JP7317972B2 - 支援装置及び支援方法 - Google Patents

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Description

本発明は、支援装置及び支援方法に関する。
農作業を支援するための様々な技術が提案されている。特許文献1は、協生農法支援装置において、製作する作物を決定した後、混生密生状態を構築するのに適した植生の組み合わせを提示し、製作する作物やその成長過程を記録することを提案する。これによって、作物を製作する際にはどの作物を一緒に育てればよいかといったことが分かる。特許文献2は、収穫物の種類、色とサイズを判定して収穫時期をAR表示することを提案する。
国際公開第2017/061281号 特許第6267841号公報
従来の方法では、農作業の初心者や、新たな製作を作成しようとする農作業者が、作物を製作するためにどのようなイベントをいつ行えばよいかを知ることができない。そのため、このような人は、熟練者に聞くか、インターネットなどで調べることによって、作物の製作方法を調べる必要がある。しかし、作物の製作知識に乏しい人にとって、熟練者に聞くことやインターネットから正確な情報を見つけることは困難な場合がある。本発明の一部の側面は、作物を製作するために適切なイベント及び実施時期を通知するための技術を提供する。
上記課題に鑑みて、農作業者による作物の製作を支援するための支援装置であって、製作対象の作物を設定する設定手段と、前記設定された作物の製作スケジュールを取得する取得手段と、前記製作スケジュールに基づいて、前記設定された作物の製作に関するイベント及び当該イベントの実施時期を決定する決定手段と、前記実施時期に合わせて農作業者に前記イベントを通知する通知手段と、前記イベントに使用されアタッチメントが装着されていない農機の画像に対して、拡張現実技術を用いて前記アタッチメントを重畳表示した画像を生成する画像生成手段と、を備える支援装置が提供される。
上記手段により、作物を製作するために適切なイベント及び実施時期を通知できる。
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。なお、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。
添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施の形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
一部の実施形態に係る支援装置の構成例を説明するブロック図。 一部の実施形態に係る支援方法の例を説明するフロー図。 一部の実施形態に係る参照製作スケジュール情報の例を説明する図。 一部の実施形態に係る保有機器情報の例を説明する図。 一部の実施形態に係る実施イベント情報の例を説明する図。 一部の実施形態に係るアルバムの例を説明する概略図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。
図1のブロック図を参照して、本発明の一部の実施形態に係る支援装置100の構成例について説明する。支援装置100は、農作業者による作物の製作を支援する。作物とは、野菜や果物、穀物のような農作業によって生産される食物のことである。支援装置100は、例えばパーソナルコンピュータやワークステーション、スマートフォン、タブレットデバイスなどのコンピュータ(情報処理装置)によって構成される。支援装置100は、農作業者が保有するコンピュータであってもよいし、農作業者が自身のコンピュータを用いてアクセスする外部のコンピュータであってもよい。以下では、支援装置100が、農作業者が保有するコンピュータである場合について説明する。それ以外の場合については後述する。支援装置100は、図1に示す各構成要素を有する。
プロセッサ101は、支援装置100全体の動作を制御する。プロセッサ101は、単一のプロセッサで構成されてもよいし、複数のプロセッサで構成されてもよい。プロセッサ101は、例えばCPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)として機能する。メモリ102は、支援装置100の動作に用いられるプログラムや一時データなどを記憶する。メモリ102は、例えばROMやRAMなどによって実現される。入力部103は、支援装置100のユーザ(農作業者)が支援装置100への入力を行うために用いられ、例えばマウスやキーボード、タッチパッドなどの入力装置で実現される。出力部104は、支援装置100のユーザ(農作業者)が支援装置100からの出力を確認するために用いられ、例えばディスプレイなどの出力装置やスピーカなどの音響装置で実現される。通信部105は、支援装置100が他の装置と通信する機能を提供し、例えばネットワークカードやアンテナ、ベースバンドプロセッサなどで実現される。他の装置との通信は有線であってもよいし、無線であってもよい。撮像部106は、支援装置100のユーザ(農作業者)が写真を撮影する機能を提供し、例えばイメージセンサや光学系などで実現される。
記憶部107は、支援装置100の動作に用いられる情報を記憶する。記憶部107は、ディスクドライブ(例えば、HDDやSDD)やメモリ(例えば、RAM)などの記憶装置で実現される。記憶部107に記憶される情報は、参照製作スケジュール情報108、実施イベント情報109及び保有機器情報110を含む。参照製作スケジュール情報108は、作物を製作する際に参照されるスケジュールに関する情報である。実施イベント情報109は、農作業者が実際に実施したイベントに関する情報である。保有機器情報110は、農作業者が保有する機器に関する情報である。これらの情報の詳細については後述する。
図2を参照して、支援装置100の動作の一例について説明する。以下の説明する方法の各工程は、メモリ102に格納されたプログラムをプロセッサ101が実行することによって実施される。プログラムは、ネットワークを通じて支援装置100に提供されてもよいし、支援装置100が読み取り可能な記憶媒体によって支援装置100に提供されてもよい。プログラムを実行することによって方法の各工程が行われる場合に、プロセッサ101は、各工程を実行する処理部として機能する。例えば、ステップS201の設定工程を実行するプロセッサ101は、設定部として機能する。プロセッサ101の他の機能についても同様である。以下の方法の一部又は全部の工程は、ASIC(特定用途向け集積回路)のようなハードウェアで実現されてもよい。この場合に、このようなハードウェアが処理部として機能する。以下の方法は、農作業者が支援装置100に対して開始を指示することによって開始されてもよい。
ステップS201で、支援装置100は、製作対象の作物を設定する。例えば、支援装置100は、農作業者によって入力部103を介して指定された作物を製作対象の作物として設定する。製作対象の作物は、1種類であってもよいし複数種類であってもよい。製作対象の作物が複数種類設定された場合に、支援装置100はそれぞれの種類の作物について以下の動作を実行する。
ステップS202で、支援装置100は、設定された作物の参照製作スケジュールを取得する。例えば、支援装置100は、記憶部107に記憶されている参照製作スケジュール情報108から読み出すことによって、参照製作スケジュールを取得してもよい。これに代えて、支援装置100は、参照製作スケジュール情報108と同様の情報を提供する外部のサーバ(例えば、農機メーカーが提供するサーバや、ソーシャルネットワーキング(SNS)サーバ)から受信することによって取得してもよい。
図3を参照して、参照製作スケジュール情報108の具体例について説明する。参照製作スケジュール情報108は、例えばカラム301~305に規定される情報を有する。参照製作スケジュール情報108は、農機メーカーなどによって事前に作成され、記憶部107に記憶されてもよい。
カラム301は、作物の種類を示す。カラム301に示される作物の種類ごとに、カラム302~305の情報が規定されている。カラム302は、対象作物を製作するために農作業者が行う必要がある標準的なイベントを示す。例えば、トマトの製作には、土づくり、畝づくり、植え付け、収穫などが必要である。
カラム302に示されるイベントの種類ごとに、カラム303~305の情報が規定されている。カラム303は、イベントの標準的な実施時期を示す。カラム304は、イベントに使用される農機を示す。カラム305は、イベントに使用されるアタッチメントを示す。アタッチメントとは、農機に取り付けることによって農機の機能を拡充するための機器のことである。
ステップS203で、支援装置100は、取得した参照製作スケジュールに基づいて、設定された作物の製作に関するイベント及び当該イベントの実施時期を決定する。図3を参照して説明したように、参照製作スケジュール情報108には、製作対象の作物の製作に関するイベント及び当該イベントの実施時期が記載されている。支援装置100は、参照製作スケジュール情報108に記載されたイベント及び当該イベントの実施時期を、農作業者へ向けたイベント及び当該イベントの実施時期として決定する。
支援装置100は、環境要因にさらに基づいて、設定された作物の製作に関するイベント又は当該イベントの実施時期を決定してもよい。環境要因は、例えば農作業地の地域、農作業を行う時期の気候、農作業を行う日の天候、農地の広さなどを含んでもよい。例えば、取得した参照製作スケジュール情報108が関東地方のものであり、農作業地がそれよりも寒冷な東北地方である場合に、支援装置100は、参照製作スケジュール情報108に示される実施時期よりも遅い時期を、農作業者へ向けた実施時期として決定してもよい。また、農作業を行う年の気温が平年よりも低い場合に、支援装置100は、参照製作スケジュール情報108に示される実施時期よりも遅い時期を、農作業者へ向けた実施時期として決定してもよい。さらに、参照製作スケジュール情報108に示される実施時期の天気予報が雨続きの場合に、支援装置100は、参照製作スケジュール情報108に示される実施時期を外して実施時期を決定してもよい。また、農作業地が寒冷地であり、それに応じた作業が必要な場合に、支援装置100は、そのような作業をイベントとして決定してもよい。このように環境要因にさらに基づくことによって、支援装置100は、一層適切にイベント及び実施時期を決定できる。
支援装置100は、イベントに使用される農機又は当該農機のアタッチメントの保有状況にさらに基づいて、設定された作物の製作に関するイベント又は当該イベントの実施時期を決定してもよい。参照製作スケジュール情報108には、各イベントに使用される農機及びアタッチメントが示される。農作業者がこのような機器(農機又はアタッチメント)を保有していない場合に、手作業でイベントを行うことになるため、余計に時間がかかる。そこで、農作業者が各イベントに使用される農機又はアタッチメントを保有していない場合に、支援装置100は、参照製作スケジュール情報108に示される実施時期よりも遅い時期を農作業者へ向けた実施時期として決定してもよい。さらに、イベントの実施に必須の農機又はアタッチメントが存在する場合に、支援装置100は、そのような機器の取得をイベントとして決定してもよい。機器の取得(例えば、購入)する場合に納品までに時間がかかるため、支援装置100は、この時間(例えば、日数)を考慮に入れて実施時期を決定してもよい。このように保有状況にさらに基づくことによって、支援装置100は、一層適切にイベント及び実施時期を決定できる。
農作業者が保有する機器の情報は保有機器情報110として記憶部107に記憶される。図4を参照して、保有機器情報110の具体例について説明する。保有機器情報110は、例えばカラム401~403に規定される情報を有する。保有機器情報110は、農作業者などによって事前に作成され、記憶部107に記憶されてもよい。保有機器情報110は、農作業者が保有する機器の一覧を列挙する。保有機器情報110に記載されていない機器を農作業者は有していない。
カラム401は、機器の種類を示す。カラム402は、機器のモデルを示す。カラム403は、機器が前回、メンテナンスされた日付を示す。機器のモデルによって実行可能な作業や作業効率が異なることがある。そのため、支援装置100は、イベントに使用される機器のモデルにさらに基づいて、設定された作物の製作に関するイベント又は当該イベントの実施時期を決定してもよい。
支援装置100は、イベントに使用される農機又はアタッチメントのメンテナンス状況にさらに基づいて、設定された作物の製作に関するイベント又は当該イベントの実施時期を決定してもよい。農作業に使用される機器には、定期的なメンテナンスを必要とするものがある。支援装置100は、保有機器情報110のカラム403に示されるメンテナンス日を参照して、機器のメンテナンスが必要かどうかを判定してもよい。これに代えて又はこれに加えて、支援装置100は、農作業者によって撮影された機器の写真を解析することによって、機器のメンテナンスが必要かどうかを判定してもよい。支援装置100は、メンテナンスが必要な場合に、メンテナンスをイベントとして決定してもよい。さらに、支援装置100は、メンテナンスにかかる時間(例えば、日数)を考慮に入れて、イベントの実施時期を決定してもよい。さらに、支援装置100は、機器を使用する他のイベント(例えば、耕うん機の場合に土づくり)に間に合うように、このイベントの実施時期を決定してもよい。このようにメンテナンス状況にさらに基づくことによって、支援装置100は、一層適切にイベント及び実施時期を決定できる。ステップS203において、支援装置100は、出力部104(例えば、その表示装置)を用いて、決定されたイベントを時系列順に表示してもよい。例えば、支援装置100は、決定されたイベントについて、図3の参照製作スケジュール情報108のカラム301~305に規定される情報を表示してもよい。このような表示を行うことによって、ユーザはいつ何を行えばよいかを把握できる。
ステップS204で、支援装置100は、機器の取得を推奨すべきであるかどうかを判定する。支援装置100は、機器の取得を推奨すべきであると判定された場合(ステップS204で「YES」)に、処理をステップS205に遷移し、それ以外の場合(ステップS204で「NO」)に処理をステップS206に遷移する。例えば、支援装置100は、ステップS203で決定されたイベントに使用される機器を農作業者が保有していない場合に、農作業者に向けて機器の取得(購入又はレンタル)を推奨すべきであると判定してもよい。
ステップS205で、支援装置100は、取得を推奨する機器を農作業者に向けて通知する。この通知は、例えば出力部104にメッセージを表示することによって行われてもよい。
ステップS206で、支援装置100は、農作業者が保有する機器が変更されたかどうかを判定する。支援装置100は、農作業者が保有する機器が変更されたと判定された場合(ステップS206で「YES」)に、処理をステップS207に遷移し、それ以外の場合(ステップS206で「NO」)に処理をステップS208に遷移する。支援装置100は、農作業者が新たに機器を取得した場合や既存の機器を手放した場合、機器のメンテナンスを実行した場合などに、農作業者が保有する機器が変更されたと判定してもよい。支援装置100は、農作業者からの入力に基づいて、この変更を判定してもよい。
ステップS207で、支援装置100は、農作業者が保有する機器の変更に基づいて、保有機器情報110を更新する。その後、支援装置100は、更新後の保有機器情報110に基づいてイベント及び当該イベントの実施時期を再び決定する。
ステップS208で、支援装置100は、実施時期が近いイベントがあるかどうかを判定する。支援装置100は、実施時期が近いイベントがあると判定された場合(ステップS208で「YES」)に、処理をステップS209に遷移し、それ以外の場合(ステップS208で「NO」)に処理をステップS210に遷移する。例えば、支援装置100は、1週間以内に実施時期が到達するイベントがある場合に、実施時期が近いイベントがあると判定してもよい。この期間は1週間に限られず、他の日数でもよい。
ステップS209で、支援装置100は、実施時期に合わせて農作業者にイベントを通知する。この通知は、例えば出力部104にメッセージを表示することによって行われてもよい。例えば、支援装置100は、1週間後に土づくりを開始すべきであることを農作業者に通知する。このように実施時期に合わせてイベントを通知することによって、農作業の知識に乏しい人であっても、イベント及びその実施時期を適切に把握できる。
ステップS210で、支援装置100は、農作業者によってイベントが実施されたかどうかを判定する。支援装置100は、農作業者によってイベントが実施されたと判定された場合(ステップS210で「YES」)に、処理をステップS211に遷移し、それ以外の場合(ステップS210で「NO」)に処理をステップS212に遷移する。支援装置100は、農作業者からの申告に基づいてイベントが実施されたかどうかを判定してもよい。これに代えて又はこれ加えて、支援装置100は、農作業地の写真を分析することによって、イベントが実施されたかどうかを判定してもよい。
ステップS211で、支援装置100は、実施されたイベントに基づいて、実施イベント情報109を更新する。図5を参照して、実施イベント情報109の具体例について説明する。実施イベント情報109は、例えばカラム501~502に規定される情報を有する。実施イベント情報109は、ステップS203で実施すべきイベントが決定されるとともに支援装置100によって生成され、記憶部107に記憶されてもよい。実施イベント情報109は、農作業者によるイベントの実施状況を管理する。
カラム401は、実施すべきイベントの種類を示す。このイベントは、ステップS203で実施すべきと決定されたイベントである。カラム402は、イベントの実施完了日を示す。支援装置100は、イベントが完了することに、カラム402の実施完了日を更新する。その後、支援装置100は、処理をステップS203に遷移し、設定された作物の製作に関するイベントの実施状況にさらに基づいて、前記設定された作物の製作に関するイベント又は当該イベントの実施時期を決定する。例えば、過去に決定された実施時期に対して実際のイベントの実施完了日が遅れている場合に、支援装置100は、後続のイベントの実施時期を遅らせてもよい。また、支援装置100は、実施時期の変更に伴って、実行すべきイベントの追加又は削除を行ってもよい。このように、イベントの実施状況にさらに基づくことによって、一層適切にイベント及び実施時期を決定できる。
ステップS212で、支援装置100は、処理を終了すべきであるかどうかを判定する。支援装置100は、処理を終了すべきであると判定された場合(ステップS212で「YES」)に、処理を終了し、それ以外の場合(ステップS212で「NO」)に処理をステップS208に遷移する。処理がステップS208に遷移した場合に、実施時期が近いイベントがあるかどうかが再び判定される。
以下に、図2の方法に加えて、支援装置100が更に行ってもよい処理について説明する。ステップS205で推奨機器を通知する際に、支援装置100は、アタッチメントが装着されていない農機の画像に対して、拡張現実(AR)技術を用いてこのアタッチメントを重畳表示した画像を生成し、その画像を農作業者に向けて表示してもよい。例えば、アタッチメントの取得の推奨を通知された農作業者は、支援装置100を用いて、アタッチメントを取り付け可能な自身の農機を撮影する。支援装置100は、推奨したアタッチメントの画像をこの農機の画像に対してAR技術を用いて重畳表示した画像を生成し、この画像を出力部104で表示する。このようなAR画像を表示することによって、農作業者は実際の装着状態を把握できる。
支援装置100は、農作業者が製作中の作物の画像に基づいて作物の状態を特定し、作物の状態に応じた情報を農作業者に提供してもよい。例えば、農作業者が製作中のトマトを、支援装置100を用いて撮影した場合に、支援装置100は、トマトの状態を特定し、このトマトが収穫可能な状態であるかどうかを農作業者に通知してもよい。また、花が出た白菜を農作業者が支援装置100を用いて撮影した場合に、支援装置100は、この花が食べられることを農作業者に通知してもよい。支援装置100は、このような作物状態の分析を自身で行ってもよいし、外部のサーバ(例えば、SNSサーバや農機メーカーのサーバ)に問い合わせることによって行ってもよい。このような情報を農作業者に提供することによって、農作業者は農作業に更なる楽しさを見いだせる。
支援装置100は、農作業者の作業環境に基づいて農作業者が所属すべきソーシャルネットワーキングサービスのコミュニティを推奨してもよい。例えば、支援装置100は、ソーシャルネットワーキングサービスが提供する複数のコミュニティのうち、農作業者と同じ地域に住んでいるユーザ又は製作対象の作物が同じであるユーザが所属するコミュニティを特定し、このコミュニティを農作業者に提示してもよい。このようにコミュニティを推奨することによって、農作業者は似た境遇にある人と同じコミュニティに属することができ、農作業に共感を得られる。
支援装置100は、農作業者による作物の製作に関する複数の画像が撮影日時ごとに記録されたアルバムを生成してもよい。このアルバムにおいて、農作業者による作物の製作に関する複数の画像が撮影日時順に並んでいてもよい。例えば、支援装置100は、図6に示すようなアルバム600を生成し、出力部104に表示してもよい。このようなアルバム600を見ることによって、農作業者は自身が作成した作物に愛着がわく。
上述の実施形態では、支援装置100が、農作業者が保有するコンピュータが支援装置100として機能し、図2の方法を実行した。これに代えて、支援サービスを提供するサービスプロバイダが運営するコンピュータが支援装置100として機能し、図2の方法を実行してもよい。この場合に、支援装置100は、農作業者が保有する別のコンピュータを介して農作業者に情報を提供し、農作業者に関する情報を収集する。
<実施形態のまとめ>
<項目1>
農作業者による作物の製作を支援するための支援装置(100)であって、
製作対象の作物を設定する設定手段(S201)と、
前記設定された作物の製作スケジュールを取得する取得手段(S202)と、
前記製作スケジュールに基づいて、前記設定された作物の製作に関するイベント及び当該イベントの実施時期を決定する決定手段(S203)と、
前記実施時期に合わせて農作業者に前記イベントを通知する通知手段(S209)と、を備える支援装置。
この項目によれば、作物を製作するために適切なイベント及び実施時期を通知できる。その結果、知識に乏しい農作業者でも作物の製作フローを把握できる。
<項目2>
前記決定されたイベントを時系列順に表示する表示手段(104)をさらに備えることを特徴とする項目1に記載の支援装置。
製作スケジュールにより決定されたイベント及びその実施時期を時系列に端末に表示することによって、ユーザはいつ何を行えばよいかを把握できる。
<項目3>
前記決定手段は、前記設定された作物の製作に関するイベントの実施状況(109)にさらに基づいて、前記設定された作物の製作に関するイベント又は当該イベントの実施時期を決定する、項目1又は2に記載の支援装置。
このように実施状況にさらに基づくことによって、イベント及び実施時期を一層適切に決定できる。
<項目4>
前記決定手段は、前記イベントに使用される農機又は当該農機のアタッチメントの保有状況(110)にさらに基づいて(S207)、前記設定された作物の製作に関するイベント又は当該イベントの実施時期を決定する、項目1乃至3の何れか1項に記載の支援装置。
このように保有状況にさらに基づくことによって、イベント及び実施時期を一層適切に決定できる。
<項目5>
前記アタッチメントが装着されていない農機の画像に対して、拡張現実技術を用いて前記アタッチメントを重畳表示した画像を生成する画像生成手段を更に備える、項目4に記載の支援装置。
このようなAR画像を表示することによって、農作業者は実際の装着状態を把握できる。
<項目6>
前記決定手段は、前記イベントに使用される農機又はアタッチメントのメンテナンス状況(110)にさらに基づいて、前記設定された作物の製作に関するイベント又は当該イベントの実施時期を決定する、項目1乃至5の何れか1項に記載の支援装置。
このようにメンテナンス状況にさらに基づくことによって、イベント及び実施時期を一層適切に決定できる。
<項目7>
前記決定手段は、環境要因にさらに基づいて、前記設定された作物の製作に関するイベント又は当該イベントの実施時期を決定する、項目1乃至6の何れか1項に記載の支援装置。
このように環境要因にさらに基づくことによって、イベント及び実施時期を一層適切に決定できる。
<項目8>
前記農作業者が製作中の作物の画像に基づいて前記作物の状態を特定し、前記作物の状態に応じた情報を前記農作業者に提供する情報提供手段を更に備える、項目1乃至7の何れか1項に記載の支援装置。
このような情報を農作業者に提供することによって、農作業者は農作業に更なる楽しさを見いだせる。
<項目9>
前記農作業者の作業環境に基づいて前記農作業者が所属すべきソーシャルネットワーキングサービスのコミュニティを推奨する推奨手段を更に備える、項目1乃至8の何れか1項に記載の支援装置。
このようにコミュニティを推奨することによって、農作業者は似た境遇にある人と同じコミュニティに属することができ、農作業に共感を得られる。
<項目10>
前記農作業者による作物の製作に関する複数の画像が撮影日時ごとに記録されたアルバム(600)を生成するアルバム生成手段を更に備える、項目1乃至9の何れか1項に記載の支援装置。
このようなアルバムを見ることによって、農作業者は自身が作成した作物に愛着がわく。
<項目11>
コンピュータを項目1乃至10の何れか1項に記載の支援装置の各手段として機能させるためのプログラム。
この構成によれば、プログラムの形態で上記項目を実現できる。
<項目12>
農作業者による作物の製作を支援するための方法であって、
製作対象の作物を設定する設定工程(S201)と、
前記設定された作物の製作スケジュールを取得する取得工程(S202)と、
前記製作スケジュールに基づいて、前記設定された作物の製作に関するイベント及び当該イベントの実施時期を決定する決定工程(S203)と、
前記実施時期に合わせて農作業者に前記イベントを通知する通知工程(S209)と、を有する方法。
この項目によれば、作物を製作するために適切なイベント及び実施時期を通知できる。その結果、知識に乏しい農作業者でも作物の製作フローを把握できる。
本発明は上記実施の形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために、以下の請求項を添付する。

Claims (11)

  1. 農作業者による作物の製作を支援するための支援装置であって、
    製作対象の作物を設定する設定手段と、
    前記設定された作物の製作スケジュールを取得する取得手段と、
    前記製作スケジュールに基づいて、前記設定された作物の製作に関するイベント及び当該イベントの実施時期を決定する決定手段と、
    前記実施時期に合わせて農作業者に前記イベントを通知する通知手段と、
    前記イベントに使用されアタッチメントが装着されていない農機の画像に対して、拡張現実技術を用いて前記アタッチメントを重畳表示した画像を生成する画像生成手段と、を備える支援装置。
  2. 前記決定されたイベントを時系列順に表示する表示手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の支援装置。
  3. 前記決定手段は、前記設定された作物の製作に関するイベントの実施状況にさらに基づいて、前記設定された作物の製作に関するイベント又は当該イベントの実施時期を決定する、請求項1又は2に記載の支援装置。
  4. 前記決定手段は、前記イベントに使用される農機又は当該農機のアタッチメントの保有状況にさらに基づいて、前記設定された作物の製作に関するイベント又は当該イベントの実施時期を決定する、請求項1乃至3の何れか1項に記載の支援装置。
  5. 前記決定手段は、前記イベントに使用される農機又はアタッチメントのメンテナンス状況にさらに基づいて、前記設定された作物の製作に関するイベント又は当該イベントの実施時期を決定する、請求項1乃至4の何れか1項に記載の支援装置。
  6. 前記決定手段は、環境要因にさらに基づいて、前記設定された作物の製作に関するイベント又は当該イベントの実施時期を決定する、請求項1乃至5の何れか1項に記載の支援装置。
  7. 前記農作業者が製作中の作物の画像に基づいて前記作物の状態を特定し、前記作物の状態に応じた情報を前記農作業者に提供する情報提供手段を更に備える、請求項1乃至6の何れか1項に記載の支援装置。
  8. 前記農作業者の作業環境に基づいて前記農作業者が所属すべきソーシャルネットワーキングサービスのコミュニティを推奨する推奨手段を更に備える、請求項1乃至7の何れか1項に記載の支援装置。
  9. 前記農作業者による作物の製作に関する複数の画像が撮影日時ごとに記録されたアルバムを生成するアルバム生成手段を更に備える、請求項1乃至8の何れか1項に記載の支援装置。
  10. コンピュータを請求項1乃至9の何れか1項に記載の支援装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  11. コンピュータによって農作業者による作物の製作を支援するための方法であって、
    農作業者が指定した作物を製作対象として設定する設定工程と、
    前記設定された作物の製作スケジュールを取得する取得工程と、
    前記製作スケジュールに基づいて、前記設定された作物の製作に関するイベント及び当該イベントの実施時期を決定する決定工程と、
    各イベントの前記実施時期に合わせて農作業者に前記イベントを通知する通知工程と、
    前記イベントに使用されアタッチメントが装着されていない農機の画像に対して、拡張現実技術を用いて前記アタッチメントを重畳表示した画像を生成する画像生成工程と、を有する方法。
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