JP7330769B2 - 導電性エンドレスベルト及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
感光ドラム上のトナー像は、導電性エンドレスベルトの表層に1次転写され、その後、表層から記録媒体上に2次転写される。
前記表層は、紫外線硬化性樹脂と、少なくとも、両末端にメタクリル基を有する変性ポリジメチルシロキサンとを含み、前記変性ポリジメチルシロキサンの分子量が、2000以上であり、前記表層における前記変性ポリジメチルシロキサンの含有量が、前記紫外線硬化性樹脂100質量部に対して1~4質量部であることを特徴とする。
上記構成を具えることによって、表面性状の悪化を招くことなく、クリーニングブレードの摩耗を抑制可能な導電性エンドレスベルトを提供できる。
上記構成によって、クリーニングブレードの摩耗を抑制できるとともに、優れた画像品質を得ることができる。
以下に、本発明の導電性エンドレスベルトを、その実施形態に基づき、詳細に例示説明する。
ここで、図1は、本発明の一実施形態に係る導電性エンドレスベルトを模式的に示した、厚み方向の断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る導電性エンドレスベルト1を構成する部材について、例示説明する。
(基材層)
本発明の一実施形態に係る導電性エンドレスベルト1は、無端の基材層2を備える。該基材層2は、無端のベルト本体を構成する必須部材である。
ここで、基材層中のPBTの含有量は、基材層中の樹脂成分の36質量%以上であることが好ましい。PBTの含有量が36質量%以上であると、電気抵抗に電圧依存性を有するベルトとすることができる。また、基材層中のPBTの含有量は、基材層中の樹脂成分の60質量%以下であることが好ましく、44質量%以下であることが更に好ましい。
前記基材層2に含有される導電剤としては、特に限定されず、例えば、従来公知の電子導電性物質、イオン導電性物質等を挙げることができる。このような導電剤を1種単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
本発明の一実施形態に係る導電性エンドレスベルト1は、図1に示すように、前記基材層2上に、表層3を備える。
そして、前記表層3は、紫外線硬化性樹脂と、変性ポリジメチルシロキサンと、を含む。
以下、紫外線硬化性樹脂、変性ポリジメチルシロキサン、及び、必要に応じて添加することができるその他の成分について、例示説明する。
なお、本発明の導電性エンドレスベルトにおいて表層に含まれる「紫外線硬化性樹脂」には、後述する変性ポリジメチルシロキサン等の「シリコーン樹脂」を含まないものとする。
少なくとも両末端にメタクリル基を有する変性ポリジメチルシロキサンは、反応性が低く、前記表層中に含まれることによって、表層の摩擦係数を小さくすることができる結果、接触するクリーニングブレードの摩耗を抑えることができると考えられる。そして、本発明の導電性エンドレスベルトにおける表層は、表面に潤滑剤等を滞在させることがないため、表層の表面性状の悪化を招くこともなく、良好な画像品質を維持できる。
また、前記変性ポリジメチルシロキサン中のメタクリル基の合計数は、記表層の摩擦係数をより小さくでき、良好な表面性状と、クリーニングブレードの摩耗を抑制効果とを、より高いレベルで両立できる観点からは、1分子当たり、2~6個であることが好ましく、両末端のみに有する(メタクリル基の数が2個である)ことがより好ましい。
例えば、両末端のみにメタクリル基を有する変性ポリジメチルシロキサンの構造は、以下のとおり示すことができる。
なお、前記変性ポリジメチルシロキサンの分子量は、前記表層の表面状態を正常に保ち、画像品質の低下を防ぐ観点からは、7500以下であることが好ましい。
前記変性ポリジメチルシロキサンの含有量を、前記紫外線硬化性樹脂100質量部に対して1質量部以上とすることによって、クリーニングブレードの摩耗を十分に抑制でき、前記紫外線硬化性樹脂100質量部に対して4質量部以下とすることによって、表層の柔軟性や、表層と基材層との間の接着性を十分に確保できる。同様の観点から、前記変性ポリジメチルシロキサンの含有量は、前記紫外線硬化性樹脂100質量部に対して1~2質量部であることが好ましい。
前記任意成分の含有量は、用途や、要求される性能等に応じて適宜調節すればよく、特に限定されない。例えば、前記導電剤をさらに含む場合、前記紫外線硬化性樹脂100質量部に対して、0.1~20質量部とすることができる。さらに、その他の任意成分についても、例えば、前記紫外線硬化性樹脂100質量部に対して、0.01~10質量部とすることができる。
前記表層形成用組成物の塗工方法についても特に限定はされず、例えば、スプレーコーティング、ディップコーティング、ロールコーティング、グラビアコーティングなどの従来公知の方法を用いて塗布することにより、塗膜を形成し、乾燥させ、乾燥させた塗膜に紫外線を照射して表層形成用組成物を硬化させて表層3を形成することができる。前記紫外線照射における積算照射エネルギーとしては、適宜調節すればよいが、例えば、100mJ/cm2~1500mJ/cm2の範囲とすることができる。
本発明に係る導電性エンドレスベルト1のその他の層としては、例えば、基材層2と表層3との接着性向上のためのプライマー層が挙げられる。プライマー層としては、従来公知のアクリル系のプライマー層を用いることができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置は、中間転写ベルトとして本発明の導電性エンドレスベルトを備える。
これにより、本発明の一実施形態に係る画像形成装置は、クリーニングブレードの摩耗を抑制でき、優れた画像品質を得ることが可能となる。また、前記クリーニングブレードが長期間にわたって摩耗しないため、優れた画像品質を長期間得ることが可能となる。
なお、本発明の画像形成装置は、上述した本発明に係る導電性エンドレスを中間転写ベルトとして用いること以外は、従来公知の中間転写ベルト方式の画像形成装置を採用することができる。
図2に示した画像形成装置100においては、感光ドラム12a,12b,12c,12d上の静電潜像をそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックにより現像する第1現像部13a、第2現像部13b、第3現像部13c、第4現像部13dが、中間転写ベルト11に沿って順次配置されており、この中間転写ベルト11を図中の矢印方向に循環駆動させて、各現像部13a,13b,13c,13dの感光ドラム12a,12b,12c,12d上に形成された4色のトナー像を順次転写することにより、中間転写ベルト11上にカラーのトナー像を形成し、このトナー像を紙等の記録媒体14上に転写することにより、プリントアウトを行う。記録媒体14上への転写後に、中間転写ベルト11上に残存するトナーは、クリーニング部15のクリーニングブレード16により掻き取られる。また、図2中、符号17は、中間転写ベルト11を循環駆動するための駆動ローラ(又はテンションローラ)を示し、符号18は、2次転写ローラを示し、符号19は、記録媒体送り装置を示し、符号20は、記録媒体上の画像を加熱等により定着させる定着装置を示す。
以下の手順で、各サンプルの導電性エンドレスベルトを作製した。
(1)基材層の作製
熱可塑性ポリブチレンナフタレート樹脂(PBN、帝人社製、商品名「TQB-OT」)85質量部と、熱可塑性エラストマー(東洋紡社製、商品名「ペルプレンEN-16000」)15質量部と、カルボジイミド化合物(日清紡ケミカル社製、商品名「カルボジライトHMV-8CA」)0.3質量部と、導電性カーボン(アセチレンブラック、デンカ社製、商品名「デンカブラック」)18~20質量部と、を2軸混練機で混合分散して、ペレットを得た。配合量は、いずれの成分についても、樹脂成分100質量部に対する量とする。
得られたペレットを用いて、単軸押し出し機の先に円筒状のダイスを具えた成形機にて押出成形することにより、内径250mm、厚さ80μm、幅250mmにて、エンドレス形状のベルトの基材層を作製した。
上記のようにして作製した基材層の表面に、表1に示す配合の表層形成用組成物を、硬化後の厚さが1μmになるようにスプレーコーティングにより塗布して、塗膜を形成した。
なお、表層形成用組成物には、表1に示す紫外線硬化性樹脂及び変性ポリジメチルシロキサンの他に、光重合開始剤(IGM Resins.B.V社製、商品名「Omnirad184」)を5質量部、光重合開始剤(IGM Resins.B.V社製、商品名「Omnirad819」)を0.5質量部、さらには導電性金属酸化物(レジノカラー工業社製)を15質量部加えた。配合量は、いずれの成分についても、紫外線硬化樹脂100質量部に対する量とする。
次に、塗膜を、50℃で2分間乾燥させた。
その後、ライトハンマー6(へレウス社製)を用いて、照度100~700mW/cm2、積算光量200~3000mJ/cm2、窒素パージ下の条件で紫外線を照射して、塗膜を硬化させて、表層を形成した。
作製した各サンプルの導電性エンドレスベルトについて、以下の方法で、(1)表面粗さ、(2)摩擦係数変化の評価を行った。
各サンプルの導電性エンドレスベルトの表面粗さRz(最大高さ粗さ)を、JIS B 0601に準拠して測定した。
測定したRzについては、以下の基準に従って評価を行った。評価結果を表1に示す。
○:Rz≦0.3
×:Rz>0.3
各サンプルの導電性エンドレスベルトの表面の摩擦係数を、バランスアームを持つ装置(表面性試験機Type38(新東科学株式会社製))を使用して測定した。端子には熱硬化ウレタンやSUSボールを樹脂フィルムでくるんだ球体のものを用いてベルトと接触させ、端子とベルト間の動摩擦係数を測定した。端子の走査速度は60mm/min、荷重は50gとした。
アクリル樹脂粒子とベルトを擦り、擦った部分(摩擦係数が大)と擦っていない部分(摩擦係数が小)の摩擦係数の差を評価基準とする。摩擦係数の差が小さい程、クリーニング不良を抑制できることを示す。
樹脂粒子の擦り方は、摩擦摩耗試験機(FPR2100(レスカ製))を用い、端子にアクリル樹脂微粒子をまぶしてベルト表面に接触させたのち、線速度150mm/s、半径15mm、荷重50gで20min円運動させて実施した。評価は、以下の基準に従って行い、評価結果を表1に示す。
○:擦った部分と擦っていない部分の摩擦係数の差が0.1以下
△:擦った部分と擦っていない部分の摩擦係数の差が0.1超0.2未満
×:擦った部分と擦っていない部分の摩擦係数の差が0.2以上
*2 両末端メタクリル変性ポリジメチルシロキサン1:JNC株式会社製「サイラプレーン(登録商標)FM-7711」、分子量1000
*3 両末端メタクリル変性ポリジメチルシロキサン2:JNC株式会社製「サイラプレーン(登録商標)FM-7721」、分子量5000
*4 両末端メタクリル変性ポリジメチルシロキサン3:JNC株式会社製「サイラプレーン(登録商標)FM-7725」、分子量10000
*5 アクリル変性ポリジメチルシロキサン:エボニック デグサ社製「TEGO(登録商標) Rad2300」
*6 紫外線硬化型シリコーンアクリルポリマー:大成ファインケミカル株式会社製「8SS-723」
Claims (4)
- 少なくとも、無端の基材層と、当該基材層の外周側の最表面に形成された表層とを備えた、画像形成装置に用いられる導電性エンドレスベルトであって、
前記表層は、紫外線硬化性樹脂と、少なくとも両末端にメタクリル基を有する変性ポリジメチルシロキサンとを含み、
前記変性ポリジメチルシロキサンの分子量が、3000~10000であり、
前記表層における前記変性ポリジメチルシロキサンの含有量が、前記紫外線硬化性樹脂100質量部に対して1~4質量部であり、
前記基材層は、ポリブチレンナフタレート樹脂及びポリブチレンナフタレートエラストマーを含むことを特徴とする、導電性エンドレスベルト。 - 前記変性ポリジメチルシロキサンは、前記メタクリル基を両末端のみに有することを特徴とする、請求項1に記載の導電性エンドレスベルト。
- 前記紫外線硬化性樹脂が、ウレタンアクリレートを含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の導電性エンドレスベルト。
- 請求項1~3のいずれか1項に記載の導電性エンドレスベルトを、中間転写ベルトとして備えることを特徴とする、画像形成装置。
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