JP7316104B2 - ウエハ搬送装置 - Google Patents
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Description
図1は、本実施の形態のウエハ搬送装置の構成例を示す透視平面図である。図2は、図1のA-A線に沿った断面図である。図3は図1のB-B線に沿った拡大断面図である。図4は、図1に示すロボットの拡大平面図である。図1では、図2および図3に示すファン40およびフィルタ50を取り除いた状態で、クリーン室30の内部構造を示している。図1では、ロボット20の移動方向、および回転動作の方向を太い矢印を用いて模式的に示している。図2および図3では、クリーン室30内における気流の向きを、二点鎖線の矢印を用いて模式的に示している。図4では、ロボット20が備えるハンド部22の動作を矢印および二点鎖線を用いて示している。
図1~3に示す本実施の形態のウエハ搬送装置10は、ロボット20を介して以下のようにウエハ1を搬送する。まず、ウエハ搬送装置10に格納用に2が接続される。図1ではウエハ搬送装置10に3個の格納容器2が接続された状態を示しているが、格納容器2の接続数は3個には限定されず、種々の変形例がある。格納容器2のそれぞれには複数のウエハ1が収容されている。格納容器2のそれぞれの内部は、清浄な状態に維持され、格納容器2の内部でウエハ1が汚染されることを防止できる。格納容器2は、必要に応じて開閉動作をさせることができる扉を備える。図3に示すように、格納容器2は、側壁部33に設けられた開口部34を介してクリーン室30の内部に連通する位置に接続される。
上記した本実施の形態のウエハ搬送装置10は、クリーン室30内の環境を高度なクリーン環境に保つことで、ウエハ1が格納容器2から取り出され、処理室3に受け渡されるまでの期間(第1ウエハ搬送期間)、および処理室から取り出され、格納容器2に受け渡されるまでの期間(第2ウエハ搬送期間)に、ウエハ1に異物が付着することを抑制できる。また、第1および第2ウエハ搬送期間中に実施する作業を少なくすることにより、高度なクリーン環境が要求される空間の体積を小さくすることができる。クリーン環境が必要な空間の体積を低減すれば、クリーン化に必要な設備(ファンやフィルタ)を簡易化することができる。
上記したように、天井部31からのダウンフローをウエハ1の上面1tに連続的に当てることにより、ウエハ1の上面1tへの異物の付着は防止することができる。ところが、クリーン室30内でウエハ1を搬送する際、ウエハ1によりダウンフローが遮られる。この結果、ウエハ1の下面1bの直下に気体が滞留する領域が形成される懸念があることが判った。
以下、図1~図5を用いて説明したウエハ搬送装置10の複数種類の変形例について説明する。図6は、図4に示す搬送機構部の変形例を示す平面図である。図7は図3に対する変形例であって、図6に示す搬送機構部を有するウエハ搬送装置の断面図である。図6に示すロボット20Aは、ファン70の取り付け方法が、図4に示すロボット20と相違する。
図8は、図4に示す搬送機構部の他の変形例を示す平面図である。図9は図3に対する他の変形例であって、図8に示す搬送機構部を有するウエハ搬送装置の断面図である。図8に示すロボット20Bは、ファン70の取り付け方法が、図4に示すロボット20および図6に示すロボット20Aと相違する。
図10は、図1に示す制御部による複数のファンの駆動状態の制御の変形例を示すフロー図である。図10に示す制御方法は、図1に示す複数のファン70の回転速度を制御する際の監視方法が図5に示す方法と相違する。
また、図示は省略するが、制御方法の他の変形例として、制御部71により、図3、図7、あるいは図9に示すファン40の駆動状態を制御してもよい。図5および図10に示す制御方法の場合、制御部71は、ファン70の駆動状態のみを制御している。本変形例の場合、制御部71は、ファン70の駆動状態に加え、ファン40の駆動状態を制御する。図2、図3、図7、および図9のそれぞれでは、フィルタ50上に1個のファンが搭載された例を示しているが、複数のファン40をフィルタ50上に配置してもよい。この場合、複数のファン40の回転数をそれぞれ個別に制御することにより、クリーン室30内における気流を細かく制御することができる。
1t 上面(第1主面)
1b 下面(第2主面)
2 格納容器
3 処理室
4 処理装置
10,10A,10B ウエハ搬送装置
20,20A,20B ロボット(搬送機構部,搬送ロボット)
20D1,22D1 方向
20D2 回転方向
21 走行軸
22 ハンド部
23,26 アーム部
23j 関節部
23m 板状部材
24 回転台
25 支持部(ステージ)
30 クリーン室(クリーンルーム)
31 天井部
31H,32H,34,35 開口部
32 底部
40,70,70A,70B,70C ファン
50 フィルタ
60 アライメントユニット(位置合わせ機構部)
71 制御部
72,72A,72B,72C,73 センサ
DR1,DR2 駆動信号
SG1,SG2 検出信号
SG3 位置情報信号
Claims (5)
- 第1主面および前記第1主面の反対側の第2主面を有するウエハを搬送する搬送機構部と、
天井部、および前記天井部と対向する底部を備えるクリーン室と、
前記天井部に取り付けられ、前記クリーン室の前記天井部側から前記底部側に向かう気流を形成する第1送風機構部と、
を有し、
前記搬送機構部は、
前記ウエハの前記第1主面が前記天井部と対向した状態で前記ウエハを保持するハンド部と、
前記ハンド部を支持し、前記ハンド部を動作させる第1アーム部と、
前記第1アーム部を支持する支持部と、
前記ハンド部が前記ウエハを保持した状態の時、前記ウエハの前記第2主面側から前記クリーン室の前記底部に向かう気流を形成する第2送風機構部と、
前記ハンド部による前記ウエハの保持の有無に応じて、前記第2送風機構部の駆動状態を制御する制御部と、
を備え、
前記第1アーム部は、前記支持部上に水平方向に回転可能な状態で支持され、
前記第2送風機構部は、前記支持部に取り付けられた複数のファンを有し、
前記制御部は、前記複数のファンのうち、前記ウエハと重なっているファンの回転速度が、前記ウエハと重なっていないファンの回転速度より速くなるように駆動信号を伝送する、ウエハ搬送装置。 - 請求項1に記載のウエハ搬送装置において、
前記複数のファンのそれぞれは、前記クリーン室の前記底部より、前記ハンド部に近い位置に取り付けられる、ウエハ搬送装置。 - 第1主面および前記第1主面の反対側の第2主面を有するウエハを搬送する搬送機構部と、
天井部、および前記天井部と対向する底部を備えるクリーン室と、
前記天井部に取り付けられ、前記クリーン室の前記天井部側から前記底部側に向かう気流を形成する第1送風機構部と、
を有し、
前記搬送機構部は、
前記ウエハの前記第1主面が前記天井部と対向した状態で前記ウエハを保持するハンド部と、
前記ハンド部を支持し、前記ハンド部を動作させる第1アーム部と、
前記第1アーム部を支持する支持部と、
前記ハンド部が前記ウエハを保持した状態の時、前記ウエハの前記第2主面側から前記クリーン室の前記底部に向かう気流を形成する第2送風機構部と、
前記ハンド部による前記ウエハの保持の有無に応じて、前記第2送風機構部の駆動状態を制御する制御部と、
を備え、
前記第1アーム部は、前記支持部上に水平方向に回転可能な状態で支持され、
前記第2送風機構部は、前記支持部に取り付けられ、前記第1アーム部の回転動作に追従して回転可能な状態で支持されるファンを有し、
前記制御部は、前記ファンが前記ウエハと重なった時に回転速度が速くなり、前記ウエハと重ならなくなった時に、回転速度が遅くなるように駆動信号を伝送する、ウエハ搬送装置。 - 請求項3に記載のウエハ搬送装置において、
前記ファンは、前記クリーン室の前記底部より、前記ハンド部に近い位置に取り付けられる、ウエハ搬送装置。 - 第1主面および前記第1主面の反対側の第2主面を有するウエハを搬送する搬送機構部と、
天井部、および前記天井部と対向する底部を備えるクリーン室と、
前記天井部に取り付けられ、前記クリーン室の前記天井部側から前記底部側に向かう気流を形成する第1送風機構部と、
を有し、
前記搬送機構部は、
前記ウエハの前記第1主面が前記天井部と対向した状態で前記ウエハを保持するハンド部と、
前記ハンド部を支持し、前記ハンド部を動作させる第1アーム部と、
前記第1アーム部を支持する支持部と、
前記ハンド部が前記ウエハを保持した状態の時、前記ウエハの前記第2主面側から前記クリーン室の前記底部に向かう気流を形成する第2送風機構部と、
前記ハンド部による前記ウエハの保持の有無に応じて、前記第2送風機構部の駆動状態を制御する制御部と、
を備え、
前記第1アーム部は、前記支持部上に水平方向に回転可能な状態で支持され、
前記第2送風機構部は、
前記支持部上、かつ、前記第1アーム部と前記支持部との間において水平方向に回転可能な状態で支持される第2アームと、
前記第2アームに支持される前記第2送風機構部としてのファンと、
を備え、
前記制御部は、前記ファンが前記ウエハと重なった時に回転速度が速くなり、前記ウエハと重ならなくなった時に、回転速度が遅くなるように駆動信号を伝送する、ウエハ搬送装置。
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JP2019110949A JP7316104B2 (ja) | 2019-06-14 | 2019-06-14 | ウエハ搬送装置 |
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JP2020205299A JP2020205299A (ja) | 2020-12-24 |
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2019
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