JP7326240B2 - 移動体 - Google Patents

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Description

本発明は、移動体、特にワイパ部材が設けられたウィンドウを備える移動体に関する。
従来から、車両には、ウィンドウにワイパ部材を設け、降水時に水滴がガラスの外表面に滞留するのを抑制する機構が設けられている。特許文献1には、作業機のモニタパネルにおいて、ワイパ部材を動かした際に、ワイパ部材により移動させた水をモニタパネルから排出するための切り欠き部と、切り欠き部が設けられた左右両側端に向かって低く傾斜する下縁枠と、をパネル枠に設けることが記載されている。
一方、近年では、車両のウィンドウに車両用表示装置から出射された各種情報を、車両の周囲に存する交通参加者(歩行者・自転車・オートバイ・他車両等を含む)宛に表示する技術が提案されている。
特開2013-028272号公報
近年、このような車両用表示装置から出射された各種情報を表示するウィンドウに視認性を向上させるために反射抑制層を設ける試みが行われているが、ウィンドウにワイパ部材を設けた場合に、ワイパ部材の通過によって反射抑制層が損傷したり、剥がれたりする虞があった。
本発明は、ワイパ部材の通過によってウィンドウに設けられた反射抑制層の損傷や、剥がれを防止可能な移動体を提供する。
本発明は、
移動体の内外を透過する透過部と、
前記透過部の外表面を払拭するワイパ部材と、
前記透過部の前記外表面であって、且つ前記ワイパ部材の通過領域に設けられる反射抑制層と、を備える移動体であって、
前記反射抑制層の周縁には、前記透過部と前記反射抑制層とは異なる周縁部材が配置されている。
本発明によれば、反射抑制層の周縁に周縁部材が配置されることで、ワイパ部材が反射抑制層の上を通過する際にワイパ部材の通過によって反射抑制層の損傷や、剥がれを防止することができる。
本発明の一実施形態の車両の全体構成図である。 車両の前部構造を表す外観図である。 車両の後部構造を表す外観図である。 図3のA-A断面図である。 図4の部分拡大図である。 第1変形例の周縁部材の断面図である。 第2変形例の周縁部材の断面図である。 第3変形例の周縁部材の断面図である。
以下、本発明の一実施形態の移動体としての車両を添付図面に基づいて説明する。以下の説明では、車両の進行方向前方を基準に、左右方向、前後方向、上下方向を定義して説明する。
図1に示すように、本実施形態の車両Mは、例えば、二輪や三輪、四輪等の自動車である。車両Mとしては、ディーゼルエンジン・ガソリンエンジン等の内燃機関を動力源とした自動車、電動機を動力源とした電気自動車、内燃機関及び電動機を兼ね備えたハイブリッド自動車等を含む。このうち、電気自動車は、例えば、二次電池、水素燃料電池、金属燃料電池、アルコール燃料電池等の電池により放電される電力を使用して駆動される。
車両Mには、図1に示すように、車両Mのボディ周囲に、複数の車外カメラ11、レーダ13、及びライダ15(LIDAR:Light Detection and Ranging)が搭載されており、車両Mの周囲に存する物体や標識を含む物標に関する外界情報を検知して自動運転する。
さらに、車室内には、複数の外界情報取得装置及び表示装置などが組み合わされて構成されるセンサユニット22、車両Mの現在位置を地図上にマッピングすると共に目的地までの経路案内等を行う機能を有するナビゲーション装置20、及び車両Mの操舵・加減速を含む車両Mの自律走行制御等を行う機能を有する車両制御装置100が搭載されている。
これらの装置や機器は、例えばCAN(Controller Area Network)等の通信媒体を介して相互にデータ通信可能に接続して構成されている。なお、車両制御装置100は、自律走行に係る各種制御装置以外にも、各種センサやHMI(Human Machine Interface)などを含んでいても構わない。
左右のドア前部などに設けられた車外カメラ11は、車両Mにおける右後側方・左後側方の様子を周期的に繰り返し撮像し、その画像情報は、通信媒体を介して車両制御装置100へ送られる。
レーダ13は、車両Mの前方を走行する追従対象となる前走車を含む物標にレーダ波を照射する一方、物標で反射されたレーダ波を受信することにより、物標までの距離や物標の方位を含む物標の分布情報を取得する機能を有する。レーダ波としては、レーザ、マイクロ波、ミリ波、超音波などを適宜用いることができる。レーダ13は、本実施形態において、図1に示すように、フロント側に2つ、リア側に2つの合計4つ設けられている。レーダ13による物標の分布情報は、通信媒体を介して車両制御装置100へ送られる。
ライダ15は、例えば、照射光に対する散乱光の検出に要する時間を計測することにより、物標の有無、及び物標までの距離を検知する機能を有する。車両Mの周囲に配置されたライダ15は、本実施形態において、図1に示すように、フロント側に2つ、センサユニット22の内部に1つ、リア側に3つの合計6つ設けられている。ライダ15による物標の分布情報は、通信媒体を介して車両制御装置100へ送られる。
ナビゲーション装置20は、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機、地図情報(ナビ地図)、ヒューマンマシンインターフェースとして機能するタッチパネル式の内部表示装置、スピーカ、マイク等を備えて構成される。ナビゲーション装置20は、GNSS受信機によって車両Mの現在位置を割り出すと共に、現在位置からユーザによって指定された目的地までの経路を導き出す役割を果たす。
ナビゲーション装置20により導出された経路は、車両制御装置100の目標車線決定部に提供される。ナビゲーション装置20は、車両制御装置100が手動運転モードに設定されている際に、目的地に至る経路について音声や地図表示によって案内を行う。
車両Mは、図2に示すように、車両Mの周囲に存する交通参加者(歩行者・自転車・オートバイ・他車両等を含む)宛に各種情報を表示する外部表示機構83を備える。外部表示機構83は、車両Mにおけるフロントグリル90のうち、車幅方向に離間して設けられる右前部灯火部91A及び左前部灯火部91B、並びに、左右の前部灯火部91A,91Bの間に配置される前部表示部93に設けられる。
また、外部表示機構83は、図3に示すように、車両Mにおけるリアグリル94のうち車幅方向に離間して設けられる右後部灯火部95A及び左後部灯火部95B、リアウィンドウ96の中央下部に配置される後部表示部97に設けられる。
車両Mには、上記の各種機器の他に、いずれも不図示の通信装置、車両センサ、HMI(Human Machine Interface)、走行駆動力出力装置、ステアリング装置、及びブレーキ装置が搭載されており、通信媒体を介して車両制御装置100との間で相互にデータ通信する。そして、車両Mが自動運転モードに設定されているとき、車外カメラ11、レーダ13、ライダ15及び後述するセンサユニット22などにより自動移動に関わる外界情報を取得して自動運転を行う。
<後部表示部>
続いて、外部表示機構83が設けられたリアウィンドウ96について図3~図6Cを参照しながら説明する。
リアウィンドウ96は、図3に示すように、後方から見て略台形形状を有する。リアウィンドウ96には、中央下部に後部表示部97(以下、単に表示部97と称する)が設けられ、表示部97を囲うように非表示部40が設けられている。
外部表示機構83は、図4に示すように、表示部97と、表示部97の内側、即ち車室側に設けられた表示装置21と、から構成され、表示部97は、表示装置21から出射された光を透過して、様々な情報を車両の内側から外側に向けて表示する。表示部97には、例えば、車両Mの行動計画を含む情報、信号機の表示に関する情報などが表示される。
リアウィンドウ96の外表面(車外側の表面)には、表示部97に対応するように反射抑制層31が設けられる。反射抑制層31は、リアウィンドウ96の外表面に反射抑制材を塗布することで形成されてもよく、反射抑制フィルムを接着することで形成されてもよく、他の方法で形成されてもよい。即ち、リアウィンドウ96の内側には、反射抑制層31に対向するように表示装置21が配置される。
また、リアウィンドウ96の内表面(車室側の表面)にも、表示部97に対応するように内側反射抑制層32が設けられることが好ましい。これにより、車両Mの外側からの表示内容の視認性を向上できる。
図3に戻って、リアウィンドウ96には、降水時における表示部97の視認性を向上させるため、リアウィンドウ96の外表面を払拭するワイパ部材25が設けられている。図3中の点線は、ワイパ部材25の通過領域を示しており、ワイパ部材25の通過領域に反射抑制層31が含まれている。なお、ワイパ部材25の通過領域は、ワイパ部材25の払拭部26による払拭領域と一致していてもよく、通過領域の一部が払拭領域に含まれていなくてもよい。なお、図3の例では、リアウィンドウ96の中央下部に設けられた1つのワイパ部材25を例示したが、これに限らず、ワイパ部材25は、リアウィンドウ96の中央上部に設けられてもよく、リアウィンドウ96の左右に、対のワイパ部材が設けられてもよい。
リアウィンドウ96の外表面(車外側の表面)には、反射抑制層31の周縁に、リアウィンドウ96と反射抑制層31とは異なる周縁部材50が配置されている、周縁部材50は、例えば樹脂、ゴム等から構成される。このように、反射抑制層31の周縁に周縁部材50が配置されることで、ワイパ部材25が反射抑制層31の上を通過する際にワイパ部材25の通過によって反射抑制層31の損傷や、剥がれを防止することができる。なお、リアウィンドウ96の内表面(車室側の表面)には、内側反射抑制層32(反射抑制層31)を囲う黒セラミック層30が設けられ、周縁部材50の接着部等が車室内から見えないように構成されている。
非表示部40は、表示装置21から出射された光を透過する部分を除く領域であり、表示部97の上方、左方、右方、及び下方に設けられている。なお、非表示部40は、表示部97がリアウィンドウ96の最下部に位置する場合、表示部97の上方、左方、右方にのみ設けられてもよい。
次に、本実施形態の周縁部材50について図4及び図5も参照しながらより具体的に説明する。
周縁部材50は、周縁部材本体55がリアウィンドウ96から突出するように設けられる。周縁部材本体55は、図3に示すように、反射抑制層31の上部に設けられている上縁部51と、車幅方向の両側に設けられている左縁部52及び右縁部53と、反射抑制層31の下部に設けられている下縁部54と、を備え、反射抑制層31を囲うように配置されている。
左縁部52は、上縁部51から下方に向かうに従って左側に傾斜するように構成され、右縁部53は、上縁部51から下方に向かうに従って右側に傾斜するように構成されている。したがって、表示部97に流れてきた雨水を表示部97を避けるように左右に排水することができる。
周縁部材本体55には、周縁部材本体55の内側角部に内側面取部56が形成され、周縁部材本体55の外側角部に外側面取部57が形成される。周縁部材50が内側面取部56及び外側面取部57を備えることで、ワイパ部材25の通過を容易にし、ワイパ部材25が損傷するのを抑制できる。
ここで、図5に示すように、外側面取部57は、内側面取部56よりもリアウィンドウ96の外表面と平行に近いことが好ましい。これにより、ワイパ部材25の通過をより容易にすることができる。また反対に、内側面取部56はリアウィンドウ96の外表面に対して外側面取部57よりも平行ではなく形成されるため、周縁部材50を細く形成できる。
また、内側面取部56及び外側面取部57を通り周縁部材50に直交する断面において、外側面取部57とリアウィンドウ96との距離H1は、内側面取部56とリアウィンドウ96との距離H2よりも小さいことが好ましい。これによっても、ワイパ部材25が周縁部材50に乗り上げやすく、ワイパ部材25の通過をより容易にすることができる。
なお、内側面取部56及び外側面取部57は、図5に示すものに限らず、例えば、図6A~図6Cに示すように、内側面取部56及び外側面取部57が同一形状であってもよい。即ち、外側面取部57とリアウィンドウ96との距離H1は、内側面取部56とリアウィンドウ96との距離H2と等しく、外側面取部57の傾きは、内側面取部56の傾きと等しくてもよい。
また、図6Aに示すように、周縁部材本体55には内側面取部56と外側面取部57との間に平坦部58が設けられてもよく、図6Bに示すように、内側面取部56と外側面取部57とが頂点をなす頂部59が設けられてもよい。さらに、内側面取部56及び外側面取部57は、傾斜面を有するC面取りにより形成される場合に限らず、図6Cに示すように、円弧面を有するR面取りにより形成されてもよい。
なお、反射抑制層31の損傷や、剥がれ(以下、損傷等と称する)を防止する観点で、以下の構成を採用することもできる。
例えば、ワイパ部材25の払拭部26が、周縁部材50及び反射抑制層31の上を通過する第1払拭部と、周縁部材50及び反射抑制層31の上を通過しない第2払拭部と、を備える場合、第1払拭部の硬度は、第2払拭部の硬度よりも小さくなるように、異なる硬度で構成されてもよい。周縁部材50及び反射抑制層31の上を通過する第1払拭部の硬度を低くする、即ち柔らかくすることで、反射抑制層31の損傷等を効果的に防止できる。なお、第1払拭部は、通過領域に周縁部材50及び反射抑制層31を含む限り、通過領域に非表示部40を含んでもよい。
また、ワイパ部材25が周縁部材50及び反射抑制層31の上を通過するときの払拭速度を、ワイパ部材25が周縁部材50及び反射抑制層31の上を通過しないときの払拭速度よりも遅くなるように、制御してもよい。ワイパ部材25が周縁部材50及び反射抑制層31の上を通過するときの払拭速度を遅くすることで、反射抑制層31の損傷等を効果的に防止できる。
以上、図面を参照しながら各種の実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上記実施の形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
例えば、上記した実施形態は、本発明のウィンドウとしてリアウィンドウ96を例示して説明したが、本発明のウィンドウは、外部表示機構83が設けられた他のウィンドウである、前部表示部93に適用してもよい。
また、本明細書には少なくとも以下の事項が記載されている。なお、括弧内には、上記した実施形態において対応する構成要素等を示しているが、これに限定されるものではない。
(1) 移動体の内外を透過する透過部(リアウィンドウ96)と、
前記透過部の外表面を払拭するワイパ部材(ワイパ部材25)と、
前記透過部の前記外表面であって、且つ前記ワイパ部材の通過領域に設けられる反射抑制層(反射抑制層31)と、を備える移動体(車両M)であって、
前記反射抑制層の周縁には、前記透過部と前記反射抑制層とは異なる周縁部材(周縁部材50)が配置されている、移動体。
(1)によれば、反射抑制層の周縁に周縁部材が配置されることで、ワイパ部材が反射抑制層の上を通過する際にワイパ部材の通過によって反射抑制層の損傷や、剥がれを防止することができる。
(2) (1)に記載の移動体であって、
前記周縁部材は、
前記透過部から突出する周縁部材本体(周縁部材本体55)と、
前記周縁部材本体の内側角部に設けられた内側面取部(内側面取部56)と、
前記周縁部材本体の外側角部に設けられた外側面取部(外側面取部57)と、を備える、移動体。
(2)によれば、周縁部材は内側面取部及び外側面取部を備えるので、ワイパ部材の通過を容易にし、ワイパ部材が損傷するのを抑制できる。
(3) (2)に記載の移動体であって、
前記外側面取部は、前記内側面取部よりも前記透過部の前記外表面と平行に近い、移動体。
(3)によれば、外側面取部は内側面取部よりも透過部の外表面と平行に近いので、ワイパ部材の通過をより容易にすることができる。また反対に、内側面取部は透過部の外表面に対して外側面取部よりも平行ではなく形成されるため、周縁部材を細く形成できる。
(4) (2)又は(3)に記載の移動体であって、
前記内側面取部及び前記外側面取部を通り前記周縁部材に直交する断面において、前記外側面取部と前記透過部との距離(H1)は、前記内側面取部と前記透過部との距離(H2)よりも小さい、移動体。
(4)によれば、外側面取部と透過部との距離は、内側面取部と透過部との距離よりも小さいので、ワイパ部材が周縁部材に乗り上げやすく、ワイパ部材の通過をより容易にすることができる。
(5) (1)~(4)のいずれかに記載の移動体であって、
前記透過部は、
前記反射抑制層が設けられた領域(後部表示部97)と、
前記反射抑制層が設けられていない領域(非表示部40)と、を含む、移動体。
(5)によれば、周縁部材により反射抑制層が設けられた領域と反射抑制層が設けられていない領域とが仕切られるので、反射抑制層の位置を容易に特定することができる。
(6) (5)に記載の移動体であって、
前記ワイパ部材が前記周縁部材及び前記反射抑制層の上を通過するときの払拭速度は、前記ワイパ部材が前記周縁部材及び前記反射抑制層の上を通過しないときの払拭速度より遅い、移動体。
(6)によれば、周縁部材及び反射抑制層の上をワイパ部材が通過するときの払拭速度は、それ以外の場所を通過するときの遅いので、周縁部材及び反射抑制層の損傷を抑制できる。
(7) (5)又は(6)に記載の移動体であって、
前記ワイパ部材の払拭部は、異なる硬度の材質から構成され、
前記ワイパ部材の前記周縁部材及び前記反射抑制層の上を通過する第1払拭部の硬度は、前記ワイパ部材の前記周縁部材及び前記反射抑制層の上を通過しない第2払拭部の硬度よりも小さい、移動体。
(7)によれば、ワイパ部材の周縁部材及び反射抑制層の上を通過する第1払拭部の硬度は、それを通過しない第2払拭部の硬度よりも小さいので、周縁部材及び反射抑制層の損傷を抑制できる。
(8) (1)~(7)のいずれかに記載の移動体であって、
前記透過部の内側には、前記反射抑制層に対向するように前記移動体の内側から外側に向けて表示を行う表示装置(表示装置21)が配置され、
前記透過部の内表面には、他の反射抑制層(内側反射抑制層32)が設けられる、移動体。
(8)によれば、透過部の内側には、反射抑制層に対向するように表示装置が配置され、透過部の内表面にも他の反射抑制層が設けられるため、移動体の外側からの表示内容の視認性を向上できる。
21 表示装置
25 ワイパ部材
31 反射抑制層
32 内側反射抑制層
40 非表示部
50 周縁部材
55 周縁部材本体
56 内側面取部
57 外側面取部
96 リアウィンドウ(透過部)
97 後部表示部
M 車両(移動体)

Claims (8)

  1. 移動体の内外を透過する透過部と、
    前記透過部の外表面を払拭するワイパ部材と、
    前記透過部の前記外表面であって、且つ前記ワイパ部材の通過領域に設けられる反射抑制層と、を備える移動体であって、
    前記反射抑制層の周縁には、前記透過部と前記反射抑制層とは異なる周縁部材が配置されている、移動体。
  2. 請求項1に記載の移動体であって、
    前記周縁部材は、
    前記透過部から突出する周縁部材本体と、
    前記周縁部材本体の内側角部に設けられた内側面取部と、
    前記周縁部材本体の外側角部に設けられた外側面取部と、を備える、移動体。
  3. 請求項2に記載の移動体であって、
    前記外側面取部は、前記内側面取部よりも前記透過部の前記外表面と平行に近い、移動体。
  4. 請求項2又は3に記載の移動体であって、
    前記内側面取部及び前記外側面取部を通り前記周縁部材に直交する断面において、前記外側面取部と前記透過部との距離は、前記内側面取部と前記透過部との距離よりも小さい、移動体。
  5. 請求項1~4のいずれか一項に記載の移動体であって、
    前記透過部は、
    前記反射抑制層が設けられた領域と、
    前記反射抑制層が設けられていない領域と、を含む、移動体。
  6. 請求項5に記載の移動体であって、
    前記ワイパ部材が前記周縁部材及び前記反射抑制層の上を通過するときの払拭速度は、前記ワイパ部材が前記周縁部材及び前記反射抑制層の上を通過しないときの払拭速度より遅い、移動体。
  7. 請求項5又は6に記載の移動体であって、
    前記ワイパ部材の払拭部は、異なる硬度の材質から構成され、
    前記ワイパ部材の前記周縁部材及び前記反射抑制層の上を通過する第1払拭部の硬度は、前記ワイパ部材の前記周縁部材及び前記反射抑制層の上を通過しない第2払拭部の硬度よりも小さい、移動体。
  8. 請求項1~7のいずれか一項に記載の移動体であって、
    前記透過部の内側には、前記反射抑制層に対向するように前記移動体の内側から外側に向けて表示を行う表示装置が配置され、
    前記透過部の内表面には、他の反射抑制層が設けられる、移動体。
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