する前記端末装置の応答に基づいて、前記端末装置との前記無線接続を維持または切断する接続制御ステップと
備え
前記接続確立ステップにおいて、前記接続制御ステップにより前記無線接続を切断された前記端末装置による再度の接続要求を、予め定められた所定の時間拒否し、
前記所定の時間の長さは、前記端末装置が前記接続制御ステップにより前記無線接続を切断された回数に応じて変更される
また、この発明のプログラムは、
コンピュータに、
無線接続を要求する端末装置と前記無線接続を確立する接続確立ステップ、
前記端末装置と前記無線接続が確立されると、前記無線接続が確立された前記端末装置に対して問い合わせを行い、前記問い合わせに対する前記端末装置の応答に基づいて、前記端末装置との前記無線接続を維持または切断する接続制御ステップ
実行させ
前記接続確立ステップにおいて、前記接続制御ステップにより前記無線接続を切断された前記端末装置による再度の接続要求を、予め定められた所定の時間拒否し、
前記所定の時間の長さは、前記端末装置が前記接続制御ステップにより前記無線接続を切断された回数に応じて変更される
本発明によれば、ユーザが操作を行うことなく、接続を意図しない端末装置が無線通信装置へ接続したままになるのを自動で防ぐことができる。
本発明の実施の形態に係る無線通信システムの構成を示す図である。 (a)は、本発明の実施の形態に係る塗布装置の上面の外観構成を示す図、(b)は、塗布装置の下面の外観構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る塗布装置のハードウェア構成図である。 本発明の実施の形態に係る塗布装置および端末装置の機能的構成図である。 本発明の実施の形態に係る接続処理の概略を説明する図である。 本発明の実施の形態に係る接続処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る接続確立および接続判断処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る応答処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る接続禁止端末リストを示す図である。 本発明の実施の形態に係る端末装置と塗布装置の接続例を説明する図である。 本発明の実施の形態に係る接続更新処理を示すフローチャートである。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の実施の形態にかかる無線通信装置について図面を参照して説明する。
本実施の形態にかかる無線通信システム1は、図1に示すように、無線通信装置である塗布装置2と端末装置3が無線接続されている。
無線通信装置である塗布装置2は、無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)等の無線通信を行うための無線通信モジュールを備えた塗布装置である。
塗布装置2は、塗布媒体R上における自装置の移動に合わせてインクを塗布することにより、塗布媒体Rに、文字、記号、図形、絵柄、模様等の塗布対象の画像を塗布することが可能な装置である。
塗布媒体Rは、例えば、印刷用紙、ラベル、段ボール等である。或いは、塗布媒体Rは、紙を材質とするものに限らず、プラスチック、金属、木材等であってもよいし、人間や動物等の皮膚(肌)、タイヤ、チューブ等のゴム、或いは布、皮等の繊維のような、表面に圧力を加えると変形する弾力性を有する材質であってもよい。インクを付着させることができるものであれば、どのような材質のものであってもよい。
また、塗布装置2は、塗布面上に所望の色を塗る装置であっても良い。例えば塗布媒体R上における汚れ、染み等の上からインクを塗布することで、汚れ、染み等を所望の色のインクで覆い隠すためのものであっても良い。
塗布装置2は、ハンドヘルドプリンタ、ダイレクトプリンタ、ハンディプリンタ等と称され、ユーザが手で把持しやすい大きさを有し、ユーザにより副走査方向に走査されて、インクを塗布し、画像を塗布媒体R上に形成するものである。
端末装置3は、例えば、ディスプレイを備えるスマートフォン、タブレットPC(Personal Computer)から構成される。
端末装置3は、無線LAN、Bluetooth(登録商標)等の無線通信を行うための無線通信モジュールを備え、無線通信装置である塗布装置2と無線接続して通信が可能である。
端末装置3は、塗布装置2に塗布を実行させるための専用の塗布アプリケーションプログラムをインストールしている。この専用アプリケーションを通じて塗布したい画像データを塗布装置2に無線送信することによって、送信された画像データが塗布装置2により塗布される。このアプリケーションプログラムは、ベンダーからインターネットを通じて配信、あるいはCD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)等を通じて配布されており、ユーザは、これらの手段によりアプリケーションプログラムを入手する。あるいは、アプリケーションプログラムは端末装置3に予めインストールされている。
このように、塗布装置2と端末装置3とは、無線回線を通じて相互に通信可能に構成される。無線LANにおける無線通信の接続形態は、アクセスポイントの使用の有無で2つのモードに大別できる。1つは、無線端末を相互に接続する無線機であるアクセスポイントを介して接続するモードであり、例えばWi-Fi規格におけるインフラストラクチャー・モードが該当する。もう1つは、アクセスポイントを介さないで端末同士が直接通信するモードであり、例えばP2P(Peer To Peer)方式で端末間を接続するWi-Fi規格におけるアドホック・モードが該当する。また、アドホック・モードを改良したものとして、ソフトウェアアクセスポイントによって端末にアクセスポイントの機能をもたせて端末同士が直接通信を行うWFD(Wi-Fi Direct)方式が存在する。本実施の形態において、無線通信の接続形態は、塗布装置2がインフラストラクチャー・モードのアクセスポイントまたはステーション動作する方式とするが、WFD、Bluetooth(登録商標)等の端末同士が直接通信する方式も含みうる。
塗布装置2の上面には、図2(a)に示すように、塗布開始スイッチ21、表示器22、操作キー23、LED(Light Emitting Diode)24が設けられている。
塗布開始スイッチ21は、ユーザにより操作され、塗布を開始することを指示するスイッチである。表示器22は、無線接続の設定情報、塗布対象の画像、書式設定、各種ガイダンス等の情報を表示する。操作キー23は、ユーザにより操作され、無線接続、塗布書式を設定するキーを含む。LED24は、塗布開始位置に到達したこと、塗布が終了したこと等を発光してユーザに報知する。
塗布装置2の下面には、図2(b)に示すように、塗布装置2の位置を検出する光学センサ25とインクヘッド26が設けられている。
光学センサ25は、インクヘッド26に近接して配置されている。光学センサ25は、光学マウスと同様の構造を有し、主走査方向および副走査方向における移動量を検出する。
インクヘッド26は、インクジェット方式のヘッドであり、主走査方向に並んで配置された複数のインクノズル27を備える。インクヘッド26は、インクノズル27からインクを選択的に吐出して塗布媒体R上に画像を形成する。
塗布装置2は、図3に示すように、ハードウェア的に、装置全体を制御する中央制御回路31と、不揮発性の記憶回路であるROM(Read Only Memory)32と、揮発性の記憶回路であるRAM(Random Access Memory)33と、インクヘッド26を制御するインクヘッド制御回路34と、外部機器と無線通信を行う無線通信モジュール35と、操作キー23による入力、LED24への出力を制御する入出力制御回路36と、光学センサ25を制御するセンサ制御回路37と、電源回路38と、バッテリ39と、を備える。
中央制御回路31は、プロセッサを備え、バスを通じて各回路と接続されており、ROM32に記憶されている制御プログラムを実行することにより、各種機能を実現して装置全体を制御する。
ROM32は、中央制御回路31が各種機能を実現するための制御プログラム321、各種固定データを記憶している。RAM33は、中央制御回路31の作業領域として機能する。中央制御回路31は、RAM33に一時的に保存された塗布データ331、塗布位置情報332等の各種データを読み出して各種処理を実行する。塗布データ331は、塗布すべき画像を示す画像データであり、無線接続された端末装置3から送信されて、無線通信モジュール35を通じて受信され、中央制御回路31を通じてRAM33に記憶される。塗布位置情報332は、塗布媒体R上におけるインクヘッド26の位置を示す情報であり、光学センサ25によって検出された移動距離によってセンサ制御回路37で求められ、中央制御回路31を通じてRAM33に記憶される。
無線通信モジュール35は、無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)等を介して端末装置3と通信を行うインタフェースを備え、図示しないアンテナを介して端末装置3と無線通信を行う。ユーザは、端末装置3から無線通信モジュール35を介して塗布データ等を塗布装置2に送信する。
入出力制御回路36は、操作キー23から入力された信号をデータに変換して中央制御回路31に送信するとともに、中央制御回路31からの制御信号に基づいてLED24の点灯を制御する。LED24は、塗布開始位置に達したこと、塗布が終了したこと等を発光によってユーザに報知する。
センサ制御回路37は、前述した光学センサ25を制御し、主走査方向及び副走査方向における塗布装置2の走査量、即ち、移動距離を検出する。
インクヘッド制御回路34は、インクヘッド26の動作を制御し、任意の塗布データを塗布する。インクヘッド制御回路34は、塗布時におけるインクヘッド26からのインクの吐出を制御する。インクヘッド制御回路34は、中央制御回路31から出力された塗布データと塗布信号とを受け取って、内部に設けられたドライバIC(Integrated Circuit)にて、インクヘッド26の通電ドットを制御する。これにより、インクヘッド制御回路34は、インクヘッド26にインクを吐出させ、塗布を実行させる。
電源回路38は、電源IC等を備え、バッテリ39から各回路に必要な電源を作り出して供給する。また電源回路38は、バッテリ39を充電する。
図4に、本無線通信システム1を構成する塗布装置2および端末装置3の機能的構成を示す。
無線通信装置である塗布装置2は、無線通信モジュール35と接続された制御部41と、塗布部42と、を備える。
制御部41は、図3の中央制御回路31、ROM32、RAM33で構成され、装置全体を制御する。制御部41は、無線通信制御部43と、塗布制御部44と、を備える。
無線通信制御部43は、無線通信モジュール35を制御して端末装置3と無線通信を行う。また、無線通信制御部43は、ROM32、RAM33に記憶された、例えばWi-Fi接続用のID、パスワード等の設定情報に基づいて端末装置3との接続および切断を制御する。
塗布制御部44は、インクヘッド26、インクヘッド制御回路34で構成される塗布部42を端末装置3から送られてくる塗布データにしたがって制御して塗布媒体R上に画像を形成する。塗布制御部44および塗布部42は、本発明の機能実行手段として機能する。
無線通信制御部43は、ROM32に記憶されている制御プログラムを実行することにより、図4に示すように、接続確立部45、接続判断部46、接続制御部47として機能する。
接続確立部45は、無線通信モジュール35を制御し、端末装置3からの無線接続要求に対して無線接続を確立する。無線通信制御部43は、確立した通信路上で端末装置3から塗布データを受信する。接続確立部45は、本発明の接続確立手段として機能する。
接続判断部46は、無線接続が確立された端末装置3に対して問い合わせ信号を送信し、問い合わせに対する端末装置3の応答に基づいて、端末装置3との間で確立された無線接続はユーザが意図する接続であったのか否か、すなわち必要な接続か不要な接続かを判断する。接続判断部46は、本発明の接続判断手段として機能する。また、接続判断部46は、確立された無線接続はユーザが意図する接続でない(不要な接続である)と判断された場合に、後述する接続禁止端末リストに端末装置3のMAC(Media Access Control)アドレス、接続禁止開始時刻、接続禁止期間を書き込む。
接続制御部47は、端末装置3からの応答に基づいた接続判断部46の判断に従い、端末装置3との無線接続を切断するかあるいは接続を維持する。接続制御部47は、本発明の接続制御手段として機能する。
端末装置3は、無線LANのインタフェースである無線通信モジュール51と、装置全体を制御する制御部52と、を備える。制御部52は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM、RAMで構成される。
制御部52は、無線通信制御部53を備える。無線通信制御部53は、無線通信モジュール51を制御して塗布装置2と無線通信を行う。
無線通信モジュール51は、図示しないアンテナから無線通信装置である塗布装置2に対して無線信号を送信するとともに、塗布装置2からの無線信号を受信する。
無線通信制御部53は、塗布装置2に無線接続を要求する接続要求部54と、塗布装置2からの問い合わせに対して応答する応答部55と、を備える。
接続要求部54は、ROMあるいはRAMに記憶された、例えばWi-Fi接続用のID、パスワード等の設定情報にしたがって塗布装置2に無線接続を要求する。接続要求部54は、本発明の接続要求手段として機能する。
応答部55は、ROMあるいはRAMに記憶された塗布装置2の塗布機能を機能させる専用の塗布アプリケーションプログラムに基づいて、塗布装置2からの無線接続がユーザの意図する接続であったのか否かを判断するための問い合わせに対して、ユーザの意図する接続であった場合に応答信号を送出する。応答部55は、本発明の応答手段として機能する。
図5は、本無線通信システム1における接続処理について端末装置3と塗布装置2の間の相互のやりとりを概略的に示す。
端末装置3は、塗布装置2に対して接続要求を行い、端末装置3と塗布装置2との間で無線接続を確立する接続確立処理を行う(T1)。塗布装置2は、接続確立した端末装置3に対して接続がユーザが意図するものか否かを判断するための問い合わせを行う(T2)。端末装置3は、塗布装置2からの問い合わせに対して応答処理を行う(T3)。塗布装置2は、端末装置3からの応答に基づいて、ユーザが意図する接続であるか否か判断して、端末装置3との接続を維持または切断する接続制御を行う。
続いて接続処理について詳細に説明する。図6は、塗布装置2における端末装置3との接続処理の流れを示す。
外部装置である端末装置3は、通信相手である塗布装置2と無線接続を行う前に、塗布装置2を探索する探索信号を送信する。塗布装置2は探索信号を受信すると、応答信号を端末装置3に送信する。塗布装置2からの応答信号を受信することにより、端末装置3は通信相手である塗布装置2を検出する。塗布装置2が検出されたら、端末装置3は、塗布装置2と無線接続を確立するために、接続要求信号を送信する。塗布装置2は、外部装置から無線接続を要求する接続要求信号を受信したか否かを判断する(ステップS101)。塗布装置2は外部装置である端末装置3からの接続要求信号を受信すると(ステップS101:Yes)、端末装置3に対して接続確立処理を実行し、端末装置3と無線接続を確立する(ステップS102)。無線接続が確立されると、塗布装置2は端末装置3に対して接続判断処理を実行する(ステップS103)。一方、塗布装置2が端末装置3から接続要求信号を受信しない場合(ステップS101:No)、受信するまでステップS101の処理を繰り返して待機する。
(接続確立処理)
図7は、塗布装置2における接続確立および接続判断処理を示す。図7のステップS201~S204が接続確立処理に該当し、ステップS205以降が接続判断処理に該当する。
塗布装置2は、接続要求信号を受信すると、現在塗布装置2に無線接続されている機器の数が上限値であるか否か判断する(ステップS201)。無線LANにおいて同時接続可能な機器の台数は限られている。WFD接続の場合、複数の台数を接続可能であるが、一般に普及しているWFD接続対応機器の場合、接続可能台数は1台である。
接続台数が上限値であれば(ステップS201:Yes)、端末装置3からの無線接続要求を拒否する通知を端末装置3に送信し(ステップS203)、処理を終了する。すなわち、塗布装置2がいずれかの機器と接続されていれば、新たな端末装置3からの接続要求に対して接続を拒否する。端末装置3が接続を拒否されることによって、塗布装置2との接続を必要とする現在接続中の機器の接続が維持される。
接続台数が上限値に達していなければ(ステップS201:No)、後述する接続禁止端末リストを参照して接続禁止されている端末装置であるか否か判断される(ステップS202)。接続禁止となっている端末装置の情報は接続禁止端末リストによって管理されている。
端末装置3が接続禁止端末リストに掲載された端末装置に該当する場合(ステップS202:Yes)、塗布装置2は端末装置3からの無線接続要求を拒否する通知を端末装置3に送信し(ステップS203)、処理を終了する。接続要求を拒否された端末装置3は、塗布装置2と無線接続されない。
端末装置3が接続禁止端末リストに掲載された端末装置に該当しない場合(ステップS202:No)、塗布装置2は、端末装置3からの接続要求に対して接続認証を行い、端末装置3に対して接続許可を送信することによって端末装置3との接続を確立する(ステップS204)。
(接続判断処理)
端末装置3との接続が確立されると、続いてこの新たな接続に対して接続判断処理がステップS205から実行される。塗布装置2は、端末装置3に対して問い合わせ信号を送信する(ステップS205)。この信号は、新たな接続が、ユーザが接続を意図していない不要な接続でないかを判断するための問い合わせ信号である。ユーザが意図する接続であることの確認は、端末装置3にインストールされている専用の塗布アプリケーションが起動しているか否かによって判断する。
例えば無線LANの場合、問い合わせ信号として、専用の塗布アプリケーションに割り当てられている特定の宛先ポートへUDP(Use Datagram Protocol)パケットデータ等を送信する。問い合わせ信号のデータは、暗号化されており、専用アプリケーションでないと内容を解読できない。問い合わせ信号のデータは、このデータを受信したら専用アプリケーションが起動している旨の応答をすることを要求するデータである。
塗布装置2は、端末装置3に送信した問い合わせに対して端末装置3から応答があるか否かを確認する(ステップS206)。
(応答処理)
図8に端末装置3からの応答処理を示す。この処理は端末装置3内の専用アプリケーションで行う。専用アプリケーションは、塗布装置2から問い合わせ信号が送信された否かを判断する(ステップS301)。専用アプリケーションは、塗布装置2から専用アプリケーションのポートへ送信されてきたデータを解読して問い合わせである旨を判断する。
専用アプリケーションは、塗布装置2から問い合わせ信号の送信があったと判断すると(ステップS301:Yes)、塗布装置2に応答を送信する(ステップS302)。例えば無線LANの場合、応答として、特定の宛先ポートへのTCP(Transmission Control Protocol)パケットデータ等を用いる。
専用アプリケーションは、塗布装置2から問い合わせがない場合(ステップS301:No)、問い合わせがあるまでステップS301の処理を繰り返す。
端末装置3内で専用アプリケーションが起動されていないときには、この応答処理は実行されず、塗布装置2への応答は送信されない。後述する接続更新処理でも同様の応答処理が必要であるので、専用アプリケーションを起動している状態において端末装置3は常に塗布装置2へ応答を返せるようにしておく。
図7に戻って、問い合わせに対して端末装置3から応答があれば(ステップS206:Yes)、確立された無線接続がユーザが意図する接続であると判断し、端末装置3との無線接続を維持したまま(ステップS208)、処理を終了する。
問い合わせに対して端末装置3から応答があることは、端末装置3に専用アプリケーションがインストールされており、さらに専用アプリケーションが起動している状態であることを示している。
これに対して問い合わせに対して端末装置3から応答がないことは、端末装置3に専用アプリケーションがインストールされていない状態を示している。あるいは、端末装置3に専用アプリケーションがインストールされているが、専用アプリケーションが起動していない状態を示している。
専用アプリケーションがインストールされていない状態において、端末装置3は塗布装置2に対して塗布を実行させることができない。この場合、ユーザが意図して端末装置3を塗布装置2に接続したとは考えられず、端末装置3は塗布装置2に自動接続したと考えられる。したがって、端末装置3と塗布装置2の接続は、ユーザが意図しない不要な接続であると判断される。また、専用アプリケーションが起動していない状態においても、端末装置3は塗布装置2に対して塗布を実行させることができない。端末装置3が専用アプリケーションを実行して塗布を行わせるためには、その前提としてアプリケーションを起動していなければならない。したがって、専用アプリケーションが起動していない状態である場合、端末装置3と塗布装置2の接続は、ユーザが意図しない不要な接続であると判断される。
問い合わせに対して端末装置3から応答がない場合(ステップS206:No)、その端末装置3に対する問い合わせのリトライ回数が所定の回数N(Nは1以上の整数)に達しているか否か確認される(ステップS207)。
問い合わせのリトライ回数がN回に達していない場合(ステップS207:No)、問い合わせのリトライ回数を1だけインクリメントし、ステップS205に戻って再度問い合わせ信号を送信する。そして再度、問い合わせに対して端末装置3から応答があるか否かを確認する(ステップS206)。端末装置3から応答がない場合(ステップS206:No)、リトライ回数がN回に達したか否か確認が行われ(ステップS207)、リトライ回数がN回に達していない場合(ステップS207:No)、リトライ回数がさらに1だけインクリメントされる。以後、リトライ回数がN回に達するまでの間、端末装置3から応答があるまで、ステップS205からステップS207の処理が繰り返される。
端末装置3からの応答がなく、リトライ回数がN回に達した場合(ステップS207:Yes)、確立された無線接続がユーザが意図する接続でないと判断し、塗布装置2は端末装置3との接続を切断する(ステップS209)。なお、問い合わせ信号を送信してから所定期間内に端末装置3から応答があるか否か判断し、所定期間内に応答がなければ端末装置3との接続を切断し、応答があれば接続を維持するようにしてもよい。このように、応答の検出を慎重に行うことにより、判断の誤りを防ぐ。本来必要な接続であるにもかかわらず応答が検出されなかったことによりすぐに不要な接続であると判断して接続の切断を行うと、その間に行われていた塗布データの送信が途中で中断することもあり得ることから、判断は慎重に行われる。接続が切断されると、接続を切断された端末装置3が塗布装置2と再接続することを一定期間禁止し(ステップS210)、処理を終了する。再接続を一定期間禁止することは、具体的には、接続を切断した端末装置3の情報を接続禁止端末リストに登録することによって達成される。
(接続禁止端末リスト)
図9に接続禁止端末リストの構成の一例を示す。接続禁止端末リストは、塗布装置2との接続が禁止されている端末装置3のリストであり、塗布装置2は接続禁止端末リストを使って、接続禁止の端末装置3の識別と管理を行う。この接続禁止端末リストは、塗布装置2のRAM33、ROM32等にデータとして保存される。
図9の例では、端末装置3を識別するIDとしてMACアドレスを用いている。なお、MACアドレスに限らず、端末装置3を一意に識別することができるものであれば、識別IDとして用いてもよい。接続禁止端末リストは、端末装置3が接続禁止となった接続禁止開始時刻と接続禁止期間を保持しており、これらの情報を用いて各端末装置が接続禁止になっているかどうかの判定を行う。
接続禁止端末リストへの登録は、上述したように、端末装置3が接続された際に塗布装置2から実行される所定回数の無線接続の確認に対して応答がなかった場合に行われる。
また、後述する接続更新処理において、端末装置3が塗布装置2に接続されている限り、接続判断処理は定期的に行われ、その都度、応答がなかった端末装置3は接続端末リストに登録される。
接続禁止端末リストへの登録は、端末装置を識別するMACアドレスと、再接続を禁止する接続禁止時刻と接続を禁止する期間を記録することによって行われる。接続禁止開始時刻として接続禁止端末リストに登録が行われた時刻が記録される。また、接続禁止期間として所定の期間が記録される。接続禁止端末リストに登録された端末装置3は、接続禁止開始時刻から接続禁止期間を経過する間、塗布装置2への再接続が禁止される。図9の例では、接続禁止期間は10秒間に設定されている。したがって、端末装置3からの自動的な接続要求が繰り返されたとしても、10秒間は再接続が拒否され、ユーザが意図しない接続が繰り返されることがない。
接続禁止期間はユーザが任意に設定可能である。接続禁止期間が短いとすぐに再接続が可能となってしまい、ユーザが意図しない接続を効果的に排除することができない。しかしながら、あまり長い期間に設定すると、ユーザが接続を意図している場合でも接続できないといった不具合が生じ得る。したがって、接続禁止期間は、ユーザが意図する接続を排除しない程度にユーザが意図しない接続を効果的に排除することができる範囲に設定される。ユーザは接続禁止期間を一律に設定するのではなく、端末装置の種類に応じて、あるいは個々の端末装置に応じて接続禁止期間を変えて設定してもよい。また、接続禁止回数によって接続禁止期間を変えるようにしてもよい。例えば、接続禁止回数が増えるごとに接続禁止期間を長くする。また、接続禁止期間解除後にすぐに接続禁止となった場合、次の接続禁止期間を前回より長く設定するよう変更してもよい。
図10は、端末装置3Aと端末装置3Bが続けて塗布装置2に接続を要求する場合の端末装置と塗布装置の接続例を示している。塗布装置2の最大無線接続台数は1台であり、いずれの機器とも接続されていない状態であるとする。最初に端末装置3Aが塗布装置2に接続要求を行い、塗布装置2はいずれの機器とも接続されていないことから接続が確立する(T11)。端末装置3Aと塗布装置2の接続が確立すると、塗布装置2は端末装置3Aに対して接続判断のための問い合わせを行う(T12)。ここで、端末装置3Aは専用の塗布アプリケーションを起動していないとする。専用の塗布アプリケーションが起動されていないと、応答のデータが端末装置3Aから塗布装置2に送信されない(T13)。塗布装置2は端末装置3Aから応答がないため、ユーザが意図する接続でないと判断し、自動で端末装置3Aとの接続を切断する(T14)。次に端末装置3Bが塗布装置2に接続を要求し、端末装置3Bと塗布装置2の接続が確立する(T15)。端末装置3Bと塗布装置2の接続が確立すると、塗布装置2は端末装置3Bに対して接続判断のための問い合わせを行う(T16)。ここで、端末装置3Bは専用の塗布アプリケーションを起動しているので、応答のデータが端末装置3Bから塗布装置2に送信される。塗布装置2は端末装置3Bから応答を受信すると(T17)、ユーザが意図する接続であると判断し、無線接続を維持する。
図6に戻って、接続判断処理(ステップS103)が終了すると、接続判断処理において接続が維持されているか否か判断される(ステップS104)。接続判断処理において、接続が切断されて終了した場合、接続数が上限に達していることにより、あるいは接続禁止リストに登録されていることにより接続要求が拒否されて終了した場合、新たな接続は維持されていない。したがって、これらの場合、接続は維持されていないと判断され(ステップS104:No)、ステップS101に戻り、新たな接続要求があるまで待機する。接続判断処理において、接続が維持されて終了した場合、接続は維持されていると判断され(ステップS104:Yes)、続いて所定時間(例えば、1分)が経過したか判断される(ステップS105)。所定時間が経過しない場合(ステップS105:No)、所定時間が経過するまで次の処理への移行が待機される。所定時間が経過すると(ステップS105:Yes)、接続更新処理(ステップS106)に移行する。
(接続更新処理)
端末装置3は、一旦塗布装置2と接続されると、塗布装置2の通信可能範囲を越えた位置まで離れるか、端末装置3の電源をOFFするか、塗布装置2との接続を強制的に切断しない限り接続されている。したがって、塗布が終了し、専用アプリケーションの実行を終了した場合であっても、端末装置3と塗布装置2の接続状態は維持される。この不必要な接続状態を解除するために、接続更新処理が行われる。
図11に接続更新処理を示す。接続更新処理において、まず、接続が確立されている端末装置3に対して問い合わせ信号を送信する(ステップS401)。このときの問い合わせ信号は、図7の接続判断処理における問い合わせ信号と同様である。例えば無線LANの場合、問い合わせ信号として、専用アプリケーションに割り当てられている特定の宛先ポートへUDPパケットデータ等を送信する。問い合わせ信号のデータは、暗号化されており、専用アプリケーションでないと内容を解読できない。問い合わせ信号のデータは、このデータを受信したら専用アプリケーションが実行されている旨の応答をすることを要求するデータである。
塗布装置2は、端末装置3から問い合わせに対する応答があるか否か確認する(ステップS402)。ここで、端末装置3内の専用アプリケーションが動作中であれば、専用アプリケーションが問い合わせ信号に対して応答信号を塗布装置2に対して送信する。塗布装置2は、端末装置3からの応答を確認すると(ステップS402:Yes)、端末装置3は塗布処理を実行中あるいは実行を準備していると判断して、無線接続を維持し(ステップS404)、接続更新処理を終了する。
端末装置3から応答がない場合(ステップS402:No)、その端末装置3に対する問い合わせのリトライ回数が所定の回数N(Nは1以上の整数)に達しているか否か確認される(ステップS403)。
問い合わせ信号の送信のリトライ回数がN回に達していない場合(ステップS403:No)、問い合わせのリトライ回数を1だけインクリメントし、ステップS401に戻って再度接続を確認する。そして再度、問い合わせに対して端末装置3から応答があるか否かを確認する(ステップS402)。端末装置3から応答がない場合(ステップS402:No)、リトライ回数がN回に達したか否か確認が行われ(ステップS403)、リトライ回数がN回に達していない場合(ステップS403:No)、リトライ回数がさらに1だけインクリメントされる。以後、リトライ回数がN回に達するまでの間に端末装置3から応答があるまで、ステップS401からステップS403の処理が繰り返される。
端末装置3からの応答がなく、リトライ回数がN回に達した場合(ステップS403:Yes)、確立された無線接続がユーザが意図する接続でないと判断し、塗布装置2は端末装置3との接続を切断する(ステップS405)。そして接続を切断された端末装置3が塗布装置2と再接続することを一定期間禁止する(ステップS406)。再接続の禁止処理は、図9に示した接続禁止端末リストに、端末装置3のMACアドレス、接続禁止開始時刻、接続禁止期間を書き込むことにより実行する。接続禁止端末リストへの書き込みが終了すると接続更新処理を終了する。これにより、接続中の端末装置3内で専用アプリケーションを終了したときに自動で端末装置3との無線接続を切断することができる。
図6に戻り、接続更新処理(ステップS106)が終了すると、接続が切断されているか否か判断される(ステップS107)。接続更新処理において、接続が切断されて終了した場合、接続は切断されていると判断され(ステップS107:Yes)、ステップS101に戻り、新たな接続要求があるまで待機する。接続更新処理において、接続が維持されて終了した場合、接続は切断されていないと判断され(ステップS107:No)、ステップS105に戻り、所定時間が経過するまで待機する。所定時間が経過すると(ステップS105:Yes)、再び接続更新処理(ステップS106)に移行する。以上のように、接続が切断されるまで、接続更新処理が繰り返されることから、塗布処理が終了し、端末装置3が塗布装置2との接続を必要としなくなった場合、速やかに接続の切断が行われる。よって、ユーザが意図しない接続が排除され、接続を必要とする端末装置が速やかに塗布装置3と接続することができる。なお、所定時間は、ユーザが任意に設定可能である。例えば、ユーザが意図しない接続をより速やかに排除したい場合、所定時間を短く設定してもよい。
本実施の形態において、端末装置3と新たな無線接続が確立されると、その無線接続がユーザが意図する接続であることの確認をする問い合わせを端末装置3に行い、問い合わせに対する端末装置3の応答に基づいて、端末装置3との無線接続を維持または切断する。
このように、ユーザが操作を行うことなく、接続を意図しない端末装置3が無線通信装置である塗布装置2へ接続したままになるのを自動で防ぐことができる。また、ユーザが接続を意図しない不必要な接続を常に排除することにより、ユーザが接続を意図する必要な接続が拒否されることなく速やかに接続が行われることができる。
上記実施の形態において、専用の塗布アプリケーションが起動しているか否かに応じてユーザが意図した接続であるか否かを判断し、接続を維持あるいは切断していた。これに対して、端末装置3が専用アプリケーションを実行している否かに応じてユーザが意図した接続であるか否かを判断してもよい。専用アプリケーションを実行しているとは、アプリケーションを実行して塗布装置2の機能である塗布機能を実行させるための処理を実際に行っている状態をいい、アプリケーションが起動して実行可能状態となっている場合を除く。塗布装置2からの問い合わせ信号に対して、アプリケーションは、実際に塗布を実行させるための処理を行っている場合に、応答信号を送出する。一方、アプリケーションが塗布を実行させるための処理を行っていない実行可能状態であるとき、塗布装置2からの問い合わせ信号に対して、アプリケーションは、応答信号を送出しない。あるいは、アプリケーションを実行しない旨の応答信号を送出してもよい。応答信号に基づいて、専用アプリケーションを実行している場合、ユーザが意図した接続であると判断し、接続を維持する。一方、専用アプリケーションを実行していない場合、ユーザが意図した接続でないと判断し、接続を切断する。
専用のアプリケーションを起動している場合であっても、実際に専用アプリケーションを使用しておらず、単に専用アプリケーションを終了することをユーザが忘れている場合も想定される。アプリケーションを実行して無線通信装置である塗布装置2の特定の機能である塗布機能を実行させるための処理を実際に行っているか否かに応じてユーザが意図した接続であるか否かを判断することにより、上記の不要な接続を排除することができる。
また、接続が確立されてから、所定期間内に端末装置3と塗布装置2の間で送受信があったか否かによりユーザが意図した接続であるか否かを判断して接続を維持あるいは切断してもよい。この場合、専用のアプリケーションを通じて端末装置3と塗布装置2との間で送受信があったか否かを判断してもよいし、専用アプリケーションを介することなく、端末装置3と塗布装置2が送受信を行ったか否かを判断してもよい。所定期間内に互いに送受信を行っている場合、ユーザが意図した接続が行われていると考えられる。したがって、端末装置3と塗布装置2との間の送受信の有無により接続の維持または切断を行うことにより、ユーザが意図しない接続を排除することができる。なお、所定時間内の送受信の有無であれば、端末装置3に問い合わせをしないでも塗布装置2は把握することができる。塗布装置2が送受信の履歴をメモリに記憶しておくことにより、端末装置3からの応答に基づくことなく接続の維持または切断の判断を行うことができる。
上記実施の形態において、端末装置3としてスマートフォン、タブレットPC等の携帯端末を例として説明したが、通信相手と無線通信をする機能を有する装置であれば、例えば、スキャナ装置、デジタルカメラ等、画像形成する装置は言うに及ばず広く適用可能である。
上記実施の形態において、無線通信装置として塗布装置2を例として説明したが、通信相手と無線通信をする機能を有する電子機器であれば、広く適用可能である。例えば、スキャナ装置、デジタルカメラ等、画像形成する装置は言うに及ばず幅広く適用できる。
上記実施の形態において、塗布装置として装置自体を副走査方向に走査することによりインクを塗布するハンディプリンタを例として説明したが、これに限らず、インクヘッドを移動するヘッド移動機構を有するハンディプリンタや据置型の塗布装置であってもよい。
上記実施の形態において、塗布方式としてインクジェット方式の場合を例に説明したが、これに限らず、レーザプリント方式、熱転写方式、インクリボン方式等であってもよい。
塗布媒体Rとして、シート状のものを例示したが、塗布の対象物は任意であり、三次元形状を有するものでもよい。
上記実施の形態において、塗布装置2の上面に塗布開始スイッチ21、表示器22、操作キー23、LED24が設けられている場合を例示したが、これらが端末装置3に設けられてもよい。端末装置3の表示部の表面にタッチパネルが一体的に設けられ、タッチパネルへのタッチ操作によって各種入力・設定等の操作を行えるようになっており、表示部が表示器22として、タッチパネルが塗布開始スイッチ21および操作キー23として機能するようにしてもよい。LED24の代わりに、端末装置3の表示部にメッセージ等を表示することにより、ユーザへの報知を行ってもよい。
上記実施の形態において、LED24が、塗布開始位置に到達したこと、塗布が終了したこと等を発光してユーザに報知する場合を例示したが、これに限らず、塗布装置2は撮影装置と照明を含む撮影部を備え、撮影装置を介して表示器22または端末装置3の表示部に表示された画像により、ユーザが目視で塗布媒体Rの表面を確認し位置の微調整等を行えるようにしてもよい。
上記実施の形態において、中央制御回路31がROM32に記憶されたプログラムを実行することによって、制御部41における、無線通信制御部43、塗布制御部44として機能した。しかしながら、制御部41は、中央制御回路31の代わりに、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、各種制御回路等の専用のハードウェアを備え、専用のハードウェアが、無線通信制御部43、塗布制御部44として機能しても良い。この場合、各部の機能それぞれを個別のハードウェアで実現しても良いし、各部の機能をまとめて単一のハードウェアで実現しても良い。また、各部の機能のうち、一部を専用のハードウェアによって実現し、他の一部をソフトウェア又はファームウェアによって実現しても良い。
なお、本発明に係る機能を実現するための構成を予め備えた無線通信装置として提供できることはもとより、プログラムの適用により、既存の情報処理装置等を、本発明に係る無線通信装置として機能させることもできる。このようなプログラムの適用方法は任意である。プログラムを、例えば、フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)-ROM、DVD(Digital Versatile Disc)-ROM、メモリカード等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納して適用できる。さらに、プログラムを搬送波に重畳し、インターネットなどの通信媒体を介して適用することもできる。例えば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS:Bulletin Board System)にプログラムを掲示して配信してもよい。そして、このプログラムを起動し、OS(Operating System)の制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、上記の処理を実行できるように構成してもよい。
本発明の実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記の番号は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
(付記1)
無線接続を要求する端末装置と前記無線接続を確立する接続確立手段と、
前記端末装置と前記無線接続が確立されると、前記無線接続が確立された前記端末装置に対して問い合わせを行い、前記問い合わせに対する前記端末装置の応答に基づいて、前記無線接続がユーザが意図する接続であるか否かを判断する接続判断を行う接続判断手段と、
前記接続判断に基づいて、前記端末装置との前記無線接続を維持または切断する接続制御手段と、
を備える無線通信装置。
(付記2)
前記接続判断手段は、前記無線接続が確立されている状態において、前記無線接続が切断されるまで、前記問い合わせを繰り返す、
付記1に記載の無線通信装置。
(付記3)
特定の機能を実行する機能実行手段を備え、
前記問い合わせは、前記端末装置が、前記機能実行手段に前記特定の機能を実行させるためのアプリケーションプログラムを起動していることを確認する信号である、
付記1または2に記載の無線通信装置。
(付記4)
特定の機能を実行する機能実行手段を備え、
前記問い合わせは、前記端末装置が、前記機能実行手段に前記特定の機能を実行させるためのアプリケーションプログラムを実行していることを確認する信号である、
付記1または2に記載の無線通信装置。
(付記5)
前記接続制御手段は、前記端末装置から前記応答がなければ、前記端末装置との前記無線接続を切断する、
付記1~4のいずれか1項に記載の無線通信装置。
(付記6)
前記接続判断手段は、前記問い合わせを所定回数実行し、前記所定回数内に前記端末装置から応答がなければ前記無線接続がユーザが意図する接続でないと判断し、
前記接続制御手段は、前記端末装置との前記無線接続を切断する、
付記1~5のいずれか1項に記載の無線通信装置。
(付記7)
前記接続確立手段は、前記接続制御手段により前記無線接続を切断された前記端末装置の再度の接続要求を所定時間拒否する、
付記1~6のいずれか1項に記載の無線通信装置。
(付記8)
前記無線通信装置は、塗布装置である、
付記1~7のいずれか1項に記載の無線通信装置。
(付記9)
互いに無線通信を行う無線通信装置と端末装置を備える無線通信システムであって、
前記無線通信装置は、
無線接続を要求する前記端末装置と前記無線接続を確立する接続確立手段と、
前記端末装置と前記無線接続が確立されると、前記無線接続が確立された前記端末装置に対して問い合わせを行い、前記問い合わせに対する前記端末装置の応答に基づいて、前記無線接続がユーザが意図する接続であるか否かを判断する接続判断を行う接続判断手段と、
前記接続判断に基づいて、前記端末装置との前記無線接続を維持または切断する接続制御手段と、
を備え、
前記端末装置は、
前記無線通信装置に前記無線接続を要求する接続要求手段と、
前記無線通信装置からの前記問い合わせに対して応答する応答手段と、
を備える無線通信システム。
(付記10)
無線接続を要求する端末装置と前記無線接続を確立する接続確立ステップと、
前記端末装置と前記無線接続が確立されると、前記無線接続が確立された前記端末装置に対して問い合わせを行い、前記問い合わせに対する前記端末装置の応答に基づいて、前記無線接続がユーザが意図する接続であるか否かを判断する接続判断を行う接続判断ステップと、
前記接続判断に基づいて、前記端末装置との前記無線接続を維持または切断する接続制御ステップと、
を備える無線通信方法。
(付記11)
コンピュータに、
無線接続を要求する端末装置と前記無線接続を確立する接続確立ステップ、
前記端末装置と前記無線接続が確立されると、前記無線接続が確立された前記端末装置に対して問い合わせを行い、前記問い合わせに対する前記端末装置の応答に基づいて、前記無線接続がユーザが意図する接続であるか否かを判断する接続判断を行う接続判断ステップ、
前記接続判断に基づいて、前記端末装置との前記無線接続を維持または切断する接続制御ステップ、
を実行させるプログラム。
1…無線通信システム、2…塗布装置、3,3A,3B…端末装置、21…塗布開始スイッチ、22…表示器、23…操作キー、24…LED、25…光学センサ、26…インクヘッド、27…インクノズル、31…中央制御回路、32…ROM、321…制御プログラム、33…RAM、331…塗布データ、332…塗布位置情報、34…インクヘッド制御回路、35,51…無線通信モジュール、36…入出力制御回路、37…センサ制御回路、38…電源回路、39…バッテリ、41,52…制御部、42…塗布部、43,53…無線通信制御部、44…塗布制御部、45…接続確立部、46…接続判断部、47…接続制御部、54…接続要求部、55…応答部、R…塗布媒体

Claims (15)

  1. 無線接続を要求する端末装置と前記無線接続を確立する接続確立手段と、
    前記端末装置と前記無線接続が確立されると、前記無線接続が確立された前記端末装置に対して問い合わせを行い、前記問い合わせに対する前記端末装置の応答に基づいて、前記端末装置との前記無線接続を維持または切断する接続制御手段と
    備え
    前記接続確立手段は、前記接続制御手段により前記無線接続を切断された前記端末装置による再度の接続要求を、予め定められた所定の時間拒否し、
    前記所定の時間の長さは、前記端末装置が前記接続制御手段により前記無線接続を切断された回数に応じて変更される無線通信装置。
  2. 前記端末装置との前記無線接続が維持されてから所定時間経過した後に、前記無線接続が維持された前記端末装置に対して再度の問い合わせを行い、前記再度の問い合わせに対する前記端末装置の応答に基づいて、維持されている前記無線接続を切断または再度維持する接続更新手段を更に備える、
    請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記接続制御手段は、前記無線接続が確立されている状態において、前記無線接続が切断されるまで、前記問い合わせを繰り返す、
    請求項に記載の無線通信装置。
  4. 特定の機能を実行する機能実行手段を備え、
    前記問い合わせは、前記端末装置が、前記機能実行手段に前記特定の機能を実行させるためのアプリケーションプログラムを起動していることを確認する信号である、
    請求項2に記載の無線通信装置。
  5. 特定の機能を実行する機能実行手段を備え、
    前記問い合わせは、前記端末装置が、前記機能実行手段に前記特定の機能を実行させるためのアプリケーションプログラムを実行していることを確認する信号である、
    請求項2に記載の無線通信装置。
  6. 前記問い合わせは、前記アプリケーションプログラムでないと内容を解読できない情報を含む、
    請求項4または5に記載の無線通信装置。
  7. 前記接続制御手段は、前記端末装置から前記応答がなければ、前記端末装置との前記無線接続を切断する、
    請求項1~のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  8. 前記接続制御手段は、前記問い合わせを所定回数実行し、前記所定回数内に前記端末装置から応答がなければ前記無線接続がユーザが意図する接続でないと判断し、前記端末装置との前記無線接続を切断する、
    請求項~6のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  9. 前記無線通信装置は、塗布装置である、
    請求項1~のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  10. 互いに無線通信を行う無線通信装置と端末装置を備える無線通信システムであって、
    前記無線通信装置は、
    無線接続を要求する前記端末装置と前記無線接続を確立する接続確立手段と、
    前記端末装置と前記無線接続が確立されると、前記無線接続が確立された前記端末装置に対して問い合わせを行い、前記問い合わせに対する前記端末装置の応答に基づいて、前記端末装置との前記無線接続を維持または切断する接続制御手段と
    備え、
    前記接続確立手段は、前記接続制御手段により前記無線接続を切断された前記端末装置による再度の接続要求を、予め定められた所定の時間拒否し、
    前記所定の時間の長さは、前記端末装置が前記接続制御手段により前記無線接続を切断された回数に応じて変更され、
    前記端末装置は、
    前記無線通信装置に前記無線接続を要求する接続要求手段と、
    前記無線通信装置からの前記問い合わせに対して応答する応答手段と、
    を備える無線通信システム。
  11. 前記無線通信装置は、前記端末装置との前記無線接続が維持されてから所定時間経過した後に、前記無線接続が維持された前記端末装置に対して再度の問い合わせを行い、前記再度の問い合わせに対する前記端末装置の応答に基づいて、維持されている前記無線接続を切断または再度維持する接続更新手段を更に備える、
    請求項10に記載の無線通信システム。
  12. 無線接続を要求する端末装置と前記無線接続を確立する接続確立ステップと、
    前記端末装置と前記無線接続が確立されると、前記無線接続が確立された前記端末装置に対して問い合わせを行い、前記問い合わせに対する前記端末装置の応答に基づいて、前記端末装置との前記無線接続を維持または切断する接続制御ステップと
    備え
    前記接続確立ステップにおいて、前記接続制御ステップにより前記無線接続を切断された前記端末装置による再度の接続要求を、予め定められた所定の時間拒否し、
    前記所定の時間の長さは、前記端末装置が前記接続制御ステップにより前記無線接続を切断された回数に応じて変更される無線通信方法。
  13. 前記接続制御ステップにおいて前記端末装置との前記無線接続が維持されてから所定時間経過した後に、前記無線接続が維持された前記端末装置に対して再度の問い合わせを行い、前記再度の問い合わせに対する前記端末装置の応答に基づいて、維持されている前記無線接続を切断または再度維持する接続更新ステップを更に備える、
    請求項12に記載の無線通信方法。
  14. コンピュータに、
    無線接続を要求する端末装置と前記無線接続を確立する接続確立ステップ、
    前記端末装置と前記無線接続が確立されると、前記無線接続が確立された前記端末装置に対して問い合わせを行い、前記問い合わせに対する前記端末装置の応答に基づいて、前記端末装置との前記無線接続を維持または切断する接続制御ステップ
    実行させ
    前記接続確立ステップにおいて、前記接続制御ステップにより前記無線接続を切断された前記端末装置による再度の接続要求を、予め定められた所定の時間拒否し、
    前記所定の時間の長さは、前記端末装置が前記接続制御ステップにより前記無線接続を切断された回数に応じて変更されるプログラム。
  15. コンピュータに、前記接続制御ステップにおいて前記端末装置との前記無線接続が維持されてから所定時間経過した後に、前記無線接続が維持された前記端末装置に対して再度の問い合わせを行い、前記再度の問い合わせに対する前記端末装置の応答に基づいて、維持されている前記無線接続を切断または再度維持する接続更新ステップを更に実行させる、
    請求項14に記載のプログラム。
JP2022083577A 2019-04-23 2022-05-23 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法およびプログラム Active JP7331988B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022083577A JP7331988B2 (ja) 2019-04-23 2022-05-23 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法およびプログラム

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019081413A JP7081563B2 (ja) 2019-04-23 2019-04-23 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法およびプログラム
JP2022083577A JP7331988B2 (ja) 2019-04-23 2022-05-23 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法およびプログラム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019081413A Division JP7081563B2 (ja) 2019-04-23 2019-04-23 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022103435A JP2022103435A (ja) 2022-07-07
JP7331988B2 true JP7331988B2 (ja) 2023-08-23

Family

ID=87576926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022083577A Active JP7331988B2 (ja) 2019-04-23 2022-05-23 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7331988B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015023538A (ja) 2013-07-23 2015-02-02 ブラザー工業株式会社 機能実行装置
JP2015146561A (ja) 2014-02-04 2015-08-13 キヤノン株式会社 ネットワーク電子機器、その制御方法及びプログラム
JP2015197819A (ja) 2014-04-01 2015-11-09 キヤノン株式会社 無線通信装置、無線通信装置の制御方法、システム
WO2016031062A1 (ja) 2014-08-29 2016-03-03 日立マクセル株式会社 通信システム、通信装置、及び通信端末装置
JP2018037966A (ja) 2016-09-01 2018-03-08 ソフトバンク株式会社 無線通信制御装置、プログラム及び無線通信システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015023538A (ja) 2013-07-23 2015-02-02 ブラザー工業株式会社 機能実行装置
JP2015146561A (ja) 2014-02-04 2015-08-13 キヤノン株式会社 ネットワーク電子機器、その制御方法及びプログラム
JP2015197819A (ja) 2014-04-01 2015-11-09 キヤノン株式会社 無線通信装置、無線通信装置の制御方法、システム
WO2016031062A1 (ja) 2014-08-29 2016-03-03 日立マクセル株式会社 通信システム、通信装置、及び通信端末装置
JP2018037966A (ja) 2016-09-01 2018-03-08 ソフトバンク株式会社 無線通信制御装置、プログラム及び無線通信システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022103435A (ja) 2022-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11237778B2 (en) Image recording apparatus communicable with mobile terminal for identification of the image recording apparatus
US9609690B2 (en) Communication device
US9836260B2 (en) Communication apparatus, terminal apparatus, control methods thereof, and non-transitory computer-readable storage medium
US9088863B2 (en) Communication device
JP6458593B2 (ja) 画像記録装置、および制御プログラム
CN110881206B (zh) 终端装置以及记录介质
US9820318B2 (en) Information processing apparatus
US11463599B2 (en) Communication apparatus
US10372392B2 (en) Communication apparatus, control method, and storage medium for canceling a communication setting
JP2018011265A (ja) 無線通信装置、印刷装置、及び、制御方法
JP2006303637A (ja) 無線通信装置および無線通信装置の設定方法
JP2016181829A (ja) 画像処理システムおよび画像形成装置
JP7331988B2 (ja) 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法およびプログラム
JP7081563B2 (ja) 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法およびプログラム
US11729336B2 (en) Information processing apparatus and control method
JP7443881B2 (ja) 電子機器、通信システム及び通信方法
JP6390378B2 (ja) 端末装置、無線通信制御方法および無線通信制御プログラム
JP2021141365A (ja) 通信装置、制御方法、及びプログラム
JP6443020B2 (ja) 端末装置、無線通信制御方法および無線通信制御プログラム
JP2016178462A (ja) システム、携帯端末、画像形成装置、通信制御方法およびプログラム
JP2019046345A (ja) 印刷装置および印刷装置の制御方法
JP2017182755A (ja) 情報処理装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220607

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220607

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230328

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230711

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230724

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7331988

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150