JP7316955B2 - 合成樹脂製二重壁角形電線管、二重壁角形電線管の管路 - Google Patents
合成樹脂製二重壁角形電線管、二重壁角形電線管の管路 Download PDFInfo
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Description
以下、図面を参照しながら、本発明の第1の実施形態にかかる二重壁角形電線管1ついて説明する。図1(a)は、二重壁角形電線管1を示す側面図であり、図1(b)は、二重壁角形電線管1の管軸方向の断面図である。また、図2(a)は、二重壁角形電線管1の径方向断面図であって、図1(a)のA-A線断面図である。また、図2(b)は、二重壁角形電線管1の径方向断面図であって、図1(a)のB-B線断面図である。
また、金型成形後の外管7の大径部3は、90°に折り曲げられているため、形状効果により剛性が高いことから、大径部3における最小肉厚を必ずしも内管9の肉厚より厚く形成しなくてもよい。また、内管9に外管7より低強度の合成樹脂を用いることもでき、例えば、外管7に高密度ポリエチレン、内管に中密度や低密度ポリエチレンを用いれば、外管7の大径部3の最小肉厚を内管9より厚くしなくてもよく、この場合には、内管9の管軸方向に縮径部39、拡径部37などの周期的な波形状も形成しやすく可撓性も向上する効果も得られる。
次に、第2の実施形態について説明する。図10(a)は、二重壁角形電線管1aを示す側面図である。なお、以下の説明において、第1の実施形態と同様の機能を奏する構成については、図1~図9と同様の符号を付し、重複する説明を省略する。二重壁角形電線管1aは、二重壁角形電線管1と略同様の構成であるが、小径部5の外周面に突部43が形成される点で異なる。
3………大径部
5………小径部
7………外管
9………内管
11………雄型嵌合部
13………雌型嵌合部
15………リング部材
17………止水部材
19………空間
21………リング部材配置部
23………止水部材配置部
25………斜面部
27………拡開部
29………止水部材接触部
31………スライドガイド
33………係止爪
35………接続部
37………拡径部
39………縮径部
41………溝
43………突部
45、45a、45b………管継手
47………筒状部材
49………係止片
50、50a………接続構造
51………対向部
52、52a………管路
53………継手本体
55………Π型固定部材
57………天面部
59………両足部
61………係合部
63………開口部
65………筒状部
67………切欠き部
69………係合段部
71………止水部材
80………二重壁角形電線管製造装置
81a、81b………押出機
82a、82b………無限軌道
83………押出ヘッド
85………金型
87a、87b、87c………流路
89a、89b………素管
Claims (13)
- 外管と内管とを有する合成樹脂製二重壁角形電線管であって、
前記外管の管軸方向に垂直な断面形状が、コーナ部にアール形状を有する略矩形断面形状である大径部と、円形断面形状である小径部が、前記外管の管軸方向に交互に繰返し複数個形成され、さらに前記外管の内部には、円筒状の前記内管が配置され、前記外管の前記小径部の内周面と前記内管の外周面が前記外管の前記小径部に対応する位置において相互に融着され、
前記外管の拡径前の素管に相当する前記小径部の円周方向の肉厚分布として、矩形断面の各コーナ部近傍に対応する±45°方向近傍部分の肉厚が、矩形断面部の各辺の中央部分近傍に対応する0°、90°方向近傍部分の肉厚に比して厚肉に形成され、
逆に前記内管の円周方向の肉厚分布として、前記外管の矩形断面の各コーナ部近傍に対応する±45°方向近傍部分の肉厚が、矩形断面部の各辺の中央部分近傍に対応する0°、90°方向近傍部分の肉厚に比して薄肉に形成され、前記外管と前記内管が融着された後の前記小径部の合計肉厚が周方向で略均一になるように形成されることを特徴とする合成樹脂製二重壁角形電線管。 - 前記外管の前記小径部の外周部の外径が略一定に形成され、前記外管の前記大径部の矩形断面の各コーナ部近傍に対応する、±45°方向近傍の前記外管の前記小径部の内周部が内周側に向かって徐々に縮径して突出することで厚肉に形成され、これと対応する部分である、前記内管の±45°方向近傍の外周部の外径が徐々に縮径して薄肉に形成されることを特徴とする請求項1に記載の合成樹脂製二重壁角形電線管。
- 前記外管の前記小径部の内周部の内径が略一定に形成され、前記外管の前記大径部の矩形断面の各コーナ部近傍に対応する、±45°方向近傍の前記外管の前記小径部の外周部が外周側に向かって徐々に拡径して突出することで厚肉に形成され、これと対応する部分である、前記内管の±45°方向近傍の内周部の内径が徐々に拡径して、薄肉に形成されることを特徴とする請求項1に記載の合成樹脂製二重壁角形電線管。
- 前記外管の前記小径部において、厚肉部である±45°方向近傍の肉厚の、前記小径部の薄肉部である0°、90°方向近傍の肉厚に対する比率は、1.20~1.50であり、前記内管の厚肉部である0°、90°方向近傍の肉厚の、前記内管の薄肉部である±45°方向近傍の肉厚に対する比率は、1.20~1.50の範囲であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の合成樹脂製二重壁角形電線管。
- 前記外管の前記小径部に対応する位置に配置された前記内管には、管軸方向の中央が僅かに中心に向けて突出することで前記内管の内径が縮径した縮径部が形成され、前記外管の前記大径部に対応する位置に配置された前記内管には、管軸方向の中央部に向かって僅かに拡径する拡径部が形成されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の合成樹脂製二重壁角形電線管。
- 前記外管の一方の端部には、雄型嵌合部が形成され、他方の端部には、雌型嵌合部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の合成樹脂製二重壁角形電線管。
- 前記雄型嵌合部は、前記雄型嵌合部の先端部の内面が内管と一体化されているか、あるいは内管が先端部近傍で前記雄型嵌合部により被覆されていることを特徴とする請求項6に記載の合成樹脂製二重壁角形電線管。
- 前記雄型嵌合部の外周には先端側から順に、リング部材配置部、止水部材配置部が形成され、前記リング部材配置部には、リング部材が配置され、前記止水部材配置部には止水部材が配置され、前記止水部材がゴムパッキンまたは水膨張性不織布のいずれかであることを特徴とする請求項7に記載の合成樹脂製二重壁角形電線管。
- 前記リング部材は、先端に向かって拡径する係止爪と、管軸方向に平行に突出するスライドガイドとが、周方向に交互に形成されるC字型リング部材であるか、あるいは前記C字型リング部材の両端に接続部を有し、前記接続部を接続することで、環状に形成された環状リング部材のいずれかであることを特徴とする請求項8に記載の合成樹脂製二重壁角形電線管。
- 前記雌型嵌合部の内面は、前記雄型嵌合部が挿入固定可能な形状に形成され、さらに前記雌型嵌合部の内面の少なく一部において、前記雄型嵌合部との嵌合を阻害しないように前記内管が切除されていることを特徴とする請求項6から請求項9のいずれかに記載の合成樹脂製二重壁角形電線管。
- 前記雌型嵌合部は、先端開口部から順に、止水部材接触部と、内径が縮径する斜面部と、前記斜面部の縮径部から急激に拡開する拡開部とを有しており、前記雄型嵌合部を嵌合させたときには、前記雄型嵌合部に配置された前記リング部材が前記拡開部に係止され、前記止水部材が前記止水部材接触部に接触していることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の合成樹脂製二重壁角形電線管。
- 請求項6から請求項11のいずれかに記載の合成樹脂製二重壁角形電線管を用いた二重壁角形電線管の管路であって、
前記雄型嵌合部と前記雌型嵌合部とが嵌合した、二重壁角形電線管の接続構造を有することを特徴する二重壁角形電線管の管路。 - 請求項1から請求項5のいずれかに記載の合成樹脂製二重壁角形電線管を用いた二重壁角形電線管の管路であって、
合成樹脂製二重壁角形電線管の少なくとも一方の端部に前記大径部が形成されるか、あるいは前記小径部を切断することで両端部に前記大径部が形成され、合成樹脂製二重壁角形電線管の一端の前記大径部同士が対向し、管継手で接続された、合成樹脂製二重壁角形電線管の接続構造を有することを特徴する二重壁角形電線管の管路。
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JP2020014495A JP7316955B2 (ja) | 2020-01-31 | 2020-01-31 | 合成樹脂製二重壁角形電線管、二重壁角形電線管の管路 |
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JP3099185B2 (ja) * | 1997-05-26 | 2000-10-16 | 東拓工業株式会社 | 合成樹脂管体 |
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2020
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