JP7320800B2 - 端末共用装置、端末、端末共用方法、端末共用プログラム - Google Patents

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本発明は、複数のユーザで、表示機能と入力機能と電話機能とデータ通信機能を有する複数の端末を共用するための端末共用装置、端末、端末共用方法、端末共用プログラムに関する。
共同で行う作業に端末を利用する技術として、例えば、特許文献1~3に記載された技術が知られている。特許文献1,2の技術は、病院などのナースコールに関する技術であり、患者がナースコール(アラーム)を発信したときに、複数の携帯端末にアラームを送信する技術に関する。これらの技術では、アラームの送信には電話交換機が使用されている。また、特許文献2の段落0026には、『呼出先情報は、患者(例えば、患者ID)と、当該患者からの呼び出しに対応して報知を行う担当看護師(例えば、看護師ID)と、当該担当看護師が所持する携帯端末10の端末IDおよび呼出先に関する情報(内線番号など)とを関連付けて記憶したものである。一人の患者を複数の看護師でサポートするチームナーシングを行う場合は、一人の患者と複数の看護師と各看護師が所持する複数の携帯端末10の呼出先とがグルーピングされて記憶される。』と記載されている。特許文献3は、端末共用装置に関する文献であり、複数の端末を共用するときに、場所と端末を関連付ける運用をするときであっても、人と端末との関連付けを容易にする技術が示されている。
特開2016-77522号公報 特開2020-10272号公報 特許6758009号公報
特許文献1,2の技術では、各看護師に携帯端末を1台ずつ割り当てることを前提としており、各看護師が毎日異なる携帯端末を使用することは前提としていない。しかしながら、病院などの携帯端末は複数の看護師が共用するように運用することもある。上述の電話交換機に設定されている呼出先情報は簡易に変更できないので、端末を共用するように運用する場合は不便である。以下に、具体的に説明する。
病院のような施設内で端末を利用する場合、場所と端末を関連付ける必要があるとき(例えば、4階の入院患者への対応など、どの場所にある端末かが重要なとき)と人と端末を関連付ける必要があるとき(例えば、看護師Aさんへの連絡など、どこにいても指定した人に連絡したいとき)が混在する。特許文献1,2の技術は、各看護師に携帯端末を1台ずつ割り当てることを前提としているので、人と端末を関連付ける必要があるときを優先した運用に適している。例えば、特許文献2の段落0026に説明されている呼出先情報の場合、看護師Aが、普段は4階の入院患者を担当し、4階のナースステーションで待機するのであれば、呼出先情報には、4階の入院患者からのナースコールが、看護師Aが所持する端末に届くように設定される。したがって、普段は問題ない。ところが、看護師Aが臨時で3階の入院患者を担当することになった場合、呼出先情報を変更する必要がある。しかし、一般的な施設内での通信回線の設定は通信関係を管理する部門が行うので、端末のユーザが勝手に変更できるものではない。また、特許文献2には簡易に呼出先情報を変更できる方法は示されていない。つまり、臨機応変に場所と端末を関連付ける必要があるときには、不便になる。
端末を用いた業務では、場所と端末を関連付ける必要があるときを優先した運用の方が便利な場合がある。例えば、4階の入院患者を担当する看護師が20人おり、最大で10人の看護師が同時に勤務することがある場合、4階に10台の端末を配置しておく。4階の入院患者を担当する看護師は、出勤したときに4階用の端末のどれか1つを携帯し、業務を行う。このように運用すれば、電話交換機の設定を変更することなく、4階の入院患者からのナースコールを、勤務中の4階の入院患者を担当している看護師に届くようにできる。しかし、このように端末を共用する場合は、ナースコールに応答した端末は特定できても、対応した看護師を特定するには、看護師が端末を使用し始めるたびに端末と看護師を関連付ける必要がある。また、看護師を指定して電話したいときにどの端末に連絡すればよいか分からないなどの課題がある。つまり、場所と端末を関連付ける運用を優先するときには、人と端末を関連付ける必要があるときに不便になるという課題がある。
特許文献3の発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、複数のユーザで複数の端末を共用する場合に、場所と端末を関連付ける運用をするときであっても、人と端末との関連付けを容易にしている。しかし、病院のように、常に迅速な判断が必要な組織においては、決定の権限を持つ人を勤務中の人の中から決める必要がある。決定には、例えば、救急患者の受け入れの決定、3階に入院中の患者の容体が急変した際の処置の決定など、様々な決定がある。様々な決定の権限ごとに、勤務している人の中のだれかが持っている。現状では、決定の権限ごとに端末を決めており、権限保有者がその端末を所持し、勤務終了のときには次の権限保有者にその端末を渡している。このように端末に権限を関連付けることで、その端末の電話番号に電話すれば、目的の権限保有者に連絡できる運用をしている。しかし、この運用の場合、1人が複数の権限を持っているときには、その権限保有者は複数の端末を所持しなければならないという不便さが伴う。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、複数のユーザで複数の端末を共用する際に、権限を保有するユーザを識別できるようにすることを目的とする。
本発明の端末共用装置は、複数のユーザで、表示機能と入力機能と電話機能とデータ通信機能を有する複数の端末を共用するための装置である。本発明の端末共用装置は、記録部、関連管理部、状況表示部、着信管理部、共有情報表示部を備える。記録部は、ユーザを特定するユーザIDと、電話番号と関連付けられている端末を特定する端末IDとを記録する。記録部は、情報を共有する共有グループごとに、共有グループを特定する共有グループIDを共有グループの条件である共有条件と共有情報とユーザと関連付けて記録する。記録部は、さらに、権限の情報を記録する。関連管理部は、端末から利用するユーザのユーザIDを受信したときには、ユーザIDと端末IDとの関連付けを記録部に記録する。関連管理部は、端末から権限の情報を受信したときには、ユーザIDと権限の情報との関連付けを記録部に記録する。また、関連管理部は、ユーザが端末の使用を終了したと判断する判断条件を満たしたときには、記録部に記録されたユーザIDと端末IDとの関連付けおよびユーザIDと権限の情報との関連付けを消去する。状況表示部は、端末に、ユーザIDと端末IDとの関連付けが記録されているユーザと、権限を保有するユーザを識別できるように表示させる。着信管理部は、端末から所定の電話機能を利用した着信に関する情報である着信応答情報を受信し、当該着信応答情報がいずれかの共有条件を満たすときは、満たした共有条件に関連付けられた共有グループに関連付けて着信応答情報と当該端末に関連付けられたユーザの情報を共有情報として記録部に記録する。共有情報表示部は、端末から共有情報の要求を受信したときには、当該端末に関連付けられた共有グループの共有情報を端末に表示させる。
本発明の端末共有方法は、端末共用装置を用いて、複数のユーザで、表示機能と入力機能と電話機能とデータ通信機能を有する複数の端末を共用する。端末共用装置の記録部には、あらかじめ、ユーザを特定するユーザIDと、電話番号と関連付けられている端末を特定する端末IDと、権限の情報を記録しておく。本発明の端末共有方法は、関連登録ステップ、状況表示ステップと、関連消去ステップを少なくとも有する。関連登録ステップでは、端末が、当該端末を利用するユーザのユーザIDと権限の情報を送信し、端末共用装置が、ユーザIDと端末IDとの関連付けおよびユーザIDと権限の情報との関連付けを記録部に記録する。状況表示ステップでは、端末に、ユーザIDと端末IDとの関連付けが記録されているユーザと、権限を保有するユーザを識別できるように表示させる。関連消去ステップでは、端末共用装置が、ユーザが端末の使用を終了したと判断する判断条件を満たしたときには、記録部に記録されたユーザIDと端末IDとの関連付けを消去する。
本発明の端末共用装置によれば、端末を場所に依存させて運用する場合でも、ユーザが端末を使用し始めるたびにユーザと端末、およびユーザと権限を関連付ける。また、端末に、権限を保有するユーザを識別できるように表示させる。したがって、ユーザは、容易に権限を保有するユーザを識別できる。
本発明の端末共用装置を含むシステム構成を示す図。 関連登録ステップの処理の例を示す図。 関連消去ステップの第1の処理の例を示す図。 関連消去ステップの第2の処理の例を示す図。 関連消去ステップの第3の処理の例を示す図。 状況表示ステップの処理の例を示す図。 権限表示ステップの処理の例を示す図。 着信管理ステップを含む処理の例を示す図。 共有情報表示ステップの処理の例を示す図。 共有情報登録ステップの処理の例を示す図。 電話連携ステップの処理の例を示す図。 コンピュータの機能構成例を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、同じ機能を有する構成部には同じ番号を付し、重複説明を省略する。
図1に、本発明の端末共用装置を含むシステム構成を示す。以下では、Mは2以上の整数、mは1以上M以下の整数、Nは1以上の整数、nは1以上N以下の整数、xはm以外の1以上M以下の整数とする。図1に示したシステムは、端末共用装置100、端末400,…,400、端末500,…,500、電話交換機900で構成されている。端末共用装置100と端末400,…,400は、データ通信ネットワーク800を介して接続されている。端末400,…,400、端末500,…,500は電話交換機900に接続されている。端末400,…,400は、電話交換機900を介して外部電話通信ネットワーク910にも接続できる。電話交換機900は、例えば、PBX(Private Branch eXchange:構内交換機)である。端末400,…,400は、表示機能と入力機能と電話機能とデータ通信機能を有する。端末500,…,500は、例えば、病院で患者が操作するナースコールなどである。端末500は、端末400,…,400の中のあらかじめ電話交換機900に登録された端末を呼び出す機能と、通話する機能を有している。電話交換機900と端末500,…,500は、既存の装置と端末であり、例えば、特許文献1,2に示されたナースコールに対応する機能を備えた装置などを用いればよい。端末400,…,400には、いわゆるスマートフォンなどの携帯端末を用いればよく、端末共用装置100と組み合わせて処理が行えるようなプログラム(アプリ)をインストールしておけばよい。端末共用装置100と端末400,…,400を組み合わせた処理については後述する。
端末共用装置100は、複数のユーザで、表示機能と入力機能と電話機能とデータ通信機能を有する複数の端末400,…,400を共用するための装置である。端末共用装置100は、少なくとも記録部190、関連管理部110、状況表示部120、着信管理部130、共有情報表示部140を備える。端末共用装置100は、さらに、共有情報登録部150、電話連携部160、権限要求部170、権限表示部180も備えてもよい。
記録部190には、あらかじめ、ユーザを特定するユーザIDと、電話番号と関連付けられている端末を特定する端末IDと、権限の情報を記録しておく。また、記録部190には、あらかじめ、情報を共有する共有グループごとに、共有グループを特定する共有グループIDを共有グループの条件である共有条件と共有情報とユーザと関連付けて記録しておく。記録部190にあらかじめ記録しておく情報は、施設(病院など)の情報管理を行う部門が行えばよい。端末IDには、電話番号を使用してもよいし、別の識別子を用いてもよい。端末IDとして電話番号を使用する場合は、「電話番号と関連付けられている端末を特定する端末ID」とは、電話番号自体である。「権限の情報」は、「救急患者受け入れ」などの具体的な判断項目でもよいし、「当直主任医師」、「病棟4階ナース・リーダ」などの役職でもよい。「権限の情報」は、施設での運用に適合するように決めればよい。なお、共有グループとユーザとの関連付けは、共有グループIDとユーザIDを関連付けて記録部190に記録することで実現する。「共有グループIDをユーザと関連付ける」という表現を使うこともあるが、この表現のときも記録部190には、共有グループIDとユーザIDとが関連付けられえて記録される。また、「端末に関連付けられた共有グループ」とは、記録部190に端末IDに関連付けられて共有グループIDが記録されている共有グループを意味している。端末とユーザの関連付けなど、他の関連付けも同様である。
図2は関連登録ステップの処理の例を示す図、図3は関連消去ステップの第1の処理の例を示す図、図4は関連消去ステップの第2の処理の例を示す図、図5は関連消去ステップの第3の処理の例を示す図である。全ユーザは端末400を使い始めるときに、端末400からユーザIDを端末共用装置100に送信する。権限を保有するユーザの場合は、端末400を使い始めるときに、端末400からユーザIDと権限の情報を端末共用装置100に送信する。この際、端末400は、ユーザIDと端末ID、および含まれているときは権限の情報を端末共用装置100に送信する(S111)。関連管理部110は、端末400から利用するユーザのユーザIDを受信したときには、ユーザIDと端末IDとの関連付けを記録部190に記録し、端末400から権限の情報を受信したときには、ユーザIDと権限の情報との関連付けを記録部190に記録する(S112)。なお、記録部190には、あらかじめ、共有グループごとに、共有グループIDと共有条件と共有情報とユーザとを関連付けて記録している。したがって、ステップS112の処理によって、端末(端末ID)、ユーザ(ユーザID)、権限の情報、共有グループ(共有グループID)、共有条件、共有情報が相互に関連付いた状態となる。
関連管理部110は、ユーザが端末400の使用を終了したと判断する判断条件を満たしたときには(S118)、記録部190に記録されたユーザIDと端末IDとの関連付けおよびユーザIDと権限の情報との関連付けを消去する(S117)。「判断条件」としては、例えば、24時間以上、端末400から端末共用装置100へのアクセスがない場合、端末400が一定時間電波の届かない状態の場合などにすればよい。また、図4に示すように、端末400から電源が切断された旨を知らせる通知があったときを「判断条件を満たしたとき」としてもよい(S116)。さらに、図5に示すように、端末400から別のユーザのユーザIDが送信された場合に(S111)、ユーザIDと端末IDとの関連付けおよびユーザIDと権限の情報との関連付けを消去し(S117)、別のユーザIDと端末IDとの関連付けを記録部190に記録し、権限の情報も受信したときには、ユーザIDと権限の情報との関連付けも記録部190に記録すればよい(S112)。
なお、権限要求部170を備えているときは、権限要求部170は、あらかじめ定めた権限がいずれのユーザIDとも関連付けられていない状態があらかじめ定めた時間を超えたときに、ユーザIDと端末IDとの関連付けが記録されている端末400,…,400のすべて若しくは一部に対して権限の情報の送信を要求する。例えば、「病棟4階ナース・リーダ」の権限を保有するユーザが端末400の使用を終了した場合、「病棟4階ナース・リーダ」の権限を保有するユーザが不在となる。この状態が続くと業務に支障をきたすことになる。そこで、あらかじめ定めた時間(例えば、1分、5分など)を設定しておき、ユーザIDと端末IDとの関連付けが記録されている端末(ユーザ)のすべて若しくは一部に対して権限の情報の送信を要求すればよい。「要求」は、チャットまたはメールなどの連絡手段を用いればよい。「端末(ユーザ)の一部」に対して権限の情報の送信を要求する例としては、次のような例が考えられる。例えば、過去の権限の履歴を参照し、権限を保有する可能性があるユーザが使用している端末に要求すればよい。不必要に要求することを避けるためである。また、例えば、「病棟4階ナース・リーダ」の権限の情報を要求する場合は、看護師が使用している端末にのみ要求してもよい。医師が使用する端末に要求する必要はないからである。このように、権限を保有する可能性があるユーザが使用する端末に要求すればよい。どのように一部の端末を選ぶのかは上述の例に限定する必要はなく、権限の種類や施設で働く人の立場の種類などに応じて適宜定めればよい。この権限の情報の送信を要求する機能は、権限を引き継いだユーザが、今まで権限を保有していたユーザが使用した端末400とは異なる端末400を使う場合を想定した機能である。引き継いだユーザが端末400からユーザIDと権限の情報を送信する前に、今まで権限を保有していたユーザが端末400の使用を終了すると、権限を保有するユーザが不在の状態となる。権限要求部170は、引き継いだユーザに対して、あらかじめ定めた時間以内に端末400からユーザIDと権限の情報を送信することを求める効果がある。
関連管理部110は、端末400から権限の情報を新しく受信したときには、登録済のユーザIDと当該権限の情報との関連付けを記録部190から削除し、新しく受信した権限の情報に基づいてユーザIDと当該権限の情報との関連付けを記録部190に記録するようにしてもよい。権限を引き継いだユーザが、今まで権限を保有していたユーザが使用した端末400とは異なる端末400を使う場合、今まで権限を保有していたユーザが端末400の使用を終了する前に、端末400からユーザIDと権限の情報を送信することもあり得る。このような場合には、今まで権限を保有していたユーザと権限の情報との関連付けを記録部190から削除すればよい。このように処理すれば、スムーズに権限を移行できる。また、関連管理部110は、このように登録済のユーザIDと権限の情報との関連付けを記録部190から削除するときに、登録済のユーザIDが関連付けられた端末400にユーザと権限の情報との関連付けを削除する旨を通知してもよい。このような処理にすれば、権限を保有していないユーザが誤って権限の情報を関連付けるミスを発見できる。
権限を引き継いだユーザが、今まで権限を保有していたユーザが使用した端末400と同じ端末400を使う場合もあり得る。この場合には、権限を引き継いだユーザが、権限を引き継ぐこととユーザを特定する情報を端末400に入力する。そして、端末400は、端末共用装置100に、利用するユーザのユーザIDと権限の情報とを送信すればよい。
図6に状況表示ステップの処理の例を示す。端末400が、状況要求と端末IDを端末共用装置100に送信すると(S121)、状況表示部120は、端末400に、ユーザIDと端末IDとの関連付けが記録されているユーザと、権限を保有するユーザを識別できるように表示させる(S122,S123)。このように、ユーザIDと端末IDとの関連付けが記録されているユーザと、権限を保有するユーザを識別できるように表示されると、勤務中のユーザが誰か、その中で権限を保有するユーザが誰かが分かるため、施設内での連絡がスムーズになる。図7に権限表示ステップの処理の例を示す。権限表示部180を備える場合は、権限表示部180は、端末400から権限を指定する情報を受信したときは、端末400に、指定された権限を保有するユーザの情報を表示させればよい。権限表示部180を備えれば、権限を保有するユーザを知りたいだけのときに便利である。なお、権限表示部180を備える場合は、端末400が、状況要求と端末IDを端末共用装置100に送信すると(S121)、状況表示部120は、端末400に、少なくともユーザIDと端末IDとの関連付けが記録されているユーザを識別できるように表示させればよい(S122,S123)。権限については、権限表示部180が表示させることができるからである。
着信管理部130は、端末400から所定の電話機能を利用した着信に関する情報である着信応答情報を受信し、当該着信応答情報がいずれかの共有条件を満たすときは、満たした共有条件に関連付けられた共有グループに関連付けて着信応答情報と当該端末400に関連付けられたユーザの情報を共有情報として記録部190に記録する(S132)。「所定の電話機能を利用した着信に関する情報である着信応答情報」とは、例えば、患者からのナースコールへの応答の情報などである。ただし、ナースコールに限定するものではなく、適宜定めておけばよい。「共有条件」は、情報の種類に関する条件であり、あらかじめ記録部190に記録されている。病院であれば、例えば、「共有条件」をあらかじめ定めた患者のナースコールとしておく。そして、あらかじめ定めた患者を担当するユーザ(医師、看護師)を、その患者を担当する共有グループに関連付ければよい。
図8に着信管理ステップを含む処理の例を示す。端末500が、電話交換機900を介して端末400を含むいくつかの端末を呼び出す(S501)。端末400を所持しているユーザが、この呼び出しに応答する(S502)。例えば、患者が端末500(ナースコール)で複数の端末を呼び出し、端末400を所持している看護師が応答し、通話する。その場合に、端末400が、所定の電話機能を利用した着信に関する情報である着信応答情報として、ナースコールの情報(患者名,応答した看護師名,時刻など)を端末共用装置100に送信する(S131)。着信管理部130は、当該着信応答情報がいずれかの共有条件を満たすときは、満たした共有条件に関連付けられた共有グループに関連付けて着信応答情報と当該端末400に関連付けられたユーザの情報を共有情報として記録部190に記録する(S132)。
ステップS501,S502は、既存の電話交換機900が備えている機能で実行すればよい。例えば、4階の入院患者からの電話交換機900を介したナースコールは、4階のナースセンタに配備されている端末を呼び出せばよい。ステップS131では、端末400が、その着信応答情報を端末共用装置100に送信する。そして、ステップS132では、着信管理部130が、共有グループに関連付けて着信応答情報を記録部190に記録する。なお、ナースコールで呼び出される端末は、電話交換機900に設定している端末なので、看護師が所持する端末が設定されているし、勤務中の看護師のみ(ナースセンタに配置された端末を所持している看護師のみ)が呼び出されえる。一方、共有グループに関連付けられたユーザを、あらかじめ定めた患者を担当するユーザ(医師、看護師)としていれば、医師、およびナースコールがあった時刻には勤務していなかった看護師とも情報を共有できる。また、このような処理なので、既存の電話交換機900を利用したナースコールをそのまま使いながら、複数の医師と看護師とで情報を共有できる。また、病院に限らなくても、既存の電話交換機を同じように使用している場合は、端末共用装置100を用いれば、既存の電話交換機をそのまま使いながら情報を共有できる。
図9に共有情報表示ステップの処理の例を示す。端末400が、共有情報の要求を端末共有装置に送信する(S141)。共有情報表示部140が、端末400に関連付けられた共有グループの共有情報を提示する(S142)。端末400が、共有情報を表示する(S142)。つまり、共有情報表示部140は、端末400から共有情報の要求を受信したときには、端末400に関連付けられた共有グループの共有情報を端末400に表示させる(S142,S143)。端末400への表示は、共有情報を閲覧させることで実現すればよい。また、端末400への表示を共有情報を送信して行う場合は、表示を終了したときに、端末400が、端末400内の共有情報を消去すればよい。共有情報表示ステップによって、上述の着信応答情報、後述する登録された共有情報などをユーザが確認できる。
図10に共有情報登録ステップの処理の例を示す。共有情報登録部150は、端末400から共有グループを指定した情報の登録要求があったときには(S151)、端末400が指定された共有グループと関連付けられている場合は、指定された共有グループと関連付けて登録要求があった情報と端末400に関連付けられたユーザの情報(氏名など)を共有情報として記録部190に記録する(S152)。共有情報登録ステップによって、チャットの記入が可能になる。例えば、患者Bに対して行った処置を記入すれば、処置の内容を共有できる。
図11に電話連携ステップの処理の例を示す。例えば、ステップS123もしくはステップ183によって端末400に少なくとも権限を保有するユーザが表示されているときに、表示されているユーザの1人を指定するもしくは表示されている権限を指定すると、端末400は、ユーザもしくは権限を指定した電話番号の要求を送信する(S161)。電話連携部160は、指定されたユーザもしくは権限に関連付けられている端末400が存在する場合は、指定されたユーザもしくは権限に関連付けられている電話番号を、端末400に送信する(S162)。そして、端末400が、受信した電話番号に電話交換機900を使って発呼する。つまり、電話連携部160は、端末400からユーザもしくは権限を指定した電話番号の要求を受信したときには、当該ユーザもしくは当該権限に関連付けられている端末400が存在する場合は、当該ユーザに関連付けられている電話番号を、電話番号の要求をした端末400に送信する(S162)。端末400にインストールしているプログラムが、電話番号を受信したときに自動的に発呼する機能を有していれば、ユーザは通話相手を選択するだけなので、端末共用装置100を意識することなく端末を共用できる。もちろん、端末400のユーザが、権限を保有するユーザを指定することでも、権限を保有するユーザに発呼できる。
端末共用装置100によれば、端末を場所に依存させて運用する場合でも、ユーザが端末を使用し始めるたびにユーザと端末、およびユーザと権限を関連付ける。また、端末に、権限を保有するユーザを識別できるように表示させる。したがって、ユーザは、容易に権限を保有するユーザを識別できる。よって、権限の保有者は、権限ごとに端末を所持する必要がなくなる。さらには、特許文献3と同様に、所定の電話機能を利用した着信に関する情報である着信応答情報を端末から受信すると、共有条件を満たすときには共有情報として記録部に記録するので、複数のユーザで複数の端末を簡易に共用できる。例えば、ナースコールへの応答情報を、上述の所定の電話機能を利用した着信に関する情報である着信応答情報とすれば、どの看護士がナースコールに応答したのかという情報を、共有グループで簡易に共有できる。
[プログラム、記録媒体]
上述の各種の処理は、図12に示すコンピュータ2000の記録部2020に、上記方法の各ステップを実行させるプログラムを読み込ませ、制御部2010、入力部2030、出力部2040、表示部2050などに動作させることで実施できる。
この処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、例えば、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等どのようなものでもよい。
また、このプログラムの流通は、例えば、そのプログラムを記録したDVD、CD-ROM等の可搬型記録媒体を販売、譲渡、貸与等することによって行う。さらに、このプログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することにより、このプログラムを流通させる構成としてもよい。
このようなプログラムを実行するコンピュータは、例えば、まず、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、一旦、自己の記憶装置に格納する。そして、処理の実行時、このコンピュータは、自己の記録媒体に格納されたプログラムを読み取り、読み取ったプログラムに従った処理を実行する。また、このプログラムの別の実行形態として、コンピュータが可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することとしてもよく、さらに、このコンピュータにサーバコンピュータからプログラムが転送されるたびに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することとしてもよい。また、サーバコンピュータから、このコンピュータへのプログラムの転送は行わず、その実行指示と結果取得のみによって処理機能を実現する、いわゆるASP(Application Service Provider)型のサービスによって、上述の処理を実行する構成としてもよい。なお、本形態におけるプログラムには、電子計算機による処理の用に供する情報であってプログラムに準ずるもの(コンピュータに対する直接の指令ではないがコンピュータの処理を規定する性質を有するデータ等)を含むものとする。
また、この形態では、コンピュータ上で所定のプログラムを実行させることにより、本装置を構成することとしたが、これらの処理内容の少なくとも一部をハードウェア的に実現することとしてもよい。
100 端末共用装置 110 関連管理部
120 状況表示部 130 着信管理部
140 共有情報表示部 150 共有情報登録部
160 電話連携部 170 権限要求部
180 権限表示部 190 記録部
400,500 端末 800 データ通信ネットワーク
900 電話交換機 910 外部電話通信ネットワーク

Claims (8)

  1. 複数のユーザで、表示機能と入力機能と電話機能とデータ通信機能を有する複数の端末を共用するための端末共用装置であって、
    前記ユーザを特定するユーザIDと、電話番号と関連付けられている前記端末を特定する端末IDと、権限の情報を記録する記録部と、
    前記端末から利用するユーザのユーザIDを受信したときには、ユーザIDと端末IDとの関連付けを前記記録部に記録し、前記端末から権限の情報を受信したときには、ユーザIDと権限の情報との関連付けを前記記録部に記録し、ユーザが端末の使用を終了したと判断する判断条件を満たしたときには、前記記録部に記録されたユーザIDと端末IDとの関連付けおよびユーザIDと権限の情報との関連付けを消去する関連管理部
    を備える端末共用装置。
  2. 請求項1記載の端末共用装置であって、
    さらに、
    あらかじめ定めた権限がいずれのユーザIDとも関連付けられていない状態があらかじめ定めた時間を超えたときに、ユーザIDと端末IDとの関連付けが記録されている端末のすべて若しくは一部に対して権限の情報の送信を要求する権限要求部
    を備える端末共用装置。
  3. 請求項1記載の端末共用装置であって、
    前記関連管理部は、前記端末から権限の情報を新しく受信したときには、登録済のユーザIDと当該権限の情報との関連付けを前記記録部から削除し、新しく受信した権限の情報に基づいてユーザIDと当該権限の情報との関連付けを前記記録部に記録す
    ことを特徴とする端末共用装置。
  4. 請求項1記載の端末共用装置であって、
    前記関連管理部は、登録済のユーザIDと当該権限の情報との関連付けを前記記録部から削除するときに、登録済のユーザIDが関連付けられた端末に前記削除を通知す
    ことを特徴とする端末共用装置。
  5. 請求項1記載の端末共用装置であって、
    さらに、
    前記端末から権限を指定した電話番号の要求を受信したときには、当該権限に関連付けられている電話番号を、電話番号の要求をした端末に送信する電話連携部
    を備える端末共用装置。
  6. 請求項1~5のいずれかに記載の端末共用装置と通信する端末であって、
    当該端末を利用するユーザの権限を次に利用するユーザに引き継ぐ場合には、権限を引き継ぐこととユーザを特定する情報を当該端末に入力したとき、前記端末共用装置に、利用するユーザのユーザIDと権限の情報とを送信する
    ことを特徴とする端末。
  7. 端末共用装置を用いて、複数のユーザで、表示機能と入力機能と電話機能とデータ通信機能を有する複数の端末を共用するための端末共用方法であって、
    前記端末共用装置の記録部に、あらかじめ、前記ユーザを特定するユーザIDと、電話番号と関連付けられている前記端末を特定する端末IDと、権限の情報を記録しておき、
    前記端末が、当該端末を利用するユーザのユーザIDと権限の情報を送信し、前記端末共用装置が、ユーザIDと端末IDとの関連付けおよびユーザIDと権限の情報との関連付けを前記記録部に記録する関連登録ステップと、
    前記端末共用装置が、ユーザが端末の使用を終了したと判断する判断条件を満たしたときには、前記記録部に記録されたユーザIDと端末IDとの関連付けを消去する関連消去ステップと、
    を有する端末共用方法。
  8. 請求項1~5のいずれかに記載の端末共用装置として、コンピュータを機能させるための端末共用プログラム。
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