JP7331409B2 - リモコン装置及びトイレシステム - Google Patents

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Description

本発明の態様は、太陽電池を備えたリモコン装置及びトイレシステムに関する。
従来から、トイレ室、浴室、キッチン、およびシャワーブースなどの水回り空間に設けられる水回り機器(例えば、トイレ装置や自動水栓装置等)を遠隔操作するリモコン装置が知られている。このような水回り機器用のリモコン装置は、商用電源または乾電池により駆動するものが一般的であるが、近年では、太陽電池を備え、照明や外光を利用して発電された電力によって駆動するリモコン装置も提案されている。
しかしながら、商用電源や乾電池から得られる電力と比較して、照明や外光から得られる電力は限られている。このため、太陽電池で駆動するリモコン装置においては、太陽電池により発電された電力を効率よく使用することが重要な課題となる。
そこで、特許文献1に記載の太陽電池を備えたリモコンユニットにおいては、非使用時におけるリモコンの消費電力量を減少させるために、便座本体部に人体検知センサ及び光照射手段を設け、人体検知センサの非検知時には、便座本体部からの光照射手段が停止される。そして、リモコンユニットに搭載された太陽電池が本体側からの光照射を受けなくなることにより、信号処理手段がスリープモードに移行し、リモコンの表示手段を消灯させる。これによりトイレブース内に人がいない場合において、リモコンの表示手段を表示させないことで、リモコンの消費電力量を低減させることができる。
特開2012-004656号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術と同様な構成では、人体検知センサおよび光照射手段が必要であり、従来の便座本体部に比べて大型化及びコストが高くなるおそれがある。また、リモコン装置の電力の消費を低減する手段として、光電センサの検出光の投光周期の間隔(投光と投光の間の間隔)を長くすることが考えられるが、使用者の使い勝手が低下してしまうおそれがある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、太陽電池を備えたリモコン装置において、使い勝手を維持しつつ、電力の消費を低減できるリモコン装置及びトイレシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るリモコン装置によれば、水周り機器本体を操作するリモコン装置において、光を利用して発電する太陽電池と、前記太陽電池によって発電された電力によって駆動し、所定の間隔ごとに検出光を投光する光電センサと、前記太陽電池の発電量の変化を検出する検出手段と、前記検出手段により検出した発電量の変化に基づいて前記所定の間隔を変更する制御部とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、太陽電池の発電量変化からトイレブース内の照度状況を監視することができ、例えばトイレブース内の照明がONからOFFに切りかわった際に光電センサの検知間隔を変更することができる。そのため、非使用時の際に無駄に電力を消費することがない。従って、リモコン装置の使い勝手を維持しつつ、電力の消費を低減できる。
また、本発明の一態様に係るリモコン装置において、好ましくは、太陽電池の発電量が閾値を下回る状態、もしくは、閾値を上回る状態になってから所定時間経過した場合に、所定の間隔を変更する制御を有することを特徴とする。
この構成によれば、使用者が手をかざした際や、使用者の影による影響等で、使用者の意図せずに太陽電池の発電量が低下した際に、誤って判定することを軽減することができる。
また、本発明の一態様に係るリモコン装置において、好ましくは、前記制御部は、段階的に閾値を設定し、段階的な閾値に応じて所定の間隔を変更することを特徴とする。
この構成によれば、薄暗い環境下での使用時に、極度に投光間隔が変化することを防ぎ、使用者の使い勝手の低下を防ぐことができる。
また、本発明の一態様に係るリモコン装置において、好ましくは、前記閾値は、光電センサの消費電力量に基づいて設定されることを特徴とする。
例えば、薄暗い環境下の使用者においては、太陽電池発電量と光電センサ電力消費量との収支が合わず、使用時に電力不足に陥るおそれがある。この構成によれば、光電センサの間隔を延ばすことにより消費電力を抑えるがことができ、リモコン装置を使用する際に電力不足となってしまうことを抑制することができる。
本発明の一態様に係るトイレシステムにおいて、リモコン装置と、前記水回り機器本体と、を備え、前記水回り機器本体は、トイレ装置であり、前記リモコン装置から送信された制御信号に基づいて便器洗浄動作を行うことを特徴とする。
この構成によれば、トイレシステムにおいて、使い勝手を維持しつつ、電力の消費を低減することができる。
実施形態の一態様によれば使用者の使い勝手を維持しつつ、電力の消費を低減できるリモコン装置及びトイレシステムを提供できる。
本発明の一実施形態に係るトイレシステムの外観構成を示す模式斜視図である。 本発明の一実施形態に係るリモコン装置の外観構成を示す模式斜視図である。 本発明の一実施形態に係るトイレシステムの機能構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る光電センサ投光間隔の判定処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
以下、添付図面を参照して、本願の開示するリモコン装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態では、水回り機器の一例としてトイレ装置を挙げて説明する。
<1.トイレシステムの外観構成>
本発明の一実施形態に係るトイレシステムの外観構成について図1を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るトイレシステムの外観構成を示す模式斜視図である。
図1に示すように、トイレシステム1は、トイレ装置2と、リモコン装置3とを備える。
トイレ装置2は、便器5と、給水ユニット6と、便座ユニット7とを備える。便器5は、洋式の大便器であり、例えばトイレ室Rの奥側の壁面に寄せて配置される。なお、ここでは、床置き式の便器5を示したが、便器5は、壁掛け式であってもよい。
給水ユニット6は、便器5に洗浄水を供給する通水路61と、通水路61の一部を覆うように設けられた第1本体ケース62とを備え、便器5への給水および止水を切り替える機能を有する。便座ユニット7は、便器5の上部に設置される第2本体ケース71と、第2本体ケース71に対して開閉自在に軸支された便座72および便蓋(図示せず)とを備え、例えば、便座ユニット7は、便座72および便蓋(図示せず)を自動的に開閉する機能や便座72をあたためる機能等を有する。
リモコン装置3は、トイレ室Rの壁面に設置される。壁面は垂直面である。図1に示す例において、リモコン装置3は、便座72に着座した使用者から見て左側方の壁面Wに配置される。
<2.リモコン装置の外観構成>
次に、リモコン装置3の外観構成について図2を参照して説明する。図2は、リモコン装置3の外観構成の一例を示す模式斜視図である。
図2に示すように、リモコン装置3は、直方体状の筐体300を有する。筐体300の正面(X軸正方向側の面)には、光電センサ32と太陽電池33とが配置される。
太陽電池33は、筐体300が壁面W(図1参照)に取り付けられた状態において光電センサ32よりも上方に配置される。このように、トイレ室Rの照明により近い位置に太陽電池33を配置することで、使用者が光電センサ32に対して手かざし操作を行っている最中に、使用者の手によって太陽電池33に入射する光が遮られることを抑制することができる。したがって、発電効率の低下を抑制することができる。
また、筐体300は、壁面W(図1参照)に取り付けられた状態において縦長形状を有する。筐体300の形状を手の形状に合わせた縦長形状とすることで、手かざし操作の操作性を向上させることができ、また、光電センサ32が使用者の手に覆われやすくなることで、人体の検知精度を向上させることができる。
<3.トイレシステムの機能構成>
次に、トイレシステム1の機能構成について図3を参照して説明する。図3は、トイレシステム1の機能構成の一例を示すブロック図である。なお、図3では、実施形態の特徴を説明するために必要な構成要素を機能ブロックで表しており、一般的な構成要素についての記載を省略している。すなわち、図3に図示される各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。たとえば、各機能ブロックの分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することが可能である。
まず、リモコン装置3の構成について説明する。図3に示すように、リモコン装置3は、通信部31と、光電センサ32と、太陽電池33と、蓄電部34と、電圧検出部35と、記憶部36と、制御部37とを備え、これらは筐体300(図2参照)に収容される。
通信部31は、トイレ装置2を制御する制御信号を無線送信する。具体的には、通信部31は、制御部37から入力される電気信号を電波に変換して上記制御信号として図示しないアンテナからトイレ室R内に放射する。なお、通信部31は、電波に代えて赤外線を制御信号として放射してもよい。
光電センサ32は、人体を非接触で検知することにより人体による操作(たとえば、手かざし操作)を受け付ける。
このように、光電センサ32を非接触型とすることで、光電センサ32を接触型とした場合と比べて使用者がリモコン装置3に直接触れる回数を減らすことができる。したがって、使用者がリモコン装置3に触れることによって太陽電池33が故障することを抑制することができる。
光電センサ32は、いわゆるアクティブ型赤外線センサであり、赤外線を照射する投光部321と、投光部321から照射された赤外線の反射光を受光する受光部322とを有し、対象物から反射した赤外線を受光部322が受光することで対象物(人体)を検知する。光電センサ32は、人体を検知すると、手かざし操作がなされたことを示す信号を制御部37に対して出力する。
なお、光電センサ32は赤外線センサに限らず、遠赤外線、可視光、紫外線等の赤外線以外の光を照射して人体を検知するものであってもよい。また、人体を検知するための信号は、光に限らず、電波(マイクロ波やミリ波)や超音波等であってもよい。また、光電センサ32は、静電容量式近接センサであってもよい。さらに、光電センサ32は、非接触型に限らず、静電容量式タッチセンサ等の接触型のセンサであってもよい。
太陽電池33は、照明や外光等の光を利用して発電を行う。蓄電部34は、たとえばリチウムイオンキャパシタなどの蓄電池であり、太陽電池33によって発電された電力を蓄える。蓄電部34に蓄えられた電力は、通信部31、光電センサ32、記憶部36および制御部37等へ供給され、これらは蓄電部34から供給される電力によって動作する。
電圧検出部35は、蓄電部34の電圧を検出する。電圧検出部35による電圧の検出結果は、制御部37に出力される。
記憶部36は、たとえば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子等によって実現される。記憶部36には、後述する状態監視部371において使用される閾値等が記憶される。
制御部37は、通信部31、光電センサ32、蓄電部34、電圧検出部35および記憶部36と接続され、リモコン装置3の動作を制御する。制御部37は、たとえばマイコンを含んで構成され、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等により、記憶部36に記憶された図示しないプログラムを読み出して実行することにより、状態監視部371および通信制御部372として機能する。
状態監視部371は、電圧検出部35により検出される蓄電部34の電圧に基づき、蓄電部34の充電状態を監視する。
具体的には、状態監視部371は、電圧検出部35によって検出された蓄電部34の電圧と、記憶部36に記憶された閾値とを比較することにより、蓄電部34の電圧が閾値以上であるか否かを監視し、監視結果を記憶部36に記憶させる。
監視結果は、たとえばフラグ情報により表される。ここでは、蓄電部34の電圧が閾値以上である場合には、「通信可能フラグ」が記憶部36に記憶され、蓄電部34の電圧が閾値未満である場合には、蓄電部34の充電状態が、通信部31によるトイレ装置2との通信が不可能な通信不可能状態であることを示す「通信不可フラグ」が記憶部36に記憶されるものとする。
なお、状態監視部371は、蓄電部34の「蓄電量」と閾値とを比較するようにしてもよい。この場合、状態監視部371は、電圧検出部35によって検出された蓄電部34の電圧に対し、記憶部36に記憶された定数を乗じるなどの推定演算を行うことによって蓄電部34の蓄電量を推定し、推定した蓄電量と閾値とを比較すればよい。
通信制御部372は、光電センサ32から手かざし操作がなされたことを示す信号(以下、操作情報と記載する)を取得した場合(すなわち、光電センサ32によって人体が検知された場合)に、通信部31を制御してトイレ装置2に対して制御信号を無線送信させる。
通信制御部372は、光電センサ32から操作情報を取得すると、記憶部36に記憶された監視結果を参照して、通信部31による制御信号の無線送信を行うか否かを判定する。
具体的には、通信制御部372は、記憶部36に「通信可能フラグ」が記憶されている場合、通信部31による制御信号の無線送信を行うと判定し、通信部31を制御してトイレ装置2に対して制御信号を無線送信させる。一方、記憶部36に「通信不可フラグ」が記憶されている場合、通信制御部372は、通信部31による制御信号の無線送信を行わないと判定する。
このように、実施形態に係るリモコン装置3によれば、電圧検出部35によって検出された蓄電部34の電圧が閾値未満である間は、使用者によって手かざし操作がなされたとしても、通信部31による制御信号の無線送信が禁止されることとなる。
つづいて、トイレ装置2の構成について説明する。図3に示すように、トイレ装置2は、通信部21と、制御部22と、機能部23とを備える。
通信部21は、リモコン装置3から無線送信される制御信号を受信する。具体的には、通信部21は、信号としての電波をアンテナ(図示せず)で受信し、受信した電波を電気信号に変換して制御部22へ出力する。
機能部23は、制御部22の制御に基づいて動作する。機能部23は、少なくとも電磁弁231を含む。電磁弁231は、たとえばEFV(Electric Flush Valve)であり、通水路61(図1参照)の開閉を行う。電磁弁231は、給水ユニット6の第1本体ケース62に内蔵される。
制御部22は、通信部21および機能部23と接続され、トイレ装置2の動作を制御する。具体的には、制御部22は、リモコン装置3からの制御信号が通信部21によって受信された場合に、電磁弁231を制御して通水路61を開く動作すなわち便器洗浄動作を実行させる。
<4.光電センサ投光間隔の判定処理>
次に、図4を参照して、本発明の一実施形態に係る光電センサ32投光間隔の判定フローについて説明する。
図4に示すように、ステップS100の判定処理は、ステップS101~ステップS112からなる処理であり、太陽電池33の発電量と光電センサ32の消費電力量の関係により判定を行う。なお、この判定処理は太陽電池による発電が開始されたときに判定処理を開始し、光電センサの投光の度に繰り返し判定処理を行う。
まず、ステップS101では、制御部22によって、光電センサ32の投光間隔を条件1に設定させ、条件1における光電センサ32の消費電力量(閾値)を算出する。算出終了したらステップS102へ進む。なお、ここでの条件1は、使用者がリモコン装置3を操作する際に、使い勝手が低下しない程度の投光間隔であり、例えば1秒間に1回である。この時間は適宜設定することができる。
ステップS102では、太陽電池33の発電量と、ステップS101で設定した条件1における光電センサ32の消費電力量(閾値)の大小を判定する。太陽電池33の発電量が条件1の消費電力量を上回る場合はステップS103へ進む。太陽電池33の発電量が条件1の消費電力量を下回る場合はステップS105へ進む。
ここで、例えば、薄暗い環境下の使用者においては、太陽電池33の発電量と光電センサ32の電力消費量との収支が合わず、使用時に電力不足に陥るおそれがある。この構成によれば、閾値が光電センサ32の消費電力量に基づいて設定されるため、光電センサ32の間隔を延ばすことにより電力消費量を抑えることができ、リモコン装置3を使用する際に電力不足となってしまうことを抑制することができる。
なお、判定する際は大小関係が所定時間続いた場合に判定を行う。例えば、トイレブース内が十分に明るい環境である場合、太陽電池33の発電量が条件1の投光間隔における消費電力量を1秒間続けて上回った際に判定を行う。この構成によれば、使用者が手をかざした際や、使用者の影による影響等で、使用者の意図と異なって太陽電池33の発電量が低下した際に、誤って判定することを軽減することができる。
ステップS103では、光電センサ32の投光間隔を条件1で確定し、ステップS104へ進む。
ステップS104では、光電センサ32の投光を開始し、判定処理を終了する。
上述したステップS103からステップS104では、具体的にはトイレブース内が十分に明るい環境であり、太陽電池33の発電量が十分の場合である。この場合において、光電センサ32の投光間隔は、使い勝手が低下しない程度の投光間隔であり、例えば1秒間に1回投光する。
ステップS105では、光電センサ32の投光間隔を条件2に設定させ、条件2における光電センサの消費電力量(閾値)を算出する。算出終了したらステップS106へ進む。なお、ここでの条件2は、条件1よりも投光間隔を長く設定する。例えば2秒間に1回である。この時間は適宜設定することができる。
このように、制御部は、ステップS101からステップS105において、太陽電池33の発電量の閾値を段階的に設定し、この段階的な閾値に応じて、所定の間隔を変更している。そのため、薄暗い環境下での使用時に、極度に投光間隔が変化することを防ぎ、使用者の使い勝手の低下を防ぐことができる。
ステップS106では、太陽電池33の発電量と、ステップS105で設定した条件2における光電センサの消費電力量(閾値)の大小を判定する。太陽電池33の発電量が条件2の消費電力量を上回る場合はステップS107へ進む。太陽電池33の発電量が条件2の消費電力量を下回る場合はステップS108へ進む。
ステップS107では、光電センサ32の投光間隔を条件2で確定する。そして、ステップS104へ進み、光電センサ32の投光を開始し、判定処理を終了する。
上述したステップS107からステップS104では、具体的には、トイレブース内の明るさが、S102で判定した際よりも暗い環境である。光電センサ32の投光間隔は条件1より長く設定した条件2で設定し、例えば2秒間に1回投光する。
ステップS108では、光電センサ32の投光間隔を条件3に設定させ、条件3における光電センサの消費電力量(閾値)を算出する。算出終了したらステップS109へ進む。なお、ここでの条件3は、条件2よりも投光間隔を長く設定する。例えば3秒間に1回である。この時間は適宜設定することができる。
このように、ステップS101、ステップS105、ステップS108において条件1~3に基づく閾値(消費電力量)を算出する。そして、各ステップ後のステップS102、ステップS106、ステップS109にて、太陽電池33の発電量が、閾値(消費電力量)より上回っているか、もしくは、下回っているか、を判定する。なお、ステップS102、ステップS106、ステップS109で判定に用いられる閾値は、それぞれ条件1~3に基づいて設定されるため、ステップS102の閾値(消費電力量)が最も高く、ステップS109の閾値(消費電力量)が最も低く設定される。
ステップS109では、太陽電池33の発電量と、ステップS108で設定した条件3における光電センサ32の消費電力量(閾値)の大小を判定する。太陽電池33の発電量が条件3の消費電力量を上回る場合はステップS110へ進む。太陽電池33の発電量が条件3の消費電力量を下回る場合はステップS111へ進む。
ステップS110では、光電センサ32の投光間隔を条件3で確定する。そして、ステップS104へ進み、光電センサ32の投光を開始し、判定処理を終了する。
上述したステップS110からS104では、具体的にはトイレブース内の明るさがS106で判定した際よりも暗い環境である。光電センサ32の投光間隔は、条件2より長く設定した条件3で設定し、例えば、3秒に1回である。
ステップS111では、ステップS109判定結果から、トイレブース内の照明はOFF状態であると判定する。そして、ステップS112へ進む。
ステップS112では、光電センサ32の投光を停止し、判定処理を終了する。
上述したステップS111からS112では、具体的にはトイレブース内の明るさがS110で判定した際より暗い環境であり、太陽電池32の発電もほとんどない場合である。この場合では、照明がOFFされたと判定し、光電センサ32の照射もOFFに切り替える。
このように、本発明の一実施形態に係るリモコン装置3によれば、太陽電池33の発電量変化からトイレブース内の照度状況を監視することができ、例えばトイレブース内の照明がONからOFFに切りかわった際に光電センサ32の検知間隔を変更することができる。そのため、非使用時の際に無駄に電力を消費することがない。従って、リモコン装置3の使い勝手を維持しつつ、電力の消費を低減できる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、トイレシステム1やトイレ装置2、リモコン装置3などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置、設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、例えば、リモコン装置3は、トイレ装置2を操作する構成を説明したが、浴室やキッチン、シャワーブースなどの水回り空間に設けられる水回り機器を遠隔操作するものであればよい。
さらに、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
R トイレ室
1 トイレシステム
2 トイレ装置
21 通信部
22 制御部
23 機能部
231 電磁弁
3 リモコン装置
31 通信部
32 光電センサ
33 太陽電池
34 蓄電部
35 第2検出部
36 記憶部
37 制御部
371 状態監視部
372 通信制御部
5 便器
6 給水ユニット
61 通水路
62 第1本体ケース
7 便座ユニット
71 第2本体ケース
72 便座

Claims (5)

  1. 水回り機器本体を操作するリモコン装置において、
    光を利用して発電する太陽電池と、
    前記太陽電池によって発電された電力によって駆動し、所定の間隔ごとに検出光を投光する光電センサと、
    前記太陽電池の発電量の変化を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出した発電量の変化に基づいて前記所定の間隔を変更する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記太陽電池の発電量が閾値を下回る状態、もしくは、閾値を上回る状態になってから所定時間経過した場合に、前記所定の間隔を変更することを特徴とするリモコン装置。
  2. 水回り機器本体を操作するリモコン装置において、
    光を利用して発電する太陽電池と、
    前記太陽電池によって発電された電力によって駆動し、所定の間隔ごとに検出光を投光する光電センサと、
    前記太陽電池の発電量の変化を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出した発電量の変化に基づいて前記所定の間隔を変更する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    段階的に閾値を設定し、段階的な前記閾値に応じて前記所定の間隔を変更することを特徴とするリモコン装置。
  3. 前記制御部は、
    段階的に閾値を設定し、段階的な前記閾値に応じて前記所定の間隔を変更することを特徴とする請求項1に記載のリモコン装置。
  4. 前記閾値は、
    前記光電センサの消費電力量に基づいて設定されることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のリモコン装置。
  5. 請求項1~4の何れか一つに記載のリモコン装置と、
    前記水回り機器本体と、を備え、
    前記水回り機器本体は、トイレ装置であり、前記リモコン装置から送信された制御信号に基づいて便器洗浄動作を行うことを特徴とするトイレシステム。
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