JP7282454B2 - 本人管理情報通知システム - Google Patents

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Description

本発明は本人管理情報通知システムに関する。
特許文献1には、携帯端末によるインターネット接続機能を生かして遺産相続及び情報/金銭決済の代行を行う、携帯端末を利用した遺産相続システムが提案されている。
特開2005―115406号公報
従来の技術においては、例えば上述の特許文献1に提案されているように、携帯端末等によるインターネット接続機能を生かして、例えば本人の親族や仕事上の関係者等に既に財産や株・企業組織の運営権等を有している本人がその存在を知らせている遺産の相続及びその詳しい情報/金銭決済等を、本人にいわゆる「もしも」のことがあったとき(つまり本人が疾病や事故等で生命の危機に到ったときや死亡したときなど)に、代行して行うようにすることが提案され、一部実用化もされている。
他方、一般に小規模企業経営者や個人事業主の多くが日常の業務に追われているという現実がある。
つまり、組織長(経営者)として、また家長(世帯主)として、本人の家族や親族、職務上のパートナー、従業員や取引先等、いわゆる本人を取り巻く関係者に対して、例えば本人の固有の管理下にあって対外的には公開していない個人資産の全貌のような、本人しか知らない情報(以下「本人管理情報」と記述)の共有が、常日頃有効になされているとは云い難い現状にある。
このため、例えば地震や台風などの各種自然災害、交通事故や火災などの各種人的災害、本人の疾病等によって、万一本人が突然に死亡、危篤、重体などの危機的状況、つまり本人が本人管理情報に関連した経済的・社会的行為を行うことができない状況に陥った場合、その状況に対応して本人の家族や職務上のパートナー等が、本人に代って(あるいは引き継いで)経済的・社会的行為を行おうとしても、そのために必要となる本人管理情報は残された家族や従業員等のいわゆる関係者に共有されていないので、その後の対応が迅速にできなくなるという不都合や、その後の各種手続き等に関係者が窮してしまうという不都合が生じていた。
本発明の目的は、本人しか知らないがその本人が危機的状況に陥ったときに関係者にも共有されるべきと本人が考える情報を、日頃から整理し管理することができると共に、万一本人が危機的な状況に陥った場合に、それを誤りなく認識・確認して、本人の関係者に本人管理情報の存在を通知することができるシステムを提供することにある。
本発明の本人管理情報通知システムは、契約者本人(以下「本人」と記述)が経済的活動または社会的活動を履行することが困難乃至不可能な状況(以下「危機的状況」と記述)に陥ったとき、そのときまでに前記本人があらかじめ登録しておいた情報つまり本人管理情報を、前記本人があらかじめ登録しておいた関係者に通知する、本人管理情報通知システムであって、前記本人によって入力された、前記本人管理情報の存在する場所の情報およびその本人管理情報自体のうち少なくとも前記本人管理情報の存在する場所の情報、ならびにその通知先としての前記関係者の連絡先の情報を、当該本人管理情報通知システムの管理サーバーの記憶装置に登録する、本人管理情報登録手段と、前記本人が前記危機的状況にあるか否かを認識するべく、前記本人の所有する情報処理装置または通信装置の前記本人による使用状態をモニタリングする、モニタリング手段と、前記モニタリングの結果、前記本人が所定の期間以上に亘って前記情報処理装置または通信装置を所定の使用状態にしなかった場合、前記本人の安否を当該本人自身に確認するべく所定の回答を求める打診を、前記本人の所有する情報処理装置または通信装置に対して発信する本人安否確認打診手段と、前記打診から所定の期間以内に前記本人が前記所定の回答を返信して来なかった場合、前記本人が危機的状況に陥った可能性がある旨の通報を前記関係者に通報し、前記関係者によって前記本人が危機的状況にあることが確認されたとの情報を受けると、前記本人管理情報の存在する場所の情報およびその本人管理情報自体のうち少なくとも前記本人管理情報の存在する場所の情報を前記管理サーバーの記憶装置から読み出して前記関係者に通知する、危機的状況時本人管理情報通知手段と有する。
好適には、前記関係者が前記本人管理情報の存在する場所の情報およびその本人管理情報自体のうち少なくとも前記本人管理情報の存在する場所の情報の通知を当該本人管理情報通知システムに求めた場合、前記本人安否確認打診手段は、前記本人の安否を当該本人自身に確認するべく所定の回答を求める打診を前記本人の所有する情報処理装置または通信装置に対して発信し、かつ、前記打診から所定の期間以内に前記本人が前記所定の回答を返信して来なかった場合、前記危機的状況時本人管理情報通知手段が、前記本人が危機的状況に陥った可能性がある旨の通報を前記関係者に通報し、前記関係者から前記本人が危機的状況にあることが確認されたとの情報を受けると、前記本人管理情報の存在する場所の情報およびその本人管理情報自体のうち少なくとも前記本人管理情報の存在する場所の情報を前記管理サーバーの記憶装置から読み出して前記関係者に通知するように構成される。
また、好適には、前記危機的状況時本人管理情報通知手段は、1人の前記関係者が前記本人管理情報の存在する場所の情報およびその本人管理情報自体のうち少なくとも前記本人管理情報の存在する場所の情報の通知を当該本人管理情報通知システムに求めた場合、前記本人が危機的状況に陥った可能性がある旨の通報を前記1人とは別の関係者に通報し、前記別の関係者から前記本人が危機的状況にあることが確認されたとの情報を受けると、前記本人管理情報の存在する場所の情報およびその本人管理情報自体のうち少なくとも前記本人管理情報の存在する場所の情報を前記管理サーバーの記憶装置から読み出して前記1人の関係者および前記別の関係者に通知するように構成される。
また、好適には、前記本人管理情報登録手段、前記モニタリング手段、前記本人安否確認打診手段、前記危機的状況時本人管理情報通知手段が、1つの前記管理サーバー内に構築される。
また、好適には、前記本人が自身の所有する情報処理装置または通信装置を介して、前記本人管理情報登録手段に登録されている前記本人管理情報の存在する場所の情報およびその本人管理情報自体のうち少なくとも前記本人管理情報の存在する場所の情報の更新を行うことが可能であるように構成される。
また、好適には、前記更新を促す案内を前記本人の所有する情報処理装置または通信装置に定期的に送信する定期的更新案内手段を有し、かつ、前記本人に前記更新を定期的に促す案内が前記定期的更新案内手段によって送信される際に、前記案内と共に、前記本人の安否を当該本人自身に確認するべく所定の回答を求める打診を、前記本人の所有する情報処理装置または通信装置に対して前記本人安否確認打診手段が送信するように構成される。
また、好適には、前記モニタリング手段が、前記本人の所有する2つ以上の情報処理装置または通信装置の前記本人による使用状態をモニタリングし、かつ、前記モニタリングの結果、前記本人が所定の期間以上に亘って前記本人の所有する2つ以上の情報処理装置または通信装置のいずれをも所定の使用状態にしなかった場合、前記本人安否確認打診手段が、前記本人の安否を当該本人自身に確認するべく所定の回答を求める打診を前記本人の所有する2つ以上の情報処理装置または通信装置に対して発信するように構成される。
本発明における本人管理情報通知システムによって、このシステムに契約した本人が、その本人の関係者と共有すべき情報を、日頃から整理し管理することが可能になると共に、万一本人が危機的な状況に陥った場合に、それを誤りなく確認して、本人の家族や職務上のパートナーなどの関係者に本人管理情報の存在またはその情報自体のうち少なくともその存在を迅速に通知することが可能となった。
本発明の一実施形態に係る本人管理情報通知システムの主要な構成を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る本人管理情報通知システムによって行われる主要な情報処理および情報通信の流れを示す説明図である。 本人管理情報を登録するステップにおいて行われる入力操作・情報処理等を模式的に示す説明図である。 関係者およびその連絡先の情報を登録するステップにおいて行われる入力操作・情報処理等を模式的に示す説明図である。 契約者本人の安否確認を行うステップにおいて行われるモニタリングを模式的に示す説明図である。 契約者本人が危機的状況にあることを本システムが自動的に認識(検知)した場合に実行される主要な情報処理および情報通信等を模式的に示す説明図である。 関係者が本システムに対して本人管理情報の通知を求めた場合に実行される主要な情報処理および情報通信等を模式的に示す説明図である。 定期的更新案内ステップにおいて実行される主要な情報処理・情報通信等を模式的に示す説明図である。 本システムから本人管理情報の通知を受けた関係者によって行われ得る情報活用の一例を模式的に示す説明図である。 複数種類に区分された関係者のうち「パートナーB」という区分の関係者によって行われ得る情報活用の一例を模式的に示す説明図である。 本システムによる契約者本人に対する安否確認等の機能の一時的な停止/復帰(再開)を模式的に示す説明図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る本人管理情報通知システムの主要な構成を示す説明図である。
この本人管理情報通知システム(以下「本システム」と記述する場合あり)は、本人管理情報登録手段11、モニタリング手段12、本人安否確認打診手段13、危機的状況時本人管理情報通知手段14、定期的更新案内手段15、を有している。
それら全ての手段は基本的に、この本人管理情報通知システムの実体的なハードウェアである1つの管理サーバー内に構築されている。
そして、その管理サーバーに対して契約者本人(以下「本人」と記述する場合あり)2が自身の所有するPC(パーソナルコンピュータ)201、各種モバイル端末、携帯電話機202(に付与されているメール機能、デジタル信号送受信・処理機能)・スマートホン等の情報処理端末20を用いて、本システムの管理サーバー1にアクセスし、以下に述べる各種の情報登録、情報送信、情報受信等を簡易かつ確実に行なうことができるように構成されている。
本人管理情報登録手段11は、本人2によって入力された、本人管理情報の存在する場所の情報およびその本人管理情報自体の情報のうちの少なくとも存在する本人管理情報の存在する場所の情報(以下、これらを纏めて単に「本人管理情報」とも記述する)、ならびに通知先としての関係者3の連絡先の情報(以下これらを纏めて「登録情報」とも記述す)を、管理サーバー1の記憶装置10に登録する。
また、本人管理情報登録手段11は、本人2が関係者3を複数種類の関係者3a、3bに区別し、その個々の種類ごとの関係者3a、3bにそれぞれ危機的状況時に通知される本人管理情報の内容を個別に特定して登録できるように構成されている。
本人管理情報登録手段11に登録されている本人管理情報は、本人2が自身の所有する情報処理装置(PC201)または通信装置(携帯電話機・スマートホン202)等の情報処理端末20を介して更新可能となっている。
すなわち、本人2が自身の所有する情報処理装置20を用いて本システムの管理サーバー1にアクセスし、その記憶装置10に記憶されている登録情報つまり本人管理情報や関係者の連絡先等の情報を更新(変更・追加・消去等)することができるように構成されている。
ここで、「本人管理情報の存在する場所の情報」とは、例えば、本人2によって本人管理情報自体が電子的データとして記憶されているデータベース、インターネットにおける各種IDおよびそれに対応するPW(パスワード)、隠しブログのURL、プロバイダー名など、電子的データとしての情報の格納・記憶場所や、本人管理情報自体が何らかのハードウェアとしての実体を伴って存在する情報媒体の収納場所、つまり例えば遺言書のような書簡または手紙もしくは各種有価証券や権利書のようないわゆる紙媒体の収納場所や、本人2の朗読等による情報が記録されたCD-ROMやボイスレコーダのようないわゆる視覚・音声情報媒体の置き場所・保管場所などである。
モニタリング手段12は、本人2が危機的状況にあるか否かを認識するべく、本人2の所有する情報処理端末20の本人による使用状態をモニタリングする。
より好適には、モニタリング手段12は、本人2の所有する2つ以上の情報処理端末20の本人による使用状態をモニタリングするものであるとよい。このようにすることによって、モニタリングによる本人2の安否認識の確実性を、より高いものとすることができる。
本人安否確認打診手段13は、モニタリング手段12によるモニタリングの結果、本人2が自身の所有している情報処理端末20を所定の期間以上に亘って所定の使用状態にしなかった場合、本人2の安否をその本人自身に確認するべく所定の回答を求める打診を、本人2の所有する情報処理装置201または通信装置202等のような情報処理端末20に対して発信する。
また、本人安否確認打診手段13は、関係者3が本人管理情報の通知を本システムに求めた場合、本人2の安否をその本人自身に確認するべく所定の回答を求める打診を、本人2の所有する情報処理装置201または通信装置202等の情報処理端末20に対して発信する。
また、本人安否確認打診手段13は、上述の安否の打診の後、所定の期間以内に本人2から所定の回答を返信して来なかった場合、本人が危機的状況に陥った可能性がある旨の情報を、危機的状況時本人管理情報通知手段14を介して関係者3に通報する。
また、本人安否確認打診手段13は、本人2に登録情報の更新を定期的に促す案内が定期的更新案内手段15から送信される際に、それと連動して機能し、本人2の安否をその本人自身に確認するべく所定の回答を求める打診を、本人2の所有する情報処理装置201または通信装置202等の情報処理端末20に対して送信する。
危機的状況時本人管理情報通知手段14は、上述の本人安否確認打診手段13による打診の結果、本人2からの回答が上記所定の期間以内になく、かつ、本人が危機的状況に陥った可能性がある旨の情報の通知を本人安否確認打診手段13から受けた関係者3によって、そのとき本人2が危機的状況にあることが確認されたとの情報が返信されてきた場合には、関係者3に本人管理情報を通知する。
その際、関係者3が例えば本人2との続柄の観点から複数種類に区分されている場合には、それら個々の種類ごとの関係者3a、3bに個別に特定されている内容の本人管理情報をそれぞれ通知する。
また、モニタリング手段12が、本人2の所有する2つ以上の情報処理端末20の本人2による使用状態をモニタリングするように構成されている場合には、そのモニタリングの結果、本人2が所定の期間以上に亘って2つ以上の情報処理端末20(情報処理装置201または通信装置202)のどちらも所定の使用状態にしなかったときに、本人安否確認打診手段13が、本人2の安否をその本人自身に確認(打診)するべく、所定の回答を求める打診を本人2の所有する2つ以上の情報処理端末20に対して発信する。
また、危機的状況時本人管理情報通知手段14は、1人の関係者3(例えば3a)が本人管理情報の存在する場所の情報およびその本人管理情報自体のうち少なくとも本人管理情報の存在する場所の情報の通知を本システムに求めた場合、本人2が危機的状況に陥った可能性がある旨の通報を、上述の1人とは別の関係者3(例えば3b)に通報し、その別の関係者3(3b)から本人2が危機的状況にあることが確認されたとの情報を受けると、本人管理情報の存在する場所の情報およびその本人管理情報自体のうち少なくとも本人管理情報の存在する場所の情報を、管理サーバー1の記憶装置10から読み出して、上述の1人の関係者3aおよび別の関係者3bにそれぞれ通知する。
定期的更新案内手段15は、上述の登録情報の更新を促す案内を、本人の所有する情報処理端末20に定期的に送信する。
そしてその際、つまり本人に登録情報の更新を定期的に促す案内が送信される際に、定期的更新案内手段15と連動して本人安否確認打診手段13も機能して、本人2の安否をその本人自身に確認するべく所定の回答を求める打診を、その本人の所有する情報処理端末20に対して送信する。
図2は、本発明の一実施形態に係る本人管理情報通知システムによって行われる情報処理および情報通信の主要な流れを示す説明図である。
以下、図2に示した流れに則して、各手段によって実行される情報処理・情報通信等の主要な内容および機能を、図3-図11を参照しつつ説明する。
まず、契約者本人2は、図2に「契約S1」として示すように、本システムに加入する契約を締結する。
そして、「登録S2」として示すように、登録情報、つまり本人管理情報および関係者3の連絡先の情報等を、本システムに登録する。
登録情報は、電話帳アプリによる入力、名刺ソフトのスキャン機能、直接入力、PFA入力などによって、本システムに登録することができる。
図3は、本人管理情報および関係者の連絡先の情報等を登録するステップ(S2)において本人管理情報登録手段11を中心として行われる、本人管理情報の入力操作・情報処理等を模式的に示す説明図である。
本人管理情報とは、本人2が危機的状況に陥ったとき、つまり本人2が死亡あるいは重体になるなどして、経済的活動または社会的活動を履行することが困難乃至不可能な状況に陥ったときに、本人2の親族や共同経営者、顧問弁護士などのような各種の関係者3に通知することを本システムに代行させるべく、本人2がまだ危機的状況に陥っていないときに本人2によって本システムに登録される情報それ自体、および、その情報の存在することの情報ならびにそれが格納(記憶)または収納されている場所の情報である。
本システムにおいて、本人管理情報は、基本的に関係者3の連絡先の情報と共に(対応付けられて)取り扱われる。
本人管理情報それ自体およびその存在場所の情報は、多くの場合、例えば小規模企業経営者や個人事業主等が日常単独で使用し、本人のみが把握している情報である。
本人管理情報の種類としては、例えば、本人が個人的に用意してある事業用資産・負債、金融機関口座自体に関する情報、および、それらの存在場所(置き場所)や電子データの格納先、例えば各種ID等である。
さらに詳しい例を挙げると、本人管理情報自体としては、銀行・証券・保険の各口座、個人資産・負債、現契約先、主要得意先、重要書類保管場所、WEBサービスIDなどがある。
その他にも、例えば本人のみが管理している個人的なデジタルデータやデジタルサービス等に関する情報などもある。
登録された本人管理情報は、図3の右側に一例を示したリスト203のような形で本人2に提示され、また関係者3に通知されるように設定されている。
図4は、本人管理情報および関係者の連絡先の情報等を登録するステップ(S2)において本人管理情報登録手段11を中心として行われる、関係者3の連絡先の情報の入力操作・情報処理等を模式的に示す説明図である。
関係者3とは、例えば、本人2の家族(配偶者、子、孫、父・母、兄弟等)、親族、職務上の共同経営者、顧問税理士、顧問弁護士、同業連携先、社員・被雇用者(本人2が経営者等である場合)、取引先(得意先・仕入業者・下請業者等)、加盟団体、金融機関)、各種契約先(各種保険、クレジットカード、銀行、通信、Netサービス会社)等である。
それらの関係者3は、本人2との関係性の深浅に則して複数種類に区分することができる。
例えば、法的・経済的に本人2と最も近親な関係にある家族、親族、職務上の共同経営者等は、最も重要度の高いAランクの関係者3aとして区分する(以下これを「パートナーA」と記述する)。
次位の重要度の関係者として、顧問税理士、顧問弁護士、同業連携先、社員・被雇用者(本人2が経営者等である場合)、取引先(得意先・仕入業者・下請業者等)、加盟団体、金融機関)を、Bランクの関係者3bとして区分する(以下これを「パートナーB」と記述する)。
さらに次位の重要度の関係者として、契約先(各種保険、クレジットカード、銀行、通信、Netサービス会社)をCランクの関係者3cとして区分する(以下これを「パートナーC」と記述する)。
そして、本システムは、上述の異なる区分の関係者3a、3b、3cのそれぞれに対して異なった本人管理情報の内容を通知するべく登録設定することができるように構成されている。(勿論、全ての区分の関係者3a、3b、3cに同一の内容の本人管理情報を通知するように登録設定することも可能である。)
関係者の連絡先の情報とは、例えば関係者3の所有する各種情報処理端末(PC、携帯電話機・スマートホン等)のアドレス、電話番号、FAX番号、書簡送達のための住所・居所等である。
このような関係者の連絡先の情報205の登録(入力)は、図4に示すように、例えばスマートホン204の名刺アプリケーションの機能を用い、そのスマートホン204から本システムの管理サーバー1にアクセスして行なうことができる。
このように本人2の所有する情報処理端末20の機能を有効活用することにより、本人2による情報入力の手間を極力減らして、簡易に関係者3の連絡先の情報を登録することが可能となっている。
このような関係者3の連絡先の情報と、本人管理情報とが対応付けられて、本システムの管理サーバー1の記憶装置10に登録される。
図5は、本人2が危機的状況にあるか否かを自動的に認識するためのモニタリングを行なうステップ(S3)においてモニタリング手段12を中心として行われる、情報通信・情報処理等を模式的に示す説明図である。
このステップS3は、図2において「モニタリング」S3として示されている。以下「モニタリングステップS3」と記述する。
モニタリングステップS3では、本人2が危機的状況にあるか否かを、本システムが自動的に認識するべく、本人2の所有する情報処理端末20の本人2による使用状態をモニタリングする。
具体的には、例えば図5に示すように、本人2が日常持ち歩いて使用するノートPC206、スマートホン204、携帯電話機202のような携帯型の情報処理端末、または持ち歩くことのできない据置型ではあるが本人2が仕事やプライベート等で毎日使用するデスクトップ型PC(図示省略)などのような、本人2が健常であれば例えば3日間のような所定の期間に亘って不使用の状態が続くことの極めて少ない情報処理端末20である。
これは逆に言えば、上述のような情報処理端末20が3日間のような所定の期間に亘って不使用の状態が続いた場合には、本人2が何らかの危機的状況にあることが想定される、ということである。
このモニタリングステップS3では、上述のような本人2による情報処理端末20の例えばログイン状況、通話状況など、所定の使用状態をモニタリングし、それに基づいて、本人2の安否の状態、つまり本人が重体や死亡などのような危機的状況にあるか否かを、本システムが自動的に認識する。
その際、好適には、本人2の安否認識の確実性を、より高いものとするために、本人の所有する複数の情報処理端末20を同時にモニタリングするとよい。
図6は、図2に「システム危機認識通知」として示したステップS4および「情報提供」として示したステップS7において、本人安否確認打診手段13、危機的状況時本人管理情報通知手段14を中心として行われる情報通信・情報処理等を模式的に示す説明図である。
このシステム危機認識通知ステップS4では、上述のモニタリングステップS3によるモニタリングの結果、本人2が危機的状況にあることが認識されると、本人2への安否確認の打診を経て、その打診に本人2が回答しなかった場合には、そのとき本人2が危機的状況にあることを各関係者3a、3bに通報する。
すなわち、上述のモニタリングの結果、本人2が例えば3日間のような所定の期間以上に亘って本人2の情報処理端末20を使用しなかったことが認識された場合、本人安否確認打診手段13が、本人2の安否を本人自身に確認(打診)するべく、例えばそのような場合に送信することをあらかじめ本人2に伝えておいた安否確認のメールを、本人2の所有する情報処理端末20に対して発信する。
好適には、その安否確認のメールの送り先の情報処理端末20は、上述のモニタリングステップS3でモニタリングの対象とした情報処理端末20であるようにするとよい。
さらに好適には、上述のモニタリングステップS3でモニタリングの対象とした情報処理端末20と、さらにそれ以外に本人2の所有する情報処理端末20を更に加えて確認の対象とするとよい。このようにすることによって、本人2への安否確認の送達を、より確実なものとすることができる。
そして、その安否確認のメールの発信から例えば36時間のような所定の期間以内に、本人2が例えば安否確認のメールに添付してあった本システムの安否確認用アドレスにアクセスして「異常なし」のブラウザをクリックする、というような所定の回答を返信して来なかった場合には、危機的状況時本人管理情報通知手段14は、本人2が危機的状況に陥った可能性がある旨の通報を各関係者3に通報する。
その通報を受け取った関係者3は、本人2が危機的状況にあるか否かを、例えば本人2への電話連絡、インターネットにおけるメールでの連絡、直接本人2の自宅への訪問などによって確認する。
その結果、本人2が危機的状況に陥ったことが確認されたとの連絡(通信)が、例えば関係者3が自身の所有するPC(図示省略)から本システムの管理サーバー1に送られてくると、危機的状況時本人管理情報通知手段14は、本人管理情報を管理サーバー1の記憶装置10から読み出して、各関係者3に通知する。
その際、既に説明したとおり、区分された関係者3a、3bごとに対応してあらかじめ割り振られて登録されていた本人管理情報が、それぞれ通知される。
図7は、図2に「パートナー危機認識情報請求」として示したステップS5および「情報提供」として示したステップS7において、本人安否確認打診手段13、危機的状況時本人管理情報通知手段14を中心として行われる情報通信・情報処理等を模式的に示す説明図である。
S5では、1人の関係者3a(パートナーA)から本人管理情報の通知を求められると、本人2が危機的状況に陥った可能性がある旨の通報が、上述の求めた1人とは別の関係者3b(パートナーB)に通報される。
そして、その別の関係者3bから、本人2が危機的状況にあることが確認されたとの情報が本システムに送られて来ると、本人管理情報の存在する場所の情報およびその本人管理情報自体のうち少なくとも本人管理情報の存在する場所の情報が、管理サーバー1の記憶装置10から読み出されて、上述の1人の関係者3aおよび別の関係者3bに通知される。
図7において「パートナーA」と表記されている関係者3aが本人2の安否を確認したい場合には、そのパートナーAである関係者3aが、本システムに対して、本人2の安否状況確認を求めると共に本人管理情報の通知(提供)を求めることができる。
その求めを受けて本システムは、本人2への安否確認の打診を行い、その打診に本人2が回答しなかった場合には、そのとき本人2が危機的状況にあることを各関係者3a、3bに通報する。
またそれと共に、本人2の安否を本人自身に確認(打診)するべく、例えばそのような場合に送信することをあらかじめ本人2に伝えておいた安否確認のメールを、本人2の所有する情報処理端末20に対して発信する。
そして、その安否確認のメールの発信から例えば36時間のような所定の期間以内に、本人2が例えば安否確認のメールに添付してあった本システムの安否確認用アドレスにアクセスして「異常なし」のブラウザをクリックする、というような所定の回答を返信して来なかった場合には、危機的状況時本人管理情報通知手段14は、本人2が危機的状況に陥った可能性がある旨の通報を各関係者3a、3bに通報する。
その通報を受けた、上述の「別の関係者」であるパートナーB、つまり関係者3bは、本人2が危機的状況にあるか否かを、例えば本人2への電話連絡、インターネットにおけるメールでの連絡、直接本人2の自宅への訪問などによって確認する。
その結果、本人2が危機的状況に陥ったことが確認されたとの連絡(通信)が、パートナーB(関係者3b)によって、例えばそのパートナーB自身の所有するPC(図示省略)から本システムの管理サーバー1に送られてくると、本人管理情報の存在する場所の情報およびその本人管理情報自体のうち少なくとも本人管理情報の存在する場所の情報が、管理サーバー1の記憶装置10から読み出されて、上述の1人の関係者3aおよび別の関係者3bに通知される。
その際、既に説明したとおり、区分された関係者3a、3bごとに対応してあらかじめ割り振られて登録されていた本人管理情報がそれぞれ通知される。
好適には、本人2の安否状況確認を求めることができる関係者3の区分を限定して、本人の安否という機密的情報が関係性の薄い(遠い)関係者によって不用意に漏洩することを回避するようにしてもよい。
例えば、本人2に最も近い関係性を有する親族、長年の付き合いで信頼の置ける顧問弁護士など、本人2との関係性、信頼性が極めて高いAランクのパートナーである「パートナーA」として登録されるような関係者3aに限って、本人2の安否状況確認を本システムに求めることができるようにすることなどが可能である。
図8は、図2に「更新」として示したステップS6において行われる情報通信・情報処理等を模式的に示す説明図である。
本システムでは、本人2が自身の所有するPC201やスマートホン・携帯電話機202などのような各種の情報処理端末20を用いて本システムにアクセスし、本人管理情報登録手段11に登録されている本人管理情報・関係者の連絡先の情報等の更新を行うことが可能となっている。
本システムでは、さらに、そのような更新を本人2に対して促す案内を定期的に送信する定期的更新案内手段15を有している。
すなわち、定期的更新案内手段15は、更新を促す案内を本人の所有する情報処理端末20に定期的に送信する。
そして、本人2に更新を定期的に促す案内が定期的更新案内手段15によって送信される際、その案内と共に、本人2の安否をその本人自身に確認するべく所定の回答を求める打診を、本人2の所有する情報処理端末20に対して本人安否確認打診手段13が送信する。この打診のステップは、図6に基づいて既に説明したとおりの内容と同等としてよい。そしてその打診のステップ以降の、危機的状況時の本人管理情報通知のステップも、図6に基づいて既に説明したとおりの内容と同等としてよい。
このように、定期的に行なわれる一回ごとの更新の案内で、それと同時に本人2の安否の確認も兼ねて行なうようにすることにより、本人2が危機的状況にあるか否かを自動的に認識する機会をさらに多くかつ定期的にして、その認識結果の確実性をさらに高いものとすることが可能となる。
図9は、図2に「情報活用」として示したステップS8において、パートナーAによって行われる情報活用を模式的に示す説明図である。
上述のようにして本システムから発信された本人管理情報(例えばリスト203)が、例えば最も近親の関係者として区分されて登録されていたパートナーAである関係者3aに通知されると、その関係者3aは、そのリスト3に記載されている本人管理情報に基づいて、例えば事業承継・閉鎖、資産管理、相続、銀行口座の管理、各種登録の抹消等の経済的・法的行為や、本人2が危機的状況に陥ったことを未だ知らされていない利害関係者4に対して報告することなどを、円滑に実行することができる。
図10は、図2に「情報活用」として示したステップS8において、パートナーBによって行われる情報活用を模式的に示す説明図である。
上述のようにして本システムから発信された本人管理情報(例えばリスト205)が、例えばパートナーAの次位に近親の関係者として区分されて登録されていたパートナーBである関係者3bに通知されると、その関係者3bは、リスト205に記載されている取引先等の利害関係者4に対して、本人2が危機的状況に陥った旨の報告、リスト205と共に本人管理情報としてあらかじめ対応付けて登録されていた本人コメントのメールまたは挨拶文などを、配信または連絡する。
このようにして、利害関係者4への損害波及等を極小化乃至完全回避を図ることが可能となる。
なお、パートナーBまたはパートナーAから利害関係者4宛てに送られる通知の内容としては、上述のような本人コメント等以外にも、本人2とパートナーA、Bとのあらかじめの協議に基づいて、またはパートナーA、Bの独自の判断に基づいて、パートナーA、Bにより本システムに登録されたコメントまたは挨拶文等も可能であるようにしてもよい。
また、本人管理情報の通知の送信は、所謂オプショナルな手法として、例えば書留書簡等によるものとしてもよい。
図11は、本システムの使用を一時的に休止する場合の一例を模式的に示す説明図である。
例えば本人2が海外に渡航する場合や、長期入院する場合、あるいは日常使用している情報処理端末20が紛失または使用不能となった場合、本システムによるモニタリング等を一時的に停止させるようにすることができる。
具体的な操作としては、例えば、本人2が自身の所有するPC201のような情報処理装置を用いて本システムにアクセスする。
そして、利用一時停止/再開の画面207を開き、そこに表示されている「利用一時停止」のブラウザまたはボタン2071をクリックする。このように極めて簡易な操作によって本システムによるモニタリングの一時停止を行なうことができる。
本システムによるモニタリングを復帰させる場合には、本人2がPC201のような情報処理装置を用いて本システムにアクセスする。
そして、利用一時停止/再開の画面207を開き、そこに表示されている「利用再開」のブラウザまたはボタン2072をクリックする。このように極めて簡易な操作によって本システムによるモニタリングを再開させることができる。
あるいは、さらに好適には、本人2が再開させる操作を行なうことを忘れるなどして本システムによる確実なモニタリングが妨げられることを回避するために、自動的に利用再開されるようにしてもよい。
すなわち、あらかじめ所定の期間に設定された利用停止可能期間を過ぎても本人2による「利用再開」の操作が行なわれない場合には、管理サーバー1に設けられているタイマー機能等によって自動的に本システムの利用が再開されるようにしてもよい。
以上説明したような本実施形態に係る本人管理情報通知システムによれば、例えば小規模企業経営者や個人事業主等が日常単独で使用し、本人のみが把握している情報である本人管理情報を、本システムが本人に代って管理し、もし本人が突然死亡、危篤、重体などの危機的状況に陥った場合には、本システムが本人管理情報の存在場所やその本人管理情報それ自体(その内容)を速やかに関係者に通知することが可能となる。
またその結果、次のような極めて有用な効果が奏されることとなる。
・本人が不意の危機的状況に陥っても、事業用資産・負債、口座、ID等に関する情報を本人の職務上の関係者等に自動的または関係者等からの要請に応えて通知できるので、それら情報の事業後継者による確認・把握の手続きや手間等の負荷の大幅な軽減を図ることができる。
・本人が不意の危機的状況に陥っても、個人資産・負債、ID等に関する情報を本人の親族等の関係者に自動的または関係者等からの要請に応えて通知できるので、例えば配偶者のような親族が速やかにそれら個人資産等の存在を把握・確認することが可能となる。延いては、親族等の経済的・精神的な負担や困惑の軽減を図ることなども可能となる。
・本人が不意の危機的状況に陥ったこと、今後の対応等について、迅速かつ確実に取引先等の利害関係者に通知することが可能となる。延いては、本システムを用いなければ通知が遅れることに起因して取引先に発生・波及することが想定される損害の極小化乃至完全回避を図ることができる。
なお、登録情報としては、以上説明したような関係者へ通知するべく登録された本人管理情報以外にも、本人2が危機的状況に陥った場合に本人2の情報処理端末20から消去されることを本人2が望む情報などもあり得る。
この場合、本人管理情報の登録時に、本人2は、自身が危機的状況に陥ったときに消去されるべき情報を、通知されるべき情報と区別して、例えば「要消去情報」のような形で以て特定して登録しておくようにするとよい。
例えば、本人2が特別な関係者3aにのみ知らせたい情報Pと、死後は誰にも知らせたくないので死後には関係者3cによって抹消してほしい情報N(いずれも図示省略)とを、生前に整理して本システムに登録しておく。そしてその死後、特別な関係者3aには、本システムによって情報Pの存在場所が通知される一方、関係者3cには、抹消してほしい情報Nの存在場所が通知される。その通知に従って、関係者3cは、情報Nの存在場所に辿りつき、その情報Nを人知れず抹消することができる。
また、各地の役所の市民課等を通知対象の関係者3の1種類として加えて、その市民課等と本システムとの連携(情報提供等)を図ることなども可能である。
また、本人安否の確認のために用いられる機器としては、上述のPC等のみには限定されない。
その他にも、例えば湯沸かし器、電気照明器具、エアコン、施解鍵センサー、等々の各種のIoT(Internet of Things)機器を用いることも可能である。
また、関係者3から本システムへ本人安否確認を請求する際に、関係者3による悪意の請求などが行なわれることを回避するために、以上説明したような1人の関係者と他の関係者とのいわゆるダブルチェックによる本人の安否確認や、本人自身からと関係者からとの回答とのダブルチェックによる安否確認の手法以外にも、本人安否確認の請求には必ず本人に関する既往の医療機関等による診断書のような何らかの証拠を添付することを義務付けるようにしてもよい。
または、本システムへ本人安否確認を請求する際に、複数の関係者3の合意による請求が必要である(例えば、「Bクラス以上のパートナー3人以上が所定の期間内に本システムに請求することが必要」)、というようにしてもよい。
または、関係者3から本システムへ直接に(本人安否確認を経ずに)本人管理情報の通知を請求するようにしてもよい。
但しこの場合には、本システムによる本人安否確認のステップを省略することになるので、例えば悪意の請求などが行なわれることを回避するために、請求には必ず本人2の死亡診断書または医療機関等による最新の診断書等を添付することを義務付けるようにすることが望ましい。
<実施形態の構成および効果>
本実施形態に係る本人管理情報通知システムは、契約者本人2が経済的活動または社会的活動を履行することが困難乃至不可能な状況すなわち危機的状況に陥ったとき、そのときまでに前記本人2があらかじめ登録しておいた情報(以下「本人管理情報」と記述)を、その本人2があらかじめ登録しておいた関係者3に通知する、本人管理情報通知システムであって、本人2によって入力された、本人管理情報の存在する場所の情報およびその本人管理情報自体のうちの、少なくとも本人管理情報の存在する場所の情報、ならびにその通知先としての関係者3の連絡先の情報を、この本人管理情報通知システムの管理サーバー1の記憶装置10に登録する、本人管理情報登録手段11と、本人2が危機的状況にあるか否かを認識するべく、本人2の所有する情報処理装置201または通信装置202の本人2による使用状態をモニタリングする、モニタリング手段12と、モニタリングの結果、本人2が所定の期間以上に亘って情報処理装置201または通信装置202を所定の使用状態にしなかった場合、本人2の安否をその本人2自身に確認するべく所定の回答を求める打診を、本人2の所有する情報処理装置201または通信装置202に対して発信する本人安否確認打診手段13と、上述の打診から所定の期間以内に本人2が所定の回答を返信して来なかった場合、その本人2が危機的状況に陥った可能性がある旨の通報を関係者3に通報し、本人2が危機的状況にあることが関係者3によって確認されたとの情報を関係者3から受けると、本人管理情報の存在する場所の情報およびその本人管理情報自体のうち少なくとも本人管理情報の存在する場所の情報を管理サーバー1の記憶装置10から読み出して関係者3に通知する、危機的状況時本人管理情報通知手段14と、を有する。
このような構成を有することから、契約者本人2が経済的活動または社会的活動を履行することが困難乃至不可能な状況、つまり危機的状況に陥ったとき、そのときまでに本人2があらかじめ登録しておいた情報、つまり本人管理情報を、本人2があらかじめ登録しておいた関係者3に、誤りなく・滞りなく確実に、かつ悪意の情報請求等に付け入られる虞なく(つまり、そのような悪意による情報請求を、本人2への本システムからの自動的な安否確認と関係者3による本人2の安否確認との、いわゆるダブルチェックで以て排除して)、通知することが可能となる。
また、1人の関係者3aが本人管理情報の存在する場所の情報およびその本人管理情報自体のうち少なくとも本人管理情報の存在する場所の情報の通知を当該本人管理情報通知システムに求めた場合、本人安否確認打診手段13は、本人2の安否をその本人2自身に確認するべく所定の回答を求める打診を本人2の所有する情報処理装置201または通信装置202に対して発信し、かつ、打診から所定の期間以内に本人2が所定の回答を返信して来なかった場合、危機的状況時本人管理情報通知手段14が、本人2が危機的状況に陥った可能性がある旨の通報を上述の1人の関係者3aとは別の関係者3bに通報し、その別の関係者3bから本人2が危機的状況にあることが確認されたとの情報を受けると、本人管理情報の存在する場所の情報およびその本人管理情報自体のうち少なくとも本人管理情報の存在する場所の情報を管理サーバー1の記憶装置10から読み出して、1人の関係者3a及び別の関係者3bに通知するように構成されている。
このような構成を有することから、1人の関係者3aが本人管理情報の存在する場所の情報およびその本人管理情報自体のうち少なくとも本人管理情報の存在する場所の情報の通知を本人管理情報通知システムに求めたとき、契約者本人2が経済的活動または社会的活動を履行することが困難乃至不可能な状況、つまり危機的状況に陥っていた場合には、そのときまでに本人2があらかじめ登録しておいた情報、つまり本人管理情報を、本人2があらかじめ登録しておいた関係者3に、誤りなく・滞りなく確実に、かつ悪意の情報請求等に付け入られる虞なく、つまり関係者3aがもしも悪意を以て情報通知の請求をした場合、そのような悪意の請求を、本人2への本システムからの自動的な安否確認と別の関係者3bによる本人2の安否確認との、ダブルチェックで以て排除して、正しく通知することが可能となる。
また、本人管理情報登録手段11は、本人2が関係者3を複数種類の関係者3a、3b、3cに区別し、その個々の種類ごとの関係者3a、3b、3cにそれぞれ危機的状況時に通知される本人管理情報の内容を個別に特定して登録することが可能であり、かつ、前記危機的状況時本人管理情報通知手段14は、本人管理情報を管理サーバー1の記憶装置10から読み出して、上述の個々の種類ごとの関係者3a、3b、3cに個別に特定されている内容の本人管理情報をそれぞれ通知するように構成されている。
このような構成を有することから、本人2は、自分の対人関係の上で複数種類に区分される関係者の、その区分ごとにそれぞれ応じた内容の本人管理情報を通知することが可能となる。
また、例えば「パートナーA」のような、本人2の最も近親の種類に区分される関係者3aは、本人2と共に行動する場合も多いので、例えば自然災害に遭うなどして本人2と同時に関係者3aも危機的状況に陥る可能性が、他の種類に区分される関係者3b、3cよりも高い。
そのような事態に陥った場合、本人管理情報が行き場を失ってしまう虞がある。
しかし、上述のように個々の種類ごとの関係者3a、3b、3cに個別に特定されている内容の本人管理情報をそれぞれ通知することにすれば、本人2と共に特定の種類の関係者3aが危機的状況に陥っても、そのような事態に対応するべくあらかじめ定めておいた(登録しておいた)本人管理情報を、他の種類の関係者3b、3cに通知することができるので、本人管理情報が行き場を失ってしまうというような不都合の発生を回避することができる。
また、本人管理情報登録手段11、モニタリング手段12、本人安否確認打診手段13、危機的状況時本人管理情報通知手段14が、1つの管理サーバー内に構築されている。
このような最も簡素化された構成を有することから、契約者本人2が本システムにアクセスする際の操作、本人管理情報等を登録または更新する際の操作等を、最も簡易なものとすることが可能となる。
つまり、本システムの管理サーバー1の外部の、例えば役所サーバー、銀行サーバー等(図示省略)と協働して登録や通知を行なうようにした場合には、それらとの協働のための手続きやそれらに対するアクセス等を同時に並行して行なう必要が生じるので、その操作や情報処理・情報通信が本実施形態の構成の場合と比べて、極めて煩雑なものとなる。
これとは対照的に、本実施形態のシステムによれば、契約者本人2が本システムにアクセスする際の操作、本人管理情報等を登録または更新する際の操作を最も簡易なものとすることが可能となり、しかもその通知の際の本人安否の確実性を高くすることができ、かつ関係者3への通知を迅速・確実なものとすることが可能となるのである。
また、本人管理情報登録手段11は、本人が自身の所有する情報処理端末20を介して、本人管理情報登録手段11に登録されている本人管理情報の更新を行うことが可能である。
このような構成を有することから、本人2が本人管理情報登録手段11に登録されている本人管理情報の更新を行うことが可能となる。
また、更新を促す案内を本人2の所有する情報処理端末に定期的に送信する定期的更新案内手段15を有し、かつ、本人2に更新を定期的に促す案内が定期的更新案内手段15によって送信される際に、その案内と共に、本人2の安否を本人自身に確認するべく所定の回答を求める打診を、本人2の所有する情報処理端末20に対して本人安否確認打診手段13が送信する。
このような構成を有することから、定期的に行なわれる一回ごとの更新の案内で、それと同時に本人2の安否の確認も兼ねて行なうことができるので、本人2が危機的状況にあるか否かを自動的に認識する機会をさらに多くかつ定期的にして、その認識結果の確実性をさらに高いものとすることが可能となる。
また、モニタリング手段12が、本人2の所有する2つ以上の情報処理端末20の本人による使用状態をモニタリングし、かつ、そのモニタリングの結果、本人2が所定の期間以上に亘って情報処理端末20のいずれをも所定の使用状態にしなかった場合、本人安否確認打診手段13は、本人2の安否をその本人自身に確認するべく所定の回答を求める打診を、本人2の所有する2つ以上の情報処理端末に対して発信する。
このような構成を有することから、モニタリングによる本人2の安否認識の確実性を、より高いものとすることが可能となる。
<定義等>
本発明における危機的状況とは、契約者本人が経済的活動または社会的活動を履行することが困難乃至不可能な状況である。
具体例としては、契約者本人の急死・事故死のような突然の死亡、危篤、重体、失踪、逃走、病臥・入院の長期化、認知症化、精神病化などである。
本発明における本人管理情報とは、例えば本人の固有の管理下にあって対外的には公開していない個人資産の全貌のような、関係者には知らされておらず、本人しか知らない情報である。
具体例として、本人管理情報自体とは、銀行・証券・保険の各口座、個人資産・負債、現契約先、主要得意先、重要書類保管場所などである。
また、本人管理情報の存在場所の情報とは、WEBサービスID、デジタルデータやデジタルサービス等に関する情報などである。
なお、本人管理情報自体としては、図3に示したリスト203のような文字・数字等によるもの以外にも、例えばPDF、JPEGなどのような画像による情報なども本システムで取扱うことが可能である。
その具体例としては、銀行通帳等の印鑑の置き場所を写真で示した画像情報などがある。
本発明における情報処理装置とは、例えばデスクトップ型パソコン、ノート型パソコンなどのような、所謂PC(パーソナルコンピュータ)と呼ばれる汎用情報処理装置である。
また、通信装置とは、携帯電話機、スマートホン、アイパッドのような、例えば簡易であっても本システムへの登録情報の登録・更新等を支障なく行なうことができる程度の文書作成やデータ処理等の情報処理機能も兼備している通信機器である。
本発明では、それら情報処理装置・通信装置を総称して、本人の情報処理端末と記述している。
本発明における関係者の具体的な例は、本人2の家族(配偶者、子、孫、父・母、兄弟等)、親族、職務上の共同経営者、顧問税理士、顧問弁護士、同業連携先、社員・被雇用者(本人2が経営者等である場合)、取引先(得意先・仕入業者・下請業者等)、加盟団体、金融機関)、各種契約先(各種保険、クレジットカード、銀行、通信、Netサービス会社)等である。
本発明における「本人が所定の期間以上に亘って情報処理装置または通信装置を所定の使用状態にしなかった場合」の、「所定の期間」とは、一般に契約者本人が危機的状況に陥った場合に、本人自身の所有する情報処理装置または通信装置が使用されない状態が続く最低限の期間とするのが妥当である。
なお、確率論的な観点からすると、この「所定の期間」を長い時間に設定するほど、本人が危機的状況に陥っているか否かの認識結果の確実性が高くなるがその認識に要する時間が長くなって迅速性に欠けることとなり、逆に短い時間に設定するほど、認識結果の確実性は低いものとなるがその認識に要する時間は短くなって迅速性が高いものとなる。従って、それらの兼ね合いを考慮して、適宜に最適な「所定の期間」に設定することが望ましい。
本発明における「本人による使用状態をモニタリングする」の「使用状態」とは、上述の「所定の期間」内に本人が自身の所有する情報処理端末をオン(ON)にして、その情報処理端末を使用して、例えば本システムの管理サーバーにインターネット回線等を介してアクセスする操作を行なう、というような使用状態に置くことなどである。
本発明における「所定の回答」とは、本人が現在のところ何も異常のない(健常な)状態にある、という旨の情報を本システムの管理サーバーに送信する、ということを意味している。
その具体的な態様としては、既述のような本システムの安否確認用アドレスに本人がアクセスして「異常なし」のブラウザをクリックする、というような回答方法や、本人の情報処理端末に送られて来た更新案内に本人が応答したこと自体を回答と見做す、といった方法などが可能である。
本発明における「本人」と「関係者」との関係は、相対的なものであり、従って、上述の説明で言うところの「本人」が「関係者」となると共に「関係者」が「本人」になる、という場合もありえる。
つまり、上述の実施形態で示した例に則して述べると、上述の実施形態における「パートナーA」が「契約者本人」として本発明の本人管理情報通知システムに加入したとする。そうすると、そのパートナーAから見て、上述の実施形態における「本人」が、「関係者(パートナー)」に該当することとなる。
このような、上述の実施形態において説明した「本人」と「関係者」との2人が共に本発明の本人管理情報通知システムに加入し、その両者が相互に「本人」であると共に「関係者」であるようにした場合には、次のような効果が奏されることとなる。
すなわち、
(1) 「関係者」が危機的状況に陥ったとき、「本人」が、自己の保有するログイン情報で相手方(つまり前述の「関係者」)の本人管理情報を、入手することが可能となる。
(2) 上述の「関係者」と「本人」の2人にとって、相互に危機的状況のチェック等ができるので、互いの情報更新の意識付け・動機付け・更新タイミング失念の防止などに繋がる。
(3) 「関係者」(つまり上述の実施形態で言うところの「パートナー(A、B、C)」)としての連絡先情報が、陳腐化することなく、最新に保たれる。
1 管理サーバー
2 本人
3 関係者
4 利害関係人
10 記憶装置
11 本人管理情報登録手段
12 モニタリング手段
13 本人安否確認打診手段
14 危機的状況時本人管理情報通知手段
15 定期的更新案内手段
20 情報処理端末
201 PC(情報処理装置)
202 携帯電話機(通信装置)
203 本人管理情報に係るリスト
204 スマートホン
205 関係者の連絡先の情報等に係るリスト
206 ノートPC
207 利用一時停止/再開の画面

Claims (7)

  1. 契約者本人が経済的活動または社会的活動を履行することが困難乃至不可能な状況(以下「危機的状況」と記述)に陥ったとき、そのときまでに前記本人があらかじめ登録しておいた情報(以下「本人管理情報」と記述)を、前記本人があらかじめ登録しておいた関係者に通知する、本人管理情報通知システムであって、
    前記本人によって入力された、前記本人管理情報の存在する場所の情報およびその本人管理情報自体のうち少なくとも前記本人管理情報の存在する場所の情報、ならびにその通知先としての前記関係者の連絡先の情報を、当該本人管理情報通知システムの管理サーバーの記憶装置に登録する、本人管理情報登録手段と、
    前記本人が前記危機的状況にあるか否かを認識するべく、前記本人の所有する情報処理装置または通信装置の前記本人による使用状態をモニタリングする、モニタリング手段と、
    前記モニタリングの結果、前記本人が所定の期間以上に亘って前記情報処理装置または通信装置を所定の使用状態にしなかった場合、前記本人の安否を当該本人自身に確認するべく所定の回答を求める打診を、前記本人の所有する情報処理装置または通信装置に対して発信する本人安否確認打診手段と、
    前記打診から所定の期間以内に前記本人が前記所定の回答を返信して来なかった場合、前記本人が危機的状況に陥った可能性がある旨の通報を前記関係者に通報し、前記本人が危機的状況にあることが前記関係者によって確認されたとの情報を前記関係者から受けると、前記本人管理情報の存在する場所の情報およびその本人管理情報自体のうち少なくとも前記本人管理情報の存在する場所の情報を前記管理サーバーの記憶装置から読み出して前記関係者に通知する、危機的状況時本人管理情報通知手段と、を有し、
    前記本人管理情報は、前記関係者を区別して、その区別ごとに登録することが可能であり、
    この区別されて登録された前記本人管理情報は、区別された関係者のみに通知される
    本人管理情報通知システム。
  2. 請求項1記載の本人管理情報通知システムにおいて、
    1人の前記関係者が前記本人管理情報の存在する場所の情報およびその本人管理情報自体のうち少なくとも前記本人管理情報の存在する場所の情報の通知を当該本人管理情報通知システムに求めた場合、前記本人安否確認打診手段は、前記本人の安否を当該本人自身に確認するべく所定の回答を求める打診を前記本人の所有する情報処理装置または通信装置に対して発信し、かつ、
    前記打診から所定の期間以内に前記本人が前記所定の回答を返信して来なかった場合、前記危機的状況時本人管理情報通知手段が、前記本人が危機的状況に陥った可能性がある旨の通報を前記1人の関係者とは別の関係者に通報し、前記別の関係者から前記本人が危機的状況にあることが確認されたとの情報を受けると、前記本人管理情報の存在する場所の情報およびその本人管理情報自体のうち少なくとも前記本人管理情報の存在する場所の情報を前記管理サーバーの記憶装置から読み出して、前記1人の関係者及び前記別の関係者に通知する
    ように構成されている本人管理情報通知システム。
  3. 請求項1または2記載の本人管理情報通知システムにおいて、
    前記本人管理情報登録手段は、前記本人が前記関係者を複数種類の関係者に区別し、その個々の種類ごとの関係者にそれぞれ前記危機的状況時に通知される本人管理情報の内容を個別に特定して登録することが可能であり、かつ
    前記危機的状況時本人管理情報通知手段は、前記本人管理情報を前記管理サーバーの記憶装置から読み出して、前記個々の種類ごとの関係者に個別に特定されている内容の本人管理情報をそれぞれ通知する
    ように構成されている本人管理情報通知システム。
  4. 請求項1から3のいずれか1つの項に記載の本人管理情報通知システムにおいて、
    前記本人管理情報登録手段、前記モニタリング手段、前記本人安否確認打診手段、前記危機的状況時本人管理情報通知手段が、1つの前記管理サーバー内に構築されている
    本人管理情報通知システム。
  5. 請求項1から4のいずれか1つの項に記載の本人管理情報通知システムにおいて、
    前記本人が自身の所有する情報処理装置または通信装置を介して、前記本人管理情報登録手段に登録されている前記本人管理情報の存在する場所の情報およびその本人管理情報自体のうち少なくとも前記本人管理情報の存在する場所の情報の更新を行うことが可能である
    ように構成されている本人管理情報通知システム。
  6. 請求項5に記載の本人管理情報通知システムにおいて、
    前記更新を促す案内を前記本人の所有する情報処理装置または通信装置に定期的に送信する定期的更新案内手段を有し、かつ、
    前記本人に前記更新を定期的に促す案内が前記定期的更新案内手段によって送信される際に、前記案内と共に、前記本人の安否を当該本人自身に確認するべく所定の回答を求める打診を、前記本人の所有する情報処理装置または通信装置に対して前記本人安否確認打診手段が送信する
    ように構成されている本人管理情報通知システム。
  7. 請求項1から6のいずれか1つの項に記載の本人管理情報通知システムにおいて、
    前記モニタリング手段が、前記本人の所有する2つ以上の情報処理装置または通信装置の前記本人による使用状態をモニタリングし、かつ、
    前記モニタリングの結果、前記本人が所定の期間以上に亘って前記本人の所有する2つ以上の情報処理装置または通信装置のいずれをも所定の使用状態にしなかった場合、前記本人安否確認打診手段が、前記本人の安否を当該本人自身に確認するべく所定の回答を求める打診を前記本人の所有する2つ以上の情報処理装置または通信装置に対して発信する
    ように構成されている本人管理情報通知システム。
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