JP7327994B2 - 伸縮可撓継手構造と耐震補修弁 - Google Patents
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Description
この場合、地中に配管を敷設する際には耐震性が要求され、上記のように水道管2に消火栓8や空気弁等を分岐して設けるときに、これらの間に補修弁1を設ける場合にもその接合(継手)部分に耐震性が求められる。
地震後の復帰作業時には、耐震補修弁10に漏水や破損がみられないときには、弁室3部分のみを交換し、耐震補修弁10はそのまま再利用することが望まれている。
図2(a)において、本発明の伸縮可撓継手構造を用いた弁本体30は、上述したように、挿し口61と、押輪41と、受け口部材42と、係止突条部70と、スペーサ50と、ゴム輪51とを備え、平常時において、挿し口61の係止突条部70の上面が上部突起部75の底面に環状に当接し、係止突条部70の下面がスペーサ50の鍔部77上面に環状に当接した状態で、係止突条部70が抜け止めリング52とスペーサ50との間に係止している。
図3(c)において、下方側から水圧を加えることにより、この水圧が挿し口110の底面側から矢印の上方向に作用し、この水圧を利用して挿し口110が支点P1を中心に左回転することで挿し口110の傾倒側が上昇する。これにより、係止突条部102の底面が外周溝111の底面側に当接するまで傾倒側が上昇し、挿し口110側が旧位の直立状態に復帰する。
地中には図示しない水道管が水平方向に埋設され、この水道管は、T字管31の分岐部34により垂直方向に分岐されている。分岐部34には短管130が伸縮可撓継手構造を介して接続され、この短管の二次側に消火栓32(又は空気弁)が接続される。
これにより、係止突条部132の上面側、下面側が全周に渡って抜け止めリング52、スペーサ50によって水平状態に保持されることで、挿し口131が安定した直立状態となる。
挿し口131の傾倒後においては、この傾倒状態で、挿し口131側の下方から水圧を加えることで、この水圧により短管130の挿し口131が旧位に復帰可能となる。
短管140には挿し口141が設けられ、この挿し口141外周に形成された外周溝142にはスペーサ112が保持されている。一方、押輪41と受け口部材42とによる装着溝74には抜け止めリング101が装着され、この抜け止めリング101内周には係止突条部102が一体に形成されている。
前記スペーサ112は、その鍔部113を介して係止突条部102を係止状態に保持している。
一方、伸縮可撓時には、挿し口141の傾倒側のスペーサ112の鍔部113が係止突条部102によって下方から潰され、傾倒側の係止突条部102のスペーサ112への係止による保持状態が解除されて、挿し口141が傾倒した状態となる。
挿し口141の傾倒後においては、この挿し口141側の下方から水圧を加えることで、この水圧により短管140の挿し口141が旧位に復帰可能となる。
40 ボールバルブ
41 押輪
42 受け口部材
50、112 スペーサ
51 ゴム輪
52、101 抜け止めリング
60、105 ボデー
61、110 挿し口
70、102 係止突条部
74 装着溝
130、140 短管(配管機材)
S、T、T1 伸縮可撓スペース
Claims (5)
- 配管機材に設けられた挿し口と、この挿し口の外周面に可撓スペースを介して遊嵌状態に嵌められた押輪と、この押輪が固着された受け口部材と、前記挿し口側に一体に又は別体に形成された係止突条部と、前記押輪の内周或は前記挿し口の外周に保持されたスペーサと、前記受け口部材の内周面と前記挿し口の外周面との間にシール性を保持するためのゴム輪とを備え、前記押輪及び/又は受け口部材で構成された装着溝に抜け止めリングが装着され、この抜け止めリングの内周に保持された前記スペーサが前記挿し口に一体に又は別体に形成された前記係止突条部を係止状態に保持し、平常時において、前記係止突条部が前記スペーサに係止状態で保持され、伸縮可撓時において前記挿し口側が傾倒した際、この挿し口の傾倒側の前記係止突条部の前記スペーサへの係止による保持状態が解除されて傾倒した状態で、前記挿し口側の下方からの水圧により前記配管機材に設けられた前記挿し口が旧位に復帰された直立状態で、前記抜け止めリングに前記係止突条部が下方から係止されることにより前記挿し口が抜け止め可能としたことを特徴とする伸縮可撓継手構造。
- 補修弁用ボデーに設けられた挿し口と、この挿し口の外周面に可撓スペースを介して遊嵌状態に嵌められた押輪と、この押輪が固着された受け口部材と、前記挿し口側に一体に又は別体に形成された係止突条部と、前記押輪の内周或は前記挿し口の外周に保持されたスペーサと、前記受け口部材の内周面と前記挿し口の外周面との間にシール性を保持するためのゴム輪とを備え、前記押輪及び/又は受け口部材で構成された装着溝に抜け止めリングが装着され、この抜け止めリングの内周に保持された前記スペーサが前記挿し口に一体に又は別体に形成された前記係止突条部を係止状態に保持し、平常時において、前記係止突条部が前記スペーサに係止状態で保持され、伸縮可撓時において前記挿し口側が傾倒した際、この挿し口の傾倒側の前記係止突条部の前記スペーサへの係止による保持状態が解除されて傾倒した状態で、前記挿し口側の下方からの水圧により前記ボデーに設けられた前記挿し口が旧位に復帰された直立状態で、前記抜け止めリングに前記係止突条部が下方から係止されることにより前記挿し口が抜け止め可能としたことを特徴とする耐震補修弁。
- 配管機材に設けられた挿し口と、この挿し口の外周面に可撓スペースを介して遊嵌状態に嵌められた押輪と、この押輪が固着された受け口部材と、前記押輪側に一体に又は別体に形成された係止突条部と、前記押輪の内周或は前記挿し口の外周に保持されたスペーサと、前記受け口部材の内周面と前記挿し口の外周面との間にシール性を保持するためのゴム輪とを備え、前記押輪及び/又は受け口部材で構成された装着溝に抜け止めリングが装着され、前記挿し口の外周に保持された前記スペーサが前記抜け止めリングに一体に形成された前記係止突条部を係止状態に保持し、平常時において、前記係止突条部が前記スペーサに係止状態で保持され、伸縮可撓時において前記挿し口側が傾倒した際、この挿し口の傾倒側の前記係止突条部の前記スペーサへの係止による保持状態が解除されて傾倒した状態で、前記挿し口側の下方からの水圧により前記配管機材に設けられた前記挿し口が旧位に復帰された直立状態で、前記抜け止めリングに前記挿し口が下方から係止されることにより、前記挿し口が抜け止め可能としたことを特徴とする伸縮可撓継手構造。
- 補修弁用ボデーに設けられた挿し口と、この挿し口の外周面に可撓スペースを介して遊嵌状態に嵌められた押輪と、この押輪が固着された受け口部材と、前記押輪側に一体に又は別体に形成された係止突条部と、前記押輪の内周或は前記挿し口の外周に保持されたスペーサと、前記受け口部材の内周面と前記挿し口の外周面との間にシール性を保持するためのゴム輪とを備え、前記押輪及び/又は受け口部材で構成された装着溝に抜け止めリングが装着され、前記挿し口の外周に保持された前記スペーサが前記抜け止めリングに一体に形成された前記係止突条部を係止状態に保持し、平常時において、前記係止突条部が前記スペーサに係止状態で保持され、伸縮可撓時において前記挿し口側が傾倒した際、この挿し口の傾倒側の前記係止突条部の前記スペーサへの係止による保持状態が解除されて傾倒した状態で、前記挿し口側の下方からの水圧により前記ボデーに設けられた前記挿し口が旧位に復帰された直立状態で、前記抜け止めリングに前記挿し口が下方から係止されることにより、前記挿し口が抜け止め可能としたことを特徴とする耐震補修弁。
- 前記挿し口側が傾倒したときには、この挿し口の傾倒側が反傾倒側よりも下降することによって前記係止突条部が前記スペーサを変形させ、前記係止突条部の前記スペーサへの係止による保持状態が解除されるようにした請求項1乃至4の何れか1項に記載の伸縮可撓継手構造と耐震補修弁。
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