JP7317771B2 - washing machine - Google Patents
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Description
本発明は洗濯機に関する。 The present invention relates to washing machines.
洗濯機に関する技術として、特許文献1には、洗濯槽を回転可能に具えると共に、前記洗濯槽を回転駆動する駆動装置と、前記洗濯槽内に温風を供給する温風供給装置とを具備する洗濯機が記載されている。この洗濯機は、前記洗濯槽内に洗濯物を収容し、その洗濯物に給水、加湿をしない状態で、洗濯槽を回転させつつ、洗濯槽内に前記温風供給装置により蛋白質の変性温度未満の温度の温風を供給して洗濯物を加熱する運転を行い、その後に洗濯槽内に給水して洗濯物の洗浄を行うようにしている。
As a technology related to a washing machine,
洗濯物の汚れ除去の促進のため、液体の洗濯用洗剤又は漂白剤(以下これらを総称して液体の汚れ除去剤という)を汚れ部分に予め付着させた洗濯物を洗濯することがある。汚れ除去剤を付着させた洗濯物を洗濯槽に収容した状態で洗濯槽が回転するが、このとき洗濯槽内部に汚れ除去剤が移行し、汚れ除去を十分に行えないことがある。
本発明が解決しようとする課題は、十分に汚れ除去可能な洗濯機の提供である。
In order to accelerate the removal of stains from the laundry, the laundry may be washed with a liquid laundry detergent or bleach (hereinafter collectively referred to as a liquid stain remover) pre-adhered to the stained portion. The washing tub rotates while the laundry to which the stain remover is adhered is stored in the washing tub, but at this time, the stain remover moves into the washing tub, and stain removal may not be sufficiently performed.
The problem to be solved by the present invention is to provide a washing machine capable of sufficiently removing stains.
本発明は、洗濯物が収容される洗濯槽と、前記洗濯槽を回転させる回転機構と、洗濯機の運転開始後、少なくとも前記洗濯槽の回転前かつ前記洗濯槽への注水前に、前記洗濯物に付着させた液体の汚れ除去剤中の溶剤揮発を促進させて前記汚れ除去剤中の水分量を減らす揮発促進工程を行う揮発促進部を備える制御装置と、を備え、前記揮発促進工程は、前記洗濯槽の回転前に30秒以上3分以下静置する静置工程を含み、前記洗濯物の質量を測定するセンシング工程前に行われることを特徴とする洗濯機に関する。 The present invention comprises a washing tub in which laundry is stored, a rotation mechanism for rotating the washing tub, and a washing machine that, after starting operation of the washing machine, at least before rotating the washing tub and before pouring water into the washing tub. a control device comprising a volatilization promoting unit that performs a volatilization promoting step of accelerating the volatilization of the solvent in the stain remover from the liquid adhered to the object to reduce the water content in the stain remover , wherein the volatilization promoting step is and a standing step of standing still for 30 seconds or more and 3 minutes or less before the washing tub is rotated, and the washing machine is characterized in that it is performed before the sensing step of measuring the mass of the laundry.
本発明によれば、十分に汚れ除去可能な洗濯機を提供できる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the washing machine which can fully remove dirt can be provided.
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための形態(実施形態と称する)を説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限られず、例えば異なる実施形態同士を組み合わせたり、本発明の効果を著しく損なわない範囲で任意に変形したりできる。また、同じ部材については同じ符号を付すものとし、重複する説明は省略する。更に、同じ機能を有するものは同じ名称を付すものとする。図示の内容は、あくまで模式的なものであり、図示の都合上、本発明の効果を著しく損なわない範囲で実際の構成から変更することがある。 Hereinafter, modes for carrying out the present invention (referred to as embodiments) will be described with reference to the drawings. However, the present invention is not limited to the following embodiments, and for example, different embodiments can be combined or arbitrarily modified within a range that does not significantly impair the effects of the present invention. Also, the same members are denoted by the same reference numerals, and overlapping descriptions are omitted. Furthermore, those having the same function shall have the same name. The contents of the drawings are only schematic, and for convenience of illustration, the actual configuration may be changed within a range that does not significantly impair the effects of the present invention.
図1は、第1実施形態の洗濯機100の斜視図である。ベース1の上部及び左右側面には、鋼板及び樹脂成形品との組み合わせにより構成された外枠2が備えられる。外枠2の正面側には、洗濯物30(図2)を出し入れするドア3、及び前面カバー22とが備えられる。洗濯槽29(図2)を回転可能に内包する外槽20(図2)を支持する筐体19が、ベース1及び外枠2により構成される。右側面には、排水ホース9を固定する排水ホース掛け10、及び、運搬時用の取っ手71が備えられる。背面側には、背面カバー23が備えられる。
FIG. 1 is a perspective view of
洗濯機100の正面上部には、使用者が運転工程を選ぶための操作パネル55(操作部の一例)が備えられる。操作パネル55は、例えばボタン等の入力部、表示部等を備え、洗濯機100の運転モード(後記する揮発促進工程S1(図4)を含む)の実行を受け付ける。操作パネル55の操作により、揮発促進工程S1を実行できる。
An operation panel 55 (an example of an operation unit) for the user to select an operation process is provided on the front upper portion of the
図2は、第1実施形態の洗濯機100の内部構造図である。循環空気12、冷却水供給管47、冷却水48については図4を参照しながら後記する。外枠2の内側には水受け槽となる外槽20が備えられる。外槽20は下部のサスペンション21により支持される。外槽20の内側には、洗濯機100に備えられ、洗濯物30が収容される洗濯槽29(内槽、回転ドラム)が備えられる。洗濯槽29の内部には、ドア3を開けて投入された、例えば液体の汚れ除去剤を付着させた洗濯物30があり、洗濯槽29の開口の外周には脱水時の洗濯物30のアンバランスによる振動を低減するための流体バランサ31が備えられる。
FIG. 2 is an internal structural diagram of the
外槽20の下部に洗濯物30のアンバランスによる振動を検知する振動センサ70が備えられる。洗濯槽29の内側には洗濯物30を掻き上げる複数個のリフタ33が備えられる。洗濯槽29は、金属製フランジ34に連結されたシャフト35を介し、洗濯槽29を回転させるモータ36(回転機構)に直結される。モータ36はインバータ制御される。金属製フランジ34は洗濯槽29の底面(背面側の壁面)に備えられる。
A
本明細書では、洗濯槽29について、洗濯機100の正面側から見て回転軸方向の奥側に位置し、外形が略円形をした平板状部分を底面29aと呼び、底面29aの外周部から回転軸方向前方(即ち正面側)に形成され、環状を成す壁面部を側壁(側面)29bと呼ぶ。外槽20についても、洗濯槽29と同様に、洗濯機100の正面側から見てシャフト35の軸方向の奥側に位置し、外形が略円形をした平板状部分を底面20aと呼び、底面20aの外周部からシャフト35の軸方向前方(即ち正面側)に形成され、環状を成す壁面部を側壁(側面)20bと呼ぶ。
In this specification, the flat portion of the
外槽20の開口には、ゴム等の弾性体により構成されるパッキン38が備えられる。パッキン38は外槽20の内部とドア3との水密性を維持する役割を有する。これにより、洗い、すすぎ及び脱水時の水漏れが抑制される。パッキン38はドアベローズとも呼ばれる。洗濯槽29は、側壁29bに遠心脱水及び通風用の多数の小孔(図示せず)を有する。外槽20の側壁20bの下部に開口した排水口37は、排水弁8を介して排水ホース9に接続する。排水ホース9は、排水口39に挿入される。
The opening of the
洗濯機100は、洗濯物30の加熱により洗濯物30を乾燥させる乾燥装置6を備える。乾燥装置6は、水冷除湿ダクト5、送風機61及び加熱器62を含む。乾燥装置6は、外槽20から離して外枠2に固定される。送風機61は、洗濯機100に備えられ、いずれも図示しない例えばファン及びインバータ制御されるモータを備え、洗濯槽29に空気を送風する。加熱器62は、洗濯機100に備えられ、洗濯槽29に供給される空気を加熱することで、洗濯物30を加熱する。なお、洗濯機100は、送風機61及び加熱器62の双方を備えることが好ましいが、何れか一方のみが備えられてもよい。
The
水冷除湿ダクト5と通風口32とは柔軟構造のベローズ4を介して略水平に接続される。加熱器62の出口は送風路40に接続され、吹込みノズル11に対してベローズ7を介して接続される。吹込みノズル11は、外槽20の径方向において最上面から中心までの間に、且つシャフト35の軸方向において外槽20の中心より正面の位置に配置され、外槽20と共に振動する。送風路40は加熱器62と共に固定されているため、柔軟構造のベローズ7を外槽20に対し略垂直に接続することで、外槽20の振動が吸収される。
The water-cooling/dehumidifying duct 5 and the
洗濯機100は、洗濯槽29から引き抜かれた空気の温度を測定することで洗濯槽29の内部温度を測定する温度センサ13を備える。温度センサ13は、乾燥装置6の空気流れ上流側に備えられ、温度測定後の空気は、乾燥装置6を経た後に洗濯槽29に戻される。
図3は、第1実施形態の洗濯機100のブロック図である。洗濯機100は制御装置50を備え、操作パネル55を用いた使用者の操作内容が制御装置50に入力されることで、操作内容に応じた洗濯機100の運転が行われる。ここでいう操作内容は、例えば、洗濯機100の運転モードの選択等である。制御装置50は、洗濯乾燥部51及び揮発促進部52を備える。
FIG. 3 is a block diagram of the
図4は、第1実施形態の洗濯機100において行われる運転時のフローチャートである。図4の詳細な説明は後記することとし、図4を簡単に参照しながら図3の説明を続ける。
FIG. 4 is a flow chart during operation performed in the
洗濯乾燥部51は、洗濯物30の洗濯乾燥工程S2を行うものである。洗濯乾燥工程S2は、いずれも詳細は後記するが、洗濯槽29に収容された洗濯物30の質量を測定するセンシング工程S21(洗濯工程)、洗濯物30の洗い工程S22(洗濯工程)、すすぎ工程S23(洗濯工程)、脱水工程S24(洗濯工程)、乾燥工程S25を含む。洗濯乾燥工程S2は、例えば、モータ36の回転制御、電磁弁(図示しない)の制御による洗濯槽29への注水制御等によって行われる。これらのうち、乾燥工程S25は、例えば、送風機61及び加熱器62の制御による洗濯槽29への温風供給によって行われる。
The washing/drying section 51 performs the washing/drying step S<b>2 of the
図3の揮発促進部52は、洗濯機100の運転開始後、少なくとも洗濯槽29の回転前に、洗濯物30に付着させた液体の汚れ除去剤中の溶剤揮発を促進させる揮発促進工程S1(図4)を行うものである。揮発促進工程S1は、例えば、モータ36の回転制御、送風機61の制御による洗濯槽29への送風等によって行われる。
The
洗濯機100の運転開始とは、操作パネル55での使用者の操作(例えば「揮発促進工程開始ボタン」の押下」)をトリガとして、洗濯機100の運転動作が開始することである。従って、使用者が、液体の汚れ除去剤を付着させた洗濯物30を洗濯槽29に入れてドア3を閉じた後、操作パネル55を操作することで、揮発促進工程S1が行われる。なお、使用者の選択により、揮発促進工程S1を行わずに洗濯乾燥工程S2のみを行うことも可能である。汚れ除去剤は、洗濯物30に付着した汚れを洗濯によって除去するものであり、例えば、洗濯用洗剤、漂白剤等を含む。
Starting the operation of the
例えば油汚れ、皮脂汚れ等の汚れ除去を目的として、使用者が、汚れの部分に液体の汚れ除去剤を付着させて洗濯槽29に投入することがある。このような場合に備え、揮発促進部52を備えることで、汚れ除去剤を付着させた洗濯物30を洗濯槽に投入した場合であっても、溶剤揮発運転によって汚れ除去剤中の溶剤の揮発を促進できる。これにより、汚れ除去剤の水分量を減らして洗濯物30に染み込み易くでき、洗濯槽29の回転時に洗濯槽29の内部への汚れ除去剤の移行を抑制できる。また、溶剤の揮発促進により汚れ除去剤が高濃度になる。これらにより、洗濯物30に付着した汚れの除去がし易くなり、十分な汚れ除去が可能になる。
For example, in order to remove stains such as oil stains and sebum stains, the user may apply a liquid stain remover to the stained portion and throw it into the
なお、図示の例では、揮発促進工程S1は洗濯槽29への送風を行いながら行われる。詳細は図7を参照しながら後記するが、洗濯槽29への送風量は、温度センサ13により測定される洗濯槽29の内部温度に基づき制御される。
In the illustrated example, the volatilization promoting step S1 is performed while blowing air to the
制御装置50は、いずれも図示はしないが、例えばCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、I/F(インターフェイス)等を備えて構成される。制御装置50は、ROMに格納されている所定の制御プログラムがRAMに展開され、CPUによって実行されることにより具現化される。
The
制御装置50は、例えば使用者が、洗濯物30の汚れに液体の汚れ除去剤を付着させて洗濯槽29に投入し、操作パネル55を通じて揮発促進工程を行う運転モードを選択及び実行したときに、図4に示すフローを行う。
For example, when the user attaches a liquid stain remover to the stains on the
図4の詳細な説明を、図3を更に参照しながら行う。揮発促進工程S1は、洗濯乾燥工程S2の前に行われる。揮発促進工程S1は揮発促進部52によって行われ、揮発促進部52は、送風機61による洗濯槽29への送風、又は、加熱器62による洗濯物30の加熱、の少なくとも一方を行いながら揮発促進工程S1を行う。このようにすることで、洗濯物30に付着した汚れ除去剤中の溶剤の揮発を促進できる。第1実施形態では、一例として、加熱器62を用いず、送風機61を用いた送風のみが行われる。
A detailed description of FIG. 4 is provided with additional reference to FIG. The volatilization promotion step S1 is performed before the washing/drying step S2. The volatilization promotion step S1 is performed by the
なお、加熱は、加熱器62によって、送風機61により送風される空気を加熱して、加熱された空気を洗濯槽29に送風することで洗濯物30を加熱するが、例えば洗濯物30を直接加熱する加熱器を別途備えてもよい。また、送風の具体的内容については、図7を参照しながら後記する。
The heating heats the
揮発促進工程S1は、洗濯槽29の回転前に所定時間静置する静置工程S11を含む。静置工程S11を含むことで、静置工程S11中に洗濯物30への汚れ除去剤の染み込みを促進できる。ここでいう所定時間は、汚れ除去剤を洗濯物30に染み込ませる時間である。所定時間をこのように設定することで、静置工程S11中に洗濯物30への液体の汚れ除去剤を十分に染み込ませることができる。
The volatilization promoting step S1 includes a standing step S11 of standing still for a predetermined time before the
揮発促進工程S1は、静置工程S11の他に、回転工程S12を更に含む。回転工程S12は、静置工程S11後に行われ、洗濯乾燥工程S2(洗濯工程の一例)よりも遅い回転速度で洗濯槽29を回転させて行う。回転工程S12により、静置工程S11の終了時に汚れ除去剤中に溶剤が残存しても、余剰の汚れ除去剤を、汚れ除去剤を付着させた洗濯物30の他の部分又は他の洗濯物30に付着できる。これにより、洗濯槽29の内部への付着を抑制でき、汚れ除去剤を無駄なく使用できる。
The volatilization promotion step S1 further includes a rotation step S12 in addition to the stationary step S11. The rotation step S12 is performed after the standing step S11, and is performed by rotating the
なお、乾燥工程S25を行わない洗濯機、又は、洗濯槽29を停止させた状態で乾燥工程S25を行う洗濯機の場合には、回転工程S12は、通常の洗濯工程(センシング工程S21、洗い工程S22、すすぎ工程S23、脱水工程S24)よりも遅い回転速度で行われる。回転工程S12では、洗濯槽29が常に回転している必要はなく、回転と停止とを交互に繰り返してもよい。
In addition, in the case of a washing machine that does not perform the drying step S25 or a washing machine that performs the drying step S25 with the
回転工程S12は、第1回転工程S12a及び第2回転工程S12bを含む。第1回転工程S12aは、洗濯槽29の内部で洗濯物30を転がすように動かす第1回転速度Ra(図5)で回転させる。第2回転工程S12bは、第1回転工程S12a後に第1回転速度Raよりも高速の第2回転速度Rb(図5)で回転され、洗濯槽29の内部で洗濯物30を跳ねさせるように動かす。第1回転工程S12a及び第2回転工程S12bにより、転がるように動かすことで他の洗濯物30等に汚れ除去剤を付着させた洗濯物30を、洗濯槽29の内部で跳ねさせるように動かすことができる。これにより、洗濯物30に満遍なく空気を接触させて、汚れ除去剤中の溶剤の揮発を促進できる。
The rotation process S12 includes a first rotation process S12a and a second rotation process S12b. In the first rotation step S12a, the
図5は、揮発促進工程S1における洗濯槽29の回転速度に関するタイムチャートである。図6は、図5のA部を拡大して示すタイムチャートである。揮発促進工程S1のうち、静置工程S11(図4)は時刻t0~t1に、第1回転工程S12a(図4)は時刻t1~t2に、第2回転工程S12b(図4)は時刻t2~t6の間に行われる。
FIG. 5 is a time chart regarding the rotational speed of the
静置工程S11は、上記のように所定時間行われ、汚れ除去剤を洗濯物30に染み込ませる時間が好ましく、例えば30秒以上3分以下の間静置することで行われる。
The standing step S11 is performed for a predetermined period of time as described above, preferably for a period of time during which the
第1回転工程S12aは、図示の例では、第1回転速度Raでの回転と、回転速度0(即ち停止)とを繰り返すことで行われる。第1回転速度Raでの回転と停止との繰り返しは、あくまで一例であるが、3~10秒の正転後10~30秒停止し、更に、3~10秒の逆転後10~30秒の停止を1サイクルとして、1~5サイクル行うことができる。正転及び逆転を交互に行うことで、汚れ除去剤を付着させた洗濯物30及び他の洗濯物30への余剰の汚れ除去剤の付着むらを抑制できる。ただし、正転のみ又は逆転のみでもよい。
In the illustrated example, the first rotation step S12a is performed by repeating rotation at the first rotation speed Ra and rotation speed 0 (that is, stop). The repetition of rotation and stop at the first rotation speed Ra is only an example, but after 3 to 10 seconds of forward rotation, 10 to 30 seconds of stop, and then 3 to 10 seconds of 3 to 10 seconds of reverse rotation, followed by 10 to 30 seconds of rotation. 1 to 5 cycles can be performed with one cycle of stopping. By alternately rotating forward and reverse, it is possible to suppress uneven adhesion of excess stain remover to the
第1回転速度Raは、上記のように洗濯槽29の内部で洗濯物30を転がすように洗濯物30を動かすことができれば任意であり、洗濯槽29の内径寸法、リフタ33(図2)の高さ、周方向幅等に応じて適宜設定すればよいが、例えば5~25rpmである。このような回転速度であれば、洗濯槽29の回転時にリフタ33(図2)に洗濯物30が衝突しても、リフタ33によって掻き上げられることなく、洗濯槽29の内部で転がすことができる。
The first rotation speed Ra is arbitrary as long as the
第2回転工程S12bは、図示の例では、第2回転速度Rbでの回転と、回転速度0(即ち停止)とを繰り返すことで行われる。第2回転速度Rbでの回転と停止との繰り返しは、あくまで一例であるが、3~10秒の正転後1~10秒停止して、次いで3~10秒の逆転後1~10秒停止し、更に30~90秒停止を1サイクルとして、1~100サイクル行うことができる。正転及び逆転を交互に行うことで、跳ねあがった洗濯物30への空気の接触ムラを抑制できる。ただし、正転のみ又は逆転のみでもよい。
In the illustrated example, the second rotation step S12b is performed by repeating rotation at the second rotation speed Rb and rotation speed 0 (that is, stop). The repetition of rotation and stop at the second rotation speed Rb is only an example, but after 3 to 10 seconds of forward rotation, stop for 1 to 10 seconds, then 3 to 10 seconds of reverse rotation, and then stop for 1 to 10 seconds. Then, 1 to 100 cycles can be performed, with 30 to 90 seconds being stopped as one cycle. By alternately rotating forward and backward, it is possible to suppress uneven air contact with the
第2回転速度Rbは、上記のように第1回転速度Raより高速で、洗濯槽29の内部で洗濯物30を跳ねさせるように洗濯物30を動かすことができれば任意であり、洗濯槽29の内径寸法、リフタ33(図2)の高さ、周方向幅等に応じて適宜設定すればよいが、例えば45~75rpmである。このような回転速度であれば、洗濯槽29の回転によりリフタ33(図2)に衝突した洗濯物30を洗濯槽29の内部で跳ねさせることができ、洗濯物30を掻き上げることができる。なお、リフタ33が備えられていない場合には、例えば回転している洗濯槽29の急停止によって洗濯物30に慣性力を作用させることで、同様の効果を奏させることができる。
The second rotation speed Rb is higher than the first rotation speed Ra as described above, and is arbitrary as long as the
図7は、揮発促進工程S1における各機構のタイムチャートである。図7は、図示の都合上、上記の図5及び図6のタイムチャートの形状と厳密には一致しない。時刻t0~t6で行われる揮発促進工程S1は、上記のように、送風又は加熱の少なくとも一方を行いながら行われる。図示の例では、揮発促進部52(図3)は、送風機61(図3)の駆動による送風を行いながら時刻t0~t1で静置工程S11(図4)を行う。送風により、溶剤揮発を促進できる。ただし、揮発促進部52は、加熱器62(図3)による加熱を行わずに静置工程S11を行う。これにより、洗濯物30の過度の温度上昇を抑制でき、タンパク質等の汚れの固着を抑制して除去し易くできる。
FIG. 7 is a time chart of each mechanism in the volatilization acceleration step S1. For convenience of illustration, FIG. 7 does not strictly match the shape of the time charts of FIGS. 5 and 6 above. The volatilization promotion step S1 performed at times t0 to t6 is performed while performing at least one of air blowing and heating as described above. In the illustrated example, the volatilization promoting unit 52 (FIG. 3) performs the stationary step S11 (FIG. 4) from time t0 to t1 while blowing air by driving the blower 61 (FIG. 3). Ventilation of the solvent can be accelerated by blowing air. However, the
また、揮発促進部52は、送風機61の駆動による送風を行いながら時刻t1~t6で回転工程S12(図4)を行う。送風により、溶剤揮発を促進できる。ただし、揮発促進部52は、加熱器62による加熱を行わずに回転工程S12を行う。これにより、洗濯物30の過度の温度上昇を抑制でき、タンパク質等の汚れの固着を抑制して除去し易くできる。従って、図示の例では、揮発促進工程S1は、加熱を行わず送風のみを行いながら行われる。
Further, the
揮発促進部52は、温度センサ13(図3)により測定される洗濯槽29の内部温度に基づき、送風機61による送風量を制御する。このようにすることで、洗濯物30の温度と通常は同程度となる内部温度に応じて送風量を変更できる。送風量は、送風機61の回転速度(例えばインバータ制御されるモータの回転速度)を制御することで、制御できる。
The
送風機61による送風量は、内部温度が高いほど減少するように制御される。送風機61の駆動を継続させれば、送風機61を駆動するモータ(図示しない)等の電気機器の発熱量が多くなる。このため、加熱器62を使用しなくても、モータの発熱を受け取った空気が洗濯槽29に供給され、洗濯槽29の内部温度が上昇する。特に、洗濯槽29の内外で空気を循環させる第1実施形態の洗濯機100では、温度上昇が生じ易い。そこで、洗濯槽29の内部温度が高いときには洗濯槽29への空気の供給量を減らすことで、洗濯物30の過度の温度上昇を抑制できる。
The amount of air blown by the
図示の例では、揮発促進工程S1は送風機61の回転速度R1で開始するが、時刻t3で洗濯槽29の内部温度が温度T1になると、回転速度R1は、回転速度R1よりも低速の回転速度R2に変更される。これにより、送風量が減少する。さらに、時刻t4で洗濯槽29の内部温度が温度T2になると、回転速度R2は、回転速度R2よりも低速の回転速度R3に変更される。これにより、送風量が減少する。そして、時刻t5で洗濯槽29の内部温度が温度T3になると、回転速度が0になり、送風機61は停止する。このように段階的に回転速度を低下させることで、送風継続による溶剤の揮発促進と、内部温度の急激な上昇の抑制とを両立できる。
In the illustrated example, the volatilization promoting step S1 is started at the rotation speed R1 of the
回転速度R1,R2,R3及び温度T1,T2,T3は、任意に決定すればよいが、洗濯槽29の内部温度が、様々な種類の汚れを除去可能な温度の上限を超えないように制御することが好ましい。通常、温度が高いほど汚れは落ちやすいが、汚れの中には温度が高いほど除去され難くなるもの(例えば血液、タンパク質、黄ばみ等)も存在する。そこで、様々な種類の汚れを除去可能な温度として、洗濯槽29の内部温度の上限が例えば35~45℃になるように、回転速度R1,R2,R3及び温度T1,T2,T3を設定することが好ましい。回転速度R1,R2,R3は、例えば、回転速度R3<回転速度R2<回転速度R1を満たし、かつ、5000~15000rpmに設定できる。温度T1,T2,T3は、例えば、温度T1<温度T2<温度T3を満たし、かつ、上記のように35~45℃に設定できる。
Rotational speeds R1, R2, R3 and temperatures T1, T2, T3 may be determined arbitrarily, but the internal temperature of the
図4に戻って、第2回転工程S12bの終了により揮発促進工程S1が終了し、洗濯乾燥工程S2が行われる。洗濯乾燥工程S2は、上記のようにセンシング工程S21、洗い工程S22、すすぎ工程S23、脱水工程S24及び乾燥工程S25を含み、揮発促進工程S1後にセンシング工程S21が行われる。 Returning to FIG. 4, the second rotation step S12b ends, the volatilization promotion step S1 ends, and the washing/drying step S2 is performed. The washing and drying process S2 includes the sensing process S21, the washing process S22, the rinsing process S23, the dehydrating process S24, and the drying process S25 as described above, and the sensing process S21 is performed after the volatilization promoting process S1.
センシング工程S21は、洗濯槽29の回転により洗濯物30の質量を測定する。揮発促進工程S1は、例えば上記のようにセンシング工程S21前に行われる。このようにすることで、予め付着した汚れ除去剤中の溶剤の揮発が促進されているため、洗濯物30(図2)に付着した溶剤が減少しており、センシング工程S21での洗濯槽29(図2)の回転による洗濯槽29の内壁への汚れ除去剤の移行を抑制できる。測定された質量に応じて、後記する洗い工程S22、すすぎ工程S23、脱水工程S24及び乾燥工程S25等の運転内容(洗濯槽29の回転速度等)が変更される。なお、洗濯物30の質量を別の方法により検出できる場合、及び、使用者が洗濯物30の量から洗い工程S22及びすすぎ工程S23で使用する水量を操作パネル55を通じて設定した場合等には、センシング工程S21は行われなくてもよい。
The sensing step S21 measures the mass of the
洗い工程S22では、排水弁8(図2)を閉じた状態で給水して外槽20(図2)に洗濯水を溜め、洗濯槽29を回転させることで、洗濯物30が洗濯される。すすぎ工程S23では、洗い工程S22で洗濯した洗濯物30が、水道水を使用してすすがれる。脱水工程S24では、排水弁8を開いて外槽20内の洗濯水を排水し、洗濯槽29を回転させることで、遠心力により洗濯物30が脱水される。
In the washing step S22, the
乾燥工程S25では、排水弁8を開いた状態で洗濯槽29が回転される。このとき、送風機61(図2)を運転して外槽20内の空気を通風口32(図2)から吸い出し、その空気は水冷除湿ダクト5(図2)内を通過することで水冷除湿される。水冷除湿後の空気は、加熱器62(図2)で加熱し、吹込みノズル11(図2)から洗濯槽29内の洗濯物30に向けて吹き付ける。洗濯物に吹き付けられた空気は、通風口32(図2)から水冷除湿ダクト5に送られて、循環空気12(図2)を生成する。
In the drying step S25, the
洗濯槽29内で洗濯物30から水分を奪って湿潤した循環空気12の除湿は、冷却水弁(図示せず)を開くことで冷却水供給管47(図2)から冷却水48(図2)を水冷除湿ダクト5内の壁面に沿って流下させ、冷却水48を循環空気12と触れさせることで行われる。水冷除湿ダクト5内の壁面に流れ出た冷却水48は、排水口37を通って排水ホース9(図2)により排出される。水冷除湿により、洗濯物30の乾燥が進行すると運転が終了する。
The dehumidification of the circulating
洗濯物30に付着させた液体の汚れ除去剤中の溶剤揮発を促進させる揮発促進工程S1を行う洗濯機100によれば、溶剤揮発により回転時の洗濯槽29の内壁への汚れ除去剤の移行を抑制できる。これにより、十分な汚れ除去が可能になる。特に、溶剤揮発により汚れ除去剤が高濃度になるため、より十分な汚れ除去が可能になる。
According to the
図8は、第2実施形態の洗濯機が実行する揮発促進工程S1における各機構のタイムチャートである。第2実施形態では、上記図7のタイムチャートに代えて図8に示すタイムチャートを実行すること以外は、第1実施形態の洗濯機100と同様である。
FIG. 8 is a time chart of each mechanism in the volatilization promotion step S1 executed by the washing machine of the second embodiment. The second embodiment is the same as the
第2実施形態では、揮発促進工程S1は、第1実施形態と同様の送風機61による送風に加え、更に、加熱器62による加熱の双方を行いながら行われる。図示の例では、揮発促進部52(図3)は、更に、加熱器62(図3)による加熱を行いながら静置工程S11(図4)を行う。これにより、洗濯物30の加熱及び空気との接触による溶剤揮発を特に促進でき、揮発時間を短くできるとともに、汚れ除去剤の濃度を特に高くできる。また、揮発促進部52は、更に、加熱器62による加熱を行いながら回転工程S12(図4)を行う。これにより、洗濯物30の加熱及び空気との接触による溶剤揮発を特に促進でき、揮発時間を短くできるとともに、汚れ除去剤の濃度を特に高くできる。
In the second embodiment, the volatilization promotion step S1 is performed while performing both air blowing by the
第2実施形態では、送風機61による送風量は、洗濯槽の内部温度によらず、一定である。このようにすることで、揮発促進工程S1での各機構の制御を簡便にできる。
In the second embodiment, the amount of air blown by the
図9は、第3実施形態の洗濯機が実行する揮発促進工程S1における各機構のタイムチャートである。第3実施形態では、上記図7のタイムチャートに代えて図9に示すタイムチャートを実行すること以外は、第1実施形態の洗濯機100と同様である。
FIG. 9 is a time chart of each mechanism in the volatilization promotion step S1 executed by the washing machine of the third embodiment. The third embodiment is the same as the
第3実施形態では、揮発促進工程S1は、回転工程S12(図4)を行わず静置工程S11のみを行い、静置工程S11は送風のみを行う。送風のみであっても、洗濯物30に空気を接触できるとともに洗濯槽29の内部温度を上昇でき、洗濯物30に付着した汚れ除去剤の揮発を促進できる。これにより、揮発時間を短くできる。第3実施形態は、使用者が汚れ除去剤の付着面を吹込みノズル11(図2)の延長線上に配置した場合に好適である。
In the third embodiment, the volatilization promotion step S1 does not perform the rotation step S12 (FIG. 4), but performs only the stationary step S11, and the stationary step S11 performs only air blowing. Even if only the air is blown, air can be brought into contact with the
図10は、第4実施形態の洗濯機が実行する揮発促進工程S1における各機構のタイムチャートである。第4実施形態では、上記図7のタイムチャートに代えて図10に示すタイムチャートを実行すること以外は、第1実施形態の洗濯機100と同様である。
FIG. 10 is a time chart of each mechanism in the volatilization promotion step S1 executed by the washing machine of the fourth embodiment. The fourth embodiment is the same as the
第4実施形態では、上記の第3実施形態において、更に加熱器62をオンにして揮発促進工程S1が行われる。このようにすることで、加熱及び送風の双方を行うことでも、洗濯物30に空気を接触できるとともに洗濯槽29の内部温度を大きく上昇でき、洗濯物30に付着した汚れ除去剤の揮発を特に促進できる。これにより、揮発時間を短くできる。
In the fourth embodiment, the volatilization promotion step S1 is performed with the
また、第4実施形態では、上記の第2実施形態と同様、送風機61による送風量は、洗濯槽の内部温度によらず、一定である。このようにすることで、揮発促進工程S1での各機構の制御を簡便にできる。
Further, in the fourth embodiment, as in the second embodiment, the amount of air blown by the
なお、本発明は上記した各実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。 It should be noted that the present invention is not limited to the above-described embodiments, and includes various modifications. For example, the above-described embodiments are detailed descriptions for easy understanding of the present invention, and are not necessarily limited to those having all the configurations. In addition, it is possible to replace part of the configuration of one embodiment with the configuration of another embodiment, and it is also possible to add the configuration of another embodiment to the configuration of one embodiment. Moreover, it is possible to add, delete, or replace a part of the configuration of each embodiment with another configuration.
1 ベース
10 排水ホース掛け
100 洗濯機
11 吹込みノズル
12 循環空気
13 温度センサ
19 筐体
2 外枠
20 外槽
20a 底面
20 b 側壁
21 サスペンション
22 前面カバー
23 背面カバー
29 洗濯槽
29a 底面
29b 側壁
3 ドア
30 洗濯物
31 流体バランサ
32 通風口
33 リフタ
34 金属製フランジ
35 シャフト
36 モータ(回転機構)
37 排水口
38 パッキン
39 排水口
4 ベローズ
40 送風路
47 冷却水供給管
48 冷却水
5 水冷除湿ダクト
50 制御装置
51 洗濯乾燥部
52 揮発促進部
55 操作パネル(操作部)
6 乾燥装置
61 送風機
62 加熱器
7 ベローズ
70 振動センサ
71 取っ手
8 排水弁
9 排水ホース
R1,R2,R3 回転速度
Ra 第1回転速度
Rb 第2回転速度
S1 揮発促進工程
S11 静置工程
S12 回転工程
S12a 第1回転工程
S12b 第2回転工程
S2 洗濯乾燥工程(洗濯工程)
S21 センシング工程(洗濯工程)
S22 洗い工程(洗濯工程)
S23 すすぎ工程(洗濯工程)
S24 脱水工程(洗濯工程)
S25 乾燥工程
T1,T2,T3 温度
t1,t2,t3,t4,t5,t6 時刻
1
37
6 Drying
S21 Sensing process (washing process)
S22 Washing process (washing process)
S23 Rinsing process (washing process)
S24 Dehydration step (washing step)
S25 drying process T1, T2, T3 temperature t1, t2, t3, t4, t5, t6 time
Claims (12)
前記洗濯槽を回転させる回転機構と、
洗濯機の運転開始後、少なくとも前記洗濯槽の回転前かつ前記洗濯槽への注水前に、前記洗濯物に付着させた液体の汚れ除去剤中の溶剤揮発を促進させて前記汚れ除去剤中の水分量を減らす揮発促進工程を行う揮発促進部を備える制御装置と、を備え、
前記揮発促進工程は、
前記洗濯槽の回転前に30秒以上3分以下静置する静置工程を含み、
前記洗濯物の質量を測定するセンシング工程前に行われる
ことを特徴とする洗濯機。 a washing tub in which laundry is stored;
a rotating mechanism for rotating the washing tub;
After starting the operation of the washing machine, at least before the rotation of the washing tub and before pouring water into the washing tub , volatilization of the solvent in the stain remover of the liquid adhered to the laundry is accelerated to remove the stain remover. a control device comprising a volatilization promotion unit that performs a volatilization promotion step for reducing the moisture content ,
The volatilization promotion step includes
Including a standing step of standing still for 30 seconds or more and 3 minutes or less before rotating the washing tub,
performed before the sensing step of measuring the mass of the laundry
A washing machine characterized by:
前記揮発促進部は、前記送風機による送風、又は、前記加熱器による加熱、の少なくとも一方を行いながら前記揮発促進工程を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。 At least one of a blower that blows air into the washing tub or a heater that heats the laundry,
The washing machine according to claim 1, wherein the volatilization promoting section performs the volatilization promoting step while performing at least one of air blowing by the air blower and heating by the heater.
前記揮発促進部は、前記内部温度に基づき、前記送風機による送風量を制御する
ことを特徴とする請求項2に記載の洗濯機。 A temperature sensor that measures the internal temperature of the washing tub,
3. The washing machine according to claim 2, wherein the volatilization promotion unit controls the amount of air blown by the blower based on the internal temperature.
ことを特徴とする請求項3に記載の洗濯機。 The washing machine according to claim 3, wherein the amount of air blown by the blower is controlled so as to decrease as the internal temperature increases.
前記揮発促進部は、前記送風機の駆動による送風を行いながら前記静置工程を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。 Equipped with at least a blower that blows air into the washing tub,
The washing machine according to claim 1 , wherein the volatilization promotion unit performs the stationary step while blowing air by driving the air blower.
前記揮発促進部は、更に前記加熱器による加熱を行いながら前記静置工程を行う
ことを特徴とする請求項5に記載の洗濯機。 Further comprising a heater for heating the laundry,
6. The washing machine according to claim 5 , wherein the volatilization promoting unit performs the stationary step while performing heating by the heater.
ことを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。 The washing machine according to claim 1 , wherein the volatilization promoting step is performed after the standing step, and further includes a rotating step of rotating the washing tub at a slower rotation speed than the washing step.
前記洗濯槽の内部で前記洗濯物を転がすように動かす第1回転速度で回転させる第1回転工程、及び、
前記第1回転工程後に前記第1回転速度よりも高速の第2回転速度で回転され、前記洗濯槽の内部で前記洗濯物を跳ねさせるように動かす第2回転工程、
を含む
ことを特徴とする請求項7に記載の洗濯機。 The rotating step includes
a first rotation step of rotating at a first rotation speed to roll the laundry inside the washing tub; and
After the first rotation step, the laundry is rotated at a second rotation speed higher than the first rotation speed, and the second rotation step causes the laundry to bounce inside the washing tub;
8. The washing machine according to claim 7 , comprising:
前記揮発促進部は、前記送風機の駆動による送風を行いながら前記回転工程を行う
ことを特徴とする請求項8に記載の洗濯機。 Equipped with at least a blower that blows air into the washing tub,
The washing machine according to claim 8 , wherein the volatilization promoting unit performs the rotating step while blowing air by driving the blower.
前記揮発促進部は、更に前記加熱器による加熱を行いながら前記回転工程を行う
ことを特徴とする請求項9に記載の洗濯機。 Further comprising a heater for heating the laundry,
10. The washing machine according to claim 9 , wherein the volatilization promoting unit performs the rotating step while performing heating by the heater.
ことを特徴とする請求項1~4の何れか1項に記載の洗濯機。 The washing machine according to any one of claims 1 to 4 , wherein the sensing step is performed by rotating the washing tub.
ことを特徴とする請求項1~4の何れか1項に記載の洗濯機。 The washing machine according to any one of claims 1 to 4, further comprising an operation unit that receives execution of the volatilization promotion step.
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