JP7326783B2 - クライアント端末、業務サーバ、安否確認システム、処理方法及びプログラム - Google Patents

クライアント端末、業務サーバ、安否確認システム、処理方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7326783B2
JP7326783B2 JP2019045724A JP2019045724A JP7326783B2 JP 7326783 B2 JP7326783 B2 JP 7326783B2 JP 2019045724 A JP2019045724 A JP 2019045724A JP 2019045724 A JP2019045724 A JP 2019045724A JP 7326783 B2 JP7326783 B2 JP 7326783B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
application
server
operation history
detection
event
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019045724A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020149295A (ja
Inventor
司 末光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2019045724A priority Critical patent/JP7326783B2/ja
Publication of JP2020149295A publication Critical patent/JP2020149295A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7326783B2 publication Critical patent/JP7326783B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、クライアント端末、業務サーバ、安否確認システム、処理方法及びプログラムに関する。
特許文献1は、携帯端末とセンタ装置とを有するシステムを開示している。携帯端末は、緊急地震速報を受信すると利用者に報知し、所定時間の間、利用者からの入力操作を待ち受け、利用者からの入力操作があった場合には安否確認信号をセンタ装置に送信する。センタ装置は、携帯端末から受信した安否確認信号に基づき、利用者の安否状態を管理する。
特許文献2は、携帯端末に対して所定操作がなされたことを検出する手段と、所定時間内に所定操作がなされたことが検出されると、当該所定時間経過後に他の装置に対してその旨を示す通知メールを送信する手段と、を備える携帯端末を開示している。
特許文献3は、無線送受信機能を備えた携帯電話機本体と、ユーザによるキー入力操作を検出する手段と、最後のキー入力操作の検出時から所定時間経過したことを検知した場合に、携帯電話機本体の備える無線送受信機能を用いて異常通知メッセージを所定の宛先に送信する手段とを備える監視装置を開示している。
特開2010-86156号公報 特開2008-98744号公報 特開2004-282165号公報
特許文献1乃至3に開示の技術はいずれも、安否確認対象者の安否情報を、安否確認対象者が所有する端末から直接、利用者の安否状態を管理するセンタ装置や、監視者のメールアドレス等に送信している。このような構成の場合、安否情報を受信する装置は、安否確認対象者の数と同数の端末から安否情報を受信することとなる。安否情報の送受信は災害等の発生直後に集中するため、多数の端末からランダムに安否情報が送信された場合、安否情報を受信する装置の負荷が大きくなる。
本発明は、複数の安否確認対象者の安否情報を受信する装置の負荷を軽減することを課題とする。
本発明によれば、
クライアント端末のコンピュータを、
災害に関するイベントを検知する検知手段、
前記イベントの検知に応じて複数のアプリケーション各々の操作履歴を収集する収集処理を実施する複数の収集手段、及び、
複数の前記アプリケーション各々の前記操作履歴、及び、前記操作履歴に基づき決定したユーザ状況を示す状況情報の少なくとも一方を、複数の前記アプリケーション各々と連携する複数のサーバ各々に送信する複数のクライアント送信手段、
として機能させるプログラムが提供される。
また、本発明によれば、
災害に関するイベントを検知する検知手段と、
前記イベントの検知に応じて複数のアプリケーション各々の操作履歴を収集する収集処理を実施する複数の収集手段と、
複数の前記アプリケーション各々の前記操作履歴、及び、前記操作履歴に基づき決定したユーザ状況を示す状況情報の少なくとも一方を、複数の前記アプリケーション各々と連携する複数のサーバ各々に送信する複数のクライアント送信手段と、
を有するクライアント端末が提供される。
また、本発明によれば、
クライアント端末のコンピュータが、
災害に関するイベントを検知
前記イベントの検知に応じて複数のアプリケーション各々の操作履歴を収集する収集処理を実施し
複数の前記アプリケーション各々の前記操作履歴、及び、前記操作履歴に基づき決定したユーザ状況を示す状況情報の少なくとも一方を、複数の前記アプリケーション各々と連携する複数のサーバ各々に送信する、
理方法が提供される
また、本発明によれば、
サーバのコンピュータを、
クライアント端末からアプリケーションの操作履歴を取得するサーバ取得手段、及び、
前記操作履歴に基づきユーザ状況を示す状況情報を生成し、生成した前記状況情報を、ユーザ毎の安否を管理する安否確認システムに送信するサーバ送信手段、
として機能させ
前記サーバ送信手段は、前記操作履歴に基づき、
災害に関するイベントの検知から所定の時間が経過するまでの間に所定時間継続して前記アプリケーションの操作が検出されているか否か、
前記イベントの検知から所定の時間が経過するまでの間に所定回数以上前記アプリケーションの操作が検出されているか否か、又は、
前記イベントの検知から所定の時間が経過するまでの間に少なくとも1回前記アプリケーションの操作が検出され、かつ、前記イベントの検知から所定の時間が経過した後に少なくとも1回前記アプリケーションの操作が検出されているか否か、
を判断し、判断結果に応じた前記状況情報を生成するプログラムが提供される。
また、本発明によれば、
クライアント端末からアプリケーションの操作履歴を取得するサーバ取得手段と、
前記操作履歴に基づきユーザ状況を示す状況情報を生成し、生成した前記状況情報を、ユーザ毎の安否を管理する安否確認システムに送信するサーバ送信手段と、
を有し、
前記サーバ送信手段は、前記操作履歴に基づき、
災害に関するイベントの検知から所定の時間が経過するまでの間に所定時間継続して前記アプリケーションの操作が検出されているか否か、
前記イベントの検知から所定の時間が経過するまでの間に所定回数以上前記アプリケーションの操作が検出されているか否か、又は、
前記イベントの検知から所定の時間が経過するまでの間に少なくとも1回前記アプリケーションの操作が検出され、かつ、前記イベントの検知から所定の時間が経過した後に少なくとも1回前記アプリケーションの操作が検出されているか否か、
を判断し、判断結果に応じた前記状況情報を生成するサーバが提供される。
また、本発明によれば、
サーバのコンピュータが、
クライアント端末からアプリケーションの操作履歴を取得するサーバ取得工程と、
前記操作履歴に基づきユーザ状況を示す状況情報を生成し、生成した前記状況情報を、ユーザ毎の安否を管理する安否確認システムに送信するサーバ送信工程と、
を実行し、
前記サーバ送信工程では、前記操作履歴に基づき、
災害に関するイベントの検知から所定の時間が経過するまでの間に所定時間継続して前記アプリケーションの操作が検出されているか否か、
前記イベントの検知から所定の時間が経過するまでの間に所定回数以上前記アプリケーションの操作が検出されているか否か、又は、
前記イベントの検知から所定の時間が経過するまでの間に少なくとも1回前記アプリケーションの操作が検出され、かつ、前記イベントの検知から所定の時間が経過した後に少なくとも1回前記アプリケーションの操作が検出されているか否か、
を判断し、判断結果に応じた前記状況情報を生成する処理方法が提供される。
また、本発明によれば、
クライアント端末におけるアプリケーションの操作履歴、及び、前記操作履歴に基づき決定したユーザ状況を示す状況情報の少なくとも一方を、前記アプリケーションと連携するサーバから取得する安否確認システム取得手段と、
前記操作履歴に基づき決定したユーザ状況を示す状況情報を登録する登録手段と、
を有する安否確認システムが提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータが、
クライアント端末におけるアプリケーションの操作履歴、及び、前記操作履歴に基づき決定したユーザ状況を示す状況情報の少なくとも一方を、前記アプリケーションと連携するサーバから取得する安否確認システム取得工程と、
前記操作履歴に基づき決定したユーザ状況を示す状況情報を登録する登録工程と、
を実行する処理方法が提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータを、
クライアント端末におけるアプリケーションの操作履歴、及び、前記操作履歴に基づき決定したユーザ状況を示す状況情報の少なくとも一方を、前記アプリケーションと連携するサーバから取得する安否確認システム取得手段、及び、
前記操作履歴に基づき決定したユーザ状況を示す状況情報を登録する登録手段、
として機能させるプログラムが提供される。
本発明によれば、複数の安否確認対象者の安否情報を受信する装置の負荷を軽減することができる。
本実施形態の処理システムの全体像を示す機能ブロック図の一例である。 本実施形態のクライアント端末、サーバ及び安否確認システムのハードウエア構成の一例を示す図である。 本実施形態のクライアント端末の機能ブロック図の一例である。 本実施形態の処理システムが処理する情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態のサーバの機能ブロック図の一例である。 本実施形態の安否確認システムの機能ブロック図の一例である。 本実施形態の処理システムが処理する情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の処理システムの処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 本実施形態のクライアント端末の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態のクライアント端末の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
<第1の実施形態>
まず、図1を用いて、本実施形態の処理システムの全体像及び概要を説明する。図示するように、処理システムは、クライアント端末1と、サーバ2と、安否確認システム3とを有する。これらはインターネット等の通信ネットワークを介して、互いに通信可能になっている。
クライアント端末1は、安否確認対象者に所持され、安否確認者によって利用される。クライアント端末1は、スマートフォン、タブレット端末、PC(personal computer)、携帯電話、スマートウォッチ等が例示されるが、これらに限定されない。クライアント端末1には、1つ又は複数のアプリケーション(プログラム)がインストールされ、1つ又は複数のアプリケーション部10が実現される。アプリケーションは、サーバと連携して所定の機能を提供する。例えば、アプリケーションは、電子メールアプリ、電話アプリ、テレビ会議アプリ、スケジュール管理アプリ、施設予約アプリ、ゲームアプリ、チャットアプリ等であるが、これらに限定されない。
なお、図では1つのクライアント端末1が示されているが、処理システムは複数のクライアント端末1を有することができる。複数のクライアント端末1各々は、複数の安否確認対象者各々に所持され、各々によって利用される。
1つ又は複数のアプリケーション部10各々は、電子メール、電話、テレビ会議、スケジュール管理、施設予約、ゲーム、チャット等に関する主たる機能に加えて、次の付加的機能を有する。具体的には、各アプリケーション部10は、災害に関するイベントを検知する機能、当該イベントの検知に応じて、自アプリケーションの操作履歴を収集する収集処理を開始する機能、及び、当該操作履歴、及び、当該記操作履歴に基づき決定したユーザ状況を示す状況情報の少なくとも一方を、自アプリケーションと連携するサーバ2に送信する機能を有する。これら付加的機能は、予め各アプリケーションに備えられた機能であってもよいし、プラグイン(プログラム)等で拡張された機能であってもよい。
サーバ2は、クライアント端末1にインストールされたアプリケーションと連携して、所定の機能を提供する。複数のサーバ2は、互いに異なるアプリケーションと連携している。処理システムは、1つ又は複数のサーバ2を有することができる。例えば、サーバ2は、電子メールサーバ、電話サーバ、テレビ会議サーバ、スケジュール管理サーバ、施設予約サーバ、ゲームサーバ、チャットサーバ等であるが、これらに限定されない。
サーバ2は、電子メール、電話、テレビ会議、スケジュール管理、施設予約、ゲーム、チャット等に関する主たる機能に加えて、次の付加的機能を有する。具体的には、サーバ2は、各クライアント端末1から上記操作履歴及び上記状況情報の少なくとも一方を受信すると、受信した情報を安否確認システム3に送信する。当該付加的機能は、予め各サーバ2に備えられた機能であってもよいし、プラグイン等で拡張された機能であってもよい。
安否確認システム3は、複数の安否確認対象者各々に対応付けて、各々の安否を示す状況情報を管理する。安否確認システム3は、サーバ2から受信した上記操作履歴及び上記状況情報の少なくとも一方に基づき、管理している状況情報を更新する。
次に、処理システムの構成を詳細に説明する。まず、クライアント端末1、サーバ2及び安否確認システム3のハードウエア構成の一例について説明する。クライアント端末1、サーバ2及び安否確認システム3が備える各機能部は、任意のコンピュータのCPU(Central Processing Unit)、メモリ、メモリにロードされるプログラム、そのプログラムを格納するハードディスク等の記憶ユニット(あらかじめ装置を出荷する段階から格納されているプログラムのほか、CD(Compact Disc)等の記憶媒体やインターネット上のサーバ等からダウンロードされたプログラムをも格納できる)、ネットワーク接続用インターフェイスを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。
図2は、クライアント端末1、サーバ2及び安否確認システム3各々のハードウエア構成を例示するブロック図である。図2に示すように、クライアント端末1、サーバ2及び安否確認システム3各々は、プロセッサ1A、メモリ2A、入出力インターフェイス3A、周辺回路4A、バス5Aを有する。周辺回路4Aには、様々なモジュールが含まれる。クライアント端末1、サーバ2及び安否確認システム3の少なくとも1つは周辺回路4Aを有さなくてもよい。なお、クライアント端末1、サーバ2及び安否確認システム3の少なくとも1つは物理的及び/又は論理的に分かれた複数の装置で構成されてもよいし、物理的及び/又は論理的に一体となった1つの装置で構成されてもよい。クライアント端末1、サーバ2及び安否確認システム3のいずれかが物理的及び/又は論理的に分かれた複数の装置で構成される場合、複数の装置各々が上記ハードウエア構成を備えることができる。
バス5Aは、プロセッサ1A、メモリ2A、周辺回路4A及び入出力インターフェイス3Aが相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。プロセッサ1Aは、例えばCPU、GPU(Graphics Processing Unit)などの演算処理装置である。メモリ2Aは、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリである。入出力インターフェイス3Aは、入力装置、外部装置、外部サーバ、外部センサー、カメラ等から情報を取得するためのインターフェイスや、出力装置、外部装置、外部サーバ等に情報を出力するためのインターフェイスなどを含む。入力装置は、例えばキーボード、マウス、マイク、物理ボタン、タッチパネル等である。出力装置は、例えばディスプレイ、スピーカ、プリンター、メーラ等である。プロセッサ1Aは、各モジュールに指令を出し、それらの演算結果をもとに演算を行うことができる。
次に、クライアント端末1の機能構成を説明する。図3に、クライアント端末1の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、クライアント端末1には、1つ又は複数のアプリケーションがインストールされ、1つ又は複数のアプリケーション部10が実現される。図ではN個のアプリケーション部10(第1~第Nのアプリケーション部10-1~10-N)が示されている。なお、Nは1以上の整数である。
アプリケーションは、サーバと連携して所定の機能を提供する。例えば、アプリケーションは、電子メールアプリ、電話アプリ、テレビ会議アプリ、スケジュール管理アプリ、施設予約アプリ、ゲームアプリ、チャットアプリ等であるが、これらに限定されない。
各アプリケーション部10は、主機能部11と、検知部12と、収集部13と、クライアント送信部14とを有する。主機能部11は各アプリケーションの主たる機能を実現する機能部であり、検知部12、収集部13及びクライアント送信部14は、安否確認に関する機能(上述した付加的機能)を実現する機能部である。検知部12、収集部13及びクライアント送信部14は、予め各アプリケーションに備えられた機能であってもよいし、プラグイン等で拡張された機能であってもよい。以下、各機能部を詳細に説明する。
主機能部11は、各アプリケーションの主たる機能を実現する。主機能部11が実現する機能は、アプリケーションの内容に応じて定まる。以下、一例を説明するがこれらに限定されない。
電子メールアプリをインストールすることで実現されたアプリケーション部10の主機能部11は、例えば、電子メールの送受信、電子メールの閲覧、電子メールの作成、送受信した電子メールの管理等の機能を実現する。また、電話アプリをインストールすることで実現されたアプリケーション部10の主機能部11は、例えば、通話、通話履歴の管理、通話相手の連絡先の管理等の機能を実現する。
また、テレビ会議アプリをインストールすることで実現されたアプリケーション部10の主機能部11は、例えば、テレビ会議、通話履歴の管理、通話相手の連絡先の管理等の機能を実現する。また、スケジュール管理アプリをインストールすることで実現されたアプリケーション部10の主機能部11は、例えば、スケジュールの管理、登録しているスケジュールの閲覧、スケジュールの編集等の機能を実現する。
また、施設予約アプリをインストールすることで実現されたアプリケーション部10の主機能部11は、例えば、会議室やスポーツ施設等の予約、予約状況の閲覧等の機能を実現する。ゲームアプリをインストールすることで実現されたアプリケーション部10の主機能部11は、例えば、ゲームプレイ等の機能を実現する。チャットアプリをインストールすることで実現されたアプリケーション部10の主機能部11は、例えば、チャット等の機能を実現する。
検知部12は、災害に関するイベントを検知する。例えば、クライアント端末1は、所定のサーバから、地震、台風、ハリケーン、噴火、大雨、大雪等の災害を引き起こし得る自然現象の発生又は発生予告の通知を、インターネット等のネットワークを介して取得する通知取得部を備えていてもよい。そして、検知部12は、「当該通知取得部が自然現象の発生又は発生予告の通知を取得するイベント」を検知してもよい。
その他、検知部12は、「当該通知取得部が、所定地域における自然現象の発生又は発生予告の通知を取得するイベント」を検知してもよい。所定地域は、予め登録されている地域であってもよいし、クライアント端末1の現在位置を含む地域(例:現在位置から所定の距離以内の地域)であってもよい。この場合、通知取得部が取得する通知には、自然現象の発生位置又は発生予告位置等の位置情報が含まれる。そして、検知部12は、当該位置情報に基づき、上記イベントの発生の有無を判断する。
その他、検知部12は、「当該通知取得部が、所定レベル以上の自然現象の発生又は発生予告の通知を取得するイベント」を検知してもよい。所定レベルは、震度、マグニチュード、最大風速、降水量、降雪量等の任意の指標で示される。この場合、通知取得部が取得する通知には、発生した自然現象の上記指標、又は、上記指標の予告等の指標情報が含まれる。そして、検知部12は、当該指標情報に基づき、上記イベントの発生の有無を判断する。
その他、検知部12は、「当該通知取得部が、所定地域における所定レベル以上の自然現象の発生又は発生予告の通知を取得するイベント」を検知してもよい。検知部12は、上述した例と同様にして、当該イベントの検知を実現することができる。
その他、クライアント端末1は、自然現象の発生を示すユーザ入力を受付ける入力受付部を有してもよい。そして、検知部12は、「当該入力受付部が、自然現象の発生を示すユーザ入力を受付けるイベント」を検知してもよい。
なお、本明細書において、「取得」とは、ユーザ入力に基づき、又は、プログラムの指示に基づき、「自装置が他の装置や記憶媒体に格納されているデータを取りに行くこと(能動的な取得)」、たとえば、他の装置にリクエストまたは問い合わせして受信すること、他の装置や記憶媒体にアクセスして読み出すこと等、および、ユーザ入力に基づき、又は、プログラムの指示に基づき、「自装置に他の装置から出力されるデータを入力すること(受動的な取得)」、たとえば、配信(または、送信、プッシュ通知等)されるデータを受信すること、また、受信したデータまたは情報の中から選択して取得すること、及び、「データを編集(テキスト化、データの並び替え、一部データの抽出、ファイル形式の変更等)などして新たなデータを生成し、当該新たなデータを取得すること」の少なくともいずれか一方を含む。
収集部13は、検知部12によるイベントの検知に応じて、自アプリケーションの操作履歴を収集する収集処理を開始する。収集部13は、収集した操作履歴をクライアント端末1の記憶装置内に記憶させる。図4に、収集部13が収集した操作履歴の一例を模式的に示す。図示する操作履歴の例では、操作が検知された日時が記録されている。操作は、各アプリケーションで検出可能なあらゆる操作を含み、アプリケーションを立ち上げる操作、アプリケーション内のいずれかの機能を実行させる操作等が例示される。
クライアント送信部14は、収集部13が取集した操作履歴、及び、当該操作履歴に基づき決定したユーザ状況を示す状況情報の少なくとも一方を、ユーザ識別情報に対応付けて、自アプリケーションと連携するサーバ2に送信する。当該ユーザ識別情報は、各アプリケーションのユーザを識別する情報であり、例えばログイン時に入力される情報とすることができる。なお、本実施形態では、クライアント送信部14は、収集部13が取集した操作履歴に基づき状況情報を生成し、生成した状況情報をサーバ2に送信する。クライアント送信部14が操作履歴をサーバ2に送信する実施形態は、以下で説明する。
ここで、操作履歴に基づき状況情報を生成する処理の一例を説明する。例えば、クライアント送信部14は、検知部12によるイベント検知から所定時間以内に、収集部13が少なくとも1回操作を検知した場合、無事であることを示す状況情報を生成してもよい。そして、クライアント送信部14は、検知部12によるイベント検知から所定時間以内に、収集部13が1回も操作を検知しなかった場合、不明であることを示す状況情報を生成してもよい。なお、以下の実施形態で、操作履歴に基づき状況情報を生成する処理の他の例を説明する。
次に、サーバ2の機能構成を説明する。図5に、サーバ2の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、処理システムが有する1つ又は複数のサーバ2(図1に示す第1~第Nのサーバ2-1~2-N)各々は、主機能部23と、サーバ取得部21と、サーバ送信部22とを有する。主機能部23は、クライアント端末1にインストールされた各アプリケーションと連携して各サーバ2の主たる機能を実現する機能部であり、サーバ取得部21及びサーバ送信部22は、安否確認に関する機能を実現する機能部である。サーバ取得部21及びサーバ送信部22は、予め各サーバ2に備えられた機能であってもよいし、プラグイン等で拡張された機能であってもよい。以下、各機能部を詳細に説明する。
主機能部23は、クライアント端末1の主機能部11と連携して、各サーバ2の主たる機能を実現する。主機能部23が実現する機能は、各サーバ2が提供する機能(サービス)に応じて定まる。以下、一例を説明するがこれらに限定されない。
サーバ2が電子メールサーバである場合、例えば、主機能部23は、電子メールサービスの管理・制御等を行う。また、サーバ2が電話サーバやテレビ会議サーバである場合、例えば、主機能部23は、SIP(Session Initiation Protocol)を利用したIP(Internet Protocol)電話サービスの管理・制御等を行なう。
また、サーバ2がスケジュール管理サーバである場合、例えば、主機能部23は、スケジュール管理サービスの管理・制御等を行う。また、サーバ2が施設予約サーバである場合、例えば、主機能部23は、施設予約サービスの管理・制御等を行う。また、サーバ2がゲームサーバである場合、例えば、主機能部23は、ゲームの管理・制御等を行う。また、サーバ2がチャットサーバである場合、例えば、主機能部23は、チャットの管理・制御等を行う。
サーバ取得部21は、クライアント端末1からアプリケーションの操作履歴、及び、状況情報の少なくとも一方と、ユーザ識別情報とを取得する。サーバ取得部21は、1つ又は複数のクライアント端末1各々から、操作履歴及び状況情報の少なくとも一方を取得する。そして、サーバ送信部22は、サーバ取得部21が取得した操作履歴及び状況情報の少なくとも一方と、ユーザ識別情報とを安否確認システム3に送信する。なお、本実施形態では、サーバ取得部21は状況情報を取得し、サーバ送信部22は状況情報をサーバ2に送信する。サーバ取得部21が操作履歴を取得する実施形態や、サーバ送信部22が操作履歴を送信する実施形態は、以下で説明する。
サーバ送信部22から安否確認システム3にデータ(操作履歴及び状況情報の少なくとも一方)が送信されるタイミングは、複数のサーバ2各々から安否確認システム3にデータ送信されるタイミングが互いに異なるように(同じタイミングでデータ送信しないように)、制御されていてもよい。
当該制御の一例として、サーバ送信部22は、予め定められたタイミングで、データ(操作履歴及び状況情報の少なくとも一方)を安否確認システム3に送信してもよい。この場合、複数のサーバ2各々から安否確認システム3にデータ送信されるタイミングが互いに異なるように(同じタイミングでデータ送信しないように)、各サーバ2のサーバ送信部22がデータ送信するタイミングが定められる。データ送信するタイミングは時刻で定義されてもよい。一例として、第1のサーバ2のサーバ送信部22が送信するタイミングは毎分「00秒」となるタイミングであり、第2のサーバ2のサーバ送信部22が送信するタイミングは毎分「10秒」となるタイミング等のように定義されてもよい。
次に、安否確認システム3の機能構成を説明する。図6に、安否確認システム3の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、安否確認システム3は、安否確認システム取得部31と、登録部32とを有する。
安否確認システム取得部31は、1つ又は複数のサーバ2各々から、クライアント端末1における各アプリケーションの操作履歴、及び、当該操作履歴に基づき決定したユーザ状況を示す状況情報の少なくとも一方と、ユーザ識別情報とを取得する。本実施形態では、安否確認システム取得部31は状況情報を取得する。安否確認システム取得部31が操作履歴を取得する実施形態は、以下で説明する。
登録部32は、操作履歴に基づき決定されたユーザ状況を示す状況情報を、ユーザ識別情報に対応付けて登録する。具体的には、登録部32は、状況情報を、ユーザ識別情報に対応付けて、記憶部に記憶させる。当該記憶部は、安否確認システム3が備えてもよいし、安否確認システム3と通信可能に構成された外部装置が備えてもよい。
図7に、状況情報とユーザ識別情報とを対応付けた情報(安否情報)の一例を模式的に示す。図示する例では、ユーザ識別情報と、所属している部署と、氏名と、ユーザ状況と、被災状況と、出社可否情報とが互いに対応付けられている。ユーザ識別情報、部署及び氏名は、予め互いに対応付けて登録されている。ユーザ状況は、安否確認システム取得部31が取得した状況情報に基づき登録される。被災状況及び出社可否については、後述する。
なお、クライアント端末1が複数のアプリケーション部10を有する場合、安否確認システム取得部31は、同一の安否確認対象者に関する状況情報を複数のサーバ2から取得することとなる。この場合、登録部32は、複数の状況情報に基づき1つの状況情報を決定し、決定した状況情報を登録することができる。例えば、登録部32は、複数の状況情報の中の少なくとも1つが無事を示す場合、無事を示す状況情報を登録してもよい。そして、登録部32は、複数の状況情報の全てが不明であることを示す場合、不明であることを示す状況情報を登録してもよい。
次に、図8のシーケンス図を用いて、処理システムの処理の流れの一例を説明する。ここでは、クライアント端末1は、第1のアプリケーション部10-1と第2のアプリケーション部10-2の2つのアプリケーション部10を有する前提とする。
まず、災害に関するイベントが発生すると、第1のアプリケーション部10-1の検知部12、及び、第2のアプリケーション部10-2の検知部12は、当該イベントを検知する(S10)。
第1のアプリケーション部10-1の収集部13は、第1のアプリケーション部10-1の検知部12による災害に関するイベントの検知に応じて、自アプリケーションの操作履歴を収集する収集処理を開始する(S11)。また、第2のアプリケーション部10-2の収集部13は、第2のアプリケーション部10-2の検知部12による災害に関するイベントの検知に応じて、自アプリケーションの操作履歴を収集する収集処理を開始する(S11)。
そして、第1のアプリケーション部10-1のクライアント送信部14は、収集処理で収集された自アプリケーションの操作履歴に基づき、ユーザ状況を示す状況情報を生成する(S12)。次いで、第1のアプリケーション部10-1のクライアント送信部14は、自アプリケーションと連携して所定の機能を提供する第1のサーバ2-1に、生成した状況情報と、自アプリケーションのユーザを識別するユーザ識別情報とを送信する(S13)。
また、第2のアプリケーション部10-2のクライアント送信部14は、収集処理で収集された自アプリケーションの操作履歴に基づき、ユーザ状況を示す状況情報を生成する(S12)。次いで、第2のアプリケーション部10-2のクライアント送信部14は、自アプリケーションと連携して所定の機能を提供する第2のサーバ2-2に、生成した状況情報と、自アプリケーションのユーザを識別するユーザ識別情報況情報とを送信する(S14)。
第1のサーバ2-1のサーバ取得部21は、S13で送信された状況情報とユーザ識別情報とを取得する。そして、第1のサーバ2-1のサーバ送信部22は、S13で取得された状況情報とユーザ識別情報とを安否確認システム3に送信する(S15)。
また、第2のサーバ2-2のサーバ取得部21は、S14で送信された状況情報とユーザ識別情報とを取得する。そして、第2のサーバ2-2のサーバ送信部22は、S14で取得された状況情報とユーザ識別情報とを安否確認システム3に送信する(S16)。
安否確認システム3の安否確認システム取得部31は、S15及びS16で送信された状況情報とユーザ識別情報とを取得する。そして、安否確認システム3の登録部32は、状況情報とユーザ識別情報とを対応付けて登録する(S17)。
なお、安否確認対象者各々の各アプリケーションのユーザ識別情報は、同一であってもよい。例えば、安否確認対象者は任意の団体(例:企業等)に所属するメンバーであり、アプリケーションは団体の活動(例:業務等)で利用されるものであってもよい。この場合、その団体内で決定された安否確認対象者各々の識別情報が、安否確認対象者各々の各アプリケーションのユーザ識別情報として利用されてもよい。
その他、安否確認対象者各々の各アプリケーションのユーザ識別情報は、互いに異なってもよい。この場合、安否確認システム3は、安否確認対象者各々の各アプリケーションのユーザ識別情報を互いに対応付けた対応付け情報を予め保持しておく。そして、当該対応付け情報を利用して、複数のサーバ2各々から取得した情報を、同一の安否確認対象者に関するもの同士で対応付けることができる。
次に、本実施形態の処理システムの作用効果を説明する。本実施形態の処理システムでは、安否確認対象者の安否情報(状況情報)を、安否確認対象者が所有するクライアント端末1から、サーバ2を経由して、安否確認システム3に送信する。このため、クライアント端末1から安否確認システム3に直接安否確認対象者の安否情報(状況情報)を送信する場合に比べて、安否確認システム3に情報を送信する送信元の数を減らすことができる。
送信元の数が少ない程、送信タイミングの制御は簡単になる。サーバ2(送信元)から安否確認システム3へのデータ送信のタイミングを適切に制御することで、データ送信のタイミングが重なり、安否確認システム3の処理負担が大きくなる不都合を軽減できる。
<第2の実施形態>
本実施形態の処理システムでは、クライアント端末1は、アプリケーションの操作履歴を収集する収集処理を開始すると、予め定められた終了タイミングとなるまで、収集処理を継続する。そして、クライアント端末1は、収集処理を継続している間に所定の判断タイミングになると、その都度、それまでに収集された操作履歴に基づき状況情報を生成し、サーバ2に送信する。以下、詳細に説明する。
本実施形態のクライアント端末1の機能ブロック図の一例は、第1の実施形態同様、図3で示される。
収集部13は、災害に関するイベントの検知に応じて、アプリケーションの操作履歴を収集する収集処理を開始した後、予め定められた所定の終了タイミングになるまで収集処理を継続する。クライアント送信部14は、収集処理が継続している間、繰り返し到来する所定の判断タイミングで、それまでに収集された1つ又は複数の操作履歴に基づき状況情報を生成する。
ここで、複数の操作履歴に基づき状況情報を生成する処理の一例を説明する。なお、当該例では、状況情報が取り得る内容は「無事」、「生存」、「不明」の3つであるものとする。「無事」は、安否確認対象者が生存しており、かつ、業務等をこなせるほど無事な状態であることを意味する。「生存」は、安否確認対象者が生存しているが、無事か否かは不明な状態を意味する。「不明」は、安否確認対象者が生存しているか否か、また、無事か否かが不明な状態を意味する。
例えば、クライアント送信部14は、災害に関するイベントの検知から所定の時間t1が経過するまでの間に少なくとも1回のアプリケーションの操作が検出されている場合、状況情報「生存」を生成してもよい。
なお、クライアント送信部14は、災害に関するイベントの検知から所定の時間t1が経過するまでの間に所定時間継続してアプリケーションの操作が検出されている場合、状況情報「無事」を生成してもよい。例えば、クライアント送信部14は、直前のアプリケーションの操作タイミングから今回のアプリケーションの操作タイミングまでの経過時間が基準値以下である場合、操作が継続していると判断してもよい。
また、クライアント送信部14は、災害に関するイベントの検知から所定の時間t1が経過するまでの間に所定回数以上アプリケーションの操作が検出されている場合、状況情報「無事」を生成してもよい。
また、クライアント送信部14は、災害に関するイベントの検知から所定の時間t1が経過した後に少なくとも1回のアプリケーションの操作が検出されている場合、状況情報「無事」を生成してもよい。
時間t1が経過するまでに検出された1回のアプリケーションの操作だけでは、その安否確認対象者の生存を確認できても、無事か否かの判断はできない。負傷していても、1回位なら操作できる可能性がある。しかし、アプリケーションを継続して操作していたり、また、所定回数以上操作しているような場合には、その安否確認対象者の無事を推認できる。
また、時間t1が経過するまでは生存していたとしても、2次災害等にあう恐れがある。時間t1が経過した後にアプリケーションの操作が検出されれば、2次災害に合わずに生存している、すなわち無事であると推認できる。
なお、クライアント送信部14は、アプリケーションの操作が1回も検出されていない場合、状況情報「不明」を生成してもよい。
判断タイミングは、経過時間で定義されてもよい。例えば、判断タイミングは、災害に関するイベントの検知から所定時間t2経過したタイミング、及び、先の判断タイミングから所定時間t2経過したタイミングであってもよい(t1≧t2)。
その他、判断タイミングは、アプリケーションに対する操作が検出された回数で定義されてもよい。例えば、判断タイミングは、災害に関するイベントの検知後に検出された操作の回数が所定値になったタイミング、及び、先の判断タイミング後に検出された操作の回数が所定値になったタイミングであってもよい。
その他、判断タイミングは、経過時間と、アプリケーションに対する操作が検出された回数との組合せで定義されてもよい。例えば、判断タイミングは、災害に関するイベントの検知から所定時間t2経過したタイミング、及び、災害に関するイベントの検知後に検出された操作の回数が所定値になったタイミングのいずれか早い方(又は遅い方)であってもよい。さらに、判断タイミングは、先の判断タイミングから所定時間t2経過したタイミング、及び、先の判断タイミング後に検出された操作の回数が所定値になったタイミングのいずれか早い方(又は遅い方)であってもよい。
終了タイミングは、経過時間で定義されてもよい。例えば、終了タイミングは、収集処理を開始してから所定時間t3経過したタイミング(t3>t1≧t2)であってもよい。その他、終了タイミングは、アプリケーションに対する操作が検出された回数で定義されてもよい。例えば、終了タイミングは、アプリケーションに対する操作がM回検出されたタイミングであってもよい。その他、終了タイミングは、生成された状況情報の数で定義されてもよい。例えば、終了タイミングは、状況情報がN回生成されたタイミングであってもよい。
その他、終了タイミングは、状況情報の内容が予め定められた終了条件を満たすタイミングであってもよい。終了条件は、例えば、「状況情報が無事になったこと」であってもよい。
次に、図9のフローチャートを用いて、クライアント端末1の処理の流れの一例を説明する。まず、1つ又は複数のアプリケーション部10各々の検知部12が災害に関するイベントを検知すると(S20)、1つ又は複数のアプリケーション部10各々の収集部13が自アプリケーションの操作履歴を収集する収集処理を開始する(S21)。収集処理の開始に応じて、1つ又は複数のアプリケーション部10各々のクライアント送信部14は、上述した判断タイミングの到来の監視を開始する。また、収集処理の開始に応じて、1つ又は複数のアプリケーション部10各々の収集部13は、上述した終了タイミングの到来の監視を開始する。
判断タイミングになると(S22のYes)、1つ又は複数のアプリケーション部10各々のクライアント送信部14は、それまでに収集された操作履歴に基づき、状況情報を生成する(S23)。そして、1つ又は複数のアプリケーション部10各々のクライアント送信部14は、生成した状況情報を、自アプリケーションと連携するサーバ2に送信する(S24)。
終了タイミングになるまで、1つ又は複数のアプリケーション部10各々のクライアント送信部14は、上述した判断タイミングの到来の監視を継続し、S22乃至S24の処理を繰り返す。
終了タイミングになると(S25のYes)、1つ又は複数のアプリケーション部10各々の収集部13は収集処理を終了する(S26)。
本実施形態の処理システムのその他の構成は、第1の実施形態の処理システムの構成と同様である。
以上説明した本実施形態の処理システムによれば、第1の実施形態の処理システムと同様な作用効果を実現できる。
また、本実施形態の処理システムによれば、アプリケーションの操作履歴の収集を所定の終了タイミングまで継続し、その間に蓄積された操作履歴に基づき、安否確認対象者の状況を示す状況情報を生成することができる。一定期間内に蓄積された操作履歴に基づき判断することで、安否確認対象者の状況をより正確に判断することができる。例えば、アプリケーションを所定時間の間継続して利用できるほど無事な状態なのか、所定時間内に所定回数以上アプリケーションを操作できるほど無事な状態なのか、また、2次災害が発生する可能性があるタイミングが経過した後において生存が確認された無事な状態なのか等を判断できる。
上述の通り、複数の入力情報に基づき判断することで、安否確認対象者の状況をより正確に判断することができるが、安否確認対象者が安否情報を複数回入力しなければならない構成とすると、安否確認対象者の負担が大きくなる。本発明は、アプリケーションに対する操作履歴(入力情報)を利用するので、安否確認対象者の負担を軽減できる。
また、本実施形態の処理システムによれば、状況情報が無事になったタイミング、すなわち安否確認対象者の無事が確認できたタイミングで、アプリケーションの操作履歴の収集、状況情報の生成、及び、状況情報の送受信を終了することができる。また、本実施形態の処理システムによれば、収集処理を開始してから所定時間経過したタイミングで、これらの処理を終了することができる。適切なタイミングで処理を終了することで、処理システムの負担を軽減できる。
また、本実施形態の処理システムによれば、予め定められた判断タイミングで状況情報を生成し、生成した状況情報をクライアント端末1とサーバ2と間で送受信することができる。そして、当該判断タイミングを、アプリケーションに対する操作が検出された回数を用いて定義することができる。
アプリケーションに対する操作のタイミングは、アプリケーションごとに異なる。このため、1つのクライアント端末1が有する複数のアプリケーション部10各々の判断タイミングが重なる可能性は低い。このため、複数のアプリケーション部10各々のクライアント送信部14が同時に状況情報を生成し、同時にサーバ2に送信する不都合を抑制できる。
また、アプリケーションに対する操作のタイミングは、安否確認対象者ごとに異なり、多数の安否確認対象者が同時に同じアプリケーションに対する操作を行うことは稀である。このため、多数のクライアント端末1各々において同時に同じアプリケーション部10のクライアント送信部14が判断タイミングを検出し、同時に、状況情報をサーバ2に送信することは稀である。このため、複数のクライアント端末1からサーバ2への状況情報の送信タイミングが集中し、サーバ2の負荷が大きくなる不都合を抑制できる。
<第3の実施形態>
本実施形態の処理システムでは、クライアント端末1は、第2の実施形態と同様に、収集処理を継続している間に所定の判断タイミングになると、その都度、それまでに収集された操作履歴に基づき状況情報を生成し、生成した状況情報のうち、送信条件を満たす状況情報を、サーバ2に送信する。以下、詳細に説明する。
本実施形態のクライアント端末1の機能ブロック図の一例は、第2の実施形態同様、図3で示される。
クライアント送信部14は、第2の実施形態同様、収集処理が継続している間、繰り返し到来する所定の判断タイミングで、それまでに収集された1つ又は複数の操作履歴に基づき状況情報を生成する。そして、クライアント送信部14は、判断タイミングで生成した状況情報のうち、送信条件を満たす状況情報を、サーバ2に送信する。
送信条件は、「直前に送信した状況情報の内容と異なる」であってもよいし、「状況情報の内容が不明以外(例:無事、生存)である」であってもよいし、「収集処理開始後、最初に生成した状況情報である」であってもよい。
次に、図10のフローチャートを用いて、クライアント端末1の処理の流れの一例を説明する。まず、1つ又は複数のアプリケーション部10各々の検知部12が災害に関するイベントを検知すると(S30)、1つ又は複数のアプリケーション部10各々の収集部13が自アプリケーションの操作履歴を収集する収集処理を開始する(S31)。収集処理の開始に応じて、1つ又は複数のアプリケーション部10各々のクライアント送信部14は、第2の実施形態で説明した判断タイミングの到来の監視を開始する。また、収集処理の開始に応じて、1つ又は複数のアプリケーション部10各々の収集部13は、第2の実施形態で説明した終了タイミングの到来の監視を開始する。
判断タイミングになると(S32のYes)、1つ又は複数のアプリケーション部10各々のクライアント送信部14は、それまでに収集された操作履歴に基づき、状況情報を生成する(S33)。状況情報の生成処理の詳細は、第2の実施形態で説明したので、ここでの説明は省略する。
次いで、1つ又は複数のアプリケーション部10各々のクライアント送信部14は、生成した状況情報の内容が、送信条件を満たすか判断する(S34)。送信条件を満たす場合(S34のYes)、1つ又は複数のアプリケーション部10各々のクライアント送信部14は、生成した状況情報を、自アプリケーションと連携するサーバ2に送信する(S35)。
終了タイミングになるまで、1つ又は複数のアプリケーション部10各々のクライアント送信部14は、上述した判断タイミングの到来の監視を継続し、S32乃至S35の処理を繰り返す。
終了タイミングになると(S36のYes)、1つ又は複数のアプリケーション部10各々の収集部13は収集処理を終了する(S37)。
本実施形態の処理システムのその他の構成は、第2の実施形態の処理システムの構成と同様である。
以上説明した本実施形態の処理システムによれば、第2の実施形態の処理システムと同様な作用効果を実現できる。
また、本実施形態の処理システムによれば、送信条件を満たす状況情報のみを送受信する構成とすることで、クライアント端末1とサーバ2との間、及び、サーバ2と安否確認システム3との間における不要な情報の送受信を抑制できる。結果、これら装置の処理負担を軽減できる。
<第4の実施形態>
本実施形態の処理システムでは、クライアント端末1のクライアント送信部14は、操作履歴をサーバ2に送信する。そして、サーバ2のサーバ送信部22は、操作履歴に基づき状況情報を生成し、生成した状況情報を安否確認システム3に送信する。操作履歴に基づく状況情報の生成処理は、第1乃至第3の実施形態と同様である。
なお、サーバ送信部22は、第2及び第3の実施形態で説明したクライアント送信部14と同様に、収集処理が継続している間、繰り返し到来する所定の判断タイミングで、それまでに収集された1つ又は複数の操作履歴に基づき状況情報を生成してもよい。また、サーバ送信部22は、判断タイミングで生成した状況情報のうち、送信条件を満たす状況情報を、安否確認システム3に送信してもよい。この例の場合、サーバ2が、状況情報の内容が予め定められた終了条件を満たすか判断し、終了条件を満たすと、その旨をクライアント端末1に通知してもよい。
処理システムのその他の構成は、第1乃至第3の実施形態と同様である。
本実施形態の処理システムによれば、第1乃至第3の実施形態と同様の作用効果を実現できる。
<第5の実施形態>
本実施形態の処理システムでは、クライアント端末1のクライアント送信部14は、操作履歴をサーバ2に送信する。そして、サーバ2のサーバ送信部22は、操作履歴を安否確認システム3に送信する。安否確認システム3の登録部32は、操作履歴に基づき状況情報を生成し、生成した状況情報を登録する。操作履歴に基づく状況情報の生成処理は、第1乃至第4の実施形態と同様である。
なお、登録部32は、第2及び第3の実施形態で説明したクライアント送信部14と同様に、収集処理が継続している間、繰り返し到来する所定の判断タイミングで、それまでに収集された1つ又は複数の操作履歴に基づき状況情報を生成してもよい。この例の場合、安否確認システム3が、状況情報の内容が予め定められた終了条件を満たすか判断し、終了条件を満たすと、その旨を、サーバ2を経由してクライアント端末1に通知してもよい。
処理システムのその他の構成は、第1乃至第4の実施形態と同様である。
本実施形態の処理システムによれば、第1乃至第4の実施形態と同様の作用効果を実現できる。
<変形例>
ここで、すべての実施形態に適用可能な変形例を説明する。災害発生時には、クライアント端末1のインターネットへの接続が切断される場合がある。そこで、クライアント送信部14は、操作履歴及び状況情報の少なくとも一方をサーバ2に送信するタイミングでインターネットへの接続が切断されている場合には、自クライアント端末1のインターネットへの接続状況を監視し、自クライアント端末1がインターネットに接続されたタイミングで、操作履歴及び状況情報の少なくとも一方をサーバ2に送信してもよい。
他の変形例を説明する。安否確認対象者の監督者は、所定の端末を操作して安否確認システム3にログインし、所定の安否確認対象者の安否情報を閲覧できてもよい。また、監督者は、安否確認システム3に対して、所定の安否確認対象者の所定の情報を要求する入力を行ってもよい。所定の情報は、被災状況、出社可否等が考えられるが、これらに限定されない。
安否確認システム3は、所定のサーバ2に当該情報のリクエストを送信する。当該情報のリクエストを受信したサーバ2は、クライアント端末1に送信する。当該リクエストは、当該リクエストを送信したサーバ2と連携するアプリケーション部10が取得する。そして、そのアプリケーション部10は、ポップアップ、プッシュ通知等の手段で当該情報のリクエストを安否確認対象者に通知し、任意の手段で回答の入力を受付ける。そして、そのアプリケーション部10は、受付けた回答を、連携しているサーバ2に送信する。回答を受信したサーバ2は、その回答を安否確認システム3に送信する。安否確認システム3の登録部32は、受信した回答を安否情報として登録する(図7参照)。結果、監督者は、リクエストした情報を閲覧できる。
なお、安否確認システム3は、その安否確認対象者に対応付けて不明以外の状況情報を送信してきたサーバ2に、当該情報のリクエストを送信してもよい。このようなサーバ2は、災害に関するイベント検知後に、安否確認対象者が操作したアプリケーションと連携しているサーバ2である。このようなサーバ2及びアプリケーションを介して安否確認対象者にリクエストを通知することで、リクエストの確認漏れ等を抑制することができる。
以上、実施形態(及び実施例)を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態(及び実施例)に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限定されない。
1. クライアント端末のコンピュータを、
災害に関するイベントを検知する検知手段、
前記イベントの検知に応じて、アプリケーションの操作履歴を収集する収集処理を開始する収集手段、及び、
前記操作履歴、及び、前記操作履歴に基づき決定したユーザ状況を示す状況情報の少なくとも一方を、前記アプリケーションと連携するサーバに送信するクライアント送信手段、
として機能させるプログラム。
2. 1に記載のプログラムにおいて、
前記クライアント送信手段は、前記操作履歴に基づき前記状況情報を生成し、生成した前記状況情報を前記サーバに送信するプログラム。
3. 2に記載のプログラムにおいて、
前記収集手段は、予め定められた所定の終了タイミングになるまで前記収集処理を継続し、
前記クライアント送信手段は、前記収集処理が継続している間、繰り返し到来する所定の判断タイミングで、それまでに収集された前記操作履歴に基づき、前記状況情報を生成するプログラム。
4. 3に記載のプログラムにおいて、
前記収集手段は、前記状況情報の内容が予め定められた終了条件を満たすと、前記収集処理を終了するプログラム。
5. 3に記載のプログラムにおいて、
前記収集手段は、前記収集処理を開始してから所定時間経過すると、前記収集処理を終了するプログラム。
6. 3から5のいずれかに記載のプログラムにおいて、
前記クライアント送信手段は、前記判断タイミングで生成した前記状況情報のうち、送信条件を満たす前記状況情報を、前記サーバに送信するプログラム。
7. 災害に関するイベントを検知する検知手段と、
前記イベントの検知に応じて、アプリケーションの操作履歴を収集する収集処理を開始する収集手段と、
前記操作履歴、及び、前記操作履歴に基づき決定したユーザ状況を示す状況情報の少なくとも一方を、前記アプリケーションと連携するサーバに送信するクライアント送信手段と、
を有するクライアント端末。
8. クライアント端末のコンピュータが、
災害に関するイベントを検知する検知工程と、
前記イベントの検知に応じて、アプリケーションの操作履歴を収集する収集処理を開始する収集工程と、
前記操作履歴、及び、前記操作履歴に基づき決定したユーザ状況を示す状況情報の少なくとも一方を、前記アプリケーションと連携するサーバに送信するクライアント送信工程と、
を実行する処理方法。
9. サーバのコンピュータを、
クライアント端末からアプリケーションの操作履歴、及び、前記操作履歴に基づき決定したユーザ状況を示す状況情報の少なくとも一方を取得するサーバ取得手段、及び、
前記操作履歴及び前記状況情報の少なくとも一方を、ユーザ毎の安否を管理する安否確認システムに送信するサーバ送信手段、
として機能させるプログラム。
10. 9に記載のプログラムにおいて、
前記サーバ送信手段は、前記操作履歴に基づき前記状況情報を生成し、生成した前記状況情報を前記安否確認システムに送信するプログラム。
11. クライアント端末からアプリケーションの操作履歴、及び、前記操作履歴に基づき決定したユーザ状況を示す状況情報の少なくとも一方を取得するサーバ取得手段と、
前記操作履歴及び前記状況情報の少なくとも一方を、ユーザ毎の安否を管理する安否確認システムに送信するサーバ送信手段と、
を有するサーバ。
12. サーバのコンピュータが、
クライアント端末からアプリケーションの操作履歴、及び、前記操作履歴に基づき決定したユーザ状況を示す状況情報の少なくとも一方を取得するサーバ取得工程と、
前記操作履歴及び前記状況情報の少なくとも一方を、ユーザ毎の安否を管理する安否確認システムに送信するサーバ送信工程と、
を実行する処理方法。
13. クライアント端末におけるアプリケーションの操作履歴、及び、前記操作履歴に基づき決定したユーザ状況を示す状況情報の少なくとも一方を、前記アプリケーションと連携するサーバから取得する安否確認システム取得手段と、
前記操作履歴に基づき決定したユーザ状況を示す状況情報を登録する登録手段と、
を有する安否確認システム。
14. 13に記載の安否確認システムにおいて、
前記登録手段は、前記操作履歴に基づき前記状況情報を生成し、生成した前記状況情報を登録する安否確認システム。
15. 13又は14に記載の安否確認システムにおいて、
前記安否確認システム取得手段は、互いに異なるアプリケーションと連携している複数の前記サーバ各々から、前記操作履歴及び前記状況情報の少なくとも一方を取得する安否確認システム。
16. コンピュータが、
クライアント端末におけるアプリケーションの操作履歴、及び、前記操作履歴に基づき決定したユーザ状況を示す状況情報の少なくとも一方を、前記アプリケーションと連携するサーバから取得する安否確認システム取得工程と、
前記操作履歴に基づき決定したユーザ状況を示す状況情報を登録する登録工程と、
を実行する処理方法。
17. コンピュータを、
クライアント端末におけるアプリケーションの操作履歴、及び、前記操作履歴に基づき決定したユーザ状況を示す状況情報の少なくとも一方を、前記アプリケーションと連携するサーバから取得する安否確認システム取得手段、及び、
前記操作履歴に基づき決定したユーザ状況を示す状況情報を登録する登録手段、
として機能させるプログラム。
1A プロセッサ
2A メモリ
3A 入出力I/F
4A 周辺回路
5A バス
1 クライアント端末
2 サーバ
3 安否確認システム
10 アプリケーション部
11 主機能部
12 検知部
13 収集部
14 クライアント送信部
21 サーバ取得部
22 サーバ送信部
23 主機能部
31 安否確認システム取得部
32 登録部

Claims (11)

  1. クライアント端末のコンピュータを、
    災害に関するイベントを検知する検知手段、
    前記イベントの検知に応じて複数のアプリケーション各々の操作履歴を収集する収集処理を実施する複数の収集手段、及び、
    複数の前記アプリケーション各々の前記操作履歴、及び、前記操作履歴に基づき決定したユーザ状況を示す状況情報の少なくとも一方を、複数の前記アプリケーション各々と連携する複数のサーバ各々に送信する複数のクライアント送信手段、
    として機能させるプログラム。
  2. 請求項1に記載のプログラムにおいて、
    前記クライアント送信手段は、前記操作履歴に基づき前記状況情報を生成し、生成した前記状況情報を前記サーバに送信するプログラム。
  3. 請求項2に記載のプログラムにおいて、
    前記収集手段は、予め定められた所定の終了タイミングになるまで前記収集処理を継続し、
    前記クライアント送信手段は、前記収集処理が継続している間、繰り返し到来する所定の判断タイミングで、それまでに収集された前記操作履歴に基づき、前記状況情報を生成するプログラム。
  4. 請求項3に記載のプログラムにおいて、
    前記収集手段は、前記状況情報の内容が予め定められた終了条件を満たすと、前記収集処理を終了するプログラム。
  5. 請求項3に記載のプログラムにおいて、
    前記収集手段は、前記収集処理を開始してから所定時間経過すると、前記収集処理を終了するプログラム。
  6. 請求項3から5のいずれか1項に記載のプログラムにおいて、
    前記クライアント送信手段は、前記判断タイミングで生成した前記状況情報のうち、送信条件を満たす前記状況情報を、前記サーバに送信するプログラム。
  7. 災害に関するイベントを検知する検知手段と、
    前記イベントの検知に応じて複数のアプリケーション各々の操作履歴を収集する収集処理を実施する複数の収集手段と、
    複数の前記アプリケーション各々の前記操作履歴、及び、前記操作履歴に基づき決定したユーザ状況を示す状況情報の少なくとも一方を、複数の前記アプリケーション各々と連携する複数のサーバ各々に送信する複数のクライアント送信手段と、
    を有するクライアント端末。
  8. クライアント端末のコンピュータが、
    災害に関するイベントを検知し、
    前記イベントの検知に応じて複数のアプリケーション各々の操作履歴を収集する収集処理を実施し、
    複数の前記アプリケーション各々の前記操作履歴、及び、前記操作履歴に基づき決定したユーザ状況を示す状況情報の少なくとも一方を、複数の前記アプリケーション各々と連携する複数のサーバ各々に送信する、
    処理方法。
  9. サーバのコンピュータを、
    クライアント端末からアプリケーションの操作履歴を取得するサーバ取得手段、及び、
    前記操作履歴に基づきユーザ状況を示す状況情報を生成し、生成した前記状況情報を、ユーザ毎の安否を管理する安否確認システムに送信するサーバ送信手段、
    として機能させ、
    前記サーバ送信手段は、前記操作履歴に基づき、
    災害に関するイベントの検知から所定の時間が経過するまでの間に所定時間継続して前記アプリケーションの操作が検出されているか否か、
    前記イベントの検知から所定の時間が経過するまでの間に所定回数以上前記アプリケーションの操作が検出されているか否か、又は、
    前記イベントの検知から所定の時間が経過するまでの間に少なくとも1回前記アプリケーションの操作が検出され、かつ、前記イベントの検知から所定の時間が経過した後に少なくとも1回前記アプリケーションの操作が検出されているか否か、
    を判断し、判断結果に応じた前記状況情報を生成するプログラム。
  10. クライアント端末からアプリケーションの操作履歴を取得するサーバ取得手段と、
    前記操作履歴に基づきユーザ状況を示す状況情報を生成し、生成した前記状況情報を、ユーザ毎の安否を管理する安否確認システムに送信するサーバ送信手段と、
    を有し、
    前記サーバ送信手段は、前記操作履歴に基づき、
    災害に関するイベントの検知から所定の時間が経過するまでの間に所定時間継続して前記アプリケーションの操作が検出されているか否か、
    前記イベントの検知から所定の時間が経過するまでの間に所定回数以上前記アプリケーションの操作が検出されているか否か、又は、
    前記イベントの検知から所定の時間が経過するまでの間に少なくとも1回前記アプリケーションの操作が検出され、かつ、前記イベントの検知から所定の時間が経過した後に少なくとも1回前記アプリケーションの操作が検出されているか否か、
    を判断し、判断結果に応じた前記状況情報を生成するサーバ。
  11. サーバのコンピュータが、
    クライアント端末からアプリケーションの操作履歴を取得するサーバ取得工程と、
    前記操作履歴に基づきユーザ状況を示す状況情報を生成し、生成した前記状況情報を、ユーザ毎の安否を管理する安否確認システムに送信するサーバ送信工程と、
    を実行し、
    前記サーバ送信工程では、前記操作履歴に基づき、
    災害に関するイベントの検知から所定の時間が経過するまでの間に所定時間継続して前記アプリケーションの操作が検出されているか否か、
    前記イベントの検知から所定の時間が経過するまでの間に所定回数以上前記アプリケーションの操作が検出されているか否か、又は、
    前記イベントの検知から所定の時間が経過するまでの間に少なくとも1回前記アプリケーションの操作が検出され、かつ、前記イベントの検知から所定の時間が経過した後に少なくとも1回前記アプリケーションの操作が検出されているか否か、
    を判断し、判断結果に応じた前記状況情報を生成する処理方法。
JP2019045724A 2019-03-13 2019-03-13 クライアント端末、業務サーバ、安否確認システム、処理方法及びプログラム Active JP7326783B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019045724A JP7326783B2 (ja) 2019-03-13 2019-03-13 クライアント端末、業務サーバ、安否確認システム、処理方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019045724A JP7326783B2 (ja) 2019-03-13 2019-03-13 クライアント端末、業務サーバ、安否確認システム、処理方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020149295A JP2020149295A (ja) 2020-09-17
JP7326783B2 true JP7326783B2 (ja) 2023-08-16

Family

ID=72430533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019045724A Active JP7326783B2 (ja) 2019-03-13 2019-03-13 クライアント端末、業務サーバ、安否確認システム、処理方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7326783B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009303199A (ja) 2008-05-14 2009-12-24 Ntt Docomo Inc 移動通信システム、通信端末及び安否確認システム
JP2011238189A (ja) 2010-05-06 2011-11-24 Forefrontexe Corp インターネット上の、サービスの利用状況情報や入力情報、に基づき安否確認を行うシステム
JP2013225911A (ja) 2013-06-21 2013-10-31 Ntt Docomo Inc 被災状況判定システム、被災状況判定装置、被災状況判定方法
JP2016053892A (ja) 2014-09-04 2016-04-14 株式会社コナミデジタルエンタテインメント 管理装置、端末装置、制御方法、およびプログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009303199A (ja) 2008-05-14 2009-12-24 Ntt Docomo Inc 移動通信システム、通信端末及び安否確認システム
JP2011238189A (ja) 2010-05-06 2011-11-24 Forefrontexe Corp インターネット上の、サービスの利用状況情報や入力情報、に基づき安否確認を行うシステム
JP2013225911A (ja) 2013-06-21 2013-10-31 Ntt Docomo Inc 被災状況判定システム、被災状況判定装置、被災状況判定方法
JP2016053892A (ja) 2014-09-04 2016-04-14 株式会社コナミデジタルエンタテインメント 管理装置、端末装置、制御方法、およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020149295A (ja) 2020-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10404633B2 (en) Enhanced video instant messaging processing
US9602994B2 (en) Emergency communications management
EP3059933B1 (en) Transmission management system, transmission system, transmission management method, and storage medium
US11256559B2 (en) Error display system, error display method, and information processing apparatus
KR101744071B1 (ko) 메시지의 읽음 상태를 확인하는 방법, 사용자 장치 및 서버
US20170164176A1 (en) Emergency Communications Management
US20220019472A1 (en) Method of storing electronic data, resource reservation system, and terminal apparatus
US20070269035A1 (en) Call block disabler
JP7326783B2 (ja) クライアント端末、業務サーバ、安否確認システム、処理方法及びプログラム
JP2020088489A (ja) 通信システム、プログラム、端末装置
JP6631362B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム
US9058586B2 (en) Identification of a person located proximite to a contact identified in an electronic communication client
JP2020095675A (ja) リソース予約システム、端末設定方法、プログラム、利用システム、情報処理装置
JP7331499B2 (ja) 端末装置、通信システム、通信方法、プログラム
US20220019945A1 (en) Method of providing electronic data, system, and terminal apparatus
EP2854396A1 (en) Method and devices for determining visual attention in multi-location video conferencing
CN112711518B (zh) 一种日志上传方法和装置
CN105959421A (zh) 视频监控方法、监控终端、视频监控器、被监控响应设备及系统
KR101898546B1 (ko) 채팅 서비스 제공 단말, 시스템 및 이를 이용한 채팅 서비스 방법이 구현된 프로그램이 저장된 컴퓨터로 판독 가능한 기록매체
US10757172B2 (en) Management system and method
JP7275928B2 (ja) リソース予約システム、リソース予約方法、情報処理装置
JP7333769B2 (ja) 情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP6551926B2 (ja) メッセージ配信システム、メッセージ配信方法、およびプログラム
JP2006119984A (ja) 移動体通信端末とインターネットサーバーを使用した、定時メール自動送信方法による安否確認及びそれを提供する為のインターネットサーバー情報処理方法。
JP2024017838A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、方法およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230509

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230626

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230704

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230717

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7326783

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151