JP7324497B2 - 3次元測定器を用いた被測定体の測定方法 - Google Patents

3次元測定器を用いた被測定体の測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えば、プレス部品表面の3次元点データ群を取得する非接触式の3次元測定器を用いた部品の測定方法に関する。
従来より、例えば、繰り返し生産するプレス部品の品質を保証するために、プレス部品を定期的に抜き取るとともに抜き取ったプレス部品表面の3次元点データ群を非接触式の3次元測定器を用いて測定してプレス部品の精度を確認することが行われている。例えば、特許文献1に開示されている3次元測定器は、測定者が把持して操作する棒状のハンドル部を備え、該ハンドル部の一端には、カメラと照明部とが設けられる一方、ハンドル部の他端には、プレス部品の表面にパターン光を投影可能なパターン投影部が設けられている。測定の際、測定者は、プレス部品表面に多数の再帰反射ターゲットを無作為に貼り付けた後、プレス部品に対して照明部による照明光の投光とパターン投影部によるパターン光との投影とをそれぞれ行うとともにカメラの姿勢を複数回変更しながら複数枚の画像を取得し、その後、制御部にて各画像におけるパターン光の投影部分から得られる点データ群の位置を各再帰反射ターゲットの撮影部分から得られるデータを基に座標変換することによりプレス部品表面に対応する3次元点データ群を得るようになっている。
ところで、特許文献1の如き3次元測定器の場合、測定の際にプレス部品表面に多数の再帰反射ターゲットを貼り付ける必要があるため、測定後に再帰反射ターゲットを剥がし忘れて後工程に流出させてしまうと、そのプレス部品が後工程において不良品として扱われてしまうおそれがある。
これを回避するために、測定の際にプレス部品を載置する測定用台座の台座面に多数の再帰反射ターゲットを無作為に貼り付けるとともにプレス部品を台座面に載置し、パターン投影部によりパターン光が投影されたプレス部品表面と台座面に貼り付けられた再帰反射ターゲットとをカメラで同時に撮影して画像処理を行うことが考えられる。
特許第6429772号
しかし、再帰反射ターゲットが水平方向に延びる台座面にしか貼り付けられていないと、撮影画像に高さ方向に変化して位置する再帰反射ターゲットが写り込まなくなってしまい、得られた点データ群の位置を正確に座標変換できなくなってしまうおそれがある。
また、プレス部品を台座面に無造作においてもプレス部品表面の全ての領域について手間をかけることなく測定したいという要望もある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、後工程に不良品の流出を防ぐことができ、しかも、被測定体表面の全領域について手間をかけることなく測定できる3次元測定器を用いた測定方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、台座面の上側に互いに直交して延びる第1及び第2壁部を設け、第2壁部に対して第1壁部を移動可能にするとともに、第1及び第2壁部に多数の再帰反射ターゲットを貼り付け、被測定体を測定する際、当該被測定体と第1及び第2壁部の少なくとも一方とを同時にカメラで撮影するようにしたことを特徴とする。
具体的には、照明光を投光可能な照明部と、測定用台座の水平方向に延びる台座面に載置された被測定体の表面にパターン光を投影可能なパターン投影部と、上記照明部の照明光により照明されるとともに上記パターン投影部によりパターン光が投影された上記被測定体の表面及び上記測定用台座を撮影する少なくとも1つのカメラと、該カメラの姿勢を複数回変更しながら撮影された複数枚の、上記測定用台座に無作為に貼り付けられた多数の再帰反射ターゲット及び上記被測定体の画像から上記被測定体表面の3次元点データ群を取得する制御部と、を有する3次元測定器を用いた被測定体の測定方法を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明では、上記測定用台座は、上記台座面から上方に延び、当該台座面に載置された被測定体に対向する第1測定面を有する第1壁部と、上記台座面から上方に延び、且つ、上記第1壁部に対して直交方向に延び、上記台座面に載置された被測定体に対向する第2測定面を有する第2壁部とを備え、上記第1壁部は、上記第2壁部の上記第2測定面に沿って移動可能に構成され、上記台座面、上記第1測定面及び上記第2測定面には、多数の再帰反射ターゲットが無作為に貼り付けられ、測定者は、上記再帰反射ターゲットが貼り付けられていない上記被測定体を上記第2測定面に接近するように上記台座面に載置した後、上記第1壁部を上記第1測定面が上記被測定体に接近するように移動させ、上記被測定体の外周部の一部を測定する際、上記3次元測定器のカメラを上記被測定体及び上記台座面とともに上記第1測定面及び上記第2測定面の少なくとも一方が同時に写るような姿勢で撮影し、これら撮影にて取得した複数枚の画像から上記制御部の演算により3次元点データ群を取得するようになっていることを特徴とする。
第2の発明では、第1の発明において、上記再帰反射ターゲットが少なくとも一方の面に多数貼り付けられた第3壁部と、該第3壁部の一端から当該第3壁部と直交する方向に延び、且つ、上記再帰反射ターゲットが少なくとも一方の面に多数貼り付けられた第4壁部とからなるL字状プレートを1つ以上用意し、測定者は、上記被測定体の周縁部の一部を測定する際、上記台座面における上記被測定体に接近する位置に上記L字状プレートを載置し、上記3次元測定器のカメラを上記被測定体及び上記台座面とともに上記L字状プレートの上記各再帰反射ターゲットが貼り付けられた面が同時に写るような姿勢で撮影することを特徴とする。
第1の発明では、被測定体表面の測定をする際、各再帰反射ターゲットを被測定体表面に直接貼り付けないので、被測定体を後工程に引き渡す際に被測定体表面に再帰反射ターゲットが貼り付けたままになることがない。したがって、後工程に引き渡した被測定体が不良品として扱われるのを確実に防ぐことができる。また、3次元測定器を用いて被測定体表面をカメラで撮影する際、被測定体の外周部の一部を撮影するときにおいて被測定体及び台座面の各再帰反射ターゲットを撮影するのと同時に上方に延びる第1壁部及び第2壁部の少なくとも一方に上下に変化した位置となるように貼り付けた各再帰反射ターゲットを撮影するので、パターン光の投影部分から得られた情報に基づく点データ群の位置の座標変換が正確になされるようになる。したがって、被測定体表面に再帰反射ターゲットを貼らずとも被測定体表面の全領域を簡単に、且つ、正確に測定することができる。さらに、第1壁部を移動させることにより被測定体に対して第1壁部の位置を撮影に最適な位置にできるので、被測定体を台座面に無造作においても、被測定体表面の全領域を簡単に、且つ、精度良く測定することができる。
第2の発明では、被測定体の測定を行う際、被測定体を台座面に無造作に載置するとともに、第3壁部及び第4壁部に貼り付けられた各再帰反射ターゲットが被測定体の表面をカメラで撮影する際に同時に映り込むような最適な位置となるようにL字状プレートを置くことができるので、被測定体が様々な形状であったとしても被測定体表面の全領域を簡単に、且つ、精度良く測定することができる。
本発明の実施形態1に係る測定方法が適用される生産ラインのブロック図である。 本発明の実施形態1に係る測定方法を実施するための各装置を示す概略正面図である。 本発明の実施形態2における図2相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎない。
《発明の実施形態1》
図1は、本発明の実施形態1に係る生産ライン10を示す。該生産ライン10は、車両用のプレス部品1(被測定体)を製造する部品製造工程10aと、該部品製造工程10aで製造されたプレス部品1を検査する部品検査工程10bと、該部品検査工程10bを通過したプレス部品1と他の部品とを組み立てて完成品を得る部品組立工程10cとが順に配置されている。
部品検査工程10bには、図2に示すように、非接触式の3次元測定器2と、上記プレス部品1を測定する際に当該プレス部品1を載置する測定用台座3とが配置されている。尚、3次元測定器2の具体的な商品として、CREAFORM社製の「HANDYSCAN 3D」が挙げられる。
3次元測定器2は、測定者が把持して操作する棒状のハンドル部4と、プレス部品1を撮影する一対の撮影部5とを備え、各撮影部5は、ハンドル部4の各端部に設けられている。
撮影部5は、カメラ5aと、照明光L1を投光可能な照明部5bとを備え、該照明部5bは、カメラ5aのレンズ周縁を環状に延びる形状になっている。
そして、各撮影部5は、ハンドル部4と交差する方向で、且つ、同方向に向いた姿勢になっている。
ハンドル部4の中途部には、カメラ5aの撮影方向と略同方向にパターン光L2を照射可能なパターン投影部6が設けられている。
該パターン投影部6は、プレス部品1の表面にパターン光L2を投影可能になっていて、投影されたパターン光L2は、カメラ5aで撮影されるようになっている。
ハンドル部4には、ケーブル20aにより情報処理端末20が接続され、該情報処理端末20には、3次元測定器2を制御する制御部20bが内蔵されている。
測定用台座3は、長方形板状をなし、水平方向延びる台座面7aを有する台座プレート7と、該台座プレート7下面の各隅部から下方に延びる4つの脚部11とを備え、台座面7aには、プレス部品1が載置されている。
また、測定用台座3は、台座面7aから上方に延び、且つ、台座プレート7の短辺に沿って延びる第1壁部8と、台座面7aから上方に延び、且つ、台座プレート7の長辺に沿って延びる第2壁部9とを備え、該第2壁部9は、台座面7aの外周縁部上に位置している。
第1壁部8は、第2壁部9に対して直交する方向に延びていて、第2測定面に沿って移動可能に構成されている。例えば、図示しないが、第1壁部8の下部に着脱部が設けられ、当該着脱部により第1壁部8を台座面7aから一度切り離して移動させた後、再度取り付けたり、或いは、台座面7aにスライドレールを設ける一方、第1壁部8の下面にスライドレールにスライド可能に嵌合するスライダを設けるようにしてもよい。
第1壁部8における台座面7aに載置されたプレス部品1に対向する側には、第1測定面8aが形成される一方、第2壁部9における台座面7aに載置されたプレス部品1に対向する側には、第2測定面9aが形成されている。
台座面7a、第1測定面8a及び第2測定面9aには、多数の再帰反射ターゲット12が無作為に貼り付けられていて、照明光L1が各再帰反射ターゲット12にて反射する光は、カメラ5aで撮影されるようになっている。
各カメラ5aにより撮影された複数の画像は、ケーブル20aを介して制御部20bに取り込まれ、該制御部20bは、各画像を処理してプレス部品1表面に対応する3次元点データ群を取得するようになっている。
次に、3次元測定器2を用いたプレス部品1の測定方法について詳述する。
まず、測定者は、繰り返し生産するプレス部品1から1つ抜き取り、測定用台座3の台座面7aに載置する。このとき、プレス部品1は、第2壁部9に適度に接近した位置に載置する。
次いで、測定者は、第1壁部8を移動させ、当該第1壁部8がプレス部品1に適度に接近した位置となるように固定する。
しかる後、測定者は、3次元測定器2の電源を入れ、ハンドル部4を把持して撮影開始ボタンを押す。そして、パターン投影部6によりプレス部品1の表面にパターン光L2を投影するとともに各撮影部5の照明部5bによりプレス部品1の表面とその周辺を照明光L1で照明し、プレス部品1表面とその周辺の台座面7aとを中心に各カメラ5aで複数回撮影する。カメラ5aによりプレス部品1の外周部の一部を撮影する際、照明部5bにより台座面7a、第1測定面8a及び第2測定面9aの各再帰反射ターゲット12を照明光L1で照明し、且つ、プレス部品1の表面だけでなく第1壁部8及び第2壁部9の少なくとも一方と台座面7aとにできるだけ跨るような姿勢において各カメラ5aでプレス部品1を複数回撮影する。
その後、測定者は、情報処理端末20の画面において、制御部20bの処理により取得した画像からプレス部品1の全領域に対応する3次元点データ群が得られたことを確認すると、測定を終了する。
以上より、本発明の実施形態1によると、プレス部品1表面の測定をする際、各再帰反射ターゲット12をプレス部品1表面に直接貼り付けないので、プレス部品1を部品組立工程10cに引き渡す際にプレス部品1表面に再帰反射ターゲット12が貼り付けたままになることがない。したがって、部品組立工程10cに引き渡したプレス部品1が不良品として扱われるのを確実に防ぐことができる。
また、3次元測定器2を用いてプレス部品1表面をカメラ5aで撮影する際、プレス部品1の外周部の一部を撮影するときにおいてプレス部品1及び台座面7aの各再帰反射ターゲット12を撮影するのと同時に上方に延びる第1壁部8及び第2壁部9の少なくとも一方に上下に変化した位置となるように貼り付けた各再帰反射ターゲット12を撮影するので、パターン光L2の投影部分から得られた情報に基づく点データ群の位置の座標変換が正確になされるようになる。したがって、プレス部品1表面に再帰反射ターゲット12を貼らずともプレス部品1表面の全領域を簡単に、且つ、正確に測定することができる。
さらに、第1壁部8を移動させることによりプレス部品1に対して第1壁部8の位置を撮影に最適な位置にできるので、プレス部品1を台座面7aに無造作においても、プレス部品1表面の全領域を簡単に、且つ、精度良く測定することができる。
《発明の実施形態2》
図3は、本発明の実施形態2に係る3次元測定器2及び測定用台座3を示す。この実施形態2では、プレス部品1を撮影する際にL字状プレート13を用いる点が実施形態1と異なるだけでその他は実施形態1と同じであるため、以下、実施形態1と異なる部分のみを説明する。
L字状プレート13は、一枚の金属プレートを折り曲げて形成したものであり、長方形板状をなす第3壁部13aと、該第3壁部13aの一端から当該第3壁部13aと直交する方向に延びる第4壁部13bとを備えている。
第3壁部13aの第4壁部13bとは反対側の面には、多数の再帰反射ターゲット12が無作為に貼られている。
また、第4壁部13bの第3壁部13aとは反対側の面には、多数の再帰反射ターゲット12が無作為に貼られている。
次に、3次元測定器2を用いたプレス部品1の測定について詳述する。
まず、測定者は、繰り返し生産するプレス部品1から1つ抜き取り、測定用台座3の台座面7aに載置する。
次いで、測定者は、L字状プレート13を用意し、台座面7aにおけるプレス部品1に適度に接近した位置にL字状プレート13を載置する。図3の場合、L字状プレート13を2つ用意し、1つ目のL字状プレート13を第3壁部13aの長手方向が上方に延びるように台座面7aに載置し、2つ目のL字状プレート13を第3壁部13aの長手方向が水平方向に延びるように台座面7aに載置している。このとき、1つ目のL字状プレート13の第3壁部13aにおける各再帰反射ターゲット12が貼り付けられた面をプレス部品1側にし、2つ目のL字状プレート13の第3壁部13a及び第4壁部13bにおける各再帰反射ターゲット12が貼り付けられた面をプレス部品1側にしている。
しかる後、測定者は、3次元測定器2の電源を入れ、ハンドル部4を把持して撮影開始ボタンを押す。そして、パターン投影部6によりプレス部品1の表面にパターン光L2を投影するとともに各撮影部5の照明部5bによりプレス部品1の表面とその周辺を照明光L1で照明し、プレス部品1表面とその周辺の台座面7aとを中心に各カメラ5aで複数回撮影する。カメラ5aによる撮影の際、照明部5bにより第3壁部13a及び第4壁部13bの各再帰反射ターゲット12を照明光L1で照明し、且つ、プレス部品1の表面だけでなく第3壁部13a及び第4壁部13bの少なくとも一方も映り込むような姿勢において各カメラ5aでプレス部品1を複数回撮影する。
その後、測定者は、情報処理端末20の画面において、制御部20bの処理により各画像からプレス部品1の全領域に対応する3次元点データ群が得られたことを確認すると、測定を終了する。
以上より、本発明の実施形態2によると、プレス部品1の測定を行う際、プレス部品1を台座面7aに無造作に載置するとともに、第3壁部13a及び第4壁部13bに貼り付けられた各再帰反射ターゲット12がプレス部品1の表面をカメラ5aで撮影する際に同時に映り込むような最適な位置となるようにL字状プレート13を置くことができるので、プレス部品1が様々な形状であったとしてもプレス部品1表面の全領域を簡単に、且つ、精度良く測定することができる。
尚、本発明の実施形態1,2では、ハンドル部4の両端に撮影部5が設けられた3次元測定器2を用いて2か所を同時に撮影しているが、これに限らず、例えば、ハンドル部4の一端に撮影部5が設けられる一方、他端にパターン投影部6が設けられた特許文献1に開示されているような3次元測定器2を用いて撮影をしてもよい。
また、本発明の実施形態2では、L字状プレート13の一方の面に各再帰反射ターゲット12を貼り付けた状態になっているが、これに限らず、例えば、L字状プレート13の他方の面に各再帰反射ターゲット12を貼り付けた状態になっていてもよいし、L字状プレート13の両方の面に各再帰反射ターゲット12を貼り付てもよい。
本発明は、例えば、プレス部品表面の3次元点データ群を取得する非接触式の3次元測定器を用いた部品の測定方法に適している。
1 プレス部品(被測定体)
2 3次元測定器
3 測定用台座
5a カメラ
5b 照明部
6 パターン投影部
7a 台座面
8 第1壁部
8a 第1測定面
9 第2壁部
9a 第2測定面
12 再帰反射ターゲット
13 L字状プレート
13a 第3壁部
13b 第4壁部
20b 制御部
L1 照明光
L2 パターン光

Claims (2)

  1. 照明光を投光可能な照明部と、測定用台座の水平方向に延びる台座面に載置された被測定体の表面にパターン光を投影可能なパターン投影部と、上記照明部の照明光により照明されるとともに上記パターン投影部によりパターン光が投影された上記被測定体の表面及び上記測定用台座を撮影する少なくとも1つのカメラと、該カメラの姿勢を複数回変更しながら撮影された複数枚の、上記測定用台座に無作為に貼り付けられた多数の再帰反射ターゲット及び上記被測定体の画像から上記被測定体表面の3次元点データ群を取得する制御部と、を有する3次元測定器を用いた被測定体の測定方法であって、
    上記測定用台座は、上記台座面から上方に延び、当該台座面に載置された被測定体に対向する第1測定面を有する第1壁部と、上記台座面から上方に延び、且つ、上記第1壁部に対して直交方向に延び、上記台座面に載置された被測定体に対向する第2測定面を有する第2壁部とを備え、上記第1壁部は、上記第2壁部の上記第2測定面に沿って移動可能に構成され、
    上記台座面、上記第1測定面及び上記第2測定面には、多数の再帰反射ターゲットが無作為に貼り付けられ、
    測定者は、上記再帰反射ターゲットが貼り付けられていない上記被測定体を上記第2測定面に接近するように上記台座面に載置した後、上記第1壁部を上記第1測定面が上記被測定体に接近するように移動させ、
    上記被測定体の外周部の一部を測定する際、上記3次元測定器のカメラを上記被測定体及び上記台座面とともに上記第1測定面及び上記第2測定面の少なくとも一方が同時に写るような姿勢で撮影し、これら撮影にて取得した複数枚の画像から上記制御部の演算により3次元点データ群を取得するようになっていることを特徴とする3次元測定器を用いた被測定体の測定方法。
  2. 請求項1に記載の3次元測定器を用いた被測定体の測定方法において、
    上記再帰反射ターゲットが少なくとも一方の面に多数貼り付けられた第3壁部と、該第3壁部の一端から当該第3壁部と直交する方向に延び、且つ、上記再帰反射ターゲットが少なくとも一方の面に多数貼り付けられた第4壁部とからなるL字状プレートを1つ以上用意し、
    測定者は、上記被測定体の周縁部の一部を測定する際、上記台座面における上記被測定体に接近する位置に上記L字状プレートを載置し、上記3次元測定器のカメラを上記被測定体及び上記台座面とともに上記L字状プレートの上記各再帰反射ターゲットが貼り付けられた面が同時に写るような姿勢で撮影することを特徴とする3次元測定器を用いた被測定体の測定方法。
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