JP7324683B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本開示は、画像に対して処理を行う画像処理装置に関する。
画像処理装置には、撮像画像に基づいて、撮像面の前方に設けられた光透過部材の特性を検出し、その検出結果に応じて処理を行うものがある。例えば、特許文献1には、撮像画像におけるエッジ強度に基づいてレンズの汚れを検出し、その検出結果に基づいてセンシング可能範囲を設定する技術が開示されている。
特開2016-033729号公報
例えば、撮像装置の撮像面の前方に設けられた光透過部材の光学特性が、撮像画像に影響を与えるおそれがある。画像処理装置では、このような場合に、撮像画像を補正することにより画質を高めることが期待される。
画質を高めることができる画像処理装置を提供することが望ましい。
本開示の一実施の形態に係る画像処理装置は、画像補正部と、画像処理部とを備える。画像補正部は、第1の撮像部により生成された第1の撮像画像を、複数の補正値を含む第1の補正マップデータを用いて、第1の撮像部の撮像面の前方に設けられた第1の光透過部材による画像歪みを低減するように補正することにより第1の画像を生成するように構成される。画像処理部は、第1の画像に基づいて所定の画像処理を行うように構成される。第1の光透過部材による、第1の撮像画像における各位置での歪値を含む歪特性において、歪値の変化量が所定の変化量よりも大きい外周部を有する歪領域がある場合に、第1の補正マップデータは、歪領域を含み、歪領域より広い補正領域を有する。補正領域における補正値は、歪特性における歪領域の内部での歪値より小さい。
本開示の一実施の形態に係る画像処理装置によれば、画質を高めることができる。
本開示の一実施の形態に係る画像処理装置の一構成例を表すブロック図である。 図1に示したステレオカメラの車両における配置例を表す説明図である。 フロントガラスによる左画像での歪特性の一例を表す説明図である。 マップデータにおける補正特性の一例を表す説明図である。 補正後における、左画像での歪特性の一例を表す説明図である。 補正後における、左画像での歪特性の一例を表す他の説明図である。 比較例に係るマップデータにおける補正特性の一例を表す説明図である。 比較例に係る、補正後における、左画像での歪特性の一例を表す説明図である。 比較例に係る、補正後における、左画像での歪特性の一例を表す他の説明図である。 マップデータの生成方法の一例を表すフローチャートである。 図10に示したラプラシアンデータの一例を表す説明図である。 図10に示した中間マップデータの生成方法の一例を表すフローチャートである。 図12に示した中間マップデータの生成方法の一例を表す説明図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
<実施の形態>
[構成例]
図1は、一実施の形態に係る画像処理装置(画像処理装置1)の一構成例を表すものである。画像処理装置1は、ステレオカメラ11と、処理部20とを有している。画像処理装置1は、自動車等の車両10に搭載される。
ステレオカメラ11は、車両10の前方を撮像することにより、互いに視差を有する一組の画像(左画像PLおよび右画像PR)を生成するように構成される。ステレオカメラ11は、左カメラ11Lと、右カメラ11Rとを有する。左カメラ11Lおよび右カメラ11Rのそれぞれは、レンズとイメージセンサとを含んでいる。
図2は、車両10におけるステレオカメラ11の配置例を表すものである。左カメラ11Lおよび右カメラ11Rは、この例では、車両10の車両内において、車両10のフロントガラス100の上部近傍に、車両10の幅方向に所定距離だけ離間して配置される。左カメラ11Lおよび右カメラ11Rは、互いに同期して撮像動作を行う。左カメラ11Lは左画像PLを生成し、右カメラ11Rは右画像PRを生成する。左画像PLは複数の画素値を含み、右画像PRは複数の画素値を含む。左画像PLおよび右画像PRは、ステレオ画像PICを構成する。ステレオカメラ11は、所定のフレームレート(例えば60[fps])で撮像動作を行うことにより、一連のステレオ画像PICを生成するようになっている。
処理部20は、ステレオカメラ11から供給されたステレオ画像PICに基づいて、車両10の前方の物体を認識するように構成される。車両10では、例えば、処理部20が認識した物体についての情報に基づいて、例えば、車両10の走行制御を行い、あるいは、認識した物体についての情報をコンソールモニタに表示することができるようになっている。処理部20は、例えば、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)、処理データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)、プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)などにより構成される。処理部20は、画像補正部21と、視差画像生成部22と、物体認識部23とを有している。
画像補正部21は、ステレオ画像PICに含まれる左画像PLおよび右画像PRを、フロントガラス100による画像歪みを低減するように補正することにより、左画像PL1および右画像PR1を生成するように構成される。すなわち、フロントガラス100における左カメラ11Lの撮像面の前方のガラス部分や、右カメラ11Rの撮像面の前方のガラス部分において、光学特性が均一であることが望ましいが、実際には均一でない場合があり得る。この場合には、例えば、左画像PLや右画像PRが歪むことがあり得る。特に、車両10が走行すると、例えば風圧などにより車両10の車体がゆがみ、フロントガラス100とステレオカメラ11との間の相対的な位置関係がずれることがあり得る。この場合には、車両10の車速に応じて、左画像PLや右画像PRの画像歪みが変化し得る。画像補正部21は、このように、フロントガラス100による画像歪みが生じる場合に、この画像歪みを低減するように、左画像PLおよび右画像PRを補正するようになっている。
画像補正部21は、補正マップデータMLを用いて、左画像PLを補正することにより左画像PL1を生成する。補正マップデータMLは、補正値のマップデータであり、フロントガラス100における左カメラ11Lの前方のガラス部分の光学特性に応じてあらかじめ設定される。補正マップデータMLは、マップデータML1,ML2を含む。マップデータML1は、横方向(X方向)の画像歪みを補正するための補正値のマップデータであり、マップデータML2は、縦方向(Y方向)の画像歪みを補正するための補正値のマップデータである。マップデータML1の複数の補正値は、左画像PLの複数の画素値にそれぞれ対応しており、マップデータML2の複数の補正値は、左画像PLの複数の画素値にそれぞれ対応している。画像補正部21は、例えば、左画像PLにおける複数の画素値の位置を、マップデータML1における複数の補正値に応じてそれぞれ横方向に移動させるとともに、マップデータML2における複数の補正値に応じてそれぞれ縦方向に移動させることにより、左画像PL1を生成するようになっている。
同様に、画像補正部21は、補正マップデータMRを用いて、左画像PRを補正することにより左画像PR1を生成する。補正マップデータMRは、補正値のマップデータであり、フロントガラス100における右カメラ11Rの前方のガラス部分の光学特性に応じてあらかじめ設定される。補正マップデータMRは、マップデータMR1,MR2を含む。マップデータMR1は、横方向(X方向)の画像歪みを補正するための補正値のマップデータであり、マップデータMR2は、縦方向(Y方向)の画像歪みを補正するための補正値のマップデータである。マップデータMR1の複数の補正値は、右画像PRの複数の画素値にそれぞれ対応しており、マップデータMR2の複数の補正値は、右画像PRの複数の画素値にそれぞれ対応している。画像補正部21は、例えば、右画像PRにおける複数の画素値の位置を、マップデータMR1における複数の補正値に応じてそれぞれ横方向に移動させるとともに、マップデータMR2における複数の補正値に応じてそれぞれ縦方向に移動させることにより、右画像PR2を生成するようになっている。
視差画像生成部22(図1)は、画像補正部21により生成された左画像PL1および右画像PR1に基づいて、ステレオマッチング処理やフィルタリング処理などを含む所定の画像処理を行うことにより、視差画像PDを生成するように構成される。視差画像PDは、複数の画素値を含む。複数の画素値のそれぞれは、各画素における視差についての値を示している。言い換えれば、複数の画素値のそれぞれは、3次元の実空間における、各画素に対応する点までの距離に対応している。
物体認識部23は、左画像PL1および右画像PR1と、視差画像生成部22により生成された視差画像PDとに基づいて、車両10の前方の物体を認識するように構成される。そして、物体認識部23は、その認識結果についてのデータを出力するようになっている。
この構成により、画像処理装置1では、補正マップデータML,MRを用いて、ステレオ画像PICに含まれる左画像PLおよび右画像PRを、フロントガラス100による画像歪みを低減するように補正することにより、左画像PL1および右画像PR1を生成する。これにより、画像処理装置1では、左画像PL1および右画像PR1の画質を高めることができるようになっている。
ここで、画像補正部21は、本開示における「画像補正部」の一具体例に対応する。視差画像生成部22は、本開示における「画像処理部」の一具体例に対応する。例えば、左カメラ11Lは、本開示における「第1の撮像部」の一具体例に対応し、フロントガラス100における左カメラ11Lの撮像面の前方のガラス部分は、本開示における「第1の光透過部材」の一具体例に対応し、左画像PLは、本開示における「第1の撮像画像」の一具体例に対応し、補正マップデータMLは、本開示における「第1の補正マップデータ」の一具体例に対応し、マップデータML1は、本開示における「第1のマップデータ」の一具体例に対応し、マップデータML2は、本開示における「第2のマップデータ」の一具体例に対応し、左画像PL1は、本開示における「第1の画像」の一具体例に対応する。例えば、右カメラ11Rは、本開示における「第2の撮像部」の一具体例に対応し、フロントガラス100における右カメラ11Rの撮像面の前方のガラス部分は、本開示における「第2の光透過部材」の一具体例に対応し、右画像PRは、本開示における「第2の撮像画像」の一具体例に対応し、補正マップデータMRは、本開示における「第2の補正マップデータ」の一具体例に対応し、右画像PR1は、本開示における「第2の画像」の一具体例に対応する。
[動作および作用]
続いて、本実施の形態の画像処理装置1の動作および作用について説明する。
(全体動作概要)
まず、図1を参照して、画像処理装置1の全体動作概要を説明する。ステレオカメラ11は、車両10の前方を撮像することにより、左画像PLおよび右画像PRを含むステレオ画像PICを生成する。処理部20において、画像補正部21は、補正マップデータML,MRを用いて、ステレオ画像PICに含まれる左画像PLおよび右画像PRを、フロントガラス100による画像歪みを低減するように補正することにより、左画像PL1および右画像PR1を生成する。視差画像生成部22は、左画像PL1および右画像PR1に基づいて、ステレオマッチング処理やフィルタリング処理などを含む所定の画像処理を行うことにより、視差画像PDを生成する。物体認識部23は、左画像PL1および右画像PR1と、視差画像生成部22により生成された視差画像PDとに基づいて、車両10の前方の物体を認識する。
(詳細動作)
画像補正部21は、補正マップデータML,MRを用いて、ステレオ画像PICに含まれる左画像PLおよび右画像PRを、フロントガラス100による画像歪みを低減するように補正することにより、左画像PL1および右画像PR1を生成する。具体的には、画像補正部21は、補正マップデータML(マップデータML1,ML2)を用いて、左画像PLを補正することにより左画像PL1を生成し、補正マップデータMR(マップデータMR1,MR2)を用いて、右画像PRを補正することにより右画像PR1を生成する。
以下に、一例として、画像補正部21の動作について、左画像PLに対する補正処理を例に挙げて説明する。この例では、画像補正部21は、説明の便宜上、補正マップデータMLのうちのマップデータML1を用いて、横方向(X方向)の画像歪みを低減するように左画像PLを補正することにより、左画像PL1を生成する。
図3は、フロントガラス100による左画像PLにおける横方向(X方向)の画像歪みの歪値を示す歪特性A1の一例を表すものである。図4は、マップデータML1における補正特性A2の一例を表すものである。図5は、マップデータML1を用いて補正された後の左画像PL1における横方向(X方向)の画像歪みの歪値を示す歪特性A3の一例を表すものである。図6は、車両10がある車速で走行している場合における、マップデータML1を用いて補正された後の左画像PL1における横方向(X方向)の画像歪みの歪値を示す歪特性A4の一例を表すものである。図3~6において、横軸は左画像PL,PL1におけるX方向の座標を示し、縦軸は左画像PL,PL1におけるY方向の座標を示す。図3,5,6は、各座標における横方向の画像歪みの歪値を、等高線を用いて示している。図3,5,6における数字は、画素を単位とした歪値を示す。具体的には、例えば“1”は右方向への1画素分のずれを示し、“2”は右方向への2画素分のずれを示す。また、例えば、“-1”は左方向への1画素分のずれを示し、“-2”は左方向への2画素分のずれを示す。図3,5,6において、網掛部は、歪値の絶対値が“1”以上の領域を示す。同様に、図4は、各座標における横方向の画像歪みに対する補正値を、等高線を用いて示している。図4における数字は、画素を単位とした補正値を示す。図4において、網掛部は、補正値の絶対値が“1”以上の領域を示す。なお、図3に示した歪特性A1は、説明の便宜上準備した疑似的な特性であり、実際の歪特性A1はより複雑な特性になり得る。
図3に示したように、この例では、フロントガラス100により、左画像PLの左上の歪領域D1において画像歪みが生じるとともに、左画像PLの右下の歪領域D2において画像歪みが生じる。歪領域D1における歪値は、ガウシアン形状の歪分布を有し、歪値の最大値は“6”である。歪領域D2における歪値は、矩形状の歪分布を有する。すなわち、歪領域D2の外周部では歪値の変化量が大きく、歪領域D2の内部では歪値は一定である。歪領域D2における歪値の最大値は“6”である。
このようなフロントガラス100による画像歪みを低減するため、画像補正部21には、あらかじめ、図4に示した補正特性A2を有するマップデータML1が記憶されている。この例では、マップデータML1には、左上において、歪領域D1に対応する位置に補正領域C1を設けるとともに、右下において、歪領域D2に対応する位置に補正領域C2を設けている。補正領域C1における補正値は、歪領域D1における歪値とほぼ同じであり、補正値の最大値は“6”である。補正領域C2は、歪領域D2を含み、歪領域D2より広く設定される。この例では、この補正領域C2における補正値の最大値は“3”であり、歪領域D2における歪値の最大値(“6”)の半値である。
画像補正部21は、左画像PLに対して、マップデータML1を用いて補正を行う。例えば、図3に示したように、左画像PLの歪領域D1では、歪値が正の値を有しているので、左画像PLにおける画素値の位置が右方向にずれている。よって、画像補正部21は、左画像PLにおける、この歪領域D1に対応する補正領域C1での画素値の位置を、図4に示したマップデータML1の補正領域C1の補正値を用いて、画素単位で、その補正値の分だけ左方向にずらすように補正を行う。同様に、図3に示したように、左画像PLの歪領域D2では、画素値の位置が右方向にずれているので、画像補正部21は、左画像PLにおける、この歪領域D2を含む補正領域C2での画素値の位置を、図4に示したマップデータML1の補正領域C2の補正値を用いて、画素単位で、その補正値の分だけ左方向にずらすように補正を行う。これにより、図5に示したように、補正後の左画像PL1における歪特性A3では、歪領域D1における画像歪みはほぼ解消し、歪領域D2における歪値は低減する。すなわち、歪領域D2では、図3,5に示したように、歪値の絶対値の最大値は“6”から“3”に低減される。
上述したように、車両10が走行すると、例えば風圧などにより車両10の車体がゆがみ、フロントガラス100とステレオカメラ11との間の相対的な位置関係がずれることがあり得る。この場合には、図3に示した歪特性A1において、例えば、歪領域D1,D2の位置がずれ得る。この場合でも、図6に示したように、補正後の左画像PL1における歪特性A4では、歪領域D1,D2における歪値は低減する。すなわち、歪領域D1では、図3,6に示したように、歪値の絶対値の最大値は“6”から“1”程度に低減される。また、歪領域D2では、図3,6に示したように、歪値の絶対値の最大値は“6”から“3”に低減される。
この例では、画像補正部21は、補正マップデータMLのうちのマップデータML1を用いて、横方向(X方向)の画像歪みを低減するように左画像PLを補正したが、さらに、補正マップデータMLのうちのマップデータML2を用いて、縦方向(Y方向)の画像歪みを低減するように左画像PLを補正する。また、画像補正部21は、補正マップデータMRのうちのマップデータMR1を用いて、横方向(X方向)の画像歪みを低減するように右画像PRを補正し、補正マップデータMRのうちのマップデータMR2を用いて、縦方向(Y方向)の画像歪みを低減するように右画像PRを補正する。このようにして、画像補正部21は、左画像PLおよび右画像PRに対して補正処理を行うことにより、左画像PL1および右画像PR1を生成する。
そして、視差画像生成部22は、画像補正部21が生成した左画像PL1および右画像PR1に基づいて、ステレオマッチング処理やフィルタリング処理などを含む所定の画像処理を行うことにより、視差画像PDを生成する。
ここで、例えば、歪特性A1は、本開示における「歪特性」および「第1の歪特性」の一具体例に対応する。歪領域D2は、本開示における「歪領域」および「第1の歪領域」の一具体例に対応する。補正領域C2は、本開示における「補正領域」および「第1の補正領域」の一具体例に対応する。
このように、画像処理装置1では、補正マップデータMLを用いて、左画像PLを、フロントガラス100による画像歪みを低減するように補正することにより、左画像PL1を生成した。これにより、画像処理装置1では、左画像PL1における画像歪みを低減することができるので、画質を高めることができる。同様に、画像処理装置1では、補正マップデータMRを用いて、右画像PRを、フロントガラス100による画像歪みを低減するように補正することにより、右画像PR1を生成した。これにより、画像処理装置1では、右画像PR1における画像歪みを低減することができるので、画質を高めることができる。
特に、画像処理装置1では、マップデータML1を用いて横方向(X方向)の画像歪みを低減するように左画像PLを補正し、マップデータML2を用いて縦方向(Y方向)の画像歪みを低減するように左画像PLを補正した。また、マップデータMR1を用いて横方向の画像歪みを低減するように右画像PRを補正し、マップデータMR2を用いて縦方向の画像歪みを低減するように右画像PRを補正した。これにより、画像処理装置1では、左画像PL1および右画像PR1のそれぞれにおける、横方向の画像歪みおよび縦方向の画像歪みを低減することができるので、画質を高めることができる。その結果、画像処理装置1では、左画像PL1および右画像PR1の間の、ある被写体の縦方向の位置のずれが低減されるので、視差画像生成部22が視差画像PDを生成する際に、対応点を検出しやすくすることができる。また、画像処理装置1では、左画像PL1におけるその被写体の横方向の位置のずれが低減されるとともに、右画像PR1におけるその被写体の横方向の位置のずれが低減されるので、その被写体の視差を精度よく得ることができる。その結果、画像処理装置1では、視差画像PDの精度を高めることができる。
また、画像処理装置1では、フロントガラス100により、例えば左画像PLにおいて、歪値の変化量が大きい外周部を有する歪領域D2が生じる場合に、補正マップデータMLのマップデータML1において、その歪領域D2を含み、その歪領域D2より広い補正領域C2を設けるようにした。そして、補正領域C2における補正値の絶対値を、歪領域D2の内部における歪値の絶対値よりも小さい値に設定した。具体的には、この例では、補正領域C2における補正値の絶対値を、歪領域D2の内部における歪値の絶対値の半値と同じ値に設定した。右画像PRについても同様である。これにより、画像処理装置1では、例えば、フロントガラス100とステレオカメラ11との間の相対的な位置関係が変化した場合でも、図3,6に示したように、左画像PL1および右画像PR1における画像歪みを低減することができるので、画質を高めることができる。
すなわち、仮に、図7に示すように、フロントガラス100による左画像PLの歪特性A1とほぼ同様の補正特性A5を有するマップデータML1を用いた場合には、画像歪みの低減が不十分になる場合があり得る。図8は、このマップデータML1を用いて補正された後の左画像PL1における歪特性A6の一例を表すものであり、図9は、車両10がある車速で走行している場合における、このマップデータML1を用いて補正された後の左画像PL1における歪特性A7の一例を表すものである。例えば、フロントガラス100とステレオカメラ11との間の相対的な位置関係が維持されている場合には、図8に示したように、歪領域D1,D2における画像歪みはほぼ解消する。しかしながら、フロントガラス100とステレオカメラ11との間の相対的な位置関係が変化した場合には、図9に示したように、大きな画像歪みが残るおそれがある。この例では、歪領域D2における、歪値の絶対値の最大値は“6”である。
一方、画像処理装置1では、マップデータML1において、歪領域D2を含み、歪領域D2より広い補正領域C2を設け、補正領域C2における補正値の絶対値を、歪領域D2における歪値の絶対値よりも小さい値に設定した。これにより、例えば、フロントガラス100とステレオカメラ11との間の相対的な位置関係が変化した場合でも、図3,6に示したように、左画像PL1および右画像PR1における画像歪みを低減することができるので、画質を高めることができる。
(補正マップデータの生成方法)
次に、補正マップデータMLのマップデータML1を例に挙げて、補正マップデータの生成方法について詳細に説明する。なお、補正マップデータMLのマップデータML2、補正マップデータMRのマップデータMR1、補正マップデータMRのマップデータMR2についても同様である。
図10は、マップデータML1の生成方法の一例を表すものである。マップデータML1の生成に先立ち、フロントガラス100による左画像PLにおける横方向(X方向)の画像歪みの歪値を示す歪特性A1(図3)が、あらかじめ準備される。マップデータML1は、この歪特性A1に基づいて、この例ではパーソナルコンピュータなどの情報処理装置90を用いて以下のように生成される。
まず、情報処理装置90は、フロントガラス100による歪特性A1に基づいて、ラプラシアンフィルタ処理を行うことによりラプラシアンデータA8を生成する(ステップS11)。ラプラシアンフィルタ処理は、歪特性A1が示すデータに対して2次微分を行う処理である。情報処理装置90は、このラプラシアンフィルタ処理を行うことにより、エッジの勾配値についてのマップデータであるラプラシアンデータA8を生成する。
図11は、図3に示した歪特性A1に基づいて生成されたラプラシアンデータA8の一例を表すものである。この例では、ラプラシアンデータA8では、左上における、歪領域D1に対応する領域R1において、勾配値が“1”程度になっている。すなわち、図3に示した歪特性A1における歪領域D1での歪値はガウシアン形状の歪分布を有しているので、勾配値は小さい値になる。なお、勾配値が“1”程度の領域は、ガウシアン形状の歪分布における中腹付近の領域に対応している。また、ラプラシアンデータA8では、右下における、歪領域D2に対応する領域R2において、勾配値が“6”程度になっている。すなわち、図3に示した歪特性A1における歪領域D2での歪み値は、矩形状の歪分布を有しているので、歪領域D2の外周部において勾配値が大きい値になり、歪領域D2の内部において勾配値が“0”程度になる。
次に、情報処理装置90は、歪特性A1およびラプラシアンデータA8に基づいて、中間マップデータML1Aを生成する(ステップS12)。
図12は、このステップS12における処理の一具体例を表すものである。図13は、図12に示した処理の一例を表すものである。
まず、情報処理装置90は、ラプラシアンデータA8において、ウィンドウWを初期位置に設定する(ステップS21)。この例では、図13に示したように、ウィンドウW(ウィンドウW1)は、初期位置に設定される。この例では、初期位置は、ラプラシアンデータA8の左上の角付近である。ウィンドウWは、後述するように、ラプラシアンデータA8内において順次移動され、それぞれの位置において、以下に説明する処理が行われる。
次に、情報処理装置90は、ラプラシアンデータA8において、ウィンドウW内のすべての座標で勾配値がしきい値TH以下であるかどうかを確認する(ステップS22)。
ステップS22において、ウィンドウW内のすべての座標で勾配値がしきい値TH以下である場合(ステップS22において“Y”)には、情報処理装置90は、ウィンドウWは、ラプラシアンデータA8において、勾配値がしきい値THより大きい領域に囲まれているかどうかを確認する(ステップS23)。
ステップS23において、ウィンドウWは、勾配値がしきい値THより大きい領域に囲まれていない場合(ステップS23において“N”)には、情報処理装置90は、歪特性A1における、ウィンドウWの代表座標WCでの歪値に基づいて、中間マップデータML1Aにおけるその代表座標WCでの値を生成する(ステップS24)。代表座標WCは、例えばウィンドウWの中心座標にすることができる。そして、ステップS29に進む。
また、ステップS23において、ウィンドウWは、勾配値がしきい値THより大きい領域に囲まれている場合(ステップS23において“Y”)には、情報処理装置90は、歪特性A1における、ウィンドウWの代表座標WCでの歪値の半値に基づいて、中間マップデータML1Aにおけるその代表座標WCでの値を生成する(ステップS25)。そして、ステップS29に進む。
ステップS22において、ウィンドウW内のすべての座標で勾配値がしきい値TH以下ではない場合(ステップS22において“N”)には、ラプラシアンデータA8において、ウィンドウWには、勾配値がしきい値THより大きい領域があるので、情報処理装置90は、歪特性A1における、勾配値がしきい値THより大きい領域での歪値の平均値AVGを算出する(ステップS26)。そして、情報処理装置90は、その平均値AVGの半値に基づいて、中間マップデータML1AにおけるそのウィンドウWの代表座標WCでの値を生成する(ステップS27)。そして、ステップS28に進む。
そして、情報処理装置90は、ラプラシアンデータA8の全領域において、ウィンドウWの設定を終了したかどうかを確認する(ステップS28)。ウィンドウWの設定が終了していない場合(ステップS28において“N”)には、情報処理装置90は、ラプラシアンデータA8におけるウィンドウWの位置を変更し(ステップS29)、ステップS22に戻る。そして、ラプラシアンデータA8の全領域において、ウィンドウWを設定するまで、ステップS22~S29の動作を繰り返す。
ステップS29において、ウィンドウWの設定を終了した場合(ステップS29において“Y”)には、このフローは終了する。
例えば、図13に示したように、ウィンドウWが初期位置に設定されている場合には、そのウィンドウW(ウィンドウW1)内のすべての座標で勾配値はしきい値TH(例えば“3”程度)以下である(ステップS22において“Y”)。このウィンドウW1は、勾配値がしきい値THより大きい領域に囲まれていない(ステップS23において“N”)。よって、情報処理装置90は、図3に示した歪特性A1における、ウィンドウW1の代表座標WC(代表座標WC1)での歪値と同じ値を、中間マップデータML1Aにおけるその代表座標WC1での値として採用する(ステップS24)。
また、例えば、図13に示したように、ウィンドウWが領域R1に設定されている場合には、そのウィンドウW(ウィンドウW2)内のすべての座標で勾配値はしきい値TH以下である(ステップS22において“Y”)。このウィンドウW1は、勾配値がしきい値THより大きい領域に囲まれていない(ステップS23において“N”)。よって、情報処理装置90は、図3に示した歪特性A1における、ウィンドウW2の代表座標WC(代表座標WC2)での歪値(この例では“6”)と同じ値を、中間マップデータML1Aにおけるその代表座標WC2での値として採用する(ステップS24)。
また、例えば、図13に示したように、ウィンドウWが領域R2の端部を挟むように設定されている場合には、そのウィンドウW(ウィンドウW3)内のすべての座標で勾配値はしきい値TH以下ではない(ステップS22において“N”)。この場合、ラプラシアンデータA8において、ウィンドウW3には、勾配値がしきい値THより大きい領域がある。よって、情報処理装置90は、図3に示した歪特性A1における、勾配値がしきい値THより大きい領域での歪値の平均値AVG(この例では“6”)を算出し、その平均値AVGの半値(この例では“3”)と同じ値を、中間マップデータML1AにおけるそのウィンドウW3の代表座標WC(代表座標WC3)での値として採用する(ステップS26,S27)。
また、例えば、図13に示したように、ウィンドウWが領域R2の内部に設定されている場合には、そのウィンドウW(ウィンドウW4)内のすべての座標で勾配値はしきい値TH以下である(ステップS22において“Y”)。このウィンドウW4は、勾配値がしきい値THより大きい領域に囲まれている(ステップS23において“N”)。よって、情報処理装置90は、図3に示した歪特性A1における、ウィンドウW4の代表座標WC(代表座標WC4)での歪値(この例では“6”)の半値(この例では“3”)と同じ値を、中間マップデータML1Aにおけるその代表座標WC4での値として採用する(ステップS25)。
このようにして、情報処理装置90は、歪特性A1およびラプラシアンデータA8に基づいて、中間マップデータML1Aを生成する。
そして、図10に示したように、情報処理装置90は、中間マップデータML1Aに対して、マップデータの全領域を平滑化するローパスフィルタ処理を行うことにより、マップデータML1を生成する(ステップS13)。
このようにして、情報処理装置90は、フロントガラス100による左画像PLにおける横方向(X方向)の画像歪みについての歪特性A1に基づいてマップデータML1を生成する。同様に、情報処理装置90は、フロントガラス100による左画像PLにおける縦方向(Y方向)の画像歪みについての歪特性A1に基づいてマップデータML2を生成し、フロントガラス100による右画像PRにおける横方向の画像歪みについての歪特性A1に基づいてマップデータMR1を生成し、フロントガラス100による右画像PRにおける縦方向の画像歪みについての歪特性A1に基づいてマップデータML2を生成する。その結果、補正マップデータML(マップデータML1,ML2)が準備されるとともに、補正マップデータMR(マップデータMR1,MR2)が準備される。
[効果]
以上のように本実施の形態では、補正マップデータを用いて、フロントガラスによる左画像での画像歪みを低減するように左画像を補正するようにしたので、画質を高めることができる。同様に、補正マップデータを用いて、フロントガラスによる右画像での画像歪みを低減するように右画像を補正するようにしたので、画質を高めることができる。
本実施の形態では、フロントガラスにより、例えば左画像において、歪値の変化量が大きい外周部を有する歪領域が生じる場合に、マップデータにおいて、その歪領域を含み、その歪領域より広い補正領域を設けるとともに、その補正領域における補正値を、歪領域の内部における歪値よりも小さい値に設定した。右画像についても同様である。これにより、例えば、フロントガラスとステレオカメラとの間の相対的な位置関係が変化した場合でも、左画像および右画像における画像歪みを低減することができるので、画質を高めることができる。
以上、いくつかの実施の形態および変形例を挙げて本技術を説明したが、本技術はこれらの実施の形態等には限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態では、ステレオカメラ11が車両10の前方を撮像するようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば、車両10の側方や後方を撮像してもよい。この場合でも、処理部20は、左画像PLおよび右画像PRを、ステレオカメラ11の前方の光透過部材による画像歪みを低減するように補正することができる。
例えば、上記実施の形態では、図1に示したように、左カメラ11Lおよび右カメラ11Rを有するステレオカメラ11を設けたが、これに限定されるものではない。これに代えて、単一のカメラを設けてもよい。この場合でも、画像補正部は、そのカメラの撮像画像を、フロントガラス100による画像歪みを低減するように補正することができる。この場合、処理部は、例えば、補正された撮像画像に含まれる被写体の画像の大きさに基づいて、その被写体までの距離を算出することができる。
なお、本明細書中に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、また、他の効果があってもよい。
1…画像処理装置、11…ステレオカメラ、11L…左カメラ、11R…右カメラ、20…処理部、21…画像補正部、22…視差画像生成部、23…物体認識部、AVG…平均値、A1,A3,A4,A6,A7…歪特性、A2,A5…補正特性、A8…ラプラシアンデータ、C1,C2…補正領域、D1,D2…歪領域、ML,MR…補正マップデータ、ML1,ML2,MR1,MR2…マップデータ、PD…視差画像、PIC…ステレオ画像、PL,PL1…左画像、PR,PR1…右画像、TH…しきい値、W…ウィンドウ、WC…代表座標。

Claims (5)

  1. 第1の撮像部により生成された第1の撮像画像を、複数の補正値を含む第1の補正マップデータを用いて、前記第1の撮像部の撮像面の前方に設けられた第1の光透過部材による画像歪みを低減するように補正することにより第1の画像を生成する画像補正部と、
    前記第1の画像に基づいて所定の画像処理を行う画像処理部と
    を備え、
    前記第1の光透過部材による、前記第1の撮像画像における各位置での歪値を含む歪特性において、前記歪値の変化量が所定の変化量よりも大きい外周部を有する歪領域がある場合に、前記第1の補正マップデータは、前記歪領域を含み、前記歪領域より広い補正領域を有し、
    前記補正領域における前記補正値は、前記歪特性における前記歪領域の内部での前記歪値より小さい
    画像処理装置。
  2. 前記第1の撮像画像は複数の画素値を含み、
    前記第1の補正マップデータの前記複数の補正値は、前記第1の撮像画像の前記複数の画素値にそれぞれ対応し、
    前記画像補正部は、前記第1の撮像画像における前記複数の画素値の位置を、前記第1の補正マップデータにおける前記複数の補正値に応じてそれぞれ移動させることにより、前記第1の画像を生成する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記歪特性は、第1の方向の画像歪みの前記歪値である第1の歪値を含む第1の歪特性を含み、
    前記第1の補正マップデータは、前記第1の方向の画像歪みについての複数の第1の補正値を含む第1のマップデータを含み、
    前記第1の歪特性において、前記第1の歪値の変化量が前記所定の変化量よりも大きい第1の外周部を有する第1の歪領域がある場合に、前記第1のマップデータは、前記第1の歪領域を含み、前記第1の歪領域より広い第1の補正領域を有し、
    前記第1の補正領域における前記第1の補正値は、前記第1の歪特性における前記第1の歪領域の内部の前記第1の歪値よりも小さい
    請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記歪特性は、前記第1の方向と交差する第2の方向の画像歪みの前記歪値である第2の歪値を含む第2の歪特性を含み、
    前記第1の補正マップデータは、前記第2の方向の画像歪みについての複数の第2の補正値を含む第2のマップデータを含み、
    前記第2の歪特性において、前記第2の歪値の変化量が前記所定の変化量よりも大きい第2の外周部を有する第2の歪領域がある場合に、前記第2のマップデータは、前記第2の歪領域を含み、前記第2の歪領域より広い第2の補正領域を有し、
    前記第2の補正領域における前記第2の補正値は、前記第2の歪特性における前記第2の歪領域の内部の前記第2の歪値よりも小さい
    請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記画像補正部は、さらに、前記第1の撮像部と並設された第2の撮像部により生成された第2の撮像画像を、複数の補正値を含む第2の補正マップデータを用いて、前記第2の撮像部の撮像面の前方に設けられた第2の光透過部材における画像歪みを低減するように補正することにより第2の画像を生成し、
    前記画像処理部は、前記第1の画像および前記第2の画像に基づいて前記所定の画像処理を行い、
    前記所定の画像処理は、前記第1の画像および前記第2の画像に基づいて視差画像を生成する処理である
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
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