JP7331611B2 - イソシアネート組成物、重合性組成物、化合物、重合物、レンズ、コーティング剤、および、イソシアネート化合物の製造方法 - Google Patents
イソシアネート組成物、重合性組成物、化合物、重合物、レンズ、コーティング剤、および、イソシアネート化合物の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7331611B2 JP7331611B2 JP2019187676A JP2019187676A JP7331611B2 JP 7331611 B2 JP7331611 B2 JP 7331611B2 JP 2019187676 A JP2019187676 A JP 2019187676A JP 2019187676 A JP2019187676 A JP 2019187676A JP 7331611 B2 JP7331611 B2 JP 7331611B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- compound
- group
- isocyanate
- compound represented
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
Description
一方、イソシアネート化合物をポリチオウレタンに用いた例としては、特許文献1が挙げられる。
かかる状況のもと、本発明では、新規なイソシアネート化合物、および、これを用いたイソシアネート組成物、重合性組成物、重合物、レンズ、コーティング剤、ならびに、イソシアネート化合物の製造方法を提供することを目的とする。
<1>式(1)で表される化合物を含む、イソシアネート組成物。
<2>式(1)中のAがノルボルナンジイル基である、<1>に記載のイソシアネート組成物。
<3>式(1)中のBがフェニル基である、<1>または<2>に記載のイソシアネート組成物。
<4>式(1)で表される化合物と、ポリオールおよびポリチオールの少なくとも一方を含む、重合性組成物。
<5>式(1)中のAがノルボルナンジイル基である、<4>に記載の重合性組成物。
<6>式(1)中のBがフェニル基である、<4>または<5>に記載の重合性組成物。
<7>式(1)で表される化合物。
<8>式(1)中のAがノルボルナンジイル基である、<7>に記載の化合物。
<9>式(1)中のBがフェニル基である、<7>または<8>に記載の化合物。
<10><4>~<6>のいずれか1つに記載の重合性組成物から形成された重合物。
<11><10>に記載の重合物を含むレンズ。
<12><10>に記載の重合物を含むコーティング剤。
<13>式(2)で表される化合物に対して、ホスゲンを反応させることを含む、イソシアネート化合物の製造方法。
本明細書において、各種物性値および特性値は、特に述べない限り、23℃におけるものとする。
本発明の化合物は、式(1)で表される化合物である。このような新規なイソシアネート化合物を用いることにより、各種用途への応用が期待できる。特に、ポリウレタンやポリチオウレタンの原料として期待される。
ここでの環状アルキレン基は置換基を有していてもよい。しかしながら、環状アルキレン基は無置換であることが好ましい。
具体的にはAは、シクロブタンジイル基、シクロペンタンジイル基、シクロヘキサンジイル基、ノルボルナンジイル基、シクロオクタンジイル基等が挙げられ、中でもノルボルナンジイル基であることが特に好ましい。ノルボルナンジイル基としては、式(N1)または(N2)で表されるものが好ましい。式中の*は結合位置を表す。
ここでのアリール基またはヘテロアリール基はアミノメチル基などの置換基を有していてもよい。しかしながら、アリール基またはヘテロアリール基は無置換であることが好ましい。
なお、本明細書において「アリール基」は置換または無置換の芳香族炭化水素基を意味し、「ヘテロアリール基」が含まれない意味である。
アリール基としては、炭素数6~22のものが好ましく、6~18がより好ましく、6~10がさらに好ましい。アリール基として具体的には、フェニル基、ナフチル基、アントラセニル基、フェナントレニル基、ビフェニリル基、フルオレニル基が挙げられ、中でもフェニル基が好ましい。
ヘテロアリール基としては、炭素数1~24が好ましく、2~12がより好ましく、3~6がさらに好ましい。ヘテロアリール基として具体的には、チエニル基、フリル基、ピリジル基、オキサゾリル基、ピロリル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、インドリル基、トリアジニル基が挙げられる。
次に、本発明のイソシアネート組成物について説明する。本発明のイソシアネート組成物は、前記式(1)で表される化合物を含む。
イソシアネート組成物は、式(1)で表される化合物を、1種のみ含んでいても、2種以上含んでいてもよい。
上記式(1)で表される化合物は、公知の方法で製造できる。イソシアネート化合物の製造方法としては、例えば、式(2)で表される化合物に対して、ホスゲンを反応させることを含む製造方法が挙げられる。
式(2)で表される化合物は、原料ジアミンであり、式(2)におけるAおよびBは、式(1)におけるAおよびBと同義であり、好ましい範囲も同様である。本発明の製造方法において、式(2)で表される化合物は、1種のみ用いてもよいし、2種以上の混合物を用いてもよい。
式(2a-1)で表される化合物としては、ベンジルアミンが例示される。
また、環状アルケニル基は置換基を有していてもよい。しかしながら、環状アルケニル基は無置換であることが好ましい。
ここでの環状アルケニル基は、炭素数3~10の環状アルキレン基であることが好ましく、炭素数5~8の環状アルキレン基であることがより好ましい。また、架橋構造を有する環状アルキレン基であることが好ましい。Dは、ノルボルニル基であることが好ましい。
本発明では、式(2)で表される化合物に、ホスゲンを反応させて、式(1)で表される化合物を得ることができる。例えば、式(2)で表される化合物と、塩酸と、溶剤を反応させて式(2)で表される化合物と塩酸の塩を得て、その後、これをホスゲンと反応させて式(1)で表される化合物を合成することができる。溶剤としては、芳香族系溶剤やエステル系溶剤が例示され、芳香族系溶剤が好ましく、キシレンがより好ましい。
式(2)で表される化合物とホスゲンの反応は、例えば、100~170℃で行うことができる。
式(1)で表される化合物は、ポリオールやポリチオールと共に重合性組成物として用いることができる。すなわち、本発明は、式(1)で表される化合物と、ポリオールおよびポリチオールの少なくとも一方を含む、重合性組成物に関する。
重合性組成物に含まれる式(1)で表される化合物の含有量は、溶剤を除く成分中、下限値が、30質量%以上であることが好ましく、35質量%以上であることがより好ましい。また、前記式(1)で表される化合物の含有量の上限値は、溶剤を除く成分中、55質量%以下であることが好ましく、40質量%以下であることがより好ましい。
重合性組成物には、式(1)で表される化合物が1種のみ含まれていてもよいし、2種以上含まれていてもよい。2種以上含まれている場合、合計量が上記範囲となることが好ましい。
ポリオールとしては、具体的には、ポリアルキレングリコール、ポリエステルポリオール、ポリカーボネートポリオール等が例示される。また、ポリオールとしては、国際公開第2018/061658号の段落0026~0037、国際公開第2018/021394号の段落0134~0233の記載を参酌でき、これらの内容は本明細書に組み込まれる。
ポリチオールとしては、具体的には、ヘキサンジチオール、デカンジチオール、1,4-ブタンジオールビスチオプロピオネート、1,4-ブタンジオールビスチオグリコレート、エチレングリコールビスチオグリコレート、エチレングリコールビスチオプロピオネート、トリメチロールプロパントリスチオグリコレート、トリメチロールプロパントリスチオプロピオネート、トリメチロールプロパントリス(3-メルカプトブチレート)、ペンタエリスリトールテトラキスチオグリコレート、ペンタエリスリトールテトラキスチオプロピオネート、トリメルカプトプロピオン酸トリス(2-ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、1,4-ジメチルメルカプトベンゼン、2、4、6-トリメルカプト-s-トリアジン、2-(N,N-ジブチルアミノ)-4,6-ジメルカプト-s-トリアジンなどが挙げられる。また、ポリチオールとしては、特開2019-119860号公報の段落0020~0041の記載、特開2017-211547号公報の段落0078~0081を参酌でき、これらの内容は本明細書に組み込まれる。
重合性組成物には、ポリオールおよびポリチオールのいずれか1種のみ含まれていてもよいし、2種以上含まれていてもよい。また、ポリオールとポリチオールの混合物であってもよい。本発明の重合性組成物にポリオールおよび/またはポリチオールが2種以上含まれている場合、合計量が上記範囲となることが好ましい。
ウレタン化触媒およびチオウレタン化触媒としては、アミン系触媒、イミダゾール系触媒、ジアザシクロアミン塩系触媒、金属系触媒等が例示される。ウレタン化触媒およびチオウレタン化触媒の具体例は、特開2019-143150号公報の段落0034~0037の記載、特開2016-222050号公報の段落0130~0132の記載を参酌でき、これらの内容は本明細書に組み込まれる。
式(1)で表される化合物以外のイソシアネート化合物としては、国際公開第2017/208959号の段落0035~0037の記載を参酌でき、この内容は本明細書に組み込まれる。
本発明は、上記重合性組成物から形成された重合物にも関する。前記重合物の例には、ポリウレタン、ポリチオウレタンが含まれる。
重合性組成物を用いて重合物を製造する方法としては、公知のポリウレタンまたはポリチオウレタンの製造方法が採用できる。本発明では、重合性組成物を所望の型に適用して、成形加工することが好ましい。成形加工法としては、例えば、注型成形法、射出成形法、トランスファー成形法などがあげられる。また、特開2019-131711号公報の段落0046~0047の記載を参酌でき、この内容は本明細書に組み込まれる。
本発明の重合物をレンズに用いる場合、特開2017-095695号公報の記載を参酌でき、これらの内容は本明細書に組み込まれる。
本発明の重合物をコーティング材料に用いる場合、特開2015-206017号公報の記載を参酌でき、これらの内容は本明細書に組み込まれる、
<イソシアネート化合物の分析>
(1)ガスクロマトグラフィー(以下、「GC分析」ということがある)
装置:島津製作所製社製、GC-2025
カラム:アジレント・テクノロジー社製、CP-Sil8CBforAmines(0.25μm×0.25mm×30m)
カラム温度:80℃で2分間維持した後、8℃/分の速度で昇温し、150℃に達した後、5分間維持し、15℃/分の速度で昇温し、300℃に達した後、5分間維持した。
(2)ガスクロマトグラフ質量分析(以下、「GC-MS」ということがある)
質量分析による構造同定は、GC-MS分析により以下の方法により行った。
装置:アジレント・テクノロジー社製、GC7890A
カラム:アジレント・テクノロジー社製、DB-1MS(0.25μm×0.25mm×30m)
カラム温度:50℃で2分間保持し、20℃/分の速度で昇温し、320℃で10分間保持した。
質量分析計:日本電子社製AccuTOF GCX
イオン化手法:電界イオン化法(FI+)
(3)赤外線(IR)スペクトル分析
装置:FT/IR-4100typeA
合成反応後溶剤を留去した粗生成物についてATR法を用いて、分析を実施した。
(4)核磁気共鳴吸収法(1H-NMR)
装置:BRUKER製、核磁気共鳴装置AVANCEII600MHz
重水素置換クロロホルム溶剤中で測定を行った。尚、後述のδ(ppm)は次式で表される化学シフトを示す。
δ(ppm)=106×(νS-νR)/νR
νS:試料の共鳴周波数(Hz)
νR:標準物質のトリメチルシラン(TMS)の共鳴周波数(Hz)
磁気撹拌子を備えた200mLのナスフラスコに窒素雰囲気下で、炭酸セシウム(Cs2CO3、富士フイルム和光純薬社製)23.375g、金属ナトリウム(Na、富士フイルム和光純薬社製)1.65g、酸化マグネシウム(MgO、富士フイルム和光純薬社製)17.6gを仕込んだ。このナスフラスコをアルミブロックヒータースターラーに設置して、250℃で、1時間加熱撹拌した後に、アルミブロックヒータースターラーから取り外した。上記ナスフラスコを空冷で室温まで冷却して、塩基組成物を得た。
200mLナスフラスコにアルゴン雰囲気下で、磁気撹拌子、ベンジルアミン5.358g(東京化成工業社製)、5-ノルボルネン-2-メチルアミン(異性体混合物、東京化成工業社製)3.080gを入れた後に、塩基組成物0.996gを加え、アルゴン雰囲気下、25℃、500rpmで反応を開始した。反応開始から60分、120分、180分、240分経過後に追加の塩基組成物をアルゴン雰囲気下で各々0.996g加えた。反応開始から360分経過後に、イソプロピルアルコール16mLを加えて反応を停止させた。ベンジルアミンの転化率は53%、アミノメチルノルボルネンの転化率は86%であった。
得られた懸濁液にクロロホルム50mL、セライトスタンダードスーパーセル(純正化学社製)40cm3を加え、ろ紙No.5C(桐山製作所社製)および桐山ろうとSB-60(桐山製作所社製、直径60mm)を用いて吸引ろ過した。ろ液に対して0.5MのHClとクロロホルムを加えて分液操作を行い、水相を回収した。次いで1M水酸化ナトリウムとクロロホルムを加えて再度分液操作後有機相を回収し、減圧下でクロロホルムを留去することで粗生成物8.1gを得た。GC-MS分析の結果より式(2-1)または(2-2)で表されるアミン化合物を含有していることを確認した。
上記で得られた粗生成物を原料に250Paの減圧条件下で単蒸留を行い、ベンジルアミンを留去した後、式(2-1)または(2-2)で表されるアミン化合物を留分として回収した(GC純度98.2%、11.4g)。
原料ジアミン化合物の蒸留精製により得られたアミン化合物(混合物)5.00gにキシレンを加えた後、共沸脱水を行い水分量20質量ppm(カールフィッシャー水分計での分析結果)とした。次いでキシレン溶媒中に塩化水素を導入し、原料ジアミンを塩酸塩とし、ホスゲンを吹き込み、120℃で1時間反応させた。ホスゲンと溶媒のキシレンを留去し、5.40g の粗生成物を得た。IRスペクトル分析では2248cm-1にNCO伸縮振動に帰属可能なピークが観測され、NCO基の生成が確認できた。
粗生成物を原料に170~180Paの減圧下で単蒸留を実施し、原料ジアミン残を取り除いた後に2.77gの留分を回収した。回収留分はGC-MS分析の結果式(1-1)または(1-2)で表される化合物の異性体a~fの混合物であることが分かった。尚、本合成操作による(1-1)または(1-2)で表される化合物の収率は45%であった。
化合物a:282.13407
化合物b:282.13375
化合物c:282.13517
化合物d:282.13392
化合物e:282.13359
化合物f:282.13371
化合物a(保持時間22.91分);18.9%
化合物b(保持時間23.05分);18.2%
化合物c(保持時間23.27分);4.7%
化合物d(保持時間23.34分);24.9%
化合物e(保持時間23.40分);24.7%
化合物f(保持時間23.48分);7.7%
δ(ppm):0.537~2.566(10H、ノルボルナン環の水素)2.885~3.403(2H、-CH2-NCOにおけるCH2の水素)、4.035~4.185(1H、-CH(NCO)-PhにおけるCHの水素)、7.259~7.400(5H、-CH(NCO)-PhにおけるPhの水素)
Phはフェニル基を意味している。
ペンタエリスリトールテトラキスチオプロピオネート(東京化成工業社製、以下、「PETP」と略す)2.29gにジブチル錫ジクロリド(東京化成工業社製)23.5mgを混合し、硬化触媒含有PETPを調製した。次いで、実施例1で得たイソシアネート化合物2.41g、PETP2.06g、硬化触媒含有PETP0.23gを混合し重合性組成物を調製した。
<重合物の作製>
重合性組成物を脱気後、2.5mm厚の平板レンズ用モールドに注入し、オーブン中で昇温速度8℃/時間の条件で40℃から120℃まで昇温後、120℃で12時間保持する条件で加熱し重合硬化を進行させることで、重合物(ポリチオウレタン)(以下、「サンプル」と呼ぶ」)を作製した。得られたサンプルは無色透明であった。
重合物の評価は以下の方法により行った。
ガラス転移温度の測定:
サンプルを3mm幅に切り出し、直径1mmのピンに10gの加重を与え、30℃から10℃/分で昇温し、熱機械分析(TMA法)測定を行い、ガラス転移温度(℃)を測定した。
屈折率:
上記で得られたサンプルについて、カルニュー精密屈折計(KPR-2000)を用い温度25℃、湿度50%の条件で行った。屈折率の波長は、589.3nmのD線における値である。
各評価結果を表1に示す。
Claims (13)
- 式(1)で表される化合物を含む、イソシアネート組成物。
- 式(1)中のAがノルボルナンジイル基である、請求項1に記載のイソシアネート組成物。
- 式(1)中のBがフェニル基である、請求項1または2に記載のイソシアネート組成物。
- 式(1)で表される化合物と、ポリオールおよびポリチオールの少なくとも一方を含む、重合性組成物。
- 式(1)中のAがノルボルナンジイル基である、請求項4に記載の重合性組成物。
- 式(1)中のBがフェニル基である、請求項4または5に記載の重合性組成物。
- 式(1)で表される化合物。
- 式(1)中のAがノルボルナンジイル基である、請求項7に記載の化合物。
- 式(1)中のBがフェニル基である、請求項7または8に記載の化合物。
- 請求項4~6のいずれか1項に記載の重合性組成物から形成された重合物。
- 請求項10に記載の重合物を含むレンズ。
- 請求項10に記載の重合物を含むコーティング剤。
- 式(2)で表される化合物に対して、ホスゲンを反応させることを含む、イソシアネート化合物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019187676A JP7331611B2 (ja) | 2019-10-11 | 2019-10-11 | イソシアネート組成物、重合性組成物、化合物、重合物、レンズ、コーティング剤、および、イソシアネート化合物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019187676A JP7331611B2 (ja) | 2019-10-11 | 2019-10-11 | イソシアネート組成物、重合性組成物、化合物、重合物、レンズ、コーティング剤、および、イソシアネート化合物の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021063029A JP2021063029A (ja) | 2021-04-22 |
JP7331611B2 true JP7331611B2 (ja) | 2023-08-23 |
Family
ID=75487504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019187676A Active JP7331611B2 (ja) | 2019-10-11 | 2019-10-11 | イソシアネート組成物、重合性組成物、化合物、重合物、レンズ、コーティング剤、および、イソシアネート化合物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7331611B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007010996A1 (ja) | 2005-07-22 | 2007-01-25 | Mitsui Chemicals, Inc. | イソシアナートの製造方法、それにより得られたイソシアナート、およびその用途 |
WO2016021680A1 (ja) | 2014-08-07 | 2016-02-11 | 三井化学株式会社 | 重合性組成物、成形体およびその用途 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4788329A (en) * | 1986-11-03 | 1988-11-29 | American Cyanamid Company | Preparation of cyclohexyl mono- and diurethanes and isocyanates derived therefrom by addition of methylcarbamate to limonene, process and compositions |
JP2840112B2 (ja) * | 1989-05-08 | 1998-12-24 | 三井化学株式会社 | ジイソシアナートおよびその製造方法 |
-
2019
- 2019-10-11 JP JP2019187676A patent/JP7331611B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007010996A1 (ja) | 2005-07-22 | 2007-01-25 | Mitsui Chemicals, Inc. | イソシアナートの製造方法、それにより得られたイソシアナート、およびその用途 |
US20090124785A1 (en) | 2005-07-22 | 2009-05-14 | Mitsui Chemicals, Inc. | Process for production of isocyanate, isocyanate produced by the process, and use of the isocyanate |
WO2016021680A1 (ja) | 2014-08-07 | 2016-02-11 | 三井化学株式会社 | 重合性組成物、成形体およびその用途 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021063029A (ja) | 2021-04-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101970115B1 (ko) | 자일릴렌 다이아이소사이아네이트 조성물, 자일릴렌 다이아이소사이아네이트 변성체 조성물, 이액형 수지 원료 및 수지 | |
EP3404052B1 (en) | Isocyanate composition for optical lenses and process for preparing the same | |
JP6666459B2 (ja) | イソシアネート組成物、イソシアネート組成物の製造方法、及びイソシアネート重合体の製造方法 | |
US11254783B2 (en) | Xylylenediisocyanate composition, xylylenediisocyanate-modified composition, two-component resin material, and resin | |
CN109843963B (zh) | 异氰酸酯组合物、异氰酸酯聚合物的制造方法和异氰酸酯聚合物 | |
WO2018070539A1 (ja) | イソシアネート組成物及びイソシアネート重合体の製造方法 | |
US10399935B2 (en) | Method for producing 3-mercaptopropionic acid, and methods using same for producing carboxylic acid ester compound having mercapto group and thiourethane-based optical material | |
JP7289990B2 (ja) | キシリレンジイソシアネート組成物、キシリレンジイソシアネート変性体組成物、重合性組成物、樹脂、成形体、光学素子およびレンズ | |
KR20130087447A (ko) | 3-메르캅토프로피온산의 제조방법과 이를 이용한 메르캅토기를 갖는 카르본산에스테르화합물 및 티오우레탄계 광학재료의 제조방법 | |
EP4428179A1 (en) | Polyurethane production method | |
US20160096914A1 (en) | Urethanes, polymers thereof, coating compositions and their production from cyclic carbonates | |
JP7474617B2 (ja) | 多量体組成物、ブロック化多量体組成物及びこれらの製造方法 | |
JP7331611B2 (ja) | イソシアネート組成物、重合性組成物、化合物、重合物、レンズ、コーティング剤、および、イソシアネート化合物の製造方法 | |
JP7388114B2 (ja) | 重合性組成物、重合物、レンズ、コーティング剤、化合物の製造方法および化合物 | |
Wang et al. | The preparation of hybrid trimer by cyclo-oligomerization of TDI and HDI and its curing process with polyols to form elastic PU coating | |
JP4426018B2 (ja) | ペンタエリスリトールポリ(チオグリコレート)の製造方法 | |
KR20100119601A (ko) | 광학용 폴리티올 화합물과 그의 제조방법, 그를 포함하는 중합성 조성물 및 그로부터 제조되는 수지와 광학용 렌즈 | |
KR101971115B1 (ko) | 수율이 향상된 에스터 폴리티올의 제조방법 | |
JP3982949B2 (ja) | 新規なポリイソチオシアナート | |
KR20050011957A (ko) | 폴리티올 화합물과 광학 렌즈용 황함유 우레탄계 수지 | |
KR20050008131A (ko) | 황함유 이소시아네이트 화합물과 광학렌즈용 황함유우레탄계 수지 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220817 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230609 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230711 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230724 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7331611 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |