JP7388307B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本明細書に記載の開示は電力変換装置に関するものである。
特許文献1には半導体モジュール、半導体モジュールを冷却する冷媒の流れる冷却器、および、これらを収納するケースを備える電力変換装置が記載されている。
特開2019-97237号公報
ケースの側方壁部には交流負荷に電気的に接続される交流コネクタを通すための交流コネクタ接続部が形成されている。冷却器から冷媒が漏れたり、半導体モジュールから部品が脱落すると、これら冷却器と半導体モジュールを備える電力変換装置の構成要素がコネクタ接続部(開口部)からケースの外側に飛び出る虞がある。
本明細書に記載の開示は、構成要素が開口部から飛び出ることの抑制された電力変換装置を提供することを目的とする。
本開示の一態様による電力変換装置は、
電気部品(315)と、
内部空間を流れる液状の冷媒によって電気部品を冷却する冷却器(500)と、
底部(920)と底部の内底面(920a)から起立した側壁部(930)を備え、底部と側壁部によって区画された収納空間(911)に電気部品と冷却器が収納されるケース(910)と、
電気部品に接続される導電部(718)を備える端子台(720)と、を有し、
側壁部には、側壁部の収納空間側の内側面(930a)と内側面の裏側の外側面(930b)それぞれに開口し、電気部品と収納空間の外側に位置する外部機器(400)とを接続するための開口部(950)が形成され、
側壁部における開口部の形成された接続壁部(931)の内側面と外側面の並ぶ並び方向において、底部における開口部と電気部品の間に位置する部位に、内底面から遠ざかる高さ方向に延びる突出部(940)が連結され、
接続壁部は、開口部を区画する、底部側の下端(951)と底部から最も離間した上端(952)を備え、
突出部の少なくとも一部において内底面からの高さが、下端の内底面からの高さよりも高く、
端子台の少なくとも一部が並び方向で冷却器と開口部の間に位置しつつ、高さ方向で冷却器と突出部の間に位置し、
端子台の最底面(720a)が突出部と高さ方向で対向している。
これによれば、電力変換装置の構成要素が開口部(950)から飛び出ることが抑制されやすくなっている。
例えば、冷却器(500)の内部空間から冷媒が漏れたとしても、冷媒が開口部(950)からケース(910)の外側に流れることが突出部(940)によって遅延されやすくなっている。電気部品(315)や冷却器(500)の構成部品の一部が脱落したとしても、その構成部品が開口部(950)からケース(910)の外側に飛び出ることが突出部(940)によって抑制されやすくなっている。
なお、上記の括弧内の参照番号は、後述の実施形態に記載の構成との対応関係を示すものに過ぎず、技術的範囲を何ら制限するものではない。
車載システムを示す回路図である。 電力変換装置の上面図である。 電力変換装置の断面図である。 図2に示す電力変換装置の上面図からセンサユニットを除いた上面図である。 電力変換装置の側面図である。 変形例を説明するための電力変換装置の上面図である。 変形例を説明するための電力変換装置の断面図である。 変形例を説明するための電力変換装置の断面図である。
以下、図面を参照しながら本開示を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。
また各実施形態で組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士、実施形態と変形例、および、変形例同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
先ず、図1に基づいて車載システム100を説明する。車載システム100はハイブリッドシステムを構成している。
車載システム100はバッテリ200、電力変換装置300、および、モータ400を有する。また車載システム100は図示しないエンジンと動力分配機構を有する。電力変換装置300にはセンサユニット700が含まれている。モータ400は第1MG410と第2MG420を有する。MGはmotor generatorの略である。モータ400は外部機器に相当する。なお、センサユニット700については後で説明する。
さらに車載システム100は図示しないゲートドライバと複数のECUを有する。これら複数のECUはバス配線を介して相互に信号を送受信している。複数のECUは協調してゲートドライバを制御している。複数のECUの協調制御により、バッテリ200のSOCに応じたモータ400の力行と発電(回生)、および、エンジンの出力などが制御される。SOCはstate of chargeの略である。ECUはelectronic control unitの略である。
バッテリ200は複数の二次電池を有する。これら複数の二次電池は直列接続された電池スタックを構成している。二次電池としてはリチウムイオン二次電池、ニッケル水素二次電池、および、有機ラジカル電池などを採用することができる。
バッテリ200のSOCは、上記の電池スタックのSOCに相当する。電池スタックのSOCは複数の二次電池のSOCの総和である。電池スタックのSOCの過充電や過放電は上記の協調制御により回避される。これに対して複数の二次電池それぞれのSOCの過充電や過放電は、複数の二次電池それぞれのSOCを均等化する均等化処理によって回避される。
電力変換装置300はバッテリ200と第1MG410との間の電力変換を行う。また電力変換装置300はバッテリ200と第2MG420との間の電力変換も行う。電力変換装置300はバッテリ200の直流電力を第1MG410と第2MG420の力行に適した電圧レベルの交流電力に変換する。電力変換装置300は第1MG410と第2MG420の発電によって生成された交流電力をバッテリ200の充電に適した電圧レベルの直流電力に変換する。
<電力変換装置の回路構成>
図1に示すように電力変換装置300は電力変換回路の構成要素としてコンバータ310とインバータ320を備えている。コンバータ310は直流電力の電圧レベルを昇降圧する機能を果たす。インバータ320は直流電力を交流電力に変換する機能を果たす。インバータ320は交流電力を直流電力に変換する機能を果たす。
コンバータ310はバッテリ200の直流電力を第1MG410と第2MG420のトルク生成に適した電圧レベルに昇圧する。インバータ320はこの直流電力を交流電力に変換する。この交流電力が第1MG410と第2MG420に供給される。またインバータ320は第1MG410と第2MG420で生成された交流電力を直流電力に変換する。コンバータ310はこの直流電力をバッテリ200の充電に適した電圧レベルに降圧する。
図1に示すようにコンバータ310は第1バスバ301と第2バスバ302を介してバッテリ200と電気的に接続されている。コンバータ310は第3バスバ303と第4バスバ304を介してインバータ320と電気的に接続されている。
<コンバータ>
コンバータ310は電気素子として、第1コンデンサ311、A相スイッチモジュール312、B相スイッチモジュール313、および、リアクトル314を有する。
図1に示すように第1バスバ301の一端がバッテリ200の正極に接続されている。第2バスバ302の一端がバッテリ200の負極に接続されている。この第1バスバ301に第1コンデンサ311の有する2つの電極のうちの一方が接続されている。第2バスバ302に第1コンデンサ311の有する2つの電極のうちの他方が接続されている。
またリアクトル314が第1バスバ301の他端と第1連結バスバ711の一端に接続されている。なお、第1連結バスバ711は他端側で第1連結部711aと第2連結部711bに分岐されている。リアクトル314が第1連結部711aを介してA相スイッチモジュール312に接続されている。リアクトル314が第2連結部711bを介してB相スイッチモジュール313に接続されている。
これによりリアクトル314と第1連結バスバ711を介してバッテリ200の正極とA相スイッチモジュール312が接続されている。リアクトル314と第1連結バスバ711を介してバッテリ200の正極とB相スイッチモジュール313が接続されている。
また図1に示すようにA相スイッチモジュール312とB相スイッチモジュール313とが第3バスバ303と第4バスバ304の間で並列接続されている。第2バスバ302の他端に第4バスバ304の一端が電気的および機械的に接続されている。なお、図1では各種バスバの接続部位を白丸で示している。これら接続部位は例えばボルトや溶接などによって電気的に接続されている。
A相スイッチモジュール312とB相スイッチモジュール313はハイサイドスイッチ331とローサイドスイッチ332を有する。またA相スイッチモジュール312とB相スイッチモジュール313それぞれはハイサイドダイオード331aとローサイドダイオード332aを有する。これら半導体素子は封止樹脂330によって被覆保護されている。
本実施形態では、ハイサイドスイッチ331とローサイドスイッチ332としてnチャネル型のIGBTを採用している。図1に示すようにハイサイドスイッチ331のエミッタ電極とローサイドスイッチ332のコレクタ電極とが接続されている。これによりハイサイドスイッチ331とローサイドスイッチ332とが直列接続されている。
また、ハイサイドスイッチ331のコレクタ電極にハイサイドダイオード331aのカソード電極が接続されている。ハイサイドスイッチ331のエミッタ電極にハイサイドダイオード331aのアノード電極が接続されている。これによりハイサイドスイッチ331にハイサイドダイオード331aが逆並列接続されている。
同様にして、ローサイドスイッチ332のコレクタ電極にローサイドダイオード332aのカソード電極が接続されている。ローサイドスイッチ332のエミッタ電極にローサイドダイオード332aのアノード電極が接続されている。これによりローサイドスイッチ332にローサイドダイオード332aが逆並列接続されている。
上記したようにハイサイドスイッチ331とローサイドスイッチ332は封止樹脂330によって被覆保護されている。この封止樹脂330から後述するコレクタ端子330aの一部、エミッタ端子330bの一部、中点端子330cの一部、および、ゲート端子330dの一部が露出されている。
コレクタ端子330aはハイサイドスイッチ331のコレクタ電極に接続される端子である。エミッタ端子330bはローサイドスイッチ332のエミッタ電極に接続される端子である。中点端子330cはハイサイドスイッチ331とローサイドスイッチ332の接続点に接続される端子である。ゲート端子330dはハイサイドスイッチ331とローサイドスイッチ332それぞれのゲート電極に接続される端子である。
図1に示すようにコレクタ端子330aが第3バスバ303に接続される。エミッタ端子330bが第4バスバ304に接続される。これによりハイサイドスイッチ331とローサイドスイッチ332が第3バスバ303から第4バスバ304へ向かって順に直列接続されている。
またA相スイッチモジュール312の中点端子330cが第1連結バスバ711の第1連結部711aに接続されている。B相スイッチモジュール313の中点端子330cが第1連結バスバ711の第2連結部711bに接続されている。
以上により、A相スイッチモジュール312の備える2つのスイッチの中点には、第1バスバ301、リアクトル314、および、第1連結部711aを介してバッテリ200の直流電力が供給される。B相スイッチモジュール313の備える2つのスイッチの中点には、第1バスバ301、リアクトル314、および、第2連結部711bを介してバッテリ200の直流電力が供給される。
またハイサイドスイッチ331とローサイドスイッチ332それぞれのゲート端子330dは上記したゲートドライバに接続されている。ゲートドライバには上記したECUから制御信号が入力されている。これによりハイサイドスイッチ331とローサイドスイッチ332が開閉制御される。この結果、コンバータ310に入力される直流電力の電圧レベルが昇降圧される。
<インバータ>
インバータ320は電気素子として、第2コンデンサ321、および、U1相スイッチモジュール322~W2相スイッチモジュール327を有する。
第2コンデンサ321の有する2つの電極のうちの一方が第3バスバ303に接続されている。第2コンデンサ321の有する2つの電極のうちの他方が第4バスバ304に接続されている。
U1相スイッチモジュール322~W2相スイッチモジュール327それぞれは、A相スイッチモジュール312およびB相スイッチモジュール313と同等の構成要素を有する。すなわちU1相スイッチモジュール322~W2相スイッチモジュール327それぞれは、ハイサイドスイッチ331、ローサイドスイッチ332、ハイサイドダイオード331a、ローサイドダイオード332a、および、封止樹脂330を有する。
またこれらU1相スイッチモジュール322~W2相スイッチモジュール327それぞれはコレクタ端子330a、エミッタ端子330b、中点端子330c、および、ゲート端子330dを有する。
U1相スイッチモジュール322~W1相スイッチモジュール324それぞれのコレクタ端子330aは第5バスバ305に接続されている。U1相スイッチモジュール322~W1相スイッチモジュール324それぞれのエミッタ端子330bは第6バスバ306に接続されている。なお、第5バスバ305は第3バスバ303に電気的および機械的に接続されている。第6バスバ306は第4バスバ304に電気的および機械的に接続されている。
またU2相スイッチモジュール325~W2相スイッチモジュール327それぞれのコレクタ端子330aは第3バスバ303に接続されている。エミッタ端子330bは第4バスバ304に接続されている。
U1相スイッチモジュール322の中点端子330cが第2連結バスバ712を介して第1MG410のU1相ステータコイルに接続されている。V1相スイッチモジュール323の中点端子330cが第3連結バスバ713を介して第1MG410のV1相ステータコイルに接続されている。W1相スイッチモジュール324の中点端子330cが第4連結バスバ714を介して第1MG410のW1相ステータコイルに接続されている。
同様にして、U2相スイッチモジュール325の中点端子330cが第5連結バスバ715を介して第2MG420のU2相ステータコイルに接続されている。V2相スイッチモジュール326の中点端子330cが第6連結バスバ716を介して第2MG420のV2相ステータコイルに接続されている。W2相スイッチモジュール327の中点端子330cが第7連結バスバ717を介して第2MG420のW2相ステータコイルに接続されている。
U1相スイッチモジュール322~W2相スイッチモジュール327はA相スイッチモジュール312およびB相スイッチモジュール313と同様に、自身の有するゲート端子330dが上記したゲートドライバに接続されている。第1MG410と第2MG420それぞれを力行する場合、ECUからの制御信号の出力によってU1相スイッチモジュール322~W2相スイッチモジュール327の備えるハイサイドスイッチ331とローサイドスイッチ332それぞれが開閉制御される。これによりインバータ320で3相交流が生成される。
そしてインバータ320で生成された3相交流が第2連結バスバ712~第7連結バスバ717を介して第1MG410および第2MG420それぞれに流れる。
以下説明を簡便とするために、A相スイッチモジュール312、B相スイッチモジュール313、および、U1相スイッチモジュール322~W2相スイッチモジュール327を総称して適宜、スイッチモジュール315と示す。スイッチモジュール315は電気部品に相当する。
なお、スイッチモジュール315それぞれの備えるスイッチ素子の種類としては特に限定されない。例えばスイッチモジュール315はMOSFETを採用することもできる。
また、スイッチモジュール315に含まれるスイッチやダイオードなどの半導体素子は、Siなどの半導体、および、SiCなどのワイドギャップ半導体によって製造することができる。半導体素子の構成材料としては特に限定されない。
<電力変換装置の機械的構成>
次に、電力変換装置300の機械的構成を説明する。それに当たって、以下においては互いに直交の関係にある3方向をx方向、y方向、および、z方向とする。x方向が並び方向に相当する。y方向が延長方向に相当する。z方向が高さ方向に相当する。
なお図面においては「方向」の記載を省略している。図1においてはバッテリ200を「BATT」と略記して示している。図3においては図2に示すIII-III断面における電力変換装置300の断面図を示している。図3においては図2に示していない後述のリアクトルケース350、カバー960、基板800が示されている。
電力変換装置300はこれまでに説明した電力変換回路の構成要素の他に、図2~図5に示すコンデンサケース340、リアクトルケース350、冷却器500、センサユニット700、基板800、バネ体810、および、ハウジング900を有する。
コンデンサケース340とリアクトルケース350それぞれは絶縁性の樹脂材料から成る。コンデンサケース340に第1コンデンサ311と第2コンデンサ321が収納されている。リアクトルケース350にリアクトル314が収納されている。なお、コンデンサケース340とリアクトルケース350それぞれは樹脂材料でなくてもよい。
冷却器500は供給管510、排出管520、および、複数の中継管530を有する。供給管510と排出管520は複数の中継管530を介して連結されている。供給管510、排出管520、および複数の中継管530それぞれには内部に空間が形成されている。これら供給管510、排出管520、および複数の中継管530それぞれの内部空間に液状の冷媒が流されている。
図2~図4に示すように供給管510と排出管520それぞれはy方向に延びている。供給管510と排出管520はx方向に離間して並んでいる。供給管510は後述する第1壁部931側に位置している。排出管520は後述する第3壁部933側に位置している。なお、供給管510と排出管520の位置関係が逆であってもよい。
複数の中継管530それぞれは供給管510から排出管520に向かってx方向に沿って延びている。複数の中継管530それぞれのx方向の端側の部位に供給管510と排出管520とが溶接される。複数の中継管530の中央の部位がx方向に離間して並んでいる。
図2および図4に示すように隣合う2つの中継管530の中央の部位の間に空隙が構成されている。冷却器500には計8個の空隙が構成されている。これら8個の空隙それぞれに、A相、B相、U1相~W2相のスイッチモジュール315が個別に設けられている。冷却器500はこれら複数のスイッチモジュール315を冷却する機能を果たしている。冷却器500に複数のスイッチモジュール315が収納されることで、パワーモジュール540が構成されている。
センサユニット700は端子台720、複数の電流センサ730、複数の検出端子740、および、第1連結バスバ711~第7連結バスバ717を有する。端子台720は絶縁性の樹脂部材等から形成されている。この端子台720に第1連結バスバ711~第7連結バスバ717の一部、複数の電流センサ730、および、複数の検出端子740の一部が内包されている。以下、第1連結バスバ711~第7連結バスバ717を総称して適宜、連結バスバ718と示す。連結バスバ718は導電部に相当する。
複数の連結バスバ718それぞれは一部が端子台720に内包され、残りの端側の端部が端子台720から露出されている。端子台720に内包された複数の連結バスバ718それぞれの一部は図2~図5において省略されている。
複数の連結バスバ718の端部のうちの一端が端子接続部位718aとして端子台720から露出されている。複数の連結バスバ718の端部のうちの他端が外部接続部位718bとして端子台720から露出されている。端子接続部位718aは8相のスイッチモジュール315それぞれの中点端子330cに接続されている。外部接続部位718bはモータ400に接続される導電性のコネクタやリアクトル314などに接続されている。
複数の連結バスバ718それぞれには、自身に流れる電流を検出する電流センサ730が設けられている。そしてこれら複数の電流センサ730それぞれに導電性の検出端子740が接続されている。これら複数の検出端子740における電流センサ730に接続される側が端子台720に内包されている。これら複数の検出端子740における電流センサ730に接続される側とは逆側が端子台720から露出されている。
基板800はz方向に厚さの薄い扁平形状を成している。基板800には上記した図示しないゲートドライバと複数のECUが搭載されている。
バネ体810はz方向に厚さの薄い弾性体である。バネ体810はパワーモジュール540とy方向に並び、パワーモジュール540を側壁部930に押し当てる役割を担っている。
ハウジング900はケース910とカバー960を有する。ケース910は底部920と、側壁部930と、第1締結部936と、を有する。底部920はz方向に厚さの薄い扁平形状を成している。側壁部930は底部920の内底面920aからz方向に環状に起立している。第1締結部936は側壁部930の底部920から離間した側の先端に接続されている。第1締結部936はこの先端からz方向に直交する方向に向かって延びている。これによってケース910には底部920と側壁部930によって第1締結部936側に開口する収納空間911が区画されている。
側壁部930はx方向に互いに離間して対向する第1壁部931と第3壁部933、および、y方向で互いに離間して対向する第2壁部932と第4壁部934を有する。第1壁部931、第2壁部932、第3壁部933、第4壁部934はz方向のまわりの周方向に環状に連結されている。第1壁部931は接続壁部に相当する。第2壁部932は第1連結壁部に相当する。第3壁部933は対向壁部に相当する。第4壁部934は第2連結壁部に相当する。
これら4つの壁部のうちの一つの第1壁部931に収納空間911側の内側面930aとその裏側の外側面930bをx方向に開口する開口部950が形成されている。最も底部920側の下端951と、最も底部920から離間した側の上端952と、第2壁部932側の左端953と、第4壁部934側の右端954によって開口部950が区画されている。なお、下端951は底部920の内底面920aよりも第1締結部936側に位置している。
カバー960はz方向の厚さの薄い上部970と、周壁部980と、第2締結部981と、を有する。周壁部980は上部970の上内面970aからz方向に環状に起立している。第2締結部981は周壁部980の上部970から離間した側の先端に接続されている。第2締結部981はこの先端からz方向に直交する方向に向かって延びている。
カバー960はケース910の第1締結部936側に位置している。上部970が底部920とz方向に離間して対向している。第2締結部981が第1締結部936とz方向で対向する態様で並んでいる。第2締結部981は第1締結部936に図示しないボルト等を介して機械的に接続されている。そのためにケース910の収納空間911がカバー960によって閉塞されている。
この収納空間911にコンデンサケース340、リアクトルケース350、パワーモジュール540、センサユニット700、基板800、および、バネ体810が収納されている。
<突出部>
図2~図5に示すようにケース910の底部920には内底面920aから遠ざかる態様でz方向に延びる突出部940が形成されている。図3に示すように突出部940は供給管510よりも第1壁部931側に位置する底部920の内底面920aに形成されている。x方向における開口部950と供給管510の間の底部920の内底面920aに突出部940が形成されている。なお、突出部940は底部920に形成されていなくてもよい。突出部940は底部920に連結されていてもよい。
図4および図5に示すように突出部940は第2壁部932から第4壁部934に向かってy方向に延びている。突出部940の第2壁部932側の端が、開口部950における第2壁部932側の左端953よりも第2壁部932側に位置している。
また図5に示すように突出部940における開口部950にx方向で対向する部位の一部の内底面920aからの高さが、開口部950の下端951の内底面920aからの高さよりも高くなっている。突出部940における開口部950にx方向で対向する部位の一部の先端が、開口部950の下端951よりも開口部950の上端952側に位置している。なお、下端951は底部920における開口部950と突出部940との間の内底面920aよりも上端952側に位置している。
下端951よりも上端952側に位置する突出部940における開口部950にx方向で対向する部位のy方向の長さL1が、下端951のy方向の長さL2の半分よりも長くなっている。
<収納形態>
以下に各構成要素のハウジング900内における収納形態について説明する。図2~図5に示すように、x方向においてセンサユニット700は第1壁部931側に位置している。コンデンサケース340はx方向で第3壁部933側に位置している。リアクトルケース350はx方向でセンサユニット700とコンデンサケース340の間に位置している。
z方向において、コンデンサケース340とリアクトルケース350は底部920に位置している。コンデンサケース340とリアクトルケース350は底部920に図示しないボルトなどによって固定されている。
基板800はz方向で上部970側に位置している。パワーモジュール540はz方向でリアクトルケース350と基板800の間に位置している。基板800とパワーモジュール540は図示しないボルトなどによってケース910に固定されている。
パワーモジュール540は第1壁部931からx方向で離間している。x方向におけるパワーモジュール540と第1壁部931との間にセンサユニット700の備える端子台720の一部が位置している。端子台720の一部がx方向で供給管510と開口部950の間に位置している。
上記したようにx方向における開口部950と供給管510の間の底部920の内底面920aに突出部940が形成されている。端子台720は突出部940における開口部950に対向する部位とz方向で対向する態様で並んでいる。
また突出部940の内底面920aから離間した側の先端と端子台720における突出部940に対向する対向面720aとの間のz方向の離間距離が、内底面920aと対向面720aとの間の離間距離よりも短くなっている。
さらに端子台720の一部はz方向で突出部940における開口部950に対向する部位と供給管510との間に配置されている。端子台720はこれまでに説明した配置のもと、図示しないボルトなどによってケース910に固定されている。
パワーモジュール540はy方向において第2壁部932側に位置している。パワーモジュール540の第4壁部934側にバネ体810が設けられている。
なお、底部920にz方向に突出した複数の保持部921が設けられている。複数の保持部921はバネ体810よりもy方向で第4壁部934側に位置している。バネ体810はパワーモジュール540と複数の保持部921の間に設けられている。
第2壁部932には第2壁部932から第4壁部934へ向かって突出する凸部935が形成されている。この凸部935に向かうバネ体810の不勢力がパワーモジュール540に付与される。この付勢力によってパワーモジュール540が凸部935に押し当てられている。
これまでに説明したように隣合う2つの中継管530の中央の部位の間にスイッチモジュール315が個別に収納されている。パワーモジュール540が凸部935に押し当てられると、中継管530の中央の部位と封止樹脂330との接触面積が増大される。そのために8相のスイッチモジュール315それぞれで発生した熱が中継管530の中央の部位を介して積極的に冷媒に放熱可能になっている。
これまでに説明したように封止樹脂330からコレクタ端子330a、エミッタ端子330b、中点端子330c、および、ゲート端子330dそれぞれの先端が露出されている。これら4つの端子のうち、コレクタ端子330a、エミッタ端子330b、および、中点端子330cそれぞれが底部920側に向かってz方向に延びている。
中点端子330cが第1連結バスバ711~第7連結バスバ717それぞれと溶接などによって接続されている。図示しないがコレクタ端子330aが第3バスバ303と第5バスバ305に溶接などによって接続されている。図示しないがエミッタ端子330bが第4バスバ304と第6バスバ306に溶接などによって接続されている。
ゲート端子330dはこれら3つの端子とは逆向きに上部970側へ向かってz方向に延びている。また端子台720から露出した検出端子740の先端が上部970側へ向かってz方向に延びている。ゲート端子330dと検出端子740それぞれが上部970側に位置する基板800にはんだなどによって接続されている。
<作用効果>
これまでに説明したようにx方向における開口部950と供給管510の間の底部920の内底面920aに突出部940が形成されている。さらに突出部940における開口部950にx方向で対向する部位の一部の先端が、開口部950の下端951よりも開口部950の上端952側に位置している。
そのためにケース910に収納される電力変換装置300の構成要素が突出部940によって開口部950からケース910の外側に飛び出ることが抑制されやすくなっている。なお、電力変換装置300の構成要素とはパワーモジュール540の構成部品の一部や冷却器500の内部空間を流れる冷媒に相当している。
冷却器500の内部空間から液状の冷媒がケース910の収納空間911に漏れたとしても、冷媒が突出部940を乗り越えて開口部950へ向かって流れることが抑制されやすくなっている。
具体的に言えば、冷却器500から開口部950に向かって直接流れる冷媒が突出部940を乗り越えて開口部950に流れることが抑制されやすくなっている。冷却器500から突出部940よりも第3壁部933側の収納空間911に流れた冷媒が、突出部940を乗り越えて開口部950に向かって流れることが抑制されやすくなっている。これによって冷媒が開口部950からケース910の外側に流れることが遅延されやすくなっている。
また、パワーモジュール540からパワーモジュール540を構成する構成部品がケース910の収納空間911に脱落したとしても、その構成部品が突出部940を乗り越えて、開口部950に向かって移動することが抑制されやすくなっている。
具体的に言えば、パワーモジュール540から開口部950に向かって脱落する構成部品が突出部940を乗り越えて開口部950に移動することが抑制されやすくなっている。パワーモジュール540から突出部940よりも第3壁部933側の収納空間911に脱落した構成部品が、突出部940を乗り越えて開口部950に向かって移動することが抑制されやすくなっている。これによって構成部品が開口部950からケース910の外側に飛び出ることが抑制されやすくなっている。
なお、上記した冷媒やパワーモジュール540を構成する構成部品は車両の振動などによってケース910の収納空間911でx方向とy方向それぞれに移動することができるようになっている。さらに構成部品はパワーモジュール540に備えられる構成部品に限定されない。構成部品はケース910に収納されている構成要素に備えられるものであればどれでもよい。
これまでに説明したように突出部940は第2壁部932から第4壁部934に向かってy方向に延びている。突出部940における開口部950にx方向で対向し下端951よりも上端952側に位置する部位のy方向の長さL1が、下端951のy方向の長さL2の半分よりも長くなっている。
そのために、冷却器500の内部空間からケース910の収納空間911に漏れた冷媒が、突出部940を迂回して開口部950へ向かって流れることが抑制されやすくなっている。
また、ケース910に収納されたパワーモジュール540などから構成部品が脱落したとしても、構成部品が突出部940を迂回して開口部950に移動することが抑制されやすくなっている。
これまでに説明したように端子台720の一部がx方向で供給管510と開口部950の間に位置している。また端子台720の一部がz方向で突出部940における開口部950にx方向で対向する部位と供給管510との間に配置されている。
そのために、供給管510の内部空間から漏れた液状の冷媒が端子台720に掛かりやすくなっている。端子台720に掛かった冷媒は端子台720の供給管510側の端子台側面720bに沿って流れやすくなっている。端子台側面720bに沿って流れた冷媒は突出部940よりも第3壁部933側の収納空間911に流れやすくなっている。
冷媒が第3壁部933側の収納空間911に流れた後、冷媒の一部が開口部950側に向かって流れたとしても、突出部940によって冷媒が開口部950に向かって流れることが抑制されやすくなっている。
また、パワーモジュール540の構成部品が脱落したとしても、構成部品が端子台側面720bに当たりやすくなっている。そのために構成部品が突出部940よりも第3壁部933側の収納空間911に落下しやすくなっている。また振動などによって構成部品が第3壁部933側の収納空間911から開口部950側に移動したとしても、突出部940によって構成部品が開口部950に向かって移動することが抑制されやすくなっている。
これまでに説明したように端子台720は突出部940における開口部950にx方向で対向する部位とz方向で対向する態様で並んでいる。突出部940の内底面920aから離間した側の先端と対向面720aとの間のz方向の離間距離が、内底面920aと対向面720aとの間の離間距離よりも短くなっている。
そのために、突出部940よりも第3壁部933側の収納空間911に脱落したパワーモジュール540などの構成部品が、突出部940の内底面920aから離間した側の先端と対向面720aの間を通って開口部950側に移動しにくくなっている。
これまでに説明したように開口部950の下端951が、底部920における開口部950と突出部940との間の内底面920aよりも上端952側に位置している。そのために冷却器500から漏れ出した冷媒が、開口部950からケース910の外側に流れることが遅延されやすくなっている。
またパワーモジュール540などから構成部品が脱落したとしても、構成部品が開口部950からケース910の外側に飛び出すことが抑制されやすくなっている。
(第1変形例)
本実施形態では突出部940は第2壁部932から第4壁部934に向かってy方向に延び、一端が左端953よりも第2壁部932側に位置し、他端が右端954よりも第4壁部934側に位置する形態を示した。しかしながら図6に示すように突出部940の一端が第2壁部932に連結され、他端が第4壁部934に連結されていてもよい。
その場合、冷却器500から突出部940よりも第3壁部933側の収納空間911に流れた冷媒が、第3壁部933側の収納空間911に貯留されやすくなっている。そのために、冷却器500から突出部940よりも第3壁部933側の収納空間911に流れた冷媒が、開口部950に向かって流れることが抑制されやすくなっている。同様にしてパワーモジュール540などの構成部品が開口部950に向かって移動することが抑制されやすくなっている。
なお、突出部940のz方向の高さは、突出部940における開口部950に対向する部位の一部の先端が、開口部950の下端951よりも開口部950の上端952側に位置していればよい。
(第2変形例)
本実施形態では、端子台720が突出部940における開口部950にx方向で対向する部位とz方向で対向して並ぶ形態を示した。しかしながら端子台720は突出部940における開口部950に対向する部位とz方向で対向して並んでいなくてもよい。図7に示すように端子台720がx方向で突出部940における開口部950にx方向で対向する部位と供給管510の間に位置していればよい。
その場合においても、供給管510の内部空間から漏れた液状の冷媒が端子台側面720bに沿って流れやすくなっている。そして端子台側面720bに沿って流れた冷媒は突出部940よりも第3壁部933側の収納空間911に流れやすくなっている。その後、冷媒の一部が開口部950側に向かって流れたとしても、突出部940によって冷媒が開口部950に向かって流れることが抑制されやすくなっている。同様にしてパワーモジュール540の構成部品が開口部950に向かって移動することが抑制されやすくなっている。
(第3変形例)
本実施形態では、開口部950の下端951が、底部920における開口部950と突出部940との間の内底面920aよりも上端952側に位置している形態について示した。さらにこの位置関係において、突出部940より第1壁部931側に位置する内底面920aと下端951とのz方向の離間距離が、突出部940より第3壁部933側に位置する内底面920aと下端951とのz方向の離間距離が同一である形態を示した。
しかしながら図8に示すように突出部940より第1壁部931側に位置する内底面920aと下端951とのz方向の離間距離が、突出部940より第3壁部933側に位置する内底面920aと下端951とのz方向の離間距離よりも短くなっていてもよい。
その場合においても、冷却器500から漏れ出した冷媒が、開口部950からケース910の外側に流れることが遅延されやすくなっている。パワーモジュール540などから構成部品が脱落したとしても、構成部品が開口部950からケース910の外側に飛び出すことが抑制されやすくなっている。
また図示しないが、突出部940より第1壁部931側に位置する内底面920aと下端951とのz方向の離間距離が、突出部940より第3壁部933側に位置する内底面920aと下端951とのz方向の離間距離よりも長くなっていてもよい。この場合においても上記した作用効果と同様の効果が奏せられる。
(その他の変形例)
本実施形態では電力変換装置300が電気自動車用の車載システム100に含まれる例を示した。しかしながら電力変換装置300の適用としては特に上記例に限定されない。例えばモータ400と内燃機関を備えるハイブリッドシステムに電力変換装置300が含まれる構成を採用することもできる。
本実施形態では電力変換装置300に第1MG410および第2MG420の接続される例を示した。しかしながら電力変換装置300に接続されるモータ400の数は限定されない。電力変換装置300に接続されるモータ400は1つでも良い。この場合電力変換装置300はインバータ320を構成するための3相のスイッチモジュール315を有する。なお、電力変換装置300に接続されるモータ400は3つ以上であってもよい。その場合電力変換装置300はインバータ320を構成するための3相のスイッチモジュール315を複数有する。
315…スイッチモジュール、400…モータ、500…冷却器、718…連結バスバ、720…端子台、910…ケース、911…収納空間、920…底部、920a…内底面、930…側壁部、930a…内側面、930b…外側面、931…第1壁部、932…第2壁部、933…第3壁部、934…第4壁部、940…突出部、950…開口部、951…下端、952…上端

Claims (4)

  1. 電気部品(315)と、
    内部空間を流れる液状の冷媒によって前記電気部品を冷却する冷却器(500)と、
    底部(920)と前記底部の内底面(920a)から起立した側壁部(930)を備え、前記底部と前記側壁部によって区画された収納空間(911)に前記電気部品と前記冷却器が収納されるケース(910)と、
    前記電気部品に接続される導電部(718)を備える端子台(720)と、を有し、
    前記側壁部には、前記側壁部の前記収納空間側の内側面(930a)と前記内側面の裏側の外側面(930b)それぞれに開口し、前記電気部品と前記収納空間の外側に位置する外部機器(400)とを接続するための開口部(950)が形成され、
    前記側壁部における前記開口部の形成された接続壁部(931)の前記内側面と前記外側面の並ぶ並び方向において、前記底部における前記開口部と前記電気部品の間に位置する部位に、前記内底面から遠ざかる高さ方向に延びる突出部(940)が連結され、
    前記接続壁部は、前記開口部を区画する、前記底部側の下端(951)と前記底部から最も離間した上端(952)を備え、
    前記突出部の少なくとも一部において前記内底面からの高さが、前記下端の前記内底面からの高さよりも高く、
    前記端子台の少なくとも一部が前記並び方向で前記冷却器と前記開口部の間に位置しつつ、前記高さ方向で前記冷却器と前記突出部の間に位置し、
    前記端子台の最底面(720a)が前記突出部と前記高さ方向で対向している電力変換装置。
  2. 前記突出部は前記高さ方向に延びるとともに、前記並び方向と前記高さ方向それぞれに直交する延長方向に延び、
    前記突出部における前記下端よりも前記上端側に位置する部位の前記延長方向の長さが、前記下端の前記延長方向の長さの半分よりも長くなっている請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記側壁部は前記接続壁部の他に、前記接続壁部と前記並び方向で並ぶ対向壁部(933)と、前記接続壁部と前記対向壁部とを連結しつつ前記延長方向に並ぶ第1連結壁部(932)および第2連結壁部(934)と、を有し、
    前記突出部が前記延長方向で前記第1連結壁部と前記第2連結壁部それぞれと連結されている請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記開口部の前記下端が、前記並び方向において前記底部における前記開口部と前記突出部の間に位置する部位よりも、前記上端側に位置している請求項1~のいずれか1項に記載の電力変換装置。
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