JP7318591B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本明細書に記載の開示は、端子台を備える電力変換装置に関するものである。
特許文献1に記載された電力変換装置は冷媒の流れる冷却器と冷却器を収納するケースを有する。
特開2019-97237号公報
ケースの側方壁部には交流負荷に電気的に接続される交流コネクタを通すための交流コネクタ接続部が形成されている。冷却器の内部空間から冷媒が漏れると、冷媒が交流コネクタ接続部側に流れる。これによって冷媒が交流コネクタ接続部(開口部)からケースの外側に漏れる虞がある。
そこで本開示の目的は、冷媒が開口部からケースの外側に漏れることの抑制された電力変換装置を提供することである。
本開示の一態様による電力変換装置は、
冷媒が内部空間を流れる冷却器(500)と、
導電部(711~717)の内包された端子台(720)と、
底部(920)と底部から起立した側壁部(930)を備え、底部と側壁部によって区画された収納空間に、冷却器と、端子台が収納されるケース(910)と、を有し、
側壁部には、側壁部の収納空間側の内面(931a)と内面の裏側の外面(931b)それぞれに開口し、収納空間に収納された導電部と収納空間の外に位置する外部負荷(400)とを接続するための開口部(950)が形成されており、
端子台の少なくとも一部は、内面と外面の並ぶ並び方向において冷却器よりも開口部側に位置し、並び方向に直交する直交方向において開口部の底部から最も離間した側の上端(952)と、直交方向において上端よりも底部から離間した冷却器と、の間に位置し、端子台では、上端と冷却器との間に設けられ冷却器側を向いた面が、上端から冷却器に向かうにつれて並び方向で開口部に近付くように傾いている。
これによれば、冷却器(500)の内部空間から冷媒が漏れたとしても、冷媒が冷却器(500)から開口部(950)側へ向かって流れることが端子台(720)によって遮られやすくなっている。冷媒が開口部(950)からケース(910)の外側に漏れることが抑制されやすくなっている。
なお、上記の括弧内の参照番号は、後述の実施形態に記載の構成との対応関係を示すものに過ぎず、技術的範囲を何ら制限するものではない。
車載システムを示す回路図である。 電力変換装置の上面図である。 図2に示すIII-III線に沿う断面図である。 図2に示すカバーと基板を除いた電力変換装置の上面図である。 効果を説明するための電力変換装置の断面図である。 変形例を説明するための電力変換装置の断面図である。 変形例を説明するための電力変換装置の断面図である。
以下、図面を参照しながら本開示を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。
また、各実施形態で組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士、実施形態と変形例、および、変形例同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
<車載システム>
先ず、図1に基づいて車載システム100を説明する。車載システム100はハイブリッドシステムを構成している。
車載システム100はバッテリ200、電力変換装置300、および、モータ400を有する。また車載システム100は図示しないエンジンと動力分配機構を有する。電力変換装置300にはセンサユニット700が含まれている。モータ400は第1MG410と第2MG420を有する。MGはmotor generatorの略である。モータ400は外部負荷に相当する。なお、センサユニット700については後で説明する。
さらに車載システム100は図示しない複数のECUを有する。これら複数のECUはバス配線を介して相互に信号を送受信している。複数のECUは協調してハイブリッド自動車を制御している。複数のECUの協調制御により、バッテリ200のSOCに応じたモータ400の力行と発電(回生)、および、エンジンの出力などが制御される。SOCはstate of chargeの略である。ECUはelectronic control unitの略である。
バッテリ200は複数の二次電池を有する。これら複数の二次電池は直列接続された電池スタックを構成している。二次電池としてはリチウムイオン二次電池、ニッケル水素二次電池、および、有機ラジカル電池などを採用することができる。
バッテリ200のSOCは、上記の電池スタックのSOCに相当する。電池スタックのSOCは複数の二次電池のSOCの総和である。電池スタックのSOCの過充電や過放電は上記の協調制御により回避される。これに対して複数の二次電池それぞれのSOCの過充電や過放電は、複数の二次電池それぞれのSOCを均等化する均等化処理によって回避される。
電力変換装置300はバッテリ200と第1MG410との間の電力変換を行う。また電力変換装置300はバッテリ200と第2MG420との間の電力変換も行う。電力変換装置300はバッテリ200の直流電力を第1MG410と第2MG420の力行に適した電圧レベルの交流電力に変換する。電力変換装置300は第1MG410と第2MG420の発電によって生成された交流電力をバッテリ200の充電に適した電圧レベルの直流電力に変換する。電力変換装置300については後で詳説する。
第1MG410、第2MG420、および、エンジンそれぞれは動力分配機構に連結されている。第1MG410はエンジンから供給される回転エネルギーによって発電する。この発電によって発生した交流電力は、電力変換装置300によって直流電力に変換されるとともに降圧される。この直流電力がバッテリ200に供給される。また直流電力はハイブリッド自動車に搭載された各種電気負荷にも供給される。
第2MG420はハイブリッド自動車の出力軸に連結されている。第2MG420の回転エネルギーは出力軸を介して走行輪に伝達される。逆に、走行輪の回転エネルギーは出力軸を介して第2MG420に伝達される。
第2MG420は電力変換装置300から供給される交流電力によって力行する。この力行によって発生した回転エネルギーは、動力分配機構によってエンジンや走行輪に分配される。これによりクランクシャフトのクランキングや走行輪への推進力の付与が成される。また第2MG420は走行輪から伝達される回転エネルギーによって回生する。この回生によって発生した交流電力は、電力変換装置300によって直流電力に変換されるとともに降圧される。この直流電力がバッテリ200や各種電気負荷に供給される。
<電力変換装置の回路構成>
次に電力変換装置300を説明する。図1に示すように電力変換装置300は電力変換回路の構成要素としてコンバータ310とインバータ320を備えている。コンバータ310は直流電力の電圧レベルを昇降圧する機能を果たす。インバータ320は直流電力を交流電力に変換する機能を果たす。インバータ320は交流電力を直流電力に変換する機能を果たす。
コンバータ310はバッテリ200の直流電力を第1MG410と第2MG420のトルク生成に適した電圧レベルに昇圧する。インバータ320はこの直流電力を交流電力に変換する。この交流電力が第1MG410と第2MG420に供給される。またインバータ320は第1MG410と第2MG420で生成された交流電力を直流電力に変換する。コンバータ310はこの直流電力をバッテリ200の充電に適した電圧レベルに降圧する。
図1に示すようにコンバータ310は第1バスバ301と第2バスバ302を介してバッテリ200と電気的に接続されている。コンバータ310は第3バスバ303と第4バスバ304を介してインバータ320と電気的に接続されている。
<コンバータ>
コンバータ310は電気素子として、第1コンデンサ311、A相スイッチモジュール312、B相スイッチモジュール313、および、リアクトル314を有する。
図1に示すように第1バスバ301の一端がバッテリ200の正極に接続されている。第2バスバ302の一端がバッテリ200の負極に接続されている。この第1バスバ301に第1コンデンサ311の有する2つの電極のうちの一方が接続されている。第2バスバ302に第1コンデンサ311の有する2つの電極のうちの他方が接続されている。
リアクトル314の一端が第1バスバ301の他端に接続されている。また図1に示すようにリアクトル314の他端が第1連結バスバ711の一端に接続されている。なお、第1連結バスバ711は他端側で第1連結部711aと第2連結部711bに分岐されている。リアクトル314の他端が第1連結部711aを介してA相スイッチモジュール312に接続されている。リアクトル314の他端が第2連結部711bを介してB相スイッチモジュール313に接続されている。
これによりリアクトル314と第1連結バスバ711を介してバッテリ200の正極とA相スイッチモジュール312が電気的に接続されている。リアクトル314と第1連結バスバ711を介してバッテリ200の正極とB相スイッチモジュール313が電気的に接続されている。
また図1に示すようにA相スイッチモジュール312とB相スイッチモジュール313とが第3バスバ303と第4バスバ304の間で並列接続されている。第2バスバ302の他端に第4バスバ304の一端が電気的および機械的に接続されている。なお、図1では各種バスバの接続部位を白丸で示している。これら接続部位は例えばボルトや溶接などによって電気的に接続されている。
A相スイッチモジュール312とB相スイッチモジュール313はハイサイドスイッチ331とローサイドスイッチ332を有する。またA相スイッチモジュール312とB相スイッチモジュール313それぞれはハイサイドダイオード331aとローサイドダイオード332aを有する。これら半導体素子は封止樹脂330によって被覆保護されている。
本実施形態では、ハイサイドスイッチ331とローサイドスイッチ332としてnチャネル型のIGBTを採用している。これらハイサイドスイッチ331とローサイドスイッチ332それぞれのコレクタ電極、エミッタ電極、および、ゲート電極それぞれに接続された端子の先端が上記の封止樹脂330の外に露出されている。
図1に示すようにハイサイドスイッチ331のエミッタ電極とローサイドスイッチ332のコレクタ電極とが接続されている。これによりハイサイドスイッチ331とローサイドスイッチ332とが直列接続されている。
また、ハイサイドスイッチ331のコレクタ電極にハイサイドダイオード331aのカソード電極が接続されている。ハイサイドスイッチ331のエミッタ電極にハイサイドダイオード331aのアノード電極が接続されている。これによりハイサイドスイッチ331にハイサイドダイオード331aが逆並列接続されている。
同様にして、ローサイドスイッチ332のコレクタ電極にローサイドダイオード332aのカソード電極が接続されている。ローサイドスイッチ332のエミッタ電極にローサイドダイオード332aのアノード電極が接続されている。これによりローサイドスイッチ332にローサイドダイオード332aが逆並列接続されている。
上記したようにハイサイドスイッチ331とローサイドスイッチ332は封止樹脂330によって被覆保護されている。この封止樹脂330から、ハイサイドスイッチ331のコレクタ電極とゲート電極、ハイサイドスイッチ331とローサイドスイッチ332との間の中点、ローサイドスイッチ332のエミッタ電極とゲート電極それぞれに接続された端子の先端が露出されている。以下においてはこれら端子を、コレクタ端子330a、中点端子330c、エミッタ端子330b、および、ゲート端子330dと示す。
このコレクタ端子330aが第3バスバ303に接続される。エミッタ端子330bが第4バスバ304に接続される。これによりハイサイドスイッチ331とローサイドスイッチ332とが第3バスバ303から第4バスバ304へ向かって順に直列接続されている。
またA相スイッチモジュール312の中点端子330cが第1連結バスバ711の第1連結部711aに接続されている。B相スイッチモジュール313の中点端子330cが第1連結バスバ711の第2連結部711bに接続されている。
以上により、A相スイッチモジュール312の備える2つのスイッチの中点には、第1バスバ301、リアクトル314、および、第1連結バスバ711を介してバッテリ200の直流電力が供給される。B相スイッチモジュール313の備える2つのスイッチの中点には、第1バスバ301、リアクトル314、および、第2連結バスバ712を介してバッテリ200の直流電力が供給される。
A相スイッチモジュール312とB相スイッチモジュール313のハイサイドスイッチ331のコレクタ電極には、インバータ320によって直流電力に変換されたモータ400の交流電力が供給される。この直流電力に変換されたモータ400の交流電力が、ハイサイドスイッチ331、第1連結バスバ711、リアクトル314、および、第1バスバ301を介してバッテリ200に供給される。このように第1連結バスバ711にはバッテリ200を入出力する直流電力が流れる。
ハイサイドスイッチ331とローサイドスイッチ332それぞれのゲート端子330dはゲートドライバに接続されている。MGECUは制御信号を生成し、それをゲートドライバに出力する。ゲートドライバは制御信号を増幅し、それをゲート端子330dに出力する。これによりハイサイドスイッチ331とローサイドスイッチ332はMGECUによって開閉制御される。この結果、コンバータ310に入力される直流電力の電圧レベルが昇降圧される。
MGECUは制御信号としてパルス信号を生成している。MGECUはこのパルス信号のオンデューティ比と周波数を調整することで直流電力の昇降圧レベルを調整している。この昇降圧レベルはモータ400の目標トルクとバッテリ200のSOCに応じて決定される。
バッテリ200の直流電力を昇圧する場合、MGECUはハイサイドスイッチ331とローサイドスイッチ332それぞれを交互に開閉する。これとは反対にインバータ320から供給された直流電力を降圧する場合、MGECUはローサイドスイッチ332に出力する制御信号をローレベルに固定する。それとともにMGECUはハイサイドスイッチ331に出力する制御信号をハイレベルとローレベルに順次切り換える。
<インバータ>
インバータ320は電気素子として、第2コンデンサ321、および、第1U相スイッチモジュール322~第2W相スイッチモジュール327を有する。
第2コンデンサ321の有する2つの電極のうちの一方が第3バスバ303に接続されている。第2コンデンサ321の有する2つの電極のうちの他方が第4バスバ304に接続されている。第2コンデンサ321、および、第1U相スイッチモジュール322~第2W相スイッチモジュール327それぞれは第3バスバ303と第4バスバ304との間で並列接続されている。
第1U相スイッチモジュール322~第2W相スイッチモジュール327それぞれは、A相スイッチモジュール312およびB相スイッチモジュール313と同等の構成要素を有する。すなわち第1U相スイッチモジュール322~第2W相スイッチモジュール327それぞれは、ハイサイドスイッチ331、ローサイドスイッチ332、ハイサイドダイオード331a、ローサイドダイオード332a、および、封止樹脂330を有する。またこれら第1U相スイッチモジュール322~第2W相スイッチモジュール327それぞれはコレクタ端子330a、エミッタ端子330b、中点端子330c、および、ゲート端子330dを有する。
これら第1U相スイッチモジュール322~第2W相スイッチモジュール327それぞれのコレクタ端子330aは第3バスバ303に接続されている。エミッタ端子330bは第4バスバ304に接続されている。
そして第1U相スイッチモジュール322の中点端子330cが第2連結バスバ712を介して第1MG410の第1U相ステータコイルに接続されている。第1V相スイッチモジュール323の中点端子330cが第3連結バスバ713を介して第1MG410の第1V相ステータコイルに接続されている。第1W相スイッチモジュール324の中点端子330cが第4連結バスバ714を介して第1MG410の第1W相ステータコイルに接続されている。
同様にして、第2U相スイッチモジュール325の中点端子330cが第5連結バスバ715を介して第2MG420の第2U相ステータコイルに接続されている。第2V相スイッチモジュール326の中点端子330cが第6連結バスバ716を介して第2MG420の第2V相ステータコイルに接続されている。第2W相スイッチモジュール327の中点端子330cが第7連結バスバ717を介して第2MG420の第2W相ステータコイルに接続されている。
これら第1U相スイッチモジュール322~第2W相スイッチモジュール327それぞれのゲート端子330dはゲートドライバに接続されている。第1MG410と第2MG420それぞれを力行する場合、MGECUの制御信号の出力によって第1U相スイッチモジュール322~第2W相スイッチモジュール327の備えるハイサイドスイッチ331とローサイドスイッチ332それぞれがPWM制御される。これによりインバータ320で3相交流が生成される。
第1MG410と第2MG420それぞれが発電(回生)する場合、MGECUは例えば制御信号の出力を停止する。これにより発電によって生成された交流電力が第1U相スイッチモジュール322~第2W相スイッチモジュール327の備えるダイオードを通る。この結果、交流電力が直流電力に変換される。
以上に示した第1MG410および第2MG420それぞれに入出力する交流電力が、第1MG410および第2MG420それぞれとインバータ320とを接続する第2連結バスバ712~第7連結バスバ717を流れる。
なお、A相スイッチモジュール312、B相スイッチモジュール313、および、第1U相スイッチモジュール322~第2W相スイッチモジュール327それぞれの備えるスイッチ素子の種類としては特に限定されない。これらは例えばMOSFETを採用することもできる。以下A相スイッチモジュール312、B相スイッチモジュール313、および、第1U相スイッチモジュール322~第2W相スイッチモジュール327を総称して適宜、スイッチモジュール318と示す。なおスイッチモジュール318は図1~図7において図示されない。
これらスイッチモジュール318に含まれるスイッチやダイオードなどの半導体素子は、Siなどの半導体、および、SiCなどのワイドギャップ半導体によって製造することができる。半導体素子の構成材料としては特に限定されない。
<電力変換装置の機械的構成>
次に、電力変換装置300の機械的構成を説明する。それに当たって、以下においては互いに直交の関係にある3方向をx方向、y方向、および、z方向とする。x方向が並び方向に相当する。z方向が直交方向に相当する。
電力変換装置300はこれまでに説明した電力変換回路の構成要素の他に、図2~図4に示すコンデンサケース340、リアクトルケース350、冷却器500、センサユニット700、基板800、バネ体810、および、ハウジング900を有する。
コンデンサケース340とリアクトルケース350それぞれは絶縁性の樹脂材料から成る。コンデンサケース340に第1コンデンサ311と第2コンデンサ321が収納されている。リアクトルケース350にリアクトル314が収納されている。なお、コンデンサケース340とリアクトルケース350それぞれは樹脂材料でなくてもよい。
冷却器500は供給管510、排出管520、および、複数の中継管530を有する。供給管510と排出管520は複数の中継管530を介して連結されている。供給管510、排出管520、および複数の中継管530それぞれには内部に空間が形成されている。これら供給管510、排出管520、および複数の中継管530それぞれの内部空間に冷媒が流されている。供給管510と排出管520は冷却管に相当する。
供給管510と排出管520それぞれはy方向に延びている。供給管510と排出管520はx方向に離間して並んでいる。複数の中継管530それぞれは供給管510から排出管520に向かってx方向に沿って延びている。
複数の中継管530それぞれのx方向の端側に位置する端側部位532に供給管510と排出管520とが溶接される。複数の中継管530の中央側の中央部位531がx方向に離間して並んでいる。
図4に示すように隣合う2つの中継管530の中央部位531の間に空隙が構成されている。冷却器500には計8個の空隙が構成されている。これら8個の空隙それぞれに、A相、B相、第1U相~第2W相のスイッチモジュール318が個別に設けられている。冷却器500はこれら複数のスイッチモジュール318を冷却する機能を果たしている。冷却器500に複数のスイッチモジュール318が収納されることで、パワーモジュール540が構成されている。
なお、本実施例では供給管510が後述の第1壁部931側に位置し、排出管520が後述の第3壁部933側に位置する形態を示したが、その位置関係が逆であってもよい。
センサユニット700は端子台720、複数の電流センサ730、複数の検出端子740、および、第1連結バスバ711~第7連結バスバ717を有する。端子台720は絶縁性の樹脂部材等から形成されている。この端子台720に第1連結バスバ711~第7連結バスバ717の一部、複数の電流センサ730、および、複数の検出端子740の一部が内包されている。第1連結バスバ711~第7連結バスバ717は導電部に相当する。以下、第1連結バスバ711~第7連結バスバ717を総称して適宜、連結バスバ718と示す。なお連結バスバ718は図1~図7において図示されない。
複数の連結バスバ718それぞれは一部が端子台720に内包され、残りの端側の端部が端子台720から露出されている。端子台720に内包された複数の連結バスバ718それぞれの一部は図2~図7において省略されている。
複数の連結バスバ718の端部のうちの一端が端子接続部位718aとして端子台720から露出されている。複数の連結バスバ718の端部のうちの他端が外部接続部位718bとして端子台720から露出されている。端子接続部位718aは8相のスイッチモジュール318それぞれの中点端子330cに接続されている。外部接続部位718bはモータ400に接続される導電性のコネクタやリアクトル314などに接続されている。
複数の連結バスバ718それぞれには、自身に流れる電流を検出する電流センサ730が設けられている。そしてこれら複数の電流センサ730それぞれに導電性の検出端子740が接続されている。これら複数の検出端子740における電流センサ730に接続される側が端子台720に内包されている。これら複数の検出端子740における電流センサ730に接続される側とは逆側が端子台720から露出されている。
ハウジング900はケース910とカバー960を有する。ケース910は底部920と、側壁部930と、第1締結部940と、を有する。底部920はz方向に厚さの薄い扁平形状を成している。側壁部930は底部920の内底面920aからz方向に環状に起立している。第1締結部940は側壁部930の底部920から離間した側の先端に接続されている。第1締結部940はこの先端からz方向に直交する方向に向かって延びている。これによってケース910には底部920と側壁部930によって第1締結部940側に開口する収納空間が区画されている。なお、底部920と側壁部930は一体でなく別体でもよい。
側壁部930はx方向に互いに離間して対向する第1壁部931と第3壁部933、および、y方向で互いに離間して対向する第2壁部932と第4壁部934を有する。第1壁部931、第2壁部932、第3壁部933、第4壁部934はz方向のまわりの周方向に環状に連結されている。
これら4つの壁部のうちの一つの第1壁部931に収納空間側の内面931aとその裏側の外面931bをx方向に貫通する貫通孔950が形成されている。貫通孔950における最も底部920側の下端951は底部920よりも第1締結部940側に位置している。貫通孔950における最も底部920から離間した側の上端952は第1締結部940よりも底部920側に位置している。貫通孔950は開口部に相当する。
カバー960はz方向の厚さの薄い上部970と、周壁部980と、第2締結部990と、を有する。周壁部980は上部970の上内面970aからz方向に環状に起立している。第2締結部990は周壁部980の上部970から離間した側の先端に接続されている。第2締結部990はこの先端からz方向に直交する方向に向かって延びている。そのために第2締結部990は環状形状を成している。
カバー960はケース910の開口側に位置している。上部970が底部920とz方向に離間して対向している。第2締結部990が第1締結部940とz方向で対向する態様で接触している。第2締結部990は第1締結部940に図示しないボルト等を介して機械的に接続されている。そのためにケース910の収納空間がカバー960によって閉塞されている。
この収納空間にコンデンサケース340、リアクトルケース350、パワーモジュール540、センサユニット700、基板800、バネ体810、および、第1連結バスバ711~第7連結バスバ717が収納されている。バネ体810はy方向に厚さの薄い弾性部材である。
<収納形態>
以下に各構成要素のハウジング900内における収納形態について説明する。図2~図4に示すように、x方向においてセンサユニット700は第1壁部931側に位置している。コンデンサケース340はx方向で第3壁部933側に位置している。リアクトルケース350はx方向でセンサユニット700とコンデンサケース340の間に位置している。
z方向において、リアクトルケース350は底部920側に位置している。基板800はz方向で上部970側に位置している。パワーモジュール540はz方向でリアクトルケース350と基板800の間に位置している。
パワーモジュール540は第1壁部931からx方向で離間している。x方向におけるパワーモジュール540と第1壁部931との間にセンサユニット700の備える端子台720の一部が位置している。
またパワーモジュール540はy方向において第2壁部932側に位置している。パワーモジュール540の第4壁部934側にバネ体810が設けられている。
底部920にはz方向に突出した複数の保持部921が設けられている。複数の保持部921はバネ体810よりもy方向で第4壁部934側に位置している。バネ体810はパワーモジュール540と複数の保持部921の間に設けられている。なお、保持部921は底部920と一体でも別体でもよい。
第2壁部932には第2壁部932から第4壁部934へ向かって突出する凸部935が形成されている。この凸部935に向かうバネ体810の不勢力がパワーモジュール540に付与される。この付勢力によってパワーモジュール540が凸部935に押し当てられている。
これまでに説明したように隣合う2つの中央部位531の間には封止樹脂330に封止されたスイッチモジュール318が個別に収納されている。パワーモジュール540が凸部935に押し当てられると、中央部位531と封止樹脂330との接触面積が増大される。そのために8相のスイッチモジュール318それぞれで発生した熱が中央部位531を介して積極的に冷媒に放熱可能になっている。
これまでに説明したように封止樹脂330からコレクタ端子330a、エミッタ端子330b、中点端子330c、および、ゲート端子330dそれぞれの先端が露出されている。これら4つの端子のうち、コレクタ端子330a、エミッタ端子330b、および、中点端子330cそれぞれが底部920側に向かってz方向に延びている。
中点端子330cが第1連結バスバ711~第7連結バスバ717それぞれと溶接などによって接続されている。図示しないがコレクタ端子330aが第3バスバ303に溶接などによって接続されている。図示しないがエミッタ端子330bが第4バスバ304に溶接などによって接続されている。
ゲート端子330dはこれら3つの端子とは逆向きに上部970側へ向かってz方向に延びている。また端子台720から露出した検出端子740の先端が上部970側へ向かってz方向に延びている。ゲート端子330dと検出端子740それぞれが上部970側に位置する基板800にはんだなどによって接続されている。
基板800はz方向に厚さの薄い扁平形状を成している。基板800にはゲートドライバとMGECUが搭載されている。また基板800にはz方向に開口する複数のスルーホールが形成されている。このスルーホールに基板800側へ延びたゲート端子330dと検出端子740の先端が挿入されている。スルーホールに挿入されたゲート端子330dはゲートドライバに接続されている。スルーホールに挿入された検出端子740はMGECUに接続されている。
<センサユニットの機械的構成>
センサユニット700の備える端子台720は第1支持部721、第2支持部722、および、複数の突出部724を有する。
第1支持部721はy方向に延びる略直方体形状を成している。第1支持部721は複数の連結バスバ718の一部と複数の電流センサ730を内包している。複数の電流センサ730は複数の連結バスバ718それぞれに対向配置されている。
図3に示すように第1支持部721から複数の連結バスバ718それぞれの端子接続部位718aと外部接続部位718bが露出されている。端子接続部位718aは第1支持部721からx方向に第3壁部933側へ向かって延びている。端子接続部位718aはスイッチモジュール318の中点端子330cに接続されている。
外部接続部位718bは第1支持部721の第1壁部931側の部位から露出されている。外部接続部位718bは第1壁部931に形成された貫通孔950とx方向で対向して並んでいる。
図4に示すように複数の連結バスバ718それぞれの備える外部接続部位718bはy方向に離間して並んでいる。複数の外部接続部位718bが貫通孔950を介して外部に露出されている。この貫通孔950にモータ400に接続される導電性のコネクタ等が通される。複数の外部接続部位718bとモータ400とが導電性のコネクタ等を介して電気的および機械的に接続される。
第2支持部722は第1支持部721における上部970側の第1支持面721aに連結されている。第2支持部722は第1支持面721a側から上部970側に向かって延びている。第2支持部722のx方向の長さは、第1支持面721a側から自身の上部970側の第2支持面722aに向かうにつれて短くなっている。第2支持部722の第3壁部933側の面における第2支持面722a側の端が、第2支持部722の第3壁部933側の面における第1支持面721a側の端よりも第1壁部931側に位置している。
複数の突出部724は第2支持部722の第2支持面722aに連結されている。複数の突出部724は第2支持面722aから上部970に向かって延びている。複数の突出部724はx方向に厚さの薄い扁平形状を成し、y方向に離間して並んでいる。なお、これら複数の突出部724の形状はx方向に厚さの薄い扁平形状でなくてもよい。
複数の突出部724に複数の検出端子740の一部が内包されている。これら複数の検出端子740の一部が電流センサ730に電気的に接続されている。また複数の突出部724から複数の検出端子740の残りが露出されている。複数の突出部724から露出された複数の検出端子740は基板800へ向かって延び、MGECUに接続されている。
なお、複数の連結バスバ718は第2支持部722に内包されていてもよい。電流センサ730は第2支持部722や突出部724に内包されていてもよい。複数の検出端子740の一部が第1支持部721や第2支持部722に内包されていてもよい。図3においては第1支持部721と第2支持部722との境界を破線で示している。第2支持部722と突出部724との境界を一点鎖線で示している。以下、第1支持部721と第2支持部722を総称して適宜、支持部723と示す。
<センサユニットと周辺構成要素との位置関係>
これまでに説明したようにパワーモジュール540と第1壁部931との間にセンサユニット700の備える端子台720の一部が位置している。具体的に言えば支持部723における第1壁部931側の部位と突出部724それぞれが冷却器500よりもx方向で第1壁部931側に位置している。さらにこの第1壁部931側の支持部723の一部は、z方向において貫通孔950の上端952と、冷却器500の間に位置している。
図3に示すように突出部724は冷却器500における供給管510と中継管530との連結部位533とx方向で離間して対向している。さらにz方向において突出部724の第1支持面721aから離間した側の先端が、連結部位533の底部920から最も離れた側の最上部位534よりも底部920から離間している。
また図4に示すようにこれら複数の突出部724は供給管510および中継管530と一部がx方向で対向する態様で並んでいる。複数の突出部724は中継管530に少なくとも一部がx方向で対向して並んでいればよい。
<冷却器に生じるストレス>
パワーモジュール540が凸部935に押し当てられると、中継管530における中央部位531がy方向で凸部935側へ変形する。中央部位531がy方向に変形すると、それに伴って端側部位532もy方向に変形する。
しかしながら中央部位531と端側部位532とのy方向の変形量には差が生じている。中央部位531のy方向の変形量は、端側部位532のy方向の変形量よりも大きくなっている。その結果、端側部位532に位置する、供給管510および排出管520と端側部位532とが溶接によって連結された部位にストレスが生じやすくなっている。特に以下、供給管510と端側部位532とが溶接によって連結された部位を連結部位533と示す。
<作用効果>
支持部723における第1壁部931側の部位が冷却器500よりもx方向で貫通孔950側に位置している。この第1壁部931側の支持部723の一部はz方向で貫通孔950の上端952と冷却器500の間に位置している。これによって図5に示すように支持部723の一部が冷却器500と貫通孔950の間の領域を一部分断する態様で介在される。
そのために冷却器500から冷媒が貫通孔950に向かって漏れ流れたとしても、冷媒が冷却器500から貫通孔950側へ向かって流れることが遮られやすくなっている。冷媒が貫通孔950からケース910の外側に漏れることが抑制されやすくなっている。
これまでに説明したように第2支持部722の第3壁部933側の面における第2支持面722a側の端が、第2支持部722の第3壁部933側の面における第1支持面721a側の端よりも第1壁部931側に位置している。
これによって冷却器500から冷媒が漏れたとしても、第2支持部722の第3壁部933側の面によって冷媒が貫通孔950から遠ざかる方向へ流されやすくなっている。冷媒が冷却器500から貫通孔950側へ向かって流れることが遮られやすくなっている。
突出部724は連結部位533とx方向で離間して対向している。
これによって連結部位533から冷媒が貫通孔950に向かって漏れ流れたとしても、突出部724によって冷媒が貫通孔950側へ向かって流れることが遮られやすくなっている。
さらに突出部724の第1支持面721aから離間した側の先端が、連結部位533の底部920から最も離れた側の最上部位534よりも底部920から離間している。
これによって連結部位533から冷媒が上部970側に漏れ流れたとしても、突出部724によって冷媒が連結部位533から貫通孔950側へ向かって流れることが遮られやすくなっている。
なお、上記の効果は冷媒が連結部位533から漏れ流れた場合だけでなく、供給管510から冷媒が貫通孔950側へ漏れ流れたとしても同様の効果を奏し得る。
これまでに説明したように貫通孔950における最も底部920側の下端951は底部920からz方向に離間している。
これによって冷却器500から底部920側に冷媒が漏れ流れたとしても、第1壁部931における底部920と下端951とを連結する部位によって、冷媒が貫通孔950からケース910の外側へ漏れることが抑制されやすくなっている。
以上、本開示の好ましい実施形態について説明したが、本開示は上記した実施形態になんら制限されることなく、本開示の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
(第1の変形例)
図6に示すように端子台720は突出部724を有していなくてもよい。その場合、第1壁部931側の支持部723の一部はz方向において貫通孔950の上端952と冷却器500の間に位置していればよい。なお、検出端子740の一部は支持部723に内包され、残りが支持部723から露出されていればよい。貫通孔950の上端952と冷却器500の間に位置する第1壁部931側の支持部723の一部によって、冷媒が冷却器500から貫通孔950側へ向かって流れることが遮られやすくなっている。
(第2の変形例)
図7に示すようにz方向において突出部724の第1支持面721aから離間した側の先端が、連結部位533の底部920から最も離れた側の最上部位534よりも底部920から離間していなくてもよい。突出部724は連結部位533とx方向で対向してればよい。突出部724によって冷媒が連結部位533から貫通孔950側へ向かって流れることが遮られやすくなっている。
(その他の変形例)
各実施形態ではセンサユニット700を含む電力変換装置300がハイブリッドシステムを構成する車載システム100に適用される例を示した。しかしながら電力変換装置300の適用としては特に上記例に限定されない。例えば電気自動車の車載システム100に電力変換装置300が適用された構成を採用することもできる。
400…モータ、500…冷却器、510…供給管、520…排出管、530…中継管、533…連結部位、534…最上部位、711…第1連結バスバ、712…第2連結バスバ、713…第3連結バスバ、714…第4連結バスバ、715…第5連結バスバ、716…第6連結バスバ、717…第7連結バスバ、720…端子台、724…突出部、910…ケース、920…底部、930…側壁部、931a…内面、931b…外面、950…貫通孔、951…下端、952…上端

Claims (4)

  1. 冷媒が内部空間を流れる冷却器(500)と、
    導電部(711~717)の内包された端子台(720)と、
    底部(920)と前記底部から起立した側壁部(930)を備え、前記底部と前記側壁部によって区画された収納空間に、前記冷却器と、前記端子台が収納されるケース(910)と、を有し、
    前記側壁部には、前記側壁部の前記収納空間側の内面(931a)と前記内面の裏側の外面(931b)それぞれに開口し、前記収納空間に収納された前記導電部と前記収納空間の外に位置する外部負荷(400)とを接続するための開口部(950)が形成されており、
    前記端子台の少なくとも一部は、前記内面と前記外面の並ぶ並び方向において前記冷却器よりも前記開口部側に位置し、前記並び方向に直交する直交方向において前記開口部の前記底部から最も離間した側の上端(952)と、前記直交方向において前記上端よりも前記底部から離間した前記冷却器と、の間に位置し
    前記端子台では、前記上端と前記冷却器との間に設けられ前記冷却器側を向いた面が、前記上端から前記冷却器に向かうにつれて前記並び方向で前記開口部に近付くように傾いている電力変換装置。
  2. 前記冷却器は複数の冷却管(510,520)とこれらを接続する複数の中継管(530)を有し、
    前記端子台は前記直交方向において前記底部から離れる態様で突出する突出部(724)を有し、
    前記突出部が前記冷却器における前記冷却管と前記中継管との連結部位(533)と前記並び方向で対向している請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記突出部の前記底部から離間した側の先端が、前記連結部位における最も前記底部から離間した側の最上部位(534)よりも前記底部から離間している請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記開口部の前記上端と前記直交方向で最も離間した前記底部側の下端(951)が前記底部から前記直交方向で離間している請求項1~3のいずれか1項に記載の電力変換装置。
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