JP7328081B2 - 自動車用多機能カード及びその使用方法 - Google Patents

自動車用多機能カード及びその使用方法 Download PDF

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本発明は、自動車用多機能カード及びその使用方法に関するものである。
近年、機械的な鍵を使用することなく、自動車のドアやトランクの施錠及び開錠、エンジンの始動等が可能な自動車が普及している。このようなタイプの自動車に用いられる自動車キーは、自動車メーカー各社によって様々な名称が用いられているが、スマートキー(又はインテリジェントキー)と一般的に総称されている。例えば、最新型のスマートキーは、キーをポケットやカバンに入れたままでも、キー携帯者が車両に近づく又はドアノブに触れるだけでドアを解錠することができる。また、そのようなスマートキーは、キー携帯者が鍵穴にキーを挿入することなくエンジンスタートボタンを押すだけでエンジンを始動できる機能も備えていることが多い。様々な形状のスマートキーが採用されているが、一部の車種でカード型スマートキーが採用されている。カード型スマートキーには一次電池が使用されているのが現状であり、定期的な電池交換が必要となる。
一方、有料道路の料金所では電子料金収受システム(ETC)が採用されている。ETCとは、有料道路の料金所に設置されるETC路側器と自動車に装備されるETC用車載器との間の無線通信により、料金決済が自動で行われるシステムである。ETC用車載器には対応のETC用カードが挿入されることでETC決済が可能となる。ETC用車載器に挿入されたETC用カードは常に充電可能状態にある。ETC用カードは決済機能を有するため、盗難防止の観点から常に車内に保管することは避けるべきである。しかし、ドライバーが降車時にETC用カードを車外に持ち出すのを忘れることが多く、その場合、ETC用カードが盗難に遭う恐れがある。
ところで、近年、電池内蔵スマートカードが実用化されつつある。一次電池を内蔵したスマートカードの例としては、ワンタイムパスワード表示機能付きクレジットカードが挙げられる。二次電池を内蔵したスマートカードの例としては、無線通信IC、指紋解析用ASIC及び指紋センサを備えた、指紋認証・無線通信機能付きカードが挙げられる。スマートカード用電池には、厚さが0.45mm未満であること、高容量かつ低抵抗であること、耐曲げ性を有すること、プロセス温度に耐えうることといった特性が一般的に求められる。かかる用途向けの二次電池ないし二次電池搭載カードが開発されている。
例えば、特許文献1(特許6496435号公報)には、コバルト酸リチウムLiCoO(LCO)等のリチウム複合酸化物焼結体板である正極板と、カーボンを含む負極層と、正極板と負極層との間に介在されるセパレータと、正極板、負極層、及びセパレータに含浸される電解液とを備えた、電池内蔵カード用リチウムイオン二次電池が開示されている。このリチウムイオン二次電池は、正極板の厚さが70~120μmであり、負極層の厚さが90~170μmであり、リチウムイオン二次電池が各辺の長さが20~55mmの矩形平板状であり、リチウム二次電池の厚さが350~500μmであり、リチウム二次電池のエネルギー密度が200~300mWh/cmである。また、特許文献2(WO2018/212038)には、リチウムイオン二次電池に負極として組み込まれた場合に優れた高速充放電性能をもたらすことが可能なチタン酸リチウムLiTi12(LTO)焼結体板が開示されている。この文献には、正極としてLCO焼結体板を、負極としてLTO焼結体板をそれぞれ用いたリチウムイオン二次電池も開示されている。特許文献1及び2に開示されるような電池内蔵カード用リチウムイオン二次電池を含む各種仕様のチップ型セラミックス二次電池が「EnerCera(エナセラ)」(登録商標)という名称で日本碍子株式会社から既に市販されている。
特許6496435号公報 WO2018/212038
前述したとおり、カード型スマートキーは一次電池を用いたものが主流であり、定期的な電池交換が必要となる。また、使用されている一次電池はコイン型電池であるため厚さが3mm程度と厚くなり、カード型スマートキーもそれに応じて厚いものとなっている。二次電池の使用も検討されているが充電方法に課題がある。例えば、利便性の高い充電方式としてQi充電(ワイヤレス充電)等が検討されているものの、給電が不安定である。また、専用充電器での充電も検討されているが、そのような充電方式は手間がかかる。
一方で、ETC用カードは常にETC用車載器に挿入された状態で使用されるが、前述したとおり、ドライバーが降車時にETC用カードを車外に持ち出すのを忘れることが多く、その場合、ETC用カードが盗難に遭う恐れがある。
本発明者らは、今般、カード基材内に埋設可能なリチウムイオン二次電池を用いて、充電機能、ETC機能及び自動車用スマートキー機能を兼ね備えた自動車用多機能カードを構成することで、ETCカードの車内放置による盗難のリスクを無くしながら、カード内二次電池の充電の手間を無くすことができるとの知見を得た。
したがって、本発明の目的は、ETCカードの車内放置による盗難のリスクを無くしながら、カード内二次電池の充電の手間を無くすことが可能な、自動車用多機能カードを提供することにある。
本発明の一態様によれば、
カード基材と、
前記カード基材内に埋設されるリチウムイオン二次電池と、
前記カード基材内に埋設され、前記リチウムイオン二次電池と電気的に接続される電子料金収受システム(ETC)用ICチップと、
前記カード基材内に埋設され、前記リチウムイオン二次電池と電気的に接続される自動車用スマートキー用ICチップと、
を備え、それにより充電機能、ETC機能及び自動車用スマートキー機能を兼ね備えた、自動車用多機能カードが提供される。
本発明の他の一態様によれば、前記自動車用多機能カードを使用する方法であって、
乗車直前に、前記自動車用多機能カードの前記自動車用スマートキー機能を作動させて自動車を開錠する工程と、
乗車中に、前記自動車用多機能カードを前記自動車内のETC用車載器にセットして、ETC決済を可能にしながら前記ETC用車載器の充電機能を用いて前記リチウムイオン二次電池を充電する工程と、
降車時に、前記自動車用多機能カードを前記ETC用車載器から取り外し、前記自動車の外に持ち出す工程と、
を含む、自動車用多機能カードを使用する方法が提供される。
本発明による自動車用多機能カードの概念図である。
自動車用多機能カード及びその使用方法
図1に概念的に示されるように、本発明による自動車用多機能カード10は、カード基材12と、リチウムイオン二次電池14と、電子料金収受システム(ETC)用ICチップ16と、自動車用スマートキー用ICチップ18とを備える。リチウムイオン二次電池14、ETC用ICチップ16と、自動車用スマートキー用ICチップ18はいずれもカード基材12内に埋設される。ETC用ICチップ16及び自動車用スマートキー用ICチップ18はいずれもリチウムイオン二次電池14と電気的に接続される。このように構成することで、自動車用多機能カード10は、充電機能、ETC機能及び自動車用スマートキー機能を兼ね備えたものとなっている。このように、カード基材12内に埋設可能なリチウムイオン二次電池14を用いて、充電機能、ETC機能及び自動車用スマートキー機能を兼ね備えた自動車用多機能カード10を構成することで、ETCカードの車内放置による盗難のリスクを無くしながら、カード内二次電池の充電の手間を無くすことができる。
前述したとおり、カード型スマートキーは一次電池を用いたものが主流であり、定期的な電池交換が必要となる。また、使用されている一次電池はコイン型電池であるため厚さが3mm程度と厚くなり、カード型スマートキーもそれに応じて厚いものとなっている。二次電池の使用も検討されているが充電方法に課題がある。例えば、利便性の高い充電方式としてQi充電(ワイヤレス充電)等が検討されているものの、給電が不安定である。また、専用充電器での充電も検討されているが、そのような充電方式は手間がかかる。一方で、ETC用カードは常にETC用車載器に挿入された状態で使用されるが、前述したとおり、ドライバーが降車時にETC用カードを車外に持ち出すのを忘れることが多く、その場合、ETC用カードが盗難に遭う恐れがある。ETC用カードは決済機能を有するので、盗難に遭ったドライバーは金銭的な損失を被ることとなる。
この点、本発明による自動車用多機能カード10は、充電機能、ETC機能及び自動車用スマートキー機能を兼ね備えているので、以下のような手順で好都合に使用することができる。
i)まず、乗車直前に、自動車用多機能カード10の自動車用スマートキー機能を作動させて自動車を開錠する。これは前述したような現行のスマートキーの使い方と基本的に同じである。
ii)次に、乗車中に、自動車用多機能カード10を自動車内のETC用車載器にセットして、ETC決済を可能にしながらETC用車載器の充電機能を用いてリチウムイオン二次電池14を充電する。これは現行のETC用カードの使い方と基本的に同じではあるが、ETC用カード(ここでは自動車用多機能カード10)がETC用車載器にセットされた状態を利用して自動車用多機能カード10(具体的にはその中のリチウムイオン二次電池14)の充電を行える点で有利である。したがって、専用充電器を別途用意して充電を行う必要がない。また、ETC用車載器の充電機能を用いるため、Qi充電(ワイヤレス充電)のような給電が不安定な充電方式と比較して、より安定的な充電が可能となる。
iii)最後に、降車時に、自動車用多機能カード10をETC用車載器から取り外し、自動車の外に持ち出す。自動車用多機能カード10はスマートキー機能を有するため、降車時には、ドライバーは自動車用多機能カード10を(ETCカードとしてよりもむしろ)自動車キーとして扱うことになり、その結果、忘れずに車外に持ち出すことができる。つまり、自動車キーはそれが無いとドアを開錠できないことから、ドライバーが降車時に持ち出すことは必定であり、それ故、自動車キーでもある自動車用多機能カードをドライバーが降車時に車内放置することは通常はあり得ないといえる。こうして、ETC用カードが車内放置されて盗難に遭うリスクを無くすことができる。
上記i)~iii)の手順及びそれらの利点から明らかなように、本発明による自動車用多機能カード10によれば、ETCカードの車内放置による盗難のリスクを無くしながら、カード内二次電池の充電の手間を無くすことができる。
自動車用多機能カード10の厚さは0.50~1.0mmであるのが好ましく、より好ましくは0.68~0.84mmである。自動車用多機能カード10をこのように薄くすることで、ETC用車載器に搭載される通常のカードリーダーに挿入可能となり、安定的に充電可能になる。また、通常のクレジットカード等と同様に、カード入れや財布に入れて携帯できるので管理もしやすい。
カード基材12は、その中にリチウムイオン二次電池14、電子料金収受システム(ETC)用ICチップ16、及び自動車用スマートキー用ICチップ18を埋設可能な材質及び厚さを有するものであれば、所望の剛性、柔軟性及び耐久性をもたらす材料で構成されればよく、特に限定されない。したがって、カード基材12を構成する好ましい材料は、樹脂、金属、又は樹脂と金属の組合せでありうる。一般的なカードは樹脂基材が用いられることが多いが、表面に金属を施したメタルカードとすることで一般的なカードとの差別化を図ることもできる。
リチウムイオン二次電池14は、カード基材12内に埋設される。特許文献1に開示されるように、電池内蔵カード用リチウムイオン二次電池が既に知られており、そのような公知のリチウムイオン二次電池を用いることができる。好ましいリチウムイオン二次電池14は、リチウム複合酸化物焼結体板である正極板と、チタン酸リチウム(LTO)焼結体板で構成されるか又はカーボンを含む負極層と、正極板と負極層との間に介在されるセパレータと、正極板、負極層、及びセパレータに含浸される電解液とを備えた、カードに内蔵可能な薄型二次電池である。正極板を構成するリチウム複合酸化物がコバルト酸リチウム(LCO)であるのが好ましい。より好ましくは、負極層がチタン酸リチウム(LTO)焼結体板で構成される。LTO焼結体板を負極として用いることで、優れた高速充放電性能を実現することができ(特許文献2を参照)、短時間の運転でも充電が可能となり、常にスマートキーが使用可能となる。すなわち、短時間の運転の場合、自動車用多機能カード10をETC用車載器に挿入されている時間が短いことになるため(降車時に自動車用多機能カード10は引き抜かれる)、ETC用車載器による充電時間が短くなるが、そのように短い充電時間でも十分な充電を行うことができる。
上述したような構成を有するリチウムイオン二次電池14の例として、日本碍子株式会社製のチップ型セラミックス二次電池「EnerCera(エナセラ)」(登録商標)が挙げられる。特に、「EnerCera(エナセラ)」(登録商標)の製品群には、パウチ型の「EnerCera Pouch」と称される製品群があり、この製品群が電池内蔵カードに特に適した仕様(例えば厚さ400~450μmという超薄型形状、及びホットラミネート加工(例えば100℃以上)でカードに実装できる耐熱性)を有する点でより好ましい。このようなチップ型セラミックス二次電池を用いることで、短時間の運転でも充電が可能となり、常にスマートキーが使用可能となる。例えば、「EnerCera Pouch」製品群には高速充電タイプのもの(品番ET271704P-H)があり、これは10分で80%充電できる性能を有するため、上記用途に特に適している。
ETC用ICチップ16は、カード基材12内に埋設され、リチウムイオン二次電池14と電気的に接続される。ETC用ICチップ16とリチウムイオン二次電池14との電気的接続は直接的なものであってもよいし、他のIC又はデバイスを介した間接的なものであってもよい。いずれにしても、ETC用ICチップ16への電力供給がリチウムイオン二次電池14から行われる。ETC用ICチップ16は、現行のETCカードで採用されているICチップを使用すればよく、特に限定されない。
自動車用スマートキー用ICチップ18は、カード基材12内に埋設され、リチウムイオン二次電池14と電気的に接続される。自動車用スマートキー用ICチップ18とリチウムイオン二次電池14との電気的接続は直接的なものであってもよいし、他のIC又はデバイスを介した間接的なものであってもよい。いずれにしても、自動車用スマートキー用ICチップ18への電力供給がリチウムイオン二次電池14から行われる。自動車用スマートキー用ICチップ18は、現行の自動車用スマートキーで採用されているICチップを使用すればよく、特に限定されない。自動車用スマートキー用ICチップ18は、キーをポケットやカバンに入れたままでも、キー携帯者が車両に近づく又はドアノブに触れるだけでドアを解錠することができ、かつ、キー携帯者が鍵穴にキーを挿入することなくエンジンスタートボタンを押すだけでエンジンを始動できる機能を呈するものが好ましい。
自動車用多機能カード10は、充電機能、ETC機能及び自動車用スマートキー機能を兼ね備えているが、少なくとも1つの追加機能をさらに備えていてもよい。そのような追加機能の例としては、クレジットカード機能、IDカード機能、健康管理デバイス機能、トラッキング機能(位置情報追跡機能)が挙げられる。健康管理デバイス機能の例としては、心拍数等の生体情報をセンシングないしモニタリングする機能が挙げられる。トラッキング機能(位置情報追跡機能)の例としては、人や物の位置を追跡する機能が挙げられる。健康管理デバイス機能やトラッキング機能等の追加機能はスマートフォンと連携させてもよい。このように更なる多機能化を図ることにより、ユーザーの保有するカードの枚数を増やすことなく利便性を向上することができる。
10 自動車用多機能カード
12 カード基材
14 リチウムイオン二次電池
16 ETC用ICチップ
18 自動車用スマートキー用ICチップ

Claims (8)

  1. カード基材と、
    前記カード基材内に埋設されるリチウムイオン二次電池と、
    前記カード基材内に埋設され、前記リチウムイオン二次電池と電気的に接続される電子料金収受システム(ETC)用ICチップと、
    前記カード基材内に埋設され、前記リチウムイオン二次電池と電気的に接続される自動車用スマートキー用ICチップと、
    を備え、それによりETC用車載器にセットされた状態を利用した充電機能、ETC機能及び自動車用スマートキー機能を兼ね備えた、自動車用多機能カード。
  2. 前記自動車用多機能カードの厚さが0.50~1.0mmである、請求項1に記載の自動車用多機能カード。
  3. 前記リチウムイオン二次電池が、リチウム複合酸化物焼結体板である正極板と、チタン酸リチウム焼結体板で構成されるか又はカーボンを含む負極層と、前記正極板と前記負極層との間に介在されるセパレータと、前記正極板、前記負極層、及び前記セパレータに含浸される電解液とを備えた、カードに内蔵可能な薄型二次電池である、請求項1又は2に記載の自動車用多機能カード。
  4. 前記正極板を構成する前記リチウム複合酸化物がコバルト酸リチウムである、請求項3に記載の自動車用多機能カード。
  5. 前記負極層がチタン酸リチウム焼結体板で構成される、請求項3又は4に記載の自動車用多機能カード。
  6. 前記リチウムイオン二次電池が、チップ型セラミックス二次電池「EnerCera(エナセラ)」(登録商標)である、請求項1~5のいずれか一項に記載の自動車用多機能カード。
  7. クレジットカード機能、IDカード機能、健康管理デバイス機能、トラッキング機能(位置情報追跡機能)からなる群から選択される少なくとも1つの追加機能をさらに備えた、請求項1~6のいずれか一項に記載の自動車用多機能カード。
  8. 請求項1~7のいずれか一項に記載の自動車用多機能カードを使用する方法であって、
    乗車直前に、前記自動車用多機能カードの前記自動車用スマートキー機能を作動させて自動車を開錠する工程と、
    乗車中に、前記自動車用多機能カードを前記自動車内のETC用車載器にセットして、ETC決済を可能にしながら前記ETC用車載器の充電機能を用いて前記リチウムイオン二次電池を充電する工程と、
    降車時に、前記自動車用多機能カードを前記ETC用車載器から取り外し、前記自動車の外に持ち出す工程と、
    を含む、自動車用多機能カードを使用する方法。
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