JP7321397B1 - 提示制御装置、情報提示システム、提示制御方法、及び提示制御プログラム - Google Patents

提示制御装置、情報提示システム、提示制御方法、及び提示制御プログラム Download PDF

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Abstract

提示制御装置(100)は、監視領域内の状況を示す入力情報を取得し、入力情報に基づいて、監視領域内の人が置かれている状況の危険性の度合いを示すリスクレベルを算出するリスク算出部(110)と、リスクレベルに基づいて、警告の内容を示す提示内容と、警告の方法を示す提示方法と、監視領域内の人のうちの警告を通知する対象者と、を決定する通知決定部(120)と、提示方法及び対象者に基づいて決まる提示機器(311~314)に提示内容を提示させる提示制御部(130)と、監視領域内の人の行動を検出する反応行動検出部(400)から提示内容の提示の直後における対象者の行動を示す情報を反応行動情報として取得する反応取得部(140)と、を有し、通知決定部(120)は、反応行動情報に基づいて、提示内容、提示方法、及び対象者を更新する。

Description

本開示は、提示制御装置、情報提示システム、提示制御方法、及び提示制御プログラムに関する。
駅構内を移動する移動体(例えば、歩行者)の位置を検知する位置検知部と、位置検知部での検知情報に基づいて駅構内の状況を判断する状況判断部と、状況判断部における判断の結果に応じて警告の度合いを変化させた報知をする報知部と、を備える警報装置の提案がある(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1には、駅ごとに予め設定された基準で警告の度合いを変化させることが開示されている。
特開2018-19702号公報(例えば、請求項1から3、段落0008~0019参照)
上記従来の装置では、予め設定された基準に基づく警告を発することはできるが、対象者の状況に応じた適切な警告を提示することができないという問題がある。
本開示は、監視領域内の対象者に適切な警告を提示することを目的とする。
本開示の提示制御装置は、監視領域内の複数の人からなる集団が置かれている状況を示す入力情報を取得し、前記入力情報に基づいて、前記監視領域内の各人が置かれている状況の危険性の度合いを示すリスクレベルを算出するリスク算出部と、前記各人の前記リスクレベルに基づいて、前記集団に対する警告の内容を示す提示内容と、前記集団に対する前記警告の方法を示す提示方法と、前記警告を通知する対象者である前記集団と、を決定する通知決定部と、前記提示方法及び前記集団に基づいて決まる提示機器に前記提示内容を提示させる提示制御部と、前記監視領域内の前記人の行動を検出する反応行動検出部から前記提示内容の提示の直後における前記集団の行動を示す情報を反応行動情報として取得する反応取得部と、を有し、前記通知決定部は、前記反応行動情報に基づいて、前記提示内容、前記提示方法、前記集団、及び前記提示機器を更新することを特徴とする。
本開示の提示制御方法は、提示制御装置によって実行される方法であって、監視領域内の複数の人からなる集団が置かれている状況を示す入力情報を取得し、前記入力情報に基づいて、前記監視領域内の各人が置かれている状況の危険性の度合いを示すリスクレベルを算出するステップと、前記各人の前記リスクレベルに基づいて、前記集団に対する警告の内容を示す提示内容と、前記集団に対する前記警告の方法を示す提示方法と、前記警告を通知する対象者である前記集団と、を決定するステップと、前記提示方法及び前記集団に基づいて決まる提示機器に前記提示内容を提示させるステップと、前記監視領域内の前記人の行動を検出する反応行動検出部から前記提示内容の提示の直後における前記集団の行動を示す情報を反応行動情報として取得するステップと、前記反応行動情報に基づいて、前記提示内容、前記提示方法、前記集団、及び前記提示機器を更新するステップとを有することを特徴とする。
本開示によれば、監視領域内の対象者に適切な警告を提示することができる。
実施の形態1に係る提示制御装置及び情報提示システムの構成を概略的に示すブロック図である。 情報提示システムの構成例(監視領域が駅のプラットホームである例)を概略的に示す平面図(A部の斜視図を含む)である。 実施の形態1に係る提示制御装置のハードウェア構成の例を示す図である。 実施の形態1に係る提示制御装置の動作(提示制御方法)を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る提示制御装置の動作(提示制御方法)を示すフローチャートである。 実施の形態3に係る提示制御装置の動作(提示制御方法)を示すフローチャートである。 実施の形態4に係る提示制御装置の動作(提示制御方法)を示すフローチャートである。 実施の形態5に係る提示制御装置の動作(提示制御方法)を示すフローチャート(その1)である。 実施の形態5に係る提示制御装置の動作(提示制御方法)を示すフローチャート(その2)である。 実施の形態6に係る提示制御装置の動作(提示制御方法)を示すフローチャートである。
以下に、実施の形態に係る提示制御装置、情報提示システム、提示制御方法、及び提示制御プログラムを、図面を参照しながら説明する。以下の実施の形態は、例にすぎず、実施の形態を適宜組み合わせること及び各実施の形態を適宜変更することが可能である。
《1》実施の形態1
図1は、実施の形態1に係る提示制御装置100及び情報提示システム10の構成を概略的に示すブロック図である。図2は、情報提示システム10の構成例(監視領域が駅のプラットホームである例)を概略的に示す平面図(A部の斜視図を含む)である。提示制御装置100は、実施の形態1に係る提示制御方法を実施することができる装置である。なお、図1及び図2は、後述される実施の形態2から6の説明にも用いられる。
図1に示されるように、提示制御装置100は、リスク算出部110と、通知決定部120と、提示制御部130と、反応取得部140とを有している。また、情報提示システム10は、提示制御装置100と、提示制御装置100に入力情報を提供する各種の状況入力装置(例えば、人検知センサ210、係員入力部220、環境監視部230、携帯端末240、など)と、情報提示部310(例えば、サイネージなどの表示装置311、音声出力部としてのスピーカ312、合図灯であるランプ313、携帯端末314、など)と、反応行動検出部400とを有している。
リスク算出部110は、監視領域内の状況を示す入力情報を取得し、入力情報に基づいて、監視領域内の人が置かれている状況の危険性の度合いを示すリスクレベル(すなわち、危険度)を算出する。リスク算出部110は、例えば、状況取得部111と、リスク判断部112と、リスク判断モデル113とを有している。「監視領域」は、例えば、公共交通機関である列車に旅客が乗降するために使用される駅のプラットホーム上の領域である。「監視領域内の人」は、例えば、駅のプラットホーム上を移動する旅客である。「リスクレベル」は、例えば、プラットホーム上を移動する旅客が、プラットホームの端に近い位置(すなわち、線路上に転落する危険性が高い位置)を歩行していて線路上への転落の発生確率が高い場合には、高い数値で表される。また、「リスクレベル」は、例えば、プラットホーム上を移動する旅客が、スマートフォンを見ながら歩行していて線路上への転落の発生確率が高い場合には、高い数値で表される。
状況取得部111は、入力情報を提供する各種の状況入力装置から監視領域内の状況を示す入力情報を取得する。入力情報は、例えば、物体検出部としての人検知センサ210と、駅員などの係員が操作する操作パネルなどの係員入力部220とから取得される。人検知センサ210は、例えば、撮像装置である監視カメラ、物体を検出する距離センサ、などである。また、入力情報は、天候、日時、及び気温などのような環境を測定する環境監視部からの環境情報を含んでもよい。また、入力情報は、旅客のスマートフォンなどのような携帯端末240から送信された情報を含んでもよい。状況取得部111は、機器による監視情報(例えば、監視カメラの映像、人検知センサの検知信号、列車接近情報など)、人的操作によって得られる監視情報(例えば、施設の係員の有無の情報、一般旅客から提供された情報、過去の類似駅の類似状況で発生した事象についての情報など)、環境条件(天候、日時など)の1つ又は2つ以上組合せた情報であってもよい。
状況取得部111は、駅構内の状況を判断して、入力情報の各々の信頼度を入力情報に付与してもよい。信頼度は、例えば、AI(Artificial Intelligence)による検知結果から得られた精度に基づいて、又は、旅客への情報提示の実績などに基づいて決められた値を用いる。信頼度の高い情報の例としては、係員から提供された情報、駅構内の非常通話装置を利用して提供された緊急情報、などがある。例えば、監視カメラの映像から、通知の対象者が白杖者(すなわち、視覚障害あり)であると判断された場合には、カメラ映像に基づく情報の信頼度を高い値(例えば、80%)に設定する。また、状況取得部111に入力される情報が、駅構内の非常ボタンが操作されたことを示す情報(例えば、急病人の発生を知らせる通報)である場合には、この情報の信頼度を最も高い値(例えば、100%)に設定する。また、状況取得部111に入力される情報が、旅客の携帯端末から提供された遅延情報である場合には、この情報の信頼度を比較的低い値(例えば、50%)に設定する。状況取得部111は、信頼度を付与せずに(すなわち、すべての信頼度を同じ値とみなして)入力情報にリスク判断部112に渡してもよい。
リスク判断部112は、状況取得部111からの情報の信頼度を元にリスク判断モデルを参照してリスクレベルを判定する。リスクレベルの算出は、例えば、各種の入力情報の値(スコア)を、信頼度の高い情報ほど高い値で重み付けして、加重平均を計算することで行われる。また、リスクレベル(すなわち、危険度スコア)を算出する他の方法としては、一般的な統計学的手法を用いてスコアを算出する方法がある。リスク判断モデルは、入力情報の種類に応じて、どのような危険性が予測されるかの情報を格納したモデルである。リスク判断モデルは、ルールベースで構築されたものであってもよく、又は、事前に公知の機械学習アルゴリズムを用いて構築された学習済モデルであってもよい。また、リスク判断部112は、出力されるリスクレベルの情報に、相関ルールの重要度を表す指標である確信度を付けて出力するように構成されてもよい。
通知決定部120は、リスク判断部112から取得されたリスクレベルに基づいて、警告の内容を示す提示内容と、警告の方法を示す提示方法と、監視領域内の人のうちの警告を通知する対象者(すなわち、警告の通知範囲)と、を決定する。反応取得部140からの反応行動情報の入力がある場合には、通知決定部120は、リスク判断部112から取得したリスクレベルと反応取得部140から取得した反応行動情報とに基づいて、警告の内容を示す提示内容と、警告の方法を示す提示方法と、監視領域内の人のうちの警告を通知する対象者と、を決定(すなわち、更新)する。反応行動情報は、警告を提示した直後の対象者の反応行動を示す情報である。ここで、提示内容と提示方法は、警告レベルに基づいて変更される。警告を通知する対象者は、警告の通知範囲に基づいて変更される。通知範囲は、旅客個人、個人とその周囲の旅客とを含む団体、などがある。警告情報の提示モデルは、リスクレベルと警告情報の提示に対する反応取得部140からの反応行動情報(すなわち、人の反応の結果)に応じて、どのような警告情報の提示をどのような通知範囲(例えば、特定の人又は人の集団)に対して行うことが有効であるかを出力するための情報を格納したモデルである。提示モデルは、ルールベースで構築されたものであってもよく、又は、事前に公知の機械学習アルゴリズムを用いて構築された学習済モデルであってもよい。
提示制御部130は、受け取った提示方法及び対象者に基づいて決まる情報提示部310の提示機器に、受け取った提示内容を提示させるための信号を出力する。提示機器は、例えば、液晶ディスプレイからなるデジタルサイネージなどの表示装置311、音声出力部としてのスピーカ312、点灯、消灯、点滅などで情報を伝える各種の色の発光部としてのランプ313、及び旅客などの人が携行するスマートフォンなどの携帯端末314などである。提示制御部130は、警告レベルと通知範囲の判断結果に基づいて、機器(デジタルサイネージ、スピーカ等)を通して、旅客、その周辺の人、などに警告情報を提示する。携帯端末314は、AR(Augmented Reality)グラスなどのウェアラブル機器であってもよい。表示装置311は、プラットホームの床面上、旅客の体上などに映像を投射するプロジェクタであってもよい。携帯端末314へ提供される提示情報は、登録された利用者同士が交流できるWebサイトの会員制サービスであるSocial Networking Service(SNS)への投稿などの形式で通知されてもよい。
反応取得部140は、監視領域内の人の行動を検出する反応行動検出部400から提示内容の提示の直後における対象者の行動を示す情報を反応行動情報として取得する。言い換えれば、反応取得部140は、提示された警告情報を見た又は聞いた人の反応行動を、画像解析、センサによる検知等で取得し、人の行動が警告情報を提示する前後で、変わったか否かを判別する。反応行動は、例えば、顔の向きを急に変える、移動方向を大きく変える、立ち止まる、サイネージの方向を向く、プラットホームの中央側に移動する、歩きスマホを止める、ヘッドフォンを外す、周りを見回す、などである。
通知決定部120は、反応取得部140から得られた情報に基づいて、提示内容、提示方法、及び対象者を更新する。例えば、対象者に警告を提示したにもかかわらず、警告提示の後に(特に、直後に)対象者に予め決められた反応行動が検出されなかった場合には、通知決定部120は、警告レベルを上げて、より強い内容又はより強い提示方法で、警告を提示する。より強い内容とは、最初の提示情報が対象者にお願いする表現で行われた場合には、より強い表現(例えば、命令表現)で警告を提示する。また、より強い提示方法とは、最初の提示が画像又は音声の一方で行った場合には、画像と音声の両方で提示を行う方法である。また、より強い提示方法としては、警告の音量を上げる、表示装置の画像の輝度を上げる、画像を目立つ色で表示する、ランプの点滅を短い周期で行う、などがある。つまり、警告レベルは、警告の強さを表す数値であり、高い値ほど強い警告である。
図3は、実施の形態1に係る提示制御装置100のハードウェア構成の例を示す図である。提示制御装置100は、例えば、コンピュータである。提示制御装置100は、実施の形態1に係る提示制御プログラムを実行することができる装置である。提示制御装置100は、プロセッサ101と、揮発性の記憶装置であるメモリ102とを有している。提示制御装置100は、ハードディスクドライブ(HDD)又はソリッドステートドライブ(SSD)などの不揮発性の記憶装置103と、インタフェース104と、外部の装置との通信を行う通信装置105とを有してもよい。メモリ102は、例えば、RAM(Random Access Memory)などの半導体メモリである。提示制御装置100は、記録媒体から又は通信回線を介してインストールされメモリ102に記憶されたソフトウェアプログラムである提示制御プログラムを実行するように構成されてもよい。
提示制御装置100の各機能は、処理回路により実現される。処理回路は、専用のハードウェアであってもよく、又はメモリ102に格納される提示制御プログラムを実行するプロセッサ101であってもよい。プロセッサ101は、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、及びDSP(Digital Signal Processor)のいずれであってもよい。
処理回路が専用のハードウェアである場合、処理回路は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)又はFPGA(Field Programmable Gate Array)などである。
なお、提示制御装置100は、一部を専用のハードウェアで実現し、他の一部をソフトウェア又はファームウェアで実現するようにしてもよい。このように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらのうちのいずれかの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
図4は、実施の形態1に係る提示制御装置100の動作(提示制御方法)を示すフローチャートである。実施の形態1において、リスク算出部110は、監視領域内の状況を示す入力情報を取得し(ステップST101)、入力情報に基づいて、監視領域内の人が置かれている状況の危険性の度合いを示すリスクレベルを算出して、リスクレベルに応じて、警告が必要か否かを判断する(ステップST102)。警告が不要な場合は(ステップST103においてNO)、警告の提示のための処理は終了する。警告が必要な場合は(ステップST103においてYES)、処理はステップST104に進む。
次に、通知決定部120は、リスクレベルに基づいて、警告レベル(警告の内容を示す提示内容と警告の方法を示す提示方法とを含む)と、警告の通知範囲(監視領域内の人のうちの警告を通知する対象者)とを決定する(ステップST104、ST105)。
次に、提示制御部130は、提示方法及び対象者に基づいて決まる提示機器(例えば、表示装置311、スピーカ312、ランプ313、携帯端末314、など)に提示内容を提示させる(ステップST106)。
次に、反応取得部140は、監視領域内の人の行動を検出する反応行動検出部400から提示内容の提示の直後における対象者の行動を示す情報を反応行動情報として取得し、通知決定部120は、反応行動情報に基づいて、警告の効果の有無を判断する(ステップST107)。警告の所望の効果が得られた場合は(ステップST108においてYES)、リスクレベルと警告レベルとを再設定する処理を行い(ステップST109)、警告の提示のための処理を終了する。警告によって所望の効果が得られなかった場合は(ステップST108においてNO)、処理はステップST104に戻り、通知決定部120は、リスクレベルと反応行動情報に基づいて、警告レベル(警告の内容を示す提示内容と警告の方法を示す提示方法とを含む)と、警告の通知範囲(監視領域内の人のうちの警告を通知する対象者)とを決定(更新)する(ステップST104、ST105)。
実施の形態1によれば、警告を提示した直後の対象者の反応行動に基づいて、監視領域内の対象者(例えば、プラットホーム上の旅客)に提示される警告の提示内容、提示方法、及び警告の通知の対象者を設定(又は変更)するので、適切な警告を提示することができる。例えば、実施の形態1に係る提示制御装置100は、最初の警告では、対象者がリスクレベルを下げることを目的とした警告の提示を行い(例えば、プラットホームの端部近くを歩行している旅客に対し、ランプの点灯で歩行位置を変えることを促す)、最初の警告で旅客の行動に変化がない場合に(すなわち、反応行動なしと判断された場合に)、スピーカを通して警告を与えることができる。つまり、実施の形態1に係る提示制御装置100によれば、最初は旅客にリスクを気付かせるような優しい表現で警告を行い、反応行動のない場合に、強めの警告を行うので、過度な警告によって旅客が不快感を受けることを回避しつつ、旅客の置かれている状況のリスクレベルを適切に下げることができる。
言い換えれば、実施の形態1によれば、警告レベルを段階的に上げることができる。例えば、最初は、無意識に危険性の高い行動(ホームの端付近を歩く等)をしている対象者に警告を自動的に出して自発的にリスクレベルを下げるよう促す(例えば、ライトの点灯など)。効果が認められない場合に、対象者の周囲の人にも分かるように警告を提示する(例えば、サイネージに警告を表示する。)。依然として効果が認められない場合に、係員(例えば、駅員)に通知して、放送による警告又は係員の現場への派遣による警告を依頼する。つまり、徐々に警告の強さを上げることができる。
また、実施の形態1によれば、プラットホーム上が旅客で混雑していることを監視カメラの映像で検出した場合に(警告の対象者がプラットホーム上の集団である場合に)、混雑が分散されるように旅客の集団に情報を提示して誘導することができる。また、反応行動に基づいて、効果が不十分であると判断した場合に(例えば、プラットホーム上の混雑が解消しない場合に)、警告レベルを上げて、誘導強度を上げる警告の提示方法を採用することができる。
また、実施の形態1によれば、監視領域内に進入禁止エリア(例えば、工事エリア、設備点検エリアなど)があり、進入禁止エリアへの旅客の進入を検知した場合に、旅客に警告を自動的に出し、進入禁止エリアから離れて自発的にリスクレベルを下げるように促す。実施の形態1によれば、旅客が進入禁止エリアから退去しない場合に、反応取得部が取得した旅客の行動に応じて警告レベルを変更することができる。つまり、徐々に警告の強さを上げることで、誤って侵入禁止エリアに入った人に、あまり不快感を与えずに、進入禁止エリアからの退去させることが可能である。
また、実施の形態1によれば、酔客等の迷惑な旅客への警告を提示したが、酔客本人に対する警告に効果が認められない場合に、酔客の周囲の旅客に分かるように警告を提示する(例えば、スピーカからの音声、複数のサイネージによる警告表示など)。依然として効果が認められない場合に、係員(例えば、駅員)に通知して、放送による警告又は係員の現場への派遣による警告を依頼することができる。つまり、徐々に警告の強さを上げることで、係員の労力を軽減できる。
《2》実施の形態2
実施の形態2に係る提示制御装置では、通知の対象者が個人の場合と集団の場合とで処理を変更する。集団は、複数の人であり、例えば、個人とその周辺の1人以上の人とを含む。実施の形態2に係る提示制御装置では、無意識にリスクレベルの高い行動(プラットホームの端付近を歩くなど)を行っている旅客に警告レベルの低い警告を自動的に出し、自発的にリスクレベルを下げるよう促す。それでも、対象の旅客に効果(行動の変化)がない場合は、周囲の人に分かるように警告(例えば、表示装置の表示)を発する。それでも、対象の旅客に効果(行動の変化)がない場合は、係員による放送又は係員の現場への派遣を行う。
図5は、実施の形態2に係る提示制御装置の動作(提示制御方法)を示すフローチャートである。実施の形態2において、リスク算出部110は、監視領域内の状況を示す入力情報を取得し(ステップST201)、入力情報に基づいて、監視領域内の人が置かれている状況の危険性の度合いを示すリスクレベルを算出して、リスクレベルに応じて、警告が必要か否かを判断する(ステップST202)。警告が不要な場合は(ステップST203においてNO)、警告の提示のための処理は終了する。警告が必要な場合は(ステップST203においてYES)、処理はステップST204に進む。
次に、通知決定部120は、リスクレベルに基づいて、警告レベル(警告の内容を示す提示内容と警告の方法を示す提示方法とを含む)を決定し(ステップST204)、警告の通知範囲(監視領域内の人のうちの警告を通知する対象者)を個人又は集団のいずれにするかを決定する(ステップST205)。
通知範囲が個人である場合には(ステップST205において「個人」が選択された場合)、提示制御部130は、提示方法及び対象者に基づいて決まる提示機器(例えば、表示装置311、スピーカ312、ランプ313、携帯端末314、など)に提示内容を提示させる(ステップST206)。通知範囲が集団である場合には(ステップST205において「集団」が選択された場合)、処理はステップST209に進む。なお、通知範囲が個人であるか集団であるかの判断は、カメラ映像などに基づいて判断される。
次に、反応取得部140は、監視領域内の人の行動を検出する反応行動検出部400から提示内容の提示の直後における対象者の行動を示す情報を反応行動情報として取得し(ステップST207)、通知決定部120は、反応行動情報に基づいて、警告の効果の有無を判断する(ステップST208)。警告の所望の効果が得られた場合は(ステップST208においてYES)、リスクレベルと警告レベルとを再設定し(例えば、リスクレベルを下げる、又は警告レベルを下げるなど)の処理を行い(ステップST215)、警告の提示のための処理は終了する。警告によって所望の効果が得られなかった場合は(ステップST208においてNO)、処理はステップST209に進む。
ステップST209では、通知決定部120は、警告レベルを上げ、通知範囲を集団に変更し、集団向けの提示情報を送信する。次に、反応取得部140は、対象者(集団)の反応行動を取得し(ステップST210)、通知決定部120は、対象者(集団)に対する警告の効果があったか否かを判断する(ステップST211)。警告の所望の効果が得られた場合は(ステップST211においてYES)、リスクレベルと警告レベルとを再設定する処理を行い(ステップST215)、警告の提示のための処理は終了する。警告によって所望の効果が得られなかった場合は(ステップST211においてNO)、処理はステップST212に進む。
ステップST212では、通知決定部120は、警告レベルを上げ、提示情報を送信し、反応取得部140は、対象者の反応行動を取得し(ステップST212)、通知決定部120は、対象者に対する警告の効果があったか否かを判断する(ステップST213)。警告の所望の効果が得られた場合は(ステップST213においてYES)、リスクレベルと警告レベルとを再設定する処理を行い(ステップST215)、警告の提示のための処理は終了する。警告によって所望の効果が得られなかった場合は(ステップST213においてNO)、処理はステップST214に進む。
ステップST214では、通知決定部120は、対象者に効果(行動の変化)がないことを係員に伝え、係員による放送又は係員の現場への派遣を促し、その後、リスクレベルと警告レベルとを再設定する処理を行い(ステップST215)、警告の提示のための処理を終了する。
実施の形態2によれば、個人に対する警告の効果がなかった場合に、その個人を含む集団又はその個人の周辺にいる複数の人に対して警告を発し、警告の直後の対象者の反応行動に基づいて、監視領域内の対象者(例えば、プラットホーム上の旅客)に提示される警告の提示内容、提示方法、及び警告の通知の対象者を設定(又は変更)する。このため、旅客の自発的な行動によるマナー向上によるプラットホームの安全強化、事故予防を図ることができる。また、係員に対する通知を減らすことで、係員の業務効率化を図ることができる。
上記以外に関し、実施の形態2は、実施の形態1と同じである。
《3》実施の形態3
実施の形態3に係る提示制御装置では、白杖者など対応優先度の高い旅客が検出された場合には、優先的に対象者の認知能力を考慮した警告情報を提示する。また、実施の形態3に係る提示制御装置では、白杖者の検知などの対応優先度の高い旅客であることを検出した場合には、通知の反応行動の確認のループを途中で抜けて、係員(例えば、駅員)に即座に通知する。つまり、実施の形態3においては、通知決定部120は、反応行動情報が予め定められた優先対応が必要な状況を含む場合には、係員の派遣の依頼を行う。
図6は、実施の形態3に係る提示制御装置の動作(提示制御方法)を示すフローチャートである。図6において、図5に示されるステップと同一又は対応するステップには、図5に示される符号と同じ符号が付されている。実施の形態3に係る提示制御装置においては、警告の通知する対象者である個人が、白状者(目の不自由な人)である場合には、係員による放送又は係員の現場への派遣を促し(ステップST214)、その後、リスクレベルと警告レベルとを再設定する処理を行い(ステップST215)、警告の提示のための処理を終了する。上記以外に関し、実施の形態3の動作は、実施の形態2の動作と同じである。
実施の形態3によれば、対象者の特性に応じた警告情報の提示による安全性の確保が可能である。
上記以外に関し、実施の形態3は、実施の形態2と同じである。
《4》実施の形態4
実施の形態4に係る提示制御装置では、対象者に対する警告の提示方法として、視覚提示情報による警告の提示と、聴覚提示情報による提示の方法とを採用している。実施の形態4では、最初に視覚提示情報(例えば、画像)によって警告を提示し、次に、聴覚提示情報(例えば、スピーカからの音)による提示を行っているが、この順番は逆であってもよい。実施の形態4では、音声による警告に対して反応がない対象者(例えば、イヤホン着用者又は聴覚障がい者の可能性がある人)について、視覚による警告を行い、視覚による警告に対して反応がない対象者(例えば、歩きながらスマートフォンを見ている人又は視覚障がい者の可能性がある人)について、音声による警告度を行うことができる。
図7は、実施の形態4に係る提示制御装置の動作(提示制御方法)を示すフローチャートである。図7において、図5に示されるステップと同一又は対応するステップには、図5に示される符号と同じ符号が付されている。実施の形態4に係る提示制御装置においては、警告の通知する対象者を示す通知範囲を設定し(ステップST401)、最初に個人向けの視覚提示情報を送信する(ステップST402)、対象者の反応行動を取得する(ステップST403)。通知決定部120は、対象者に対する警告の効果があったか否かを判断し、警告の所望の効果が得られた場合は(ステップST404においてYES)、リスクレベルと警告レベルとを再設定する処理を行い(ステップST215)、警告の提示のための処理は終了する。警告によって所望の効果が得られなかった場合は(ステップST404においてNO)、処理はステップST405に進む。
ステップST405では、通知決定部120は、警告を通知する対象者を示す通知範囲を変更して、聴覚提示情報を送信し、反応取得部140は、対象者の反応行動を取得し(ステップST406)、通知決定部120は、対象者に対する警告の効果があったか否かを判断する(ステップST407)。警告の所望の効果が得られた場合は(ステップST407においてYES)、リスクレベルと警告レベルとを再設定する処理を行い(ステップST215)、警告の提示のための処理は終了する。警告によって所望の効果が得られなかった場合は(ステップST407においてNO)、処理はステップST212に進む。
ステップST212~ST215の処理は、実施の形態2におけるものと同じである。
実施の形態4によれば、対象者の特性に応じた警告情報の提示による安全性の確保が可能である。
上記以外に関し、実施の形態4は、実施の形態2と同じである。
《5》実施の形態5
実施の形態5に係る提示制御装置では、通知の対象者の属性に応じて、警告コンテンツを変更する点、警告が不要な対象者に対して広告コンテンツを提示することができる点において、実施の形態2と異なる。実施の形態5に係る提示制御装置では、警告表示用の表示装置の周辺の旅客の属性とは、年齢層(高齢者、学生、子供など)、性別、外国人であるかどうかを監視カメラの撮影映像に基づいて検知し、対象者の属性に応じて、対象者に対して効果的な警告情報を提示する。また、実施の形態5に係る提示制御装置では、警告提示が不要な場合にはサイネージ等を使用して広告情報を提示する。また、警告を表示する表示装置にカメラを搭載して、AIによる画像検知技術を用いて人の属性を推定するようにしてもよい。
図8及び図9は、実施の形態5に係る提示制御装置の動作(提示制御方法)を示すフローチャートである。図8において、図5に示されるステップと同一又は対応するステップには、図5に示される符号と同じ符号が付されている。実施の形態5に係る提示制御装置においては、図8のステップST203において、警告が不要と判断された場合に、検知された属性の対象者に対する広告コンテンツの有無を確認し(図9のステップST507)、広告コンテンツがあれば属性に応じた広告コンテンツを対象者に提示する(図9のステップST508)。
実施の形態5に係る提示制御装置においては、図8のステップST205において、警告の通知範囲が集団である判断された場合に、検知された属性の対象者に対する警告コンテンツの有無を確認し(図9のステップST501)、警告コンテンツがあれば属性に応じた警告コンテンツを対象者に提示して(図9のステップST502)、対象者(集団)の反応行動を取得する(図9のステップST503)。図9のステップST501において、警告コンテンツがないと判断された場合は、処理はステップST503に進む。
次のステップST504では、警告の効果の有無が判断され効果があれば(ステップST504でYES)、リスクレベル・警告レベルを再設定(ステップST506)した後に、処理はステップST507に進む。ステップST504で、警告の効果の有無が判断され効果がなければ(ステップST504でNO)、警告レベルを上げ、集団向け提示情報を送信(ステップST505)した後、処理はステップST502に戻る。
実施の形態5によれば、対象者の特性に応じた警告情報の提示による安全性の確保が可能である。また、警告提示が不要な場合には、旅客などに属性に応じて広告情報を提示でき、駅周辺の店舗への集客効果を提供できる。
上記以外に関し、実施の形態5は、実施の形態2と同じである。
《6》実施の形態6
実施の形態6に係る提示制御装置では、対応の緊急度に応じて警告方法を変更する。例えば、リスク算出部で緊急対応が必要か否かを判定し(ステップST601)、必要である場合(ステップST602においてYES)には、即座に周囲旅客及び係員に通知し、対応を依頼する。緊急対応が必要は、例えば、急病人の発生、事故の発生、プラットホームに人があふれそうで駅の入場制限が必要な場合、などである。緊急対応が必要な場合には、処理は、警告レベルを上げて、通知範囲を集団に変更するためのステップST209)、及び係員に対応依頼を送信するステップST214に進む。
実施の形態6によれば、対象者の特性に応じた警告情報の提示による安全性の確保が可能である。また、警告提示が不要な場合には、旅客などに属性に応じて広告情報を提示でき、駅周辺の店舗への集客効果を提供できる。
上記以外に関し、実施の形態6は、実施の形態2と同じである。
《7》変形例
上記実施の形態1から6に係る提示制御装置及び情報提示システムの構成を適宜組み合わせることが可能である。
また、上記実施の形態1から6では、監視領域は、駅のプラットホームに限定されず、商業施設内、娯楽施設内、工場内などのような、他の施設にも適用可能である。
10 情報提示システム、 100 提示制御装置、 110 リスク算出部、 111 状況取得部、 112 リスク判断部、 113 リスク判断モデル、 120 通知決定部、 121 提示モデル、 130 提示制御部、 140 反応取得部、 210 人検知センサ、 220 係員入力部、 230 環境監視部、 240 携帯端末、 310 情報提示部、 311 表示装置、 312 スピーカ、 313 ランプ(合図灯)、 314 携帯端末、 320 形態端末、 400 反応行動検出部。

Claims (9)

  1. 監視領域内の複数の人からなる集団が置かれている状況を示す入力情報を取得し、前記入力情報に基づいて、前記監視領域内の各人が置かれている状況の危険性の度合いを示すリスクレベルを算出するリスク算出部と、
    前記各人の前記リスクレベルに基づいて、前記集団に対する警告の内容を示す提示内容と、前記集団に対する前記警告の方法を示す提示方法と、前記警告を通知する対象者である前記集団と、を決定する通知決定部と、
    前記提示方法及び前記集団に基づいて決まる提示機器に前記提示内容を提示させる提示制御部と、
    前記監視領域内の前記人の行動を検出する反応行動検出部から前記提示内容の提示の直後における前記集団の行動を示す情報を反応行動情報として取得する反応取得部と、
    を有し、
    前記通知決定部は、前記反応行動情報に基づいて、前記提示内容、前記提示方法、前記集団、及び前記提示機器を更新する
    ことを特徴とする提示制御装置。
  2. 前記リスク算出部は、前記入力情報として、監視カメラから出力される映像情報、物体センサから出力される検出情報、係員が扱う操作パネルから出力される係員入力情報、環境監視部から出力される環境情報、及び携帯端末から送信された情報、のうちの1つ以上に基づいて、前記リスクレベルを算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の提示制御装置。
  3. 前記リスク算出部は、
    複数の前記入力情報を取得し、
    前記複数の入力情報と前記複数の入力情報の種類に応じた信頼度とに基づいて、前記リスクレベルを決定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の提示制御装置。
  4. 前記通知決定部は、前記反応行動情報が予め定められた優先対応が必要な状況を含む場合には、警告情報の強調した提示及び係員の派遣の依頼を行う
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の提示制御装置。
  5. 前記通知決定部は、前記反応行動情報に基づいて、前記提示方法を、視覚的な警告の提示から聴覚的な警告の提示に、又は、聴覚的な警告の提示から視覚的な警告の提示に、変更する
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の提示制御装置。
  6. 前記リスク算出部は、緊急対応を要求する入力の有無を判断し、前記緊急対応の要求があった場合には、前記監視領域の係員が扱う機器への緊急対応依頼を発信する
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の提示制御装置。
  7. 請求項1からのいずれか1項に記載の提示制御装置と、
    前記提示制御装置に前記入力情報を提供する状況入力装置と、
    前記提示機器と、
    前記反応行動検出部と、
    を有することを特徴とする提示制御システム。
  8. 提示制御装置によって実行される提示制御方法であって、
    監視領域内の複数の人からなる集団が置かれている状況を示す入力情報を取得し、前記入力情報に基づいて、前記監視領域内の各人が置かれている状況の危険性の度合いを示すリスクレベルを算出するステップと、
    前記各人の前記リスクレベルに基づいて、前記集団に対する警告の内容を示す提示内容と、前記集団に対する前記警告の方法を示す提示方法と、前記警告を通知する対象者である前記集団と、を決定するステップと、
    前記提示方法及び前記集団に基づいて決まる提示機器に前記提示内容を提示させるステップと、
    前記監視領域内の前記人の行動を検出する反応行動検出部から前記提示内容の提示の直後における前記集団の行動を示す情報を反応行動情報として取得するステップと、
    前記反応行動情報に基づいて、前記提示内容、前記提示方法、前記集団、及び前記提示機器を更新するステップと
    を有することを特徴とする提示制御方法。
  9. コンピュータに、
    監視領域内の複数の人からなる集団が置かれている状況を示す入力情報を取得し、前記入力情報に基づいて、前記監視領域内の各人が置かれている状況の危険性の度合いを示すリスクレベルを算出するステップと、
    前記各人の前記リスクレベルに基づいて、前記集団に対する警告の内容を示す提示内容と、前記集団に対する前記警告の方法を示す提示方法と、前記警告を通知する対象者である前記集団と、を決定するステップと、
    前記提示方法及び前記集団に基づいて決まる提示機器に前記提示内容を提示させるステップと、
    前記監視領域内の前記人の行動を検出する反応行動検出部から前記提示内容の提示の直後における前記集団の行動を示す情報を反応行動情報として取得するステップと、
    前記反応行動情報に基づいて、前記提示内容、前記提示方法、前記集団、及び前記提示機器を更新するステップと
    を実行させることを特徴とする提示制御プログラム。
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