JP7324350B1 - 情報処理装置、測位機器、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、測位機器、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

Figure 0007324350000001
【課題】測位サービスを実施するサーバの負荷を軽減する。
【解決手段】情報処理装置1は、測位する対象である対象機器2から、対象機器2の位置を示す機器位置情報と、当該位置を補正するための補正情報を提供するサービスにおける対象機器2の認証に用いられ、対象機器2を示す機器情報を含む認証情報とを受信する位置情報受信部132と、受信した認証情報に基づいて、サービスを提供するサーバ4に機器位置情報を送信するかを判定する判定部133と、機器位置情報をサーバ4に送信すると判定されると、受信した機器位置情報をサーバ4に送信する位置情報送信部134と、サーバ4から機器位置情報に対応する補正情報を受信する補正情報受信部135と、受信した補正情報を対象機器2に送信する補正情報送信部136と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、測位機器、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来、位置を測定する対象機器が、衛星測位システムによる測位情報を取得するとともに、当該対象機器の近傍に設けられている電子基準点における測位情報を補正するための補正情報を取得し、測位情報のみに基づいて測位を行うよりも高精度に測位を行うRTK(Real Time Kinematic)が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2005-069754号公報
RTKを利用する場合、対象機器は、補正情報を出力する測位サービスを提供するサーバに対して、対象機器のユーザを識別するためのIDとパスワードとを認証情報として送信し、サーバにおいて認証に成功したことに応じて、サーバから補正情報を取得する。
従来のサービスでは、対象機器がIDとパスワードとを認証情報としてサーバに送信することにより、どのような対象機器であっても測位サービスを利用することができる。これにより、ユーザが様々な対象機器でサーバにアクセスし、結果としてサーバにおいて負荷がかかるという問題が生じていた。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、測位サービスを実施するサーバの負荷を軽減することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る情報処理装置は、測位する対象である対象機器から、前記対象機器の位置を示す機器位置情報と、前記位置を補正するための補正情報を提供するサービスにおける前記対象機器の認証に用いられ、前記対象機器を示す機器情報を含む認証情報とを受信する位置情報受信部と、前記認証情報に基づいて、前記サービスを提供するサーバに前記機器位置情報を送信するかを判定する判定部と、前記判定部が前記機器位置情報を前記サーバに送信すると判定すると、受信した前記機器位置情報を前記サーバに送信する位置情報送信部と、前記サーバから前記機器位置情報に対応する前記補正情報を受信する補正情報受信部と、受信した前記補正情報を前記対象機器に送信する補正情報送信部と、を有する。
前記位置情報受信部は、前記機器位置情報と前記認証情報とを含む前記補正情報の取得要求を受信することにより、前記機器位置情報と前記認証情報とを受信し、前記位置情報送信部は、前記判定部が前記機器位置情報を前記サーバに送信すると判定すると、前記認証情報とともに受信した前記機器位置情報を前記サーバに送信してもよい。
前記位置情報受信部は、前記対象機器の前記機器情報として、前記対象機器の型式、前記対象機器の種別、前記対象機器の製造番号、及び前記対象機器において測位に用いられるソフトウェアを示すソフトウェア情報の少なくともいずれかを含む前記認証情報を受信し、前記判定部は、前記認証情報に含まれる前記対象機器の型式、前記対象機器の種別、前記対象機器の製造番号及び前記ソフトウェア情報の少なくともいずれかに基づいて、前記機器位置情報を前記サーバに送信するかを判定してもよい。
前記判定部は、前記補正情報の送信を許可する対象機器に対応する機器情報を記憶する記憶部を参照し、前記認証情報に含まれる前記機器情報が前記記憶部に記憶されていると判定すると、前記機器位置情報を前記サーバに送信すると判定してもよい。
前記判定部は、前記対象機器の通信ネットワーク上のアドレスを示すアドレス情報を特定し、前記アドレス情報にさらに基づいて、前記機器位置情報を前記サーバに送信するかを判定してもよい。
前記判定部は、前記対象機器と、前記対象機器が使用する通信キャリアとを関連付けた情報を参照することにより前記対象機器が通信に用いる通信キャリアを特定し、特定した通信キャリアに基づいて前記機器位置情報を前記サーバに送信するかを判定してもよい。
前記位置情報受信部は、前記対象機器から前記機器位置情報を複数の異なる時刻に複数受信し、前記判定部は、前記対象機器から受信した複数の前記機器位置情報それぞれが示す位置の変化量に基づいて、前記機器位置情報を前記サーバに送信するかを判定してもよい。
前記位置情報受信部は、前記対象機器から前記機器位置情報を複数の異なる時刻に受信し、前記情報処理装置は、前記対象機器から受信した複数の前記機器位置情報それぞれが示す位置の変化量に基づいて前記対象機器のユーザによる前記補正情報を提供するサービスの利用形態を特定し、特定した前記利用形態に基づいて、前記補正情報を提供するサービスの利用に対して前記対象機器のユーザに請求する利用料を決定する決定部をさらに有してもよい。
前記位置情報受信部は、前記対象機器から前記機器位置情報を複数の異なる時刻に複数受信し、前記情報処理装置は、所定期間における前記対象機器からの前記機器位置情報の受信頻度に基づいて、前記補正情報を提供するサービスの利用に対して前記対象機器のユーザに請求する利用料を決定する決定部をさらに有してもよい。
前記位置情報受信部、前記位置情報送信部、前記補正情報受信部及び前記補正情報送信部は、同一のプロトコルを用いて情報を送受信してもよい。
本発明の第2の態様に係る測位機器は、測位を行う対象の測位機器であって、自身の位置を示す機器位置情報を取得する位置情報取得部と、取得した機器位置情報と、前記機器位置情報が示す位置を補正するための補正情報を提供するサービスにおける前記測位機器の認証に用いられ、前記測位機器を示す機器情報を含む認証情報とを、前記サービスを提供するサーバと前記測位機器との通信を中継する情報処理装置に送信する送信部と、前記サーバから提供される前記補正情報を前記情報処理装置から受信する受信部と、受信した前記補正情報に基づいて前記機器位置情報が示す位置を補正する補正部と、を有する。
前記送信部及び受信部は、同一のプロトコルを用いて情報を送受信してもよい。
本発明の第3の態様に係る情報処理システムは、測位を行う対象である対象機器と、情報処理装置とを有する情報処理システムであって、前記対象機器は、自身の位置を示す機器位置情報を取得する位置情報取得部と、取得した前記機器位置情報と、前記機器位置情報が示す位置を補正するための補正情報を提供するサービスにおける前記対象機器の認証に用いられ、前記対象機器を示す機器情報を含む認証情報とを、前記サービスを提供するサーバと前記対象機器との通信を中継する前記情報処理装置に送信する送信部と、前記サーバから提供される前記補正情報を前記情報処理装置から受信する受信部と、受信した前記補正情報に基づいて前記機器位置情報が示す位置を補正する補正部と、を有し、前記情報処理装置は、前記対象機器から、前記機器位置情報と、前記認証情報とを受信する位置情報受信部と、前記認証情報に基づいて、前記サーバに前記機器位置情報を送信するかを判定する判定部と、前記判定部が前記機器位置情報を前記サーバに送信すると判定すると、受信した前記機器位置情報を前記サーバに送信する位置情報送信部と、前記サーバから前記機器位置情報に対応する前記補正情報を受信する補正情報受信部と、受信した前記補正情報を前記対象機器に送信する補正情報送信部と、を有する。
本発明の第4の態様に係る情報処理方法は、コンピュータが実行する、測位する対象である対象機器から、前記対象機器の位置を示す機器位置情報と、前記位置を補正するための補正情報を提供するサービスにおける前記対象機器の認証に用いられ、前記対象機器を示す機器情報を含む認証情報とを受信するステップと、前記認証情報に基づいて、前記サービスを提供するサーバに前記機器位置情報を送信するかを判定するステップと、前記機器位置情報を前記サーバに送信すると判定すると、受信した前記機器位置情報を前記サーバに送信するステップと、前記サーバから前記機器位置情報に対応する前記補正情報を受信するステップと、受信した前記補正情報を前記対象機器に送信するステップと、を有する。
本発明の第5の態様に係るプログラムは、コンピュータを、測位する対象である対象機器から、前記対象機器の位置を示す機器位置情報と、前記位置を補正するための補正情報を提供するサービスにおける前記対象機器の認証に用いられ、前記対象機器を示す機器情報を含む認証情報とを受信する位置情報受信部、前記認証情報に基づいて、前記サービスを提供するサーバに前記機器位置情報を送信するかを判定する判定部、前記判定部が前記機器位置情報を前記サーバに送信すると判定すると、受信した前記機器位置情報を前記サーバに送信する位置情報送信部、前記サーバから前記機器位置情報に対応する前記補正情報を受信する補正情報受信部、及び、受信した前記補正情報を前記対象機器に送信する補正情報送信部、として機能させる。
本発明によれば、測位サービスを実施するサーバの負荷を軽減することができるという効果を奏する。
測位システムの概要を示す図である。 情報処理装置の機能構成を示す図である。 条件情報の一例を示す図である。 対象機器の機能構成を示す図である。 測位システムにおいて機器位置情報を補正する処理の流れを示すシーケンス図である。
[情報処理装置1の概要]
図1は、測位システムSの概要を示す図である。測位システムSは、衛星測位システムを利用した測定された位置を補正するための補正情報を、測位を行う対象の機器に送信するためのシステムである。
測位システムSは、情報処理装置1と、対象機器2と、ユーザ端末3と、サーバ4とを有する。情報処理装置1は、ユーザ端末3及びサーバ4とインターネットや無線LAN(Local Area Network)等の通信ネットワークを介して通信可能に接続されており、ユーザ端末3と、サーバ4との中継を行うコンピュータである。
対象機器2は、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)を利用して位置を測定する機能を有するドローン等の飛行装置2Aや受信機2B等の測位機器である。ユーザ端末3は、例えば無線LAN等の通信ネットワークを介して対象機器2と通信可能に接続されているとともに、LTE(Long Term Evolution)等の携帯電話機の無線通信回線を介して情報処理装置1と通信可能に接続されている対象機器2の操作端末3Aや、スマートフォン等の通信端末3Bである。
サーバ4は、GNSSを利用して測定された対象機器2の位置の誤差を補正するための補正情報を提供する測位サービスを提供するためのサーバである。サーバ4は、例えば、国土地理院や当該測位サービスを提供する事業者が運用する電子基準点5のうち、対象機器2の位置の近傍に設けられている電子基準点5において観測された位置に基づいて、対象機器2の位置を補正するための補正情報を生成し、当該補正情報を提供する。
本実施の形態において、情報処理装置1は、対象機器2と接続されているユーザ端末3を介して、対象機器2から、対象機器の位置を示す機器位置情報と、測位サービスにおける対象機器の認証に用いられ、対象機器を示す機器情報を含む認証情報とを受信する(図1における(1))。
情報処理装置1は、受信した認証情報に基づいて、サーバ4に機器位置情報を送信するかを判定する(図1における(2))。情報処理装置1は、機器位置情報をサーバ4に送信すると判定すると、受信した機器位置情報をサーバ4に送信する(図1における(3))。
サーバ4は、機器位置情報を受信すると、当該機器位置情報が示す位置に対応する補正情報を生成して情報処理装置1に送信する(図1における(4))。情報処理装置1は、サーバ4から受信した補正情報を、ユーザ端末3を介して、機器位置情報を送信した対象機器2に送信する(図1における(5))。対象機器2は、補正情報に基づいて機器位置情報が示す位置を補正する。
このようにすることで、情報処理装置1は、ユーザが特定の対象機器2を用いて測位を行っていることを条件として、当該対象機器2からサーバ4にアクセス可能にし、特定の対象機器2とは異なる対象機器に対応する機器位置情報がサーバ4に送信されないようにすることができるので、サーバ4の負荷を軽減することができる。
続いて、情報処理装置1の構成の詳細を説明する。なお、以下の説明において、対象機器2と情報処理装置1の間の通信は、ユーザ端末3を介して行うものとするが、ユーザ端末3を介して送受信するという記載を適宜省略するものとする。
[情報処理装置1の機能構成]
図2は、情報処理装置1の機能構成を示す図である。情報処理装置1は、通信部11と、記憶部12と、制御部13とを有する。
通信部11は、インターネットや携帯電話通信網等の通信ネットワークを介して対象機器2、ユーザ端末3、サーバ4とデータを送受信するための通信インターフェースである。
記憶部12は、各種のデータを記憶する記憶媒体であり、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスク、及びSSD(Solid State Drive)等を有する。記憶部12は、制御部13が実行するプログラムを記憶する。記憶部12は、制御部13を、登録部131、位置情報受信部132、判定部133、位置情報送信部134、補正情報受信部135、補正情報送信部136、及び決定部137として機能させるプログラムを記憶する。
また、記憶部12は、サーバ4に機器位置情報を送信するか否かの判定に用いる送信条件を示す条件情報を記憶する。図3は、条件情報の一例を示す図である。図3に示すように、条件情報は、機器位置情報を送信することを許可する対象機器2に対応する機器情報である、機器の種別、型式、製造番号、対象機器2において測位に用いられるソフトウェアを示す情報を含んでいる。条件情報に含まれる機器情報は、例えば、測位サービスを利用するユーザが測位サービスに利用する対象機器2の機器情報である。機器の種別は、例えば、対象機器がドローンであるか、徒歩で測量を行うための機器であるかを示す情報である。
例えば、対象機器2から受信した機器情報に含まれる機器の種別、型式、製造番号、ソフトウェアの組み合わせが、記憶部12に記憶されている条件情報と合致する場合に、情報処理装置1において、当該対象機器2から受信した機器位置情報をサーバ4に送信すると判定される。なお、図3に示す例において「*」は、条件として指定されていない状態、すなわち、ワイルドカードであることを示している。例えば、機器の種別が「ドローン」、型式が「A」、対象機器2の製造番号が「PKMMN」、「UUUHB」である場合、測位に用いられるソフトウェアがどのような製造番号及びソフトウェアであっても、対象機器2から受信した機器位置情報をサーバ4に送信すると判定されることとなる。また、機器の種別が「徒歩計測」であり、型式が「C」である場合、対象機器2の製造番号が「AB827」、「JNGH」等の指定された製造番号であるとともに、測位に用いられるソフトウェアが「x」であることを条件として、対象機器2から受信した機器位置情報をサーバ4に送信すると判定されることとなる。
制御部13は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部13は、記憶部12に記憶されたプログラムを実行することにより、登録部131、位置情報受信部132、判定部133、位置情報送信部134、補正情報受信部135、補正情報送信部136、及び決定部137として機能する。これらの機能の詳細については後述する。
[対象機器2の機能構成]
続いて、対象機器2の構成の詳細を説明する。図4は、対象機器2の機能構成を示す図である。対象機器2は、通信部21と、記憶部22と、制御部23とを有する。
通信部21は、無線LAN等の通信ネットワークを介してユーザ端末3とデータを送受信するための通信インターフェースである。なお、通信部21は、インターネットや携帯電話通信網等の通信ネットワークを介して情報処理装置1と通信するための通信インターフェースとして機能してもよい。
記憶部22は、各種のデータを記憶する記憶媒体であり、ROM、RAM、及びハードディスク、SSD等を有する。記憶部22は、制御部23が実行するプログラムを記憶する。記憶部22は、制御部23を、位置情報取得部231、送信部232、受信部233、及び補正部234として機能させるプログラムを記憶する。
制御部23は、例えばCPUである。制御部23は、記憶部22に記憶されたプログラムを実行することにより、位置情報取得部231、送信部232、受信部233、及び補正部234として機能する。
位置情報取得部231は、対象機器2の位置を示す機器位置情報を取得する。例えば、まず、対象機器2に設けられているGNSS衛星からの電波を受信する受信部(不図示)が、所定時間おきに複数のGNSS衛星から発信された電波を受信する。位置情報取得部231は、GNSS衛星から電波が発信されてから当該受信部が当該電波を受信するまでの時刻に基づいて、複数のGNSS衛星それぞれと、対象機器2との距離を測定する。位置情報取得部231は、複数のGNSS衛星それぞれと、対象機器2との距離に基づいて、対象機器2の位置を算出し、当該位置を示す機器位置情報を取得する。
なお、位置情報取得部231は、無線LANの基地局や携帯電話回線の基地局から通信部21が受信する電波の電波強度と、無線LANの基地局や携帯電話回線の基地局の位置とに基づいて対象機器2の位置を算出し、当該位置を示す機器位置情報を取得してもよい。また、位置情報取得部231は、これらの複数の基地局が対象機器2から受信した電波の電波強度に基づいて基地局側において算出した対象機器2の位置を示す機器位置情報を、通信部21を介して受信することにより、機器位置情報を取得してもよい。
送信部232は、位置情報取得部231が取得した機器位置情報と、測位サービスにおける測位の認証に用いられ、対象機器2を示す機器情報を含む認証情報とを、情報処理装置1に送信する。例えば、記憶部22には、認証情報と、情報処理装置1のアドレスを示すアドレス情報とが予め記憶されている。送信部232は、位置情報取得部231が機器位置情報を取得したことに加えて、記憶部22に記憶されている認証情報及び情報処理装置1のアドレス情報を取得する。送信部232は、当該機器位置情報と当該認証情報とを含む補正情報の取得要求を、ユーザ端末3を介して、アドレス情報が示す情報処理装置1に送信する。送信部232は、所定のプロトコルであるNTRIP(Networked Transport of RTCM via Internet Protocol)を用いて機器位置情報と、認証情報とを情報処理装置1に送信する。
認証情報には、測位サービスにおいて、対象機器2のユーザを識別するためのユーザIDと、サーバ4において当該ユーザの認証に用いられるパスワードと、対象機器2の機器情報とが含まれている。認証情報に含まれる対象機器2の機器情報には、対象機器2に対応する機器の種別、対象機器2の型式、製造番号、対象機器2が測位に用いるソフトウェアを示すソフトウェア情報の少なくともいずれかが含まれている。
なお、認証情報と、情報処理装置1のアドレス情報とは、ユーザ端末3に記憶されていてもよい。この場合、送信部232は、機器位置情報をユーザ端末3に送信する。そして、ユーザ端末3は、自身に記憶されている情報処理装置1のアドレス情報に基づいて、対象機器2から受信した機器位置情報と、自身に記憶されている認証情報とを、情報処理装置1に送信してもよい。
受信部233は、サーバ4から提供される補正情報を情報処理装置1から受信する。例えば、受信部233は、情報処理装置1において機器位置情報をサーバ4に送信すると判定され、機器位置情報がサーバ4に送信された後、ユーザ端末3及び情報処理装置1を介して、サーバ4から提供される補正情報を受信する。受信部233は、所定のプロトコルであるNTRIPを用いて情報処理装置1から補正情報を受信する。
補正部234は、受信部233が受信した補正情報に基づいて、位置情報取得部231が取得した機器位置情報が示す位置を補正する。これにより、対象機器2は、機器位置情報が示す位置を高精度な位置に補正することができる。補正部234は、補正された後の機器位置情報である補正後位置情報をユーザ端末3に送信してもよい。
[制御部13の各部の動作]
続いて、制御部13の各部の動作について説明する。制御部13は、記憶部12に対して条件情報を登録する処理、対象機器2とサーバ4との通信を中継する処理、ユーザによる測位サービスの利用に対する利用料を決定する処理を実行する。以下、これらの処理について順番に説明する。
[条件情報の登録]
まず、記憶部12に条件情報を登録する処理について説明する。登録部131は、条件情報の登録又は更新を受け付ける。例えば、登録部131は、機器位置情報をサーバ4に送信するか否かを管理する管理者が使用する管理者端末(不図示)から、条件情報の登録要求を受け付ける。登録要求には、サーバ4への機器位置情報の送信を許可する対象機器2に対応する機器情報が含まれている。登録要求に含まれている機器情報は、測位サービスを提供する事業者が定めた機器情報、又は測位サービスのユーザから予め受け付けた、当該ユーザが測位サービスに利用する対象機器2に対応する機器情報であってもよい。登録部131は、条件情報の登録要求を受け付けると、登録要求に含まれる機器情報を条件情報として記憶部12に記憶させる。また、登録部131は、記憶部12に記憶されている条件情報の更新を受け付ける。
[対象機器2とサーバ4との通信の中継]
続いて、対象機器2とサーバ4との通信の中継に係る制御部13の機能について説明する。位置情報受信部132、判定部133、位置情報送信部134、補正情報受信部135、及び補正情報送信部136は、協働することにより、対象機器2がサーバ4にアクセスする際のリバースプロキシとして機能するとともに、対象機器2とサーバ4との通信のフィルタリングを行う。
また、位置情報受信部132、位置情報送信部134、補正情報受信部135、及び補正情報送信部136は、所定のプロトコルであるNTRIPを用いて情報を送受信する。以下、位置情報受信部132、判定部133、位置情報送信部134、補正情報受信部135、及び補正情報送信部136の機能の詳細について説明する。
位置情報受信部132は、測位する対象である対象機器2から、対象機器2の位置を示す機器位置情報と、当該位置を補正するための補正情報を提供する測位サービスにおける対象機器の認証に用いられ、対象機器を示す機器情報を含む認証情報とを受信する。例えば、位置情報受信部132は、ユーザ端末3を介して、対象機器2から、機器位置情報と、認証情報とを含む補正情報の取得要求を受信することにより、機器位置情報と認証情報とを受信する。位置情報受信部132は、補正情報の取得要求を取得することにより、同じタイミングで機器位置情報と認証情報とのセットを受信することができる。
判定部133は、対象機器2から受信した認証情報に基づいて、測位サービスを提供するサーバ4に機器位置情報を送信するかを判定する。判定部133は、対象機器2から受信した認証情報に含まれる機器情報である、対象機器2の型式、対象機器2の機器の種別、対象機器2の製造番号及びソフトウェア情報の少なくともいずれかに基づいて、機器位置情報をサーバ4に送信するか否かを判定する。
具体的には、判定部133は、補正情報の送信を許可する対象機器2に対応する機器情報を示す、記憶部12に記憶されている条件情報を参照し、対象機器2から受信した認証情報に含まれる機器情報である、対象機器2の型式、対象機器2の機器の種別、対象機器2の製造番号及びソフトウェア情報の組み合わせに一致する条件情報が記憶されているか否かを判定する。判定部133は、一致する条件情報が記憶されていると判定すると、機器位置情報をサーバ4に送信すると判定し、一致する条件情報が記憶されていないと判定すると、機器位置情報をサーバ4に送信しないと判定する。
例えば、対象機器2から受信した認証情報に含まれる機器情報に含まれている対象機器2の型式が「A」、対象機器2の機器の種別が「ドローン」、対象機器2の製造番号が「PKMMN」、対象機器2において測位に用いられるソフトウェアが「x」であったとする。図3に示す例において、機器の種別が「ドローン」、型式が「A」、製造番号が「PKMMN」である場合、対象機器2において測位に用いられるソフトウェアに制限は設けられていないことから、判定部133は、受信した機器情報に含まれる、対象機器2の型式、対象機器2の機器の種別、対象機器2の製造番号及びソフトウェア情報の組み合わせに一致する条件情報が記憶されていると判定し、機器位置情報をサーバ4に送信すると判定する。なお、上述の例では、ソフトウェアにワイルドカードが設定され、ソフトウェアに制限が設けられていなかったが、製造番号にワイルドカードが設定されていてもよい。そして、判定部133が、対象機器2から受信した機器の種別、型式の組み合わせに一致する条件情報が記憶されている場合、受信した製造番号及びソフトウェアの内容に関わらず、機器位置情報をサーバ4に送信するようにしてもよい。
また、対象機器2から受信した認証情報に含まれる機器情報に含まれている対象機器2の型式が「C」、対象機器2の機器の種別が「徒歩計測」、対象機器2の製造番号が「AB827」、対象機器2において測位に用いられるソフトウェアが「z」であったとする。図3に示す例において、機器の種別が「徒歩計測」であり、型式が「C」である場合、測位に用いられるソフトウェアが「x」に制限されている。このため、判定部133は、受信した機器情報に含まれる、対象機器2の型式、対象機器2の機器の種別、対象機器2の製造番号及びソフトウェア情報の組み合わせに一致する条件情報が記憶されていないと判定し、機器位置情報をサーバ4に送信しないと判定する。
なお、判定部133は、記憶部12に記憶されている条件情報に対象機器2から受信した機器情報が記憶されているか否かを判定することにより、機器位置情報をサーバ4に送信するか否かを判定したが、これに限らない。判定部133は、対象機器2の通信ネットワーク上のアドレスを示すアドレス情報を特定し、アドレス情報に基づいて、機器位置情報をサーバ4に送信するか否かを判定してもよい。
この場合、例えば、記憶部12に、機器位置情報の送信を許可するアドレス情報を記憶させておく。アドレス情報は、IPアドレス又はホスト名である。判定部133は、対象機器2の通信ネットワーク上のアドレスを示すアドレス情報として、対象機器2に割り当てられているIPアドレス又はホスト名を特定する。判定部133は、特定したアドレス情報が記憶部12に記憶されている場合、機器位置情報をサーバ4に送信すると判定し、アドレス情報が記憶部12に記憶されていない場合、機器位置情報をサーバ4に送信しないと判定する。
また、判定部133は、対象機器2と、当該対象機器2が使用する通信キャリアとを関連付けた関連付け情報を参照することにより対象機器2が通信に用いる通信キャリアを特定し、特定した通信キャリアに基づいて、機器位置情報をサーバ4に送信するか否かを判定してもよい。
関連付け情報は、例えば、対象機器2のアドレス情報と、通信キャリアを示すキャリア情報とを関連付けた情報である。判定部133は、対象機器2の通信ネットワーク上のアドレスを示すアドレス情報を特定し、関連付け情報において、特定したアドレス情報に関連付けられているキャリア情報を特定することにより、対象機器2が通信に用いる通信キャリアを特定する。そして、判定部133は、特定した通信キャリアが、測位サービスにおいて利用が許可されている通信キャリアである場合に、機器位置情報をサーバ4に送信すると判定し、利用が許可されていない通信キャリアである場合に、機器位置情報をサーバ4に送信しないと判定する。
このようにすることで、情報処理装置1は、対象機器2が、測位サービスにおいて利用することが定められている所定の通信ネットワークや所定の通信キャリアを利用して通信を行っている場合に限定して、機器位置情報をサーバ4に送信することができるので、サーバ4の負荷を軽減することができる。また、情報処理装置1は、対象機器2が所定の通信キャリアを利用して通信を行っている場合に限定して、機器位置情報をサーバ4に送信するので、所定の通信キャリアの利便性が高まり、所定の通信キャリアの競争優位性を高めることができる。
また、判定部133は、対象機器2から複数の異なる時刻に受信する機器位置情報が示す位置の変化量に基づいて、機器位置情報をサーバ4に送信するか否かを判定してもよい。この場合、位置情報受信部132は、対象機器2から所定時間おきに機器位置情報を受信することにより、当該機器位置情報を複数の異なる時刻に受信する。
判定部133は、対象機器2から所定時間以内に受信した複数の機器位置情報それぞれが示す位置の変化量に基づいて、機器位置情報をサーバ4に送信するかを判定する。例えば、判定部133は、複数の機器位置情報それぞれが示す位置の変化量が所定の閾値を超える場合に、機器位置情報をサーバ4に送信すると判定し、所定の閾値を超えない場合に、機器位置情報をサーバ4に送信しないと判定する。このようにすることで、例えば、対象機器2の移動量が少ない場合や、対象機器2が移動していない場合に、機器位置情報をサーバ4に送信しないようにすることができるので、サーバ4の負荷を軽減することができる。
位置情報送信部134は、判定部133が機器位置情報をサーバ4に送信すると判定すると、受信した機器位置情報をサーバ4に送信する。例えば、位置情報送信部134は、判定部133が機器位置情報をサーバ4に送信すると判定すると、補正情報の取得要求に含まれる、認証情報に含まれるユーザID及びパスワードと、当該認証情報とともに受信した機器位置情報とをサーバ4に送信する。
サーバ4は、機器位置情報と、ユーザID及びパスワードとを情報処理装置1から受信すると、受信したユーザID及びパスワードに基づいてユーザが測位サービスを利用するユーザであるかの認証を行う。サーバ4は、ユーザの認証に成功すると、受信した機器位置情報が示す位置の近傍に設けられている電子基準点5を特定する。そして、サーバ4は、特定した電子基準点5において観測された位置に基づいて、機器位置情報が示す対象機器2の位置を補正するための補正情報を生成し、当該補正情報を情報処理装置1に送信する。サーバ4は、機器位置情報を受信したときに用いられたプロトコルと同一のプロトコル(NTRIP)を用いて、補正情報をサーバ4に送信する。なお、補正情報の生成方法については周知技術であることから詳細な説明を省略する。
補正情報受信部135は、位置情報送信部134がユーザID及びパスワードと、機器位置情報とをサーバ4に送信した後、サーバ4から当該機器位置情報に対応する補正情報を受信する。
補正情報送信部136は、受信した補正情報を対象機器2に送信する。例えば、補正情報送信部136は、補正情報受信部135がサーバ4から補正情報を受信したことに応じて、ユーザ端末3を介して、補正情報の取得要求の送信元の対象機器2に、当該補正情報を送信する。
[測位サービスの利用に対する利用料の決定]
続いて、測位サービスの利用に対する利用料の決定に係る制御部13の機能について説明する。決定部137は、対象機器2のユーザが測位サービスを利用したことに応じて当該ユーザに請求する利用料を決定する。
例えば、決定部137は、対象機器2から受信した複数の機器位置情報それぞれが示す位置の変化量に基づいて測位サービスの利用形態を特定する。例えば、決定部137は、対象機器2から受信した複数の機器位置情報それぞれが示す位置の変化量が第1の閾値未満の場合、測位サービスの利用形態を徒歩による利用と特定する。決定部137は、複数の機器位置情報それぞれが示す位置の変化量が第2の閾値以上の場合、測位サービスの利用形態を移動体による利用と特定する。また、決定部137は、複数の機器位置情報それぞれが示す位置の変化量が第1の閾値以上であり、第2の閾値未満の場合、徒歩、又はドローンや車両等の移動体により測位サービスを利用していると考えられることから、測位サービスの利用形態を徒歩及び移動体による利用と特定する。
決定部137は、特定した利用形態に基づいて、測位サービスの利用に対して対象機器2のユーザに請求する利用料を決定する。例えば、記憶部22に利用形態ごとの利用料を示す料金テーブルを記憶させておく。例えば、利用形態が飛行体等の移動体による利用である場合、移動体の駆動時間に制限があることから、利用形態が徒歩による利用よりも利用時間が短くなり、徒歩による利用に比べてサーバ4に掛かる負荷が少ないと考えられる。このため、利用形態が移動体による利用であるときの利用料は、利用形態が移動体及び徒歩による利用であるときの利用料、及び利用形態が徒歩による利用であるときの利用料に比べて低い金額に設定されている。決定部137は、当該料金テーブルを参照し、特定した利用形態に対応する利用料を特定することにより、利用料を決定する。このようにすることで、情報処理装置1は、使用機器の種類等に応じた適切な料金負担を可能とするとともに、ユーザに対して、利用効率が利用形態で利用することを促すことができる。
なお、決定部137は、測位サービスの利用形態に基づいてユーザに請求する利用料を決定したが、これに限らない。決定部137は、所定期間における対象機器2からの機器位置情報の受信頻度に基づいて、測位サービスの利用に対して対象機器2のユーザに請求する利用料を決定してもよい。例えば、決定部137は、対象機器2からの機器位置情報の受信頻度が高ければ高いほど、ユーザに請求する利用料が高くなるように利用料を決定してもよい。このようにすることで、例えば、測位サービスの利用頻度が少ないユーザは、測位サービスを気軽に利用することができる。
[動作シーケンス]
続いて、測位システムSにおける処理の流れについて説明する。図5は、測位システムSにおいて機器位置情報を補正する処理の流れを示すシーケンス図である。
まず、対象機器2の位置情報取得部231は、対象機器2の位置を示す機器位置情報を取得する(S1)。
続いて、送信部232は、記憶部22に記憶されている認証情報を取得し、取得した機器位置情報と認証情報とを情報処理装置1に送信する(S2)。情報処理装置1の位置情報受信部132は、対象機器2から機器位置情報と認証情報とを受信する。認証情報には、対象機器2を示す機器情報と、対象機器2のユーザのユーザIDと、パスワードとが含まれている。
続いて、情報処理装置1の判定部133は、対象機器2から受信した認証情報に基づいて、測位サービスを提供するサーバ4に機器位置情報を送信するかを判定する送信判定処理を行う(S3)。情報処理装置1の判定部133は、S3において機器位置情報をサーバ4に送信する判定されると、受信した認証情報に含まれるユーザID及びパスワードと、当該認証情報とともに受信した機器位置情報とをサーバ4に送信する(S4)。
サーバ4は、ユーザID及びパスワードと機器位置情報とを情報処理装置1から受信すると、受信したユーザID及びパスワードに基づいて認証処理を行う(S5)。サーバ4は、S5におけるユーザの認証に成功したことに応じて受信した機器位置情報に対応する補正情報を生成し(S6)、補正情報を情報処理装置1に送信する。
情報処理装置1の補正情報受信部135は、サーバ4から補正情報を受信する(S7)。補正情報送信部136は、補正情報受信部135が補正情報を受信すると、当該補正情報を、機器位置情報及び認証情報の送信元の対象機器2に送信する(S8)。
対象機器2の受信部233は、サーバ4から提供される補正情報を情報処理装置1から受信すると、受信した補正情報に基づいて、S1において取得された機器位置情報が示す位置を補正する(S9)。
[変形例1]
上述の実施の形態では、位置情報受信部132は、機器位置情報と認証情報とを含む補正情報の取得要求を受信することにより、機器位置情報と認証情報とを一度に受信したが、これに限らない。位置情報受信部132は、認証情報のみを含む補正情報の取得要求を受信してもよい。例えば、位置情報受信部132は、5秒に1回の割合で、機器位置情報と認証情報とを含む補正情報の取得要求を受信し、1秒に1回の割合で、認証情報のみを含む補正情報の取得要求を受信してもよい。この場合、位置情報送信部134は、判定部133が機器位置情報をサーバ4に送信すると判定すると、最後に受信した機器位置情報をサーバ4に送信するようにしてもよい。このようにすることで、対象機器2が機器位置情報の算出回数を減らすことができるので、対象機器2の負荷を軽減することができる。
[変形例2]
また、上述の実施の形態では、機器位置情報が示す位置を対象機器2が補正することとしたが、これに限らず、機器位置情報が示す位置を対象機器2とは異なる装置が補正してもよい。例えば、情報処理装置1又はユーザ端末3が、サーバ4から補正情報を受信したことに応じて、対象機器2から受信した機器位置情報が示す位置を補正し、補正後の位置を示す補正後位置情報を対象機器2に送信してもよい。また、サーバ4が、生成した補正情報に基づいて情報処理装置1から受信した機器位置情報が示す位置を補正し、補正後位置情報を情報処理装置1に送信してもよい。
[変形例3]
また、上述の実施の形態では、記憶部12に条件情報が記憶されており、判定部133が記憶部12に記憶されている条件情報を参照して、対象機器2から受信した機器位置情報をサーバ4に送信するか否かを判定したが、これに限らない。例えば、条件情報をサーバ4に記憶させておき、判定部133が、対象機器2から受信した機器位置情報をサーバ4に送信するか否かを判定してもよい。
[変形例4]
また、上述の実施の形態では、決定部137は、記憶部12に記憶されている料金テーブルを参照し、特定した利用形態に対応する利用料を特定することにより、利用料を決定したが、これに限らない。例えば、情報処理装置1とは別に、料金を決定する料金決定サーバが設けられており、決定部137が、料金決定サーバに対し、特定した利用料を含む利用料決定要求を送信し、料金決定サーバに利用料を決定させることにより、当該利用料を決定するようにしてもよい。また、決定部137が、料金の決定を行わないようにしてもよい。例えば、決定部137が、認証情報に含まれるユーザIDと、特定した利用形態を示す情報とを料金決定サーバ等の外部装置に提供することにより、当該ユーザIDに対応するユーザの利用料の決定を外部装置に委ねるようにしてもよい。
また、決定部137は、所定期間における対象機器2からの機器位置情報の受信頻度を含む利用料決定要求を料金決定サーバに送信し、料金決定サーバに利用料を決定させることにより、当該利用料を決定するようにしてもよい。また、この場合において、サーバ4は、料金決定サーバとして機能してもよい。
[変形例5]
また、上述の実施の形態では、情報処理装置1は、対象機器2と接続されているユーザ端末3を介して、対象機器2から、対象機器の位置を示す機器位置情報と、認証情報とを受信し、ユーザ端末3を介して、対象機器2に補正情報を送信したが、これに限らない。情報処理装置1は、対象機器2から、機器位置情報と、認証情報とを、ユーザ端末3を介さずに直接受信し、サーバ4から受信した補正情報を、ユーザ端末3を介さずに対象機器2に直接送信してもよい。
[情報処理装置1による効果]
以上説明したように、本実施の形態に係る情報処理装置1は、測位する対象である対象機器2から、対象機器2の位置を示す機器位置情報と、当該位置を補正するための補正情報を提供するサービスにおける対象機器2の認証に用いられ、対象機器2を示す機器情報を含む認証情報とを受信し、受信した認証情報に基づいて、サービスを提供するサーバ4に機器位置情報を送信するかを判定する。情報処理装置1は、機器位置情報をサーバ4に送信すると判定すると、受信した機器位置情報をサーバ4に送信し、サーバ4から機器位置情報に対応する補正情報を受信し、受信した補正情報を対象機器2に送信する。このようにすることで、情報処理装置1は、測位サービスを実施するサーバの負荷を軽減することができる。
なお、本発明により、国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)の目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」に貢献することが可能となる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、装置は、クラウド上の仮想サーバにより構成されていてもよいし、又は複数のサーバからなる分散サーバにより構成されていてもよい。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
1 情報処理装置
2 対象機器
3 ユーザ端末
4 サーバ
5 電子基準点
11 通信部
12 記憶部
13 制御部
21 通信部
22 記憶部
23 制御部
131 登録部
132 位置情報受信部
133 判定部
134 位置情報送信部
135 補正情報受信部
136 補正情報送信部
137 決定部
231 位置情報取得部
232 送信部
233 受信部
234 補正部
S 測位システム

Claims (9)

  1. 通信ネットワーク上において、測位する対象である対象機器が、前記対象機器の位置を補正するための補正情報を提供するサービスを提供するサーバにアクセスする際のリバースプロキシとして機能する情報処理装置であって、
    前記対象機器から、前記対象機器を示す機器情報と、前記サーバにおける前記対象機器の認証に用いられる、ユーザを識別するためのユーザ識別情報及びパスワードとを含む認証情報と、前記対象機器の位置を示す機器位置情報とを受信する位置情報受信部と、
    前記サーバに機器位置情報を送信することを許可されている対象機器に対応する機器情報を記憶する記憶部を参照し、前記位置情報受信部が受信した前記認証情報に含まれる機器情報が前記記憶部に記憶されているか否かに基づいて、前記サーバに前記機器位置情報を送信するかを判定する判定部と、
    前記判定部が前記機器位置情報を前記サーバに送信すると判定すると、受信した前記機器位置情報と、前記認証情報に含まれる前記ユーザ識別情報及びパスワードとを前記サーバに送信する位置情報送信部と、
    前記サーバから前記機器位置情報に対応する前記補正情報を受信する補正情報受信部と、
    受信した前記補正情報を前記対象機器に送信する補正情報送信部と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記位置情報受信部は、前記機器位置情報と前記認証情報とを含む前記補正情報の取得要求を受信することにより、前記機器位置情報と前記認証情報とを受信し、
    前記位置情報送信部は、前記判定部が前記機器位置情報を前記サーバに送信すると判定すると、前記認証情報とともに受信した前記機器位置情報を前記サーバに送信する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記位置情報受信部は、前記対象機器の前記機器情報として、前記対象機器の型式、前記対象機器の種別、前記対象機器の製造番号、及び前記対象機器において測位に用いられるソフトウェアを示すソフトウェア情報の少なくともいずれかを含む前記認証情報を受信し、
    前記判定部は、前記認証情報に含まれる前記対象機器の型式、前記対象機器の種別、前記対象機器の製造番号及び前記ソフトウェア情報の少なくともいずれかに基づいて、前記機器位置情報を前記サーバに送信するかを判定する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記位置情報受信部、前記位置情報送信部、前記補正情報受信部及び前記補正情報送信部は、同一のプロトコルを用いて情報を送受信する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 測位を行う対象の測位機器であって、
    自身の位置を示す機器位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記測位機器を示す機器情報と、前記機器位置情報が示す位置を補正するための補正情報を提供するサービスを提供するサーバにおける前記測位機器の認証に用いられる、前記測位機器のユーザを識別するためのユーザ識別情報及びパスワードとを含む認証情報と、取得した機器位置情報とを、通信ネットワーク上において前記測位機器が前記サーバにアクセスする際のリバースプロキシとして機能する情報処理装置であって、前記サーバに機器位置情報を送信することを許可されている対象機器に対応する機器情報を記憶する記憶部を参照し、前記測位機器から受信した前記認証情報に含まれる機器情報が前記記憶部に記憶されているか否かに基づいて、前記サーバに前記機器位置情報を送信するかを判定し、前記機器位置情報を前記サーバに送信すると判定すると、前記測位機器から受信した前記機器位置情報と、前記認証情報に含まれる前記ユーザ識別情報及びパスワードとを前記サーバに送信し、前記サーバから提供される前記補正情報を受信する情報処理装置に送信する送信部と、
    前記サーバから提供される前記補正情報を前記情報処理装置から受信する受信部と、
    受信した前記補正情報に基づいて前記機器位置情報が示す位置を補正する補正部と、
    を有する測位機器。
  6. 前記送信部及び受信部は、同一のプロトコルを用いて情報を送受信する、
    請求項に記載の測位機器。
  7. 測位を行う対象である対象機器と、通信ネットワーク上において、前記対象機器が、前記対象機器の位置を補正するための補正情報を提供するサービスを提供するサーバにアクセスする際のリバースプロキシとして機能する情報処理装置とを有する情報処理システムであって、
    前記対象機器は、
    自身の位置を示す機器位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記対象機器を示す機器情報と、前記サーバにおける前記対象機器の認証に用いられる、前記対象機器のユーザを識別するためのユーザ識別情報及びパスワードとを含む認証情報と、取得した前記機器位置情報とを、前記情報処理装置に送信する送信部と、
    前記サーバから提供される前記補正情報を前記情報処理装置から受信する受信部と、
    受信した前記補正情報に基づいて前記機器位置情報が示す位置を補正する補正部と、
    を有し、
    前記情報処理装置は、
    前記対象機器から、前記機器情報、前記ユーザ識別情報及び前記パスワードを含む前記認証情報と、前記機器位置情報とを受信する位置情報受信部と、
    前記サーバに機器位置情報を送信することを許可されている対象機器に対応する機器情報を記憶する記憶部を参照し、前記位置情報受信部が受信した前記認証情報に含まれる機器情報が前記記憶部に記憶されているか否かに基づいて、前記サーバに前記機器位置情報を送信するかを判定する判定部と、
    前記判定部が前記機器位置情報を前記サーバに送信すると判定すると、受信した前記機器位置情報と、前記認証情報に含まれる前記ユーザ識別情報及びパスワードとを前記サーバに送信する位置情報送信部と、
    前記サーバから前記機器位置情報に対応する前記補正情報を受信する補正情報受信部と、
    受信した前記補正情報を前記対象機器に送信する補正情報送信部と、
    を有する、
    情報処理システム。
  8. 通信ネットワーク上において、測位する対象である対象機器が、前記対象機器の位置を補正するための補正情報を提供するサービスを提供するサーバにアクセスする際のリバースプロキシとして機能するコンピュータが実行する、
    前記対象機器から、前記対象機器を示す機器情報と、前記サーバにおける前記対象機器の認証に用いられる、前記対象機器のユーザを識別するためのユーザ識別情報及びパスワードとを含む認証情報と、前記対象機器の位置を示す機器位置情報とを受信するステップと、
    前記サーバに機器位置情報を送信することを許可されている対象機器に対応する機器情報を記憶する記憶部を参照し、受信した認証情報に含まれる機器情報が前記記憶部に記憶されているか否かに基づいて、前記サーバに前記機器位置情報を送信するかを判定するステップと、
    前記機器位置情報を前記サーバに送信すると判定すると、受信した前記機器位置情報と、前記認証情報に含まれる前記ユーザ識別情報及びパスワードとを前記サーバに送信するステップと、
    前記サーバから前記機器位置情報に対応する前記補正情報を受信するステップと、
    受信した前記補正情報を前記対象機器に送信するステップと、
    を有する情報処理方法。
  9. 通信ネットワーク上において、測位する対象である対象機器が、前記対象機器の位置を補正するための補正情報を提供するサービスを提供するサーバにアクセスする際のリバースプロキシとして機能するコンピュータを、
    前記対象機器から、前記対象機器を示す機器情報と、前記サーバにおける前記対象機器の認証に用いられる、前記対象機器のユーザを識別するためのユーザ識別情報及びパスワードとを含む認証情報と、前記対象機器の位置を示す機器位置情報とを受信する位置情報受信部、
    前記サーバに機器位置情報を送信することを許可されている対象機器に対応する機器情報を記憶する記憶部を参照し、前記位置情報受信部が受信した認証情報に含まれる機器情報が前記記憶部に記憶されているか否かに基づいて、前記サーバに前記機器位置情報を送信するかを判定する判定部、
    前記判定部が前記機器位置情報を前記サーバに送信すると判定すると、受信した前記機器位置情報と、前記認証情報に含まれる前記ユーザ識別情報及びパスワードとを前記サーバに送信する位置情報送信部、
    前記サーバから前記機器位置情報に対応する前記補正情報を受信する補正情報受信部、及び、
    受信した前記補正情報を前記対象機器に送信する補正情報送信部、
    として機能させるプログラム。
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